JPH04326043A - 発光分光分析装置 - Google Patents
発光分光分析装置Info
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- JPH04326043A JPH04326043A JP12468491A JP12468491A JPH04326043A JP H04326043 A JPH04326043 A JP H04326043A JP 12468491 A JP12468491 A JP 12468491A JP 12468491 A JP12468491 A JP 12468491A JP H04326043 A JPH04326043 A JP H04326043A
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- Japan
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- discharge
- circuit
- time constant
- arc
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- Pending
Links
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Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火花放電を光源とする発
光分光分析装置に関する。
光分光分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火花放電発光分析における放電発光法に
は高電圧を用い、きわめて短い時間内に放電を完了する
スパーク状放電を用いる場合と、比較的低い電圧で放電
持続時間が稍長いアーク状放電を用いる場合があり、特
に不活性ガス雰囲気中でのアーク状放電を用いると金属
中の微量元素に対して分析感度が高い。そしてこの場合
、放電の持続時間が長い程分析感度が向上する。
は高電圧を用い、きわめて短い時間内に放電を完了する
スパーク状放電を用いる場合と、比較的低い電圧で放電
持続時間が稍長いアーク状放電を用いる場合があり、特
に不活性ガス雰囲気中でのアーク状放電を用いると金属
中の微量元素に対して分析感度が高い。そしてこの場合
、放電の持続時間が長い程分析感度が向上する。
【0003】火花放電発光分析では試料上の一個所の分
析で数千回の放電を行うが、不活性ガス中での低電圧放
電で放電の持続時間を長くすると、一放電毎の放電位置
のばらつきが大きくなり、数千回の放電後の放電痕の面
積は通常のスパーク状放電の場合に比し数倍も大きくな
る。放電位置が一放電毎に大きくばらつくと、分光器に
対する光源位置が一放電毎に変化し、見掛け上の発光強
度がばらついて測定誤差の原因となり、分析結果の再現
性も低くなると云う問題があった。
析で数千回の放電を行うが、不活性ガス中での低電圧放
電で放電の持続時間を長くすると、一放電毎の放電位置
のばらつきが大きくなり、数千回の放電後の放電痕の面
積は通常のスパーク状放電の場合に比し数倍も大きくな
る。放電位置が一放電毎に大きくばらつくと、分光器に
対する光源位置が一放電毎に変化し、見掛け上の発光強
度がばらついて測定誤差の原因となり、分析結果の再現
性も低くなると云う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は火花発光分析
でアーク状放電の持続時間を長くすると、毎回の放電位
置のばらつきが大きくなると云う問題を解消しようとす
るものである。
でアーク状放電の持続時間を長くすると、毎回の放電位
置のばらつきが大きくなると云う問題を解消しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】放電エネルギーを蓄積す
る回路と、この回路から電圧電流を供給される火花間隙
と、イグナイタ回路とよりなる放電回路において、放電
エネルギーを蓄積する回路を、時定数が大きくて、アー
ク状放電に対しエネルギーを供給する第1の放電エネル
ギー蓄積回路と、時定数が短い第2の放電エネルギー蓄
積回路を火花間隙に対し並列に設けた。
る回路と、この回路から電圧電流を供給される火花間隙
と、イグナイタ回路とよりなる放電回路において、放電
エネルギーを蓄積する回路を、時定数が大きくて、アー
ク状放電に対しエネルギーを供給する第1の放電エネル
ギー蓄積回路と、時定数が短い第2の放電エネルギー蓄
積回路を火花間隙に対し並列に設けた。
【0006】
【作用】火花放電発光分析用の放電回路は試料と対向電
極との間に火花間隙を設け、この火花間隙に対して放電
エネルギーを蓄積する回路を接続し、直流電源でこの蓄
積回路を充電し、イグナイタ回路によって上記火花間隙
に瞬間的な高電圧を印加して火花間隙のガスの絶縁を破
り、上記した蓄積回路の電荷を火花間隙を通して放電さ
せるようになっている。放電エネルギーを蓄積する回路
はコンデンサとインダクタンスの直列接続で、コンデン
サとインダクタンスの大小により放電の時定数が決まる
が、従来はこの放電エネルギー蓄積回路は図3に示すよ
うにK1一つだけであった。アーク状放電を行わせるに
は、K1の時定数を大きくつまりコンデンサ容量もイン
ダクタンスも共に大きな値を採用していた。
極との間に火花間隙を設け、この火花間隙に対して放電
エネルギーを蓄積する回路を接続し、直流電源でこの蓄
積回路を充電し、イグナイタ回路によって上記火花間隙
に瞬間的な高電圧を印加して火花間隙のガスの絶縁を破
り、上記した蓄積回路の電荷を火花間隙を通して放電さ
