JPH04320694A - ヒトグリア細胞増殖抑制因子に対するモノクローナル抗体 - Google Patents

ヒトグリア細胞増殖抑制因子に対するモノクローナル抗体

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JPH04320694A
JPH04320694A JP3118043A JP11804391A JPH04320694A JP H04320694 A JPH04320694 A JP H04320694A JP 3118043 A JP3118043 A JP 3118043A JP 11804391 A JP11804391 A JP 11804391A JP H04320694 A JPH04320694 A JP H04320694A
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JP
Japan
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human
ggif
antibody
monoclonal antibody
gliacyte
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Application number
JP3118043A
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Taiji Kato
加藤 泰治
Kiyobumi Asai
浅井 清文
Nagayoshi Kaneko
金子 修至
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒトグリア細胞増殖抑制
因子を特異的に認識するモノクローナル抗体に関するも
のである。
【0002】
【発明の背景】脳を構成する細胞には大別して神経細胞
とグリア細胞が存在する。脳の働きは基本的には神経細
胞の働きによる。グリア細胞は神経細胞の働きを支持す
る。具体的には神経細胞の保護および支持作用、ミエリ
ン鞘の形成、血液脳関門の形成、神経細胞への栄養補給
、神経伝達物質の代謝、さらには脳発育過程における神
経細胞の増殖および分化作用の制御などが考えられてい
る。グリア細胞には多種多様な細胞が含まれる。中枢神
経系ではアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミク
ログリアなどがあり、末梢神経系にはシュワン(Sch
wann )細胞、マントル(mantle)細胞など
があり、また脳室内皮に存在するエペンダイマル(ep
endymal )細胞もグリア細胞のひとつである。
【0003】神経細胞の増殖および分化は出生前にのみ
行なわれ、出生後は行なわれない。一方、グリア細胞の
増殖および分化は出生後もさかんに行なわれる。グリア
細胞の増殖または分化に関与する因子はこれまでに多数
知られている。例えば、アストロサイトは、血小板由来
成長因子(PDGF)、上皮成長因子(EGF)、グリ
ア細胞成長因子(GMF)、グリア成長因子(GGF)
などの因子に反応して増殖または分化が促進される。ま
た、オリゴデンドログリアに作用する成長因子としては
、グリア促進因子(GPF)およびインターロイキン2
(IL−2)がある(詳細については蛋白質核酸酵素,
33巻(No.10 ),1667頁(1988年)参
照のこと)。
【0004】
【従来の技術】最近、本発明者のうちの一部のものは、
レックリングハウゼン(Von Recklingha
usen)氏病(多発性神経線維腫)患者より得られた
神経線維腫(neurofibroma) 組織中に、
新たなヒトグリア細胞増殖抑制因子(glial gr
owth inhibitory factor、以下
ヒトGGIFと略記する。)が存在することを見い出し
、部分精製を行なった。
【0005】このヒトGGIFは神経線維腫の粗抽出液
よりアフィニティークロマト、陰イオン交換カラム、疎
水性クロマトカラム、ヒドロキシアパタイトカラムを用
いて部分精製された。該GGIFはゲルろ過法により分
子量約100kdと推定され、また酸処理(pH2.3
 )、熱処理(100℃、10分間)およびパパイン処
