JPH04320410A - 微細な水膨潤性ポリサッカライド−グラフトポリマーの製造方法 - Google Patents

微細な水膨潤性ポリサッカライド−グラフトポリマーの製造方法

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JPH04320410A
JPH04320410A JP4029665A JP2966592A JPH04320410A JP H04320410 A JPH04320410 A JP H04320410A JP 4029665 A JP4029665 A JP 4029665A JP 2966592 A JP2966592 A JP 2966592A JP H04320410 A JPH04320410 A JP H04320410A
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JP
Japan
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polysaccharide
water
polymerization
weight
starch
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Withdrawn
Application number
JP4029665A
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English (en)
Inventor
Klaus Heidel
クラウス・ハイデル
Frank Zimmermann
フランク・ツイメルマン
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Starchem GmbH
Original Assignee
Starchem GmbH
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F251/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polysaccharides or derivatives thereof

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細で多孔質の急速水
膨潤性のポリサッカライド−グラフトポリマーの新規製
造方法に関する。このポリマーは逆懸濁重合および架橋
によって製造される。
【0002】
【従来の技術】水吸収性ポリマーは使い捨ておむつおよ
び紙タオルの水吸収剤として保健および衛生の分野並び
に、タンポン、患者用敷物、乾式バッテリーの電解質濃
化剤として、湿分保持剤または保水剤として農業の分野
の多方面の用途がある。
【0003】適するポリマーは、大抵水溶性のビニルモ
ノマーをグラフトした誘導体化ポリサッカライド、例え
ばカルボキシメチルセルロース、加水分解した澱粉−ア
クリルニトリル−グラフトポリマー、アクリル酸−澱粉
−グラフトポリマーまたは完全合成の、弱く架橋したポ
リマー、例えば部分的に架橋したポリアクリル酸塩また
は部分的に架橋したポリマレイン酸誘導体がある。
【0004】水膨潤性グラフトポリマーに澱粉を組入れ
ることが、完全合成のポリマーに比較して特別な生成物
特性をもたらすことを可能とする。例えばポリマー粒子
の多孔質性が高められ、吸収速度が向上しそして生分解
性が改善される。
【0005】水溶液において澱粉にアクリレートを直接
的にグラフトさせることによるグラフトポリマーの製法
は技術的い簡単でない。グラフト反応の為に必要とされ
る、水性モノマー溶液中への澱粉のできるだけ均一な分
散を達成する為には、予め澱粉を膨潤させることが必要
とされる。これによってモノマー溶液の粘度が著しく増
加し、その際に約10% より高い濃度で用いる場合に
ペースト状の粘稠物が得られる。
【0006】ドイツ特許第2,612,846号明細書
から、架橋剤の存在下に水溶性モノマー、例えばアクリ
ル酸を澱粉にグラフトさせることによって水膨潤性グラ
フトポリマーを製造することが公知である。グラフト反
応は水溶液中でまたは水性アルコール性媒体中でいわゆ
る沈澱反応において実施する。この方法の場合には、水
溶液中でのグラフト反応の際にゴム状の攪拌不能のゲル
が生じ、これから乾燥および粉砕によって初めて粉末状
の目的生成物が得られる。これに対して、沈澱剤として
