JPH04324921A - 積層形フィルムコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層形フィルムコンデンサの製造方法

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JPH04324921A
JPH04324921A JP9579191A JP9579191A JPH04324921A JP H04324921 A JPH04324921 A JP H04324921A JP 9579191 A JP9579191 A JP 9579191A JP 9579191 A JP9579191 A JP 9579191A JP H04324921 A JPH04324921 A JP H04324921A
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JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
flat
base material
bobbin
metallized film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9579191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Nonomura
野々村 清
Senichi Ozasa
千一 小笹
Shinsuke Itoi
真介 糸井
Junichi Hikino
純一 引野
Kenji Kuwata
桑田 健治
Tomoji Yokota
智司 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04324921A publication Critical patent/JPH04324921A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層形フィルムコンデン
サの製造方法に関し、特に電子・電気機器に広く使用さ
れる積層形フィルムコンデンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な積層形フィルムコンデン
サの製造方法には、帯状の非金属化部(以下マージンと
呼ぶ)が1条形成された細幅の金属化フィルムを2枚重
ね、大形の円筒に巻き取ってコンデンサ母材に成形する
方法と、複数条のマージンが形成された広幅の金属化フ
ィルムを平板状のボビンに巻き取ってコンデンサ母材に
成形する方法とがある。なかでも後者の方法は、きわめ
て生産性が高く、優れた積層形フィルムコンデンサの製
造方法として注目されている。
【0003】この製造方法においては、まず複数条のマ
ージンが形成された広幅の金属化フィルムを平板状のボ
ビンに巻き取り(巻取工程)、しかる後に熱板間に挟み
込んで加圧し、板状のコンデンサ母材に成形する(ヒー
トプレス工程)。そして、板状のコンデンサ母材を平板
から切り離し、複数本の角棒状のコンデンサ母材に裁断
する(裁断工程)。その後に、角棒状のコンデンサ母材
の両端面に金属溶射を行なって電極を引き出し(電極引
出工程)、個々のコンデンサ素子に切断分割する(切断
工程)。以降、溶射された両金属面にリード線を取り付
け(リード付け工程)、外装を施し(外装工程)て製品
としたり、最新のチップ型製品においては、切断分割し
たコンデンサ素子の切断面に適当な保護膜を取り付け(
保護膜付け工程)て製品とする。
【0004】ここで、前記従来の積層形フィルムコンデ
ンサの製造方法におけるヒートプレス工程について図面
を用いて詳しく説明する。図3において、1は金属化フ
ィルム巻取り用の平板状のボビンであり、2は平板状の
ボビン1に巻き取られた広幅の金属化フィルムである。 広幅の金属化フィルム2の金属化面には複数条のマージ
ン3が形成されている。4aおよび4bはヒートプレス
に用いる熱板であり、平板状のボビン1に巻き取られた
広幅の金属化フィルム2は熱板4aと4bとの間に挟み
込まれてヒートプレスされ、板状のコンデンサ母材5に
成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、板状の
コンデンサ母材5の平面図(図4a)に示すように、従
来の製造方法でヒートプレスした板状のコンデンサ母材
5では、マージン3がその長手方向で弓なりに変形して
いること(以下マージンの弓なりと呼ぶ)がほとんどで
あった。
【0006】この現象は、ヒートプレス時に、平板状の
ボビン1が熱板4a,4bにより加熱されて熱膨張する
ことと関係している。ヒートプレスする際に、広幅の金
属化フィルム積層体が平板状のボビン1の前後端で折り
曲げられている部分(金属化フィルム積層体のボビン端
部、図3中Aで示す。)は幅方向に一緒に引き伸ばされ
るのに対し、広幅の金属化フィルム積層体の平面部(図
3中Bで示す。)は平板状のボビン1との密着度が低く
、かつ熱板4a,4bによって幅方向の動きを抑制され
、引き伸ばされにくいためである。
【0007】また、成形後の板状のコンデンサ母材5の
断面図(図4b)に示すように、マージン3がその厚さ
方向でずれていることがほとんどであった(以下マージ
ンずれと呼ぶ)。この現象も、ヒートプレス時に、平板
状のボビン1が熱板4a,4bにより加熱されて熱膨張
することと関係している。ヒートプレスする際に、広幅
の金属化フィルム2の平板状のボビン1に近い部分(金
属化フィルム積層体の内側の部分)ほど平板状のボビン
1と一緒に幅方向に引き伸ばされるのに対し、広幅の金
属化フィルム2の平板状のボビン1から遠い部分(金属
化フィルム積層体の外側の部分)ほど熱板4a,4bに
よって幅方向の動きを抑制され引き伸ばされにくいため
である。
【0008】このようにしてできるマージンの弓なり、
および、マージンずれにより、従来は各々のマージン3
間の距離を十分に大きくとらなければ角棒状のコンデン
サ母材に裁断できなかった。さらに、板状のコンデンサ
母材5の両端付近ではこのマージンの弓なりが特に大き
く、所定の幅に裁断できないために両端部は捨て去らざ
