JPH0447843B2 - - Google Patents
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- JPH0447843B2 JPH0447843B2 JP58019078A JP1907883A JPH0447843B2 JP H0447843 B2 JPH0447843 B2 JP H0447843B2 JP 58019078 A JP58019078 A JP 58019078A JP 1907883 A JP1907883 A JP 1907883A JP H0447843 B2 JPH0447843 B2 JP H0447843B2
- Authority
- JP
- Japan
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- day
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- filter
- click
- frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000009347 mechanical transmission Effects 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B11/00—Filters or other obturators specially adapted for photographic purposes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、手動操作装置、詳しくは、定位置に
設定される設定部材を、手動の操作部材により、
機械的伝達手段を介して定位置に設定させる手動
操作装置に関する。
設定される設定部材を、手動の操作部材により、
機械的伝達手段を介して定位置に設定させる手動
操作装置に関する。
従来のこの種の手動操作装置は、その１例を第
１図に示すように構成されていた。第１図はレン
ズ鏡胴２内に組み込まれた被駆動部材であるフイ
ルター回転枠３を手動のフイルター回転リング４
で回転操作する手動操作装置１の断面図である。
図に於て符号５は前群レンズL1，L2を保持する
前枠、６は後レンズL3を保持する後枠、７は前
枠５の後面がわの周縁の一部に植設された回転支
軸７ａに回転自在に支持されたピニオンギヤーを
夫々示している。
１図に示すように構成されていた。第１図はレン
ズ鏡胴２内に組み込まれた被駆動部材であるフイ
ルター回転枠３を手動のフイルター回転リング４
で回転操作する手動操作装置１の断面図である。
図に於て符号５は前群レンズL1，L2を保持する
前枠、６は後レンズL3を保持する後枠、７は前
枠５の後面がわの周縁の一部に植設された回転支
軸７ａに回転自在に支持されたピニオンギヤーを
夫々示している。
上記フイルター回転枠３は円板状のもので、同
枠３には第２図に示すように同心円上に等間隔に
３枚の円形フイルターF1，F2，F3が嵌め込まれ
ており、その中央部を後枠６の前面がわに固定さ
れた回転支軸８に回転自在に支持されていて、上
記フイルターF1，F2，F3の中心の回転軌道は上
記レンズ鏡胴２の光軸Ｏと交わるようになつてい
る。そして、同回転枠３の外周面には上記ピニオ
ンギヤー７に噛合する歯３ａが刻設されている。
上記フイルター回転リング４は適宜の手段により
上記前枠５の後面に回転自在に支持されていて、
外周面にはローレツト４ａが、内周面には上記ピ
ニオンギヤー７に噛合する歯４ｂが刻設されてい
る。
枠３には第２図に示すように同心円上に等間隔に
３枚の円形フイルターF1，F2，F3が嵌め込まれ
ており、その中央部を後枠６の前面がわに固定さ
れた回転支軸８に回転自在に支持されていて、上
記フイルターF1，F2，F3の中心の回転軌道は上
記レンズ鏡胴２の光軸Ｏと交わるようになつてい
る。そして、同回転枠３の外周面には上記ピニオ
ンギヤー７に噛合する歯３ａが刻設されている。
上記フイルター回転リング４は適宜の手段により
上記前枠５の後面に回転自在に支持されていて、
外周面にはローレツト４ａが、内周面には上記ピ
ニオンギヤー７に噛合する歯４ｂが刻設されてい
る。
そして、その前面の上半部には第２図に示すよ
うに等間隔に３個のクリツク機構用凹部９ａ，９
ｂ，９ｃが設けられており、同凹部９ａ，９ｂ，
９ｃには、第１図に示す如く、前枠５の背面部に
それぞれ穿設された穴１０内に介装されたコイル
