JPH0431902B2 - - Google Patents
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- JPH0431902B2 JPH0431902B2 JP59003736A JP373684A JPH0431902B2 JP H0431902 B2 JPH0431902 B2 JP H0431902B2 JP 59003736 A JP59003736 A JP 59003736A JP 373684 A JP373684 A JP 373684A JP H0431902 B2 JPH0431902 B2 JP H0431902B2
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- contact
- relay
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- brake
- release
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/04—Driver's valves
- B60T15/14—Driver's valves influencing electric control means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/66—Electrical control in fluid-pressure brake systems
- B60T13/665—Electrical control in fluid-pressure brake systems the systems being specially adapted for transferring two or more command signals, e.g. railway systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄道車両のエレクトロニユーマチツ
クエアブレーキの制御装置であつて、(イ)主空気導
管圧力を制御するための、サーボ圧力を監視す
る、手動操作可能なサーボ弁、(ロ)ブレーキ電流回
路及びレリーズ電流回路の励磁状態を監視する、
自動保持装置を有する電気的リレー装置を制御す
るための、サーボ弁に配置されていてサーボ弁が
レリーズ方向に変位せしめられる間だけ閉じてい
る接点を有する第1の電気的スイツチ装置、(ハ)リ
レー装置を監視するための、サーボ圧力を主空気
導管圧力とは逆向きに負荷されるピストンによつ
て切換可能な第2の電気的スイツチ装置、(ニ)主空
気導管圧力を制御するための、ブレーキ電流回路
もしくはレリーズ電流回路により励磁可能な電磁
弁を備えている形式のものに関する。
クエアブレーキの制御装置であつて、(イ)主空気導
管圧力を制御するための、サーボ圧力を監視す
る、手動操作可能なサーボ弁、(ロ)ブレーキ電流回
路及びレリーズ電流回路の励磁状態を監視する、
自動保持装置を有する電気的リレー装置を制御す
るための、サーボ弁に配置されていてサーボ弁が
レリーズ方向に変位せしめられる間だけ閉じてい
る接点を有する第1の電気的スイツチ装置、(ハ)リ
レー装置を監視するための、サーボ圧力を主空気
導管圧力とは逆向きに負荷されるピストンによつ
て切換可能な第2の電気的スイツチ装置、(ニ)主空
気導管圧力を制御するための、ブレーキ電流回路
もしくはレリーズ電流回路により励磁可能な電磁
弁を備えている形式のものに関する。
このような形式の制御装置はドイツ連邦共和国
特許第1605260号明細書により公知である。この
公知の制御装置では、電気的なリレー装置が第2
の電気スイツチ装置の応動後にしか作動せず、換
言すればブレーキ電流回路もしくはリレー電流回
路がサーボ圧力と主空気導管圧力との圧力差によ
るピストンの移動後にしか励磁されない。従つ
て、サーボ弁における制御過程が小さいと、サー
ボ弁はピストンを変位させるには不十分な僅かな
サーボ圧力変化しか生ぜしめず、電気的なリレー
