JPH04319460A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ビットマップメモリに
文字や図形データを展開し、この展開したデータをドッ
トイメージとして記録用紙に出力する印刷装置に関する
。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の印刷装置においては、印
刷しようとするページが写真や絵画などのイメージデー
タのみで形成されている場合も、そうでない場合も、全
ての印刷データを一旦ビットマップメモリへ展開し、１
ページ分の展開が終了した時点でビットマップメモリの
データをビデオ信号で出力装置に転送するように構成さ
れている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷装置においては、全ての印刷データを一旦ビッ
トマップメモリへ展開することから、元々イメージデー
タで構成されるデータを印刷する場合にも、ビットマッ
プメモリ上への展開処理を行うことになり、非常に時間
がかかるという問題点があった。

【０００４】本発明は、無駄なビットマップ展開動作を
行うことなく、印刷処理の効率化を図ることができる印
刷装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、印刷しようと
するページがビットイメージだけで形成されていること
をコマンドによって検知し、ビットイメージの用紙上の
位置と出力装置のスキャン幅とを制御することにより、
出力装置に直接データを転送して印刷を行うものである
。

【０００６】

【実施例】図１は、本発明の一実施例におけるレーザビ
ームプリンタ（ＬＢＰ）の構成を示すブロック図である
。

【０００７】ＬＢＰ本体１１は、外部のホストコンピュ
ータ１２と不図示のコネクタを介して接続され、ホスト
コンピュータ１２からの命令を受取り、印刷出力するよ
うに構成されている。

【０００８】このＬＢＰ１１は、ホストコンピュータ１
２の入力インタフェース部１３と、この入力インタフェ
ース部１３を介して送られてきたデータを一時蓄積する
入力バッファ１４と、印刷動作全体を制御するＣＰＵ１
５と、このＣＰＵ１５が実行するプログラムを格納した
ＲＯＭ１９と、ＣＰＵ１５がプログラムを実行する際に
ワークエリア等として使用するＲＡＭ１６とを有する。 なお、ＲＡＭ１６は、ビットマップメモリ領域１６１と
作業領域１６２とから構成されている。

【０００９】また、このＬＢＰ１１は、実際に印刷出力
を行なう印刷出力部１８と、上記ＲＡＭ１６に蓄積され
たビットマップデータをビデオ信号として出力印字部１
８に転送する出力インタフェース部１７と、不図示の電
源装置とを有して構成されている。

【００１０】図２は、以上のようなＬＢＰの構造を示す
側断面図である。

【００１１】図において、操作パネル２１２は、操作の
ための各種スイッチおよびＬＥＤ表示器などが配置され
ている。

【００１２】プリンタ制御ユニット２１は、主に文字、
図形情報をビットマップメモリのデータをビデオ信号に
変換してレーザドライバ２２に出力するものである。

【００１３】レーザドライバ２２は、半導体レーザ２３
を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に
応じて半導体レーザ２３から発射されるレーザ光２４を
ＯＮ／ＯＦＦする。

【００１４】また、レーザ光２４は、回転多面鏡２５で
左右方向に振られて静電ドラム２６上を走査する。これ
により、静電ドラム２６上に静電潜像が形成される。こ
の潜像は、静電ドラム２６近傍の現像ユニット２７によ
り現像された後、記録紙に転写される。なお、この実施
例では、記録紙にカットシートを用いており、このカッ
トシート記録紙は、ＬＢＰ本体２０に装着した用紙カセ
ット２８に収納されている。そして、給紙ローラ２９お
よび搬送ローラ２１０、２１１により装置内に取り込ま
れて、静電ドラム２６に供給される。