せるようになっている。放電エネルギーを蓄積する回路
はコンデンサとインダクタンスの直列接続で、コンデン
サとインダクタンスの大小により放電の時定数が決まる
が、従来はこの放電エネルギー蓄積回路は図3に示すよ
うにK1一つだけであった。アーク状放電を行わせるに
は、K1の時定数を大きくつまりコンデンサ容量もイン
ダクタンスも共に大きな値を採用していた。
【0007】本発明は図1に示すように放電エネルギー
を蓄積する回路をK1,K2の二つとし、K1の時定数
に比し、K2の時定数を小さくし、アーク状放電のエネ
ルギーはK1から供給するようにした。イグナイタによ
って放電をスタートさせると、K1,K2二つの回路は
同時に放電を開始するが、K2の方は時定数が短いので
短時間で蓄積エネルギーを放出してしまい、大体イグナ
イタの高電圧が作用している間に放電が立上がる、つま
り雰囲気ガスのなだれ現象が完成して火花間隙に放電路
が形成される。このようにK2から放電エネルギーを供
給されて起こる放電はイグナイタの高電圧の作用下で起
こっているので、放電路は火花間隙の静電的な電位勾配
の最も大きい線に沿って形成され、毎回の放電において
、放電路は殆ど一定している。時定数の大きいエネルギ
ー蓄積回路K1の放電はK2の放電によって形成された
上述放電路に沿って行われるから、アーク状放電の放電
位置のばらつきが小さくなる。
を蓄積する回路をK1,K2の二つとし、K1の時定数
に比し、K2の時定数を小さくし、アーク状放電のエネ
ルギーはK1から供給するようにした。イグナイタによ
って放電をスタートさせると、K1,K2二つの回路は
同時に放電を開始するが、K2の方は時定数が短いので
短時間で蓄積エネルギーを放出してしまい、大体イグナ
イタの高電圧が作用している間に放電が立上がる、つま
り雰囲気ガスのなだれ現象が完成して火花間隙に放電路
が形成される。このようにK2から放電エネルギーを供
給されて起こる放電はイグナイタの高電圧の作用下で起
こっているので、放電路は火花間隙の静電的な電位勾配
の最も大きい線に沿って形成され、毎回の放電において
、放電路は殆ど一定している。時定数の大きいエネルギ
ー蓄積回路K1の放電はK2の放電によって形成された
上述放電路に沿って行われるから、アーク状放電の放電
位置のばらつきが小さくなる。
【0008】
【実施例】図1に本発明の実施例回路を示す。図でAC
は商用交流電源でPは主放電回路、Gは放電間隙で、1
は対電極、2が試料であり、K1は時定数の大きな第1
の放電エネルギー蓄積回路、K2は時定数の小さな第2
の放電エネルギー蓄積回路で、夫々はコンデンサC1,
C2およびインダクタンスL1,L2の直列接続よりな
っており、コンデンサC1,C2は交流電源を整流器3
と平滑用コンデンサCとよりなる整流回路で整流した直
流電源により充電される。Iはイグナイタ回路で周期的
に きわめて短時間の間放電間隙Gに高電圧を印加す
る。第2のエネルギー蓄積回路を構成しているコンデン
サC2およびインダクタンスL2は夫々第1の蓄積回路
のC1,L1より充分値が小さくしてある。
は商用交流電源でPは主放電回路、Gは放電間隙で、1
は対電極、2が試料であり、K1は時定数の大きな第1
の放電エネルギー蓄積回路、K2は時定数の小さな第2
の放電エネルギー蓄積回路で、夫々はコンデンサC1,
C2およびインダクタンスL1,L2の直列接続よりな
っており、コンデンサC1,C2は交流電源を整流器3
と平滑用コンデンサCとよりなる整流回路で整流した直
流電源により充電される。Iはイグナイタ回路で周期的
に きわめて短時間の間放電間隙Gに高電圧を印加す
る。第2のエネルギー蓄積回路を構成しているコンデン
サC2およびインダクタンスL2は夫々第1の蓄積回路
のC1,L1より充分値が小さくしてある。
【0009】図2は上述回路による一回の放電における
放電電流の時間的変化を示す。放電の開始時に現れてい
るスパイク状の波形はイグナイタによるもので、それに
接しているピークAは上記した第2の放電エネルギー蓄
積回路K2からの放電電流によるものであり、このピー
クに続いて第1の放電エネルギー蓄積回路K1からの放
電によるアーク状放電のなだらかな山Bが約1ms程度
間持続される。図4は図3に示す従来装置による一回の
放電における電流波形でイグナイタによるスパイク状波
形に接した電流の山Aに相当するものがなく、図2の波
形Bに相当する山が続いている。
放電電流の時間的変化を示す。放電の開始時に現れてい
るスパイク状の波形はイグナイタによるもので、それに
接しているピークAは上記した第2の放電エネルギー蓄
積回路K2からの放電電流によるものであり、このピー
クに続いて第1の放電エネルギー蓄積回路K1からの放
電によるアーク状放電のなだらかな山Bが約1ms程度
間持続される。図4は図3に示す従来装置による一回の
放電における電流波形でイグナイタによるスパイク状波
形に接した電流の山Aに相当するものがなく、図2の波
形Bに相当する山が続いている。
【0010】
【発明の効果】本発明によればアーク状放電を行わせる
に当たり、時定数の短い放電エネルギー蓄積回路を併用
してイグナイタによる高電圧が放電間隙に作用している
間にスパーク状放電を起こさせて、後続するアーク状放
電の先導をするようにしたことで、毎回の放電位置の変
化が少なくなり、一回の放電時間を1ms程度まで長く
しても数千回の放電の後の放電痕は従来の直径14mm
から8mmと小さくすることが可能となり、微量元素の
分析感度を高めつヽ、かつ分析精度,分析結果の再現性
も高めることができる。
に当たり、時定数の短い放電エネルギー蓄積回路を併用