装置は応動せず、またブレーキ電流回路もしくは
レリーズ電流回路は励磁されない。このような僅
かな制御動作過程は要するに純粋にニユーマチツ
クな過程であり、従つて比較的長い列車編成では
相応して大きな時間的遅れを生じることがある。
他の点では公知の制御装置は、サーボ圧力が一定
にとどまつている場合に、主空気導管中に生じる
圧力低下にさいしてレリーズ電流回路の励磁によ
るいかなる反対制御も行なわず、要するに列車の
行なう緊急制動は妨げられず迅速に行なわれる。
これに反して、主空気導管中に例えば温度変化又
は振動により圧力上昇が生じた場合には、公知の
制御装置が応動動作し、ブレーキ電流回路の励磁
により不都合な反対制御が行なわれることがあ
る。
特許第1605260号明細書により公知である。この
公知の制御装置では、電気的なリレー装置が第2
の電気スイツチ装置の応動後にしか作動せず、換
言すればブレーキ電流回路もしくはリレー電流回
路がサーボ圧力と主空気導管圧力との圧力差によ
るピストンの移動後にしか励磁されない。従つ
て、サーボ弁における制御過程が小さいと、サー
ボ弁はピストンを変位させるには不十分な僅かな
サーボ圧力変化しか生ぜしめず、電気的なリレー
装置は応動せず、またブレーキ電流回路もしくは
レリーズ電流回路は励磁されない。このような僅
かな制御動作過程は要するに純粋にニユーマチツ
クな過程であり、従つて比較的長い列車編成では
相応して大きな時間的遅れを生じることがある。
他の点では公知の制御装置は、サーボ圧力が一定
にとどまつている場合に、主空気導管中に生じる
圧力低下にさいしてレリーズ電流回路の励磁によ
るいかなる反対制御も行なわず、要するに列車の
行なう緊急制動は妨げられず迅速に行なわれる。
これに反して、主空気導管中に例えば温度変化又
は振動により圧力上昇が生じた場合には、公知の
制御装置が応動動作し、ブレーキ電流回路の励磁
により不都合な反対制御が行なわれることがあ
る。
本発明の課題は、はじめに述べた形式の制御装
置を改良して、ブレーキ電流回路もしくはレリー
ズ電流回路の短時間の励磁によつてサーボ弁のと
ころに生ぜしめられる制御動作過程が小さい場合
にも所期の効果が迅速に生ぜしめられると共に、
主空気導管中に生じる圧力変化のみではレリーズ
電流回路の励磁もブレーキ電流回路の励磁も生ぜ
しめられないようにすることにある。さらに制御
装置が、公知の制御装置と同じく、サーボ弁のと
ころにおける制御動作過程が比較的大きい場合
に、ブレーキ電流回路もしくはリレーズ電流回路
を、たんに主空気導管圧力が変化したサーボ圧力
と平衡する迄の間だけ励磁するようにすることに
ある。
置を改良して、ブレーキ電流回路もしくはレリー
ズ電流回路の短時間の励磁によつてサーボ弁のと
ころに生ぜしめられる制御動作過程が小さい場合
にも所期の効果が迅速に生ぜしめられると共に、
主空気導管中に生じる圧力変化のみではレリーズ
電流回路の励磁もブレーキ電流回路の励磁も生ぜ
しめられないようにすることにある。さらに制御
装置が、公知の制御装置と同じく、サーボ弁のと
ころにおける制御動作過程が比較的大きい場合
に、ブレーキ電流回路もしくはリレーズ電流回路
を、たんに主空気導管圧力が変化したサーボ圧力
と平衡する迄の間だけ励磁するようにすることに
ある。
この課題は本発明によれば、はじめに述べた形
式の制御装置において、第1のスイツチ装置が、
サーボ弁の制動方向への変位のさいにだけ閉じる
さらに別の接点を有しており、かつリレー装置
が、その作動のさいに、第1のスイツチ装置の接
点によつて監視される電流回路を直接又は間接に
遮断する接点を有しており、かつ自動保持装置が
第2のスイツチ装置の接点によつて接続及び遮断
可能であることによつて、解決されている。
式の制御装置において、第1のスイツチ装置が、
サーボ弁の制動方向への変位のさいにだけ閉じる
さらに別の接点を有しており、かつリレー装置
が、その作動のさいに、第1のスイツチ装置の接
点によつて監視される電流回路を直接又は間接に
遮断する接点を有しており、かつ自動保持装置が
第2のスイツチ装置の接点によつて接続及び遮断
可能であることによつて、解決されている。
