JPH04326937A - 焼籾殻の造粒方法 - Google Patents

焼籾殻の造粒方法

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JPH04326937A
JPH04326937A JP3122980A JP12298091A JPH04326937A JP H04326937 A JPH04326937 A JP H04326937A JP 3122980 A JP3122980 A JP 3122980A JP 12298091 A JP12298091 A JP 12298091A JP H04326937 A JPH04326937 A JP H04326937A
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powder
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wall surface
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JP3122980A
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Fumihiro Azeta
畦田 文博
Kazuo Tanaka
一男 田中
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KUNNETSUPU SEKKAI KOGYO KK
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KUNNETSUPU SEKKAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄、製鋼工程の転炉
、取り鍋、タンディシュ等における溶融金属表面の保温
材として使用される焼籾殻の造粒方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】製鋼工程における転炉、取り鍋、タンデ
ィシュ等では、溶融金属表面の温度低下防止に、焼籾殻
が使用される。この焼籾殻は包装して保存されるが、焼
籾殻は比重が0.3以下と軽いために、使用のための開
封時及び包装破損時に粉塵が舞い上がり、作業環境の悪
化や投入を自動化するに当たって弊害となっていた。こ
の問題を解決するために様々な方法で、焼籾殻の造粒が
試みられてきたが、焼籾殻は非常に比重が軽いために、
一般的な回転造粒機では造粒ができず、押出し孔をもつ
厚い円盤の該押出し孔から圧力下で押出して造粒する押
出し造粒機によって押出し造粒が行われてきた。その一
例を挙げると、3〜10mmの直径の孔を開けた厚さ6
0mm程度の円盤を通して、約150kg/cm2 以
上の圧力で該円盤上を圧接回転するローラにより強制的
に押出しているもので、この方法で得られる造粒形状は
円柱状を呈し、いわゆるペレット状である。ペレットの
両端は直角に裁断された形状のものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記押
出し造粒機で造粒されたペレット状の焼籾殻造粒体は上
述のごとく、両端が直角になっているために、保存期間
における取扱い時に角が衝撃を受けると欠けて粉化して
しまう。
【0004】粉化した粉体は比重が軽いために、包装開
封後の取扱い時そして使用時に飛散してしまい、溶融金
属表面への投入を自動化することができず、作業者は粉
塵の舞い上がり悪環境の職場を余儀なくされていた。そ
のため最近では篩で粉分を除去しているが、それでも十
分ではなく保存用のポリ袋が溶融金属の熱により包装し
た袋が溶けたときに微風でも粉塵が舞い上がると共に、
コストが高くなるうえ篩下粉分の処理に苦慮している。
【0005】本発明はかかる問題を解決し、自動投入が
可能で、粉塵が発生せず、取扱いやすい保温材としての
焼籾殻の造粒方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、焼籾殻もしくはその粉末に造粒剤を投入して混練
し、これを細粒造粒機の所定厚のフラットダイス盤に形
成されたダイス孔から押し出して柔らかなコアを作り、
しかる後コアを回転造粒機の水平回転する円盤上に供給
して遠心力を付与することにより該円盤上で該円盤の周
方向及び半径外方に加速運動させ、該円盤の周囲に設け
られた非回転円筒体の内壁面と接触させて該内壁面で転
動せしめて球状化することにより達成される。
【0007】
【作用】一般的な回転造粒は、粉体に造粒剤を加え混合
した後、粉体に回転運動を与えることにより核を中心に
混合粉体の内部密度が高くなる。その結果造粒剤が粒の
表面に滲み出て、これによって粉体が付着してさらに粒
が発達することを利用したものである。しかし、この方
法は、焼籾殻のごとく粉体の比重が軽ければ困難であり
、いくら回転を与えても粒内部の密度は高くならない。
【0008】本発明は非常に粒度が小さく、比重が0.
3である軽い焼籾殻粉を造粒剤と混合した後、細粒造粒
機のフラットダイス盤に形成されたダイス孔から圧力を
加えて押し出すことによりソフトに圧縮成形してコア状
とする。この場合、上記圧力は粉体がダイス孔から押し
出されれば十分であり、特にそれ以上の限定はない。
【0009】次に、上記コアは回転造粒機の回転円盤上
に供給されると、該円盤は水平面で回転しているのでコ
アは遠心力を受けて円盤上で弧状を描いて該円盤の周方
向及び半径外方に加速運動する。コアは円盤の外周位置
にて、非回転円筒体の内壁面と接触するようになり、該
内壁面に沿って周方向に移動しながら上昇した後に下降
する放物運動を繰り返す。その際、円盤上で弧状を描い
て線運動するコアの運動エネルギーの一部は、上記非回
転円筒体の内壁面での接触によりコア中心の回転(自転
)を与えることとなる。その場合、コアの回転半径は上
記弧状運動の曲率半径に較べてきわめて小さいため高速
で自転するようになる。
【0010】コアが高速回転すると、造粒剤が内部から
外部へ向かって滲み出し、この滲み出した造粒剤によっ
て周囲の粉体がコアに付着し粒が発達し球状に造粒され
る。かくして、コアは球状化した後に乾燥を受け粒状保
温材としての製品となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すこととする。
【0012】〈実施例1〉表1に示される粒度分布及び
嵩比重の焼籾殻の粉末3.0kgと、造粒剤としての製
