JPH0432317A - 逐次復号装置 - Google Patents

逐次復号装置

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JPH0432317A
JPH0432317A JP13883990A JP13883990A JPH0432317A JP H0432317 A JPH0432317 A JP H0432317A JP 13883990 A JP13883990 A JP 13883990A JP 13883990 A JP13883990 A JP 13883990A JP H0432317 A JPH0432317 A JP H0432317A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタルデータの伝送または蓄積過程でデー
タに生じた誤りを自動的に訂正する誤り訂正復号化装置
に関する。
〔概要〕
本発明は、ビットシリアル復号処理を行う逐次復号装置
において、 この処理を2ビット単位に実行して状態保持回路の無駄
な動作を緩和することにより、符号シンボル当たりの処
理時間を短縮することができるようにしたこものである
〔従来の技術〕
データの伝送誤りを検出して訂正するために、データを
いくつかの情報シンボルに区切り、誤す訂正符号器(以
下、符号器という)で畳み込み符号化して情報シンボル
に冗長ビットを付加した符号シンボルにし、伝送された
符号シンボルを誤り訂正復号器(以下復号器という)で
ファンアルゴリズムを用いて逐次復号することが行われ
ている。
このような符号器は状態保持回路と関数発生回路とを備
えている。状態保持回路は例えば双方向のシフトレジス
タで構成され、内部状態を保持し、情報シンボルの入力
によって内部状態を変更する。
関数発生器は内部状態を入力して冗長ビットを発生する
。情報シンボルに冗長ビットが付加され符号シンボルに
なり、この符号シンボルが伝送される。
復号器が受取る受信信号列は、伝送誤りにより必ずしも
送られた符号シンボルのビット列とは一致しない。復号
器は対応する符号器と同一の機能を有する回路(以下、
符号器複製という)をもっており、例えば情報シンボル
の長さが3ビットならば、000.001、−.111
の8通りのすべての可能な情報シンボルのビット列を符
号器複製にそれぞれ入力したときの符号器複製の出力ビ
ット列を受信信号列とそれぞれ比較し、受信信号列に最
も近い符号シンボルを与える情報シンボルから送られた
情報シンボルを推定する。近さの尺度として、ファノ尤
度と呼ばれる尤度が用いられる。ファンアルゴリズムで
は、基本的にはファノ尤度の累積尤度が最も大きくなる
情報シンボル列を送られた情報シンボル列であると判定
していく。もっとも、受信信号列に誤りが多発すると、
まちがった情報シンボルを送られた情報シンボルである
と判定する可能性がある。いったん誤った判定をすると
、それ以後の復号器複製の内部状態が符号器の内部状態
とくいちがい、それ以後はファノ尤度の大きな情報シン
ボルを見付けようとしてもなかなか見付けられなくなる
ので、過去に誤った判定をしたことが検出できる。誤っ
た判定をしたことを検出すると、符号器複製の内部状態
を過去の状態に戻した後に、過去に選んだ情報シンボル
の次にファノ尤度の大きな情報シンボルを送られた情報
シンボルであると判定して復号化をやり直す。ファノ尤
度が次に大きな情報シンボルを見付けようとしてもすで
に探索済みで見付けることができなければ、もう1つ過
去の状態に戻って同様な操作を行う。このように試行錯
誤を繰り返して復号化を行い、いったん出力した復号結
果を後で変更する可能性があるので、復号器は入力した
受信信号列のバッファおよび復号結果のバッファを必要
とする。
以上説明したファンアルゴリズムは米国人ファ/ (R
,M、Fano)が考案したもので、IEEEr情報理
論についての報告J  (Transactions 
on Info−rmation Theory)  
、I T −9(1963)(米)P、 64−74に
記載されている。また、このような符号器および復号器
は例えば米国人ジュージ・デビット・フォーニイ・ジx
ニア(George Da、vid Forney、J
r)の論文IEEE r通信技術についての報告J  
(Transactxons on Communic
ations Technology)、C0M19 
(1971) (米)P821−P835に記載されて
いる回路で実現できる。
ところで、情報シンボルの長さかにビットであるとする
