JPH04320146A - カラーイメージセンサ - Google Patents

カラーイメージセンサ

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JPH04320146A
JPH04320146A JP3088383A JP8838391A JPH04320146A JP H04320146 A JPH04320146 A JP H04320146A JP 3088383 A JP3088383 A JP 3088383A JP 8838391 A JP8838391 A JP 8838391A JP H04320146 A JPH04320146 A JP H04320146A
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JP
Japan
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pad
electrodeposition
film
transparent conductive
conductive film
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JP3088383A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nakazawa
良雄 中澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーイメージセンサに
係わり、特に電気泳動電着によってカラーフィルタを形
成するカラーイメージセンサの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーイメージセンサの例として
特許公報平1−32677の図1に示されたものがある
。カラーフィルタの形成方法として、撮像素子の表面に
カゼインなどの被染色層を形成し、これを染色して例え
ば赤、青、緑の染色層としてカラーフィルタを形成する
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は被染色層を選択的に形成し、これを染色する工程を例
えば、赤、青、緑と3回繰り返さなければならず、製造
工程が複雑であるという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑み、製造工程が簡単
な電気泳動電着によってカラーフィルタを形成するカラ
ーイメージセンサに好適なカラーイメージセンサの構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカラーイメージ
センサは、電着用透明導電膜を少なくとも光電変換手段
にオーバーラップした領域と光電交換手段の副走査方向
間のスペースに設け、電着用電極取り出し端子部の反対
側(終端部)にある出力信号線のパッドの近くに該パッ
ドより充分大きなダミーパッドを設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0007】本発明のカラーイメージセンサは電気泳動
電着によってカラーフィルタを形成する。電気泳動電着
技術は例えば、公開特許公報昭60−23802に示さ
れた「着色層の製造方法」がある。
【0008】本発明ではイメージセンサが完成した後に
、透明導電膜を少なくともカラーフィルタの必要な場所
に選択的に設ける。次に、透明導電膜を電極として電気
泳動電着(以下、電着と省略する。)によって、透明導
電膜上にカラーフィルタを形成する。その対に透明導電
膜を選択して電極として接続することによって、選択的
にカラーフィルタが形成できる。すなわち電極として接
続されない透明導電膜にはカラーフィルタは形成されな
い。この原理を利用して、例えば赤、青、緑のカラーフ
ィルタを選択的に形成する。すなわち、透明導電膜を一
回だけ選択的に設けるだけで、多色のカラーフィルタを
形成できる。具体的には1回の透明導電膜形成工程と1
回のフォトリソグラフィ工程と3回の電着工程でカラー
イメージセンサが製造できる。
【0009】図4は本発明の実施例であるカラーイメー
ジセンサの断面図である。イメージセンサが完成した後
