JPH04320817A - 射出成形用金型および成形品の製造方法 - Google Patents
射出成形用金型および成形品の製造方法Info
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- JPH04320817A JPH04320817A JP9040991A JP9040991A JPH04320817A JP H04320817 A JPH04320817 A JP H04320817A JP 9040991 A JP9040991 A JP 9040991A JP 9040991 A JP9040991 A JP 9040991A JP H04320817 A JPH04320817 A JP H04320817A
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- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 53
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外表面にヒケ、ソリお
よびフローマーク等の発生がなく、外観が良好な厚肉部
または偏肉部等を有する射出成形品を製造しうる射出成
形用金型、およびこの金型を用いた成形品の製造方法に
関する。
よびフローマーク等の発生がなく、外観が良好な厚肉部
または偏肉部等を有する射出成形品を製造しうる射出成
形用金型、およびこの金型を用いた成形品の製造方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形法により厚肉部または偏
肉部等を有する成形品を製造する場合に、厚肉部または
偏肉部等の樹脂は他の部分よりも冷却時点が遅れるため
に、その外表面にヒケやソリ等が発生して、外観がよく
ないものになったり、物性が悪く破損の原因になったり
するという問題点があった。
肉部等を有する成形品を製造する場合に、厚肉部または
偏肉部等の樹脂は他の部分よりも冷却時点が遅れるため
に、その外表面にヒケやソリ等が発生して、外観がよく
ないものになったり、物性が悪く破損の原因になったり
するという問題点があった。
【０００３】しかして、この問題点に鑑み、例えば、特
公昭５７─１４９６８号公報に記載されている如く、型
キャビティａを満たすに不充分な量の溶融された合成樹
脂を型キャビティａに注入した後、引続き同じ入口ｂよ
りガス体を圧入して、中空成形品を製造する方法（図４
参照）が提案されている。
公昭５７─１４９６８号公報に記載されている如く、型
キャビティａを満たすに不充分な量の溶融された合成樹
脂を型キャビティａに注入した後、引続き同じ入口ｂよ
りガス体を圧入して、中空成形品を製造する方法（図４
参照）が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き従
来の方法においては、圧入されたガス体は樹脂注入ノズ
ル内の樹脂およびスプルーやランナー内の樹脂を押し出
し、その後に型キャビティａに充填された樹脂中に入る
ので、その分だけ成形時間が多くかかり、この時間が成
形中では大きなロスとなる。また、金型が冷却している
ために、型キャビティａに注入された樹脂の先端部が長
時間一箇所に止まって一部が硬化し、この部分とガス体
の注入により移動した後に硬化した部分との境にフロー
マークが発生するという問題点がある。
来の方法においては、圧入されたガス体は樹脂注入ノズ
ル内の樹脂およびスプルーやランナー内の樹脂を押し出
し、その後に型キャビティａに充填された樹脂中に入る
ので、その分だけ成形時間が多くかかり、この時間が成
形中では大きなロスとなる。また、金型が冷却している
ために、型キャビティａに注入された樹脂の先端部が長
時間一箇所に止まって一部が硬化し、この部分とガス体
の注入により移動した後に硬化した部分との境にフロー
マークが発生するという問題点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型の固定型
と移動型との間に成形すべき成形品の外面形状に対応す
る内面形状を備えたキャビティが設けられ、樹脂ノズル
から樹脂流路を経てキャビティ内に樹脂を注入する樹脂
注入用ゲートが設けられ、該樹脂注入用ゲートに近接し
た位置にキャビティ内に加圧ガスを注入するガス注入用
ゲートが設けられた射出成形用金型、およびこの金型を
