JPH0432224Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432224Y2 JPH0432224Y2 JP1985029819U JP2981985U JPH0432224Y2 JP H0432224 Y2 JPH0432224 Y2 JP H0432224Y2 JP 1985029819 U JP1985029819 U JP 1985029819U JP 2981985 U JP2981985 U JP 2981985U JP H0432224 Y2 JPH0432224 Y2 JP H0432224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- potential
- voltage
- reference potential
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は例えばバツテリーインパクトレンチの
ように電池の完全放電間際の締付トルクの低下を
表示警報する電圧低下警報器付バツテリー締付工
具に関するものである。
ように電池の完全放電間際の締付トルクの低下を
表示警報する電圧低下警報器付バツテリー締付工
具に関するものである。
バツテリー締付工具に使用される電池の電圧
は、周知の如く、充電直後の電圧が最も高く、使
用するに従つて徐々に低下し、完全放電間際では
急激に低下するという特性を持つている。そのた
めインパクトレンチ等の締付工具においては、完
全放電間際では急激に締付トルクが低下してしま
う。従来この締付トルクの低下は打撃力の低下ま
たは打撃音の低下、ボルトの回転角等作業者の感
により感知するかあるいはトルクレンチによりチ
エツクするかいずれかの方法で確認していた。し
かし、前者は信頼性が低く、また後者は面倒であ
る等の欠点があつた。
は、周知の如く、充電直後の電圧が最も高く、使
用するに従つて徐々に低下し、完全放電間際では
急激に低下するという特性を持つている。そのた
めインパクトレンチ等の締付工具においては、完
全放電間際では急激に締付トルクが低下してしま
う。従来この締付トルクの低下は打撃力の低下ま
たは打撃音の低下、ボルトの回転角等作業者の感
により感知するかあるいはトルクレンチによりチ
エツクするかいずれかの方法で確認していた。し
かし、前者は信頼性が低く、また後者は面倒であ
る等の欠点があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、完全放電間際の締付トルクの低下を電気的
に確実に検出して警報することである。
くし、完全放電間際の締付トルクの低下を電気的
に確実に検出して警報することである。
本考案は、電池電位を基準電位と比較して電池
の電圧低下を検出し、発光ダイオード等の警報手
段により警報表示するようにすれば作業者が締付
トルクの低下を確実に確認できる点に着目し、検
出回路、表示方法、電池電圧と締付トルクとの関
係等を工夫したものである。
の電圧低下を検出し、発光ダイオード等の警報手
段により警報表示するようにすれば作業者が締付
トルクの低下を確実に確認できる点に着目し、検
出回路、表示方法、電池電圧と締付トルクとの関
係等を工夫したものである。
以下締付工具をインパクトレンチして示した実
施例図面を参照して本考案を説明する。
施例図面を参照して本考案を説明する。
第１図はインパクトレンチの要部を示す断面図
である。１は図示しないモータを収納するハウジ
ング、２は図示しない減速部、打撃部及びクラツ
チ部等を収納するハンマーケースであり、ハンド
ル３内部のスイツチ４を操作することにより電池
５の電力は警報器６を介してモータに供給され、
モータの回転力は前記減速部、打撃部に伝達され
先端工具を介してボルト、ナツト等を締め付けて
いく。
である。１は図示しないモータを収納するハウジ
ング、２は図示しない減速部、打撃部及びクラツ
チ部等を収納するハンマーケースであり、ハンド
ル３内部のスイツチ４を操作することにより電池
５の電力は警報器６を介してモータに供給され、
モータの回転力は前記減速部、打撃部に伝達され
先端工具を介してボルト、ナツト等を締め付けて
いく。
ここでボルト等を締め付けていくに従い電池５
の電圧は徐々に低下し、完全放電間際では急激に
低下することによりモータの締付トルクも急激に
低下することは上記したとおりである。本考案は
完全放電間際になると警報器６が作動し、作業者
に警報するものである。
の電圧は徐々に低下し、完全放電間際では急激に
低下することによりモータの締付トルクも急激に
低下することは上記したとおりである。本考案は
完全放電間際になると警報器６が作動し、作業者
に警報するものである。
第２図に本考案による警報器６を含むインパク
トレンチの回路図、第３図に警報器６、締付トル
ク等の関係を表した説明用動作図を示す。第２図
において、７は比較器、８はツエナーダイオー
ド、９〜１２は抵抗、１３は発光ダイオードであ
る。本考案基準電位発生回路を構成する抵抗１１
とツエナーダイオード８の接続点が比較器７の反
転入力に接続され、また本考案電池電位発生回路
を構成する抵抗９と抵抗１０の接続点が比較器７
