JPH0432399Y2 - - Google Patents

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JPH0432399Y2
JPH0432399Y2 JP1987101381U JP10138187U JPH0432399Y2 JP H0432399 Y2 JPH0432399 Y2 JP H0432399Y2 JP 1987101381 U JP1987101381 U JP 1987101381U JP 10138187 U JP10138187 U JP 10138187U JP H0432399 Y2 JPH0432399 Y2 JP H0432399Y2
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、クレーン車あるいは高所作業車等の
作業車の作動を規制して作業車の転倒を防止する
転倒防止装置において、リミツトスイツチにより
検出される作業車のアウトリガのアウトリガビー
ムの張り出し状態信号の異常を検出する転倒防止
装置における異常信号検出装置に関するものであ
る。
(2) 従来の技術 アウトリガビームの張出し状態をリミツトスイ
ツチの作動により検出することは、例えば特開昭
58−21285号公報に記載されているように従来よ
り公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のアウトリガの張出し状態検出装
置のリミツトスイツチは1個の接点により状態を
検出するものであつたため、回路の断線あるいは
短絡等の故障を検出することができず、作業車の
転倒防止装置が誤差動する危険があつた。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、ア
ウトリガのアウトリガビームの張出し状態を、各
アウトリガビームの側面に平行に固着したカム
と、前記アウトリガの各アウトリガボツクスに取
付けられ前記カムにより作動されるリミツトスイ
ツチの作動により検出するようにした作業車の転
倒防止装置において、該各リミツトスイツチにそ
れぞれ備えられた逆作動するA接点とB接点の一
対の接点と、該各リミツトスイツチの各接点が連
結され、各リミツトスイツチ毎にA接点とB接点
の開閉状態が異なるか否かをチエツクし、A接点
とB接点の開閉状態が反対であるときは正常と判
断し、A接点とB接点の開閉状態が同じときは異
常と判断する判別器とを備えたものである。
(5) 作用 上記の構成により、アウトリガのアウトリガビ
ームの張出し状態を検出するリミツトスイツチ及
びその回路が正常であるときは、リミツトスイツ
チの一対の接点の開閉状態が反対であるため、判
別器は正常な信号であると判断し、アウトリガの
アウトリガビームの張出し状態を検出するリミツ
トスイツチ及びその回路に断線あるいは短絡等の
故障が発生すると、リミツトスイツチの一対の接
点の開閉状態が同じになるため、判別器は異常な
信号であると判断する。
(6) 実施例 以下、図面により、アウトリガの張出し状態検
出装置において実施した本考案の実施例について
説明する。
アウトリガは、第2図に示すように、作業車の
フレームと一体に構成されたアウトリガボツクス
1内に水平方向に摺動自在にアウトリガビーム2
が嵌合され、アウトリガボツクス1とアウトリガ
ビーム2間に設けられた張出しシリンダ10の伸
縮によりアウトリガビーム2は張出し、縮小し、
アウトリガビーム2の先端にはジヤツキボツクス
3が備えられ、ジヤツキボツクスは内蔵されたジ
ヤツキシリンダ31により伸縮し、ジヤツキボツ
クス3の下端に取付けられたベースプレート32
を接地させて、作業車のフレームを支持するもの
であり、アウトリガは車体の左右の前後にそれぞ
れ、計4本設けられている。
各アウトリガビーム2の側面には長短2本のカ
ム6,7が平行に固着され、各アウトリガボツク
ス1の開口部の近傍には2本のカム6,7により
それぞれ作動される2個のリミツトスイツチ4,
5が取付けられ、一方のカム6はアウトリガビー
ム2が全縮小状態から約1/2張出しまで一方のリ
ミツトスイツチ4を作動させ、他方のカム7はア
ウトリガビーム2が全縮小状態から全張出しの直
前まだ他方のリミツトスイツチ5を作動させるも
のである。
各リミツトスイツチ4,5は、第1図に示すよ
うに、それぞれ逆作動するA接点4a,5aとB
接点4b,5bの一対の接点を備えるものであ
り、各接点4a,4b,5a,5bは判別器8に
連結され、判別器8は、各リミツトスイツチ毎に
A接点とB接点の開閉状態が異なるか否かをチエ
ツクし、A接点とB接点の開閉状態が異なる(一
方がオン、他方がオフ)ときはリミツトスイツチ
回路が正常として判別し、A接点とB接点の開閉
状態が同じ(両方オン、または両方オフ)ときは
リミツトスイツチ回路の異常として判別するもの
であり、判別器8は表示器9及び演算器11に連
結され、表示器9は各アウトリガ毎にアウトリガ
ビームの張出し状態を、全縮小、中間及び全体張
出しの3位置で表示するとともに、各リミツトス
イツチと対応して、リミツトスイツチの異常を表
示するLEDによる表示灯9a〜9lが備えられ、
