JPH04310636A - トラッキング機構 - Google Patents

トラッキング機構

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Publication number
JPH04310636A
JPH04310636A JP7506991A JP7506991A JPH04310636A JP H04310636 A JPH04310636 A JP H04310636A JP 7506991 A JP7506991 A JP 7506991A JP 7506991 A JP7506991 A JP 7506991A JP H04310636 A JPH04310636 A JP H04310636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic circuit
magnetic
tracking mechanism
objective lens
rings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7506991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Ide
井出次男
Satoshi Nehashi
根橋聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP7506991A priority Critical patent/JPH04310636A/ja
Publication of JPH04310636A publication Critical patent/JPH04310636A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録再生装置の
対物レンズをトラッキング方向に駆動するアクチュエー
タのトラッキング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光情報記録再生装置において対物
レンズを駆動するアクチュエータは、特開昭63−10
331号公報、特開平1−199327号公報等に記載
されているように、可動コイルが磁界中に配置され、そ
こに流れる電流が磁界から受ける力を利用して可動子を
動かすコイル可動型構造のものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来技術では、
可動コイルへの給電線の断線や、コイルの過熱による接
着不良及びそれに伴うコイルの熱変形が起こり易い。ま
た、給電線の接続処理は複雑で手間のかかるもので、給
電方式によっては給電線そのものが可動部の高速での動
作に悪影響を及ぼすという課題を有する。従って、光デ
ィスクの回転数が上げられずデータの転送速度が制限さ
れることになる。更にコイルは作製時の変形や駆動時の
熱変形による寸法管理が困難で、磁気回路の磁極間隙は
かなり余裕を持って設計しなければならない。これによ
ってアクチュエータ全体の寸法が大きくなるのみでなく
、漏洩磁界のため駆動力が低下するいう課題も有する。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
ためのもので、その目的とするところは、可動部へ直接
給電する必要のない構造のトラッキング機構とすること
により、高速動作性の優れたアクチュエータを提供する
ところにある。これにより、信頼性が高く、データ転送
速度の速い光情報記録再生装置の実現が可能となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のトラッキング機
構は、光学ヘッドの対物レンズを駆動するアクチュエー
タのトラッキング機構において、(a)ヨークと永久磁
石からなる磁気回路、(b)前記ヨークに固定して巻か
れたコイル、(c)前記対物レンズが設置され、前記磁
気回路の磁極間隙を通り前記ヨークと一定の間隔を持っ
て配置され、移動可能な導伝体リングを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0007】図1は、本発明の一実施例のトラッキング
機構を有する2次元対物レンズアクチュエータの概略図
である。図2は図1の平面図である。対物レンズ1はレ
ンズホルダ2によって導伝体リング3,4(以下リング
と記す)に固定され、プラスチック支持部材5(以下プ
ラスチックヒンジと記す)によって支持されている。こ
のプラスチックヒンジは一部に肉厚の薄い部分があり、
その部分の屈曲により対物レンズがフォーカシング方向
に並行移動可能、トラッキング方向に回動可能となって
いる。2つのリングはヨーク6,7と永久磁石8,9に
よって構成される磁気回路の磁極間隙を通過している。 ヨークに巻かれたコイル10,11に電流を流すとリン
グには誘導電流が流れる。誘導電流が流れているリング
は磁気回路の磁極間隙の磁界によって力を受ける。プラ
スチックヒンジの薄肉部12を中心に2つのリングが同
じ回転方向に力を受けるように2つのコイルに電流を流
す。これによって対物レンズも12を中心に回動し、ト
ラッキングが行なわれる。
【0008】次にフォーカシング機構について説明する
。レンズホルダにはフォーカス用永久磁石13が固定さ
れており、フォーカス用磁気回路(ヨーク14、コイル
15)中に配されている。永久磁石13はコイルに対向
する面とその裏面に磁極が発生するように着磁されてお
り、コイル15に電流を流すとフォーカシング方向に変
位する。
【0009】なお、本実施例では可動部をプラスチック
ヒンジで支持したが、支持方法としてその他に板ばね方
式や軸摺動方式などがある。また、フォーカシング機構
には磁石可動型の電磁アクチュエータを用いたが、ここ
にも本発明のトラッキング機構と同様の機構を用いても
構わない。
【0010】本発明は、可動部に電流を直接供給する必
要が無いため可動部への給電線が不要となる。また、リ
ングとレンズホルダを一体で成形することも可能で、設
計時に可動部の質量分布が正確に把握でき、質量バラン
スの良い構造が実現され、安定した高速動作が得られる
。従来、コイル形状のばらつきが可動部の質量アンバラ
ンスの原因となり、不要な寄生振動を起こしていた。 これにより上述した課題が回避され、組立が容易となり
信頼性が向上し、広帯域のトラッキング機構が得られる
。また可動部に用いたリングは熱による変形などが極め
て少ない(本実施例ではアルミニウムを用いた)ため、
図3に示すようにリング3’および磁気回路(ヨーク6
’,永久磁石8’)に回転に合わせた曲率を持たせるこ
とにより、磁気回路の磁極間隙を狭くすることができ磁
束の漏れが抑えられ、駆動感度が向上した。
【0011】上記実施例の2次元対物レンズアクチュエ
ータを光学ヘッドに搭載し、情報の記録・再生を行なっ
た。動特性は非常に優れた高速応答性を示し、4200
rpmで回転する光ディスクの記録・再生が良好に行な
えた。
【0012】以上、トラッキング機構に導伝体の可動リ
ングを用いることにより、対物レンズアクチュエータの
高性能化が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上示したように本発明によれば、導伝
体で作られたリングを可動部に用い、そこに流れる誘導
電流を利用することにより以下のような利点を生ずる。
【0014】(1)可動部の振動による給電線の断線が
無い。
【0015】(2)給電線の接続処理が容易である。
【0016】(3)コイルの熱変形と接着不良の危険が
無い。
【0017】(4)可動部の質量バランスが良い。
【0018】(5)磁気回路の漏洩磁束が少なく駆動感
度が高い。
【0019】従って、高速応答性に優れた信頼性が高い
トラッキング機構が得られる。本発明のトラッキング機
構を有する対物レンズアクチュエータは、コンピュータ
メモリ、光ディスクファイル等の光情報記録再生装置に
応用することが可能で、装置の高性能化などの多大な効
果を有するものである,
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトラッキング機構を有
する2次元対物レンズアクチュエータの概略図である。
【図2】図1に示す実施例の平面図である。
【図3】磁極間隙の狭い磁気回路を説明する図である。
【符号の説明】
1・・・・・対物レンズ 3,4・・・・導伝体リング 6,7・・・・ヨーク 8,9・・・・永久磁石 10,11・・コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光学ヘッドの対物レンズを駆動するア
    クチュエータのトラッキング機構において、(a)ヨー
    クと永久磁石からなる磁気回路、(b)前記ヨークに固
    定して巻かれたコイル、(c)前記対物レンズが設置さ
    れ、前記磁気回路の磁極間隙を通り前記ヨークと一定の
    間隔を持って配置され、移動可能な導伝体リングを備え
    たことを特徴とするトラッキング機構。
JP7506991A 1991-04-08 1991-04-08 トラッキング機構 Pending JPH04310636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7506991A JPH04310636A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 トラッキング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7506991A JPH04310636A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 トラッキング機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04310636A true JPH04310636A (ja) 1992-11-02

Family

ID=13565542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7506991A Pending JPH04310636A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 トラッキング機構

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JP (1) JPH04310636A (ja)

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