ばね１１の弾力により突出習性が与えられたクリ
ツクストツプ用ボール１２が相対して配設されて
おり、周知のクリツクストツプ機構が構成されて
いる。なお、同機構により上記凹部９ａ，９ｂ，
９ｃに上記ボール１２が嵌入してフイルター回転
リング４が前枠５にクリツクストツプされる位置
は、上記フイルターF1，F2，F3の中心が夫々上
記光軸Ｏと一致する位置となつている。
うに等間隔に３個のクリツク機構用凹部９ａ，９
ｂ，９ｃが設けられており、同凹部９ａ，９ｂ，
９ｃには、第１図に示す如く、前枠５の背面部に
それぞれ穿設された穴１０内に介装されたコイル
ばね１１の弾力により突出習性が与えられたクリ
ツクストツプ用ボール１２が相対して配設されて
おり、周知のクリツクストツプ機構が構成されて
いる。なお、同機構により上記凹部９ａ，９ｂ，
９ｃに上記ボール１２が嵌入してフイルター回転
リング４が前枠５にクリツクストツプされる位置
は、上記フイルターF1，F2，F3の中心が夫々上
記光軸Ｏと一致する位置となつている。
このように構成された従来の手動操作装置１は
次のように作用する。上記フイルター回転リング
４が回転され、それち応じて上記ピニオンギヤー
７を介してフイルター回転枠３も回転し、フイル
ター回転リング４の凹部９ａに上記ボール１２が
嵌入して同回転リング４が前枠５にクリツクスト
ツプされると、上記フイルター回転枠３のフイル
ターF1は、第２図に示すように、上記前後群レ
ンズL1〜L3の光軸と一致した位置に配設され、
上記凹部９ｂ、たまは９ｃに上記ボール１２が嵌
入して、回転リング４が前枠５にクリツクストツ
プされると、上記回転枠３のフイルターF2、ま
たはF3が前後群レンズL1〜L3の光軸Ｏと一致し
た位置に配置されるようになる。即ち、フイルタ
ー回転リング４を手動で回転することにより上記
クリツクストツプ機構により所望のフイルターを
任意に前群レンズL1，L2と後群レンズL3との間
に夫々の光軸を好適に一致させて配置させること
が出来る。
次のように作用する。上記フイルター回転リング
４が回転され、それち応じて上記ピニオンギヤー
７を介してフイルター回転枠３も回転し、フイル
ター回転リング４の凹部９ａに上記ボール１２が
嵌入して同回転リング４が前枠５にクリツクスト
ツプされると、上記フイルター回転枠３のフイル
ターF1は、第２図に示すように、上記前後群レ
ンズL1〜L3の光軸と一致した位置に配設され、
上記凹部９ｂ、たまは９ｃに上記ボール１２が嵌
入して、回転リング４が前枠５にクリツクストツ
プされると、上記回転枠３のフイルターF2、ま
たはF3が前後群レンズL1〜L3の光軸Ｏと一致し
た位置に配置されるようになる。即ち、フイルタ
ー回転リング４を手動で回転することにより上記
クリツクストツプ機構により所望のフイルターを
任意に前群レンズL1，L2と後群レンズL3との間
に夫々の光軸を好適に一致させて配置させること
が出来る。
ところが、上記従来の手動操作装置１において
は、上記フイルター回転リング４が上記クリツク
ストツプ機構により前枠５に対して正確に一体化
されるが、上記フイルター回転枠３は上記ピニオ
ンギヤー７からなる機械的回転伝達手段を介して
フイルター回転リング４の回転が伝達されるの
で、上記ピニオンギヤー７のバツクラツシユ等の
存在により上記フイルター回転リング４の回転は
上記フイルター回転枠３に正確には伝達されず、
フイルター回転枠３は所定の配置位置とはずれた
位置に配置されるという欠点を有していた。
は、上記フイルター回転リング４が上記クリツク
ストツプ機構により前枠５に対して正確に一体化
されるが、上記フイルター回転枠３は上記ピニオ
ンギヤー７からなる機械的回転伝達手段を介して
フイルター回転リング４の回転が伝達されるの
で、上記ピニオンギヤー７のバツクラツシユ等の
存在により上記フイルター回転リング４の回転は
上記フイルター回転枠３に正確には伝達されず、
フイルター回転枠３は所定の配置位置とはずれた
位置に配置されるという欠点を有していた。
そのため、内部機構である上記フイルター回転
枠３にクリツクストツプ機構を設けることも考え
られるが、すると今度は上記フイルター回転リン
グ４が、上記ピニオンギヤー７のバツクラツシユ
等の影響で指標の付けられた正規位置からずれる
可能性があり、更にクリツクストツプ機構のフイ
ーリングが弱くなるという欠点は避けられない。
又、上記フイルター回転リング４及びフイルター
回転枠３の両方にクリツクストツプ機構を設ける
ようにすることも考えられるが、今度は両クリツ