用い、キャビティ内に樹脂ノズルから樹脂流路および樹
脂注入用ゲートを経て該キャビティ内を満たすに不充分
な量の樹脂を注入し、かつ該キャビティ内にガス注入用
ゲートから加圧ガスを注入してキャビティ内に注入され
た樹脂をキャビティ内の隅々まで押し込むとともにその
樹脂中に中空部を形成せしめ、且つ該樹脂を金型の内表
面に押圧するように保圧しつつ冷却する成形品の製造方
法である。
と移動型との間に成形すべき成形品の外面形状に対応す
る内面形状を備えたキャビティが設けられ、樹脂ノズル
から樹脂流路を経てキャビティ内に樹脂を注入する樹脂
注入用ゲートが設けられ、該樹脂注入用ゲートに近接し
た位置にキャビティ内に加圧ガスを注入するガス注入用
ゲートが設けられた射出成形用金型、およびこの金型を
用い、キャビティ内に樹脂ノズルから樹脂流路および樹
脂注入用ゲートを経て該キャビティ内を満たすに不充分
な量の樹脂を注入し、かつ該キャビティ内にガス注入用
ゲートから加圧ガスを注入してキャビティ内に注入され
た樹脂をキャビティ内の隅々まで押し込むとともにその
樹脂中に中空部を形成せしめ、且つ該樹脂を金型の内表
面に押圧するように保圧しつつ冷却する成形品の製造方
法である。
【０００６】ここに、ガス注入用ゲートが設けられる樹
脂注入用ゲートに近接した位置とは、成形すべき成形品
の大きさや形状等により異なるが、キャビティ内を満た
すに不充分な量の樹脂をキャビティ内に注入して、いわ
ゆるショートショット方式によりガス注入射出成形法に
より中空成形品を製造を行う場合、ガス注入用ゲートの
出口が樹脂で覆われるような位置である。
脂注入用ゲートに近接した位置とは、成形すべき成形品
の大きさや形状等により異なるが、キャビティ内を満た
すに不充分な量の樹脂をキャビティ内に注入して、いわ
ゆるショートショット方式によりガス注入射出成形法に
より中空成形品を製造を行う場合、ガス注入用ゲートの
出口が樹脂で覆われるような位置である。
【０００７】
【作用】樹脂注入用ゲートに近接した位置にキャビティ
内に加圧ガスを注入するガス注入用ゲートが設けられた
射出成形用金型を用いることにより、従来の如く樹脂流
路中の樹脂を押し出しつつ加圧ガスを注入する必要がな
いので、樹脂注入後瞬時にキャビティ内に注入された樹
脂中に加圧ガスを注入することができ、成形時間を短く
させることができる。
内に加圧ガスを注入するガス注入用ゲートが設けられた
射出成形用金型を用いることにより、従来の如く樹脂流
路中の樹脂を押し出しつつ加圧ガスを注入する必要がな
いので、樹脂注入後瞬時にキャビティ内に注入された樹
脂中に加圧ガスを注入することができ、成形時間を短く
させることができる。
【０００８】また、キャビティ内を満たすに不充分な量
の樹脂をキャビティ内に注入し、その後加圧ガスをキャ
ビティ内に注入された樹脂中に中空部を形成する、いわ
ゆるショートショット方式を適用する際に、ガス注入用
ゲートが樹脂注入用ゲートに近接した位置に設けられて
いるので、ガス注入用ゲート出口の周囲はキャビティ内
に注入された樹脂で覆われる。その後瞬時にキャビティ
内にガス注入用ゲートから加圧ガスを注入することによ
り、注入された樹脂の先端を固化させることなく、キャ
ビティの隅々まで押し込むことができるとともに、樹脂
の厚肉部中に積極的に中空部を形成せしめ、且つ樹脂を
金型の内表面に押圧させつつ冷却して、厚肉部または偏
肉部等の表面にヒケ、ソリおよびフローマーク等のない
外表面状態の良好な成形品を製造することができる。
の樹脂をキャビティ内に注入し、その後加圧ガスをキャ
ビティ内に注入された樹脂中に中空部を形成する、いわ
ゆるショートショット方式を適用する際に、ガス注入用
ゲートが樹脂注入用ゲートに近接した位置に設けられて
いるので、ガス注入用ゲート出口の周囲はキャビティ内
に注入された樹脂で覆われる。その後瞬時にキャビティ
内にガス注入用ゲートから加圧ガスを注入することによ
り、注入された樹脂の先端を固化させることなく、キャ
ビティの隅々まで押し込むことができるとともに、樹脂
の厚肉部中に積極的に中空部を形成せしめ、且つ樹脂を
金型の内表面に押圧させつつ冷却して、厚肉部または偏
肉部等の表面にヒケ、ソリおよびフローマーク等のない
外表面状態の良好な成形品を製造することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例により図面を参照して
説明する。図１は、本発明の一実施例の金型を示す縦断
