JPH0432190Y2 - - Google Patents
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- JPH0432190Y2 JPH0432190Y2 JP1985172157U JP17215785U JPH0432190Y2 JP H0432190 Y2 JPH0432190 Y2 JP H0432190Y2 JP 1985172157 U JP1985172157 U JP 1985172157U JP 17215785 U JP17215785 U JP 17215785U JP H0432190 Y2 JPH0432190 Y2 JP H0432190Y2
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- jig unit
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は治具ユニツト駆動媒体供給機構、特に
工場の生産ライン等において溶接、塗装、リベツ
ト打ち、ねじ締め等の治具を組込んで、ラインに
付随して移動する治具ユニツトへ、夫々の駆動機
能を働かせるように駆動力を付与する駆動媒体の
供給機構に関するものである。
工場の生産ライン等において溶接、塗装、リベツ
ト打ち、ねじ締め等の治具を組込んで、ラインに
付随して移動する治具ユニツトへ、夫々の駆動機
能を働かせるように駆動力を付与する駆動媒体の
供給機構に関するものである。
(従来の技術)
一般に機械等の構造体を組立てる工場において
は、一連の組付工程を生産ラインにより管理して
おり、例えば自動車の生産工場においても組立て
ラインにより、ラインを流れる車体にエンジン、
サスペンシヨン等の各種機構を組付けるようにし
ている。この組付作業に際しては、作業内容に応
じて各種の治具が用いられ、前記組立ラインには
例えば溶接、塗装等の各作業工程に使用する治具
を必要に応じてユニツト化して、ラインに沿つて
その作業工程分だけ移動するように構成した移動
式治具ユニツトが設けられている。
は、一連の組付工程を生産ラインにより管理して
おり、例えば自動車の生産工場においても組立て
ラインにより、ラインを流れる車体にエンジン、
サスペンシヨン等の各種機構を組付けるようにし
ている。この組付作業に際しては、作業内容に応
じて各種の治具が用いられ、前記組立ラインには
例えば溶接、塗装等の各作業工程に使用する治具
を必要に応じてユニツト化して、ラインに沿つて
その作業工程分だけ移動するように構成した移動
式治具ユニツトが設けられている。
従来、上記移動式治具ユニツトの治具を駆動さ
せる駆動方式は、治具の分担する作業内容により
例えばモータ、油圧シリンダ、エアシリンダ等
種々のものがあり、これらを駆動するための駆動
媒体として電気、作動油、圧縮空気等が治具ユニ
ツトに供給されており、これらの駆動媒体は、動
力線、信号線等の導電線や、作動油・圧縮空気等
の配管よりなる駆動媒体の供給系統を介して各駆
動手段に供給される。
せる駆動方式は、治具の分担する作業内容により
例えばモータ、油圧シリンダ、エアシリンダ等
種々のものがあり、これらを駆動するための駆動
媒体として電気、作動油、圧縮空気等が治具ユニ
ツトに供給されており、これらの駆動媒体は、動
力線、信号線等の導電線や、作動油・圧縮空気等
の配管よりなる駆動媒体の供給系統を介して各駆
動手段に供給される。
上記導電線、配管等の供給系統は、治具ユニツ
トが可動なためにカールコード、フレキシブルチ
ユーブ等よりなる幾つかの供給系統を1本に束ね
て、該ユニツト全体の移動や各治具の動作を阻害
しないよう直結し、必要に応じて工場設備の天井
側にガイドケーブル等を張設して空間側から駆動
媒体を供給し、床側設備の動作を阻害しないよう
な対策を施していた。
トが可動なためにカールコード、フレキシブルチ
ユーブ等よりなる幾つかの供給系統を1本に束ね
て、該ユニツト全体の移動や各治具の動作を阻害
しないよう直結し、必要に応じて工場設備の天井
側にガイドケーブル等を張設して空間側から駆動
媒体を供給し、床側設備の動作を阻害しないよう
な対策を施していた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述した従来の移動式治具ユニ
ツト駆動媒体供給機構によれば、以下の問題点を
有していた。
ツト駆動媒体供給機構によれば、以下の問題点を
有していた。
まず、カールコード、フレキシブルチューブ等
により構成された駆動媒体の供給系統を治具ユニ
ツトに直結していたために、ユニツトの移動範囲