クストツプ機構、停止精度合せが大変厄介なもの
となると共にクリツク感が２重になるのでフイー
リング的にも悪化するという欠点が生ずる。
枠３にクリツクストツプ機構を設けることも考え
られるが、すると今度は上記フイルター回転リン
グ４が、上記ピニオンギヤー７のバツクラツシユ
等の影響で指標の付けられた正規位置からずれる
可能性があり、更にクリツクストツプ機構のフイ
ーリングが弱くなるという欠点は避けられない。
又、上記フイルター回転リング４及びフイルター
回転枠３の両方にクリツクストツプ機構を設ける
ようにすることも考えられるが、今度は両クリツ
クストツプ機構、停止精度合せが大変厄介なもの
となると共にクリツク感が２重になるのでフイー
リング的にも悪化するという欠点が生ずる。
本発明の目的は、上記の点に鑑み、従来のこの
種の手動操作装置に極めて簡単な構造の磁気的位
置出し手段を付加することにより、上述した欠点
を見事に解消した手動操作装置を提供するにあ
る。
種の手動操作装置に極めて簡単な構造の磁気的位
置出し手段を付加することにより、上述した欠点
を見事に解消した手動操作装置を提供するにあ
る。
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明す
る。
る。
第４図は、本発明の一実施例を示す手動操作装
置の断面図である。この手動操作装置１５は、上
記第１図の手動操作装置１に上記磁気的位置出し
手段を付加したものであり、その他の構成部材
は、上記手動操作装置１と全く同様に構成されて
いるので、同一構成部材については単に同一符号
を付すに止め、その説明は省略する。
置の断面図である。この手動操作装置１５は、上
記第１図の手動操作装置１に上記磁気的位置出し
手段を付加したものであり、その他の構成部材
は、上記手動操作装置１と全く同様に構成されて
いるので、同一構成部材については単に同一符号
を付すに止め、その説明は省略する。
本発明の手動操作装置１５の上記磁気的位置出
し手段は、被駆動部材である上記フイルター回転
枠３の上半部の後面がわの周縁部の一部に埋設さ
れた３個の永久磁石片１６ａ，１６ｂ，１６ｃ
と、これらと全く同様に固定部材である後枠６の
前面がわの上半部の周縁に埋設された一つの永久
磁石片１７から構成されている。上記一方の永久
磁石片１６ａ，１６ｂ，１６ｃの配置位置は、第
５図に示すように、フイルター回転枠３の中心と
上記フイルターF1，F2，F3の中心とを通る直線
上の同フイルターF1，F2，F3とは反対側周縁の
同心円上に等間隔に配設されている。一方他方の
永久磁石片１７は、第６，７図に示すように、後
枠６の前面の上周縁部の、上記第５図の磁石片１
６ａに正しく相対する位置に配設されている。上
記永久磁石片１６ａ，１７は、第８図Ａに示すよ
うに同形状で相対する面が互いに吸引しあう磁極
となつている。従つて、両永久磁石片１６ａ，１
７が第８図Ｂに正面図的に示すように、ｈだけず
れた位置に移動しても、その吸引力により自動的
に第８図Ｃに示すように正確に一致するようにな
る。即ち、本発明によれば上記永久磁石片１６
ａ，１６ｂ，１６ｃ，１７からなる磁気的位置出
し手段を付加することによつて、上記フイルター
回転リング４によるクリツクストツプ位置に対し
て、上記フイルター回転枠３のピニオンギヤー７
を介しての機械的伝達手段の遊び等は自動的に補
正されることになり、従来のこの種の手動操作装
置における欠点は見事に解消される。しかも、上
記磁気的位置出し手段は、極めて簡単な構造であ
り、従来のこの種の手動操作装置に極めて容易に
付加することが出来るのでコストアツプも殆んど
生じない。
し手段は、被駆動部材である上記フイルター回転
枠３の上半部の後面がわの周縁部の一部に埋設さ
れた３個の永久磁石片１６ａ，１６ｂ，１６ｃ
と、これらと全く同様に固定部材である後枠６の
前面がわの上半部の周縁に埋設された一つの永久
磁石片１７から構成されている。上記一方の永久
磁石片１６ａ，１６ｂ，１６ｃの配置位置は、第
５図に示すように、フイルター回転枠３の中心と
上記フイルターF1，F2，F3の中心とを通る直線
上の同フイルターF1，F2，F3とは反対側周縁の
同心円上に等間隔に配設されている。一方他方の
永久磁石片１７は、第６，７図に示すように、後
枠６の前面の上周縁部の、上記第５図の磁石片１
６ａに正しく相対する位置に配設されている。上
記永久磁石片１６ａ，１７は、第８図Ａに示すよ
うに同形状で相対する面が互いに吸引しあう磁極
