JPH04319097A - プレス加工機の型締め機構 - Google Patents

プレス加工機の型締め機構

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JPH04319097A
JPH04319097A JP8428791A JP8428791A JPH04319097A JP H04319097 A JPH04319097 A JP H04319097A JP 8428791 A JP8428791 A JP 8428791A JP 8428791 A JP8428791 A JP 8428791A JP H04319097 A JPH04319097 A JP H04319097A
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JP
Japan
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mold
magnet device
clamping
press
permanent magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8428791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Nonami
野並 光晴
Ryoichi Omiya
大宮 良一
Yukinori Kawamura
幸則 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工機、特に上
型,下型の金型の間に被加工材料をクランプして打ち抜
き,剪断加工を行うプレス加工機に適用する型締め機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記のプレス加工機として、ポンチの駆
動手段,および被加工材料のクランプ手段として圧電ア
クチュエータを採用したプレス加工機が本発明と同一出
願人より特開平2−127997として本発明として既
に提案されて公知である。かかるプレス加工機は、油圧
シリンダ,エアシリンダなどのアクチュエータを組み込
んだ在来のプレス加工機と比べて動作の応答速度が格段
に速く、かつその運転制御も電気信号による指令で直接
行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金型を開閉
する型締め機構に圧電アクチュエータを採用した前記提
案の構成では、型締めストロークが圧電アクチュエータ
自身のストローク変位量に依存する。しかも圧電アクチ
ュエータのストローク変位量は一般に数十μm程度しか
得られず、このために金型を開いた状態で行う被加工物
の挿入,取出しが困難となる。特に単抜き加工などで被
加工物にバリが発生した場合には、被加工物を取出す際
に金型にバリが引っ掛かるなどといったトラブルが起き
易く、このことがプレス加工工程の自動化を進める上で
の問題点となっている。
【0004】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、電気信号による直接制御が可能で、しかも圧電
アクチュエータを採用したもの比べてより大きな型締め
ストロークが確保できるようにしたプレス加工機の型締
め機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、型締め機構として永久磁石の磁気吸引力
で可動金型を固定金型に引き寄せる型締め操作用の磁石
装置を金型に組み込んで構成するものとする。
【0006】また、型開き動作を確実に行うために、可
動金型を開放位置に吸着保持する補助磁石装置を備える
ことができる。
【0007】ここで、前記構成における磁石装置は永久
磁石および釈放コイルを備えたヨークとアーマチュアと
の組合わせから構成するものとし、かつ該磁石装置に対
して、永久磁石と逆極性の励磁コイルを巻装したバイパ
ス磁路、あるいは磁石装置の釈放時にアーマチュアをヨ
ークから強制離脱させる圧電アクチュエータを備えて構
成することもできる。
【0008】さらに、型締め位置で被加工材料をより一
層確実にクランプするために、圧電アクチュエータで駆
動される楔キーを介して可動金型を材料クランプ位置に
ロックする鎖錠機構を備えて構成することもできる。
【0009】
【作用】上記の構成で、型締め時には型締め操作用磁石
装置の永久磁石による磁気吸引力で金型を型締めして被
加工材料をプレス加工位置にクランプする。また、磁石
装置の釈放コイルを励磁すると永久磁石の磁束が釈放コ
イルの磁界で打ち消されクランプ状態が解除される。し
かも、磁石装置は圧電アクチュエータと比べて格段に大
きな作動ストローク(圧電アクチュエータのストローク
変位量がμmオーダーであるのに対して、磁石装置では
mmオーダーの作動ストロークが確保できる)が得られ
るので、これにより十分な型締めストロークが確保でき
、型を開いた状態で行う被加工材料の挿入,取出しが支
障なく行える。
【0010】一方、補助磁石装置は型開き時に可動側金
型を開放位置に吸着保持して過渡的な振動の発生を防ぐ
ように働き、また、可動金型をクランプ位置にキーロッ
クする圧電アクチュエータ駆動式の鎖錠機構は、被加工
