JPH04325929A - 光ピックアップ駆動回路 - Google Patents

光ピックアップ駆動回路

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Publication number
JPH04325929A
JPH04325929A JP12243391A JP12243391A JPH04325929A JP H04325929 A JPH04325929 A JP H04325929A JP 12243391 A JP12243391 A JP 12243391A JP 12243391 A JP12243391 A JP 12243391A JP H04325929 A JPH04325929 A JP H04325929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error signal
focus
control circuit
tracking error
optical pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12243391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Inoue
恭一 井上
Akihiro Fukumoto
彰浩 福元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP12243391A priority Critical patent/JPH04325929A/ja
Publication of JPH04325929A publication Critical patent/JPH04325929A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCDプレーヤ等の光デ
ィスク再生装置に係わり、特に、フォーカス制御回路に
入力されるノイズ成分の内トラッキングエラー信号と同
期したノイズが有効に除去される光ピックアップ駆動回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤで光ディスクを再生する場
合には、光ピックアップのビームスポットを、まず、目
的のトラックへ送り、次に、トラックに追従させる。ま
た、光ピックアップのレーザビームを光ディスクの信号
面に集光させるにためのフォーカス制御が行われ、光デ
ィスクの信号面上のビームスポットをトラックに追従さ
せるためにトラッキング制御が行われる。これらの制御
を3ビーム法により行う場合には、信号を読み取るため
のメインビームの前後にサブビームが放射される。図2
に戻り光のフォトディテクタ上での理想的な受光パター
ンを示す。メインビームの戻り光はA,B,CおよびD
に4分割されたフォトディテクタの受光面に受光パター
ン12となって受光される。サブビームの戻り光はフォ
トディテクタの受光面EおよびFに夫々受光パターン1
3および14となって受光される。なお、符号11で示
す幅はピット列の受光面での像の幅を示す。
【0003】受光面A,B,C,D,EおよびFでの発
生電流の相対強さを夫々A,B,C,D,EおよびFで
示すと、再生される信号はA+B+C+Dから得られる
。また、トラッキングエラー信号TEはE−Fから得ら
れ、フォーカスエラー信号FEは(A+C)−(B+D
)から得られる。メインビームの中心がピット列の中心
に一致し、メインビームの焦平面が光ディスクの信号面
に一致する図2に示す状態ではTE=0またFE=0と
なる。メインビームの中心がピット列の中心からずれる
とその方向および量にに対応する符号および強さのトラ
ッキングエラー信号が得られる。メインビームは非点収
差を有する光学系によりフォトディテクタにより集めら
れるため、メインビームの焦平面が光ディスクの信号面
に一致しない場合は、受光パターン12はA−C方向ま
たはB−D方向に長い楕円形となり正または負のフォー
カスエラー信号が得られる。
【0004】従来これらのトラッキングエラー信号およ
びフォーカスエラー信号は夫々別々にトラッキング制御
回路およびフォーカス制御回路に入力され、対物レンズ
等をトラッキング方向またはフォーカス方向に駆動する
ためのコイル電流が生成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】光ディスクの再生を
始めるために光ピックアップのビームスポットを目的の
トラックへ送るときは、フォーカス制御回路を働かせ、
トラッキング制御回路をオープンとして、トラッキング
エラー信号の波をカウントしてビームスポットの移動量
が決定される。
【0006】光学系が理想的であって、メインビームの
焦平面が光ディスクの信号面に一致するとき受光パター
ンが図2に示すようにA−C方向とB−D方向とで回転
対称であれば、ビームスポットのトラッキング方向の移
動時に、フォーカスエラー信号にトラッキングエラー信
号と同期したノイズが発生しないが、実際には光学系に
不要な収差があり、受光パターンは図3に示すようにA
−C方向とB−D方向とで回転非対象となっている。そ
のため、フォーカスエラー信号にトラッキングエラー信
号と同期したノイズが発生する。通常の光ピックアップ
の場合、このようなトラッキングエラー信号と同期した
ノイズはトラッキングエラー信号の10%程度であり、
また、周波数は数KHz〜数10KHzである。
【0007】従来、このようなノイズの影響を除去する
ために、光ピックアップの送り速度を速くしてノイズの
周波数を制御系の感応帯域より大きくしたり、また、フ
ォーカス制御回路にローパスフイルタを設けたりしてい
た。しかしながら、光ピックアップの送り速度を速くす
ると機械的なノイズが発生したり、機構の寿命が短くな
るという問題があった。また、フォーカス制御回路にロ
ーパスフイルタを設けてノイズを除去する場合は、制御
帯域とノイズのカットオフ周波数が近接して制御系が不
安定となったり、ノイズの除去が不完全となったりする
という問題があつた。
【0008】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、制御系の安定を
損なうことなく、また、光ピックアップの送り速度を特
に速くすることなく、フォーカスエラー信号からトラッ
キングエラー信号と同期したノイズが除去される光ピッ
クアップ駆動回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の光ピックアッ
プ駆動回路は、光ディスク再生装置の光ピックアップの
