JPH0432631Y2 - - Google Patents

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JPH0432631Y2
JPH0432631Y2 JP10105086U JP10105086U JPH0432631Y2 JP H0432631 Y2 JPH0432631 Y2 JP H0432631Y2 JP 10105086 U JP10105086 U JP 10105086U JP 10105086 U JP10105086 U JP 10105086U JP H0432631 Y2 JPH0432631 Y2 JP H0432631Y2
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は限時時間が広範囲に亘つて設定できる
ようにしたタイマの時間設定装置に関するもので
ある。
[背景技術] 従来よりハウジング10に対して回動自在なダ
イアル52により限時時間を調節し、またハウジ
ング10の外部からの操作でダイアル52による
調節範囲を選択的に設定できるようにしたタイマ
が提供されている。このタイマは、第7図に示す
ように、ハウジング10に装着した基板21にタ
イマ回路が実装され、設定時間の単位を分、秒に
切り換える単位設定スイツチSW1、ダイアル52
による調節範囲を選択的に設定するレンジ設定ス
イツチSW2等が設けられている。単位設定スイツ
チSW1には“min”、“sec”の単位が上下2段に
表記された単位文字板63′が連動して上下にス
ライドし、またレンジ設定スイツチSW2には限時
時間の調節範囲に対応する数値が表記されたレン
ジ文字板62′が連動して上下にスライドする。
レンジ文字板62′は複数箇所の数値表記部にお
いてそれぞれ上下2段に数値が表記されている。
これらの文字板62′,63′の前面には目盛61
cを有した目盛板61′が配設されており、目盛
板61′には適所に窓孔61b,61cが形成さ
れている。窓孔61b,61cは各スイツチ
SW1,SW2を操作したときに、各文字板62′,
63′の上下2段の表記のうちの一方のみが臨む
ように形成されている。
ここで、ダイアル52は有底円筒状に形成され
ており、目盛板61′や文字板62′,63′はハ
ウジング10側に設けられているから、ダイアル
52に設けた指針と目盛板61′や文字板62′,
63′との間の距離が大きくなり、目盛が読み取
りにくいという問題がある。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、目盛を見易くし、
ダイアルの位置合わせを容易にしたタイマの時間
設置装置を提供することにある。
[考案の開示] (実施例) 以下の説明においては便宜上、第1図に基づい
て前後、上下等の用語を用いるが、これらの用語
は取付方向を限定するものではない。
第1図に示すように、前後に貫通した角筒状の
ケース1内にタイマ本体2が収納される。タイマ
本体2の後端部にはケース1の後面を閉塞するベ
ース11が設けられ、またタイマ本体2の前端部
にはケース1の前面を閉塞するカバー12が設け
られる。すなわち、ケース1とベース11とカバ
ー12とによりハウジング10が形成される。ベ
ース11はオクタルベースであつて後面に複数の
接続ピン13が突設され、周面に突設された係合
突起14をケース1の後端部周面に形成された係
合孔15に係合させることにより、ケース1の後
端部内側に固定される。ベース11には前面側に
印刷配線基板21aが密着して配置される。ベー
ス11の四隅には断面L形の支柱16が前方に突
設されており、各一対の支柱16間にそれぞれ印
刷配線基板21b,21cが保持される。印刷配
線基板21b,21cの前端部側縁には係合爪2
2が突設され、カバー12の四隅から後方に延設
された支持片17の保持孔18に係合爪22が係
合することにより、各印刷配線基板21b,21
cの前端部がそれぞれ一対の支持片17間に保持
される。すなわち、ベース11とカバー12とが
印刷配線基板21b,21cを介して連結される
のである。カバー12の後面には印刷配線基板2
1dが配設される。印刷配線基板21dは、第2
図に示すように、左右両側縁に切欠部25が形成
されており、カバー12の後方に延設された左右
