JPH04319090A - 多関節形レーザ加工ロボット - Google Patents

多関節形レーザ加工ロボット

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JPH04319090A
JPH04319090A JP3088078A JP8807891A JPH04319090A JP H04319090 A JPH04319090 A JP H04319090A JP 3088078 A JP3088078 A JP 3088078A JP 8807891 A JP8807891 A JP 8807891A JP H04319090 A JPH04319090 A JP H04319090A
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mirror
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    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
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    • B23K26/0876Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction in at least two axial directions
    • B23K26/0884Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction in at least two axial directions in at least in three axial directions, e.g. manipulators, robots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三次元形状の対象物を
レーザビームにより溶接や切断、表面改質等を行う際に
使用する多関節形レーザ加工ロボットに関し、特にレー
ザビームを反射し所定の位置に誘導するミラーの枚数を
減らした構造のものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームを使用して三次元形
状の対象物の溶接並びに切断、表面改質等を行う作業方
法が採用され始めている。これは、作業効率及び作業精
度が向上するためである。
【0003】多関節形レーザ加工ロボットにおける加工
ヘッド最終端の動作を三次元空間にて選定した任意の位
置において任意の角度に設定するには、例えば特開昭6
2−130788号公報に開示され図10に模式的に示
すように、可動軸が最低5軸(J1 ,J2 ,J3 
,J4 ,J5 )必要である。図においてJ1 ,J
2 ,J3 ,J4 ,J5 軸は全て回転軸である。 前記の事項は三次元作業用多関節形レーザ加工ロボット
においても同様であり、レーザビームの経路をロボット
の機構構成部材に組み込むものでは従来、ロボット設置
台の側面Bi1(または底部Bi2)からレーザビーム
を入射し、加工ヘッド最終端B0 まで導くのに、各軸
の交差する角度を不変のものとし、各交点(a0 〜a
6 またはa1 〜a6 )にミラー(m0 〜m5 
,Pm )を入射側の軸と反対側の軸とで形成される角
度の2等分線がミラー反射面への垂線となるような方向
にミラー反射面を向けて取付角度が変化しないように設
置している。このため、レーザビームの方向変換用とし
て少なくとも5枚のミラーを必要としている。
【0004】一般にレーザ光利用の機器ではミラーの配
置を考慮しないと多数のミラーを必要とし、これら多数
のミラーによって伝達エネルギーの減衰が生じるうえ、
光軸調整時におけるミラー取付位置・角度の調整手間、
交換頻度が増大する。多関節形レーザ加工ロボットにお
いてもこの点の改善が望まれている。
【0005】一方、ミラーの枚数を少なくするためにミ
ラーを可動する形態で多関節形ではなく極座標形でミラ
ー枚数を最小にするレーザ加工ロボットが提案されてい
る(特開平1−273688号)。このレーザ加工ロボ
ットは図11から図13に示すような構成となっている
。図11はミラー可動の極座標形レーザ加工ロボットを
示したものである。旋回コラム2は、設置台1に対し垂
直方向の第1軸J1 の回りに回転するもので、第2ア
ーム4は、第1アーム3に対し第3軸J3 に沿って伸
縮自在の伸縮軸4を構成している。第1アーム3は旋回
コラム2に設けられた第2軸J2 を中心に俯仰可能な
ように保持されている。前記3軸(第1軸J1 ,第2
軸J2 ,第3軸J3 )は交点a1にて交差するよう
に構成されている。伸縮軸4の先端部には第1中空ヘッ
