JPH04324470A - 画像形成装置及びその分離装置 - Google Patents

画像形成装置及びその分離装置

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JPH04324470A
JPH04324470A JP12259291A JP12259291A JPH04324470A JP H04324470 A JPH04324470 A JP H04324470A JP 12259291 A JP12259291 A JP 12259291A JP 12259291 A JP12259291 A JP 12259291A JP H04324470 A JPH04324470 A JP H04324470A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】カラー複写機、ファクシミリ、プ
リンター等の画像形成装置に係り、詳しくは像担持体や
定着ローラ等の回転体から転写材を分離する分離装置を
備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置においては、
感光体等の像担持体上に形成されたトナー像を転写紙等
の転写材に転写して画像を形成するに当たり、像担持体
からの転写材の分離を確実に行なうために、像担持体表
面に分離爪を当接配置している。又、加熱ローラ等の定
着ローラで転写材上のトナー像を定着する定着装置を備
えた画像形成装置では、定着ローラからの転写材の分離
を確実に行なうために、定着ローラ表面に分離爪を当接
配置している。このように分離爪を回転体表面に接触さ
せることから、経時的に回転体表面が損傷を受けて異常
画像を発生させるようになり、回転体の交換が必要にな
る。そこで、この回転体の交換時期を遅らせる為に、分
離爪を装置内で適宜揺動させて分離爪が接触する回転体
表面の面積を広くし、これにより、出来るだけ局部的な
損傷をさけるようにしている(例えば、実開昭60−1
59455号公報、特開昭64ー50084号公報参照
)。ところが、従来の装置においては、この分離爪揺動
のための機構が複雑で、部品点数の増加、コストアップ
、装置の大型化につながるという問題点があった。例え
ば、特開昭64−50084号では分離爪を保持し且つ
回転体の軸方向に移動自在な爪保持軸と、該爪保持軸に
係合して該爪保持軸を所定方向に移動させる為のカム部
材と、駆動源からの駆動を該カム部材に伝達する為の駆
動力伝達機構とを設けて分離爪を揺動させるに当たり、
該駆動力伝達機構を、通常のクラッチや平歯車の他に、
爪保持軸に軸支され一端に扇形歯部をもち他端にラチェ
ット爪をもつ揺動部材という特殊な部材を追加して構成
する必要があり、且つ、該カム部材に該ラチェット爪に
係合するラチェット部を形成する必要があるというよう
に部品点数の増加、コストアップ、装置の大型化につな
がるという問題点が残されていた。又、実開昭60−1
59455号公報では、駆動源と、駆動源に軸支されて
いるカム部材と、一端が該カム部材の溝に係合しており
回転体の軸方向に移動自在な爪保持軸とを設けて分離爪
を揺動させることから部品点数は少なくなっているが、
専用の駆動源を設ける必要があってコストアップになる
という問題点が残されていた。又、このような分離爪は
経時的にトナーが付着していくと、転写材にトナー汚れ
を発生させるようになるので、適宜分離爪を取り出して
清掃する等の保守作業が必要になるが、分離爪周辺、特
に爪保持部材よりも装置手前側に配置されている、分離
爪移動機構を構成する部材が邪魔になって保守作業が煩
