JPH04320437A - 土中崩壊性ゴム組成物およびそれを用いた鉢土結束具 - Google Patents

土中崩壊性ゴム組成物およびそれを用いた鉢土結束具

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JPH04320437A
JPH04320437A JP3117033A JP11703391A JPH04320437A JP H04320437 A JPH04320437 A JP H04320437A JP 3117033 A JP3117033 A JP 3117033A JP 11703391 A JP11703391 A JP 11703391A JP H04320437 A JPH04320437 A JP H04320437A
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として、植木移植用根
に付着する鉢土結束具材料に使用されるに適する土中崩
壊性ゴム用組成物およびそれを用いて製造される植木移
植用根に付着する鉢土結束用ゴムバンド、ゴムテープ、
ゴムネット並びに結束布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移植にあたっては根を太陽、風に当てる
と、根の活着率が低下するので、一般に掘り起こし時の
根に付着する鉢土をそのまま、保持して運搬し、所定の
場所に掘削された穴にそのまま、埋め込むようにしてい
るが、運搬時の根に付着する鉢土保持効率の向上を図る
ために、日本ではつげ、さつき等の苗木では麻布又はこ
も、わらで根に付着する鉢土を包み、これを縄で結束し
ている。ちなみに運搬時の根に付着する鉢土保持が悪く
根に付着した鉢土が荷くずれした時、移植後の根の活着
が悪いため、苗木の商品価値はゼロである。しかしなが
ら、結束作業性に欠けるため、縄に代え、ゴムバンドを
使用して麻布、又はこも、わらを結束する方法が提案さ
れる。ちなみにゴムバンドを延伸させて麻布又はこも、
わらで包んだ根に付着した鉢土を結束しゴムバンドの伸
縮作用を使用した苗木の結束作業能力は1日500本と
結束作業能力は高くそのうえ素人でも簡単に結束できる
。縄を使用した場合熟練作業者で1日300本の能力し
かない。又、運搬し移植埋設後は根の活着性や発育を向
上さすため根に付着する鉢土の結束が土中で早く崩壊す
ることが望まれるため、縄より土中での崩壊性の大変遅
いゴムバンドは、土中に埋設れる時、そのまま埋設する
作業者も有るが、ゴムバンドを外して埋設する作業者が
多い様に見受けられる。特に公的機関の緑化に利用され
る植木の根に付着する鉢土を包囲結束したまま土中に埋
設するには、縄で巻くことと義務づけている場合も有る
。他方、大中木の場合は図1に示すように、根に付着し
た鉢土を麻布、こも、わらで包み、これに縄を輪にして
首掛けし、その輪に縄を掛けて結束するか、または図2
に示すように、根に付着する鉢土を締めつけ、根に付着
した鉢土を揺るがすことのないように、わら縄をもって
根に付着する鉢土を巻くようにしている。しかしながら
、庭木に利用される大中木のセールスポイントは樹形と
根である。どんなに立派に樹形が仕上がっても、生産地
から消費地への運搬、移植後の根の活着の悪いものは商
品価値はゼロである。だから、この作業は極めて重要で
あり、わら縄で根に付着した鉢土が運搬時に荷くずれし
ない様に均一にしっかりと巻く。ただ、わら巻を巻く時
に太い根が都合良く有ればそこを支えとしてわら縄を巻
けるが、ない時は図3に示すように支えを根に付着した
鉢土に打ち込みわら巻を巻く。根に付着した鉢土もすべ
ての植木が同サイズでなく色々な大きさ、形状が有り又
土も砂質のものから粘土質まで多種多様でわら縄で根に
付着した鉢土が運搬時に荷くずれしない様に均一にしっ
かり巻くのは、大変難しく相当熟練した作業者を必要と
する。なお、諸外国では、土地が岩盤のように凍結した
時にこれを鋤でもって切り開いて、根と凍土とを一体と
して持ち上げて移動させる凍土法、根を四角または円形
の板で囲う板囲法(図4参照)、布と針金、金網を使用
して鉢を包む布巻法などが行われているが、移植技術と
しては大まかで、植木の根の活着率は上記日本で行われ
ている方法が日本独特のやり方で一番優れているとされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記縄を使用して結束
する方法は包囲結束に熟練と時間を必要とするが、縄を
結束したまま、土中に埋め込むことができる便利性を有
する一方、ゴムバンドで麻布又はこも、わらを結束する
方法は結束時は大変簡単で有り、結束作業能力は大幅に