制御装置のこのような構成によれば、リレー装
置が第1のスイツチ装置側から制御された後にこ
の制御をリレー装置の応動のさいに遮断し、これ
によりブレーキ電流回路もしくはレリーズ電流回
路の極めて短時間の励磁による僅かな制御動作過
程も敏感に取出され、しかもこのさい極めて迅速
に列車全長にわたつて主空気導管圧力の相応する
僅かな変化を生ぜしめることができる。これに反
して、サーボ弁によつて開始される制御動作過程
が比較的大きい場合には、第2のスイツチ装置と
共に自動保持装置が応動し、リレー装置をその応
動後サーボ圧力と主空気導管圧力とがそのつど平
衡になる迄励磁状態に保持し、その結果制御過程
が比較的大きい場合にも迅速かつ正確に列車全長
にわたり主空気導管の相応して大きな圧力変化が
生ぜしめられる。これに反して主空気導管圧力だ
けが変化した場合には第2のスイツチ装置のみが
応動し、自動保持装置は未だ励磁されていないリ
レー装置を励磁することができず、リレー装置は
ブレーキ電流回路もしくはレリーズ電流回路と共
に休止状態にとどまつており、従つていかなる不
都合な反対制御も行なわれない。
置が第1のスイツチ装置側から制御された後にこ
の制御をリレー装置の応動のさいに遮断し、これ
によりブレーキ電流回路もしくはレリーズ電流回
路の極めて短時間の励磁による僅かな制御動作過
程も敏感に取出され、しかもこのさい極めて迅速
に列車全長にわたつて主空気導管圧力の相応する
僅かな変化を生ぜしめることができる。これに反
して、サーボ弁によつて開始される制御動作過程
が比較的大きい場合には、第2のスイツチ装置と
共に自動保持装置が応動し、リレー装置をその応
動後サーボ圧力と主空気導管圧力とがそのつど平
衡になる迄励磁状態に保持し、その結果制御過程
が比較的大きい場合にも迅速かつ正確に列車全長
にわたり主空気導管の相応して大きな圧力変化が
生ぜしめられる。これに反して主空気導管圧力だ
けが変化した場合には第2のスイツチ装置のみが
応動し、自動保持装置は未だ励磁されていないリ
レー装置を励磁することができず、リレー装置は
ブレーキ電流回路もしくはレリーズ電流回路と共
に休止状態にとどまつており、従つていかなる不
都合な反対制御も行なわれない。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
制御装置は第1図によればサーボ弁1を有し、
このサーボ弁は手動操作部材として、ハンドル2
によつて回転可能な軸3を有している。軸3には
並列的に、後述するクラツチ4、カムローラ5、
歯車6及びカムデイスク7が配置されている。カ
ムローラ5は複数の、図示はされていない突出範
囲を有し、これらの範囲は少なくとも3つの接点
8,9及び10と協働してこれらの接点を軸3の
所定の回転位置で開もしくは閉の状態に保持す
る。さらにカムローラ5は通常の図示されていな
い形式でニユーマチツク弁、例えば急ブレーキ弁
及び/又は遮断弁を操作するために役立つ。歯車
6は非摩擦型ブレーキ、例えば電磁ブレーキ用の
通常の公知の制御装置11の駆動ピニオンと噛合
つている。図示されていない非摩擦型ブレーキは
ケーブル12を介して制御装置11に接続されて
いる。カムデイスク7はニユーマチツク式圧力調
整器14の調節ロツド13と協働する。圧力調整
器14の構造及び機能は、例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第1605239号明細書によつて公知
であり、従つて該圧力調整器の詳細な説明は省略
する。要するに、カムデイスク7のそのつどの回
転位置に相応して調節ロツド13が所定の軸方向
位置へ調節され、かつ導管15を介して圧力空気
を供給される圧力調整器14がその室16及びこ
の室に接続している導管17内に相応する高さの
圧力(サーボ圧力)を生ぜしめる。カムデイスク
7は、軸3が回転した位置にないときに調節ロツ
ド13と協働する外周に、通常の図示されていな
い形式で係止突起を有しており、これらはばね弾
性的に後退可能に支承された係止ピン18と協働
する。軸3は個々の回転位置で係止され、それぞ
れ感知可能になつている。