雑になる恐れもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
に鑑みなされたものであり、その第1の目的は、低コス
ト、省スペースで分離爪を揺動させることが出来る画像
形成装置の分離装置を提供することであり、その第2の
目的は、分離爪を揺動させることが出来ると共に、分離
爪の保守作業性も良好な画像形成装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の画像形成装置の分離装置は、回転
体表面から転写材を分離する為に該回転体表面に接触す
るように配置された分離爪と、該分離爪を保持し且つ該
回転体表面の移動方向に対して垂直な方向成分を有する
所定方向に移動自在な爪保持部材と、該爪保持部材に係
合して該爪保持部材を該所定方向に移動させる為のカム
部材と、正逆回転可能な駆動源と、該駆動源からの駆動
を該カム部材に伝達する為の一方向クラッチを有する駆
動力伝達機構とを有することを特徴とするものである。 請求項2の発明は、請求項1の分離装置において、上記
駆動源は上記回転体の駆動源であり、且つ、上記一方向
クラッチは上記駆動源が通常の画像形成動作中とは逆の
向きに回転するときに、駆動を伝達することを特徴とす
るものである。請求項3の画像形成装置は、請求項2の
画像形成装置の分離装置を備え、画像形成動作時間又は
画像形成動作回数を係数する係数手段と、該係数手段の
係数結果と基準値を比較する比較手段と、該比較手段の
比較結果に基づいて、画像形成動作終了後に上記駆動源
を通常の画像形成動作中とは逆の向きに回転させる駆動
源制御手段とを設けたことを特徴とするものである。上
記第2の目的を達成するために、請求項4の画像形成装
置は、回転体表面から転写材を分離する為に該回転体表
面に接触するように配置された分離爪と、該分離爪を保
持し且つ該回転体表面の移動方向に対して垂直な方向成
分を有する所定方向に移動自在な爪保持部材と、該爪保
持部材に係合して該爪保持部材を該所定方向に移動させ
る爪保持部材移動機構と、装置前側板の保守用開口の少
なくとも一部を覆うように該前側板の前面に取外し可能
に取付けられる面板とを設け、該爪保持部材移動機構を
構成する部材のうち該爪保持部材よりも装置手前側に設
ける部材を、該面板に取付けたことを特徴とするもので
ある。請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置にお
いて、上記爪保持部材移動機構が、上記所定方向で接離
可能な接続部材を介して上記爪保持部材と接続され且つ
該接続部材を介して上記爪保持部材を装置手前側に付勢
する付勢機構と、上記爪保持部材の装置手前側端部が当
接するカム面を備えたカム部材と、該カム部材に駆動を
伝達する駆動伝達機構とから成り、該カム部材を上記面
板に取付けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】請求項1の発明は、上記駆動源の所定方向の回
転時に、上記一方向クラッチを介してカム部材に駆動を
伝達してカム部材を駆動し、これにより、カム部材に係
合している爪保持部材を所定方向に移動させて回転体表
面での分離爪の接触位置を変えるようにするものである
。請求項4の発明は、上記爪保持部材移動機構で上記爪
保持部材を所定方向に移動させて回転体表面での分離爪
の接触位置を変え、又、分離爪の保守時には、上記面板
を装置前側板から取外すことにより、面板と共に爪部材
保持部材移動機構を構成する部材のうち爪保持部材より
も装置手前側に設ける部材も取外せるようにするもので
ある。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例につい