と、可能な情報シンボルは2に通りある。
従来の復号器は、1回の復号操作のために2に通りの情
報シンボルに対して尤度を計算し、それらの尤度を比較
するのに2に一1回の比較演算をする必要があるので、
情報シンボルの長さが長くなると高速な復号化ができな
くなる欠点がある。この欠点を解決するために、出願番
号61−225403のビットシリアル復号器が提案さ
れている。このビットシリアル復号器の原理は、情報シ
ンボルの各(情報)ビットを長さ1ビットの情報シンボ
ルに対する符号シンボルと見なし、冗長ビットを長さ0
ビットの情報シンボルに対する符号シンボルと見なして
受信信号列をビットごとに逐次復号化することにある。
長さ1ビットの情報シンボルは「0」、「1」の2通り
であるから、1回の復号操作のために2通りの情報シン
ボルに対して尤度を計算し、それらの尤度を比較するの
に1回の比較演算をすればよい。これに対して従来の復
号器は情報ビット1ビットあたり(2に−1)/に回の
比較演算を必要とする。したがって、情報シンボルのビ
ット長が2以上であればビットシリアル復号器の復号化
は従来の復号器の復号化より高速になる。
第2図はこのようなビットシリアル復号器の基本構成を
示すブロック図である。ただし、情報シンボルの長さを
n−1ビットとし、符号シンボルの長さをnビットとし
、nは偶数としている。情報シンボルを修正する手数を
少なくする意味で組織符号を用いている。
状態保持回路102は例えば双方向シフトレジスタであ
り、情報ビットのほか冗長ビットをもダミービットとし
て保持する。関数発生器103は対応する符号器の関数
発生器と同じものである。カウンタ105は、モジユロ
nのn進カウンタであり、状態保持回路102の内容が
それぞれ左右にシフトされるごとに「1」だけ増減され
る。識別器106はカウンタ105があらかじめ決めら
れた値をとると「1」を、それ以外のときは「0」を出
力する。
セレクタ110は識別器106の出力が「0」のときは
状態保持回路102の左端に保持されたビットを選択し
、識別器106の出力が「1」のときは関数発生器10
3の出力するビットを選択する。逐次復号制御回路11
5はセレクタ110の出力とレジスタ112に保持され
た受信信号とを比較したファンアルゴリズムを実行し、
状態保持回路102の内容を左右にシフトしたり、状態
保持回路102の左端に反転器109の出力を保持した
りする。逐次復号制御回路115の構造は、入力される
ビット数が従来の復号器におけるより小さいという点を
除けば従来の復号器におけるものの構造と同じである。
受信信号列は入力端子101から1ビットずつ入力され
ていったんバッファ111に蓄えられ、逐次復号制御回
路115が必要とするときにレジスタ112と状態保持
回路102の左端とに保持される。逐次復号制御回路1
15は、過去の推定が正しいと判断しているときは、状
態保持回路102の内容を右にシフトし、はみだしたビ
ットをバッファ114に出力し、レジスタ112の内容
をバッファ113に出力し、バッファ111から受信信
号を取り出してレジスタ112と状態保持回路102の
左端とに保持する。
一方、逐次復号制御回路115は過去の推定がまちがっ
ていると判断すると、状態保持回路102を左にシフト
し、バッファ114から過去にバッファ114に入力し
たビットを取り出して状態保持回路102の右端に保持
することにより内部状態を過去の状態に戻し、レジスタ
112の内容をバッファ111に戻し、バッファ113
から過去にバッファ113に入力したビットを取り出し
てレジスタ112に保持する。
過去に状態保持回路102に入力されたビットが送られ
た情報ビットでないと判断して逐次復号制御回路115
がビットの修正を行うときは、状態保持回路102の左
端に保持されたビットの値を反転器109で反転して再
び状態保持回路102の左端に保持し直す。しかし、す
でに修正を行った場合と識別器106の出力が「1」の
場合には、修正はできない。修正ができない場合に、逐
次復号制御回路115はさらに過去の判定を修正する。
状態保持回路102の左端に保持されているビットが過
去に修正されていなければ、このビットはレジスタ11
2の内容に一致し、修正されていなければ一致しないか
ら、排他的論理和回路107の出力が「0」であるか「
1」であるかによって修正の有無が判断できるので、排
他的論理和回路107の出力と識別器106の出力との
論理和である論理和回路108の出力によって、逐次復
号制御回路115はビットの修正ができるか否かを判別
することができる。