ド5が組み込まれている。第1中空ヘッド5は、第3軸
J3 と同心に構成された第4軸J4 の回りに回転し
、第4軸J4 と垂直に第2中空ヘッド6が組み込まれ
ている。第2中空ヘッド6は、第4軸J4 と垂直に交
わるように構成された第5軸J5の回りに旋回し、第5
軸J5 と垂直に交わる軸J0 の外周上に形成された
レーザビームの被加工物への出射口であるノズル7より
構成されている。そして、このロボットは、設置台1の
側面から第1軸J1 との交点a0 に入射されたレー
ザビームBi1(設置台1の下部第1軸J1 と同心に
入射された場合のレーザビームは、Bi2)は、ミラー
m0 により第1軸J1 と同心に反射され、第1軸J
1 ,第2軸J2 ,第3軸J3 の3軸の交点a1 
に誘導される。交点a1 に誘導されたレーザビームは
、ミラーm1 により第3軸J3 ,第4軸J4 と同
心に反射され、第1中空ヘッド5の内部に組み込まれた
ミラーm2 により第5軸J5 と同心に反射され、第
5軸J5 と該第5軸と垂直に交わる軸J0 との交点
a3 に誘導される。交点a3 に誘導されたレーザビ
ームは、第2中空ヘッド6の内部に組み込まれた放物面
鏡Pm により反射集光され、軸J0 の外周部に軸J
0 と同軸に組み込まれたノズル7によりレーザビーム
B0 としてロボットの外部に出射される。第1中空ヘ
ッド5,第2中空ヘッド6の内部はレーザビームが貫通
可能な構造になっている。
【0006】以上の構成を機械的に単純化すると図12
のようになり、ミラーm0 は、反射面に第1軸J1 
との交点a0 を包含させ、かつ、該反射面を第1軸J
1 ,第2軸J2 ,第3軸J3 の3軸の交点a1 
側に向け設置台1に固定し、ミラーm1 は反射面に第
1軸J1 ,第2軸J2 ,第3軸J3 の交点a1 
を包含させ、かつ、該反射面を第3軸J3 と同心の第
4軸J4 と第5軸J5 との交点a2 側に向けてア
ーム3に回転可能に組み込まれている。ミラーm2 は
反射面に第4軸J4 と第5軸J5 との交点a2 を
包含させ、かつ、該反射面を第5軸J5 と該第5軸と
垂直に交わる軸J0 との交点a3 に向けて第1中空
ヘッド5の内部に取り付け、放物面鏡Pm は反射面上
に第5軸J5 と軸J0 との交点a3を包含させ、か
つ、該反射面を軸J0 側に向け軸J0 上に放物面鏡
Pm の焦点がくるように取り付ける。
【0007】ミラーm1 には前記交点a1 を通る法
線を、ミラーm1 に入射するレーザビームと第3軸J
3 とが構成する角度の2等分線に一致させるミラー角
度設定機構10が付設されている。図13はミラーm1
 のミラー角度設定機構10で、次のように構成される
。10aはミラー取付軸で、ミラー取付フレーム9dに
回転自在に保持されている。ミラー取付軸10aはミラ
ー角度設定回転用サーボモータ10bにより回転される
。ミラー取付軸10aの回転角度すなわちミラーm1 
の旋回角度はミラー回転角度検出器10cにより検出さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−273688号公報に示すようなミラー可動の極座
標形レーザ加工ロボットの場合には、ミラーの枚数を減
らすことが可能であるが、ロボットの動作範囲を大きく
とることができない。一方、特開昭62−130788
号公報に示すような多関節形レーザ加工ロボットの場合
はロボットの動作範囲を大きくできるが、ミラーの枚数
が多くなる。
【0009】そこで本発明は、両者の特長を持つように
、つまりロボットの動作範囲が大きく、かつ、ミラー枚
数の少ないミラー可動の多関節形レーザ加工ロボットを
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る多関節形レーザ加工ロボットは、第1
軸の回りに回転する旋回コラムを設置台上に設置し、第
2軸の回りに俯仰する第1アームを旋回コラムに連結し
、第3軸の回りに俯仰する第2アームを第1アームの先
端に連結し、第2アームの内部に中心が第3軸の回転中
心を通り第1軸の中心と同一平面を形成するレーザビー
ム伝送路を設け、第1軸と同心に入射されたレーザビー
ムを、第1軸とレーザビーム伝送路の中心の延長線との
交点に配備されたミラーで反射しレーザビーム伝送路に
誘導する構成としたものである。
【0011】また、前記ミラーは、第1軸とレーザビー
ム伝送路の中心軸とで形成される角度の2等分線がミラ
ー反射面上の垂線と一致するように追従させるミラー角
度設定機構、第1アーム並びに第2アームの角度変化に
伴う第1軸とレーザビーム伝送路の中心軸との交点の位
置の変化量に追従させるミラー位置設定機構を装備する
。さらに、前記第2アームの先端に、第2アームの軸心
と同軸の第4軸の回りに回転する第1中空ヘッドを取り
付け、第1中空ヘッドに第4軸と垂直な第5軸の回りに
回転する第2中空ヘッドを取り付け、この直交する2軸