は極めて限られてしまい、組立ライン等の移動に
付随して一定範囲を循環乃至は往復移動して、例
えば組立作業等に適用できる治具ユニツトは、望
むことができなかつた。
により構成された駆動媒体の供給系統を治具ユニ
ツトに直結していたために、ユニツトの移動範囲
は極めて限られてしまい、組立ライン等の移動に
付随して一定範囲を循環乃至は往復移動して、例
えば組立作業等に適用できる治具ユニツトは、望
むことができなかつた。
また、上記のような限られた移動範囲内であつ
ても、治具ユニツト本体の移動動作や、各治具の
作業動作等は様々であるために、カールコードや
フレキシブルチューブ等が捩れたり絡まつたりし
てしまい、治具の適正な動作を阻害するという問
題もあり、さらに、治具ユニツトやこのユニツト
に取付けられた治具の一定動作の繰返しにより、
カールコード、フレキシブルチューブ等の駆動媒
体供給系統が損耗して、治具ユニツトが故障して
しまうという問題点もあつた。
ても、治具ユニツト本体の移動動作や、各治具の
作業動作等は様々であるために、カールコードや
フレキシブルチューブ等が捩れたり絡まつたりし
てしまい、治具の適正な動作を阻害するという問
題もあり、さらに、治具ユニツトやこのユニツト
に取付けられた治具の一定動作の繰返しにより、
カールコード、フレキシブルチューブ等の駆動媒
体供給系統が損耗して、治具ユニツトが故障して
しまうという問題点もあつた。
本考案は上述した問題点を解決するためになさ
れたものであり、上記供給系統をコネクタ方式に
より連結し、固定側連結部材とユニツト側連結部
材とで接続する際の結合状態を確実にすることに
より、供給系統により移動範囲を制約されない治
具ユニツトを提供すると共に、供給系統の損耗等
に基づく治具ユニツトの故障を防止することを目
的としている。
れたものであり、上記供給系統をコネクタ方式に
より連結し、固定側連結部材とユニツト側連結部
材とで接続する際の結合状態を確実にすることに
より、供給系統により移動範囲を制約されない治
具ユニツトを提供すると共に、供給系統の損耗等
に基づく治具ユニツトの故障を防止することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するための本考案に係る治具ユ
ニツト駆動媒体供給機構の構成上の特徴は、生産
ライン上に配置した固定設備側に設けられた支持
部材に取付けられ、駆動媒体の供給系統が接続さ
れた固定側接続具が取付けられた固定側連結部材
と、生産ラインに対して循環または往復移動しか
つ前記固定設備へ投入される治具ユニツトに取付
けられ、前記固定側接続具に連結されて治具ユニ
ツトに駆動媒体を供給するユニツト側接続具が取
付けられユニツト側連結部材と、これら固定側、
ユニツト側連結部材のうち何れか一方側に設けら
れて、固定側、ユニツト側の両接続具の接続状態
を強める方向に一方側接続具を駆動する駆動手段
と、上記両連結部材に夫々設けられた係止部を係
合させて両連結部材同士を適正位置に拘束する係
合手段とにより構成したことにある。
ニツト駆動媒体供給機構の構成上の特徴は、生産
ライン上に配置した固定設備側に設けられた支持
部材に取付けられ、駆動媒体の供給系統が接続さ
れた固定側接続具が取付けられた固定側連結部材
と、生産ラインに対して循環または往復移動しか
つ前記固定設備へ投入される治具ユニツトに取付
けられ、前記固定側接続具に連結されて治具ユニ
ツトに駆動媒体を供給するユニツト側接続具が取
付けられユニツト側連結部材と、これら固定側、
ユニツト側連結部材のうち何れか一方側に設けら
れて、固定側、ユニツト側の両接続具の接続状態
を強める方向に一方側接続具を駆動する駆動手段
と、上記両連結部材に夫々設けられた係止部を係
合させて両連結部材同士を適正位置に拘束する係
合手段とにより構成したことにある。
(作用)
以上のように構成したので、例えば自動車生産
工場の組立ラインの流通路を阻害しないように立
設された支柱等の支持部材で、例えば導電線の接
続端子、給油管・圧縮空気供給管等の連結ノズル
等よりなる接続具を備えた固定側連結部材を取付
けておき、例えば前記組立ライン等に沿つてガイ
ドレール等により移動可能な治具ユニツト側にも
固定側接続具に対応して連結可能な接続具を有す
る連結部材を設けておく。前記ユニツトは例えば
自動車等のワークに対し組付、ねじ締め、溶接等
種々の加工を施すが、所定の作業の必要に応じラ
インの要所要所に設けた固定側連結部材方向に治
具ユニツトが移動してくると、ユニツト側連結部
材と固定側連結部材とが連結され、係合手段が両
連結部材同士を拘束する。これと同時又は前後し
て、例えば固定側連結部材に設けられたシリン