理(37℃、5時間)で生物活性がなくなることからタ
ンパク性の因子であると考えられる。さらに、精製過程
において本因子の生物活性は徐々に失われる傾向にあっ
たが、SH基酸化防止剤であるジチオスレイトール(d
ithiothreitol)を加えることにより活性
を保つことができた。
【0006】本ヒトGGIFは、種々のグリア性細胞、
例えばラットグリオーマ細胞(C6)、ラットシュワノ
ーマ(354A)、ヒトグリオブラストーマ(GB−1
、T98G)、ヒトアストロサイトーマ(NAC−1、
NAC−2)等のDNA合成低下(すなわち、増殖抑制
)を促進させたが、神経細胞、例えばヒト神経芽腫細胞
(GOTO、TGW)等には無影響であった。また本ヒ
トGGIFは、グリア細胞の増殖と分化をともに促進さ
せる因子(GMF)との共存下において、GMFの増殖
促進作用は阻害したが、分化促進作用は阻害しなかった
。なお、本ヒトGGIFの詳細については、1990年
度第33回神経化学会抄録集、272 頁(1990年
)に記載されている。
【0007】これまでに細胞の増殖を抑制する因子は多
数知られている。例えば、トランスフォーミング成長因
子(TGF−β)、肝の分化抑制因子(HPI)、サプ
レッシン(SPN)、種々のインターロイキン(IL−
1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−
6等)、インターフェロン(IFN−α等)、ガン壊死
因子(TNF)、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF
)等がある。また、グリア細胞の増殖を抑制する因子と
してもいくつか知られている。例えば、RrainRe
s., 430, 153(1987)には、マウス腹
水型神経芽腫細胞が産出するラットグリア細胞に対する
増殖抑制因子が記載されている。
【0008】しかしながら、本ヒトGGIFは、前述の
細胞増殖抑制因子やグリア細胞の増殖抑制因子とは、因
子の物理化学的性質(分子量等)および生物活性の点か
らみて異なる因子であり、まったく新規な因子であると
考えられる
【0009】
【発明の目的】本発明者らは、前記したGGIFをさら
に詳細に研究するために、該GGIFに対するモノクロ
ーナル抗体を作製することを鋭意検討した。そして該G
GIFを特異的に認識するモノクローナル抗体を見い出
して本発明を完成した。先にも記載したように、本発明
のモノクローナル抗体の抗原であるヒトGGIFはまっ
たく新規な因子である。従って、本発明のモノクローナ
ル抗体は完全に新規な抗体であることは言うまでもない
【0010】
【発明の構成】本発明は、ヒトGGIFを特異的に認識
するマウスモノクローナル抗体に関するものである。本
発明には、本発明の実施例で得られたモノクローナル抗
体の抗原結合部位以外の抗原結合部位を有するモノクロ
ーナル抗体も含まれる。また免疫グロブリンのクラスお
よびサブクラスも特に限定されるものではないが、好ま
しくはIgGまたはIgMクラスであり、特に好ましく
はIgGクラスである。
【0011】本発明に含まれるモノクローナル抗体の具
体的な例としては、G−12E3、G−13E2、G−
13E8、G−16D8、G−16D9、G−16E9
、G−16F8およびG−19E7が挙げられるが、本
発明はこれらのモノクローナル抗体に限定されるもので
はない。
【0012】本発明のモノクローナル抗体は、100μ
g/mlの濃度でヒトGGIFの生物活性を20%以上
阻害する。例えば、実施例1で得られた本発明のモノク
ローナル抗体は100μg/mlの濃度でヒトGGIF
の生物活性を20〜55%程度阻害することが確認され
ている。
【0013】さらに、本発明のモノクローナル抗体の免
疫グロブリンのクラスおよびサブクラスは、G−12E
3、G−16D8、G−16D9、G−16F8、およ
びG−19E7の6種の抗体がIgG1 ・κであり、
G−13E2がIgG2a・κであり、G−16E9が
IgG3 ・κであり、そしてG−13E8がIgM・
κであった。
【0014】本発明のモノクローナル抗体は、(1)ヒ
トGGIFを免疫抗原としてマウスを感作し、(2)感