材料の加工時に金型のクランプ状態が弛むのを阻止する
ように機能する。しかも、これら各部品はいずれも電気
部品であり、電気信号の指令で直接動作制御できる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図1は本発明の基本的な実施例の構成を示す
ものであり、図において、1は上ダイ2と組合わせた可
動側の上型(可動金型)、3は下ダイ4と組合わせてベ
ース5に取付けた固定側の下型(固定金型)、6,7は
上ダイ2,下ダイ4にそれぞれセットした上ポンチ,下
ポンチ、8は上型1のガイドポスト、9は復帰ばねであ
り、これらでプレス金型を構成している。また、上型1
の上部,下型3の下部には前記のポンチ6,7を駆動す
る圧電アクチュエータ10,11を備えている。
【0012】さらに、被加工材料12を上型1と下型3
との間にクランプするための型締め機構として次記のよ
うに構成した型締め操作用の磁石装置13が組み込まれ
ている。この磁石装置13は、磁路に永久磁石14と釈
放用コイル15を組み込んだヨーク16と、アーマチュ
ア17とからなり、ヨーク16を含む磁石組立体が下型
3に、アーマチュア17が上型1に互いに向かい合って
装着されている。
【0013】かかる構成で、磁石装置13の釈放コイル
15が非励磁状態にあれば、永久磁石14の磁気力によ
りアーマチュア17が吸引され、該アーマチュアと一体
結合した上型1が復帰ばね9に抗して下型3へ引き寄せ
られて型締めする。これにより、前以て挿入した置いた
被加工材料12が上ダイ2と下ダイ4との間に挟まれて
クランプされる。続いて圧電アクチュエータ10,11
を交互に作動してポンチ6,7を駆動し、被加工材料1
2を打ち抜きプレスした後に、磁石装置14の釈放コイ
ル15を通電して励磁すると、釈放コイルの生成磁界が
永久磁石14の磁束を打ち消していままでアーマチュア
17を吸引していた磁力が喪失し、上型1は復帰ばね9
のばね力で上昇移動し金型が開放するとともに、被加工
材料12のクランプ状態も解除される。
【0014】図2は本発明の応用実施例を示すものであ
り、図1で述べた金型の組立体がフレーム18に組み込
まれており、さらに上型1の上面とフレーム18との間
には先記した型締め操作用の磁石装置13と同様な構造
の補助磁石装置19が装備されている。この補助磁石装
置19は金型を開いた状態で上型1を強制的にフレーム
18側に吸着保持するものである。すなわち、図1のよ
うに復帰ばね9のばね力のみで型開きすると、可動側質
量の固有振動数の関係で生じた過渡振動が長く継続する
。そこで、図示のように補助磁石装置19を設け、型開
き動作に合わせて磁石装置19の釈放コイルの励磁を解
除すると、永久磁石の磁気力により上型1が強制的にフ
レーム18に密着して固定されるのて、前記のようにな
過渡振動が瞬時停止に至る。
【0015】次に前記した磁石装置13,19について
、いくつかの応用実施例を図3,図4,図5,図6に説
明する。まず、図3の実施例は型締め操作用の磁石装置
13について、停電,保守点検時のように電源供給がな
い状態で金型を開放できるようにな対策を施したもので
あり、ヨーク16の一部に永久磁石14に対するバイパ
ス磁路16aを設けるととにも、ここに励磁により永久
磁石14の磁束を打ち消すような磁界を生成する補助コ
イル21が巻装されている。そして、この補助コイル2
1を常時励磁しておけば、永久磁石14の磁束はバイパ
ス磁路20で短絡されることはなく、図1で説明した通
りの動作を行う。一方、停電などで電源供給が喪失する
と、永久磁石14の磁束がバイパス磁路20を流れるよ
うになって磁石装置13の吸着力,つまり型締め力が小
となるるので、手動でも金型を開くことができる。なお
、図中で22は非磁性材のヨーク連結板である。
【0016】図4の実施例は磁石装置を薄形構造とした
もので、ヨーク16を横向け配置とし、かつ磁極端部を
L形に屈曲してアーマチュア17に対向させたものであ
る。このような構造を採用することで、金型の形板が比
較的薄い場合でも磁石装置を金型内に組み込むことが可
能となる。
【0017】また、図5,図6の実施例は、型開きの際
に磁石装置の釈放応答速度を早めるようにしたものであ
り、アーマチュア17と対向するヨーク16の一方の磁
極面に凹部を形成してここに圧電アクチュエータ23で
突上げ駆動される作動子24が装備されている。そして
、型開き時に釈放コイル15の励磁にタイミングを合わ
せて圧電アクチュエータ23を作動させると、作動子2
4が突出してアーマチュア17を鎖線位置から実線位置
へ突き上げ、アーマチュア17をヨーク16の磁極面か
ら強制的に素早く切り離す。なお、図5ではアーマチュ
ア17の傾きに伴うずれを吸収するために作動子24に
転がりピン25を設け、図6では作動子24の端面を球
面としている。
【0018】次に、金型を型締め位置にキーロックする
鎖錠機構を備えた実施例を図7に示す。すなわち、この
実施例では上型1の上面側に側面をテーパ面1aとした
凹所1bが形成されており、かつこの凹所1bに対向し
てフレーム18には、圧電アクチュエータ26と、圧電
アクチュエータ26の両端面に固定した楔キー17とを
組合わせた鎖錠機構28が設けてある。
【0019】この鎖錠機構28は次のように動作する。 まず、型開きの状態では圧電アクチュエータ26が非通