向上するという利点を有するが、土中での崩壊性の大変
遅いため、移植後の根の活着性及び発育の向上にはその
ままゴムバンドを埋め込むことができず、埋め込み時に
取り外すため取扱いが面倒であるという問題点がある。 また、図1および図2に示すように、縄または麻布、こ
も、わらで根に付着する鉢土を包囲結束する代わりにゴ
ムテープまたはゴムネット又は糸ゴムを織り又は縫い込
んだ結束布を延伸させて麻布又はこも、わらで包んだ根
の付着した鉢土をゴムの伸縮作用を用いて包囲結束する
のが極めて簡単となることを見出されるが、このゴム成
分は縄および麻布、こも、わらとは違って土中での崩壊
性が大変遅いため、移植後の根の活着性や発育の向上の
ことを考えると、そのまま土中に埋設するのは縄と比較
すると好ましくない。ところが、上記鉢土の結束容易性
に優れるゴムバンド、ゴムテープ、糸ゴム、ゴムネット
、糸ゴムを織り又は縫い込んだ結束布を製造するための
ゴム組成物が土中において縄、麻布、こも、わらと同等
か、それより早く崩壊する性質を備えるとき、その結束
が運搬時の根に付着した鉢土保持のためゴム結束具を延
伸させて結束しているためゴム組成物の伸縮作用により
自然に解けるため、なわと同様に根に付着する鉢土を結
束したまま土中に埋設することができる。本発明はこの
点に着眼して土中崩壊性ゴム組成物を提供することを目
的とする。また、本発明はこの土中崩壊性ゴム組成物を
使用して鉢土の結束容易性に優れるゴムバンド、ゴムテ
ープ、糸ゴム、ゴムネット、糸ゴムを織り又は縫い込ん
だ結束布を提供することも目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はゴム製品の土中
崩壊性を検討した結果、根に付着した鉢土の包囲結束の
ためにゴム結束具が延伸された引っ張り状態にあるため
、ゴム組成物自体が崩壊せずとも土中崩壊性ゴム組成物
に含まれる土中で溶出する水溶性添加物が土中の水分に
より土中に溶け出し、スポンジ状態になると引っ張り耐
力が低下して開裂することを見出してなされたもので、
ゴム組成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず
、土中で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混
合してなる土中崩壊性ゴム組成物にある。ゴム組成物と
水溶性添加物との配合割合は、根に付着した鉢土の運搬
時の荷くずれを防止する必要最小限の結束力を有するゴ
ム物性のモジュラス、抗張力又は伸度(少なくとも2〜
3倍延伸可能性)と移植後の根の活着率と発育のために
所望する崩壊速度(少なくとも土中7か月後の崩壊性)
との兼ね合わせによって決定され、結束に必要な大きな
延伸度と強いモジュラス、抗張力を必要とするときは、
ゴム組成物の配合量を多くする一方、崩壊速度を早くし
たい時は水溶性添加物を多くするように選択される。水
溶性添加物の種類によっても異なるが、根に付着した鉢
土の運搬時の荷くずれを防止する必要最小限の結束力を
有し、結束状態3倍伸度のゴム物性、1か月開裂の崩壊
速度を基準として要望に応じて調整するのがよい。
【0005】
【作用】本発明によれば、弾性体を構成する加硫ゴム成
分のマトリックスに水溶性添加物がゴム成分と結合せず
、分散しているため、土中に埋設すると、土中水分で水
溶性添加物が弾性体から溶出して弾性体を多孔質状態と
する。この弾性体は根に付着した鉢土の包囲結束のため
の結束力を生み出すため延伸されて引っ張り状態にある
から、その土中に埋設する前の引っ張り耐力が著しく低
減して開裂分断に到ることになる。
【0006】この弾性体の引っ張り状態での開裂を促進
するためにはゴム成分も土中において生分解能を有する
のが好ましく、ゴム成分としてはポリイソプレン構造を
有する天然ゴムおよび合成天然ゴムを用いるのが好まし
い。ちなみに、天然ゴムの主成分はゴム炭化水素、タン
パク質、脂肪酸、糖分、灰分で有る。土中においては、
ゴム成分を酸化させ崩壊に導く酸素が少し含まれている
ほか、有機物を分解する糸状菌、放線菌、細菌が活動し
ており、ゴム成分は、土中の水分量、温度、PH、酸素
量その他の有機物の種類により早さは異なるが分解され
る。また、加硫剤として、生分解能を有するアクリルビ
スアマイドを加硫助剤として併用し、土中でのゴムマト
リックスの架橋構造の崩壊を促進するのが好ましい。上
記ゴム成分としてポリイソプレン構造を有する天然ゴム
及び合成天然ゴムは、加硫や成形の方法によりちがった
ポリマー形状の固形又は液状又は粉末形状のものを用い
ることができる。ゴム組成物の加硫方法としては、蒸気