作マウス脾細胞とマウスミエローマ細胞を細胞融合し、
(3)得られたハイブリドーマよりヒトGGIFに対す
るモノクローナル抗体を産生する細胞をスクリーニング
し、(4)目的とする抗体産生ハイブリドーマをクロー
ニングし、(5)クローン化された抗体産生ハイブリド
ーマを増殖させ、(6)産生された抗体を分離精製する
ことによって調製することができる。
【0015】より具体的に各ステップを説明すると以下
のようになる。 (1)の免疫感作の肯定は、初回免疫感作時にはヒトG
GIF(天然のものでも、遺伝子操作によって作製され
たものでもよい。また完全に純粋なものでも部分精製し
ただけのものでも使用できる。)を生理的食塩含有リン
酸緩衝液(以下、PBSと略記する)中に溶解し、フロ
イントの完全アジェバント(FCA)と1:1の割合で
乳化させたものをマウスに腹腔内投与し、2週間後、同
様にヒトGGIFを含むPBSをフロイントの不完全ア
ジェバント(FICA)と1:1:の割合で乳化させた
ものを腹腔内投与し、さらに2週間後、ヒトGGIFを
含むPBSを腹腔内投与することによって行なわれる。 用いられるマウスの種類は特に限定されないが、好まし
くはBALB/cである。感作の回数および抗原の投与
量は特に限定されないが、1回につき1〜100μg 
のヒトGGIFを3回投与すれば十分である。
【0016】(2)の細胞融合は、まず(1)で免疫感
作したマウスの脾臓を摘出し、常法に従って、脾細胞の
懸濁液を調製し、次に得られた脾細胞とマウスミエロー
マ細胞との混合物に37℃でポリエチレングリコール(
好ましくは、PEG1500)を加えることによって行
なわれる。マウスミエローマ細胞にはP3×63Ag8
、P3/NS1/1−Ag4−1、SP−2/0−Ag
−14など数種類が知られており、いずれも容易に入手
可能である。ミエローマ細胞はHAT培地(ヒポキサン
チン、アミノプテリンおよびチミジンを含む培地)では
生存できないHGPRT(ヒポキサンチン・グアニン・
ホスホリボシル・トランスフェラーゼ)欠損細胞株が有
用であり、さらにミエローマ細胞自身が抗体を分泌しな
い細胞株であることが望ましい。好適にはSP−2/0
−Ag−14が用いられる。
【0017】次に、得られた融合細胞の混合物を、低細
胞密度で96マイクロウェルプレートに分注し、HAT
培地中で培養する。1〜2週間の培養で未融合のミエロ
ーマ細胞、ミエローマ細胞同志のハイブリドーマ、さら
に未融合の脾細胞、脾細胞同志のハイブリドーマは生存
条件が満足されないため死滅し、脾細胞とミエローマ細
胞とのハイブリドーマのみが増殖してくる。
【0018】(3)のスクリーリングは、ハイブリドー
マ培養上清中の抗ヒトGGIF活性を測定することによ
り行なわれる。活性が減弱またはゼロとなった検体は目
的とするモノクローナル抗体を産生していると判定でき
る。
【0019】(4)の工程は、抗体産生ハイブリドーマ
を軟寒天培養法[Monoclonal Antibo
dies,372 頁(1980)参照のこと]にした
がってクローニングすることによって行なわれる。この
際、限界希釈法を用いることも可能である。
【0020】(5)の工程は、クローン化されたハイブ
リドーマを通常の培地で培養し、その培養上清から分離
精製することによって得られるが、より大量の抗体を効
率よく得るにはハイブリドーマをマウス腹腔内に投与し
増殖させ、その腹水中より分離精製する方法が用いられ
る。
【0021】(6)の工程は、通常の方法、例えば塩析
、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過、疎水性ク
ロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー
等により精製できるが、より効果的には、サブクラスが
IgGであるモノクローナル抗体についてはアフィゲル
プロテインA(Affigel Protein A 
)MASPIIカラム(BIO−RAD 社製)を用い
たアフィニティークロマトグラフィーが用いられ、サブ
クラスがIgMであるモノクローナル抗体についてはハ
イドロキシアパタイトカラムが用いられる。
【0022】
【発明の効果】本発明のモノクローナル抗体はヒトGG
IFを特異的に認識するので、ヒトGGIFの精製、例