面図である。
説明する。図１は、本発明の一実施例の金型を示す縦断
面図である。
【００１０】金型１は固定型１１と移動型１２とからな
る。固定型１１と移動型１２との間には、リブ部２１が
形成された厚肉部２２を有する成形品２の外面形状（図
３参照）に対応する厚肉部成形部１３１を有する内面形
状を備えたキャビティ１３が設けられている。また、ス
プルー１４１およびランナー１４２からなる樹脂流路１
４および樹脂注入ゲート１５が設けられ、図示しない樹
脂ノズルから溶融樹脂を樹脂流路１４を経てキャビティ
１３内に注入することができるようにされている。また
、樹脂注入ゲート１５に近接した位置にガス注入用ゲー
ト１６が設けられ、キャビティ１３内に注入された樹脂
中に加圧ガスを圧入することができるようにされている
。
る。固定型１１と移動型１２との間には、リブ部２１が
形成された厚肉部２２を有する成形品２の外面形状（図
３参照）に対応する厚肉部成形部１３１を有する内面形
状を備えたキャビティ１３が設けられている。また、ス
プルー１４１およびランナー１４２からなる樹脂流路１
４および樹脂注入ゲート１５が設けられ、図示しない樹
脂ノズルから溶融樹脂を樹脂流路１４を経てキャビティ
１３内に注入することができるようにされている。また
、樹脂注入ゲート１５に近接した位置にガス注入用ゲー
ト１６が設けられ、キャビティ１３内に注入された樹脂
中に加圧ガスを圧入することができるようにされている
。
【００１１】次に、図２および図３を参照し、図１の金
型を用いて厚肉部２２を有する成形品２を製造する方法
を説明する。まず、図２に示す如く、金型１の固定型１
１と移動型１２を閉じる。図示しない樹脂ノズルより溶
融樹脂を樹脂流路１４および樹脂注入ゲート１５を経て
キャビティ１３内に注入する。樹脂量はキャビティ１３
を満たすに不充分な量だけ注入する。この時、樹脂注入
ゲート１５に近接した位置に設けられたガス注入ゲート
１６の周囲は、キャビティ１３内に注入された溶融樹脂
で覆われている。
型を用いて厚肉部２２を有する成形品２を製造する方法
を説明する。まず、図２に示す如く、金型１の固定型１
１と移動型１２を閉じる。図示しない樹脂ノズルより溶
融樹脂を樹脂流路１４および樹脂注入ゲート１５を経て
キャビティ１３内に注入する。樹脂量はキャビティ１３
を満たすに不充分な量だけ注入する。この時、樹脂注入
ゲート１５に近接した位置に設けられたガス注入ゲート
１６の周囲は、キャビティ１３内に注入された溶融樹脂
で覆われている。
【００１２】引き続いて、加圧ガスをガス注入ゲート１
６から、キャビティ１３内に注入された樹脂中に注入し
、図３に示す如く、樹脂をキャビティ１３の隅々まで押
し込み、厚肉部２２の樹脂中に中空部２３を形成する。 引き続いて、厚肉部の樹脂を金型表面に押し付け、保圧
した状態で冷却し、樹脂が硬化した後に金型１を開いて
、成形品２を取り出すことにより、中空成形品を得る。
６から、キャビティ１３内に注入された樹脂中に注入し
、図３に示す如く、樹脂をキャビティ１３の隅々まで押
し込み、厚肉部２２の樹脂中に中空部２３を形成する。 引き続いて、厚肉部の樹脂を金型表面に押し付け、保圧
した状態で冷却し、樹脂が硬化した後に金型１を開いて
、成形品２を取り出すことにより、中空成形品を得る。
【００１３】なお、成形品２中の中空部２３の体積は、
ショートショット時にキャビティ１３内が樹脂で満たさ
れなかった分の体積と樹脂の冷却に伴う収縮分の体積と
を加えた体積に相当する。
ショートショット時にキャビティ１３内が樹脂で満たさ
れなかった分の体積と樹脂の冷却に伴う収縮分の体積と
を加えた体積に相当する。
【００１４】キャビティ１３内にガス注入用ゲート１５
から加圧ガスの注入する際に、同時にキャビティ１３内
に樹脂注入用ゲート１６から少量の樹脂を注入すること
は何ら差しつかえない。
から加圧ガスの注入する際に、同時にキャビティ１３内
に樹脂注入用ゲート１６から少量の樹脂を注入すること
は何ら差しつかえない。
【００１５】樹脂の材質は、射出成形できるものであれ
ば何でもよく、特に限定されるものではない。熱可塑性
樹脂のほか、熱硬化性樹脂も用いることが可能である。 使用するガスとしては、不活性ガスが好適であり、例え
ば、窒素ガス等が好適である。
ば何でもよく、特に限定されるものではない。熱可塑性
樹脂のほか、熱硬化性樹脂も用いることが可能である。 使用するガスとしては、不活性ガスが好適であり、例え
ば、窒素ガス等が好適である。