糖廃水濃縮液40wt%をニーダーで混練した後、厚さ
3mm、網目状3mm孔の円盤をもつ細粒造粒機に投入
する。 押し出された柔らかなコアを、周速565.2m/分の
回転造粒機の円盤上へ供給し、非回転の円筒体で造粒す
る。造粒されたものを乾燥機で乾燥し試作品1とした。
【0013】
【表1】                         焼
籾殻粉末の粒度分布              篩の
網目寸法(mm)          重量割合(kg
)              1.0以上     
                 3.4     
         0.59  〜1.00     
       3.4              0
.297〜0.59            5.6 
             0.149〜0.297 
       15.6              
0.074〜0.149        25.6  
            0.074以下      
          46.4           
   嵩  比  重               
 0.283〜0.350〈実施例2〉表1の粒度分布
及び嵩比重の焼籾殻の粉末3.0kgと、造粒剤とての
製紙廃水濃縮液40wt%をニーダーで混練した後、厚
さ3mm、網目状3mm孔の円盤をもつ細粒造粒機に投
入する。押し出された柔らかなコアを、周速565.2
m/分の回転造粒機の円盤上へ供給し、非回転の円筒体
にて造粒する。造粒されたものを乾燥機で乾燥し、試作
品2とした。
【0014】かくして、得られた試作品1,2の粒度分
布、嵩比重、硬度を表2に示す。かかる試作品1,2を
上記のそれぞれの工程を繰り返して生産した後、粒度1
.0mm以下のものを除外してそれぞれ20kgを袋詰
めした。しかる後、試作品1,2のそれぞれの袋体をス
タッカーで約2mの高さから3度落下させ、粒径1.0
m以下の粉をその都度累積して計量し、その重量より粉
化率を求め、その結果を表3に示す。この結果、粉化率
がきわめて低いことが判かる。
【0015】
【表2】                          
     試作品粒度分布        篩の網目寸
法              試作品1      
    試作品2        4.00mm以上 
           30.0%        1
3.3%        4.00〜3.36mm  
    23.7          19.5   
     3.36〜2.83        24.
1          22.1        2.
83〜2.38        10.0      
    15.4        2.38〜2.00
          6.1          18
.3        2.00〜1.68      
    1.0            5.6   
     1.68〜1.41          0
.1            2.6        
1.41〜1.00          0.0   
         0.1        1.00以
下                5.0     
       3.1        嵩  比  重
                  0.589  
      0.531        硬  度  
                    4.0kg
/cm2    1.2kg/cm2
【0016】
【表3】
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、焼籾殻
は、比重が軽いにも拘らず容易に造粒することができ、
また、造粒後は衝撃を受けても粉化率が低いため包装の
必要もなく、作業悪環境の改善に付与すると共に、投入
の自動かを可能とするものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  焼籾殻もしくはその粉末に造粒剤を投
    入して混練し、これを細粒造粒機の所定厚のフラットダ
    イス盤に形成されたダイス孔から押し出して柔らかなコ
    アを作り、しかる後コアを回転造粒機の水平回転する円
    盤上に供給して遠心力を付与することにより該円盤上で
    該円盤の周方向及び半径外方に加速運動させ、該円盤の
    周囲に設けられた非回転円筒体の内壁面と接触させて該
    内壁面で転動せしめて球状化することとした焼籾殻の造
    粒方法。
JP3122980A 1991-04-26 1991-04-26 焼籾殻の造粒方法 Expired - Lifetime JPH0673622B2 (ja)

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JP3122980A JPH0673622B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 焼籾殻の造粒方法

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JPH04326937A true JPH04326937A (ja) 1992-11-16
JPH0673622B2 JPH0673622B2 (ja) 1994-09-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001087793A1 (en) * 2000-05-17 2001-11-22 Mario Frandino Process for making stabilized agglomerates from ash of rice husk or rice straw

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001087793A1 (en) * 2000-05-17 2001-11-22 Mario Frandino Process for making stabilized agglomerates from ash of rice husk or rice straw

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JPH0673622B2 (ja) 1994-09-21

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