ダ、スプリング等の駆動手段が固定側の接続具を
付勢して、対接している例えばユニツト側の接続
具方向に位置移動させ両接続具の接続状態を確
実、強固にすることとなる。
工場の組立ラインの流通路を阻害しないように立
設された支柱等の支持部材で、例えば導電線の接
続端子、給油管・圧縮空気供給管等の連結ノズル
等よりなる接続具を備えた固定側連結部材を取付
けておき、例えば前記組立ライン等に沿つてガイ
ドレール等により移動可能な治具ユニツト側にも
固定側接続具に対応して連結可能な接続具を有す
る連結部材を設けておく。前記ユニツトは例えば
自動車等のワークに対し組付、ねじ締め、溶接等
種々の加工を施すが、所定の作業の必要に応じラ
インの要所要所に設けた固定側連結部材方向に治
具ユニツトが移動してくると、ユニツト側連結部
材と固定側連結部材とが連結され、係合手段が両
連結部材同士を拘束する。これと同時又は前後し
て、例えば固定側連結部材に設けられたシリン
ダ、スプリング等の駆動手段が固定側の接続具を
付勢して、対接している例えばユニツト側の接続
具方向に位置移動させ両接続具の接続状態を確
実、強固にすることとなる。
以上のように作用して、治具ユニツトの本体や
治具の駆動手段に駆動媒体を供給するのに、治具
ユニツトに固定的に連結された例えば導電線ケー
ブル、給油、給圧用フレキシブルチューブ等の供
給系統を用いることなく、治具ユニツトの一定範
囲の循環乃至往復移動が実用可能となると共に、
治具ユニツトの一定動作の繰返しに対しても供給
系統の損傷や摩耗が発生することがなく治具ユニ
ツトの耐久性の向上を図ることができる。
治具の駆動手段に駆動媒体を供給するのに、治具
ユニツトに固定的に連結された例えば導電線ケー
ブル、給油、給圧用フレキシブルチューブ等の供
給系統を用いることなく、治具ユニツトの一定範
囲の循環乃至往復移動が実用可能となると共に、
治具ユニツトの一定動作の繰返しに対しても供給
系統の損傷や摩耗が発生することがなく治具ユニ
ツトの耐久性の向上を図ることができる。
(実施例)
以下、本考案に係る治具ユニツト駆動媒体供給
機構の実施例について、図面を用いて詳細に説明
する。
機構の実施例について、図面を用いて詳細に説明
する。
第1図乃至第7図は、本考案の一実施例を説明
するためのものであり、第1図は連結時の機構全
体を示す正面図、第2図は同じく連結時の接続具
を示す部分断面図、第3図、第4図は動力用、信
号用の接触子の形状を夫々示す部分正面図、第5
図は接触子の全体の配列を示す正面図、第6図は
分離時の固定側、ユニツト側夫々の連結部材を別
角度から示す斜視図、第7図は供給機構を自動車
組立ラインに設置した状態を示す斜視図である。
なお、本実施例では治具ユニツト側に供給する駆
動媒体を動力用、信号用電気とし、供給系統とし
ては動力線、信号線等の導線を用いるものとす
る。
するためのものであり、第1図は連結時の機構全
体を示す正面図、第2図は同じく連結時の接続具
を示す部分断面図、第3図、第4図は動力用、信
号用の接触子の形状を夫々示す部分正面図、第5
図は接触子の全体の配列を示す正面図、第6図は
分離時の固定側、ユニツト側夫々の連結部材を別
角度から示す斜視図、第7図は供給機構を自動車
組立ラインに設置した状態を示す斜視図である。
なお、本実施例では治具ユニツト側に供給する駆
動媒体を動力用、信号用電気とし、供給系統とし
ては動力線、信号線等の導線を用いるものとす
る。
本実施例の駆動媒体供給機構は、第7図に示す
ように、例えば自動車生産工場の組立ライン1に
沿つて天井側に設けられたガイド部材2により一
定範囲内を一定の周期で移動してライン1上の自
動車等の被組付・加工物すなわちワークWに対し
て組付作業や加工作業を行う治具ユニツト3と、
前記ライン1の駆動を阻害しないように逆U字状
に設けられた支柱4,4及び支持部材5との双方
に夫々設けられており、前記支持部材5の所定位
置には固定側連結部材10が取付けられ、前記治
具ユニツト3にはユニツト側連結部材20が取付
けられている。
ように、例えば自動車生産工場の組立ライン1に
沿つて天井側に設けられたガイド部材2により一
定範囲内を一定の周期で移動してライン1上の自
動車等の被組付・加工物すなわちワークWに対し
て組付作業や加工作業を行う治具ユニツト3と、
前記ライン1の駆動を阻害しないように逆U字状
に設けられた支柱4,4及び支持部材5との双方
に夫々設けられており、前記支持部材5の所定位
置には固定側連結部材10が取付けられ、前記治
具ユニツト3にはユニツト側連結部材20が取付
けられている。
前記固定側連結部材10は、第6図に示すよう
に、支持部材5の側壁5aに基端が固定された支
