JPH0432224A - 熱処理装置 - Google Patents
熱処理装置Info
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- JPH0432224A JPH0432224A JP13884190A JP13884190A JPH0432224A JP H0432224 A JPH0432224 A JP H0432224A JP 13884190 A JP13884190 A JP 13884190A JP 13884190 A JP13884190 A JP 13884190A JP H0432224 A JPH0432224 A JP H0432224A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
半導体装置の製造工程において半導体基板上に熱酸化膜
を形成したり、或いはイオン注入によって基板に導入さ
れた不純物を熱拡散させる場合に用いられる熱処理炉用
の炉心管の構造に関し、(1)耐熱性に優れている。す
なわち、1200°C以上の高温・長時間の熱処理に耐
えられる。(2)炉心管を製作するにあたっての加工性
が良い。(3)高純度の材料が得られる。(4)ヒータ
線の炉心管外部で発生した金属不純物による半導体ウェ
ハの汚染を防止できる。という以上4つの長所を兼ね備
えた炉心管の構造を提供することを目的とし、被処理物
を収納する管体を備えた熱処理装置において、該管体は
炭化ケイ素層を有する第1の筒状部材と、該筒状部材の
少なくとも一端で該筒状部材と嵌合する石英からなる第
2の部材とを具備し、熱処理時に該第1の筒状部材と該
第2の部材が接合して一体化するように構成するか、ま
たは上記炭化ケイ素層がCVD法により形成された炭化
ケイ素層であるように構成する。
を形成したり、或いはイオン注入によって基板に導入さ
れた不純物を熱拡散させる場合に用いられる熱処理炉用
の炉心管の構造に関し、(1)耐熱性に優れている。す
なわち、1200°C以上の高温・長時間の熱処理に耐
えられる。(2)炉心管を製作するにあたっての加工性
が良い。(3)高純度の材料が得られる。(4)ヒータ
線の炉心管外部で発生した金属不純物による半導体ウェ
ハの汚染を防止できる。という以上4つの長所を兼ね備
えた炉心管の構造を提供することを目的とし、被処理物
を収納する管体を備えた熱処理装置において、該管体は
炭化ケイ素層を有する第1の筒状部材と、該筒状部材の
少なくとも一端で該筒状部材と嵌合する石英からなる第
2の部材とを具備し、熱処理時に該第1の筒状部材と該
第2の部材が接合して一体化するように構成するか、ま
たは上記炭化ケイ素層がCVD法により形成された炭化
ケイ素層であるように構成する。
本発明は、半導体装置の製造工程において半導体基板上
に熱酸化膜を形成したり、或いはイオン注入によって基
板に導入された不純物を熱拡散させる場合に用いられる
熱処理炉用の炉心管の構造に関する。
に熱酸化膜を形成したり、或いはイオン注入によって基
板に導入された不純物を熱拡散させる場合に用いられる
熱処理炉用の炉心管の構造に関する。
近年の半導体装置の製造工程では、イオン注入等の方法
によって基板中に導入された不純物を熱拡散させるため
に高温・長時間の熱処理工程が必要となっている。この
ため、半導体装置製造工程で用いられる熱処理炉用の炉
心管には耐熱性の良い材料が求められている。
によって基板中に導入された不純物を熱拡散させるため
に高温・長時間の熱処理工程が必要となっている。この
ため、半導体装置製造工程で用いられる熱処理炉用の炉
心管には耐熱性の良い材料が求められている。
その点、石英(二酸化ケイ素、5iOz)は1100°
C程度の温度までは耐熱性を有し、また炉心管を製作す
る際の加工性も良く、比較的高純度のものを作りやすい
ため炉心管の材料として用いられていた。しかし、現在
半導体装置の製造工程において、基板中に特定の不純物
を熱拡散させるためには1200°C以上で長時間の熱
処理工程が不可欠なため、石英製の炉心管を用いてこの