、電熱、熱湯、熱空気、塩浴、放射線、電磁波が用いら
れてよい。ゴム組成物の成形方法としては、押出、浸漬
、金型、圧延方法が用いられてよい。
【0007】上記水溶性添加物としては、ゴム成分と結
合しない水溶性物質であればよいが、移植した苗木およ
び植木に害を及ぼさないものが好ましく、さらに苗木お
よび植木の移植後の根の活着率を向上させたり、発育を
促進する窒素系水溶性肥料、燐酸系水溶性肥料、カリ系
水溶性肥料が最も好ましい。上記水溶性添加物としては
、カルボキシメチルセルロース、カゼイン、デンプン、
レシチン、凝集剤、窒素系水溶性肥料、燐酸系水溶性肥
料、カリ系水溶性肥料からなる群から選ばれる一種また
は二種以上が使用される。
【0008】レシチンは天然には動物や植物の重要な器
官に存在しており生命現象に枢要な機能を営んでいるも
ので、卵黄や動物の脳髄や大豆の種子などに多く含まれ
ており、主として大豆から工業的に大規模に抽出される
。また、凝集剤としてはアクリルアマイドを線状に重合
した水溶性高分子物質の三菱化成製造のダイアクリヤー
が使用できる。この様な凝集剤は、工業用水処理、都市
下水処理に使用されている。窒素系水溶性肥料としては
硫酸アンモニウム、塩安、チリ硝石、硝安、尿素、石灰
チッソ、硝酸石灰などを用いることができる。燐酸系水
溶性肥料としては燐酸二水素一アンモニウム、燐酸二水
素カルシウム過リンサン石灰、重過リンサン石灰などが
使用できる。カリ系水溶性肥料としては硫酸カリ、塩化
カリ、硫酸カリ苦土、腐食酸カリ、草木灰、堆肥などが
使用できる。また、上記水溶性添加物の他に土壌改良剤
が添加されてもよい。この土壌改良剤としては、有機物
分解能を有する例えば、硫黄を酸化する細菌であるチオ
バチルスを含んだ土壌改良剤を混合して使用することも
できる。これにより硫黄を用いて架橋しているゴムマト
リックスの架橋構造の崩壊を促進することもできる。 又、有機物を分解する作用のあるトーマス菌、尿素菌、
トリコデルマ菌、セルロース分解菌、コフナ菌、キノコ
菌を含んだ土壌改良剤を混合して使用することもできる
。又、土壌改良剤として利用されている吸水性樹脂を混
合して使用することもできる。
【0009】上記ゴム組成物を使用して種々の根に付着
した鉢土の結束具が製造される。まず、根に付着する鉢
土の結束力及び結束作業性及び製造コストが安くつくこ
とから苗木用としては、ポリイソプレン構造を有するゴ
ム組成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、
土中で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合
してなる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をチュ−
ブ状に押出成形して加硫後所定の幅に切断して製造され
る肉厚0. 15〜10.0mmの植木移植用根に付着
する鉢土結束ゴムバンドが好ましい。
【0010】また、根に付着した鉢土も色々な形状が有
り、土質も色々有り又太い根が打ち込んだ支えを支えと
して巻きつけるため、延伸できる結束具はわら縄に比べ
大変巻きやすく又、結束力もかかりやすい。又、製造コ
ストが安くつくことから大中木用のわら縄の代用品とし
てはポリイソプレン構造を有するゴム組成物97〜30
重量部に対しゴム成分と結合せず、土中で溶出する水溶
性添加物3〜70重量部を添加混合してなる土中崩壊性
ゴム組成物からなる混合物をテープ押出成形して加硫後
切断して製造される肉厚0. 15〜10.0mmの植
木移植用根に付着する鉢土結束ゴムテープ、又はポリイ
ソプレン構造を有するゴム組成物97〜30重量部に対
しゴム成分と結合せず、土中で溶出する水溶性添加物3
〜70重量部を添加混合してなる土中崩壊性ゴム組成物
からなる生地をシート状に圧延成形して、加硫後所定の
幅に切断して製造される肉厚0. 15〜10.0mm
の植木移植用根に付着する鉢土結束ゴムテープが好まし
い。
【0011】更に、こもの代用品としては、ポリイソプ
レン構造を有するゴム組成物97〜30重量部に対しゴ
ム成分と結合せず、土中で溶出する水溶性添加物3〜7
0重量部を添加混合してなる土中崩壊性ゴム組成物から
なる混合物を断面積0.02mm2 〜100mm2 
の糸ゴム形状に押出成形後加硫し、又、同混合物をシー
ト状に圧延又は押出成形して加硫後断面積0.02mm
2 〜100mm2 の糸ゴム形状に切断し、この糸ゴ
ムをネット状に編製してなる植木移植用根に付着する鉢
土結束ゴムネットまたは、ポリイソプレン構造を有する
ゴム組成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず
、土中で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混
合してなる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物を断面
積0.02mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に押
出成形後加硫し、又同混合物をシート状に圧延又は押出
成形して加硫後断面積0.02mm2 〜100mm2
 の糸ゴム形状に切断し、この糸ゴムが麻布、綿布、や
し布から選ばれる植物繊維又は羊毛布、絹布から選ばれ
る動物繊維又は、レーヨンから選ばれる再生繊維からな
る根に付着した鉢土包囲用布の適宜箇所に織り込みまた
は縫い込れた植木移植用根に付着した鉢土結束布が好ま
しい。上記糸ゴムはその周囲に伸縮自在に麻、綿、やし
から選ばれる植物繊維糸又は羊毛、絹から選ばれる動物
繊維糸、又はレーヨンから選ばれる再生繊維糸を巻回及
び組み包囲してなる糸巻き及び糸組みゴムであるのが結
束ゴムネット及び布の引き裂き、又は摩擦強度を考える
とさらに好ましい。
【0012】
【実施例】以下、実施例に基づき、詳細に説明する。 (ゴムバンドの製造例1)天然ゴム67重量部(以下、
単に部という)、カルボキシメチルセルロース20部、
加硫剤、加硫促進剤、加工遅延剤、加硫助剤、劣化防止
剤、補強剤、加工助剤、着色剤の配合剤(以下単に配合
剤という)13部を混合して天然ゴム混合物を作成する
。これを押出機により押し出し、加硫し、そのチューブ
を切幅13.0mmに切断し、内径50.8mm、切幅
13.0mm、厚み1.0mmのゴムバンドを製造する
。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3倍延伸状態で土
中に1か月半放置すると、崩壊して分断されていた。
【0013】(ゴムバンドの製造例2)天然ゴム67部
、カルボキシメチルセルロース20部、配合剤11部、
加硫助剤(アクリルビスアマイド)2部を混合して天然
ゴム混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴ
ムバンドを製造した。このゴムバンドは、6倍延伸可能
で3倍延伸状態で土中に1か月放置すると崩壊して分断
されていた。
【0014】(ゴムバンドの製造例3)ポリイソプレン
系合成天然ゴム67部、カルボキシメチルセルロース2
0部、配合剤13部を混合してポリイソプレン系合成天
然ゴム混合物を作成する。これを製造例1と同様にして
ゴムバンドを製造した。このゴムバンドは7倍延伸可能
で、3倍延伸状態で土中に3か月放置すると、崩壊して
分断されていた。
【0015】(ゴムバンドの製造例4)天然ゴム67部
、コンスデンプン20部、配合剤13部を混合して天然
ゴム混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴ
ムバンドを製造した。このゴムバンドは6倍延伸可能で
、3倍延伸状態で土中に6か月半放置すると、崩壊して
分断されていた。
【0016】(ゴムバンドの製造例5)天然ゴム67部
、コンスデンプン20部、配合剤11部、加硫助剤(ア
クリルビスアマイド)2部を混合して天然ゴム混合物を
作成する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製
造した。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3倍延伸状
態で土中に6か月放置すると、崩壊して分断されていた
【0017】(ゴムバンドの製造例6)ポリイソプレン
系合成天然ゴム67部、コンスデンプン20部、配合剤
13部を混合してポリイソプレン系合成天然ゴム混合物
を作成する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを
製造した。このゴムバンドは7倍延伸可能で、3倍延伸
状態で土中に7か月放置すると、崩壊して分断されてい
た。
【0018】(ゴムバンドの製造例7)天然ゴム67部
、凝集剤(ダイアクリアー:三菱化成製造)20部、配
合剤13部を混合して天然ゴム混合物を作成する。これ
を製造例1と同様にしてゴムバンドを製造した。このゴ
ムバンドは5倍延伸可能で、3倍延伸状態で土中に3か
月放置すると、崩壊して分断されていた。
【0019】(ゴムバンドの製造例8)天然ゴム67部
、凝集剤(ダイアクリアー:三菱化成製造)20部、配
合剤11部、加硫助剤(アクリルビスアマイド)2部を