一対の保持片23の後端部が印刷配線基板21d
の切欠部25に嵌合するとともに、保持片23の
後端部に形成された保持爪24が切欠部25の周
縁に係合することにより、カバー12の後面から
離間した状態で印刷配線基板21dがカバー12
に保持されるのである。隣接して配置された各印
刷配線基板21a名21d同士はそれぞれ電気的
に接続されており、これらの印刷配線基板21a
〜21dにタイマ回路が実装される。ケース1の
前端部内周面にはカバー12の後面を係止する段
部26が形成される。以上のような構成を有して
いるから、ベース11とカバー12とを印刷配線
基板21b,21cで一体に連結した状態でケー
ス1内に収納し、ベース11の係合突起14をケ
ース1の係合孔15に係合させれば、ケース1に
対してベース11とカバー12とを定位置に固定
することができるのである。
タイマ回路は、たとえば第6図に示すように、
可変抵抗器VRにより出力周波数が調節できる発
振回路31と、分周率が可変であつて発振回路3
1の出力を分周する分周回路32と、分周回路3
2の出力に基づいてオン出力やオフ出力等の各種
出力を選択的に出力する出力回路33とを備えて
いる。この構成では、発振回路31の可変抵抗器
VRを調節することにより、限時時間が調節でき
るようになつている。分周回路32は、時、分、
秒のいずれかの単位を選択する単位設定スイツチ
SW1と、限時時間の調節範囲を選択するレンジ設
定スイツチSW2とを備え、また出力回路33は限
時時間の満了後にオン出力とするかオフ出力とす
るか等を選択するモード設定スイツチSW3を備え
ている。なお、この回路構成は一例であつて、こ
れに限定されるものではなく、上記各機能を有す
るスイツチSW1〜SW3と、限時時間を連続的に調
節する可変抵抗器VRのような手段を備えたタイ
マ回路であればどのような構成としてもよい。
第2図に示すように、カバー12の後面に配設
された印刷配線基板21dの前面側には、上記発
振回路31の発振周波数を可変する可変抵抗器
VR、後述する接点板381〜383とともに3個
のスイツチSW1〜SW3を構成するスイツチ基台3
1〜343、タイマの動作状態を指示する発光ダ
イオードよりなる一対の表示灯351,352等が
配設される。一方の表示灯351,は出力がオン
出力であるかオフ出力であるかを表示し、他方の
表示灯352は限時満了か否かを表示する。各ス
イツチ基台341〜343はそれぞれ複数の接触子
37を備えており、また各スイツチ基台341
343の近傍にはそれぞれ支持孔361〜363
穿設される。カバー12と印刷配線基板21dと
の間には、第2図および第3図に示すように、可
変抵抗器VRや各スイツチSW1〜SW3を操作する
ための複数の歯車が配設され、各スイツチSW1
SW3を操作する各スイツチ歯車41〜43の軸の
一端部が支持孔361〜363内に挿入される。
可変抵抗器VRの軸VRaにはカバー12の中央
部に貫挿された回動軸51の後端に突設された連
結突起51aが噛合し、回動軸51の回動に伴な
つて可変抵抗器VRの抵抗値が調節されるように
なつている。回動軸51の前端部はカバー12か
ら前方に突出しており、この突出部分には透明な
合成樹脂により後方に開口する円筒状に形成され
たダイアル52が回動軸51と共回転するように
装着される。すなわち、回動軸51の前端部には
断面六角形の結合部51bが形成されており、こ
の結合部51bがダイアル52の中央部に形成さ
れた結合孔52aに嵌合することにより、回動軸
51とダイアル52とが共回転するように結合さ
れる。ここにおいて、回動軸51の結合部51a
とダイアル52の結合孔52aとを多角形として
互いに回り止めがなされるように嵌合させている
が、互いに回り止めがなされる形状であれば、他
の形状、たとえばローレツト状として噛合させて
もよい。結合孔52aから露出する回動軸51の
前端面にはダイアル52の前方から取付ねじ53
が螺入され、ダイアル52の前方への抜け止めが
なされている。また、取付ねじ53の前面を覆う
形でダイアル52の中央部には盲板54が装着さ
れる。ダイアル52には指針52bが形成されて
おり、ダイアル52の回動位置を指示できるよう
になつている。カバー12の前面中央部にはダイ
アル52により覆われる取付台55が突設されて
おり、取付台55の前面には凹所56が形成され