、透明導電膜を形成した断面図を示した。図4において
1はITOなどの透明導電膜(電着用)、2は石英板、
ガラス板、セラミック板などの絶縁基板であり、透明で
も不透明でも良い。3はクロム膜であり、フォトダイオ
ードのカソード電極になる。4は光電変換作用を有する
アモルファスシリコン膜、5はITOなどの透明導電膜
であり、フォトダイオードのアノード電極になる。 6はアルミニウムなどの金属配線膜、7はパッシベーシ
ョン膜であり、ポリイミドあるいはポリイミドとSiO
2 の多層膜などでも良い。
【0010】図4において、透明導電膜1は少なくとも
カラーフィルタの必要な場所に選択的に設けられる。カ
ラーフィルタの必要な場所とは、フォトダイオードの上
部であり、フォトダイオードの光入射のための開口部で
ある透明導電膜5上に数μmオーバーラップした領域で
ある。またカラーフィルタの必要な場所はフォトダイオ
ードの上部に孤立して存在するので、それぞれ孤立した
フォトダイオード上の透明導電膜1同士を接続する機能
を有す透明導電膜1の領域も必要である。
【0011】図4の左側部分にフォトダイオードの構造
を示した。出力信号線VIDEO(金属配線膜6で形成
される。)が、透明導電膜5、アモルファスシリコン膜
4、クロム膜3を介して、薄膜トランジスタ(図示され
ず。)のドレイン電極に接続され、薄膜トランジスタの
ソース電極はフォトダイオードを逆バイアスするための
電源(図示されず。)に接続される。そしてこれらの直
列回路(VIDEOから電源に到る。)複数個並列に接
続され(図示されず。)フォトダイオードとスイッチ手
段(薄膜トランジスタ)のアレイが構成される。このア
レイの長さは原稿と1対1の光学系を有す密着型イメー
ジセンサの場合に、A4サイズで216mm必要である
。薄膜トランジスタのゲート電極(図示されず。)は走
査回路からの制御信号が印加される。図4の右側部分に
は走査回路の電源配線VDD、VSSとクロック配線C
L、
【外1】 を示した。これらの配線は金属配線膜6で形成される。 電源配線VDD、VSS間に存在する、走査回路の回路
素子である薄膜トランジスタの図示は省略した。
【0012】図4のような構造の場合には、パッシベー
ション膜7を誘電体として寄生静電容量C1,C2,C
3,C4,C5,C6,C7が存在する。これらの寄生
静電容量は出力信号線VIDEOに対する寄生静電容量
として作用し、その値は、((C1+C2)−1+(C
3+C4+C5+C6+C7)−1)−1であらわされ
、C1,C2の並列回路とC3,C4,C5,C6,C
7の並列回路の直列回路として作用する。出力信号線V
IDEOに寄生する静電容量と出力信号線VIDEOに
接続されるプリアンプ(図示せず。)の出力抵抗の積(
時定数2にイメージセンサの出力応答は制限されるので
、寄生静電容量は少ないほどイメージセンサが高速にで
きる。そのためには、■パッシベーション膜7を厚くす
る。■パッシベーション膜7に比誘電率の小さい材料を
用いる。■寄生静電容量C3、C4,C5,C6,C7
が存在しないようにするため、走査回路上に透明導電膜
1を設けない。■電着工程後に、カラーフィルタの必要
な場所(フォトダイオードの光入射のための開口部であ
る透明導電膜5上に数μmオーバーラップした領域)以
外の透明導電膜1及びカラーフィルタ材料を選択的にエ
ッチングする。■寄生静電容量C1が存在しないように
するため、出力信号線VIDEO上に透明導電膜1を設
けない。■電源配線VDD、VSS、クロック配線CL
【外2】 、出力信号線VIDEOの金属配線の幅を短くする。
【0013】といった対策が効果的である。これらの対
策により、密着型イメージセンサのような長尺なカラー
イメージセンサに電着フィルタを形成しても出力信号線
VIDEOに寄生する静電容量を小さくできるから、カ
ラーイメージセンサの信号読出速度が高速にできるとい
う効果を有する。
【0014】次に図1を用いて電着工程について説明す
る。図1は本発明の実施例であるカラーイメージセンサ
にカラーフィルタを電着する工程を示す断面図である。 電気泳動電着(電着)は、顔料などの着色剤とバインダ
ー樹脂を分散、溶解した電着液9中にITOなどの透明
導電膜1を所定形状にパターニングしたカラーイメージ
センサ基板14を浸漬して電着を行う。10は電着槽、