て説明する。図1は一実施例にかかる電子写真装置の概
略構成図である。図面において、符号1は潜像担持体の
一構成例であるドラム状の感光体を示し、この感光体ド
ラム1は画像形成プロセスを行なうとき、反時計方向に
回転駆動されるようになっている。先ず、感光体ドラム
1の表面が帯電チャージャ2により一様に帯電され、こ
のあと、イレーサ3により非画像部が除電状態にされる
。次いで、露光部4のところで露光が行なわれて、感光
体ドラム1の表面には静電潜像が形成される。上記静電
潜像は現像装置5によってトナー像として可視像化され
て、該トナー像は、レジストローラ6から送られた転写
紙7に転写チャージャ8により転写される。このあと、
分離チャージャ9により転写紙が分離しやすい状態にさ
れ、該チャージャ9と分離爪50とにより感光体ドラム
1の表面から分離される。このようなトナー像の転写を
終えた後、感光体ドラム1の表面には残留トナーが付着
しているので、これがクリーニング装置12により除去
回収される。すなわち、感光体ドラム1上に残ったトナ
ーは、クリーニングブラシ13により掻き取り除去され
、該ブラシ側に回収されるのである。取り残されたトナ
ーはエッジ部14aが感光体表面に当接しているクリー
ニングブレード14により掻き取り除去される。一方、
クリーニングブラシ13に回収されたトナーは、バイア
ス電圧の印加された回収ローラ15の方へ電気的に引き
寄せられ、この引き寄せられた回収ローラ15上のトナ
ーはブレード16によって掻き落される。このようにし
て、感光体ドラム1の表面のトナーが完全に除去される
のであるが、このあと、除電ランプ17により感光体ド
ラム1の表面が除電状態にされる。そして、本実施例に
おいては、クリーニングブレード14のエッジ部14a
に付着しているトナーを除去する為に、画像形成動作終
了後に適宜感光体ドラム1を通常の画像形成動作中とは
逆の向き(時計方向)に回転させる。
【0007】図2に感光体駆動部の概略を示す。感光体
ドラム1は中空円筒状をしており、前後の開口部が前フ
ランジ27、奥フランジ25でホールドされる。この前
フランジ27及び奥フランジ25は感光体ドラム1を貫
通するドラムシャフト29に回動自在に支持される。こ
のドラムシャフト29には感光体ドラム1よりも小径の
ドラムヒーター30が取り付けられている。またドラム
シャフト30の奥側端部は本体奥側板に回動不能に支持
され、ドラムシャフト30の前側端部は後述する面板で
回動不能に支持される。そして、この奥フランジ25に
はドラムギヤ24が形成されており、該ドラムギヤ24
はドラムギヤ23、ドラム駆動プーリ22、ドラム駆動
ベルト21を介して図示しない、正逆転可能なメインモ
ータに連結され、これにより、メインモータからの駆動
が感光体ドラム1に伝達され、感光体ドラム1がドラム
シャフト29上で所定方向に回転駆動される。感光体ド
ラム1の回転中には各フランジ25,27は感光体ドラ
ム1と共に回転するが、ドラムヒータ30とドラムシャ
フト29は回転しない。又、前フランジ27には後述す
るカム駆動の為の出力ギヤ27aが形成されている。
【0008】図3は感光体ドラム1及び分離爪50の支
持機構を示すものである。分離爪50は分離爪軸49に
取り付けられている。該分離爪軸40の奥側端部は断面
D型をしており、これがD型の凹部を備えたカップリン
グ48に挿入されて支持され、該分離爪軸40の前側端
部はホルダ51に形成された孔を貫通して支持され、更
に手前側に延在して後述する面板32に形成された孔を
貫通し、分離爪50が感光体ドラム表面に接触し得るよ
うに感光体ドラム1の軸線と並行に設けられている。該