ような高温・長時間アニールを行うと、炉心管が変形し
てしまう等の問題点が生じていた。
C程度の温度までは耐熱性を有し、また炉心管を製作す
る際の加工性も良く、比較的高純度のものを作りやすい
ため炉心管の材料として用いられていた。しかし、現在
半導体装置の製造工程において、基板中に特定の不純物
を熱拡散させるためには1200°C以上で長時間の熱
処理工程が不可欠なため、石英製の炉心管を用いてこの
ような高温・長時間アニールを行うと、炉心管が変形し
てしまう等の問題点が生じていた。
この問題点を解決するために、石英よりもさらに耐熱性
の優れた材料としてセラミックス炭化ケイ素(SiC)
が注目されている。セラミックスSiCは約1400℃
まで耐熱性を有しているので、熱変形の問題は解決され
炉心管の材料として石英にとって代わろうとしている。
の優れた材料としてセラミックス炭化ケイ素(SiC)
が注目されている。セラミックスSiCは約1400℃
まで耐熱性を有しているので、熱変形の問題は解決され
炉心管の材料として石英にとって代わろうとしている。
しかし、セラミックスSiCは、
(1)アルミニウム(A1)等の金属不純物を含みやす
いので石英はどの純度の高い材料が得られにくい。
いので石英はどの純度の高い材料が得られにくい。
(2)加工性が石英に比べて劣る(破損した場合は修理
不可能)。
不可能)。
(3)石英に比べて高価である。
(4)セラミックスSiC中には緻密性を高めるために
シリコン(St)が大量に含まれている。高温アニール
工程では、炉心管の外部に位置するヒータ線等から発生
した鉄(Fe)、クロム(Cr)等の金属不純物がSi
C中のSiO中を拡散し、炉心管を通り抜けて炉心管内
部に設置された半導体ウェハを汚染する。
シリコン(St)が大量に含まれている。高温アニール
工程では、炉心管の外部に位置するヒータ線等から発生
した鉄(Fe)、クロム(Cr)等の金属不純物がSi
C中のSiO中を拡散し、炉心管を通り抜けて炉心管内
部に設置された半導体ウェハを汚染する。
等の理由により広く用いられるには至っていない。
このため、従来の石英やセラミックスSiCに代わる炉
心管の材料及び高温・長時間のアニールに耐えうる炉心
管構造が求められている。
心管の材料及び高温・長時間のアニールに耐えうる炉心
管構造が求められている。
本発明は、
(1)耐熱性に優れている。すなわち、1200°C以
上の高温・長時間の熱処理に耐えられる。
上の高温・長時間の熱処理に耐えられる。
(2)炉心管を製作するにあたっての加工性が良い。
(3)高純度の材料が得られる。
(4)ヒータ線等による炉心管外部で発生した金属不純
物による半導体ウェハの汚染を防止できる。
物による半導体ウェハの汚染を防止できる。
という以上4つの長所を兼ね備えた炉心管の構造を提供
することを目的とする。
することを目的とする。
本発明は、被処理物を収納する管体を備えた熱処理装置
において、該管体は炭化ケイ素層を有する第1の筒状部
材と、該筒状部材の少なくとも一端で該筒状部材と嵌合
する石英からなる第2の部材とを具備し、熱処理時に該
第1の筒状部材と該第2の部材が接合して一体化するよ
うに構成する。
において、該管体は炭化ケイ素層を有する第1の筒状部
材と、該筒状部材の少なくとも一端で該筒状部材と嵌合
する石英からなる第2の部材とを具備し、熱処理時に該
第1の筒状部材と該第2の部材が接合して一体化するよ
うに構成する。
また、上記炭化ケイ素層をCVD法により形成する。
CVD法によるSiCは石英に比べて耐熱性に優れ、1
200°C以上の高温・長時間アニールにも充分耐えう
るので、CVD−3iCを炉心管の材料として用いれば
従来、石英製炉心管で生じていた熱変形を防ぐことがで
きる。また、CVD−5iCは高温において金属の熱拡
散係数が極めて、小さいので、CVD−3iCを炉心管
の材料に用いればヒータ線等の炉心管外部から発生した
金属不純物の半導体ウェハへの汚染を防止できる。第3
図はCVD−3iC中とSi中の金属の拡散係数を示す
表である0表をみてもわかるとおりCvD−3iC中の