の非反転入力端に接続される。更に発光ダイオー
ド１３と抵抗１２の直列回路が電池５の＋側端子
と比較器７の出力端との間に挿入されている。
トレンチの回路図、第３図に警報器６、締付トル
ク等の関係を表した説明用動作図を示す。第２図
において、７は比較器、８はツエナーダイオー
ド、９〜１２は抵抗、１３は発光ダイオードであ
る。本考案基準電位発生回路を構成する抵抗１１
とツエナーダイオード８の接続点が比較器７の反
転入力に接続され、また本考案電池電位発生回路
を構成する抵抗９と抵抗１０の接続点が比較器７
の非反転入力端に接続される。更に発光ダイオー
ド１３と抵抗１２の直列回路が電池５の＋側端子
と比較器７の出力端との間に挿入されている。
警報器６の動作原理を第２図、第３図により説
明する。ツエナーダイオード８両端の基準電位
VAと抵抗９両端の電池電位VBを比較器７によつ
て比較する。ここで電池５の完全放電間際での電
圧をVLとすると、VA≧VB＝VL・R1／（R1＋R2）
となるように、抵抗９，１０の抵抗値R1，R2及
び抵抗１１の抵抗値R3、ツエナーダイオード８
のツエナー電圧等を設定する。
明する。ツエナーダイオード８両端の基準電位
VAと抵抗９両端の電池電位VBを比較器７によつ
て比較する。ここで電池５の完全放電間際での電
圧をVLとすると、VA≧VB＝VL・R1／（R1＋R2）
となるように、抵抗９，１０の抵抗値R1，R2及
び抵抗１１の抵抗値R3、ツエナーダイオード８
のツエナー電圧等を設定する。
電池５の電圧が高い時はVA＜VBのため比較器
７の出力端電位は高く発光ダイオード１３は点灯
しない。インパクトレンチが使用され電池５の容
量が少なくなつて電池５が完全放電間際になり、
VA＞VBとなると比較器７の出力端電位が小さく
なるので、発光ダイオード１３が点灯する。
７の出力端電位は高く発光ダイオード１３は点灯
しない。インパクトレンチが使用され電池５の容
量が少なくなつて電池５が完全放電間際になり、
VA＞VBとなると比較器７の出力端電位が小さく
なるので、発光ダイオード１３が点灯する。
このように電池５の電圧が急激に低下する直前
で発光ダイオード１３が点灯するので、作業者は
この時点で電池５の交換時期であることが一目で
分かるようになる。
で発光ダイオード１３が点灯するので、作業者は
この時点で電池５の交換時期であることが一目で
分かるようになる。
従つて、従来電池５の完全放電間際の検知を打
撃力の低下等の作業者の感に頼つていたり、作業
後のトルクチエツクという手間を大幅に省くこと
ができ、作業能率、締付トルクの信頼性を向上す
ることが可能となる。
撃力の低下等の作業者の感に頼つていたり、作業
後のトルクチエツクという手間を大幅に省くこと
ができ、作業能率、締付トルクの信頼性を向上す
ることが可能となる。
以上のように本考案によれば、電池の完全放電
間際での締付トルクの低下をインパクトレンチの
振動等に影響されることなく電気的に確実に検出
できるようになり、作業能率、締付トルクの信頼
性を大幅に向上することが可能となる。
間際での締付トルクの低下をインパクトレンチの
振動等に影響されることなく電気的に確実に検出
できるようになり、作業能率、締付トルクの信頼
性を大幅に向上することが可能となる。
図は本考案締付工具をインパクトレンチとして
示した一実施例を示すもので、第１図はインパク
トレンチの要部断面図、第２図はインパクトレン
チの回路図、第３図は警報器、締付トルク、発光
ダイオード等の関係を示した説明用動作図であ
る。 図において、１はハウジング、２はハンマケー
ス、３はハンドル、４はスイツチ、５は電池、６
は警報器、７は比較器、８はツエナーダイオー
ド、９〜１２は抵抗、１３は発光ダイオードであ
る。
示した一実施例を示すもので、第１図はインパク
トレンチの要部断面図、第２図はインパクトレン
チの回路図、第３図は警報器、締付トルク、発光
ダイオード等の関係を示した説明用動作図であ
る。 図において、１はハウジング、２はハンマケー
ス、３はハンドル、４はスイツチ、５は電池、６
は警報器、７は比較器、８はツエナーダイオー
ド、９〜１２は抵抗、１３は発光ダイオードであ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電池によつて駆動されるモータによつて回転さ
れる先端工具を介してボルト、ナツト等を締め付
けるバツテリー締付工具において、 前記電池に並列に接続され、電池電圧に関係な
く一定の基準電位に発生する基準電位発生回路
と、該基準電位発生回路と並列に接続され、電池
電圧に比例する電位を発生する電池電位発生回路
と、これら発生回路の基準電位と電池電位とを比
較し、電池電位が基準電位より小さくなつた時に
表示手段を作動させる比較器とを備えたことを特
徴とする電圧低下警報器付バツテリー締付工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985029819U JPH0432224Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985029819U JPH0432224Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61148570U JPS61148570U (ja) | 1986-09-12 |