持枠11と、この支持枠11内に設けられた例え
ばコネクタ等の接続具12とにより構成され、こ
の接続具12は第1図に示すように、圧縮空気又
は作動油等により駆動されるシリンダ13のロツ
ド13aに固定され、このシリンダ13により矢
印A方向に移動自在となつている。前記支持枠1
1の上面先端には、挟着台14が設けられ、この
挟着台14には位置決めピン15が立設されてい
る。また、支持枠11の上面基端側には、取付部
材16によりシリンダ17が取付けられ、このシ
リンダ17のロツド17aは、略く字状となつた
回動押圧部材18の屈曲部18aに固定されてい
る。前記回動押圧部材18の基部18bは前記支
持枠11に軸18cにより軸着されており、先端
部18dには押圧板19が設けられ、この押圧板
19のU字状切欠溝19aはシリンダロツド17
aが伸長して押圧板19が水平状態となつたとき
に前記位置決めピン15に係合するようになつて
いる。なお、符号19bは、押圧板19の下面側
に固着された緩衝板である。
に、支持部材5の側壁5aに基端が固定された支
持枠11と、この支持枠11内に設けられた例え
ばコネクタ等の接続具12とにより構成され、こ
の接続具12は第1図に示すように、圧縮空気又
は作動油等により駆動されるシリンダ13のロツ
ド13aに固定され、このシリンダ13により矢
印A方向に移動自在となつている。前記支持枠1
1の上面先端には、挟着台14が設けられ、この
挟着台14には位置決めピン15が立設されてい
る。また、支持枠11の上面基端側には、取付部
材16によりシリンダ17が取付けられ、このシ
リンダ17のロツド17aは、略く字状となつた
回動押圧部材18の屈曲部18aに固定されてい
る。前記回動押圧部材18の基部18bは前記支
持枠11に軸18cにより軸着されており、先端
部18dには押圧板19が設けられ、この押圧板
19のU字状切欠溝19aはシリンダロツド17
aが伸長して押圧板19が水平状態となつたとき
に前記位置決めピン15に係合するようになつて
いる。なお、符号19bは、押圧板19の下面側
に固着された緩衝板である。
次に、ユニツト側の連結部材20の構造につい
て説明する。第7図に示す治具ユニツト3は、所
定動作を行つてライン1上のワークW方向に移動
し、作業を行うが、この作業のための動力及び検
出信号等の電力を固定側連結部材10により供給
される。従つて、連結部材20は、第6図に示す
ように、治具ユニツト3が有する各治具(図示せ
ず)に所定電源を分配する配電部箱体21上に取
付けられた例えばコネクタ等の接続具22と、こ
の接続具22の上部に設けられた位置決め用の係
止部材23とにより構成されている。この係止部
材23は、前記接続具22の接続面よりも突出形
成された係止板23aに穿設され、前記固定側支
持枠11の上面先端に立設された位置決めピン1
5が嵌合する孔23bを有している。
て説明する。第7図に示す治具ユニツト3は、所
定動作を行つてライン1上のワークW方向に移動
し、作業を行うが、この作業のための動力及び検
出信号等の電力を固定側連結部材10により供給
される。従つて、連結部材20は、第6図に示す
ように、治具ユニツト3が有する各治具(図示せ
ず)に所定電源を分配する配電部箱体21上に取
付けられた例えばコネクタ等の接続具22と、こ
の接続具22の上部に設けられた位置決め用の係
止部材23とにより構成されている。この係止部
材23は、前記接続具22の接続面よりも突出形
成された係止板23aに穿設され、前記固定側支
持枠11の上面先端に立設された位置決めピン1
5が嵌合する孔23bを有している。
上記構成を有する固定側、ユニツト側の各連結
部材10,20は、治具ユニツト3が固定側連結
部材10方向に移動してきて、上記ユニツト側係
止部材23の孔23bが、前記位置決めピン15
に上方より嵌合し、挟着台14に係止板23aが
当接すると、シリンダ17のロツド17aが伸長
して回動押圧部材18が第6図矢印Bのように回
動して、係止板23の上下動を押え、これにより
治具ユニツト及び固定側の連結部材10,20の
係止がなされる。次に、シリンダ13が駆動され
て、固定側接続具12が移動させられて、ユニツ
ト側接続具22に当接し、さらに移動することに
より、両接続具に設けられた接触子25〜28が
夫々電気的に接続されることになる。
部材10,20は、治具ユニツト3が固定側連結
部材10方向に移動してきて、上記ユニツト側係
止部材23の孔23bが、前記位置決めピン15
に上方より嵌合し、挟着台14に係止板23aが
当接すると、シリンダ17のロツド17aが伸長
して回動押圧部材18が第6図矢印Bのように回