金属の拡散係数はSi中の金属の拡散係数に比べてひじ
ょうに小さいのでヒータ線等、炉心管外部で金属不純物
が発生したとしても、CVD−3iC中を拡散するのに
非常に長い時間を要し、実用上半導体ウェハの汚染を無
視することができる。
200°C以上の高温・長時間アニールにも充分耐えう
るので、CVD−3iCを炉心管の材料として用いれば
従来、石英製炉心管で生じていた熱変形を防ぐことがで
きる。また、CVD−5iCは高温において金属の熱拡
散係数が極めて、小さいので、CVD−3iCを炉心管
の材料に用いればヒータ線等の炉心管外部から発生した
金属不純物の半導体ウェハへの汚染を防止できる。第3
図はCVD−3iC中とSi中の金属の拡散係数を示す
表である0表をみてもわかるとおりCvD−3iC中の
金属の拡散係数はSi中の金属の拡散係数に比べてひじ
ょうに小さいのでヒータ線等、炉心管外部で金属不純物
が発生したとしても、CVD−3iC中を拡散するのに
非常に長い時間を要し、実用上半導体ウェハの汚染を無
視することができる。
また、CVD−3iC製の炉心管は、炉心管自体がセラ
ミックスSiCに比べてA1等の金属不純物を含みにく
く高純度で作製できるので、この点からも炉心管内部に
設置された半導体ウェハへの汚染を防止することが可能
である。
ミックスSiCに比べてA1等の金属不純物を含みにく
く高純度で作製できるので、この点からも炉心管内部に
設置された半導体ウェハへの汚染を防止することが可能
である。
また、本発明の炉心管は炉心管の中央部、すなわち、炉
心管内部では半導体ウェハが設置され、炉心管外部では
ヒータ線が設置され高温にさらされる部分には耐熱性、
耐汚染性のすぐれたCVD−3iCからなる部材を用い
、炉心管端部(炉心管に半導体ウェハを挿入する端部と
反応ガスを導入する端部)のように屈曲部があり、材料
としての加工性が要求される部分には加工性のすぐれた
石英を用いている。すなわち、CVD−3iCと石英の
それぞれの材料特性における長所を充分発揮できて、か
つ材料特性の欠点を補い合うような炉心管構造にしてい
る。従って、 (1)耐熱性に優れている。すなわち、1200°C以
上の高温・長時間の熱処理に耐えられる。
心管内部では半導体ウェハが設置され、炉心管外部では
ヒータ線が設置され高温にさらされる部分には耐熱性、
耐汚染性のすぐれたCVD−3iCからなる部材を用い
、炉心管端部(炉心管に半導体ウェハを挿入する端部と
反応ガスを導入する端部)のように屈曲部があり、材料
としての加工性が要求される部分には加工性のすぐれた
石英を用いている。すなわち、CVD−3iCと石英の
それぞれの材料特性における長所を充分発揮できて、か
つ材料特性の欠点を補い合うような炉心管構造にしてい
る。従って、 (1)耐熱性に優れている。すなわち、1200°C以
上の高温・長時間の熱処理に耐えられる。
(2)炉心管を製作するにあたっての加工性が良い。
(3)高純度の材料が得られる。
(4)ヒータ線の炉心管外部で発生した金属不純物によ
る半導体ウェハの汚染を防止できる。
る半導体ウェハの汚染を防止できる。
という以上4つの課題を全て解決する炉心管を提供でき
る。
る。
また、炉心管をセラミックスSiCだけやCVD−3i
Cだけで製作するのは加工性の点で困難を伴うが、本発
明のような構造を採用すれば中央のCVD−3iC部材
は円筒形状のため、容易に製作できる。そして、万一破
損してもこの部分のみ交換すれば引き続き炉を使用する
ことができる。
Cだけで製作するのは加工性の点で困難を伴うが、本発
明のような構造を採用すれば中央のCVD−3iC部材
は円筒形状のため、容易に製作できる。そして、万一破
損してもこの部分のみ交換すれば引き続き炉を使用する
ことができる。
つまり、交換容品なため実用的である。
また、本発明の構造を採用すれば、CVD−3iCとヒ
ータ線とのショートを回避することができる。SiCは
導電性を有し、石英に比べて電気絶縁性が劣るので、S
iCがヒータ線と接触するとショートシ炉心管を破損す