となつている。従つて、両永久磁石片１６ａ，１
７が第８図Ｂに正面図的に示すように、ｈだけず
れた位置に移動しても、その吸引力により自動的
に第８図Ｃに示すように正確に一致するようにな
る。即ち、本発明によれば上記永久磁石片１６
ａ，１６ｂ，１６ｃ，１７からなる磁気的位置出
し手段を付加することによつて、上記フイルター
回転リング４によるクリツクストツプ位置に対し
て、上記フイルター回転枠３のピニオンギヤー７
を介しての機械的伝達手段の遊び等は自動的に補
正されることになり、従来のこの種の手動操作装
置における欠点は見事に解消される。しかも、上
記磁気的位置出し手段は、極めて簡単な構造であ
り、従来のこの種の手動操作装置に極めて容易に
付加することが出来るのでコストアツプも殆んど
生じない。
第９図は、本発明の他の実施例を示す、周知の
カメラのデータ写し込み装置に適用された手動操
作装置２０の分解斜視図である。図において、符
号２１はカメラ本体（図示されず）の１側面上に
回動自在に配設された、上面周縁に１，２，３，
…，31等の日付データ文字が刻設された日付デー
タ操作ノブ、２２は上記操作ノブ２１の下位に一
体的に固着された歯車、２３は一端部に上記歯車
２２の歯２２ａに係合する爪２３ａが形成され、
他端部と不動部材との間にかけ渡された緊縮性コ
イルばね２３ｂにより、同爪２３ａが上記歯車２
２の歯２２ａに係合する向きに回動習性が与えら
れた係止爪部材、２４は上記歯車２２の下位に一
体的に固着され、中央部が透明体で周縁部が不透
明体の円板からなり、周縁の不透明体の部分に
は、１，２，３，…，31の日付データ文字が透明
部で形成された日付データ板、２５は上記歯車２
２及び日付データ板２４を上記日付データ操作ノ
ブ２１に固定する固定ねじ、２６は上記日付デー
タ操作ノブ２１の側近のカメラ本体の一側面上に
回動自在に配設され、その表面にSun、Mon、…
等の曜日データが刻設された曜日データ操作ノ
ブ、２７は上記曜日データ操作ノブ２６の下位に
一体的に固着された回転伝達用歯車、２８は上記
歯車２７の下位に一体的に固着され、上記操作ノ
ブ２６の曜日データと対応する周縁に切欠溝２８
ａが設けられた円板状の被クリツクストツプ部
材、２９は一端部に上記被クリツクストツプ部材
２８の切欠溝２８ａに係合する係止爪２９ａが形
成され、同爪２９ａが他端部と不動部材との間に
かけ渡された緊縮コイルばね２９ｂにより、上記
被クリツクストツプ部材２８の切欠溝２８ａに係
合する向きの回動習性が与えられた係止爪部材、
３１は上記回転伝達用歯車２７の回転を伝達する
中間歯車、３２は次記する曜日データ板３３の下
位に一体的に固着され、上記中間歯車３１と噛合
する歯車からなる曜日データ位置出し部材、３３
は不透明円板でその周縁の上記曜日データ操作ノ
ブ２６の表面周縁に刻設された各曜日データに
夫々対応する位置に夫々曜日データ３３ａの文字
が透明部で形成された曜日データ板、３４は上記
曜日データ板３３を上記曜日データ位置出し部材
３２に固定するための固定ねじ、３５は上記曜日
データ位置出し部材３２の底面の周縁の、上記曜
日データ板３３の各曜日データ３３ａの中央部寄
りに夫々相対して同心円上に埋設された永久磁石
片、３６は上記磁石片３５の特定位置にある１個
（図において左端位置にある１個）の直下の側近
の不動部材（図示されず）の面上に互いに吸引す
る向きに配設された永久磁石片、３７は上記日付
データ板２４及び曜日データ板３３の左端部のデ
ータ（図において４及びWED）の上部に配設さ
れた光源ランプ、３８は上記光源ランプ３７の投
射光を上記特定のデータに向けて平行光線として
投射するコンデンサーレンズを夫々示している。
なお、上記光源ランプ３７の投射光により上記コ
ンデンサーレンズ３８、日付データ２４ａ（この
場合４）及び曜日データ３３ａ（この場合WED）
を通して、両データ２４ａ，３３ａの文字がその
下方に配置されたフイルム（図示されず）面の一
隅に第１０図Ａに示すように投影されるようにな
つている。
カメラのデータ写し込み装置に適用された手動操
作装置２０の分解斜視図である。図において、符
号２１はカメラ本体（図示されず）の１側面上に
回動自在に配設された、上面周縁に１，２，３，
…，31等の日付データ文字が刻設された日付デー
タ操作ノブ、２２は上記操作ノブ２１の下位に一
体的に固着された歯車、２３は一端部に上記歯車
２２の歯２２ａに係合する爪２３ａが形成され、
他端部と不動部材との間にかけ渡された緊縮性コ
イルばね２３ｂにより、同爪２３ａが上記歯車２