カップリン48はホルダ45に摺動自在に支持され且つ
スプリング47で手前側(矢印Fの向き)に付勢された
加圧軸46の前側端部に固定されている。該スプリング
47は一端がホルダ45に固定され且つ他端が該加圧軸
47に螺子止めで固定されており、これにより、加圧軸
47に時計回りの回動力も付与している。この回動力が
カップリング48を介して分離爪軸49を時計回りに回
動させ、これにより、分離爪50を感光体ドラム1表面
に当接させる。ここで、上記ホルダ45は本体側板31
,32に固定されている図示しないハウジング(例えば
クリーニング装置12のハウジング)に固定されている
。面板32は本体前側板33の保守用開口部60の全体
を覆うように該前側板33の前面に取り付けられるもの
であり、該前側板33の植設されたピン34,35で位
置決めされ且つ螺子を備えたノブ36でドラムシャフト
29の前端面に固定され、これにより、ドラムシャフト
29前端部の位置決め及び固定を行なう。又、面板32
の裏面にはスプリング37と該スプリング37で常時押
し出されるように付勢されている可動スプリングカバー
38が設けられ、面板32の取付け状態では、該可動ス
プリングカバー38が前ドラムフランジ27を奥側に付
勢して感光体ドラム1の各フランジ25,27によるホ
ールドを確実にしている。そして、該面板32には分離
爪軸49を感光体ドラム1の軸方向で揺動させる為のカ
ム43と該カム43に駆動源としての感光体ドラム1か
ら駆動を伝達するための駆動伝達機構が設けられている
。該カム43としては例えば側面に歯車が形成された端
面カムを用い、カム面に分離爪軸49の前側端が当接し
得る位置に回動自在に設ける。該駆動伝達機構は例えば
、前フランジ27の出力ギヤ27aに噛み合う入力ギヤ
39、端面カム43の歯車に噛み合う出力ギヤ42、こ
れらの入出力ギヤ39,42が固定された軸40、該軸
40を面板32に回動自在に取り付ける軸受41、該出
力ギヤ42内に圧入されて該軸40に設けられた一方向
クラッチから構成される。この一方向クラッチは通常の
画像形成動作中の感光体ドラム1の回転(図1参照)時
にはフリーになって駆動を伝達せずに、これとの逆の向
きの回転中には軸40の回転を出力ギヤ42に伝達する
ように設けられている。
【0009】以上の構成において、感光体ドラム1は通
常の画像形成動作中には矢印Aの向きに回転駆動される
。従って感光体ドラム1の前フランジ27のギヤ27a
に噛み合っている入力ギヤ39が矢印Dの向きに回転す
る。このとき一方向クラッチは上記のようにフリーにな
っているので、出力ギヤ42は回転しない。一方、感光
体ドラム1を通常の画像形成動作中とは逆の向き(矢印
Bの向き)に回転駆動すると、入力ギヤ39及び軸40
が矢印Cの向きに回転し、一方向クラッチがこの回転を
出力ギヤ42に伝達し、出力ギヤ42を矢印Cの向きに
回転させる。よって、出力ギヤ42と側面に形成されて
いるギヤが噛み合っている端面カム43が矢印Eの向き
に回転して、カム面に当接している分離爪軸49を所定
方向に変位させ、これにより、分離爪50が接触する感
光体ドラム1上の位置を変える。この分離爪軸49の変
位量は、感光体ドラム1の逆回転量、各ギヤ27a,3
9,42等の歯数の設定によって決まる。例えば、1回
の感光体ドラム1の逆回転動作で感光体ドラム表面を1
0〜20mm移動させ、これにより、分離爪軸49を1
.5〜2.0mm移動させるように設定する。この例で
は端面カム43の最大変位量xを5.0mmに設定して
いるので、後述するタイミングで実行する、感光体ドラ
ム1の逆回転動作毎に1.5〜2.0mmづつ分離爪軸
49を移動させ、3〜4回の逆回転動作で最大変量5.