11は対向電極、12は電源、13は電極取り出し端子
部、8a,8bはパッドである。対向電極11はステン
レス板などが使用される。顔料などの着色剤とバインダ
ー樹脂が帯電し、陽極である透明導電膜1に向かって顔
料が電気泳動することによってカラーフィルタが透明導
電膜1上に電着される。なおこの実施例では顔料などの
着色剤とバインダー樹脂が負イオンとして帯電する場合
を説明している。イメージセンサが完成した後に、カラ
ーフィルタを電着する本発明の方式の場合は、パッド8
a,8bが電着液9に浸漬されるという点が従来の液晶
ディスプレイパネルにおけるカラーフィルタの形成方法
と異なる。パッド8a,8bはプローブカードで針を立
てて、イメージセンサの電特測定をしたり、ボンディン
グワイヤで実装するのに用いるので、顔料の少しの付着
も問題となる。ところが図1に示された方法で電着を行
なったところ、パッド8bに顔料の付着がみられ、パッ
ド8aには顔料は付着しなかった。このような現象は透
明導電膜1の配線抵抗(ITOで30Ω/□程度)と金
属配線6の配線抵抗(アルミニウムで0.1Ω/□程度
)の抵抗比の違いとパッシベーション膜7を誘電体とす
る寄生静電容量C1の効果に起因すると思われる。金属
配線6は、電源配線VDD、VSS、クロック配線CL
【外3】 、出力信号線VIDEOなど、イメージセンサの全長に
渡って布線が必要な配線であり、このような配線と透明
導電膜1が寄生静電容量を有するような構造にイメージ
センサがなることは図4を用いて説明したとおりである
。以下、図2、図3を用いてパッド8bに顔料が付着す
る原因を解析し、その対策について説明する。
【0015】図2は図1の等価回路であって、透明導電
膜1のシート抵抗をゼロとみなしている。電源12から
透明導電膜1,電着液9,対向電極11を介して電源1
2に到る第1の閉回路と、電源12から透明導電膜1、
パッシベーション膜7を誘電体とするコンデンサC1,
金属配線膜6,パッド8a,8b,電着液9を誘電体と
するコンデンサC2,対向電極11を介して電源12に
到る第2の閉回路からこの等価回路は構成される。電着
工程では電源12を0ボルトからある電圧に上昇するか
、あるいは電源12の電圧はそのままで、電着液9の中
にカラーイメージセンサ基板14と対向電極11を浸漬
するという電気的な過渡状態を検討する必要がある。 ここでパッド8bに顔料が付着する原因と思われる第2
の閉回路について検討する。
【0016】図2においてC1》C2である。これはC
1の誘電体であるパッシベーション膜7の厚さが数μm
であるのに対し、C2の誘電体である電着液9の厚さが
数mmから数十mm程度であることと、コンデンサC1
の面積に比べ、コンデンサC2の面積(パッド8a,8
bの周辺のみ)が極めて少ないことに起因する。このた
めコンデンサC1の両端にかかる電圧V1 とコンデン
サC2の両端にかかる電圧V2 の関係の初期値(電着
開始時)はV1 《V2 である。また、V2 /V1
 =C1/C2である。そのため電圧V2 の初期値は
ほぼ電源12の電圧に等しい。次にコンデンサC2に充
電された電荷が電着液9を介して放電され、それに従っ
て顔料などがパッドに付着する。しかしコンデンサC2
の端子電圧V2 が、電着液9の電流が流れるしきい値
電圧V3 以下になるとコンデンサC2の電荷の放電は
終了し、顔料のパッドへの付着は終了する。実際にはコ
ンデンサC2の電荷が放電されながら、コンデンサC1
に電荷が充電されるので、電着液9中を流れる総電荷量
は、(C1+C2)*(V2 −V3 )であらわされ
、C1》C2なので、C1*(V2 −V3 )にほぼ
等しく、V2 ≒V3 に設定すればほぼ0にすること
ができる。このように電着液9中を流れる総電荷量をほ
ぼ0にできるということはパッド8a,8bに顔料が電
着されないということである。
【0017】しかし、実際にはパッド8bに顔料が付着
したわけである。そのために透明導電膜1の配線抵抗を
加えて図1を等価回路として示したのが図3である。図
3の等価回路によって始めてパッド8a,8bの電気回
路的な非対称性があきらかになった。透明導電膜1は3
0Ω/□程度のシート抵抗を考慮して抵抗素子として図
3に示した。透明導電膜1は分布定数線路的に電着液9