混合して天然ゴム混合物を作成する。これを製造例1と
同様にしてゴムバンドを製造した。このゴムバンドは5
倍延伸可能で、3倍延伸状態で土中に2か月半放置する
と、崩壊して分断されていた。
【0020】(ゴムバンドの製造例9)ポリイソプレン
系合成天然ゴム67部、凝集剤(ダイアクリアー:三菱
化成製造)20部、配合剤13部を混合してポリイソプ
レン系合成天然ゴム混合物を作成する。これを製造例1
と同様にしてゴムバンドを製造した。このゴムバンドは
6倍延伸可能で、3倍延伸状態で土中に5か月放置する
と、崩壊して分断されていた。
【0021】(ゴムバンドの製造例10)天然ゴム67
部、水溶性混合肥料(硫酸アンモニウム9部、過燐酸石
灰2部、硫酸カリウム9部)20部、配合剤13部を混
合して天然ゴム混合物を作成する。これを製造例1と同
様にしてゴムバンドを製造した。このゴムバンドは5倍
延伸可能で、3倍延伸状態で土中に1か月半放置すると
、崩壊して分断されていた。
【0022】(ゴムバンドの製造例11)天然ゴム67
部、水溶性混合肥料(硫酸アンモニウム9部、過燐酸石
灰2部、硫酸カリウム9部)20部、配合剤11部、加
硫助剤(アクリルビスアマイド)2部を混合して天然ゴ
ム混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴム
バンドを製造した。このゴムバンドは5倍延伸可能で、
3倍延伸状態で土中に1か月放置すると、崩壊して分断
されていた。
【0023】(ゴムバンドの製造例12)ポリイソプレ
ン系合成天然ゴム67部、水溶性混合肥料(硫酸アンモ
ニウム9部、過燐酸石灰2部、硫酸カリウム9部)20
部、配合剤13部を混合してポリイソプレン系合成天然
ゴム混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴ
ムバンドを製造した。このゴムバンドは6倍延伸可能で
、3倍延伸状態で土中に3か月放置すると、崩壊して分
断されていた。
【0024】(ゴムバンドの製造例13)天然ゴム67
部、レシチン20部、配合剤13部を混合して天然ゴム
混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴムバ
ンドを製造した。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3
倍延伸状態で土中に2か月放置すると、崩壊して分断さ
れていた。
【0025】(ゴムバンドの製造例14)天然ゴム67
部、レシチン20部、配合剤11部、加硫助剤(アクリ
ルビスアマイド)2部を混合して天然ゴム混合物を作成
する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製造し
た。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3倍延伸状態で
土中に1か月半放置すると、崩壊して分断されていた。
【0026】(ゴムバンドの製造例15)ポリイソプレ
ン系合成天然ゴム67部、レシチン20部、配合剤13
部を混合してポリイソプレン系合成天然ゴム混合物を作
成する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製造
した。このゴムバンドは7倍延伸可能で、3倍延伸状態
で土中に3か月半放置すると、崩壊して分断されていた
【0027】(ゴムバンドの製造例16)天然ゴム67
部、カゼイン20部、配合剤13部を混合して天然ゴム
混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴムバ
ンドを製造した。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3
倍延伸状態で土中に2か月放置すると、崩壊して分断さ
れていた。
【0028】(ゴムバンドの製造例17)天然ゴム67
部、カゼイン20部、配合剤11部、加硫助剤(アクリ
ルビスアマイド)2部を混合して天然ゴム混合物を作成
する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製造し
た。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3倍延伸状態で
土中に1か月半放置すると、崩壊して分断されていた。
【0029】(ゴムバンドの製造例18)ポリイソプレ
ン系合成天然ゴム67部、カゼイン20部、配合剤13
部を混合してポリイソプレン系合成天然ゴム混合物を作
成する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製造