の約20倍過剰量のアルコールの存在下に沈澱重合法で
グラフト重合を実施した場合には、不十分でしかない液
体吸収能力の微細な生成物が生じる。
【0007】日本の特許公報80−139,408号に
よると、澱粉の存在下に水性媒体中でアクリルニトリル
を重合することによって、後で加水分解しそして架橋す
ることのできるグラフトポリマーを製造できる。150
〜180ml/gの水吸収力のある粉末が得られる。
【0008】微細な水吸収性ポリマーは逆懸濁重合──
逆相懸濁重合とも言う──において部分的に中和された
アクリル酸を重合することによって製造できる。この場
合には、水溶性モノマーを水溶液の状態で疎水性媒体中
に分散剤の存在下に乳化しそして重合させて微細な目的
生成物とする。この場合に、澱粉の如きポリサッカライ
ドが存在する場合には、水溶性または水不溶性の膨潤性
グラフトポリマーを得ることができる。
【0009】逆懸濁状態でのグラフト重合は、日本の特
許公報80−161,813号に記載されている。この
場合には、加温により重合に入る前に、最初にソルビタ
ン−モノステアレート、澱粉、水、アクリル酸、苛性ソ
ーダおよび水溶性開始剤を含有するn−ヘキサン含有混
合物を調製する。しかしながらこの反応生成物は重合の
間に塊化する傾向がありそして微細な状態で沈澱しない
【0010】ドイツ特許第2,840,010号明細書
によると、逆懸濁重合によって水溶性のポリサッカライ
ド−グラフトポリマーが製造され、その際バッチ法が有
利である。この場合、最初にポリサッカライドを界面活
性剤の存在下に水不混和性溶剤中で懸濁させる。次いで
専らアクリルアミドまたはカチオン性モノマーを含有し
そして僅かな量でアクリル酸も含有していてもよい水性
モノマー溶液を室温で添加する。開始剤の添加後に加温
しそして重合させる。水性ポリマー混合物を基準として
の固形分含有量は50% 以上である。
【0011】ここでは架橋剤が使用されておらず且つ水
膨潤性のゲル状ポリマーが得られない。上記のバッチ式
製法は、重合の初め頃に温度ピークがあり、大きなバッ
チの場合にはこれを制御するのが困難である。
【0012】ヨーロッパ特許出願公告第0,083,0
22号明細書では、アクリル酸を澱粉の存在下に水溶液
で重合する。次いでその生成物を不活性溶剤中で1部の
樹脂当たり0.01〜1.3部の水の存在下に架橋させ
る。20% しかの固形分含有量の澱粉グラフトポリマ
ーが製造される。更にこの──架橋したまたは未架橋の
──澱粉グラフトポリマーは僅かの水吸収性しか示さな
い。
【0013】ドイツ特許出願公開第3,801,633
号明細書によると、ポリサッカライド−グラフトポリマ
ーが逆懸濁重合、部分脱水および架橋によって製造され
る。最初に全ての反応成分を一緒にしそして次に重合を
開始剤の存在下に加熱することによって開始することに
より、逆懸濁重合は一段階で且つ不連続的に実施される
。この場合には、重合の初めに熱が衝撃的に発生する。 工業的な製造用反応器において、重合熱を十分に迅速に
排出することがしばしば保証でき難い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、5〜40重量部のポリサッカライドおよび95〜6
0重量部のオレフィン系不飽和カルボン酸から製造され
るポリサッカライド−グラフトポリマーにおいて、微細
度および尿に対する吸引力を改善することであった。高
度の保液能力も達成されるべきである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題は驚くべきこと
に、ポリサッカライドの0〜25重量% を分散含有す
る疎水性溶剤を40〜100℃で最初に準備しそして、
オレフィン系不飽和カルボン酸、重合開始剤および、ポ
リサッカライドの100〜75重量% を含有する水性
相を配量供給して、逆懸濁重合を実施することによって
解決される。
【0016】逆懸濁重合の為に好ましくは10〜20重
量部のポリサッカライドを使用し、その際にポリサッカ
ライドの2〜20重量% を疎水性溶剤中に分散させそ
してポリサッカライドの98〜80重量% を水性相を
介して供給するのが特に有利である。
【0017】本発明の方法にとって適するポリサッカラ
イドは澱粉、澱粉誘導体並びにセルロース誘導体である
。この場合には澱粉が特に有利である。馬鈴薯、トウモ
ロコシ、麦、米またはタピオカからの天然澱粉、更にワ
クシーマイズまたは高アミロース澱粉並びにそれの誘導