えばアフィニティークロマトグラフィー等に利用するこ
とができる。また、本発明抗体のうち、ヒトGGIFの
活性を強力に阻害する抗体、例えば13E2または16
D8等は、それら自身あるいはそれらとヒトIgGとの
キメラ抗体の形で、あるいはそれらをヒト型IgGに変
換した形でヒトGGIFの異常産生を伴うと考えられる
種々の疾患、例えばアルツハイマー病や各種の神経変性
疾患、例えば、小脳変性症、クロイツフェルトヤコブ病
、シュパッツ病等の治療および/または予防に用いるこ
とができる。
【0023】さらに、本発明のモノクローナル抗体は、
ヒトGGIFの免疫学的定量法への適用によって、上述
の患者の血中や組織中のGGIF濃度を測定することに
より病態の診断に利用することができる。また、該定量
法はヒトGGIFによる治療を必要とする疾患、例えば
脳腫瘍などの治療時に該因子をモニターするために利用
することができる。
【0024】免疫学的定量法には一点結合測定法と二点
結合測定法(いわゆるサンドイッチ法)がよく知られて
いるが、精度および検出限界の点で二点結合測定法がす
ぐれている。二点結合測定法は、(1)固相化したヒト
GGIFに対するモノクローナル抗体(第1抗体)に、
ヒトGGIFを含有するサンプルを添加して、該モノク
ローナル抗体とヒトGGIFを結合させ、(2)(1)
で得られた結合物にヒトGGIFに対するポリクローナ
ル抗体(第2抗体)を結合させ、(3)(2)で得られ
た結合物に、第2抗体を認識し、かつ標識物で標識され
た抗体(第3抗体)を結合させ、(4)該標識物の活性
を測定することによって、サンプル中のヒトGGIFを
測定する方法である。
【0025】第1抗体としては、本発明のモノクローナ
ル抗体が用いられる。免疫学的定量法に用いられる固相
および固定化方法はよく知られている(千畑一郎編、固
定化酵素(1975年、講談社発行)参照のこと)。例
えば、固相としてはポリスチレンプレート、ポリスチレ
ンビーズ、ナイロンビーズ、ガラスビーズ、プロテイン
Aアガロースビーズ、プロテインGアガロースビーズ、
ポリスチレンチューブ、スタフィロコッカス・アウレウ
ス・コーワン(Staphylococcus aur
eus Cowan )I株の死菌などが挙げられる。 固定化は物理的吸着や共有結合による不溶化法が用いら
れる。第1抗体とサンプル中のヒトGGIFとの反応は
24℃で1晩放置することで行なわれる。
【0026】第2抗体はヒトGGIFに対するポリクロ
ーナル抗体であれば感作する動物種に制限はない。該ポ
リクローナル抗体の作製は公知の方法により行なわれる
。例えば、ヒトGGIF(天然のものでも遺伝子操作に
よって作製されたものでもよい。また完全に純粋なもの
でも部分精製しただけのものでも使用できる。)と適当
なアジェバントとの混合物を感作動物(例えば、ラット
、モルモット、ウサギ、ネコ、イヌ、ヒツジ、ヤギ等、
好ましくはウサギ)に適当な投与間隔で数回静脈内、皮
下または腹腔内投与して感作する。感作後血清を採取し
て、アフィニティークロマトグラフィー等により分離精
製して、所望の抗体画分を得ることにより目的とするヒ
トGGIFに対するポリクローナル抗体が作製される。 第1抗体GGIF結合物と第2抗体との反応は24℃で
数時間、好ましくは2時間放置することで行なわれる。
【0027】第3抗体は第2抗体を認識する抗体であれ
ば特に制限はない。標識物としては一般に酵素が用いら
れるがラジオアイソトープ、蛍光物質も使用できる。こ
こで用いられる酵素としては一般的に酵素免疫測定に用
いられる酵素であれば何でもよく、例えば、ペルオキシ
ダーゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、アルカリフォスフ
ァターゼ、グルコース−6−リン酸脱水素酵素、アルコ
ール脱水素酵素等が挙げられる。第1抗体−GGIF−
第2抗体の結合物と第3抗体との反応は24℃で数時間
、好ましくは2時間放置することにより行なわれる。
【0028】(4)の標識物の活性の測定も公知の方法
により行なわれる。例えば、第3抗体をペルオキシダー
ゼで標識した場合には基質としてオルトフェニレンジア
ミンを用いて過酸化水素を反応させ、反応生成物のO.