る恐れがある。その点、本発明はヒータ線とSiCが接
触しないように両端部を絶縁性の優れた石英でSiCを
支えている構造になっているので、もしヒータ線が炉心
管に接触したとしても、石英と接触するだけなので、シ
ョートし破損する心配はない。この際、石英部材の厚さ
を厚くすれば、さらにヒータ線とCVD−3iCとのシ
ョートを防止できる。
ータ線とのショートを回避することができる。SiCは
導電性を有し、石英に比べて電気絶縁性が劣るので、S
iCがヒータ線と接触するとショートシ炉心管を破損す
る恐れがある。その点、本発明はヒータ線とSiCが接
触しないように両端部を絶縁性の優れた石英でSiCを
支えている構造になっているので、もしヒータ線が炉心
管に接触したとしても、石英と接触するだけなので、シ
ョートし破損する心配はない。この際、石英部材の厚さ
を厚くすれば、さらにヒータ線とCVD−3iCとのシ
ョートを防止できる。
〔実施例]
第1図は本発明の炉心管の構造を示す断面図である。ヒ
ータ線の中に炉心管を入れることによって、炉心管内部
の温度を上げ、炉心管内部に設置された半導体ウェハに
さまざまな熱処理を施す。
ータ線の中に炉心管を入れることによって、炉心管内部
の温度を上げ、炉心管内部に設置された半導体ウェハに
さまざまな熱処理を施す。
炉心管は石英部材(2)、CVD−3iC部材(3)、
フタ(7)から構成されており、フタ(7)を開けて炉
心管内部に半導体ウェハを設置できるようになっている
。もう一方の口からは、半導体ウェハにさまざまな膜を
成長させるために用いられるガス(6)を導入できるよ
うになっている。炉心管は中央部の円筒上のCVD−3
iC部材を両端から石英部材で支持する構成になってい
る。
フタ(7)から構成されており、フタ(7)を開けて炉
心管内部に半導体ウェハを設置できるようになっている
。もう一方の口からは、半導体ウェハにさまざまな膜を
成長させるために用いられるガス(6)を導入できるよ
うになっている。炉心管は中央部の円筒上のCVD−3
iC部材を両端から石英部材で支持する構成になってい
る。
ここでCVD−3iC部材としてはCVD−3iCだけ
で厚さ数十〜数百μm程度の円筒を作製してもよいし、
機械的強度を上げるために、炭素(C)、セラミックス
SiC、セラミックスSiN、ポリシリコン等を基体と
して用い、その外面或いは内面(もちろん両面でもよい
)にCVD−3iCのコート膜を被覆・形成してもよい
。いずれにしても、炉心管中央部材にCVD−3iCが
含まれていれば、耐熱性、耐汚染性に優れた炉心管を提
供できる。
で厚さ数十〜数百μm程度の円筒を作製してもよいし、
機械的強度を上げるために、炭素(C)、セラミックス
SiC、セラミックスSiN、ポリシリコン等を基体と
して用い、その外面或いは内面(もちろん両面でもよい
)にCVD−3iCのコート膜を被覆・形成してもよい
。いずれにしても、炉心管中央部材にCVD−3iCが
含まれていれば、耐熱性、耐汚染性に優れた炉心管を提
供できる。
次に、本発明において炉心管の中央部に位置するCVD
−3iC部材と両端部に位置する石英部材との接合方法
を説明する。接合方法については第2図に示すような方
法がある。
−3iC部材と両端部に位置する石英部材との接合方法
を説明する。接合方法については第2図に示すような方
法がある。
し
まず、第2図(a)及び(7)は噛み合わせ方式である
。これはCVD−5iC部材と石英部材とを噛み合わせ
て接合する方法である。第1図ではこの方法を示しであ
る。まず、第2図(a)は熱処理前、両端の石英部材の
間にCVD−3tC部材をセットした状態を示している
。この状態では両部材の接合部にわずかな隙間がおいて
いる。
。これはCVD−5iC部材と石英部材とを噛み合わせ
て接合する方法である。第1図ではこの方法を示しであ
る。まず、第2図(a)は熱処理前、両端の石英部材の
間にCVD−3tC部材をセットした状態を示している
。この状態では両部材の接合部にわずかな隙間がおいて
いる。
しかし、熱処理を開始するとCVD−3iC部材は高温