の交点にレーザビームを反射する第2のミラーを配置し
、レーザビームをノズルに誘導する構成とする。
【0012】
【作用】旋回コラムの回転中心の第1軸と第2アームの
中心の延長線との交点に配備されたミラーは、第1アー
ム、第2アームの俯仰動作による角度変化に追従して、
第1軸と同心に入射されたレーザビームを第2アーム内
に設けたレーザビーム伝送路に誘導する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す多関節形レー
ザ加工ロボットの斜視図である。この多関節形レーザ加
工ロボット(以下、単にロボットという)は、設置台1
,旋回コラム2,第1アーム3,第2アーム4,第1中
空ヘッド5,及び第2中空ヘッド6を備える。旋回コラ
ム2は、設置台1に対して垂直方向の第1軸J1 の回
りに回転し、第1アーム3が組み込まれている。第1ア
ーム3は、第2軸J2 の回りに俯仰し、先端部に第2
アーム4が組み込まれている。第2アーム4は、第3軸
J3 の回りに俯仰し、先端部に第1中空ヘッド5が組
み込まれている。第1中空ヘッド5は、第2アーム4内
部に設けられたレーザビーム伝送路8の軸心と同心の第
4軸J4 の回りに回転し、第4軸J4 と垂直に第2
中空ヘッド6が組み込まれている。第2中空ヘッド6は
、第4軸J4 と垂直同一平面上に形成された第5軸J
5 の回りに旋回し、第5軸J5 と垂直同一平面上に
形成された軸J0 と同心に形成されたレーザービーム
の被加工物への出射口であるノズル7より構成されてい
る。そして、このロボットは、設置台1の側面から第1
軸J1 との交点a0 に入射されたレーザービームB
i1(設置台1の下部より第1軸J1 と同心に入射す
る場合のレーザービームは、Bi2)は、ミラーm0 
により第1軸J1 と同心に反射され、第1軸J1 と
第4軸J4 との交点a1 に誘導される。交点a1 
に誘導されたレーザービームは、ミラーm1 により第
4軸J4 と同心に反射され、第2アーム4内に設けら
れたレーザービーム伝送路8を通り、第4軸J4 と第
5軸J5 の交点a2 に誘導される。交点a2 に誘
導されたレーザービームは、第1中空ヘッド5の内部に
組み込まれたミラーm2 により第5軸J5 と同心に
反射され、第5軸J5と同一平面上に形成された第5軸
J5 に垂直な軸J0 との交点a3 に誘導される。 交点a3 に誘導されたレーザービームは、第2中空ヘ
ッド6の内部に組み込まれた放物面鏡Pm により集光
され、軸J0 の外周部に同軸に組み込まれたノズル7
よりレーザービームB0 としてロボットの外部に出射
される。第1中空ヘッド5,第2中空ヘッド6の内部は
レーザービームが貫通可能な構造となっている。
【0014】以上の構成を機械的に単純化すると図2の
ようになり、ミラーm0 は反射面に第1軸J1 との
交点a0 を包含させ、かつ、該反射面を第1軸J1 
と第4軸J4の交点a1 に向け設置台1に取り付け、
ミラーm1 は反射面に第1軸J1 と第4軸J4 と
の交点a1 を包含させ、かつ、該反射面を第4軸J4
 と第5軸J5との交点a2 側に向けて旋回コラム2
上に設けたミラー位置設定機構9を介しミラー角度設定
機構10に取り付ける。 ミラー位置設定機構9にはミラー角度設定機構10が組
み込まれており、ミラーm1 はこのミラー角度設定機
構10に設けられた第6軸J6 の回りに反射面を回転
可能に取り付ける。ミラー位置設定機構9は第1アーム
3の背面側において旋回コラム2上に立設された立板1
1に取り付けられ、第7軸J7 に沿って上下動する。 ミラーm2 は反射面に第4軸J4 と第5軸J5 と
の交点a2 を包含させ、かつ、該反射面を第5軸J5
 と第5軸と同一平面上に形成された第5軸に垂直な軸
J0 との交点a3 側に向けて第1中空ヘッド5内部
に取り付け、放物面鏡Pm は反射面上に第5軸J5 
と軸J0 との交点a3を包含させ、かつ、該反射面を
軸J0 側に向け軸J0 上に放物面鏡Pm の焦点が
くるように取り付ける。
【0015】ミラーm1 には前記交点a1 を通る法
線を、ミラーm1 に入射するレーザビームと第4軸J
4 とが構成する角度の2等分線nに一致させるミラー
角度設定機構10と第1アーム3と第2アーム4の俯仰
角度の変化にともない交点a1 がミラーm1 に入射
するレーザビームの軸心上の変化量に追従し一致させる
ミラー位置設定機構9が付設されている。ミラーm1の
ミラー角度設定機構10,ミラー位置設定機構9は図3
,図4に示すように、次の構成を有する。図3は側面図
、図4は正面図である。フレーム9aに組み込まれたミ
ラー位置設定移動用サーボモータ9bの軸端にボールネ
ジ9cを取り付け、ボールネジ9cを回転することによ
りミラー取付フレーム9dをミラーm1 に入射するレ
ーザビームと平行に構成された第7軸J7上で移動させ