(図2における第1の閉回路)及びパッシベーション膜
7によるコンデンサC1(図2における第2の閉回路)
に接続されている。また、パッド8a,8bと透明導電
膜1間に存在する電着液9も図3に示した。以上のよう
に透明導電膜1のシート抵抗及び、パッド8a,8bと
透明導電膜1間に存在する電着液9を考慮したことが図
2に対する図3の等価回路の違いである。
【0018】図3においてC1》C2である。(図2と
同じ。)コンデンサC1,C2にかかる電圧V1 、V
2 の初期値(電着開始時)はV1 《V2 である。 (図2と同じ。)そのため電圧V2 の初期値はほぼ電
源12の電圧に等しい。そのためパッド8aと電極取り
出し端子部13(透明導電膜1の端部)にかかる電圧は
0である。 またコンデンサC2の電荷が放電しても、電極取り出し
端子部13とパッド8a間にある電着液9に対してパッ
ド8aは陰極(本実施例では陽極に電着される。)にな
るので、パッド8aには顔料が電着されない。それに対
してパッド8bと終端部15(透明導電膜1の端部)に
かかる電圧はほぼ電源12の電圧に等しい。これはノー
ド6の電位がほぼ電源12の陽極の電位に等しいのに対
して、ノード15の電位が透明導電膜1の電圧降下によ
ってほぼ電源12の陰極の電位に等しいためである。そ
のためパッド8bが陽極、終端部15が陰極となってパ
ッド8bに顔料が電着される。パッド8bと終端部15
の距離(スペース)は数十μm〜数mm程度と短いので
、電着液9の電流が流れるしきい値電圧V4 は、通常
の透明導電膜1と対向電極11間のしきい値電圧V3 
より極めて小さい。そのためパッド8bにはこの効果に
よって多量の顔料が付着すると考えられる。透明導電膜
1の電圧降下はコンデンサC1の充電電流と、対向電極
11との間にある電着液9に流れる電流による。この対
向電極11との間にある電着液9に流れる電流は、電着
液9を誘電体とするコンデンサの充電電流と透明導電膜
1に顔料の電着される顔料の電気泳動に伴なう電流を含
む。またパッド8bに顔料を付着させる電流は電源12
からコンデンサC1、パッド8b、電着液9、終端部1
5を介して電着液9を誘電体とするコンデンサの充電電
流として対向電極11から電源11に到る。以上のよう
な原理によってパッド8aには顔料が付着せず、パッド
8bには顔料が付着する。
【0019】次にパッド8bに顔料が付着しない対策に
ついて述べる。パッド8bに顔料が付着しないためには
、■金属配線膜6、(パッド8a,8b)を電源12の
陰極に接続する。■電極取り出し端子部13をパッド8
bの近くにも設ける。■終端部15の近くにパッド8b
を設けない。■電着する際にパッド8a,8bが電着液
9にふれないように保護する膜をパッド8a,8b上に
設ける。■透明導電膜1の配線抵抗を低くする。(金属
配線膜6に比べて)■パッシベーション膜7の厚さを厚
くして、寄生静電容量を小さくする。■パッシベーショ
ン膜7に比誘電率の小さい材料を用いて、寄生静電容量
を小さくする。■寄生静電容量が存在しないようにする
ため、金属配線膜6上に透明導電膜1を設けない。■パ
ッド8a,8bの他に、パッド8a,8bより大きいダ
ミーパッドを設ける。
【0020】(10)カラーイメージセンサ基板14を
電極取り出し端子部13から終端部15に向けて、少し
ずつ電着液9に浸漬する。(電源12を印加した状態で
)(11)パッド8a,8bと透明導電膜1とのパター
ン間スペースを大きくする。
【0021】(12)カラーイメージセンサ基板14と
対向電極11との距離を短くして電着する。
【0022】といった対策が効果的である。これらの対
策により、密着型イメージセンサのような長尺なカラー
イメージセンサに電着フィルタを形成しても、パッドに
顔料が付着することがなく、簡単な製造工程でカラーイ
メージセンサが製造できるという効果を有する。
【0023】以上説明したように、イメージセンサが完
成後に、電気泳動電着によってカラーフィルタを形成し
、カラーイメージセンサを構成した場合は次の2点の問
題があった。■透明導電膜1とイメージセンサ内の回路
間に寄生静電容量が形成され、出力信号の読み出し速度
が遅くなる。■電着液9中に浸漬したカラーイメージセ
ンサ基板14のパッド8bに顔料が付着され、パッド8