になり、縦方向にも横方向にも熱膨張を起し こし第2図(1)のように隙間なく石英部材に接合され
る。すなわち、熱膨張する分をみこんで方式である。こ
の方法は、CVD−3iC部材の端部外面と石英部材の
端部内面を摩り合わせて接合する方法である。図を見て
もわかる通り、CVD−3iC部材の端部外面及び石英
部材の端部内面にはそれぞれテーパが設けられている。
になり、縦方向にも横方向にも熱膨張を起し こし第2図(1)のように隙間なく石英部材に接合され
る。すなわち、熱膨張する分をみこんで方式である。こ
の方法は、CVD−3iC部材の端部外面と石英部材の
端部内面を摩り合わせて接合する方法である。図を見て
もわかる通り、CVD−3iC部材の端部外面及び石英
部材の端部内面にはそれぞれテーパが設けられている。
第2図(J>)は、熱処理前、両端の石英部材の間にC
VD−3iC部材をセットした状態を示している。
VD−3iC部材をセットした状態を示している。
この状態では、両部材の接合部にはわずかに隙間を残し
ておく。そして、熱処理を開始するとCVD−3iC部
材は高温になり、横方向と縦方向に熱膨張を起こす。そ
して、第2図(〆)に示すように上記テーバを介して石
英部材と接合する。
ておく。そして、熱処理を開始するとCVD−3iC部
材は高温になり、横方向と縦方向に熱膨張を起こす。そ
して、第2図(〆)に示すように上記テーバを介して石
英部材と接合する。
この場合も熱膨張分をあらかじめみこんで隙間を方式で
ある。これは、CVD−3iC部材の外径よりやや大き
い内径を持つ石英部材でCVD−3iC部材の両端を支
持する方法である。尚、片方の石英部材の内壁にはスペ
ーサ8が設けられている。第2図(≦)は熱処理前、両
端の石英部材の間にCVD−3iC部材をセットした状
態を示している。この状態では両部材の間に隙間がある
。
ある。これは、CVD−3iC部材の外径よりやや大き
い内径を持つ石英部材でCVD−3iC部材の両端を支
持する方法である。尚、片方の石英部材の内壁にはスペ
ーサ8が設けられている。第2図(≦)は熱処理前、両
端の石英部材の間にCVD−3iC部材をセットした状
態を示している。この状態では両部材の間に隙間がある
。
この時、スペーサ8によってCVD−3iC部材が所定
の位置に設置されるようになっている。熱材と接合する
。この場合も熱膨張分をあらかじめみこんで隙間をつく
っておけばよい。
の位置に設置されるようになっている。熱材と接合する
。この場合も熱膨張分をあらかじめみこんで隙間をつく
っておけばよい。
このような接合方法を用いれば、炉心管外部に設置され
たヒータ線等からの金属不純物が接合部を通り抜けて半
導体ウェハを汚染することを防止できる。
たヒータ線等からの金属不純物が接合部を通り抜けて半
導体ウェハを汚染することを防止できる。
以上述べたような方式でCVD−3iC部材と石英部材
とを接合して炉心管を構成する。尚、接合方法はこの3
通りに限られず他の方法でもCVD−3iC部材と石英
部材が接合できればよい。
とを接合して炉心管を構成する。尚、接合方法はこの3
通りに限られず他の方法でもCVD−3iC部材と石英
部材が接合できればよい。
また、本発明の炉心管は横型炉でも縦型炉でも実用的に
使用可能である。
使用可能である。
本発明の構造を熱処理炉用の炉心管に採用すれば、金属
不純物による半導体ウェハの汚染を防止できるので、半
導体装置の信幀性向上に寄与する。
不純物による半導体ウェハの汚染を防止できるので、半
導体装置の信幀性向上に寄与する。
また、従来生じていた高温による炉心管の熱変形やヒー
タ線との接触によるショート・破損を防止でき、万一故
障が起きても交換が容易なので、実用的な炉心管を提供
できる。
タ線との接触によるショート・破損を防止でき、万一故
障が起きても交換が容易なので、実用的な炉心管を提供
できる。
第1図は本発明の炉心管の構造を示す断面図、第2図は
CVD−3iC部材と石英部材との接合方法を示す断面
図、第3図はCVD−3iC中とSi中の金属の拡散係
数を示す表である。