体、例えば澱粉エーテルおよび−エステルを使用するこ
とができる。更に、大抵の僅かに加水分解−または酸化
分解した澱粉から成る弱く調理した澱粉も適している。 この場合、20℃で10% 濃度のペーストとしてそし
て測定して20〜25,000mPa.sの粘度を持つ
澱粉が特に有利である。
【0018】有機相の為の疎水性溶剤としてはエーテル
、炭素原子数6〜12のハロゲン化炭化水素または炭化
水素を使用することができる。中でも脂肪族−または脂
環式炭化水素、例えばシクロヘキサン、n−ヘキサン、
炭素原子数8のイソパラフィンまたは50〜200℃の
範囲内の沸点および20% までの芳香族化合物含有量
の工業用ベンジン留分、例えば標準ベンジン、リグロイ
ン、テスト−ベンジンまたはソルベントナフサを使用す
る。有機相と水溶液との重量比は大抵1.3:1〜4:
1である。
【0019】分散剤としては、有機溶剤に少なくとも一
部分溶解するべき0.5〜10の親水性親油性比(HL
B−値)を持つ比イオン系界面活性剤を使用するのが有
利である。例えば、親油性ソルビタンエステル、例えば
ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテー
トまたはソルビタンモノオレエートが適している。
【0020】更に、ポリエーテルエステル、例えばポリ
エチレングリコール(200)−モノオレエート、ポリ
エチレングリコール(200)−モノラウレートまたは
ポリエチレングリコール(300)−オレエートも有利
に使用できる。セルロースエーテル、例えばエチルセル
ロースまたはエチルヒドロキシエチルセルロースも使用
できる。
【0021】10.5〜20のHLB−値を持つ主とし
て水溶性の非イオン系分散剤を併用するのが有利である
。この種の物質には、例えば200〜20,000の分
子量、特に400〜5,000の分子量を持つ水溶性の
ポリエチレングリコール、炭素原子数6〜20の脂肪族
の一価アルコールとエチレンオキサイド単位数3〜30
、特に4〜20のポリエチレングリコールとより成るポ
リエチレングリコールエーテルがある。エチレンオキサ
イド単位数7〜19およびHLB−値13〜18を有す
る市販の炭素原子数12の脂肪アルコール−ポリグリコ
ールエーテルも適している。更にポリオキシエチレン−
ソルビタン脂肪酸エステル、例えばポリオキシエチレン
−ソルビタンモノラウレートまたはポリオキシエチレン
−ソルビタンモノオレエートが適している。
【0022】特に有利な実施形態においては、分散剤混
合物は0.5〜10のHLB−値を持つ50〜90重量
% の非イオン系界面活性剤と10.5〜20のHLB
−値を持つ10〜50重量% の非イオン系界面活性剤
とより成る。
【0023】分散剤混合物の割合は、オレフィン系不飽
和カルボン酸の重量を基準として1〜10重量% であ
る。この場合、分散剤混合物の10〜60重量% が有
機相に初めに存在しそして90〜40重量% を水性相
として一緒に配量供給するのが好ましい。
【0024】オレフィン系不飽和カルボン酸は3〜10
個の炭素原子を有している。これの例にはアクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸、チグリン−またはアンゲリ
カ酸を使用するのが有利である。アクリル−およびメタ
クリル酸を用いるのが好ましい。これらの酸はアルカリ
金属−またはアンモニウム水酸化物溶液で中和するかま
たは部分的に中和することができる。この場合、苛性ソ
ーダ溶液を用いるのが好ましい。50〜90% まで中
和されているアクリル酸およびメタクリル酸が特に有利
である。不飽和カルボン酸の水溶液はポリサッカライド
成分を含めて大抵は20〜80% の範囲内の固形分含
有量を有している。
【0025】不飽和カルボン酸の他に20重量部まで別
のオレフィン系不飽和モノマー、例えばアクリルアミド
、メタクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸のNa塩、2−メタアクリロイルエ
タンスルホン酸、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレートまたは−メタクリレートま
たはそれの四級化アンモニウム塩をその水溶液の状態で
重合に使用することができる。
【0026】最初に準備するポリサッカライド−懸濁液
を重合する為に添加される水性相は、完全にまたは主と
して水溶性の架橋剤を2重量部まで含有していてもよい