D.490 を測定することによって行なわれる。この
場合、基質として3−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオン酸や3,3′,5,5′−テトラメチルベンチジ
ンを使用することもできる。これ以外の場合でも適当な
基質を用いて行なわれる。
【0029】二点結合測定法のより簡便な方法として、
第2抗体を標識物で標識し、第3抗体との反応を省略す
る方法が知られている。この場合、ヒトGGIFに対す
るポリクローナル抗体自身を標識することもできるが、
該抗体をパパインで分解したFabフラグメント、ある
いはペプシンで分解したF(ab′)2 フラグメント
、あるいは該フラグメントをさらに還元的に開裂させた
Fab′フラグメントを標識して第2抗体として用いる
こともできる。
【0030】さらに、前記した二点結合測定法の応用と
して、第1抗体としてヒトGGIFに対するポリクロー
ナル抗体を用い、第2抗体としてヒトGGIFに対する
モノクローナル抗体を用いて、標識された第3抗体(例
えば、標識された、マウスIgGに対するポリクローナ
ル抗体)で検量する方法やあるいは該方法において、第
2抗体自身、またはそのFabフラグメント、F(ab
′)2フラグメント、Fab′フラグメントを標識して
、第3抗体との反応を省略する方法も行なうことができ
る。
【0031】また、ヒトGGIFに対するポリクローナ
ル抗体の代わりに、ヒトGGIFに対して互いに抗原認
識部位の異なる二種類のモノクローナル抗体を選び出し
、一方の抗体を第1抗体として用い、他方の抗体または
そのFab、Fab′、F(ab′)2 画分を直接、
前記の標識物で標識して第2抗体とし、第3抗体との反
応を省略するヒトGGIFの二点結合測定法も可能であ
る。
【0032】本発明のモノクローナル抗体は一点結合測
定法によるヒトGGIFの定量方法にも用いることがで
きる。一点結合測定法は、(1)ヒトGGIFを含有す
るサンプルを固相に固定化し、(2)ヒトGGIFに対
するモノクローナル抗体あるいはポリクローナル抗体(
第1抗体)を添加して、ヒトGGIFと結合させ、(3
)(2)で得られた結合物に、第1抗体を認識し、かつ
標識物で標識されたポリクローナル抗体を結合させ、(
4)該標識物の活性を測定することによって行なわれる
。また第1抗体を直接前記の標識物で標識して該標識物
の活性を測定する方法も可能である。固相、固定化方法
、標識物、反応条件等は二点結合測定法に準じて任意に
選択できる。
【0033】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をより具体的に
説明するが、これらは本発明の範囲を制限するものでは
ない。 実施例1   ヒトGGIFに対するモノクローナル抗体(1)抗
原の精製(部分精製)レックリングハウゼン氏(Von
 Recklinghausen)病患者より得られた
神経線維腫の腫瘍塊(30g)をプロテアーゼインヒビ
ター(10μMロイペプチン、10μMペプスタチンA
、0.2 mMフェニルメタンスルホニルフルオライド
)および1mMジチオスレイトールを含む20mMトリ
ス−塩酸緩衝液(pH7.5 )(以下、バッファーA
と略記する。)(60ml)中でホモジネートした後遠
心分離(25000 ×g 、1時間)して上清(80
ml)を集めた。バッファーAで平衡化したブルートヨ
パールカラム(東洋ソーダ社製、22×80mm)に上
清を添加し、バッファーA(175ml)で洗浄した後
、4M塩化ナトリウムを含むバッファーAで溶出した。 それぞれの分画についてヒトGGIF活性(測定方法は
後述する。)を測定したところ、活性成分はすべて素通
り分画に回収された。
【0034】次にこの活性成分を陰イオン交換カラム(
商品名DEAE−Sephacel 、ファルマシア社
製、32×80mm)に吸着させ、バッファーAにおい
て0.5 M塩化ナトリウム濃度を初期0%から最終1
00%まで経時的に変化させて溶出した(1ml/mi
n)。主たる活性成分は塩化ナトリウム濃度が0.15
M〜0.3 Mのところに溶出した。活性画分を集め塩
化ナトリウムを4Mとなるように加えた後、あらかじめ
4M塩化ナトリウムを含むバッファーAにて平衡化した
疎水性クロマトカラム(商品名ブチルトヨパ−ル、東洋
ソーダ社製、7×250mm)に吸着させ、バッファー
Aにおいて4M塩化ナトリウム濃度を初期100%から
最終0%まで経時的に変化させて溶出した(1ml/m
in)。活性のある画分は0.2 M付近に溶出した。 この画分をセントリプレップ(アミコン社製)にて0.
