JPH04325933A - ガルバノミラー - Google Patents

ガルバノミラー

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Publication number
JPH04325933A
JPH04325933A JP9568891A JP9568891A JPH04325933A JP H04325933 A JPH04325933 A JP H04325933A JP 9568891 A JP9568891 A JP 9568891A JP 9568891 A JP9568891 A JP 9568891A JP H04325933 A JPH04325933 A JP H04325933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
magnetic
rings
magnetic circuit
yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP9568891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Ide
次男 井出
Satoshi Nehashi
聡 根橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP9568891A priority Critical patent/JPH04325933A/ja
Publication of JPH04325933A publication Critical patent/JPH04325933A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録再生装置の
トラッキング制御に用いるガルバノミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録再生装置においてレーザスポ
ットを光ディスクのトラックに追従させるトラッキング
制御には、対物レンズを移動させる方式とガルバノミラ
ーによって対物レンズに入射するレーザビームの角度を
変えて像高を変化させる方式がある。従来、後者の方式
に用いられるガルバノミラーとしては、特開昭63−1
2334号公報、特開平2−203432号公報等に記
載されているように、可動コイルが磁界中に配置され、
そこに流れる電流が磁界から受ける力を利用して可動子
を動かすコイル可動型構造のものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来技術では、
可動コイルへの給電線の断線や、コイルの過熱による接
着不良及びそれに伴うコイルの熱変形が起こり易い。ま
た、給電線の接続処理は複雑で手間のかかるもので、給
電方式によっては給電線そのものが可動部の高速での動
作に悪影響を及ぼすという課題を有する。従って、光デ
ィスクの回転数が上げられずデータの転送速度が制限さ
れることになる。更にコイルは作製時の変形や駆動時の
熱変形による寸法管理が困難で、磁気回路の磁極間隙は
かなり余裕を持って設計しなければならない。これによ
ってガルバノミラー全体の寸法が大きくなるのみでなく
、漏洩磁界のため駆動力が低下するいう課題も有する。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
ためのもので、その目的とするところは、可動部へ直接
給電する必要のない構造とすることにより、高速動作性
の優れたガルバノミラーを提供するところにある。これ
により、信頼性が高く、データ転送速度の速い光情報記
録再生装置の実現が可能となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガルバノミラー
は、光情報記録再生装置のレーザビームのトラッキング
制御手段であるガルバノミラーにおいて、(a)ヨーク
と永久磁石からなる磁気回路、(b)前記ヨークに固定
して巻かれたコイル、(c)前記レーザビームの反射手
段が設置され、前記磁気回路の磁極間隙を通り前記ヨー
クと一定の間隔を持って配置された移動可能な導伝体リ
ングを備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0007】(実施例1)図1は、本発明のガルバノミ
ラーの一実施例を示す概略図である。図2は図1のAA
’における断面図である。ミラー1はミラーホルダ2に
よって導伝体リング5,6(以下リングと記す)に固定
され、バネ支持部材12,13によってベース11に支
持されている。このバネは一部に幅狭の部分があり、そ
の回りにはブチルゴム等のダンピング部材14,15が
設けてある。この部分がねじれることによって可動部全
体が傾動する。2つのリングはヨーク3,4と磁石7,
8によって構成されるベースに固定された磁気回路の磁
極間隙を通過している。ヨークに巻かれたコイル9,1
0に電流を流すとリングには誘導電流が流れる。誘導電
流が流れているリングは磁気回路の磁極間隙の磁界によ
って力を受ける。バネ支持部材を中心に(図2の×印)
2つのリングが同じ回転方向に力を受けるように2つの
コイルに電流を流す。これによってミラーも×印を中心
に矢印のように傾動することになる。
【0008】上記実施例のガルバノミラーを光学ヘッド
18に搭載し、情報の記録・再生を行なった(図3)。 対物レンズ33はフォーカシングアクチュエータ34に
よってレーザビームの焦点が常に光ディスク35の記録
面上にあるように駆動される。ミラー1で反射され対物
レンズに入射するレーザビームの光路を傾けトラッキン
グ制御が行なわれる。ガルバノミラーの動特性は非常に
優れた高速応答性を示し、4800rpmで回転する光
ディスクの記録・再生が良好に行なえた。
【0009】(実施例2)図4は本発明のガルバノミラ
ーのもう一つの実施例における概略断面図である。22
はリング、23,24はヨーク、25,26は磁石、2
7,28はコイルである。BB’の断面構造は図2と同
様である。反射プリズム19はリングに固定され、リン