してイグナイタによる高電圧が放電間隙に作用している
間にスパーク状放電を起こさせて、後続するアーク状放
電の先導をするようにしたことで、毎回の放電位置の変
化が少なくなり、一回の放電時間を1ms程度まで長く
しても数千回の放電の後の放電痕は従来の直径14mm
から8mmと小さくすることが可能となり、微量元素の
分析感度を高めつヽ、かつ分析精度,分析結果の再現性
も高めることができる。
【図1】 本発明の一実施例の回路図
【図2】 上
記実施例による放電電流の波形図
記実施例による放電電流の波形図
【図3】 従来例の
回路図
回路図
【図4】 従来例における放電電流波形図
K1 第1の放電エネルギー蓄積回路K2 第2の
放電エネルギー蓄積回路G 放電間隙 1 対電極 2 試料 I イグナイタ
放電エネルギー蓄積回路G 放電間隙 1 対電極 2 試料 I イグナイタ
Claims (1)
- 放電エネルギーを蓄積する回路と、この回路から電圧電
流を供給される火花間隙と、イグナイタ回路とよりなる
放電回路において、放電エネルギーを蓄積する回路を、
時定数が大で、アーク状放電に対しエネルギーを供給す
る第1の放電エネルギー蓄積回路と時定数が小さい第2
の放電エネルギー蓄積回路の二つとしてこれらを上記火
花間隙に対して並列に接続した放電回路を有することを
特徴とする発光分光分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12468491A JPH04326043A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 発光分光分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12468491A JPH04326043A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 発光分光分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326043A true JPH04326043A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14891518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12468491A Pending JPH04326043A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 発光分光分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04326043A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5580040A (en) * | 1978-12-13 | 1980-06-16 | Shimadzu Corp | Light source apparatus for luminous spectrochemical analyzer |
JPS5610235A (en) * | 1979-07-04 | 1981-02-02 | Nippon Steel Corp | Emission spectroscopic analysis by high energy pretreatment |
JPS6031045A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-16 | Shimadzu Corp | 発光分析用火花放電装置 |
JPH02297046A (ja) * | 1989-04-29 | 1990-12-07 | Fisons Plc | 発光分光を行なう装置および方法 |
JPH0310148A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-17 | Shimadzu Corp | 発光分析装置 |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP12468491A patent/JPH04326043A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5580040A (en) * | 1978-12-13 | 1980-06-16 | Shimadzu Corp | Light source apparatus for luminous spectrochemical analyzer |
JPS5610235A (en) * | 1979-07-04 | 1981-02-02 | Nippon Steel Corp | Emission spectroscopic analysis by high energy pretreatment |
JPS6031045A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-16 | Shimadzu Corp | 発光分析用火花放電装置 |
JPH02297046A (ja) * | 1989-04-29 | 1990-12-07 | Fisons Plc | 発光分光を行なう装置および方法 |
JPH0310148A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-17 | Shimadzu Corp | 発光分析装置 |
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