【００１６】本発明の射出成形用金型および成形品の製
造方法は、例えば、各種のコンテナ、プラスチックバケ
ツ、自動車用バンパー等のさげ手等の厚肉部または偏肉
部を有する各種生活産業用の射出成形品の製造に適用す
ることができる。
造方法は、例えば、各種のコンテナ、プラスチックバケ
ツ、自動車用バンパー等のさげ手等の厚肉部または偏肉
部を有する各種生活産業用の射出成形品の製造に適用す
ることができる。
【００１７】上記の図１〜図３に示す金型と製造方法を
用いて、以下の条件の下で厚肉部を有する成形品の製造
実験を行った。即ち、成形用樹脂としてはポリプロピレ
ン（ＰＰ）を用い、樹脂温度２３０℃、金型温度４０℃
とした。成形用樹脂のキャビティへの注入量は、キャビ
ティ容量の９５％になるようにした。また、ガス注入条
件として、ガス圧を１２０Ｋｇ／ｃｍ２ 、注入時間３
０秒、注入タイミング０秒とした。
用いて、以下の条件の下で厚肉部を有する成形品の製造
実験を行った。即ち、成形用樹脂としてはポリプロピレ
ン（ＰＰ）を用い、樹脂温度２３０℃、金型温度４０℃
とした。成形用樹脂のキャビティへの注入量は、キャビ
ティ容量の９５％になるようにした。また、ガス注入条
件として、ガス圧を１２０Ｋｇ／ｃｍ２ 、注入時間３
０秒、注入タイミング０秒とした。
【００１８】なお、樹脂注入用ゲート１５およびガス注
入用ゲート１６とは相互間に１０ｍｍの距離をおいて設
けた。この結果、得られた厚肉部を有する成形品には、
ヒケ、ソリおよびフローマークは見られず、外観は良好
であった。
入用ゲート１６とは相互間に１０ｍｍの距離をおいて設
けた。この結果、得られた厚肉部を有する成形品には、
ヒケ、ソリおよびフローマークは見られず、外観は良好
であった。
【００１９】なお、樹脂ノズルより樹脂流路および樹脂
注入用ゲートを経てキャビティ内に加圧ガスを注入する
方法により、上記の条件に準じて同様の試験を行った。 この結果、得られた成形品の厚肉部の表面には、ヒケ、
ソリおよびフローマークの発生があり、外表面状態のよ
くない成形品しか得ることができなかった。
注入用ゲートを経てキャビティ内に加圧ガスを注入する
方法により、上記の条件に準じて同様の試験を行った。 この結果、得られた成形品の厚肉部の表面には、ヒケ、
ソリおよびフローマークの発生があり、外表面状態のよ
くない成形品しか得ることができなかった。
【００２０】次に、ガス中入時間４０秒に延長し、それ
以外の点については上記と同様にして成形実験を行った
ところ、成形品の厚肉部の表面には、ヒケ、ソリの発生
はわずかにあるもののあまり目立たなくなったが、フロ
ーマークは依然としてなくすることができなっかった。
以外の点については上記と同様にして成形実験を行った
ところ、成形品の厚肉部の表面には、ヒケ、ソリの発生
はわずかにあるもののあまり目立たなくなったが、フロ
ーマークは依然としてなくすることができなっかった。
【００２１】
【発明の効果】本発明の射出成形用金型は、上記の如き
構成であるので、樹脂注入後瞬時にキャビティ内に注入
された樹脂中に加圧ガスを注入して、成形時間を短くさ
せたり、いわゆるショートショット方式の成形法に適用
して成形品の表面にフローマークのない成形品の製造に
供することができる。
構成であるので、樹脂注入後瞬時にキャビティ内に注入
された樹脂中に加圧ガスを注入して、成形時間を短くさ
せたり、いわゆるショートショット方式の成形法に適用
して成形品の表面にフローマークのない成形品の製造に
供することができる。
【００２２】本発明の成形品の製造方法は、上述の如く
構成であるので、キャビティ内を満たすに不充分な量の
樹脂をキャビティ内に注入し、ガス注入用ゲート出口の
周囲はキャビティ内に注入された樹脂で覆われている状
態で、キャビティ内にガス注入用ゲートから加圧ガスを
注入することにより、樹脂をキャビティの隅々まで押し
込むことができるとともに、樹脂の厚肉部中に積極的に
中空部を形成し、厚肉部または偏肉部等の表面にヒケ、
ソリおよびフローマーク等のない外表面状態の良好な成
形品を製造することができる。
構成であるので、キャビティ内を満たすに不充分な量の
樹脂をキャビティ内に注入し、ガス注入用ゲート出口の
周囲はキャビティ内に注入された樹脂で覆われている状
態で、キャビティ内にガス注入用ゲートから加圧ガスを
注入することにより、樹脂をキャビティの隅々まで押し
込むことができるとともに、樹脂の厚肉部中に積極的に