。ビニル化合物、例えばN,N−メチレン−ビス−アク
リルアミド、ブタンジオール−1,4−ジ(メタ)アク
リレート、エタンジオールジ(メタ)アクリレート、ジ
アリルマレイナート、グリシジル(メタ)アクリレート
、アリルメタクリレート、ポリエチレングリコール(4
50)ジメタクリレート、またはポリエポキシド、例え
ばエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチ
レングリコールグリシジルエーテル、グリセリントリグ
リシジルエーテルまたはジグリセリンテトラグリシジル
エーテルが適している。
【0027】水性相は20重量部まで疎水性溶剤を含有
していてもよい。
【0028】グラフト重合の為に、通例の重合開始剤を
使用する。例えば、アンモニウム−、ナトリウム−また
はカリウム−ペルオキソジスルファートおよび相応する
ペルオキソモノスルファート、ジベンゾイルペルオキシ
ド、ジラウロイルペルオキシド、ジ−2−エチルヘキシ
ルペルオキソジカルボナート、ジシクロヘキシルペルオ
キソジカルボナート、第三ブチルペルピバレート、第三
ブチル−ペルベンゾエート、第三ブチルペルマレイナー
ト、第三ブチルヒドロペルオキシド、ジ第三ブチルペル
オキシド、過酸化水素並びにレドックス触媒が適してい
る。レドックス触媒の場合には、還元性成分としてアス
コルビン酸、ナトリウムメチルスルフィナート、ジナト
リウムスルフィットおよびナトリウム−ヒドロゲンスル
フィットが適している。更にアゾ系開始剤、例えばアゾ
−ビス−イソブチロニトリル、2,2−アゾ−ビス−(
2−アミジノプロパン)−ジヒドロクロライド、2,2
’−アゾ−ビス−(4−シアノペンタカルボン酸)およ
び2−カルバモイルアゾ−イソブチロニトリルも適して
いる。
【0029】開始剤は不飽和カルボン酸の水性相状態で
ポリサッカライド懸濁液に添加する。このものは別の水
溶液として配量供給するのが有利であり得る。開始剤の
一部を有機相中に最初に準備しそして他の部分を不飽和
カルボン酸の水性相と一緒に供給する。一般に0.00
5〜5重量部の開始剤を水性相を介してそして0〜1重
量部の開始剤を有機相を介して導入する。0.05〜1
.5重量部の開始剤を水性相状態で供給しそして0.0
3〜0.5重量部の開始剤を有機相中に最初に準備する
【0030】カリウム−およびアンモニウム−ペルオキ
ソジスルファートを用いるのが好ましい。
【0031】更にポリサッカライド懸濁物および水性相
は、通例の助剤および添加物、例えば消泡剤およびある
いは錯化剤を含有していてもよい。痕跡量の鉄粉末を錯
化する為に、例えばニトリロトリアセテート、エチレン
ジアミンテトラアセテートまたはジエチレントリアミン
ペンタアセテートを添加してもよい。
【0032】重合は好ましくは50〜75℃で実施する
。この場合、最初に導入した疎水性相を50〜75℃に
加温し、一方、不飽和カルボン酸を含む水性相は大抵1
5〜40℃の温度を有する。この反応は一般に0.5〜
5時間後に終了する。
【0033】逆懸濁重合の場合には、控え目に水膨潤し
たポリマー粒子の懸濁物が得られる。この懸濁物は好ま
しくは、ポリマーと水との合計を基準として30〜60
% の固形分含有量を有している。
【0034】架橋は、重合の前、間または後に行うこと
ができる。好ましくは重合の終了後に部分脱水および後
架橋を行う。部分的脱水の際に、ポリマーと水との合計
を基準として10〜50% の残留水含有量に調整する
のが好ましい。この場合、10〜30% の残留水含有
量に調整するのが特に有利である。部分的脱水は一般に
50〜100℃で、或いは減圧下に共沸蒸留によって実
施する。この場合、有機相が戻される通例の脱水装置を
使用することができる。
【0035】部分的脱水の間または後に、好ましくは、
グラフトポリマーを基準として0.005〜5重量部の
架橋剤を添加することによって後架橋を実施してもよい
【0036】最初に部分脱水をそしてその後に後架橋を
実施するのが好ましい。後架橋の為にエポキシドを使用
するのが好ましい。この場合、中でもポリグリシジルエ
ーテル、例えばエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グ
リセリントリグリシジルエーテルおよびジグリセリンテ
トラグリシジルエーテルが適している。更に、ポリアル
デヒド、例えばグリオキサル、またはハロエポキシ化合
物、例えばエピクロルヒドリンも使用できる。これらの
架橋剤は好ましくは水溶液または有機溶液の状態で添加
