JPH04322184A - 高圧交流モータの制御方法 - Google Patents

高圧交流モータの制御方法

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Publication number
JPH04322184A
JPH04322184A JP8645691A JP8645691A JPH04322184A JP H04322184 A JPH04322184 A JP H04322184A JP 8645691 A JP8645691 A JP 8645691A JP 8645691 A JP8645691 A JP 8645691A JP H04322184 A JPH04322184 A JP H04322184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vcs
motor
turned
abs
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8645691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Torii
鳥居 哲生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP8645691A priority Critical patent/JPH04322184A/ja
Publication of JPH04322184A publication Critical patent/JPH04322184A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧交流モータの制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、頻度の激しい正逆転用高圧交流
モータの回転制御には、電気的寿命が長くて保守点検が
容易な真空スイッチの特性を利用した真空スイッチを用
いたコンビネーションスタータ(以下、VCSと略称す
る)を採用する方法が知られている。ここでVCSにつ
いて簡単に説明すると、図3に示すように、たとえば3
.3kV の高圧3相R,S,Tの電源ライン1からた
とえば380kW の交流モータ2を正逆転制御するの
に正転用VCS3と逆転用VCS4とを各1組ずつ組み
込んでなる正逆転制御回路5が用いられるのである。こ
れらの正転用VCS3,逆転用VCS4にはそれぞれ電
力ヒューズ6と真空スイッチ7とが直列に接続されてい
る。
【0003】ところで、このような正逆転制御回路5を
用いる場合は、VCS自身のオン・オフ時におけるサー
ジ電圧によりVCSの真空バルブ極間にせん絡が発生し
、たとえば正転側のR相(またはT相)と逆転側のT相
(またはR相)間で短絡して電力ヒューズ6が溶断する
などのトラブルが発生する。そこで、このような開閉サ
ージを防止する方策として、正逆転制御回路5と交流モ
ータ2との間に前出図3に示すような抵抗8とコンデン
サ9とを直列に接続してなるサージアブソーバ10を設
ける方法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような手段を講じるようにしても、同一電源に正逆転
モータを複数台接続して運転するような場合には、往々
にして開閉サージが重なることがあり、サージアブソー
バ10のみでは保護し切れないという問題があった。
【0005】すなわち、前出図3において、たとえば正
転用VCS3を投入(オン)あるいはしゃ断(オフ)す
るときに、正転用VCS3および逆転用VCS4の1次
側と2次側との間にサージ電圧がかかる。このとき、正
転用VCS3のR相と逆転用VCS4のT相とは2次側
で導通状態であるので、サージ電圧によって各VCS3
,VCS4の真空バルブの極間にせん絡が発生すると、
電源ライン1のR相→正転用VCS3→逆転用VCS4
→電源ライン1のT相が瞬間的に導通状態になってR相
とT相間の短絡事故電流が流れ、正転用VCS3と逆転
用VCS4の電力ヒューズ6がそれぞれ溶断してしまい
、正逆いずれの回転もできなくなるという事態にいたる
。  本発明は、上記のような課題を解消すべくしてな
されたものであって、短絡事故を起こすことなく高圧交
流モータの正逆転を可能とした制御方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、3相の正転用
と逆転用の各1組の真空スイッチを用いたコンビネーシ
ョンスタータを組み合わせてなる正逆転制御回路によっ
て高圧交流モータを制御する方法において、前記コンビ
ネーションスタータの負荷側にそれぞれ直列に気中開閉
器を接続し、この気中開閉器の動作タイミングをオン動
作時は前記コンビネーションスタータのオン動作タイミ
ングよりも早くするとともに、そのオフ動作時は前記コ
ンビネーションスタータのオフ動作タイミングよりも遅
くするように制御することを特徴とする高圧交流モータ
の制御方法である。
【0007】
【作  用】本発明によれば、真空スイッチを用いたコ
ンビネーションスタータ(VCS)に直列に気中開閉器
を接続し、この気中開閉器のオン・オフ動作タイミング
をVCSのオン・オフ動作タイミングに対して前後させ
るように制御することにより、VCSのオン・オフ時に
負荷側に発生するサージ電圧は気中開閉器の負荷側でし
ゃ断されるから、VCSの真空バルブ極間にはサージの
影響を受けることがなく、これによってVCS間の負荷
側での短絡事故を有効に防止することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳しく説明する。図1は本発明方法に係る実施例を