る。ミラー位置設定移動用サーボモータ9bは移動量検
出器9eを備え、検出したミラー取付フレーム9dの移
動量に基づき、通常のサーボ制御によりミラー位置設定
移動用サーボモータ9bを第1アーム3,第2アーム4
の俯仰角度より算定された移動量だけ移動させるもので
ある。ミラー取付軸10aはミラー取付フレーム9dに
前記交点a1 を包含する第6軸J6 を回転軸心とし
て回転自在に保持されている。ミラーm1 はその反射
面を包含する交点a1 並びに第6軸J6 を回転軸心
として回転するようにミラー取付軸10aに固着されて
いる。ミラーm1 はミラー取付フレーム9dに組み込
まれたミラー角度設定回転用サーボモータ10bにより
該モータ10bの軸端に取り付けられたミラー取付軸1
0aを介して回転駆動される。ミラー角度設定回転用サ
ーボモータ10bはミラー回転角度検出器10cを備え
、検出したミラーm1 の角度に基づき通常のサーボ制
御によりミラーm1 の反射面上の前記交点a1 を通
る法線を、ミラーm1に入射するレーザビームと第4軸
J4 とが形成する角度の2等分線nに一致するように
させるものである。
【0016】以上の構成を座標系に単純化すると、図5
,図6のようになる。図5はレーザビームを設置台1の
側面または下部より入射させた場合であり、図6は旋回
コラム2の上部より第1軸J1 と同心に入射させた場
合である。図に示すように、第1軸J1 から距離Mだ
け偏心した位置に第2軸J2 を設け、第2軸J2 と
第3軸J3 間の距離すなわち第1アーム3の腕の長さ
をLとしたときに、第1アーム3が第2軸J2 を中心
に角度αだけ傾き、第2アーム4が第3軸J3 を中心
に角度θだけ傾いたとき、ミラーm1 はm11の位置
まで移動させる必要がある。このときの移動量S=(M
+Lsin α)tan θで求められる。
【0017】ロボットは、前記の第1軸J1 ,第2軸
J2 ,第3軸J3 ,第4軸J4 ,第5軸J5 ,
第6軸J6 を回転させるそれぞれのサーボモータ及び
第7軸J7 の移動軸をCNC制御装置により駆動して
、ノズル7を三次元空間の任意の位置に、任意の角度で
被加工物を狙い、その位置でレーザビームを出射しレー
ザ加工を行う。すなわち、図7に示すように、ロボット
に組み込まれた第2軸J2 ,第3軸J3 の角度検出
信号はロボット制御装置21に入力され、ロボット制御
装置21にて前記の数式S=(M+Lsin α)ta
n θを演算し、並びに第1軸J1 と第4軸J4 と
で形成される角度の2等分線がミラーm1 の交点a1
 を通る法線と一致するようにミラー駆動制御装置22
を制御する。
【0018】次に、ロボットの動作範囲を比較して示す
と、図8,図9のようになる。図8は本発明に係るミラ
ー可動の多関節形レーザ加工ロボットの構成を、図9は
従来のミラー可動の極座標形レーザ加工ロボットの構成
を、それぞれ機械的に単純化して示したものである。い
ま、第1軸J1 の軸心からの最大距離Xを同一寸法に
すると、動作範囲25を示すY,Z寸法がミラー可動の
極座標形レーザ加工ロボットの場合よりミラー可動の多
関節形レーザ加工ロボットのほうが大きくなる。なおこ
のときのミラーの使用枚数は同一である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロボット
の動作範囲が大きく、ミラーの枚数を著しく減少した多
関節形レーザ加工ロボットが得られる。そのため、ミラ
ーによるレーザビームの伝達エネルギーの減衰を低く抑
えることができ、ミラーの校正、交換等ミラーに関する
調整、保守、点検の作業を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による多関節形レーザ加工ロ
ボットを透視的に示す斜視図である。
【図2】実施例の構成の模式図である。
【図3】実施例におけるミラー角度設定機構及びミラー
位置設定機構の側面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】レーザビームをロボットの下部から入射する場
合の図1のロボットの座標系を示した模式図である。
【図6】レーザビームをロボットの上部から入射する場
合の図1のロボットの座標系を示した模式図である。
【図7】実施例のロボットの制御ブロック図である。
【図8】実施例のミラー可動多関節形ロボットの動作範
囲を示す模式図である。
【図9】従来のミラー可動極座標形ロボットの動作範囲
を示す模式図である。
【図10】従来の多関節形レーザ加工ロボットの模式図
である。
【図11】従来のミラー可動極座標形ロボットの斜視図
である。
【図12】図11の構成の模式図である。
【図13】図11のロボットにおけるミラー角度設定機
構の斜視図である。