中空部を形成し、厚肉部または偏肉部等の表面にヒケ、
ソリおよびフローマーク等のない外表面状態の良好な成
形品を製造することができる。
【図１】本発明の一実施例の金型を示す縦断面図である
。
。
【図２】図１の実施例を金型を用いた製造方法の工程を
説明する縦断面図である。
説明する縦断面図である。
【図３】図１の実施例を金型を用いた製造方法の工程を
説明する縦断面図である。
説明する縦断面図である。
【図４】従来の技術を説明する一部切り欠き正面図であ
る。
る。
１ 金型
１１ 固定型
１２ 移動型
１３ キャビティ
１４ 樹脂流路
１５ 樹脂注入用ゲート
１６ ガス注入用ゲート
Claims (2)
- 【請求項１】 金型の固定型と移動型との間に成形す
べき成形品の外面形状に対応する内面形状を備えたキャ
ビティが設けられ、樹脂ノズルから樹脂流路を経てキャ
ビティ内に樹脂を注入する樹脂注入用ゲートが設けられ
、該樹脂注入用ゲートに近接した位置にキャビティ内に
加圧ガスを注入するガス注入用ゲートが設けられている
ことを特徴とする射出成形用金型。 - 【請求項２】 請求項１の金型を用い、キャビティ内
に樹脂ノズルから樹脂流路および樹脂注入用ゲートを経
て該キャビティ内を満たすに不充分な量の樹脂を注入し
、かつ該キャビティ内にガス注入用ゲートから加圧ガス
を注入してキャビティ内に注入された樹脂をキャビティ
内の隅々まで押し込むとともにその樹脂中に中空部を形
成せしめ、且つ該樹脂を金型の内表面に押圧するように
保圧しつつ冷却することを特徴とする成形品の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9040991A JPH04320817A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 射出成形用金型および成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9040991A JPH04320817A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 射出成形用金型および成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04320817A true JPH04320817A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13997788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9040991A Pending JPH04320817A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 射出成形用金型および成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04320817A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6616888B1 (en) * | 1999-03-22 | 2003-09-09 | Illinois Tool Works Inc. | Method for a two-part resilient bumper |
| JP2011037062A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Tekunohama Co Ltd | 射出成形機 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9040991A patent/JPH04320817A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6616888B1 (en) * | 1999-03-22 | 2003-09-09 | Illinois Tool Works Inc. | Method for a two-part resilient bumper |
| JP2011037062A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Tekunohama Co Ltd | 射出成形機 |
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