以上の操作を行ってバッファ114に情報ビットの推定
値を蓄え、最終的に出力端子104から出力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このようなビットシリアル復号器では、情報シ
ンボルの全体としての尤度の計算や比較をすることなく
尤度の大きな情報を選び出すことができるかわりに、双
方向シフトレジスタを用いた状態保持回路102の動作
にむだな動きが生ずる。
これは、符号化率(ni)/nの組織符号を用いている
ために、識別器106の出力が「1」となる、すなわち
冗長ビットの位置に対する処理が行われるまで逐次復号
制御回路115は正しい操作を行っているかどうかを判
断できないからである。
すなわち、情報シンボル中のある情報ビットを修正する
と、逐次復号制御回路1.15は強引に状態保持回路1
02の双方向シフトレジスタを冗長ビットに対応する位
置まで進め、逐次復号制御回路115の判断を仰がなく
てはならない。また、逐次復号制御回路115が修正誤
りと判定すると、過去に戻るように双方向シフトレジス
タを後退させなければならない。本発明、このような双
方向シフトレジスタのむだな動きをなくし、符号シンボ
ル当りの処理時間を短くし、誤り訂正能力の高い逐次復
号装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、畳み込み符号化された情報シンボルに冗長ビ
ットが付加された符号シンボルのビット列が到来する入
力端子と、この入力端子を経由するビット列に対してビ
ットシリアル復号処理を行う復号手段とを備えた逐次復
号装置において、上記入力端子は、符号シンボルを分割
して生成された冗長ビットを含む第一のビット群と第二
のビット群とがそれぞれ到来する第一入力端子および第
二入力端子で構成され、上記復号手段は、上記第一入力
端子および上記第二入力端子に接続され、2ビット単位
でビットシリアル復号処理を実行する構成であることを
特徴とする。
ここで、上記復号手段は、上記第一のビット群および上
記第二のビット群の1ビットをそれぞれ入力して所定期
間保持する状態保持回路と、上記状態保持回路が保持す
る内容から冗長ビットを抽出する関数発生器と、ビット
シリアル復号処理中のビットに対応する符号シンボル中
の部分を算出するカウンタと、情報シンボル中の冗長ビ
ットを識別する識別器と、上記第一のビット群と上記第
二のビット群との組合せで決まる情報ビットの組または
冗長ビットと情報ビットとの組のいずれであるかを上記
識別器の出力に基づき調べ該当する2ビットの尤度を逐
次求めて最大尤度の情報シンボルを選択する逐次復号制
御回路と、上記逐次復号制御回路への上記第一のビット
群の最終入力を選択するセレクタとを備えた構成でも良
い。
〔作用〕
本発明の回路では、ビット単位の処理をやめて2ビット
ずつの処理を行っている。すなわち、情報シンボルを誤
り訂正符号器で畳み込み符号化し、情報シンボルに冗長
ビットを付加した符号シンボルをあらかじめ定められた
組合わせで冗長ビットを含むビット群とそうでないビッ
ト群に2分したものを逐次復号装置の入力し、情報ビッ
トと情報ビットの2ビットの組または情報ビットと冗長
ビットの2ビットの組の尤度を識別器の出力に応じて逐
次復号制御回路で求め、送信情報シンボルのそれぞれの
ビットを推定することによって尤度の大きい情報シンボ
ルを選び出していく。このようにすることにより、双方
向シフトレジスタの無駄な動きが緩和され、符号シンボ
ル当りの処理時間が短くなり、誤り訂正能力が向上でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は、本発明の基本構成を示すブロック図であ
る。ただし、情報シンボルの長さを(n−1)ビットと
し、符号シンボルの長さをnビットとし、nは偶数とし
ている。また、情報シンボルを修正する手数を少なくす
る意味で組織符号を用いている。
この実施例は、第1図に示すように、畳み込み符号化さ
れた情報シンボルに冗長ビットが付加された符号シンボ
ルのビット列が到来する入力端子と、この入力端子を経
由するビット列に対してビットシリアル復号処理を行う
復号手段とを備え、さらに、本発明の特徴とする手段と
して、上記入力端子は、符号シンボルを分割して生成さ
れた冗長ビットを含む第一のビット群と第二のビット群
とがそれぞれ到来する入力端子1および入力端子5で構
成され、上記復号手段は、入力端子1および入力端子5
に接続され、2ビット単位でビットシリアル復号処理を
実行する構成であり、上記第一のビット群および上記第