する。後架橋は50〜100℃に加熱することによって
実施し、その際に60〜80℃に加温するのが好ましい
。この架橋反応は0.5〜4時間後に終了する。
【0037】架橋反応の後にデンプン−グラフトポリマ
ーが良好な自由流動性の粉末状の多孔質粒子の状態で生
じる。この粒子は、連続的な有機相から、例えば濾過ま
たは遠心分離によって容易に分離することができる。次
いで通例の方法によって、例えば減圧下にまたは流動床
式−、反転式−または羽根式乾燥器を用いて乾燥して、
粉末状生成物を得ることができる。濾液は最も近い後続
重合バッチで再使用できる。溶剤および水は蒸留によっ
てポリマー粉末から分離される。
【0038】本発明に従う重合の間にピーク温度が生じ
ず、高い粘度も生じない。それ故にこの製法は工業的−
および生産規模で実施することができる。
【0039】この重合は狭い粒度分布の均一な微細な生
成物をもたらす。粗大粒子の凝集物および焼き付物の発
生が非常に少ない。
【0040】本発明の意味において微細とは2mm以下
の粒度の生成物を意味し、但し、生成物の85重量% 
以上が1,000μm 以下の粒度を有しているべきで
ある。
【0041】生成物は迅速に多量の液体を吸収する。液
体の保持力は加圧下でも非常に高い。ポリマーを衛生製
品、例えばおしめに加工する場合には、僅かの戻り湿分
(Ruecknaessung)しか示さない。
【0042】この生成物は、特にセルロース含有の吸収
性衛生製品、使い捨ておしめ、生理帯、雑巾および患者
用敷物に加工するのに適している。これらは乾燥剤とし
て、充填材料中の膨潤剤として、濃化剤として並びに農
業において保水剤または湿分保持剤として使用できる。
【0043】本発明の方法は、特に有利な実施形態にお
いて、攪拌式反応器においてポリサッカライドの一部を
非イオン系界面活性剤によって疎水性溶剤中に攪拌下に
分散させそして所望の重合温度に加熱するようにして実
施する。次いで不飽和カルボン酸、残りのポリサッカラ
イド、非イオン系界面活性剤、重合開始剤、場合によっ
ては架橋剤および二次的割合の疎水性溶剤を含有する水
性モノマー溶液を配量供給する。この場合、重合はグラ
フトと一緒に行う。重合後に共沸蒸留によって水分離器
で部分的に脱水する。次いで後架橋を実施しそしてその
後にポリマーを微細生成物として分離してもよい。
【0044】
【実施例】本発明を実証する実施例の為に、以下の測定
を実施する: 保液能力 100mlの遠心分離用フラスコ中で、0.500g 
のポリマーを70mlの人工尿(3,883g の蒸留
水、33.2g のNaCl、4.0gのMgSO4 
・7H2 O、2.4g のCaCl2 および77.
6g の尿素より成る混合物)と混合しそして弱い攪拌
下に1時間膨潤させる。その後にゲル相を4,500回
転/分で0.5時間遠心分離してゾル相から除きそして
秤量する。                   秤量ゲル量  
−  秤量分  吸収力  =  ─────────
─────────  (g/g)         
             秤量分吸引力 0.001g のポリマーをガラス製吸引濾過器(Ty
p  G3、直径3cm)の上に撒き散らし、この濾過
器に人工尿で満たされたビュレットに連結しそしてガラ
ス製濾過器のレベルに水準化する。吸収した液体量を0
.5および5分後にビュレットの所で測定する。 0.5分後の初期値は吸引速度を示す。5分後の最終値
は吸収能力の目安である。
【0045】一般にできるだけ高い値が望まれる。“中
位”とは10〜19g/gの範囲内であり、“高い”は
20〜24g/gの範囲を示しそして“非常に高”は2
5〜30g/gの範囲を示す。
【0046】セルロース含有衛生製品における生成物の
試験の為に、以下のモデルおむつ試験を実施する:モデ
ルおむつ中の液体伝播性および戻し水量(Rueckw
asserung)Edana  Nordic  N
onwoven  Symposium、1988年6
月、第242頁による二枚のセルロース製ふるふ層より
成る失禁用おしめ(Caducee  Slipad、
Moelnlycke  GmbH社、D−4010 
 Hilden)から、14×38cmの大きさの矩形
の布片を切り取る。ポリプロピレンより成るカバストッ
ク(coverstock)をセルロースフリースに交
換する。二つのふるふ層の間に5.0g のポリマーを
布切れ全体に均一に分布するように振りまく。
【0047】モデルおむつの中心に最初に60mlの、