るを得なかった。そのため、安価で小形の積層形フィル
ムコンデンサを提供できない等の問題があった。
【0009】本発明は、このような板状のコンデンサ母
材5におけるマージンの弓なりおよびマージンずれをな
くし、安価で小形の積層形フィルムコンデンサの提供す
ることを可能とする積層形フィルムコンデンサの製造方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来の製造方法にお
ける課題を解決するため、本発明の積層形フィルムコン
デンサの製造方法は、複数条のマージンが形成された広
幅の金属化フィルムを平板状のボビンに巻き取る工程と
、前記平板状のボビンに巻き取った金属化フィルムをヒ
ートプレスして板状のコンデンサ母材に成形する工程と
、前記コンデンサ母材を所定の幅に裁断する工程とを有
する積層形フィルムコンデンサの製造方法において、平
板状のボビンに巻き取られた前記金属化フィルムを、平
板状のボビンと比べて熱膨張率が等しいか、もしくは大
きい材質からなる平板で挟んでから、ヒートプレスし、
板状のコンデンサ母材に成形するものである。
【0011】
【作用】この構成により本発明の積層形フィルムコンデ
ンサの製造方法は、平板状のボビンと平板はヒートプレ
ス時の熱膨張が等しいか、もしくは平板の方が大きいの
で、ヒートプレスの際、従来の方法では広幅の金属化フ
ィルムの、幅方向に引き伸ばされなかった部分(金属化
フィルム積層体の平面部Bおよび金属化フィルム積層体
の外側の部分)も、平板の熱膨張により引き伸ばされる
ため、マージンの弓なりおよびマージンのずれがなくな
ることとなる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の積層形フィルムコン
デンサの製造方法について、図面を参照しながら説明す
る。
【0013】図1において、1は鉄製の平板状のボビン
であり、複数条のマージン3が形成された広幅の金属化
フィルム2が巻き取られている。6a,6bは平板状の
ボビン1と同じ材質でできた平板である。4a,4bは
ヒートプレスに用いる熱板である。
【0014】平板状のボビン1に巻き取られた複数条の
マージン3が形成された広幅の金属化フィルム2を、平
板状のボビン1と等しい熱膨張率を持つ平板6a,6b
の間に挟み、コンデンサ母材5を成形するに十分な温度
になっている熱板4a,4b間に挟み込んでヒートプレ
スした。平板状のボビン1と平板6a,6bは共に熱膨
張し、金属化フィルム2は一様に引っ張られマージン3
の弓なり、および、ずれを生ぜずに板状のコンデンサ母
材5が成形された(図2)。
【0015】以上のように本実施例によれば、マージン
の弓なりおよびマージンずれのない板状のコンデンサ母
材5が成形されるため、マージン3間の距離はコンデン
サの設計上必要十分な最低の距離にすればよく、また、
両端部における廃棄部分(材料ロス)も大幅に少なく出
来る。したがって、安価で小形の積層形フィルムコンデ
ンサの提供が可能となる。
【0016】なお、本実施例では第1、第2の平板の材
質として鉄を用いたが本発明はこれに限るものではない
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明で明らかなように本
発明の積層形コンデンサの製造方法によれば、複数条の
マージンが形成された広幅の金属化フィルムを平板状の
ボビンに巻き取る工程と、前記平板状のボビンに巻き取
った金属化フィルムをヒートプレスして板状のコンデン
サ母材に成形する工程と、前記コンデンサ母材を所定の
幅に裁断する工程とを有する積層形フィルムコンデンサ
の製造方法において、平板状のボビンに巻き取られた金
属化フィルムを、平板状のボビンと比べて熱膨張率が等
しいか、もしくは大きい材質からなる平板で挟んでから
、熱板間に挟み込んでヒートプレスし、板状のコンデン
サ母材に成形するものであり、マージンの弓なりおよび
ずれがない板状のコンデンサ母材が得られるので、従来
より細い幅の角棒状のコンデンサ母材に裁断することが
可能となり、材料ロスも少なくできる。従って、安価で
小形の積層形フィルムコンデンサの提供を可能とするも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の積層形フィルムコンデンサ
の製造方法におけるヒートプレス工程の概観を示す斜視
【図2】(a)同板状のコンデンサ母材の平面図(b)
同板状のコンデンサ母材の断面図
【図3】従来の積層形
フィルムコンデンサの製造方法におけるヒートプレス工
程の概観を示す斜視図
【図4】(a)同板状のコンデン
サ母材の平面図(b)同板状のコンデンサ母材の断面図
【符号の説明】
1  平板状のボビン 2  金属化フィルム 3  マージン 4a,4b  熱板 5  板状のコンデンサ母材 6a,6b  平板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数条の帯状の非金属化部が形成され
    た広幅の金属化フィルムを平板状のボビンに巻き取る工
    程と、前記平板状のボビンに巻き取った前記金属化フィ
    ルムをヒートプレスして板状のコンデンサ母材に成形す
    る工程と、前記コンデンサ母材を所定の幅に裁断する工
    程とを有する積層形フィルムコンデンサの製造方法にお
    いて、前記平板状のボビンに巻き取った前記金属化フィ
    ルムを、前記平板状のボビンと比べて、熱膨張率が等し
    いか、もしくは大きい材質からなる平板で挟んで、ヒー
    トプレスする積層形フィルムコンデンサの製造方法。
JP9579191A 1991-04-25 1991-04-25 積層形フィルムコンデンサの製造方法 Pending JPH04324921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111328424A (zh) * 2017-11-15 2020-06-23 株式会社村田制作所 薄膜电容器以及金属化薄膜

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