5ml まで濃縮し、ハイドロキシアパタイトカラム(
三井東圧社製、7.6 ×100mm)に吸着させ、2
0mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)に対して0.
5 Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6.8)を初期0
%から最終100%まで経時的に変化させて溶出した(
1ml/min)。 活性のある画分は素通りピークの直後に溶出した(図1
参照)。
【0035】ヒトGGIF活性はラットアストロサイト
ーマ細胞(C6)の増殖阻害活性を指標にして測定した
。すなわち、C6細胞1×105 個を100μl の
培養液(10%ウシ胎児血清を含むF−10)に懸濁し
、96ウェルマイクロタイタープレート(Nunc社製
)にまいて37℃4時間インキュベートした。これに被
検サンプルを10μl 加え、さらにトリチウムチミジ
ン(20nCi/カルチャ−)を加えてさらに16時間
培養を続けた。その後マルチセルハーベスター(ラボマ
ッシュ社製)を用いて細胞をグラスファイバーろ紙上に
採取し、乾燥させた後、液体シンチレーションカウンタ
ーを用いて高分子画分へのトリチウムチミジンの取込量
を測定した。なお、GGIF活性の単位は、50%増殖
阻害を示す被検サンプルの量より算出した。例えば、1
00μl 培養液中に2μl の被検サンプルを含むと
きに50%増殖阻害を示した場合、この被検サンプルは
500U/ml [(100μl /2μl )×10
=500]となる。
【0036】(2)マウスの感作 前記(1)で作製したGGIFの部分精製蛋白(100
μg )(精製GGIFとして約10μg 含有してい
ると推定される。)を含有するPBS(0.5ml )
とFCA(0.5ml )からなるエマルジョンをBA
LB/c雌性マウス2匹のそれぞれに腹腔内投与した。 2週間後、前回と同様に調製した、PBSに溶解したG
GIFの部分精製蛋白とFICA(1:1)からなるエ
マルジョンを腹腔内投与して追加免疫を行なった。さら
に2週間後、PBS(1ml)に溶解したGGIFの部
分精製蛋白を腹腔内投与した。
【0037】(3)細胞融合 最終免疫から3日後に、感作マウスから脾臓を摘出し脾
細胞を調製した。得られた脾細胞とマウス骨髄腫細胞[
SP−2/0−Ag14、Nature, 276, 
269 (1978) 記載の方法により調製した]を
10:1の割合で混合し、ポリエチレングリコール[P
EG1500(登録商標)、MAバイオプロダクト社製
]を50%の濃度で加えて、Godingの方法[J.