した。このゴムバンドは7倍延伸可能で、3倍延伸状態
で土中に3か月半放置すると、崩壊して分断されていた
【0030】(ゴムバンドの製造例19)天然ゴム67
部、コンスデンプン18部、土壌改良剤(ウロンC:鶴
見ソーダー製造)2部、配合剤13部を混合して天然ゴ
ム混合物を作成する。これを製造例1と同様にしてゴム
バンドを製造した。このゴムバンドは6倍延伸可能で、
3倍延伸状態で土中に10か月放置すると、崩壊して分
断されていた。
【0031】(ゴムバンドの製造例20)天然ゴム67
部、コンスデンプン18部、土壌改良剤(ウロンC:鶴
見ソーダー製造)2部、配合剤11部、加硫助剤(アク
リルビスアマイド)2部を混合して天然ゴム混合物を作
成する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製造
した。このゴムバンドは6倍延伸可能で、3倍延伸状態
で土中に5か月半放置すると、崩壊して分断されていた
【0032】(ゴムバンドの製造例21)ポリイソプレ
ン系合成天然ゴム67部、コンスデンプン18部、土壌
改良剤(ウロンC:鶴見ソーダー製造)2部、配合剤1
3部を混合してポリイソプレン系合成天然ゴム混合物を
作成する。これを製造例1と同様にしてゴムバンドを製
造した。このゴムバンドは7倍延伸可能で、3倍延伸状
態で土中に6か月半放置すると、崩壊して分断されてい
た。
【0033】(ゴムテープの製造例1〜21)上記ゴム
バンド製造例1〜21で作成したゴム混合物を使用して
圧延成形後加硫し、このシートを裁断して切幅13mm
、厚み1.0mmのゴムテープを製造した。そのゴム弾
性はゴムバンドと同等である。これを縄の代用品として
用いて植木の根の付着した鉢土を包囲結束して土中に埋
設した。その崩壊速度は3倍延伸状態でゴムバンドと同
等であった。
【0034】(糸ゴムの製造例1〜21)上記ゴムバン
ド製造例1〜21で作成したゴム混合物を使用して成形
後加硫し、このシートを裁断して切幅1.0mm、厚み
1.0mmの糸ゴムを製造した。又、このゴム生地を使
用して押出成形後加硫し、1.0mm2 の糸ゴムを製
造した。そのゴム弾性はゴムバンドと同等である。これ
を編成してゴムネットを製造し、こもの代用品として用
いて植木の根に付着した鉢土を包囲結束して土中に埋設
した。その崩壊速度は3倍延伸状態で上記ゴムバンドお
よびゴムテープと同等であることが確認された。
【0035】(糸ゴムの製造例22〜42)上記糸ゴム
製造例1〜21で作成したゴム混合物を使用して製造し
た糸ゴムに30番の綿糸をカバーリングマシーンで巻回
及びブレードマシンで組紐にした糸ゴムを製造し、これ
を編成してゴムネットを製造し、こもの代用品として用
いて植木の根に付着した鉢土を包囲結束して土中に埋設
した。その崩壊速度は3倍延伸状態で上記ゴムバンドお
よびゴムテープ、ゴムネットより結束時の引き裂き摩擦
強度を考えて、綿糸を巻回及び組みしているため遅い。
【0036】(ゴムシートの製造例1〜21)上記ゴム
バンド製造例1〜21で作成したゴム混合物を使用して
圧延成形後、加硫した厚み1.0mm、幅880mmの
ゴムシートを製造した。そのゴム弾性は、ゴムバンドと
同様である。これをこもの代用品として用いて植木の根
に付着した鉢土を包囲結束して土中に埋設した。その崩
壊速度は、3倍延伸状態で、上記ゴムバンド及びゴムテ
ープ、ゴムネットと同等であることが確認された。
【0037】
【発明の効果】本発明はゴム組成物97〜30重量部に
対しゴム成分と結合せず、土中で溶出する水溶性添加物
3〜70重量部を添加混合してなる土中崩壊性ゴム組成
物を用いて苗木、大中木の移植時に植木の根に付着する
鉢土を包囲結束するためのゴムバンド、ゴムテープ、ゴ
ムネットなどを製造したもので、苗木、大中木移植時の
植木の根に付着する鉢土の結束が非常に容易で、熟練を
要せずゴムの延伸応力により、移植運搬時の根に付着す
る鉢土の荷くずれ保持率が高い。しかも根に付着した鉢
土の包囲結束のためにゴム結束具が延伸された引っ張り
状態にあるため、土中にあってゴム自体が早期に崩壊せ
ずとも、土中で溶出する水溶性添加物が土中の水分で溶
け出し、多孔質状態になって、引っ張り耐力が低下して
開裂し、根に付着した鉢土の結束が解除される移植後の
根の活着性と発育を考慮できるので、そのまま土中に埋
設することができる。又、土中で溶出する水溶性添加物
に植木の必要とする栄養素を含む物質によりすることに
より、一層の移植後の根の活着性と発育を促進すること
を兼ねそなえることができる。したがって、移植の困難