２の歯２２ａに係合する向きに回動習性が与えら
れた係止爪部材、２４は上記歯車２２の下位に一
体的に固着され、中央部が透明体で周縁部が不透
明体の円板からなり、周縁の不透明体の部分に
は、１，２，３，…，31の日付データ文字が透明
部で形成された日付データ板、２５は上記歯車２
２及び日付データ板２４を上記日付データ操作ノ
ブ２１に固定する固定ねじ、２６は上記日付デー
タ操作ノブ２１の側近のカメラ本体の一側面上に
回動自在に配設され、その表面にSun、Mon、…
等の曜日データが刻設された曜日データ操作ノ
ブ、２７は上記曜日データ操作ノブ２６の下位に
一体的に固着された回転伝達用歯車、２８は上記
歯車２７の下位に一体的に固着され、上記操作ノ
ブ２６の曜日データと対応する周縁に切欠溝２８
ａが設けられた円板状の被クリツクストツプ部
材、２９は一端部に上記被クリツクストツプ部材
２８の切欠溝２８ａに係合する係止爪２９ａが形
成され、同爪２９ａが他端部と不動部材との間に
かけ渡された緊縮コイルばね２９ｂにより、上記
被クリツクストツプ部材２８の切欠溝２８ａに係
合する向きの回動習性が与えられた係止爪部材、
３１は上記回転伝達用歯車２７の回転を伝達する
中間歯車、３２は次記する曜日データ板３３の下
位に一体的に固着され、上記中間歯車３１と噛合
する歯車からなる曜日データ位置出し部材、３３
は不透明円板でその周縁の上記曜日データ操作ノ
ブ２６の表面周縁に刻設された各曜日データに
夫々対応する位置に夫々曜日データ３３ａの文字
が透明部で形成された曜日データ板、３４は上記
曜日データ板３３を上記曜日データ位置出し部材
３２に固定するための固定ねじ、３５は上記曜日
データ位置出し部材３２の底面の周縁の、上記曜
日データ板３３の各曜日データ３３ａの中央部寄
りに夫々相対して同心円上に埋設された永久磁石
片、３６は上記磁石片３５の特定位置にある１個
（図において左端位置にある１個）の直下の側近
の不動部材（図示されず）の面上に互いに吸引す
る向きに配設された永久磁石片、３７は上記日付
データ板２４及び曜日データ板３３の左端部のデ
ータ（図において４及びWED）の上部に配設さ
れた光源ランプ、３８は上記光源ランプ３７の投
射光を上記特定のデータに向けて平行光線として
投射するコンデンサーレンズを夫々示している。
なお、上記光源ランプ３７の投射光により上記コ
ンデンサーレンズ３８、日付データ２４ａ（この
場合４）及び曜日データ３３ａ（この場合WED）
を通して、両データ２４ａ，３３ａの文字がその
下方に配置されたフイルム（図示されず）面の一
隅に第１０図Ａに示すように投影されるようにな
つている。
次に、このように構成された上記実施例の手動
操作装置の作用をデータ写し込み装置と合せて説
明する。
操作装置の作用をデータ写し込み装置と合せて説
明する。
先ず、上記日付データ操作ノブ２１及び曜日デ
ータ操作ノブ２６を回動操作して所望の日及び曜
日（この場合４及びWED）を図示されないカメ
ラ本体側の指標に合わせる。すると、これらの操
作作動は上記歯車２２、係止爪部材２３及び被ク
リツクストツプ部材２８、係止爪部材２９からな
るクリツクストツプ機構を介して、これら操作ノ
ブ２１，２６と一体の上記日付データ板２４及び
曜日データ板３３を夫々の４及びWEDなる文字
を上記コンデンサーレンズ３８の下位に、第１０
図Ａに示すように、一列になるように配置して静
止される。このとき、曜日データ板３３は上記被
クリツクストツプ部材２８、係止爪部材２９から
なるクリツクストツプ機構を介してクリツクスト
ツプされるが、これらのクリツクストツプ機構と
の間に上記歯車２７、中間歯車３１、位置出し部
材３２からなる機械的回転伝達機構が介在するの
で、これらによる遊びが生ずることは避けられ
ず、このため上記日付データ文字“４”と曜日デ
ータ文字“WED”とが第１０図Ｂに示すように
一列とならず、ｈだけのずれが生ずるが、このず
れは、上記互に吸引し合う磁石片３５，３６が上
記第８図Ｂ，Ｃで示した磁石片１６ａ，１７の場
合と全く同様な作用をするので、自動的に補正さ
れ、第１０図Ａに示すように正しく一列に配置さ
れる。
ータ操作ノブ２６を回動操作して所望の日及び曜
日（この場合４及びWED）を図示されないカメ
ラ本体側の指標に合わせる。すると、これらの操
作作動は上記歯車２２、係止爪部材２３及び被ク
リツクストツプ部材２８、係止爪部材２９からな
るクリツクストツプ機構を介して、これら操作ノ
ブ２１，２６と一体の上記日付データ板２４及び
曜日データ板３３を夫々の４及びWEDなる文字
