JPH0432404B2 - - Google Patents

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JPH0432404B2
JPH0432404B2 JP59210258A JP21025884A JPH0432404B2 JP H0432404 B2 JPH0432404 B2 JP H0432404B2 JP 59210258 A JP59210258 A JP 59210258A JP 21025884 A JP21025884 A JP 21025884A JP H0432404 B2 JPH0432404 B2 JP H0432404B2
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pressure
control
main line
spring chamber
valve
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JP59210258A
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明はたとえば射出成形機の射出シリンダ
の圧力制御等に用いれば特に有効な圧力制御回路
に関する。
<従来技術> 従来、圧力制御回路としては第2図に示すよう
なものがある。(油空圧化設計、第17巻,第10号、
71頁、図4参照。)この圧力制御回路は、圧力源
1と射出シリンダ2とを接続するメインライン3
の分岐路に電磁リリーフ弁5を接続すると共に、
演算増幅器6に、メインライン3の圧力を検出す
る圧力検出器7からの検出圧力信号Idと目標圧力
信号Ioとを入力して、この検出圧力信号Idと目標
圧力信号Ioとの比較値に基づいて電磁リリーフ弁
5を制御して、つまりメインライン3を経由する
圧力フイードバツク制御でメインライン3の圧力
を制御するようにしている。さらにこの圧力制御
回路は最高圧力規制用の安全弁8をメインライン
3に接続している。
<発明が解決しようとする問題点> ところで、上記従来の圧力制御回路では、流量
制御状態(手段は図示せず)から圧力制御状態に
移る過渡時に第3図中曲線Aで示すような大きく
て長時間持続する圧力オーバシユートが生じると
いう問題がある。
このような圧力オーバシユートが生じる理由は
以下の通りである。第3図において、Poは電磁
リリーフ弁5の制御すべき目標圧力、Pmは安全
弁8の設定圧力、Eは射出シリンダ2がストロー
クエンドに行つて流量制御状態から圧力制御状態
に移行する時刻である。上記時刻E以前の流量制
御状態では、目標圧力Poよりも圧力検出器7の
検出するメインライン3の圧力が極めて低いた
め、演算増幅器6は最大出力を出しており、電磁
リリーフ弁5は完全に閉じた状態にある。この状
態では演算増幅器6および電磁リリーフ弁5等の
フイードバツク系の制御要素は信号の大きさにつ
いて飽和状態になつている。次に、時刻Eを過ぎ
て、メインライン3の流体圧力が目標圧力Poを
越えると、上記演算増幅器6は上記飽和状態から
このフイードバツク系特有のある時定数で反転す
る。この時定数分だけの電磁リリーフ弁5の出力
の遅れのため、第3図中曲線Aに示すように、目
標圧力Poを越えた大きな圧力オーバシユートが
長時間持続することになる。この圧力オーバシユ
ートは電磁リリーフ弁5自体が持つている固有の
特性により決まる圧力オーバシユートよりも大き
くて、長時間持続する。
この問題を解決するため、演算増幅器6を含め
てフイードバツク系の時定数を短かくして、圧力
オーバシユートを小さく、短時間にすることが考
えられるが、そうすると発振するという問題が生
じる。
また、このような圧力フイードバツク制御によ
る圧力オーバシユートが生じるという欠点を解消
するために、電磁リリーフ弁5をオープンループ
で制御することも考えられるが、そうすると演算
増幅器6や電磁リリーフ弁5の温度変化によるド
リフトが生じ、圧力制御の精度が悪くなる。
そこで、この発明の目的は、圧力フイードバツ
ク制御と同等の静的な圧力制御精度を保ちなが
ら、圧力制御状態に入る過渡期において従来のオ
ープンループと同様の小さくて短期間の圧力オー
バシユートに押えることにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明の圧力制御
回路は、第1図に示すように、可変容量形ポンプ
12の吐出口にメインライン11を接続し、上記
可変容量形ポンプ12の吐出量制御部12aを圧
力制御弁13によつてメインライン11とタンク
41とに切換接続可能になし、かつ上記圧力制御
弁13のパイロツト室15をメインライン11に
接続し、上記圧力制御弁13のバネ室16に電磁
パイロツトリリーフ弁26を接続すると共に、上
記電磁パイロツトリリーフ弁26に上記バネ室1
6内の流体圧力と目標パイロツト圧力との比較値
に対応する制御信号を入力して、上記バネ室16