二のビット群の1ビットをそれぞれ入力して所定期間保
持する状態保持回路10および11と、状態保持回路1
0および11が保持する内容から冗長ビットを抽出する
関数発生器9と、ビットシリアル復号処理中のビットに
対応する符号シンボル中の部分を算出するカウンタ15
と、情報シンボル中の冗長ビットを識別する識別器16
と、上記第一のビット群と上記第二のビット群との組合
せで決まる情報ビットの組または冗長ビットと情報ビッ
トとの組のいずれであるかを識別器16の出力に基づき
調べ該当する2ビットの尤度を逐次求めて最大尤度の情
報シンボルを選択する逐次復号制御回路14と、逐次復
号制御回路14への上記第一のビット群の最終入力を選
択するセL−クタ17とを備える。
次に、この実施例の動作を説明する。
情報保持回路10および11は例えば双方向シフト1/
ジスタであり、状態保持回路11は情報ビットのみを保
持し、状態保持回路10は情報ビットのばか冗長ビット
をもダミービットとして保持する。関数発生器9は対応
する符号器の関数発生器と同じものである。カウンタ1
5はモジコロn / 2のn/2進カウンタであり、状
態保持回路10および11の内容がそれぞれ左右にシフ
トされるごとに「1」だけ増減される。識別器16はカ
ウンタ15があらかじめ決められた値をとると「1」、
その以外のときは「0」を出力する。セレクタ17は、
識別器16の出力が「0」のときは状態保持回路10の
左端に保持されたビットを選択し、識別器16の出力が
「1」のときは関数発生器9の出力するビットを選択す
る。逐次復号制御回路14は、セレクタ17の出力とレ
ジスタ3に保持された受信信号とを、また、状態保持回
路11の右端に保持されたビットとレジスタ7に保持さ
れた受信信号とをそれぞれ比較してファノアルゴリズム
を実行し、状態保持回路10および11の内容を左右に
シフトしたり、状態保持回路10の左端に排他的論理和
回路18の出力や状態保持回路11の右端に反転器23
の出力を保持したりする。逐次復号制御回路14の構造
は従来の復号器におけるものと同じ構造である。
受信系列はあらかじめ定められた組合わせで2分されて
いるので、入力端子1からは冗長ビットを含むビット群
が1ビットずつ入力され、入力端子5からは情報ビット
のみのビット群が1ビットずつ入力され、それぞれがい
ったんバッファ2および6に蓄えられ、逐次復号制御回
路14が必要とするときに、レジスタ3と状態保持回路
10の左端とに、またレジスタ7と状態保持回路11の
右端とにそれぞれ保持される。逐次復号制御回路14は
、過去の推定が正しいど判断しているときには、状態保
持回路10の内容を右にシフトし、また、状態保持回路
11の内容を左にシフトし、それぞれはみ出したビット
をバッファ12に出力し、レジスタ3の内容をバッファ
4に出力し、バッファ2から受信信号を取り出してレジ
スタ3と状態保持回路10の右端とに保持し、レジスタ
7の内容をバッファ8に出力し、バッファ6から受信信
号を取り出してレジスタ7と状態保持回路11の左端に
保持する。
一方、逐次復号制御回路14は過去の推定がまちがって
いると判断すると、状態保持回路10を左にシフトし、
バッファ12から過去にバッファ12に入力したビット
を取り出して状態保持回路10および11の右端と左端
とにそれぞれ保持することにより内部状態を過去の状態
に戻し、レジスタ3の内容をバッファ2に戻し、また、
レジスタ7の内容をバッファ6に戻し、バッファ4から
過去にバッフT4から入力したビットを取り出してレジ
スタ3に保持し、またバッファ8から過去にバッファ8
から入力したビットを取り出してレジスタ7に保持する
。過去に状態保持回路10および11に入力されたビッ
トが送られた情報ビットでないと判断して逐次復号制御
回路14がビットの修正を行うときは、状態保持回路1
1の右端に保持されたビットの値を反転器23で反転し
て再び状態保持回路11の右端に保持し直す。このとき
に、状態保持回路10の左端の出力は反転器21で反転
され、反転器22の出力と排他的論理和回路18で排他
的論理和が施されるが値は変化しない。しかし、状態保
持回路11の右端のビットがすでに修正を行った場合に
は、状態保持回路11の右端の出力は反転器21で反転
して元の値に戻され、状態保持回路10の左端の出力を
排他的論理和回路18ないし19と反転器21および2
2を使って反転して再び状態保持回路10の右端に保持
し直す。さらに、この状態もすでに修正を行った場合に
は、状態保持回路10の左端の出力は排他的論理和回路
18ないし19と反転器21および22とにより同じ値