このサーボ弁は手動操作部材として、ハンドル2
によつて回転可能な軸3を有している。軸3には
並列的に、後述するクラツチ4、カムローラ5、
歯車6及びカムデイスク7が配置されている。カ
ムローラ5は複数の、図示はされていない突出範
囲を有し、これらの範囲は少なくとも3つの接点
8,9及び10と協働してこれらの接点を軸3の
所定の回転位置で開もしくは閉の状態に保持す
る。さらにカムローラ5は通常の図示されていな
い形式でニユーマチツク弁、例えば急ブレーキ弁
及び/又は遮断弁を操作するために役立つ。歯車
6は非摩擦型ブレーキ、例えば電磁ブレーキ用の
通常の公知の制御装置11の駆動ピニオンと噛合
つている。図示されていない非摩擦型ブレーキは
ケーブル12を介して制御装置11に接続されて
いる。カムデイスク7はニユーマチツク式圧力調
整器14の調節ロツド13と協働する。圧力調整
器14の構造及び機能は、例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第1605239号明細書によつて公知
であり、従つて該圧力調整器の詳細な説明は省略
する。要するに、カムデイスク7のそのつどの回
転位置に相応して調節ロツド13が所定の軸方向
位置へ調節され、かつ導管15を介して圧力空気
を供給される圧力調整器14がその室16及びこ
の室に接続している導管17内に相応する高さの
圧力(サーボ圧力)を生ぜしめる。カムデイスク
7は、軸3が回転した位置にないときに調節ロツ
ド13と協働する外周に、通常の図示されていな
い形式で係止突起を有しており、これらはばね弾
性的に後退可能に支承された係止ピン18と協働
する。軸3は個々の回転位置で係止され、それぞ
れ感知可能になつている。
導管15は、図示されていないコンプレツサか
ら常に圧力空気を負荷されている主タンク導管1
9に接続されている。さらに、列車車両間に連結
される主空気導管20が設けられており、その圧
力は公知の形式で、図示されていないニユーマチ
ツクブレーキ制御弁を制御し、この制御弁自体は
摩擦ブレーキ用のやはり図示されていないブレー
キシリンダの圧力負荷を制御する。個々の車両に
はブレーキ電磁弁21及びレリーズ電磁弁22が
設けられており、これらは励磁されると主空気導
管20を大気中に排気せしめもしくは主タンク導
管19から主空気導管20への圧力空気の供給を
制御する。
ら常に圧力空気を負荷されている主タンク導管1
9に接続されている。さらに、列車車両間に連結
される主空気導管20が設けられており、その圧
力は公知の形式で、図示されていないニユーマチ
ツクブレーキ制御弁を制御し、この制御弁自体は
摩擦ブレーキ用のやはり図示されていないブレー
キシリンダの圧力負荷を制御する。個々の車両に
はブレーキ電磁弁21及びレリーズ電磁弁22が
設けられており、これらは励磁されると主空気導
管20を大気中に排気せしめもしくは主タンク導
管19から主空気導管20への圧力空気の供給を
制御する。
サーボ圧力を導く導管17はリレー弁24の制
御室23に接続されている。この制御室23はピ
ストン25を介して後側制御室26から仕切られ
ている。この後側制御室26はノズル27を介し
て弁室28に接続されており、この弁室28は導
管29を介して大きな横断面を以つて主空気導管
20に接続している。ピストン25は弁管30に
接続しており、これは、一方においては、弁室2
8内へ突入していて、かつこの範囲に配置された
普通の弁装置31を制御し、この弁装置は、主タ
ンク導管19に接続した室32から圧力空気を弁
室28へ供給せしめ、又は弁室28を大気に接続
して排気させ又は弁室28を室32及び大気との
両接続状態から遮断することができる。さらにリ
レー弁は例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第
1605241号明細書により公知のリレー弁と同様に
通常の公知の付加的装置を有していることができ
る。弁管30は他方においては大気中にもしくは
ケーシング部分33内へ突入しており、このケー
シング部分には後に説明するようにスイツチ装置
34が配置されている。