性を解除できるだけでなく、根の活着率の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  従来の縄とこもを使用する根に付着する鉢
土包囲結束方法を示す斜視図である。
【図2】  従来のわら縄による根に付着する鉢土の包
囲結束を示す斜視図である。
【図3】  従来のわら縄による根に付着する鉢土の包
囲結束方法を示す斜視図である。
【図4】  板囲法の移植方法を示す手順及び用具の斜
視図である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ゴム組成物97〜30重量部に対しゴ
    ム成分と結合せず、土中で溶出する水溶性添加物3〜7
    0重量部を添加混合してなる土中崩壊性ゴム組成物。
  2. 【請求項2】  ゴム組成物がポリイソプレン構造を有
    する天然ゴムまたは合成天然ゴムをゴム成分とする請求
    項1記載の土中崩壊性ゴム組成物。
  3. 【請求項3】  上記水溶性添加物がカルボキシメチル
    セルロース、カゼインデンプン、レシチン、凝集剤、窒
    素系水溶性肥料、燐酸系水溶性肥料、カリ系水溶性肥料
    からなる群から選ばれる一種以上である請求項1記載の
    ゴム組成物。
  4. 【請求項4】  加硫剤として生分解能を有するアクリ
    ルビスアマイドを併用する請求項1記載のゴム組成物。
  5. 【請求項5】  土壌改良剤を添加混合してなる請求項
    1記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】  ポリイソプレン構造を有するゴム組成
    物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中で
    溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合してな
    る土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をチュ−ブ状に
    押出又は浸漬、又は金型成形して加硫後所定の巾に切断
    して製造される肉厚0. 15〜10.0mmの木移植
    用根に付着する鉢土結束ゴムバンド。
  7. 【請求項7】  ポリイソプレン構造を有するゴム組成
    物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中で
    溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合してな
    る土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をテープ押出又
    は金型成形して加硫し製造される肉厚0. 15〜10
    .0mmの植木移植用根に付着する鉢土結束ゴムテープ
  8. 【請求項8】  ポリイソプレン構造を有するゴム組成
    物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中で
    溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合してな
    る土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をテープ状に押
    出又は金型成形して加硫後所定の長さに切断し、リング
    状に接着又は結び止めした肉厚0.15〜10.0mm
    の植木移植用根に付着する鉢土結束リング状ゴム。
  9. 【請求項9】  ポリイソプレン構造を有するゴム組成
    物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中で
    溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合してな
    る土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をシート状に圧
    延又は押出、又は金型成形して加硫後所定の幅に切断し
    て製造される肉厚0.15〜10.0mmの植木移植用
    根結束ゴムテープ。
  10. 【請求項10】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をシート状に
    圧延又は押出、又は金型成形して加硫後所定の幅に切断
    したものをチューブ状に接着し所定の幅に切断し又は所
    定の長さに切断し、結び止めした肉厚0.15〜10.