bにワイヤボンディングができなくなる。
【0024】以後、以上2点の問題点を解決する実施例
について説明する。本実施例の要点は電着用透明導電膜
を少なくとも光電変換手段にオーバーラップした領域と
光電変換手段の副走査方向間のスペースに設け、電着用
電極取り出し端子部の反対側(終端部)にある出力信号
線のパッドの近くに該パッドより充分大きなダミーパッ
ドを設けたことである。以下詳細に説明する。電着用透
明導電膜を光電変換手段に1〜10μm程度オーバーラ
ップすることはカラーイメージセンサの機能を実現する
ために必須である。また、孤立した電着用透明導電膜で
は電着できないので、電着用透明導電膜が連続したパタ
ーンである必要がある。しかし、図4で説明したように
、走査回路部や出力信号線にオーバーラップしない電着
用透明導電膜でなければならない。そのために光電変換
手段と光電変換手段の間のスペース(副走査方向)で孤
立した電着用透明導電膜を接続する。このような構造に
より、出力信号線の寄生容量が小さくでき、カラーイメ
ージセンサの信号読出速度が高速にできる。
【0025】この構造でも図4におけるコンデンサC2
(電着用透明導電膜1とフォトダイオードのアノードで
ある透明導電膜5の重なり部)は存在する。フォトダイ
オードのアノードである透明導電膜5は出力信号線VI
DEOと電気的に接続されているから、電着時は図1に
示したように出力信号線VIDEOのパッド8bに顔料
が付着してしまう。それを防ぐためにパッド8bの近く
に金属配線6(この場合出力信号線VIDEO)に電気
的に接続されたパッド8bより充分面積の大きいダミー
パッドを設ける。するとダミーパッドにも顔料が付着す
る。ダイミーパッドとパッド8bに付着する顔料を移動
させる電荷はコンデンサC1(図1)を介して流れるか
ら、その総量は有限である。そのためダミーパッドを設
ければ、パッド8bに付着する単位面積あたりの顔料の
量はほとんどなくなる。この顔料の量は通常のカラーフ
ィルタ上に電着される顔料の量に比べ極めて少ないから
、簡単な洗浄で除去できる。このような構造を製法によ
ってパッド8bに顔料付着を防止できる。
【0026】
【発明の効果】イメージセンサ完成後に電着フィルタを
形成しても出力信号線に寄生する静電容量を小さくでき
信号読出速度が高速にでき、また電着時にパッドに顔料
が付着せず、簡単な製造工程でカラーイメージセンサが
製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーイメージセンサで用いられる電
気泳動電着の原理を示す説明図である。
【図2】図1の等価回路図である。
【図3】図1の詳細な等価回路図である。
【図4】本発明のカラーイメージセンサの構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1  透明導電膜(電着用) 2  絶縁基板 3  クロム膜 4  アモルファスシリコン膜 5  透明導電膜(フォトダイオード電極)6  金属
配線膜 7  パッシベーション膜 8a  パッド 8b    〃 9  電着液 10  電着槽 11  対向電極 12  電源 13  電極取り出し端子部 14  カラーイメージセンサ基板 15  終端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電着用透明導電膜を少なくとも光電変換手
    段にオーバーラップした領域と光電交換手段の副走査方
    向間のスペースに設け、電着用電極取り出し端子部の反
    対側(終端部)にある出力信号線のパッドの近くに該パ
    ッドより充分大きなダミーパッドを設けたことを特徴と
    するカラーイメージセンサ。
JP3088383A 1991-04-19 1991-04-19 カラーイメージセンサ Pending JPH04320146A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57134281U (ja) * 1981-02-17 1982-08-21
JPH02111666U (ja) * 1989-02-20 1990-09-06

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