内の流体圧力を上記目標パイロツト圧力に制御す
るフイードバツク系27を設ける一方、上記バネ
室16に圧力源31を接続してなることを特徴と
している。
<作用> 上記構成により、目標パイロツト圧力を発生さ
せ得る圧力源31より、流体が電磁パイロツトリ
リーフ弁26の上流側に流入する。上記電磁パイ
ロツトリリーフ弁26は、上記流体を排出すべく
常時動作し、かつ圧力制御弁13のバネ室16内
の流体圧力を、フイードバツク系27からの制御
信号によつて目標パイロツト圧力に正確に制御す
る。このように圧力制御弁13は、流量制御中、
圧力制御中、あるいは流量制御から圧力制御への
過渡状態を問わず、動作している電磁パイロツト
リリーフ弁26によりバネ室16の圧力が常に一
定圧力に制御される。したがつて、上記圧力制御
弁13はメインライン11の圧力が伝えられるパ
イロツト室15と上記一定圧力に制御されるバネ
室16との差圧に応じて、可変容量形ポンプ12
の吐出量制御部12aをメインライン11または
タンク41に切換接続して、可変容量形ポンプ1
2の吐出量を制御し、結果としてメインライン1
1の圧力を高精度、高応答かつ省エネルギー的に
制御する。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図において、11は可変容量形ポンプ12
に接続したメインライン、13は上記可変容量形
ポンプ12の吐出量制御部の一例としての斜板制
御シリンダ12aをメインライン11またはタン
ク41に切換接続する2位置3ポート形の圧力制
御弁である。
上記圧力制御弁13の一端側のバネ室16には
バネ17を設け、他端側のパイロツト室15には
メインライン11を接続しており、上記圧力制御
弁13はパイロツト室15とバネ室16との流体
圧力の差圧に応じて、シンボル位置V1またはV2
に連続的に切換わつて、斜板制御シリンダ12a
をメインライン11またはタンク41に切換接続
し、可変容量形ポンプ12の吐出量を制御するよ
うになつている。
上記圧力制御弁13のバネ室16と、電流値に
比例した電磁力を発生する比例ソレノイドを備え
た電磁パイロツトリリーフ弁26とを連通する通
路24には、絞り25が介設されており、さらに
この電磁パイロツトリリーフ弁26とバネ室16
とをフイードバツク系27で接続して、上記バネ
室16内の圧力をフイードバツク制御するように
している。上記フイードバツク系27は圧力検出
器28と演算増幅器29を備える。上記圧力検出
器28は圧力制御弁13のバネ室16内の流体圧
力を検出し、この流体圧力を表わす信号を演算増
幅器29に入力する。上記演算増幅器29には制
御すべきメインライン11の特定する流体圧力に
応じた目標パイロツト圧力信号Ipをさらに入力す
る。上記演算増幅器29は、圧力検出器28の検
出したバネ室16内の流体圧力を表わす信号と目
標パイロツト圧力信号Ipとを比較し、この比較値
を増幅した制御信号を電磁パイロツトリリーフ弁
26に出力する。したがつて、上記電磁パイロツ
トリリーフ弁26は圧力制御弁13のバネ室16
内の流体圧力を目標パイロツト圧力信号Ipに対応
したパイロツト圧力にフイードバツク制御するこ
とになる。
一方、上記圧力制御弁13のバネ室16と絞り
25との間から分岐する通路23には、圧力補償
付流量調整弁32を介して上記目標パイロツト圧
力よりも高い圧力を有する圧力源31を接続して
いる。このため上記バネ室16と絞り25との間
には常に一定流量の流体が流入し、その結果、電
磁パイロツトリリーフ弁26は常にある開度で動
作状態にあることになる。
上記構成により、電磁パイロツトリリーフ弁2
6はフイードバツク制御にもかかわらず前述の如
く常にある開度で動作状態にあり、圧力制御弁1
3のバネ室16内の流体圧力は上記電磁パイロツ
トリリーフ弁26によつて、圧力制御弁13の作
動状態に無関係に、すなわち、メインライン11
の流量制御状態、圧力制御状態、流量制御から圧
力制御への過度状態を問わず、目標パイロツト圧
力に正確に制御される。
いま、上記メインライン11が流量制御状態か
ら圧力制御状態に移行し、メインライン11の圧
力が急上昇したとする。
そうすると、圧力制御弁13のパイロツト室1
5の流体圧力、つまりメインライン11の流体圧
力が、目標パイロツト圧力に正確に制御されてい
るバネ室16の流体圧力とバネ17のバネ力との
和以上に高くなり、圧力制御弁13は直ちにシン
ボル位置V1に切換わり、図示しないスプールは
バネ室16側に移動し、メインライン11の流体
を斜板制御シリンダ12aに導いて、斜板12b
を中立側に位置させ、可変容量形ポンプ12の吐
出量を減じ、メインライン11の圧力を制御す
る。上記スプールの後退時にバネ室16内の流体
圧力が上昇しようとするが、いつもある開度で動
作しているパイロツトリリーフ弁26からバネ室
16内の流体が迅速に排出されるので、バネ室1
6の流体圧力は過大に上昇せず、上記スプールは