 Immunol, Methods, 39, 28
5 (1980) 参照のこと]に準じて細胞融合を行
なった。融合操作後の細胞混合物を、10%ウシ胎児血
清(FBS)、10%ウマ血清(HS)、10%NCT
C109培地(登録商標、MAバイオプロダクト社製)
、ヒポキサンチン(13.6μg/ml)、チミジン(
3.9 μg/ml)およびグリシン(2.0 μg/
ml)を含有するダルベッコ変法イーグル培地(以下、
DMEと略記する)(4.5g/lグルコース含有タイ
プ、ギブコ社製)を浮遊させ、96ウェルプレートに分
注して37℃、7%CO2 含有大気下で培養した。培
養後2、4および7日目に、培地の半量をHAT培地(
アミノプテリン0.18μg/mlを含有する上記イー
グル培地)に変換し培養を続けた。培養10日目ごろよ
り、いくつかのウェルではブドウの房状のコロニーが形
成され、最終的に1417ウェルにおいてハイブリドー
マの増殖が認められた。
【0038】(4)モノクローナル抗体産生株のスクリ
ーニング スクリーニングは金子らの方法[J.Biol. Ch
em., 262, 6741 (1987) 記載]
に準じて行なった。すなわち、20mMトリス−塩酸緩
衝液(pH8.0)(100μl )に懸濁させた黄色
ブドウ状球菌(5μg )にマウスIgGに対するウサ
ギポリクローナル抗体(IgG画分)(60μg )を
加えて、ブドウ状球菌と該抗体を結合させ、未結合の抗
体はPBSによる洗浄および遠心分離(1500×g 
、10分間)を繰り返して除いた。
【0039】得られた結合物にハイブリドーマ培養上清
(50μl )を加えて、PBSによる洗浄および遠心
分離をした後、得られたペレットをGGIF(3U)を
含有する20mMトリス−塩酸緩衝液(10μl )に
懸濁させ、室温で30分間、さらに0℃で30分間イン
キュベーションした後遠心分離して、得られた上清中の
GGIF活性を測定し、該活性が減少または消失してい
る場合をヒトGGIFに対する抗体を産生しているウェ
ルであると判定した。なお、ヒトGGIF活性は前記(
1)に記載した方法により測定した。
【0040】(5)抗体産生ハイブリドーマ細胞の培養
96ウェルプレートの段階でヒトGGIFに対する抗体
を産生していると判定されたウェルは1417ウェル中
32ウェルあった。そのうち、GGIF活性に対する阻
害活性が強いもの、または阻害活性は弱いがGGIFと
の結合力が強いと考えられるもの8ウェルを選択し、K
ennett の方法[Monoclonal Ant
ibodies ,372 頁(1980)参照のこと
]に従って軟寒天培養法でクローニングした。クローン
化した細胞株名は、G−12E3株、G−13E2株、
G−13E8株、G−16D8株、G−16D9株、G
−16E9株、G−16F8株およびG−19E7株で
ある。
【0041】クローン化した株細胞107 個をあらか
じめプリスタン処理しておいたBALB/c雌性マウス
の腹腔内に移植した。約2週間後、腹水が大量に蓄積さ
れた時点で腹水を採取した。得られた腹水を50%飽和
硫安で分画した後、IgGタイプのモノクローナル抗体
についてはアフィゲルプロテインA  MAPSIIカ
ラム(BIO−RAD 社製)を用いたアフィニティー
カラムクロマトグラフィーで精製してIgG画分を得た
。なお、G−12E3株、G−13E2株、G−13E
8株、G−16D8株、G−16D9株、G−16E9
株、G−16F8株およびG−19E7株から産生され
た本発明のモノクローナル抗体は、それぞれG−12E
3、G−13E2、G−13E8、G−16D8、G−
16D9、G−16E9、G−16F8およびG−19
E7と命名した。G−13E2株、G−16D8株およ
びG−16D9株は、微生物工業技術研究研所に、それ
ぞれ、寄託番号微工研条寄第3354号(FERM B
P−3354)、同第3352号(FERM BP−3
352)および同第3353号(FERM BP−33
53)で1991年4月11日に寄託されている。
【0042】実施例2 本発明のモノクローナル抗体の諸性質 (1)イムノグロブリンサブクラス 実施例1で作製したモノクローナル抗体について、マウ
ス Mono Ab−IDEIAキット(Zymed 
社製)を用いてサブクラスをスクリ−ニングした。その
結果、G−12E3、G−16D8、G−16D9、G
−16F8およびG−19E7の5種の抗体のサブクラ
スはIgG1 ・κであり、G−13E2のサブクラス
はIgG2a・κであり、G−16E9のサブクラスは
IgG3 ・κであり、G−13E8のサブクラスはI
gM・κであった。
【0043】(2)生物学的性質 実施例1で作製したモノクローナル抗体について、ヒト