リミツトスイツチ4,5,41,51,42,5
2,43,53が正常なときは、各アウトリガの
2個のリミツトスイツチからの信号の組合せによ
り、各張出し位置の表示灯9a〜9lが点灯し、
リミツトスイツチ4,5,41,51,42,5
2,43,53の何れかに異常が発生したとき
は、異常なリミツトスイツチに対応した表示灯9
b,9c,9e,9f,9h,9i,9k,9l
が点滅するものであり、演算器11は、各アウト
リガの張出し状態に応じて作業車の作業範囲ある
いは定格荷重を算出するものである。
上記の構成により、リミツトスイツチ4及びリ
ミツトスイツチ5が正常であれば、各リミツトス
イツチ4,5の一対の接点4a,4b,5a,5
bは一方4a,5aがオンになれば他方4b,5
bはオフになり、張出しシリンダ10の伸縮によ
りアウトリガビーム2が伸縮し、アウトリガビー
ム2が全縮小状態にあるときは、カム6及びカム
7によりリミツトスイツチ4及びリミツトスイツ
チ5が作動状態になり、表示灯9aが点灯し、ア
ウトリガビーム2を約1/2張出すと、カム6がリ
ミツトスイツチ4から外れて、リミツトスイツチ
4の作動が解除され、リミツトスイツチ5だけが
作動状態になり、表示灯9bが点灯し、第2図に
示すように、アウトリガビーム2を全張出しさせ
ると、カム7もリミツトスイツチ5から外れるた
め、両リミツトスイツチ4,5を共非作動状態に
なり、表示灯9cが点灯して、アウトリガの張出
し状態を表示するとともに、演算器11におい
て、アウトリガの張出し状態に応じた作業車の作
業範囲あるいは定格荷重が算出される。
そして、例えば、リミツトスイツチ4の接点4
bの回路が断線すると第1図の状態において接点
4a及び接点4bが共にオフになり、また、接点
4aの回路が短縮すると第1図の状態において接
点4a及び接点4bが共にオンになるため、判別
器8により入力信号の異常が判別され、リミツト
スイツチ4に対応する表示灯9cが点滅してリミ
ツトスイツチ4の異常が表示されるとともに、演
算器11が作業車の停止信号を出力し、作業車の
作動が停止するため、異常なリミツトスイツチ4
を直ちに交換する等の修理を行うことができると
ともに、転倒防止装置の誤差動による作業車の転
倒を防止することができる。
(7) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、アウトリガの
アウトリガビームの張出し状態を各アウトリガビ
ームの側面に平行に固着したカムにより作動され
るリミツトスイツチの作動により検出するように
した作業車の転倒防止装置において、リミツトス
イツチの回路の断線あるいは短絡等の故障を容易
に検出することができるため、本考案は作業車の
転倒防止装置の誤作動を防止し、作業車の安全性
向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は作業車
の転倒防止装置の要部の構成を示す回路図、第2
図は張出し状態を検出するリミツトスイツチを備
えたアウトリガの全張出し状態を示す側面図であ
る。 1……アウトリガボツクス、2……アウトリガ
ビーム、3……ジヤツキボツクス、4,41,4
2,43,5,51,52,53……リミツトス
イツチ、4a,5a……A接点、4b,5b……
B接点、6,7……カム、8……判別器、9……
表示器、9a,9b,9c,9d,9e,9f,
9g,9h,9i,9j,9k,9l……表示
灯、11……演算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウトリガのアウトリガビームの張出し状態
    を、各アウトリガビームの側面に平行に固着した
    カムと、前記アウトリガの各アウトリガボツクス
    に取付けられ前記のカムにより作動されるリミツ
    トスイツチの作動により検出するようにした作業
    車の転倒防止装置において、該各リミツトスイツ
    チにそれぞれ備えられた逆作動するA接点とB接
    点の一対の接点と、該各リミツトスイツチの各接
    点が連結され、各リミツトスイツチ毎にA接点と
    B接点の開閉状態が異なるか否かをチエツクし、
    A接点とB接点の開閉状態が反対であるときは正
    常と判断し、A接点とB接点の開閉状態が同じと
    きは異常と判断する判別器とを備えたことを特徴
    とする転倒防止装置における異常信号検出装置。
JP1987101381U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH0432399Y2 (ja)

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JPS647186U JPS647186U (ja) 1989-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224988A (ja) * 1982-06-18 1983-12-27 株式会社 多田野鉄工所 クレ−ンの過負荷防止装置

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