ている。また、カバー12の前面で取付台55以
外の部分は化粧プレート57により覆われてい
る。取付台55の凹所56内には円形の目盛板6
1と、U形のレンジ文字板62と、円形の単位文
字板63とが配設される。目盛板61は凹所56
内で回り止めがなされており、レンジ文字板62
と単位文字板63とは目盛板61の後側に重ねら
れている。レンジ文字板62は、カバー12の後
方に配設された円環状のカムフオロア44に一体
に結合される。すなわち、カムフオロア44の周
部には前方に向かつて4本の脚柱44aが突設さ
れ、この脚柱44aが取付台56の前面に穿設さ
れた円形の透孔56aに挿通されるとともに、脚
柱44aの前端部にレンジ文字板62が連結され
るのである。カム歯車45の中心部には回動軸5
1が挿通されており、カム歯車45は回動軸51
に対して回動自在となつている。回動軸51の後
端部にはフランジ51cが形成されており、この
フランジ51cによりカム歯車45の抜け止めが
なされている。カム突起45aの中心軸はカム歯
車45の中心軸から偏心しており、カム歯車45
が回動軸51の回りに回動すると、カムフオロア
44の脚柱44aが透孔56aにより運動を規制
されているから、カムフオロア44が回動軸51
の回りに回転することになり、各脚柱44aは透
孔56aの周縁に沿う軌跡で円弧を描くように移
動する。ここで透孔56aの直径は、カム歯車4
5の中心とカム突起45aの中心との距離をl、
脚柱44aの直径をdとするとき、(2×l+d)
となるように設定されている。カムフオロア44
にはカム歯車45の前面に設けた円柱状のカム突
起45aが挿通される。レンジ文字板62は上述
のようにカムフオロア44に一体に結合されてい
るから、カムフオロア44の移動に伴なつて揺動
するのである。
カム歯車45は前後の中間部に部分歯車45b
を有し、後端部の全周に歯車部45cを有してい
る。カム歯車45の部分歯車45bは第1のスイ
ツチ歯車41の歯車部41aに噛合可能となつて
いる。第1のスイツチ歯車41は前後両端面から
それぞれ軸ピン41b,41cが突設されてお
り、両軸ピン41b,41cは同軸上に配置され
る。第1のスイツチ歯車41は、前端部の軸ピン
41bがカバー12の取付台55の前面に穿設さ
れた透孔56bに挿通され、後端部の軸ピン41
cが印刷配線基板21dに設けた支持孔361
挿通されることにより、カバー12と印刷配線基
板21dとの間に保持されている。第1のスイツ
チ歯車41は歯車部41aがカム歯車45の部分
歯車45bと噛合することにより3分の1回転す
るように歯数が設定されている。すなわち、カム
歯車45が1回転すると、第1のスイツチ歯車4
1が3分の1回転するのである。第1のスイツチ
歯車41の後面には適宜導電パターンを有する接
点板381が設けられ、接点板381と第1のスイ
ツチ基台341に設けた接触子37とにより単位
設定スイツチSW1が形成される。すなわち、接点
板381の導電パターンを適宜形成することによ
り、第1のスイツチ歯車41が3分の1回転する
ごとに、分周回路32の分周率を切り換えて限時
の設定単位を時、分、秒のうちから選択できるよ
うになつている。ここで接点板381は印刷配線
板を用いて形成されている。さらに、第1のスイ
ツチ歯車41の後端部周面には周方向に90度離間
して4箇所に位置決め凹所41dが形成されてい
る。第1のスイツチ歯車41の前端側の軸ピン4
1bは凹所56内に突出しており、この突出部分
には単位文字板63が装着される。軸ピン41b
は前端部が非円形に形成されており、第1のスイ
ツチ歯車41の回動に伴なつて単位文字板63も
回転するように結合されている。
カム歯車45の歯車部45cには第2のスイツ
チ歯車42の歯車部42aが噛合する。第2のス
イツチ歯車42にはカバー12の後面に延設され
た軸ピン(図示せず)が挿通されており、軸ピン
の後端部は印刷配線基板21dに形成された支持
孔362に挿入される。また、第2のスイツチ歯
車42の歯車部42aには入力歯車46の歯車部
46aが噛合する。入力歯車46はカバー12の
前面に穿設された取付孔55aに挿入される軸ピ
ン46bを後端部に備えるとともに、化粧プレー
ト57に形成された挿通孔57aに挿通される操
作部46cを前端部に備えている。したがつて、
歯車部42aがカバー12と化粧プレート57と