速やかに移動し、圧力制御弁13は速やかに切換
わり、したがつて、可変容量形ポンプ12は速や
かに応答し、その結果メインライン11の圧力オ
ーバシユートは第3図中の曲線Bで示すように小
さく、かつ短時間しか持続しない。視点を変える
ならば、目標パイロツト圧力よりも高い圧力を有
する圧力源31から圧力補償付流量調整弁32を
通して電磁パイロツトリリーフ弁26に流体が流
入しているため、演算増幅器29および電磁パイ
ロツトリリーフ弁26は飽和状態になく、平衡状
態にあり、したがつて、これらが、応答性よく動
作し、ひいては、メインライン11の圧力オーバ
シユートが小さくなるのである。つまり、従来の
圧力フイードバツク制御における演算増幅器等の
飽和に起因する圧力フイードバツク制御固有の圧
力オーバシユートは生ぜず、圧力制御弁13およ
び可変容量形ポンプ12自体による圧力オーバシ
ユートすなわちオープン制御により圧力オーバシ
ユートと同等の圧力オーバシユートが生じるのみ
なのである。
また、静的には、圧力制御弁13のバネ室16
の圧力は電磁パイロツトリリーフ弁26によつて
正確に目標パイロツト圧力に制御されるため、メ
インライン11の流体圧力は従来の圧力フイード
バツク制御と同等の精度の高い圧力制御の静特性
が得られる。
また、可変容量形ポンプ12は圧力制御弁13
によつて制御され、必要なだけの流体を吐出し、
余分な流体を吐出しないので、省エネルギー効果
を達成できる。
上記実施例では流量調整弁として圧力補償付流
量調整弁を用いたが、これに代えて絞りを用いて
もよい。
<発明の効果> 以上の説明で明らかなように、この発明の圧力
制御回路によれば、従来の圧力フイードバツク制
御と同等の静特性(圧力制御精度)を保ちなが
ら、圧力制御状態に入る過渡期において従来のオ
ープン制御と同等の圧力オーバシユートに押える
ことができ、かつ省エネルギー効果を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回路図、第2図
は従来例の回路図、第3図は上記実施例および従
来例の圧力オーバシユートを説明するグラフであ
る。 11…メインライン、12…可変容量形ポン
プ、31…圧力源、13…圧力制御弁、26…電
磁パイロツトリリーフ弁、27…フイードバツク
系、32…圧力補償付流量調整弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変容量形ポンプ12の吐出口にメインライ
    ン11を接続し、上記可変容量形ポンプ12の吐
    出量制御部12aを圧力制御弁13によつて上記
    メインライン11とタンク41とに切換接続可能
    になし、かつ上記圧力制御弁13のパイロツト室
    15を上記メインライン11に接続し、上記圧力
    制御弁13のバネ室16に電磁パイロツトリリー
    フ弁26を接続すると共に、上記電磁パイロツト
    リリーフ弁26に上記バネ室16内の流体圧力と
    目標パイロツト圧力との比較値に対応する制御信
    号を入力して、上記バネ室16内の流体圧力を上
    記目標パイロツト圧力に相当した圧力に制御する
    フイードバツク系27を設ける一方、上記バネ室
    16に圧力源31を接続してなることを特徴とす
    る圧力制御回路。
JP59210258A 1984-10-05 1984-10-05 圧力制御回路 Granted JPS6188006A (ja)

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JP59210258A JPS6188006A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 圧力制御回路

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JPH0639951B2 (ja) * 1986-05-19 1994-05-25 日精樹脂工業株式会社 油圧回路の制御方法
FR2840108B1 (fr) * 2002-05-24 2004-06-25 Commissariat Energie Atomique Module de base de pile a combustible miniature avec des micro-volumes traverses par un des deux reactants
JP4992369B2 (ja) * 2006-09-29 2012-08-08 富士通株式会社 吐出量制御方法、吐出圧制御方法、注入装置、微小体の製造方法、吐出量制御装置および吐出量制御プログラム
CN113113561B (zh) * 2021-04-28 2022-04-15 北京卫蓝新能源科技有限公司 一种恒压控制方法及恒压调节装置

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