    0mmの植木移植用根結束リング状ゴム。
  11. 【請求項11】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物を断面積0.
    02mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に押出又は
    金型成形して加硫し製造される植木移植用根に付着する
    鉢土結束糸ゴム。
  12. 【請求項12】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物を断面積0.
    02mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に押出又は
    金型成形して加硫後所定の長さに切断し、リング状に接
    着又は結び止めした植木移植用根に付着する鉢土結束リ
    ング状ゴム。
  13. 【請求項13】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をシート状に
    圧延、又は押出又は金型成形して加硫後断面積0.02
    mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に切断して製造
    される植木移植用根に付着する鉢土結束糸ゴム。
  14. 【請求項14】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をシート状に
    圧延、又は押出又は金型成形して加硫後断面積0.02
    mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に切断したもの
    を所定の長さに切断しリング状に接着、又は結び止めし
    た植木移植用根に付着する鉢土結束リング状ゴム。
  15. 【請求項15】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物を肉厚0.1
    5〜50mmのシート状に圧延、又は押出又は金型成形
    して加硫し製造される植木移植用根に付着する鉢土結束
    シート。
  16. 【請求項16】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物を寸法0.0
    2mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に押出又は金
    型成形して加硫し、この糸ゴムをネット状に編製してな
    る植木移植用根に付着する鉢土結束ゴムネット。
  17. 【請求項17】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をシート状に
    圧延又は押出、又は金型成形して加硫後断面積0.02
    mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に切断し、この
    糸ゴムをネット状に編製してなる移植用根結束ゴムネッ
    ト。
  18. 【請求項18】  上記糸ゴムがその周囲に伸縮自在に
    麻、綿、やしから選ばれる植物繊維糸または羊毛、絹か
    ら選ばれる動物繊維糸、またはレーヨンから選ばれる再
    生繊維糸を巻回及び組み包囲してなる糸巻き及び糸組み
    ゴムである請求項16又は17記載の移植用根に付着す
    る鉢土結束ゴムネット。
  19. 【請求項19】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物を断面積0.
    02mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に押出又は
    金型成形後加硫し、この糸ゴムが麻布、綿布、やし布か
    ら選ばれる植物繊維又は羊毛布、絹布から選ばれる動物
    繊維、又は、レーヨンから選ばれる再生繊維からなる根
    に付着した鉢土包囲用布の適宜箇所に織り込みまたは縫
    い込れた植木移植用根に付着する鉢土結束布。
  20. 【請求項20】  ポリイソプレン構造を有するゴム組
    成物97〜30重量部に対しゴム成分と結合せず、土中
    で溶出する水溶性添加物3〜70重量部を添加混合して
    なる土中崩壊性ゴム組成物からなる混合物をシート状に
    圧延又は押出、又は金型成形して加硫後断面積0.02
    mm2 〜100mm2 の糸ゴム形状に切断し、この
    糸ゴムが麻布、綿布、やし布から選ばれる植物繊維又は
    羊毛布、絹布からなる動物繊維又はレーヨンから選ばれ
    る再生繊維からなる根に付着いた鉢土包囲用布の適宜箇
    所に織り込みまた、縫い込れた植木移植用根に付着する
    鉢土結束布。
  21. 【請求項21】  上記糸ゴムがその周囲に伸縮自在に
    麻、綿、やしから選ばれる植物繊維糸または羊毛布、絹
    布からなる動物繊維又は、レーヨンから選ばれる再生繊
    維糸を糸巻き及び糸組みゴムである請求項19又は20
    記載の植木移植用根に付着する鉢土結束布。
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