【符号の説明】 1  設置台 2  旋回コラム 3  第1アーム 4  第2アーム 5  第1中空ヘッド 6  第2中空ヘッド 7  ノズル 8  レーザビーム伝送路 9  ミラー位置設定機構 10  ミラー角度設定機構 11  立板 m0 ,m1 ,m2   ミラー Pm   放物面鏡 a0 ,a1 ,a2 ,a3   交点J1   第
1軸 J2   第2軸 J3   第3軸 J4   第4軸 J5   第5軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  設置台と、該設置台上に該設置台に対
    し垂直な中心軸の回りに回転可能に設置された旋回コラ
    ムと、該旋回コラムに俯仰可能に連結された第1アーム
    と、該第1アームに俯仰可能に連結された第2アームと
    、該第2アームの回転中心を通り前記旋回コラムの回転
    中心と同一平面を形成する軸心と同心に前記第2アーム
    の内部に設けられたレーザビーム伝送路と、前記旋回コ
    ラムの回転中心軸とレーザビーム伝送路の中心の延長線
    との交点に配備され、前記旋回コラムの回転中心軸と同
    心に入射されたレーザビームを反射し前記レーザビーム
    伝送路に導くミラーとを具備する多関節形レーザ加工ロ
    ボット。
  2. 【請求項2】  前記ミラーは、前記レーザビーム伝送
    路の中心軸と前記旋回コラムの回転中心軸とで形成され
    る角度の2等分線が前記ミラー反射面上の垂線と一致す
    るように回転追従させるミラー角度設定機構を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の多関節形レーザ加工ロボ
    ット。
  3. 【請求項3】  前記第1アームの回転中心と前記旋回
    コラムの回転中心軸との最短距離をM,前記第1アーム
    の回転中心と前記第2アームの回転中心とを結ぶ最短直
    線と前記旋回コラムの回転中心軸とで形成される角度を
    α,前記第1アームの回転中心と前記第2アームの回転
    中心との最短直線距離をL,前記旋回コラムの回転中心
    軸に対する垂線と前記レーザビーム伝送路の中心軸とで
    形成される角度をθとしたとき、α=0°,θ=0°の
    ときの前記旋回コラムの回転中心軸上における前記ミラ
    ーの回転中心位置を“0”とし、前記角度α,θが変化
    したときの前記ミラーの回転中心位置の“0”からの変
    化量をSとしたとき、前記ミラーは該ミラーの回転中心
    位置をS=(M+Lsin α)tan θで求められ
    る変化量に一致するように移動追従させるミラー位置設
    定機構を有することを特徴とする請求項1または2記載
    の多関節形レーザ加工ロボット。
  4. 【請求項4】  前記第2アームは、少なくとも2軸が
    直交しそのうちの1軸を前記レーザビーム伝送路の中心
    軸と一致させて該軸の回りに旋回可能な中空ヘッドを備
    え、さらに前記2軸の交点に第2のミラーを配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の多関節形レーザ加工ロボ
    ット。
JP3088078A 1991-04-19 1991-04-19 多関節形レーザ加工ロボット Expired - Lifetime JP2662679B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088078A JP2662679B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 多関節形レーザ加工ロボット
ITRM910903A IT1250149B (it) 1991-04-19 1991-11-28 Robot pluriarticolato di lavorazione con laser.
DE4139510A DE4139510A1 (de) 1991-04-19 1991-11-29 Vielgelenkiger laserbearbeitungsroboter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088078A JP2662679B2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 多関節形レーザ加工ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04319090A true JPH04319090A (ja) 1992-11-10
JP2662679B2 JP2662679B2 (ja) 1997-10-15

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