【００１５】図３、図４は、このようなＬＢＰにおける
画像データの流れを説明する模式的ブロック図である。

【００１６】通常の処理では、図３に示すように、ホス
トコンピュータ１２から入力インタフェース部１３を介
して転送されたデータは（Ｃ１、Ｃ２）、一時入力バッ
ファ１４に蓄積される（Ｃ３）。さらに、この中間デー
タを解析実行し（Ｃ４）、ビットマップメモリ１６１に
展開を行ない（Ｃ５）、展開が終了した時点でビットマ
ップデータを出力インタフェース部１７に転送し（Ｃ６
）、ビデオ信号にして出力印字部１８に転送するという
手順である（Ｃ７）。

【００１７】しかし、該当ページがイメージのみで形成
されている場合には、入力バッファ１４に蓄積する（Ｃ
３）までは同様であるが、（Ｃ４）では読み込んだイメ
ージデータをビデオ信号に変換する際に、印刷位置制御
とプリンタのスキャン幅を合わせる処理を施し、ビデオ
信号を出力印字部１８に転送する。

【００１８】図４は、本実施例の制御アルゴリズムを説
明するフローチャートである。

【００１９】この制御が開始されると、まず、当該ペー
ジがイメージのみで形成されているか、そうでないかの
判定を行なう（Ｓ１）。これは、ホストコンピュータ１
２より送られてくるコマンドをＣＰＵ１５で認識するこ
とにより行う。

【００２０】そして、イメージのみのページでなければ
、データを読み込み、解析し、ビットマップメモリ１６
１に展開を行ない（Ｓ２）、ビットマップメモリ１６１
のデータをビデオ信号にして出力部１８に転送する（Ｓ
３）。次に、ビデオ信号を受け取った出力部１８が記録
用紙に印刷を行ない（Ｓ４）。Ｓ１へ移行する。

【００２１】一方、Ｓ１でイメージのみのページであれ
ば、データを読み込みビデオ信号にして直接出力部１８
に転送し（Ｓ５）、上記Ｓ４へ移行する。

【００２２】図５は、イメージ図形の印刷位置を制御す
る処理を説明する模式図である。

【００２３】上記Ｓ５において、読み込んだイメージデ
ータを単にビデオ信号に変換しただけでは正確な画描を
行うことは困難である。そこで、図のようにイメージ図
形の書き出し位置Ｐ１に印字領域のコーナーを合せるよ
うにし、さらに、イメージ図形の１ライン分のビット幅
に出力部１８のレーザスキャン幅を合せるような処理を
加える。これにより、Ｓ２、Ｓ３で処理したデータと同
様の印字を行うことができる。

【００２４】

【発明の効果】本発明によれば、イメージのみのページ
はビットマップメモリへの展開を行なうことなく出力す
ることにより、全体としての印刷速度の向上を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例におけるＬＢＰの回路構成を
示すブロック図である。

【図２】上記実施例のＬＢＰの構造を示す側断面図であ
る。

【図３】上記実施例におけるイメージのみのページ以外
の画像データの流れを説明する模式的ブロック図である
。

【図４】上記実施例におけるイメージのみのページの画
像データの流れを説明する模式的ブロック図である。

【図５】上記実施例におけるイメージ図形の印刷位置を
制御する処理を説明する模式図である。

【符号の説明】

１１…ＬＢＰ、 １２…ホストコンピュータ、 １３…入力インタフェース部、 １４…入力バッファ、 １５…ＣＰＵ、 １６…ＲＡＭ、 １７…出力インタフェース部、 １８…印刷出力部、 １９…ＲＯＭ、 ２１…プリンタ制御ユニット、 ２２…レーザドライバ、 ２３…半導体レーザ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　少なくとも文字または図形を含む印刷
   ページ全体のドットイメージデータを記憶するビットマ
   ップメモリと、このビットマップメモリに対してビット
   イメージを展開する制御手段とを有する印刷装置におい
   て、上記制御手段は、印刷しようとするページがビット
   イメージのみで形成されている場合に、ビットマップメ
   モリへの展開を行なわずに、直接出力装置に転送するこ
   とを特徴とする印刷装置。
2. 【請求項２】　　請求項１において、上記ビットイメー
   ジの用紙上の位置と出力装置のスキャン幅とを制御する
   制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。