GGIFの生物活性に及ぼす効果を検討した。なお、ヒ
トGGIF活性は実施例1(1)に記載した方法により
測定した。結果を図2に示す。図からわかるように、い
ずれの抗体も、抗体の濃度に比例して、ヒトGGIFに
対する阻害活性を示し、100μg/mlでは20〜5
5%程度の阻害を示した。しかしいずれの抗体も100
μg/mlの濃度では完全阻害するには至らなかった。
【0044】(3)ウエスタンブロッティング実施例1
(1)に記載した部分精製ヒトGGIFに対して、本発
明のモノクローナル抗体(G−12E3、G−13E2
、G−16D8、G−16D9、G−16E9、G−1
6F8およびG−19E7)を用いて、Proc. N
atl. Acad. Sci. U.S.A.,76
,4350(1979) 記載の方法に従ってウエスタ
ンブロッティングを行なった。いずれのモノクローナル
抗体を用いた場合も、分子量50kd付近に強い単一の
バンドが、また分子量100kd付近に弱い単一のバン
ドが検出された。このことからヒトGGIFは分子量約
50kdのサブユニットからなる二量体であると推定さ
れる。
【0045】また、これらのモノクローナル抗体は、既
知の細胞増殖抑制因子のうち、ヒトIL−1、ヒトIL
−2、ヒトIL−3、ヒトIL−4、ヒトIL−5、ヒ
トIL−6、ヒトG−CSF、ヒトTNFα、ヒトTG
Fα、ヒトTGFβ1 、ヒトIFNα、ラットGプロ
テインアソシエイティッドプロテイン(GAP)、マウ
スEGF、マウス神経成長因子(NGF)とは交叉しな
かった。
【0046】参考例 本発明のモノクローナル抗体を用いたヒトGGIFの精
製 実施例1で作製した本発明のモノクローナル抗体、G−
16D9を、新生化学実験講座(東京化学同人発行)、
第1巻、403〜406頁に記載の方法に従って、アフ
ィゲル(Bio−Rad 社製)に結合させ、抗体アフ
ィニティーカラムを作製した。このアフィニティーカラ
ム(1ml)に、実施例1(1)に記載した神経線維腫
のホモジネート上清(1ml)を添加し、20mMトリ
ス−塩酸緩衝液(pH7.5 )(15ml)で洗浄し
た後、0.5 M塩化ナトリウム含有20mMトリス−
塩酸緩衝液(pH7.5 )(10ml)でヒトGGI
Fを溶出した。溶出物を、精製モノクローナル抗体、G
−16D8を用いてウエスタンブロッティングを行なっ
た結果、分子量50kd付近と分子量100kd付近に
強いバンドが認められ、効率的なヒトGGIFの精製法
であることが判った。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1(1)で行なったハイドロキシアパタ
イトカラムのチャートである。
【図2】本発明のモノクローナル抗体の、ヒトGGIF
の生物活性に及ぼす効果を示すグラフである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヒトグリア細胞増殖抑制因子を特異的
    に認識するマウスモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】  前記抗体の免疫グロブリンのクラスが
    IgGである請求項第1項記載のモノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】  前記抗体の免疫グロブリンのクラスが
    IgMである請求項第1項記載のモノクローナル抗体。
  4. 【請求項4】  前記抗体がG−12E3である請求項
    第2項記載のモノクローナル抗体。
  5. 【請求項5】  前記抗体がG−13E2である請求項
    第2項記載のモノクローナル抗体。
  6. 【請求項6】  前記抗体がG−16D8である請求項
    第2項記載のモノクローナル抗体。
  7. 【請求項7】  前記抗体がG−16D9である請求項
    第2項記載のモノクローナル抗体。
  8. 【請求項8】  前記抗体がG−16E9である請求項
    第2項記載のモノクローナル抗体。
  9. 【請求項9】  前記抗体がG−16F8である請求項
    第2項記載のモノクローナル抗体。
  10. 【請求項10】  前記抗体がG−19E7である請求
    項第2項記載のモノクローナル抗体。
  11. 【請求項11】  前記抗体がG−13E8である請求
    項第3項記載のモノクローナル抗体。
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Cited By (5)

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