そして各30分後に二回更に30mlの赤く着色した人
工尿をのせる。最後の液体供給の30分後に、予め乾燥
時重量を測定した80枚の紙製タオル(Apura  
Ecotex)をそのモデルおむつの上に置きそして2
1.3kg(=4kg/dm2 )の荷重を掛ける。次
いで湿った紙製タオルを秤量する。 戻し水量(g)=  湿った紙製タオルの重量  − 
 乾燥した紙製タオルの重量 液体保持能力は、戻し水量に関する測定値が低ければ低
い程にますます良い。以下の分類を行う:  実施例に
記載の収量(g)は、常に、減圧乾燥室(15mbar
)で50℃で24時間、<7重量% の残留湿分含有量
まで乾燥した生成物に関する。
【0048】澱粉の記載粘度は10% 濃度水性ペース
ト状物について20℃で測定した。
【0049】実施例1 攪拌機、窒素導入管、配量供給装置および水分離器を備
えた4リットルのガラス製反応器中で2,400mlの
シクロヘキサンを最初に導入しそして70℃に加熱する
。400回転/分で攪拌しながら 4g の天然のトウモロコシ澱粉(製造元:Ceres
tar社、D−4150Krefeld社)、4g の
ソルビタン−モノラウレート(SPAN(登録商標)2
0、Atlas社、ウイルミントン、デラウエア州、米
国)、2g の、分子量1,550のポリエチレングリ
コール(POLYDIOL1550、ヒュルス・アー・
ゲー社、D−4370マール)、0.25g のアンモ
ニウム−ペルオキシジスルファート(30mlの水に溶
解したもの)および50mg のエチレンジアミンテト
ラアセテート(Na−塩)を分散させる。次いで窒素ガ
スで酸素を追い出しそして 312g のアクリル酸、 480g の25% 濃度苛性ソーダ溶液、42g の
天然のトウモロコシ澱粉、 12g のソルビタン−モノラウレート、0.1g の
トリメチロールプロパントリアクリレート、0.5g 
のアンモニウム−ペルオキシジスルファート(15ml
の水に溶解したもの)および20mlのシクロヘキサン より成る混合物を45分の間に配量供給する。30分、
後攪拌する。次いで280mlの水を75℃で共沸留去
し、次に70℃で0.25g のエチレングリコールジ
グリシジルエーテルを5mlの水に入れて添加する。2
時間後攪拌しそして粉末状生成物を濾過する。
【0050】収量:  96% の固形分含有量の生成
物402g 分級分析によって測定した粒度分布並びに吸収特性は表
1から明らかである。
【0051】実施例2 実施例1におけるのと同様に実施するが、天然のトウモ
ロコシデンプンをシクロヘキサノンに入れて最初に導入
しない。この為に46g の天然のトウモロコシ澱粉を
アクリレート溶液と一緒に配量供給する。重合過程およ
び粒子構造は実施例1に従って製造した生成物に相当し
ている。
【0052】収量:96重量% の固形分含有量の生成
物406g比較例A 実施例1におけるのと同様に実施する。しかしながらシ
クロヘキサンに分散した天然のトウモロコシ澱粉(46
g )全量を最初に導入する。水溶液の配量供給終了後
に、反応器内容物は高粘性であり、攪拌がぜきず且つ部
分的に焼き付があった。280mlの水が留去される共
沸脱水の間に、攪拌性が改善される。
【0053】多量に粗大粒子成分を含有している、細か
い粒子より成る緩く集まった高多孔質の生成物416g
 (表1参照)が得られる。
【0054】実施例3 実施例1で使用した重合装置で1,800mlのシクロ
ヘキサンを最初に導入しそして70℃に加熱する。40
0回転/分で攪拌しながら、 4g の天然のトウモロコシ澱粉、 5g のソルビタン−モノラウレート、2.5g の、
分子量1,550のポリエチレングリコール、 0.25g のアンモニウム−ペルオキシジスルファー
ト(15mlの水に溶解したもの)および50mg の
エチレンジアミンテトラアセテート(Na−塩)を分散
させる。次いで窒素ガスで酸素を追い出しそして 312g のアクリレート、 480g の25% 濃度苛性ソーダ溶液、42g の
天然のトウモロコシ澱粉、 10g のソルビタン−モノラウレート、0.1g の
ペンタエリスリト−トリアクリレート、0.5g のア
ンモニウム−ペルオキシジスルファート(15mlの水
に溶解したもの)および20mlのシクロヘキサン より成る混合物を45分の間に配量供給する。30分、
後攪拌する。重合の間にポリマー粒子同士の付着は認め
られない。次いで280mlの水を75℃で共沸留去し
、0.25g のエチレングリコールジグリシジルエー