を上記コンデンサーレンズ３８の下位に、第１０
図Ａに示すように、一列になるように配置して静
止される。このとき、曜日データ板３３は上記被
クリツクストツプ部材２８、係止爪部材２９から
なるクリツクストツプ機構を介してクリツクスト
ツプされるが、これらのクリツクストツプ機構と
の間に上記歯車２７、中間歯車３１、位置出し部
材３２からなる機械的回転伝達機構が介在するの
で、これらによる遊びが生ずることは避けられ
ず、このため上記日付データ文字“４”と曜日デ
ータ文字“WED”とが第１０図Ｂに示すように
一列とならず、ｈだけのずれが生ずるが、このず
れは、上記互に吸引し合う磁石片３５，３６が上
記第８図Ｂ，Ｃで示した磁石片１６ａ，１７の場
合と全く同様な作用をするので、自動的に補正さ
れ、第１０図Ａに示すように正しく一列に配置さ
れる。
以上説明したように、本発明によれば、従来の
この種の手動操作装置に極めて簡単な構造の磁気
的位置出し手段を付加するだけで、従来のこの種
の手動操作装置が有していた欠点を見事に解消し
た手動操作装置を提供することが出来る。
この種の手動操作装置に極めて簡単な構造の磁気
的位置出し手段を付加するだけで、従来のこの種
の手動操作装置が有していた欠点を見事に解消し
た手動操作装置を提供することが出来る。
第１図は、従来の手動操作装置の一例を示す断
面図、第２図は、上記第１図中のＡ−Ａ線に沿う
断面図、第３図は、上記第１図の手動操作装置に
おける後枠の正面図、第４図は、本発明の一実施
例を示す手動操作装置の断面図、第５図は、上記
第１図中のＢ−Ｂ線に沿う断面図、第６図は、上
記第４図の手動操作装置における後枠の正面図、
第７図は、上記第４図の手動操作装置の分解斜視
図、第８図Ａは、上記第４図の手動操作装置の永
久磁石片の拡大斜視図、Ｂ，Ｃは同磁石片の作動
態様を示す正面図、第９図は、本発明の他の実施
例を示す手動操作装置の分解斜視図、第１０図
Ａ，Ｂは、上記第９図の手動操作装置におけるデ
ータ文字の配列態様を夫々示す平面図である。 １，１５，２０……手動操作装置、３……フイ
ルター回転枠（設定部材）、４……フイルター回
転リング（操作部材）、７……ピニオンギヤー
（機械的伝達手段）、｛９ａ，９ｂ，９ｃ……凹部、
１２……ボール｝（クリツクストツプ機構）、１６
ａ，１６ｂ，１６ｃ，１７，３５，３６……永久
磁石片（磁気的位置出し手段）、２１……日付デ
ータ操作ノブ（操作部材）、｛２２……歯車、２３
……係止爪部材｝（クリツクストツプ機構）、２６
……曜日データ操作ノブ（操作部材）、２７……
回転伝達用歯車（機械的伝達手段）、｛２８……被
クリツクストツプ部材、２９……係止爪部材｝
（クリツクストツプ機構）、｛３１……中間歯車、
３２……位置出し部材｝（機械的伝達手段）、３３
……曜日データ板（設定部材）。
面図、第２図は、上記第１図中のＡ−Ａ線に沿う
断面図、第３図は、上記第１図の手動操作装置に
おける後枠の正面図、第４図は、本発明の一実施
例を示す手動操作装置の断面図、第５図は、上記
第１図中のＢ−Ｂ線に沿う断面図、第６図は、上
記第４図の手動操作装置における後枠の正面図、
第７図は、上記第４図の手動操作装置の分解斜視
図、第８図Ａは、上記第４図の手動操作装置の永
久磁石片の拡大斜視図、Ｂ，Ｃは同磁石片の作動
態様を示す正面図、第９図は、本発明の他の実施
例を示す手動操作装置の分解斜視図、第１０図
Ａ，Ｂは、上記第９図の手動操作装置におけるデ
ータ文字の配列態様を夫々示す平面図である。 １，１５，２０……手動操作装置、３……フイ
ルター回転枠（設定部材）、４……フイルター回
転リング（操作部材）、７……ピニオンギヤー
（機械的伝達手段）、｛９ａ，９ｂ，９ｃ……凹部、
１２……ボール｝（クリツクストツプ機構）、１６
ａ，１６ｂ，１６ｃ，１７，３５，３６……永久
磁石片（磁気的位置出し手段）、２１……日付デ
ータ操作ノブ（操作部材）、｛２２……歯車、２３
……係止爪部材｝（クリツクストツプ機構）、２６
……曜日データ操作ノブ（操作部材）、２７……
回転伝達用歯車（機械的伝達手段）、｛２８……被
クリツクストツプ部材、２９……係止爪部材｝
（クリツクストツプ機構）、｛３１……中間歯車、
３２……位置出し部材｝（機械的伝達手段）、３３
……曜日データ板（設定部材）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 手動により操作される操作部材と、 この操作部材の操作により駆動される被駆動部