動して、係止板23の上下動を押え、これにより
治具ユニツト及び固定側の連結部材10,20の
係止がなされる。次に、シリンダ13が駆動され
て、固定側接続具12が移動させられて、ユニツ
ト側接続具22に当接し、さらに移動することに
より、両接続具に設けられた接触子25〜28が
夫々電気的に接続されることになる。
以上のようにして連結された接続具12,22
の接続面に設けられた接触子25〜28について
第2図乃至第5図を用いて説明する。固定側接続
具12には、容量差により動力線31と信号線3
2とが接続され、動力線31には、第2図、第3
図に示すような六角締め具33により前記接触子
25が取付けられ、信号線32には、第2図、第
4図に示すような六角締め具34により接触子2
7が取付けられている。前記接触子25,27
は、第2図に示すように筒状部25a,27aを
前記六角締め具33,34により絶縁板35に固
定され、前記筒状部25a,27a内には接触子
先端部25b,27bのユニツト側接触子26,
28への衝突を緩和するりん青銅等により成るば
ね25c,27cが設けられている。また、前記
六角締め具33,34は、接続具12の前面側に
設けられた2板の絶縁板35,36に固定され、
さらに全体を防水カバー37により囲繞されてい
る。なお、図示及び詳細説明は省略するが、ユニ
ツト側接続具22側も、上述した固定側接続具と
略同様の構成となつており、このユニツト側接続
具22より供給された電気は箱体21内の配電部
を経て、各治具(図示せず)を駆動している。
の接続面に設けられた接触子25〜28について
第2図乃至第5図を用いて説明する。固定側接続
具12には、容量差により動力線31と信号線3
2とが接続され、動力線31には、第2図、第3
図に示すような六角締め具33により前記接触子
25が取付けられ、信号線32には、第2図、第
4図に示すような六角締め具34により接触子2
7が取付けられている。前記接触子25,27
は、第2図に示すように筒状部25a,27aを
前記六角締め具33,34により絶縁板35に固
定され、前記筒状部25a,27a内には接触子
先端部25b,27bのユニツト側接触子26,
28への衝突を緩和するりん青銅等により成るば
ね25c,27cが設けられている。また、前記
六角締め具33,34は、接続具12の前面側に
設けられた2板の絶縁板35,36に固定され、
さらに全体を防水カバー37により囲繞されてい
る。なお、図示及び詳細説明は省略するが、ユニ
ツト側接続具22側も、上述した固定側接続具と
略同様の構成となつており、このユニツト側接続
具22より供給された電気は箱体21内の配電部
を経て、各治具(図示せず)を駆動している。
なお、上述したものは本考案の一実施例を示す
のみであり、本考案の目的、構成、効果を逸脱し
ない限り如何なる変形、変更も自由である。
のみであり、本考案の目的、構成、効果を逸脱し
ない限り如何なる変形、変更も自由である。
例えば、上記実施例は、動力、信号等を治具ユ
ニツトへ供給する駆動電力供給機構、すなわち給
電機構を例にして説明したが、本考案はこれに限
定されず、圧縮空気、作動油等のあらゆる駆動媒
体を治具ユニツト側へ供給する供給機構について
適用することができる。
ニツトへ供給する駆動電力供給機構、すなわち給
電機構を例にして説明したが、本考案はこれに限
定されず、圧縮空気、作動油等のあらゆる駆動媒
体を治具ユニツト側へ供給する供給機構について
適用することができる。
また、上記実施例においては、固定側接続具1
2をシリンダ13により駆動して両接続具12,
22の接続状態を強めるものとして説明したが、
本考案はこれにも限定されず、ユニツト側接続具
に駆動手段を設けてユニツト側から接続状態を強
めてもよく、さらに固定側、ユニツト側両方の接
続具に駆動手段を設けるようにしてもよい。
2をシリンダ13により駆動して両接続具12,
22の接続状態を強めるものとして説明したが、
本考案はこれにも限定されず、ユニツト側接続具
に駆動手段を設けてユニツト側から接続状態を強
めてもよく、さらに固定側、ユニツト側両方の接
続具に駆動手段を設けるようにしてもよい。
また、駆動手段はシリンダにより構成するもの
として説明したが、これにも限定されず、モータ
とラツク機構の組合せによつても実施可能なこと
は勿論、往復動可能な構成ならば他の如何なる機
構でも適用できる。
として説明したが、これにも限定されず、モータ
とラツク機構の組合せによつても実施可能なこと
は勿論、往復動可能な構成ならば他の如何なる機
構でも適用できる。
(考案の効果)
以上詳細に説明したように、本考案に係る治具