テルを5mlの水に入れて添加する。次いで70℃で2
時間の後攪拌をする。95% までが90〜800μm
 の有用フラクションより成る404g の微細で緊密
なポリマー粉末が得られる。
【0055】実施例4 実施例1におけるのと同様に実施する。しかしながら1
27mPa.sの粘度の僅かに調理した澱粉を使用する
〔AMISOL(登録商標)05515、Cerest
ar社〕。
【0056】96% までが90〜800μm の有用
フラクションより成る409g の微細な生成物が得ら
れる。
【0057】比較例B 実施例4におけるのと同様に実施する。全量の澱粉(4
6g )をシクロヘキサン相中に最初に導入する。アク
リレート溶液を澱粉なしに配量供給する。アクリレート
の添加終了後に、反応混合物は高粘性であり、ポリマー
粒子は焼き付一緒になっていない。
【0058】100% までが>2mmの大きな凝集し
た粒子より成る粗粒生成物396g が得られる。この
生成物を、吸収特性を試験する為に、<800μの粒度
に粉砕することによって細かくする。
【0059】実施例5 攪拌機、窒素導入管、配量供給装置および水分離器を備
えた4リットルのガラス製反応器中で2,000mlの
シクロヘキサンを最初に導入しそして70℃に加熱する
。400回転/分で攪拌しながら 5g の天然のトウモロコシ澱粉、 5g のソルビタン−モノラウレート、2.5g の、
分子量1,550のポリエチレングリコール、 0.25g のアンモニウム−ペルオキシジスルファー
ト(8mlの水に溶解したもの)および 50mlのエチレンジアミンテトラアセテート(Na−
塩)(8mlの水に溶解したもの)を分散させる。次い
で窒素ガスで酸素を追い出しそして 312g のアクリレート、 480g の25% 濃度苛性ソーダ溶液、70g の
天然のトウモロコシ澱粉、 10g のソルビタン−モノラウレート、0.1g の
ペンタエリスリット−トリアクリレート、0.3g の
アンモニウム−ペルオキシジスルファート(15mlの
水に溶解したもの)および20mlのシクロヘキサン より成る混合物を45分の間に配量供給する。30分、
後攪拌する。次いで330mlの水を75℃で共沸留去
し、次に70℃で0.25g のエチレングリコールジ
グリシジルエーテルを8mlの水に入れて添加する。2
時間の後攪拌した後に、粉末状生成物を濾過する。この
生成物は緊密な多孔質の粒子より成る。
【0060】収量:  455g の生成物実施例6 実施例5におけるのと同様に実施する。しかしながら全
量の澱粉(75g )をアクリレート相と一緒に配量供
給する。乾燥したポリマー粉末(収量460g )中の
澱粉含有量は実施例5の場合と同様に16重量% であ
る。
【0061】比較例C 実施例5におけるのと同様に実施する。しかしながら全
量の澱粉(75g )をシクロヘキサン相中で使用する
。 水溶液の配量供給の終了後に、反応混合物は高粘性であ
りそして部分的にしか混合されない。ポリマー粒子は一
緒に焼き付く。共沸脱水の間に焼き付が減少する。33
0mlの水の留去および0.25g のエチレングリコ
ールジグリシジルエーテルでの架橋の後に、440gの
粉末状生成物が得られる。
【0062】実施例7 二枚羽根式のインターミグ(Intermig)攪拌機
、還流冷却器、水分離器および供給装置を備えた容量1
,200リットルのV4A−スチール製の重合用反応器
中に、 620kgのシクロヘキサン、 1.3kgの天然のトウモロコシ澱粉、1.4kgのソ
ルビタン−モノラウレート、0.7kgの、分子量1,
550のポリエチレングリコール、 20  gのエチレンジアミンテトラアセテート(1リ
ットルの水に溶解)および 50  gのアンモニウム−ペルオキシジスルファート
(1リットルの水に溶解) を最初に導入する。容器内容物を攪拌下に68℃に加熱
しそして窒素で洗浄する。1時間の間に、95kgのア
クリル酸を147kgの25% 濃度苛性ソーダ溶液で
中和しそして25リットルのシクロヘキサン、4.2k
gのソルビタン−モノラウレート、13kgの天然のト
ウモロコシ澱粉および30gのトリメチロールプロパン
トリアクリレートを添加することによって得られる混合
物を、反応混合物の80回転/分での攪拌下に添加する
。 更に、別の配量供給にて、150gのアンモニウム−ペ
ルオキソジスルファートを4.5リットルの水に溶解し
た活性剤溶液を添加する。アクリレート相および活性剤
溶液の配量供給の終了後に、更に30分、70℃で後攪