を取り、再び状態保持回路10の左端に保持し直される
。また、状態保持回路11の右端の出力は反転器23に
より反転され、再び状態保持回路11の右端に保持し直
される。このような動作は状態保持回路10の左端の出
力と情報保持回路の右端の出力が共に情報ビットの場合
であるが、状態保持回路10の左端の出力が冗長ビット
で、状態保持回路11の右端の出力が情報ビットである
場合には、状態保持回路11の右端の出力しか修正でき
ない。
状態保持回路10および11の左端および右端に保持さ
れているビットが過去に修正されていなければ、これら
のビットはレジスタ3および7の内容とそれぞれ一致し
、修正されていなければ一致しないから、排他的論理和
回路19および20の出力が「0」であるか「1」であ
るかによって修正の有無が判断てきる。排他的論理和回
路19および20の出力の論理積である論理積回路26
の出力と冗長ビットを示す識別器16の出力と排他的論
理和回路20の出力との論理積である論理積回路25の
出力との論理和である論理和回路24の出力によって、
逐次復号制御回路14は2つのビットの修正ができるか
否かを判別できる。修正できない場合は逐次復号制御回
路14はさらに過去の判定を修正する。このような操作
を行ってバッファ12に情報ビットの推定値を蓄え、最
終的に出力端子13から出力する。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、2ビットずつ処理する
機能をもつことにより、従来技術であるビットシリアル
誤り訂正復号器で生じた双方向シフトレジスタの無駄な
動きが緩和できるので、符号シンボル当りの処理時間が
短縮でき、誤り訂正能力を向上させることができる効果
がある。また、ビットシリアル誤り訂正復号器での符号
シンボル当りの処理時間を同じに保てば、本発明で用い
たバッファのメモリ容量を少なくすることができるので
、回路の小型化とコスト削減とが図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第2図は従来例の構成を示すブロック構成図。 1.5・・・入力端子、2.4.6.8.12・・・バ
ッファ、3.7・・・レジスタ、9・・・関数発生器、
10.11・・・状態保持回路、13・・・出力端子、
14・・・逐次復号制御回路、15・・・カウンタ、1
6・・・識別器、17・・・セレクタ、18.19.2
0・・・排他的論理和回路、21.22.23・・・反
転器、24・・・論理和回路、25.26・・・論理積
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、畳み込み符号化された情報シンボルに冗長ビットが
    付加された符号シンボルのビット列が到来する入力端子
    と、この入力端子を経由するビット列に対してビットシ
    リアル復号処理を行う復号手段とを備えた逐次復号装置
    において、 上記入力端子は、符号シンボルを分割して生成された冗
    長ビットを含む第一のビット群と第二のビット群とがそ
    れぞれ到来する第一入力端子および第二入力端子で構成
    され、 上記復号手段は、上記第一入力端子および上記第二入力
    端子に接続され、2ビット単位でビットシリアル復号処
    理を実行する構成である ことを特徴とする逐次復号装置。 2、上記復号手段は、上記第一のビット群および上記第
    二のビット群の1ビットをそれぞれ入力して所定期間保
    持する状態保持回路と、上記状態保持回路が保持する内
    容から冗長ビットを抽出する関数発生器と、ビットシリ
    アル復号処理中のビットに対応する符号シンボル中の部
    分を算出するカウンタと、情報シンボル中の冗長ビット
    を識別する識別器と、上記第一のビット群と上記第二の
    ビット群との組合せで決まる情報ビットの組または冗長
    ビットと情報ビットとの組のいずれであるかを上記識別
    器の出力に基づき調べ該当する2ビットの尤度を逐次求
    めて最大尤度の情報シンボルを選択する逐次復号制御回
    路と、上記逐次復号制御回路への上記第一のビット群の
    最終入力を選択するセレクタとを備えた請求項1記載の
    逐次復号装置。
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JP2621582B2 (ja) 1997-06-18

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