ユニツト駆動媒体供給機構によれば、以下の効果
を奏する。
ユニツト駆動媒体供給機構によれば、以下の効果
を奏する。
治具ユニツトの周りから駆動媒体供給用の、導
電線ケーブルやフレキシブルチユーブ等の供給系
統を排除でき、治具ユニツトの循環或いは往復等
の移動範囲を自由に設定でき、例えば工場の組立
ライン等に追従して所定作業を行う治具ユニツト
を提供することができる。
電線ケーブルやフレキシブルチユーブ等の供給系
統を排除でき、治具ユニツトの循環或いは往復等
の移動範囲を自由に設定でき、例えば工場の組立
ライン等に追従して所定作業を行う治具ユニツト
を提供することができる。
また、従来のように治具ユニツトの作業動作の
反覆により例えばカールコードやフレキシブルチ
ューブ等の供給系統が摩耗、破損したりすること
がないので、治具ユニツトの故障を防止でき、耐
久性の向上を図ることができる。さらに、この点
に関連して治具ユニツト本体や各治具の点検保守
作業を軽減することが可能となるので、メインテ
ナンス・コストの低減も図ることができる。
反覆により例えばカールコードやフレキシブルチ
ューブ等の供給系統が摩耗、破損したりすること
がないので、治具ユニツトの故障を防止でき、耐
久性の向上を図ることができる。さらに、この点
に関連して治具ユニツト本体や各治具の点検保守
作業を軽減することが可能となるので、メインテ
ナンス・コストの低減も図ることができる。
第1図乃至第7図は、本考案に係る治具ユニツ
ト駆動媒体供給機構の一実施例を説明するためも
のであり、第1図は連結した状態の供給機構全体
を示す一部断面の正面図、第2図は同じく接続具
を示す部分断面図、第3図、第4図は夫々動力
用、信号用接触子の形状を示す部分正面図、第5
図は同じく接続具における接触子の配列を示す正
面図、第6図は分離した状態における固定側、ユ
ニツト側夫々の連結部材を便宜的に別角度で示す
斜視図、第7図は供給機構を組付けた治具ユニツ
ト及び支持部材を自動車組立ラインに設置した状
態を示す斜視図である。 3……治具ユニツト、5……支持部材、10…
…固定側連結部材、12……固定側接続具、13
……シリンダ(駆動手段)、15……位置決めピ
ン、18……回動押圧部材(固定側係合手段)、
19……押圧板、20……ユニツト側連結部材、
22……ユニツト側接続具、23……ユニツト側
係止手段。
ト駆動媒体供給機構の一実施例を説明するためも
のであり、第1図は連結した状態の供給機構全体
を示す一部断面の正面図、第2図は同じく接続具
を示す部分断面図、第3図、第4図は夫々動力
用、信号用接触子の形状を示す部分正面図、第5
図は同じく接続具における接触子の配列を示す正
面図、第6図は分離した状態における固定側、ユ
ニツト側夫々の連結部材を便宜的に別角度で示す
斜視図、第7図は供給機構を組付けた治具ユニツ
ト及び支持部材を自動車組立ラインに設置した状
態を示す斜視図である。 3……治具ユニツト、5……支持部材、10…
…固定側連結部材、12……固定側接続具、13
……シリンダ(駆動手段)、15……位置決めピ
ン、18……回動押圧部材(固定側係合手段)、
19……押圧板、20……ユニツト側連結部材、
22……ユニツト側接続具、23……ユニツト側
係止手段。
Claims (1)
- 生産ライン上に配置した固定設備側に設けられ
た支持部材に取付けられると共に、駆動媒体の供
給系統が導かれた固定側接続具を有する固定側連
結部材と、生産ラインに対して循環または往復移
動しかつ前記固定設備へ投入される治具ユニツト
に取付けられると共に、前記固定側接続具に連結
されて該ユニツトに駆動媒体を供給するユニツト
側接続具を有するユニツト側連結部材と、上記固
定側、ユニツト側連結部材のうちの何れか一方側
に設けられて、前記両接続具の接続状態を強める
方向へ一方側接続具を駆動する駆動手段と、上記
固定側、ユニツト側連結部材に夫々設けられた係
止部を係合させて両連結部材同士を適正位置で拘
束する係合手段と、により構成したことを特徴と
する治具ユニツト駆動媒体供給機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985172157U JPH0432190Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | |
US06/928,474 US4722697A (en) | 1985-11-08 | 1986-11-10 | Apparatus for transferring a driving force to jig unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985172157U JPH0432190Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281532U JPS6281532U (ja) | 1987-05-25 |