グは回転が可能な状態でボールベアリング29の外輪と
接着されている。ボールベアリングの内輪は支持シャフ
ト20に係合され、ベース21に固定されている。リン
グに流れる誘導電流が同一方向となるように2つのコイ
ルに電流を流す。磁石の着磁方向はリングが支持シャフ
トを中心に同じ回転方向に力を受けるようになっている
【0010】次に本実施例のガルバノミラーを用いた光
学ヘッドを説明する。概略図を図5に示す。ここでは半
導体レーザ、プリズム、ホトダイオード等の固定光学系
30と対物レンズ33、はね上げミラー(図示せず)か
らなる移動光学系を分離した構造となっている。固定光
学系より出射されたレーザビームはガルバノミラーの反
射プリズム19によって光路を変換され、対物レンズに
よって光ディスク35に入射する。対物レンズはボイス
コイルモータ(図示せず)によって、ガイドレール31
上を光ディスクの記録領域の最内周から最外周の間で移
動可能となっている。ガルバノミラーは、矢印のように
軸32の回りに回転可能となっている。反射プリズムの
ミラー面に入射したレーザビームを微少に振ることによ
り対物レンズへ入射させるレーザビームの光軸を傾けビ
ームスポットを動かし、トラッキングを行なう。本実施
例ではボイスコイルモータにはね上げミラーと対物レン
ズ、レンズフォーカシングアクチュエータ16だけを搭
載するため、アクセス部が軽量化され高速でシークでき
、更にトラッキングアクチュエータであるガルバノミラ
ーが固定されているためボイスコイルモータとの間に反
作用が働かず、二段トラッキングサーボが容易に行える
【0011】本発明は、可動部に電流を直接供給する必
要が無いため可動部への給電線が不要となる。また、リ
ングとミラーホルダを一体で成形することも可能で、設
計時に可動部の質量分布が正確に把握でき、質量バラン
スの良い構造が実現され、安定した高速動作が得られる
。従来、コイル形状のばらつきが可動部の質量アンバラ
ンスの原因となり、不要な寄生振動を起こしていた。 これにより上述した課題が回避され、組立が容易となり
信頼性が向上し、広帯域のガルバノミラーが得られる。 また可動部に用いたリングは熱による変形などが極めて
少ない(本実施例ではアルミニウムを用いた)ため、リ
ングおよび磁気回路に回転に合わせた曲率を持たせるこ
とにより、磁気回路の磁極間隙を狭くすることができ磁
束の漏れが抑えられ、駆動感度が向上した。
【0012】以上、導伝体の可動リングを用いることに
より、ガルバノミラーの高性能化が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上示したように本発明によれば、導伝
体で作られたリングを可動部に用い、そこに流れる誘導
電流を利用することにより以下のような利点を生ずる。
【0014】(1)可動部の振動による給電線の断線が
無い。
【0015】(2)給電線の接続処理が容易である。
【0016】(3)コイルの熱変形と接着不良の危険が
無い。
【0017】(4)可動部の質量バランスが良い。
【0018】(5)磁気回路の漏洩磁束が少なく駆動感
度が高い。
【0019】従って、高速応答性に優れた信頼性が高い
ガルバノミラーが得られる。本発明のガルバノミラーを
有する光学ヘッドは、コンピュータメモリ、光ディスク
ファイル等の光情報記録再生装置に応用することが可能
で、装置の高性能化などの多大な効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガルバノミラーの一実施例を示す概略
図である。
【図2】図1に示す実施例のAA’における断面図であ
る。
【図3】光学ヘッドを説明する図である。
【図4】本発明のガルバノミラーのもう一つの実施例を
示す概略断面図である。
【図5】光学系分離型の光学ヘッドを説明する図である
【符号の説明】
1                 ミラー3,4,
23,24    ヨーク 5,6,22         導伝体リング7,8,
25,26    磁石 9,10,27,28  コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光情報記録再生装置のレーザビームの
    トラッキング制御手段であるガルバノミラーにおいて、
    (a)ヨークと永久磁石からなる磁気回路、(b)前記
    ヨークに固定して巻かれたコイル、(c)前記レーザビ
    ームの反射手段が設置され、前記磁気回路の磁極間隙を
    通り前記ヨークと一定の間隔を持って配置された移動可
    能な導伝体リングを備えたことを特徴とするガルバノミ
    ラー。
JP9568891A 1991-04-25 1991-04-25 ガルバノミラー Pending JPH04325933A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9568891A JPH04325933A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ガルバノミラー

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JP9568891A JPH04325933A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ガルバノミラー

Publications (1)

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JPH04325933A true JPH04325933A (ja) 1992-11-16

Family

ID=14144432

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JP9568891A Pending JPH04325933A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ガルバノミラー

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