示す電源系統図である。図に示すように、正逆転制御回
路5の正転用VCS3と逆転用VCS4とに直列にそれ
ぞれ正転用および逆転用気中開閉器(以下、ABSと略
称する)11, 12が各1台ずつ組み込まれる。
【0009】ついで、これらABS11, 12の動作
を図2のタイムチャートを用いて説明すると、まず正転
の場合については、正転指令SCがONすると、時間t
1 後に正転用ABS11がONとなり、さらに時間t
2 後に正転用VCS3がONとなって交流モータ2が
正転する。なお、このとき、逆転用VCS4および逆転
用ABS12はともにOFF の状態である。
【0010】つぎに、逆転させる場合には、まず正転を
停止してから逆転指令RCが有効となり、以下の順に動
作させる。すなわち、正転指令SCがOFF すると正
転用VCS3がOFF となって交流モータ2が停止し
、時間t3 後に正転用ABS11がOFFとなる。そ
して、逆転指令RCがONすると、そこからさらに時間
t4 後に逆転用ABS12がONとなり、さらに時間
t5 後に逆転用VCS4がONとなって交流モータ2
が逆転する。
【0011】このようにして、正逆転時にVCSがオン
動作する前にABSをオン動作させるとともにVCSが
オフ動作した後にABSをオフ動作させるようにしたの
で、一方のVCSがオン動作した瞬間には動作しない他
方のVCSおよびABSがオフ状態でその接点の負荷側
(2次側)は完全に電圧0となり、開閉サージの影響を
受けることなくしたがって相間短絡を生じることがない
【0012】なお、図2における時間t1 〜t6 の
値の大きさは、VCSおよびABSがオン・オフ動作に
要する時間を見込んで、互いにオン状態がラップしない
ように、たとえば300 msecなどの時間とすれば
よい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、V
CSと直列にABSを接続するようにし、さらにその動
作タイミングを制御するようにしたので、VCS開閉時
のサージ電圧の影響による短絡事故の発生を未然に防止
することが可能となり、プラント操業の安定性に大いに
寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に係る実施例を示す電源系統図であ
る。
【図2】本発明の実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図3】従来の高圧交流モータの電源系統図である。
【符号の説明】
1  電源ライン 2  交流モータ 3  正転用VCS 4  逆転用VCS 5  正逆転制御回路 6  電力ヒューズ 7  真空スイッチ 10  サージアブソーバ 11  正転用ABS 12  逆転用ABS

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    3相の正転用と逆転用の各1組の
    真空スイッチを用いたコンビネーションスタータを組み
    合わせてなる正逆転制御回路によって高圧交流モータを
    制御する方法において、前記コンビネーションスタータ
    の負荷側にそれぞれ直列に気中開閉器を接続し、この気
    中開閉器の動作タイミングをオン動作時は前記コンビネ
    ーションスタータのオン動作タイミングよりも早くする
    とともに、そのオフ動作時は前記コンビネーションスタ
    ータのオフ動作タイミングよりも遅くするように制御す
    ることを特徴とする高圧交流モータの制御方法。
JP8645691A 1991-04-18 1991-04-18 高圧交流モータの制御方法 Pending JPH04322184A (ja)

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JP8645691A JPH04322184A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 高圧交流モータの制御方法

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JP8645691A JPH04322184A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 高圧交流モータの制御方法

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JPH04322184A true JPH04322184A (ja) 1992-11-12

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ID=13887449

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8645691A Pending JPH04322184A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 高圧交流モータの制御方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248613A (ja) * 1985-08-27 1987-03-03 Yoshida Seiyaku Kk 尿素の安定化法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248613A (ja) * 1985-08-27 1987-03-03 Yoshida Seiyaku Kk 尿素の安定化法

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