御室23に接続されている。この制御室23はピ
ストン25を介して後側制御室26から仕切られ
ている。この後側制御室26はノズル27を介し
て弁室28に接続されており、この弁室28は導
管29を介して大きな横断面を以つて主空気導管
20に接続している。ピストン25は弁管30に
接続しており、これは、一方においては、弁室2
8内へ突入していて、かつこの範囲に配置された
普通の弁装置31を制御し、この弁装置は、主タ
ンク導管19に接続した室32から圧力空気を弁
室28へ供給せしめ、又は弁室28を大気に接続
して排気させ又は弁室28を室32及び大気との
両接続状態から遮断することができる。さらにリ
レー弁は例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第
1605241号明細書により公知のリレー弁と同様に
通常の公知の付加的装置を有していることができ
る。弁管30は他方においては大気中にもしくは
ケーシング部分33内へ突入しており、このケー
シング部分には後に説明するようにスイツチ装置
34が配置されている。
第1図に原理的構成が示されている、サーボ弁
1のクラツチ4は、軸3に不動に結合されたクラ
ツチ部分35を有し、このクラツチ部分は電磁コ
イル36の励磁によつて、伝達トルクの点で制限
を有する摩擦クラツチの形式で、他方のクラツチ
部分37と連結可能である。クラツチ部分37は
切換部材38を有し、これは両側からそのつど1
つのばね弾性的に後退可能なロツド39の負荷を
受けている。切換部材38、ひいてはまたクラツ
チ部分37は要するに、弾性的なばね力に抗して
中間の休止位置から両側へ変位することができ
る。さらに、クラツチ部分37は2つの接点40
及び41と協働し、これらは切換部材38が休止
位置にあるときには開かれており、その一方の接
点40は切換部材38が一方の方向へ変位したさ
いに、また他方の接点41は切換部材38が他方
の方向へ変位したさいに、閉じられる。クラツチ
4並びに、第1の電気的スイツチ装置42に所属
している接点40及び41の構成及び動作は第2
図から理解することができる。即ち第2図によれ
ば、一方のクラツチ部分35は環状体として製作
されており、これはキーもしくはねじにより軸3
に不動に結合されている。軸3にはクラツチ部分
35に隣接して並列的にもう1つの、やはり環状
に製作されたクラツチ部分37が回転可能に支承
されており、これは環状に形成された電磁コイル
36を有している。電気導線43を介して電磁コ
イル36は励磁可能である。切換部材をなす板ば
ね38′はその一端でクラツチ部分37に、他端
で支持体44に取付けられ、クラツチ部分37と
支持体44との間に張設されている。クラツチ部
分37から半径方向外側へ向つて延びている板ば
ね38′の中心範囲の両側にはそのつど1つのマ
イクロスイツチ45,46が配置されている。接
点40,41を含んでいるマイクロスイツチ4
5,46の、ばね弾性的に後退可能に支承された
スイツチロツド47及び48は板ばね38′に両
側から当接しており、従つて第1図のロツド39
の機能を有している。
1のクラツチ4は、軸3に不動に結合されたクラ
ツチ部分35を有し、このクラツチ部分は電磁コ
イル36の励磁によつて、伝達トルクの点で制限
を有する摩擦クラツチの形式で、他方のクラツチ
部分37と連結可能である。クラツチ部分37は
切換部材38を有し、これは両側からそのつど1
つのばね弾性的に後退可能なロツド39の負荷を
受けている。切換部材38、ひいてはまたクラツ
チ部分37は要するに、弾性的なばね力に抗して
中間の休止位置から両側へ変位することができ
る。さらに、クラツチ部分37は2つの接点40
及び41と協働し、これらは切換部材38が休止
位置にあるときには開かれており、その一方の接
点40は切換部材38が一方の方向へ変位したさ
いに、また他方の接点41は切換部材38が他方
の方向へ変位したさいに、閉じられる。クラツチ
4並びに、第1の電気的スイツチ装置42に所属
している接点40及び41の構成及び動作は第2
図から理解することができる。即ち第2図によれ