| JPH0432224Y2 true JPH0432224Y2 (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=30528967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985029819U Expired JPH0432224Y2 (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432224Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007319963A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Makita Corp | 電動工具 |
| EP2256899A1 (en) | 2001-05-09 | 2010-12-01 | Makita Corporation | Power tools |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0634950B2 (ja) * | 1989-04-26 | 1994-05-11 | ニューデルタ工業株式会社 | 背負式防除機 |
| JP2006192518A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Max Co Ltd | 充電式電動工具 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49142397U (ja) * | 1973-03-30 | 1974-12-07 |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP1985029819U patent/JPH0432224Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2256899A1 (en) | 2001-05-09 | 2010-12-01 | Makita Corporation | Power tools |
| JP2007319963A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Makita Corp | 電動工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61148570U (ja) | 1986-09-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8210275B2 (en) | Power tools | |
| US6771043B2 (en) | Power tools | |
| JP4820061B2 (ja) | 電池工具 | |
| US4397196A (en) | Electronic tool and method | |
| CN1543389A (zh) | 具有声音触发的定时冲击关闭的冲击工具电池部件 | |
| JPH0432224Y2 (ja) | ||
| SE519658C2 (sv) | Metod och mutterdragare med målmomentdetektering genom ljud | |
| JP3743188B2 (ja) | 回転打撃工具 | |
| JPH11178233A (ja) | バッテリ状態判定装置及びバッテリ劣化警報装置 | |
| JPH07100772A (ja) | 回転式動力工具 | |
| JPS63124730A (ja) | 車両用交流発電機の制御装置 | |
| JP2003284354A (ja) | Ｈブリッジ保護回路 | |
| JP3373622B2 (ja) | インパクトレンチ | |
| JP2003117848A (ja) | 締付装置 | |
| JP2003123050A (ja) | 電気工具の作業回数計数装置 | |
| TWI732586B (zh) | 電動工具之偵測裝置 | |
| JPH01190269A (ja) | 超音波モータの保護装置 | |
| JP3092182B2 (ja) | 回転電機付きタ−ボチャ−ジャの安全装置 | |
| JPH05123975A (ja) | バツテリーツール | |
| KR20010046851A (ko) | 차량용 나사 체결 시스템 및 그 체결 보증 제어방법 | |
| JPS5822670A (ja) | 小ねじ締め用電動ドライバ | |
| JP2002070710A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
| JP2007319963A (ja) | 電動工具 | |
| KR20020057321A (ko) | 팬（ｆａｎ）고장 경보장치 | |
| JPS6229187B2 (ja) |