の間に挟装され、また、操作部46cの前端部が
化粧プレート57から露出する。この露出部分に
はマイナスドライバ等の治具が挿入可能なスリツ
ト46dが形成されている。第2のスイツチ歯車
42の後面には適宜導電パターンが形成された接
点板382が設けられ、この接点板382と第2の
スイツチ基台342とによりレンジ設定スイツチ
SW2が形成される。レンジ設定スイツチSW2は第
2のスイツチ歯車42が4分の1回転するごとに
接点が切り換えられるように導電パターンが形成
されている。また第2のスイツチ歯車42の後端
部周面には周方向に適宜離間して位置決め凹所4
2bが形成されている。以上の構成により、入力
歯車46を回動させれば、第2のスイツチ歯車4
2を介してカム歯車45を回動させることができ
るのであり、カム歯車45の回動に伴なつてレン
ジ文字板62が揺動するのである。ここにおい
て、入力歯車46とカム歯車45との歯数の比率
は、入力歯車46が半回転すると、カム歯車45
が4分の1回転するように設定されている。
レンジ文字板62には、第5図に示すように、
複数箇所に数値表記部62a〜62fが設けら
れ、各数値表記部62a〜62fにはそれぞれ複
数の数字が表記されている。すなわち、各数値表
記部62a〜62fでは正方形を縦横にそれぞれ
2分割した4区画が形成され各区画内に数字が表
記されており、各区画の中心は透孔56aの半径
に等しい半径を有する円弧上に位置している。ま
た、各数値表記部62a〜62fでは左上の区画
の数字を基準として右回りに数値が大きくなるよ
うに数字が並べられている。たとえば、第2の数
値表記部62bでは[0.2,1,2,2.0]の4個
の数値が各区画に表記されているのであり、左上
の区画に“0.2”、右上の区画に“1”、右下の区
画に“2”、左下の区画に“20”の数値がそれぞ
れ表記されている。さらに、各数値表記部62a
〜62fの対応する各区画の数値が右回りに大き
くなるように配列されている。たとえば、各数値
表記部62a〜62fにおいて左上の数値を順に
並べると[0,0.2,0.4,0.6,0.8,1]となる
ように配列されるのである。単位文字板63には
時、分、秒を示す“hour”、“min”、“sec”の各
単位が周方向に等間隔離間して表記され、右回り
に順次単位が大きくなるように設定されている。
ここにおいて、各文字板62,63に表記された
文字の種類、数、位置等は上述のものに限定され
るものではなく、必要に応じて変更してもよい。
一方、目盛板61にはレンジ文字板62の各数
値表記部62a〜62fに対応する位置に窓孔6
1aが形成され、また、単位文字板63に表記さ
れた各単位に対応する位置に窓孔61bが形成さ
れている。これらの窓孔61a,61bは、それ
ぞれ各数値表記部62a〜62fのうちの任意の
1つの区画内の数値、もしくは任意の1つの単位
のみが臨むように形成されている。窓孔61aは
目盛板61の周部に形成された目盛61cに対応
して形成されている。ここにおいて、目盛板61
はアルミニウム板等を用いて窓孔61a,61b
を打ち抜いてもよいが、透明材料で形成すれば、
不要部分を印刷でマスキングすることにより、窓
孔61a,61bを形成することができるのであ
り、この場合には窓孔61a,61bを容易に形
成することができ、作成作業の効率が向上すると
いう利点を有する。
以上の構成により、入力歯車46の回動に伴な
つてカム歯車45が回動すると、レンジ文字板6
2が揺動するとともに、単位文字板63が回転す
るのである。ここで、入力歯車46が半回転する
と、第2のスイツチ歯車42が4分の1回転して
限時時間の最大値が切り換えられるのであり、同
時にレンジ文字板62が移動して目盛板61の窓
孔61aに表示される数値が限時時間の調節範囲
に対応する値となるのである。こうして、カム歯
車45が1回転しレンジ文字板62のすべての数
値が1度ずつ窓孔61aに出現すると、第1のス
イツチ歯車41が3分の1回転し、単位文字板6
3も3分の1回転することになる。すなわち、タ
イマ回路の単位が切換えられるとともに、その設
定単位に対応して窓孔61bに露出している単位
が切換えられるのである。
モード設定スイツチSW3は第3のスイツチ基台
343と接点板383とにより形成される。接点板
383は第3のスイツチ歯車43の後面に設けら
れており、第3のスイツチ歯車43はカバー12