拌する。その後に95kgの水を600hPaのもとで
共沸蒸留しそして、2.5リットルの水に溶解した78
g のエチレングリコール−ジグリシジルエーテルを添
加する。2時間後攪拌しそして更に1,400g の熱
処理珪酸〔AEROSIL(登録商標)200、製造元
:Degssa社、D−6000フランクフルト〕を2
5リットルのシクロヘキサンに分散した状態で添加する
【0063】ポリマーからシクロヘキサンを濾去しそし
て60℃で羽根式乾燥器で4.8%の残留湿分含有量に
まで乾燥する。10.4重量% の澱粉を含有する、粒
度90〜800μm の有効フラクションが100% 
である微細ポリマー138kgが得られる。
【0064】実施例8 実施例5における如く実施するが、 16g の天然のトウモロコシ澱粉、 5g のソルビタン−モノラウレート、2g の、分子
量1,550のポリエチレングリコール、0.25g 
のアンモニウム−ペルオキシジスルファート(8mlの
水に溶解 したもの)および66mlのエチレンジアミンテトラア
セテート(Na−塩)(8mlの水に溶解したもの)を
2,000mlのシクロヘキサンに分散させる。次いで
窒素ガスで酸素を追い出しそして 312g のアクリレート、 480g の25% 濃度苛性ソーダ溶液、144g 
の天然のトウモロコシ澱粉、10g のソルビタン−モ
ノラウレート、0.1g のトリメチロールプロパント
リアクリレート、0.3g のアンモニウム−ペルオキ
シジスルファート(15mlの水に溶解したもの)およ
び20g のシクロヘキサン より成る混合物を50分の間に配量供給する。30分、
後攪拌する。次いで330mlの水を75℃で共沸留去
し、次に70℃で0.50g のエチレングリコールジ
グリシジルエーテルを8mlの水に入れて添加する。2
時間後攪拌した後に粉末状生成物を濾過する。この生成
物は緊密な多孔質の粒子より成る。
【0065】収量:  545g の生成物次の表1か
ら、本発明の生成物が比較用生成物に較べて、細かい粒
度、狭い粒度分布、少ない粗粒の割合、明らかに高い最
終吸引力およびセルロース含有おむつでの明らかに良好
な保液性──戻し湿分の測定値が僅かであってこと──
に特徴があることが判る。 本発明は特許請求の範囲に記載の微細な水膨潤性ポリサ
ッカライド−グラフトポリマーの製造方法に関するもの
であるが、実施の態様として以下を包含する:1)  
ポリサッカライドとして澱粉を使用する請求項1に記載
の方法。 2)  ポリサッカライドの2〜20重量% を疎水性
溶剤に分散させる請求項1に記載の方法。 3)  疎水性溶剤が脂肪族−または脂環式炭化水素で
ある請求項1に記載の方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  5〜40重量部のポリサッカライドお
    よび95〜60重量部のオレフィン系不飽和カルボン酸
    を逆懸濁重合させそして架橋させることによって微細な
    水膨潤性ポリサッカライド−グラフトポリマーを製造す
    る方法において、逆懸濁重合の際にポリサッカライドの
    0〜25重量% を含有する疎水性溶剤を40〜100
    ℃で最初に準備しそして、オレフィン系不飽和カルボン
    酸、重合開始剤および、ポリサッカライドの100〜7
    5重量% を含有する水性相を配量供給することを特徴
    とする、上記方法。
  2. 【請求項2】  逆懸濁重合の際に、0.5〜10の親
    水性親油性比を持つ非イオン系界面活性剤を分散剤とし
    て使用する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  50〜90% 中和されたアクリル酸
    またはメタクリル酸を使用する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】  重合後に部分的脱水および後架橋を実
    施する請求項1に記載の方法。
JP4029665A 1991-02-19 1992-02-17 微細な水膨潤性ポリサッカライド−グラフトポリマーの製造方法 Withdrawn JPH04320410A (ja)

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CA2061360A1 (en) 1992-08-20
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