レーザビームを光ディスクの信号面に集光させるための
フォーカス制御回路と光ディスクの信号面上のビームス
ポットのトラッキング方向の位置を制御するトラッキン
グ制御回路とからなる光ピックアップ駆動回路において
、トラッキングエラー信号の交流成分をフォーカス制御
回路の入力信号の成分としてフォーカス制御回路に入力
させるものである。
【0010】
【作用】フォーカスエラー信号のトラッキングエラー信
号と同期したノイズがトラッキングエラー信号の交流成
分と同相であれば、トラッキングエラー信号の交流成分
を反転し、その大きさを調整してフォーカスエラー信号
とともにフォーカス制御回路に入力することにより、フ
ォーカス制御における上記ノイズの影響が除去される。 トラッキングエラー信号と同期したノイズがトラッキン
グエラー信号の交流成分と逆相であれば、反転すること
なくフォーカス制御回路に入力し、また、一定の位相差
があれば、所定の位相だけシフトしてフォーカス制御回
路に入力することにより上記ノイズの影響を除去できる
【0011】このように、上記ノイズを除去するために
ローパスフィルタを用いる必要がなく、フォーカス制御
が安定する。さらに、光ピックアップの送りを特別に速
くする必要がないので、機構の負担が小さく、また、機
械振動に伴うノイズも発生しない。
【0012】
【実施例】この発明の実施例である光ピックアップ駆動
回路を図1に基づいて説明する。図1において、1およ
び2は夫々入力されたフォーカスエラー信号(FE)お
よびトラッキングエラー信号(TE)を電流−電圧変換
して増幅する増幅回路であり、増幅されたフォーカスエ
ラー信号およびトラッキングエラー信号を出力する。増
幅回路1の出力電圧は反固定抵抗器VR1により分圧さ
れてゲインが調整され抵抗器R2を介してフォーカス制
御回路3に入力される。フォーカス制御回路3は電圧増
幅回路、位相補償回路および電力増幅回路よりなり、対
物レンズをフォーカス方向に駆動するフォーカスコイル
5の駆動電流を入力信号に応じて生成する。増幅回路2
の出力電圧は反固定抵抗器VR2により分圧されてゲイ
ンが調整され抵抗器R3を介してトラッキング制御回路
4に入力される。トラッキング制御回路4は電圧増幅回
路、位相補償回路および電力増幅回路よりなり、対物レ
ンズをトラッキング方向に駆動するトラッキングコイル
6の駆動電流を入力信号に応じて生成する。
【0013】反転増幅器7、コンデンサC1および抵抗
器R1により構成される回路はこの発明の特徴部分であ
る。この実施例では、フォーカスエラー信号のトラッキ
ングエラー信号と同期したノイズがトラッキングエラー
信号の交流成分と同相の場合を示しており、トラッキン
グエラー信号は反転増幅器7により反転されコンデンサ
C1および抵抗器R1を介してフォーカス制御回路3に
入力される。フォーカス制御回路3に入力れるフォーカ
スエラー信号とトラッキングエラー信号との絶対値の大
きさの比率は抵抗器R1と抵抗器R2との抵抗比で決定
され、その比率はトラッキングエラー信号と同期したフ
ォーカスエラー信号のノイズが丁度打消されるように決
められる。また、上記ノイズの大きさが製品によりばら
つく場合には、抵抗器R1と抵抗器R2とのいずれかを
反固定抵抗器として調整すればよい。  実施例は以上
のように構成されているが発明はこれに限られず、例え
ば、フォーカスエラー信号のトラッキングエラー信号と
同期したノイズがトラッキングエラー信号の交流成分と
逆相の場合は反転増幅器7は不要となり、また、一定の
位相差があれば、トラッキングエラー信号の交流成分を
所定の位相だけシフトしてフォーカス制御回路に入力す
ることも可能である。
【0014】
【発明の効果】この発明の光ピックアップ駆動回路によ
れば、制御系の安定を損なうことなく、また、光ピック
アップの送り速度を特に速くすることなく、フォーカス
エラー信号からトラッキングエラー信号と同期したノイ
ズが除去され、フォーカス制御が安定するという効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である光ピックアップ駆動回
路を示すブロック図である。
【図2】3ビーム法による受光パターンを示す図である
【図3】同受光パターンのメインビームの部分について
の一般的な受光パターンを示す図である。
【符号の説明】
1  増幅回路 2  増幅回路 3  フォーカス制御回路 4  トラッキング制御回路 5  フォーカスコイル 6  トラッキングコイル 7  反転増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ディスク再生装置の光ピックアップ
    のレーザビームを光ディスクの信号面に集光させるため
    のフォーカス制御回路と光ディスクの信号面上のビーム
    スポットのトラッキング方向の位置を制御するトラッキ
    ング制御回路とからなる光ピックアップ駆動回路におい
    て、トラッキングエラー信号の交流成分をフォーカス制
    御回路の入力信号の成分としてフォーカス制御回路に入
    力させることを特徴とする光ピックアップ駆動回路。
JP12243391A 1991-04-25 1991-04-25 光ピックアップ駆動回路 Pending JPH04325929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12243391A JPH04325929A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 光ピックアップ駆動回路

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JP12243391A JPH04325929A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 光ピックアップ駆動回路

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JPH04325929A true JPH04325929A (ja) 1992-11-16

Family

ID=14835726

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JP12243391A Pending JPH04325929A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 光ピックアップ駆動回路

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