電であって楔キー27は後退しており、上型1を拘束し
ない。一方、型締めして被加工材料12をクランプした
際に圧電アクチュエータ26を作動させると、楔キー2
7が側方へ突出して凹所1bのテーパ面1aに圧接し、
この位置で上型1をキーロックする。したがって、図1
で述べたように被加工材料12を下金型側から下ポンチ
7で叩いた際に上型1を突き上げるような力が加わって
も、上型が後退して材料のクランプ状態が弛むことが阻
止される。なお、材料のプレス加工後に圧電アクチュエ
ータ26を非通電に戻せば、楔キー27が後退して上型
1の鎖錠が解除される。このような鎖錠機構28を型締
め操作用磁石装置13と組合わせて使用することにより
、磁石装置13のみで所要の型締め力を加える場合と比
べて材料のクランプ動作がより一層確実になるほか、小
形容量の磁石装置13でも対応できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によるプレス加工機の型締め機構
は以上説明したように構成されているので、次記の効果
を奏する。すなわち、型締め機構の駆動源として磁石装
置を採用したので、従来の圧電アクチュエータを用いた
方式と比べてより大きな型締めストローク,つまり十分
な型開き移動量が得られ、これにより金型内での被加工
材料の詰まりを防いで材料の挿入,取出しを安全,確実
に行うことができる。しかも、金型の開閉操作は圧電ア
クチュエータと同様に電気信号の指令で直接制御するこ
とができるので、特に圧電アクチュエータでポンチを駆
動して材料の打ち抜き,剪断加工を行うプレス加工機の
型締め機構として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の型締め機構を組み込んだプレス
加工機全体の構成断面図
【図2】本発明の応用実施例を示すプレス加工機全体の
構成断面図
【図3】図1に採用した磁石装置の応用実施例の構成図
【図4】磁石装置の別な応用実施例の構成図
【図5】磁
石装置の別な応用実施例の構成図
【図6】磁石装置の別
な応用実施例の構成図
【図7】図1の型締め機構に金型
鎖錠機構を組合わせた応用実施例の構成断面図
【符号の説明】
1    上型(可動金型) 3    下型(固定金型) 12    被加工材料 13    型締め操作用磁石装置 14    永久磁石 15    釈放コイル 16    ヨーク 17    アーマチュア 19    補助磁石装置 26    圧電アクチュエータ 27    楔キー 28    鎖錠機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定金型と可動金型との間に被加工材料を
    クランプしてプレス加工を行うプレス加工機において、
    永久磁石の磁気吸引力で可動金型を固定金型に引き寄せ
    る型締め操作用の磁石装置を金型に組み込んだことを特
    徴とするプレス加工機の型締め機構。
  2. 【請求項2】型開き時に可動金型を開放位置に吸着保持
    する補助磁石装置を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のプレス加工機の型締め機構。
  3. 【請求項3】請求項1,2記載の型締め機構において、
    磁石装置が、永久磁石および釈放コイルを備えたヨーク
    と、アーマチュアとの組合わせからなることを特徴とす
    るプレス加工機の型締め機構。
  4. 【請求項4】請求項3記載の型締め機構において、磁石
    装置のヨークが、永久磁石と逆極性の励磁コイルを巻装
    したバイパス磁路を備えていることを特徴とするプレス
    加工機型締め機構。
  5. 【請求項5】請求項3記載の型締め機構において、磁石
    装置が、釈放時にアーマチュアをヨークから強制離脱さ
    せる圧電アクチュエータを備えていることを特徴とする
    プレス加工機の型締め機構。
  6. 【請求項6】型締め時に圧電アクチュエータで駆動され
    る楔キーを介して可動金型を材料クランプ位置にロック
    する鎖錠機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    プレス加工機の型締め機構。
JP8428791A 1991-04-17 1991-04-17 プレス加工機の型締め機構 Pending JPH04319097A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012508115A (ja) * 2008-11-11 2012-04-05 ウィラ・ベスローテン・フェンノートシャップ 工具をクランプするための装置
JP2014025586A (ja) * 2006-06-01 2014-02-06 Wila Bv 自動安全爪

Cited By (3)

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US8943870B2 (en) 2008-11-11 2015-02-03 Wila B.V. Device for clamping a tool

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