JPH0432190Y2 true JPH0432190Y2 (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=15936623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985172157U Expired JPH0432190Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4722697A (ja) |
JP (1) | JPH0432190Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2655753B1 (fr) * | 1989-12-08 | 1992-01-24 | Alcatel Satmam | Machine a affranchir a tete d'affranchissement amovible. |
JP2978348B2 (ja) * | 1992-12-18 | 1999-11-15 | 矢崎総業株式会社 | 給電コネクタ |
JP2752032B2 (ja) * | 1993-09-20 | 1998-05-18 | 矢崎総業株式会社 | 給電コネクタ |
DE19926058A1 (de) * | 1999-06-08 | 2000-12-14 | Scharfenbergkupplung Gmbh & Co | Elektrokontaktkupplung für automatische Mittel- oder Mittelpufferkupplungen für Schienenfahrzeuge |
US9782822B2 (en) * | 2014-07-09 | 2017-10-10 | The Boeing Company | Wheel mounting system |
CN115351537B (zh) * | 2022-10-20 | 2023-02-28 | 佛山科学技术学院 | 一种工件装配设备 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1290066A (en) * | 1916-12-08 | 1919-01-07 | Westinghouse Brake Company | Electric train-line coupling. |
US2997682A (en) * | 1956-08-16 | 1961-08-22 | David D Grimes | Connector |
FR2050602A5 (ja) * | 1969-06-18 | 1971-04-02 | Elf | |
US3673541A (en) * | 1970-08-06 | 1972-06-27 | Amp Inc | Composite electrical and fluid or air connector |
US4531799A (en) * | 1982-01-04 | 1985-07-30 | Raytheon Company | Electrical connector |
DE3311502C2 (de) * | 1983-03-26 | 1986-01-09 | O & K Orenstein & Koppel Ag, 1000 Berlin | Vorrichtung zum ferngesteuerten Verbinden oder Trennen zweier Koppelteile |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP1985172157U patent/JPH0432190Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-11-10 US US06/928,474 patent/US4722697A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4722697A (en) | 1988-02-02 |
JPS6281532U (ja) | 1987-05-25 |
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