0mm(端面カム43の回転角度180°に相当)だけ
移動させた後は、同様にして感光体ドラム1の逆回転動
作毎に逆の向きに1.5〜2.0mmづつ分離爪軸49
を移動させる。これにより、分離爪50の感光体ドラム
1への接触位置を最大変位量5.0mmの幅内で揺動さ
せる。
【0010】分離爪軸49を取り外すときには、まず、
ノブ36を外して面板32を前側板33から取り外す。 このとき面板32に設けられている端面カム43やこの
駆動伝達機構も共に取り外される。従って、分離爪軸4
9及びホルダ51が前側板33の保守用開口に露出する
。ここで、分離爪軸49の前端部を加圧軸46の付勢力
(矢印Fの向き)に抗して装置奥側に押し込んで該前端
部をホルダ51の貫通孔から抜き出し、分離爪軸49全
体を手前に取り出す。このとき加圧軸46等はカップリ
ング48と共に本体に残る。これにより、分離爪の清掃
や交換等の保守を簡単に行なうことが出来る。分離爪軸
49をセットするときには、逆に分離爪軸49の後端部
をカップリング48に差し込んで、加圧軸46の付勢力
に抗して押し込んで、分離爪軸49の前端部をホルダ5
1の貫通孔に奥側から貫通させた後、面板32を取り付
ける。
【0011】感光体ドラム1の逆回転は、例えば、画像
形成動作の総動作時間(動作時間の累積)が10分にな
る毎に実行したり、画像形成動作回数が1000枚にな
る毎に実行することが出来る。図4は前者の場合のメイ
ンモータ回転制御のフローチャートを示したものである
。ステップ1で、画像形成動作(JOB)が終了したか
否かを判断し、画像形成動作が終了したらステップ2で
メインモータ(感光体駆動源)を停止させ、ステップ3
で画像形成動作の総動作時間をカウントしている係数手
段を参照して画像形成動作の総時間が10分になったか
否かを判断する。これが10分になっていると判断した
ら、ステップ4で該係数手段(メインモータ動作時間カ
ウンタ)をクリアし、ステップ5,6でメインモータを
50msecだけ逆回転させ、これにより、上記のよう
に分離爪50を例えば1.5〜2.0mm移動させる。 図5に本装置を示す簡単なブロック図を示す。61は一
般的なCPUでメインモータの制御や動作時間のカウン
ト等を行なう。62はメインモータ(DC38V)であ
り、正逆回転が可能である。63はメインモータを動か
すための電源である。
【0012】以上の実施例においては、感光体ドラム1
の逆回転をクリーニングブレード14のエッジ部14a
のトナー除去の為に行なっている装置において、該逆回
転中の感光体ドラム1を駆動源として分離爪を揺動させ
ているが、これに限られるものではなく、他の正逆回転
する回転体、例えば、正逆回転させる転写ドラムを用い
る装置における転写ドラム等を分離爪揺動の駆動源とし
て用いたり、専用の駆動源を設けることも出来。又、上
記の実施例においては、感光体ドラム1からの転写分離
用の分離爪を揺動させるものであるが、定着装置におけ
る定着用ローラから転写紙を分離するための分離爪を揺
動させるものにも適用することが出来る。又、上記実施
例においては、カムとして端面カムを用いているが、こ
れに限られるものではなく、他の種類のカムを用いても
良い。
【0012】
【発明の効果】請求項1、2、3の発明によれば、上記
駆動源の所定方向の回転時に、上記一方向クラッチを介
してカム部材に駆動を伝達してカム部材を駆動し、これ
により、カム部材に係合している爪保持部材を所定方向
に移動させて回転体表面での分離爪の接触位置を変える
ので、正逆回転可能な駆動源と一方向クラッチという簡
単な構成により、低コスト、省スペースで分離爪を揺動
させることが出来るという優れた効果がある。更に請求
項2の発明によれば、上記駆動源として、上記回転端の
駆動源を用いるので、分離爪揺動専用の駆動源を設ける
必要が無く、更に、低コスト、省スペースを図ることが
出来る。更に請求項3の発明によれば、画像形成動作時
間又は画像形成動作回数を係数する係数手段と、該係数
手段の係数結果と基準値を比較する比較手段と、該比較
手段の比較結果に基づいて、画像形成動作終了後に上記
駆動源を通常の画像形成動作中とは逆の向きに回転させ
る駆動源制御手段とを設け、これにより、分離爪が回転
体上の移動範囲内の各位置に静止している間に実行され
る画像形成動作時間又は回数を同じにするので、該移動
範囲内で回転体の損傷を均一にして、結果的に回転体交
換の時期を更に遅らせることが出来る。又、請求項4の
発明によれば、上記爪保持部材移動機構で上記爪保持部
材を所定方向に移動させて回転体表面での分離爪の接触
位置を変え、又、分離爪の保守時には、上記面板を装置
前側板から取外すことにより、面板と共に爪部材保持部
材移動機構を構成する部材のうち爪保持部材よりも装置
手前側に設ける部材も取外せるので、装置前側板の保守
用開口からの爪保持部材の操作を容易にするが出来る。 更に、請求項5の発明によれば、上記爪保持部材移動機