の後面に延設された軸ピン(図示せず)に挿通さ
れる。軸ピンの後端部は印刷配線基板21dに穿
設された支持孔363に挿入される。第3のスイ
ツチ歯車43の前面には限時満了でオンとなるか
オフとなるか等のモードに対応した文字が表記さ
れている。第3のスイツチ歯車43の前面の一部
は取付台55の側方に形成された切欠窓12aか
ら露出し、化粧プレート57には1つのモードに
対応する文字を露出させる窓孔57bが形成され
ている。第3のスイツチ歯車43の前端部には歯
車部43aが形成され、後端部には周方向に適宜
離間して複数の位置決め凹所43bが形成されて
いる。歯車部43aには入力歯車47の歯車部4
7aが噛合する。入力歯車47は入力歯車46と
同様に、カバー12の前面に形成された取付孔5
5aに挿入される軸ピン47bを後端部に備え、
化粧プレート57に穿設された透孔57aに挿通
される操作軸47cを前端部に備えている。また
操作軸47cの前端面にはマイナスドライバ等の
治具により入力歯車47を操作するためのスリツ
ト47dが形成されている。したがつて、入力歯
車47を回動させれば、モード設定スイツチSW3
を切り換えることができるのであり、設定された
モードに応じて窓孔57bに対応する文字が露出
するのである。
上述した各スイツチ歯車41〜43の後端部に
それぞれ形成された位置決め凹所41d,42
d,43dには一端部が定位置に固定されたクリ
ツクばね48の自由端を係合させるのが望まし
く、この構成により各スイツチ歯車41〜43上
にクリツクを付与することができ、操作性が向上
するものである。また、ダイアル52には適宜ス
トツパを設けて回動範囲を規制してもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ハウジングに対して回
動自在に設けられ限時時間を調節するダイアル
と、ダイアルによる限時時間の調節範囲を選択的
に設定するレンジ設定スイツチと、ハウジングと
ダイアルとの間に配置され目盛が設けられるとと
もに適所に窓孔が形成された目盛板と、目盛板と
ケースとの間に配置されレンジ設定スイツチに連
動して窓孔に限時時間の調節範囲に対応する数値
を臨ませるレンジ文字板とを備え、ハウジングは
ダイアルが装着される部分に取付台が突設され、
ダイアルはハウジング側の側面が開口した有底筒
状に透明材料で形成されるとともにダイアルの底
面に指針が形成され、レンジ文字板と目盛板とが
ダイアルの内底面と取付台の先端面との間に介装
されて成るものであり、ダイアルに設けた指針と
目盛板や文字板との距離が近いから、目盛が読み
やすくなるのであり、ダイアルの指針を目盛に位
置合わせしやすくなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は同上の要部分解斜視図、第3図は同上の
要部断面図、第4図は同上の化粧プレートを外し
た状態の正面図、第5図は同上に用いるレンジ文
字板を示す正面図、第6図は同上の内部回路のブ
ロツク部、第7図は従来例を示す分解斜視図であ
る。 10はハウジング、52はダイアル、55は取
付台、61は目盛板、61aは窓孔、61cは目
盛、62はレンジ文字板、SW2はレンジ設定スイ
ツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに対して回動自在に設けられ限時時
    間を調節するダイアルと、ダイアルによる限時時
    間の調節範囲を選択的に設定するレンジ設定スイ
    ツチと、ハウジングとダイアルとの間に配置され
    目盛が設けられるとともに適所に窓孔が形成され
    た目盛板と、目盛板とケースとの間に配置されレ
    ンジ設定スイツチに連動して窓孔に限時時間の調
    節範囲に対応する数値を臨ませるレンジ文字板と
    を備え、ハウジングはダイアルが装着される部分
    に取付台が突設され、ダイアルはハウジング側の
    側面が開口した有底筒状に透明材料で形成される
    とともにダイアルの底面に指針が形成され、レン
    ジ文字板と目盛板とがダイアルの内底面と取付台
    の先端面との間に介装されて成るタイマの時間設
    定装置。
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