CVD−3iC部材と石英部材との接合方法を示す断面
図、第3図はCVD−3iC中とSi中の金属の拡散係
数を示す表である。
図中、
:炉心管
二石英部材
:CVD−3iC部材
:半導体ウェハ
:ヒータ線
:ガス
:フタ
:スペーサ
CVD−SiC@FT7’t、わ莢音戸オiトty+s
@合A−3大上示す@i図第 図Uの2) CVD S;C部材と石英部材j/l撞合方法を示す断面図力 ? I!1(矛の1) CVD SiCu材とEI芙郭利′と耐接合方法ア示わ
町面図第 121(千の3)
@合A−3大上示す@i図第 図Uの2) CVD S;C部材と石英部材j/l撞合方法を示す断面図力 ? I!1(矛の1) CVD SiCu材とEI芙郭利′と耐接合方法ア示わ
町面図第 121(千の3)
Claims (2)
- (1)被処理物を収納する管体を備えた熱処理装置にお
いて、該管体は炭化ケイ素層を有する第1の筒状部材と
、該筒状部材の少なくとも一端で該筒状部材と嵌合する
石英からなる第2の部材とを具備し、熱処理時に該第1
の筒状部材と該第2の部材が接合して一体化するように
構成されてなることを特徴とする熱処理装置。 - (2)上記炭化ケイ素層がCVD法により形成された炭
化ケイ素層であることを特徴とする請求項(1)記載の
熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13884190A JPH0432224A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13884190A JPH0432224A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432224A true JPH0432224A (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=15231448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13884190A Pending JPH0432224A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432224A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6577104B2 (en) | 2001-04-17 | 2003-06-10 | Makita Corporation | Apparatus and methods for determining appropriate timing for recharging rechargeable batteries |
US6771043B2 (en) | 2001-05-09 | 2004-08-03 | Makita Corporation | Power tools |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13884190A patent/JPH0432224A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6577104B2 (en) | 2001-04-17 | 2003-06-10 | Makita Corporation | Apparatus and methods for determining appropriate timing for recharging rechargeable batteries |
US6771043B2 (en) | 2001-05-09 | 2004-08-03 | Makita Corporation | Power tools |
US7109675B2 (en) | 2001-05-09 | 2006-09-19 | Makita Corporation | Power tools |
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