構が、上記所定方向で接離可能な接続部材を介して上記
爪保持部材と接続され且つ該接続部材を介して上記爪保
持部材を装置手前側に付勢する付勢機構と、上記爪保持
部材の装置手前側端部が当接するカム面を備えたカム部
材と、該カム部材に駆動を伝達する駆動伝達機構とから
成り、該カム部材を上記面板に取付け、これにより、上
記爪保持部材を該接続部材分離して容易に装置外に取り
出すことが出来るようにしたので、分離爪の保守を一層
容易にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる電子写真装置の概略構成を示す
正面図。
【図2】図1中の感光体ドラム1の分解斜視図。
【図3】図1中の感光体ドラム1近傍の平面図。
【図4】同複写機の感光体ドラム駆動制御のフローチャ
ート。
【図5】同複写機の電装部のブロック図。
【符号の説明】
1      感光体ドラム            
    ,  31    本体後側板 32    面板                 
       ,  33    本体前側板 39    入力ギヤ               
     ,  40    軸41    軸受  
                      ,  
42    出力ギャ 43    端面カム               
     ,  45    ホルダ 46    押圧軸                
      ,  47    スプリング 48    カップリング             
   ,  49    分離爪軸 50    分離爪                
      ,  51    ホルダ 60    保守用開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体表面から転写材を分離する為に該回
    転体表面に接触するように配置された分離爪と、該分離
    爪を保持し且つ該回転体表面の移動方向に対して垂直な
    方向成分を有する所定方向に移動自在な爪保持部材と、
    該爪保持部材に係合して該爪保持部材を該所定方向に移
    動させる為のカム部材と、正逆回転可能な駆動源と、該
    駆動源からの駆動を該カム部材に伝達する為の一方向ク
    ラッチを有する駆動力伝達機構とを有する画像形成装置
    の分離装置。
  2. 【請求項2】上記駆動源は上記回転体の駆動源であり、
    且つ、上記一方向クラッチは上記駆動源が通常の画像形
    成動作中とは逆の向きに回転するときに、駆動を伝達す
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置の分離装置
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置の分離装置を備え
    、画像形成動作時間又は画像形成動作回数を係数する係
    数手段と、該係数手段の係数結果と基準値を比較する比
    較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて、画像形成
    動作終了後に上記駆動源を通常の画像形成動作中とは逆
    の向きに回転させる駆動源制御手段とを設けた画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】回転体表面から転写材を分離する為に該回
    転体表面に接触するように配置された分離爪と、該分離
    爪を保持し且つ該回転体表面の移動方向に対して垂直な
    方向成分を有する所定方向に移動自在な爪保持部材と、
    該爪保持部材に係合して該爪保持部材を該所定方向に移
    動させる爪保持部材移動機構と、装置前側板の保守用開
    口の少なくとも一部を覆うように該前側板の前面に取外
    し可能に取付けられる面板とを設け、該爪保持部材移動
    機構を構成する部材のうち該爪保持部材よりも装置手前
    側に設ける部材を、該面板に取付けた画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記爪保持部材移動機構が、上記所定方向
    で接離可能な接続部材を介して上記爪保持部材と接続さ
    れ且つ該接続部材を介して上記爪保持部材を装置手前側
    に付勢する付勢機構と、上記爪保持部材の装置手前側端
    部が当接するカム面を備えたカム部材と、該カム部材に
    駆動を伝達する駆動伝達機構とから成り、該カム部材を
    上記面板に取付けたことを特徴とする請求項4の画像形
    成装置。
JP03122592A 1991-04-24 1991-04-24 画像形成装置及びその分離装置 Expired - Fee Related JP3078351B2 (ja)

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