材と、 上記操作部材と被駆動部材との間に設けられ、
操作部材の動作を被駆動部材に伝達する歯車と、 上記操作部材と固定部材との間に設けられ、該
操作部材の停止位置を設定するクリツクストツプ
機構と、 上記操作部材が停止位置にある際に対向するよ
うに、上記被駆動部材と固定部材との間に設けら
れ、上記歯車による上記操作部材と被駆動部材と
の間に生じるバツクラツシを補正する磁気的位置
出し手段と、 を具備することを特徴とする手動操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1907883A JPS59144917A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 手動操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1907883A JPS59144917A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 手動操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59144917A JPS59144917A (ja) | 1984-08-20 |
| JPH0447843B2 true JPH0447843B2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=11989400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1907883A Granted JPS59144917A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 手動操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59144917A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62132532U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-21 | ||
| JP4661364B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | 光センサ |
| JP5424838B2 (ja) * | 2009-12-04 | 2014-02-26 | 富士フイルム株式会社 | レンズ装置のフィルタ機構 |
| JP6116166B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2017-04-19 | 日本電産コパル株式会社 | 絞り機構付きカメラ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508989A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-01-29 | ||
| JPS5397477A (en) * | 1977-02-07 | 1978-08-25 | Hitachi Ltd | Home position stopper chopper |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619052Y2 (ja) * | 1978-11-08 | 1981-05-07 |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP1907883A patent/JPS59144917A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508989A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-01-29 | ||
| JPS5397477A (en) * | 1977-02-07 | 1978-08-25 | Hitachi Ltd | Home position stopper chopper |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59144917A (ja) | 1984-08-20 |
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