ば、一方のクラツチ部分35は環状体として製作
されており、これはキーもしくはねじにより軸3
に不動に結合されている。軸3にはクラツチ部分
35に隣接して並列的にもう1つの、やはり環状
に製作されたクラツチ部分37が回転可能に支承
されており、これは環状に形成された電磁コイル
36を有している。電気導線43を介して電磁コ
イル36は励磁可能である。切換部材をなす板ば
ね38′はその一端でクラツチ部分37に、他端
で支持体44に取付けられ、クラツチ部分37と
支持体44との間に張設されている。クラツチ部
分37から半径方向外側へ向つて延びている板ば
ね38′の中心範囲の両側にはそのつど1つのマ
イクロスイツチ45,46が配置されている。接
点40,41を含んでいるマイクロスイツチ4
5,46の、ばね弾性的に後退可能に支承された
スイツチロツド47及び48は板ばね38′に両
側から当接しており、従つて第1図のロツド39
の機能を有している。
第2図によれば、軸3が一方又は他方の方向−
サーボ弁1(第1図)のためのブレーキ操作方向
又はレリーズ操作方向−に回動すると、クラツチ
部分35も一緒に連行される。電磁コイル36が
励磁されていないときにはクラツチ部分37はこ
の回転運動中図示の中間の休止位置にとどまつて
いる。この休止位置は張設されている板ばね3
8′によつて規定されこの休止位置では両接点4
0及び41は開かれている。これに反して電磁コ
イル36が励磁されると、クラツチ部分37は所
定の回転角度だけクラツチ部分35の回転運動に
追従し、この場合板ばね38′はその真直に延び
た休止位置から一方又は他方の側へ弾性的にたわ
み変形する。板ばね38′のこの変形のさいスイ
ツチロツド47又は48を介して接点40又は4
1の一方が閉じられる。クラツチ部分37はこの
状態においてはその中央の休止位置から一方の方
向に弾性的に振れている。電磁コイル36の励磁
が遮断されると、クラツチ部分37は板ばね3
8′のばね力により第2図に示されている中央の
休止位置へ戻され、このさい先に閉じられていた
接点40もしくは41は再び開かれる。従つて、
軸3が回転すると、その回転方向に関連して、電
磁コイル36が励磁されたさいに、第1のスイツ
チ装置42に所属する接点40又は41のそのつ
ど一方が閉じられ、電磁コイル36の励磁が遮断
されると再び開かれ、この場合クラツチ4及びス
イツチ装置42は再びそれらの出発位置へ戻され
る。
サーボ弁1(第1図)のためのブレーキ操作方向
又はレリーズ操作方向−に回動すると、クラツチ
部分35も一緒に連行される。電磁コイル36が
励磁されていないときにはクラツチ部分37はこ
の回転運動中図示の中間の休止位置にとどまつて
いる。この休止位置は張設されている板ばね3
8′によつて規定されこの休止位置では両接点4
0及び41は開かれている。これに反して電磁コ
イル36が励磁されると、クラツチ部分37は所
定の回転角度だけクラツチ部分35の回転運動に
追従し、この場合板ばね38′はその真直に延び
た休止位置から一方又は他方の側へ弾性的にたわ
み変形する。板ばね38′のこの変形のさいスイ
ツチロツド47又は48を介して接点40又は4
1の一方が閉じられる。クラツチ部分37はこの
状態においてはその中央の休止位置から一方の方
向に弾性的に振れている。電磁コイル36の励磁
が遮断されると、クラツチ部分37は板ばね3
8′のばね力により第2図に示されている中央の
休止位置へ戻され、このさい先に閉じられていた
接点40もしくは41は再び開かれる。従つて、
軸3が回転すると、その回転方向に関連して、電
磁コイル36が励磁されたさいに、第1のスイツ
チ装置42に所属する接点40又は41のそのつ
ど一方が閉じられ、電磁コイル36の励磁が遮断
されると再び開かれ、この場合クラツチ4及びス
イツチ装置42は再びそれらの出発位置へ戻され
る。
さらに、第1図の制御装置は、ブレーキリレー
50、レリーズリレー51及び第3の、レリーズ
監視に役立つリレー52を備えたリレー装置49
を有している。励磁コイル53によつて操作され
るブレーキリレー50は第1の接点54を有し、
これは非励磁状態では開かれており、図示されて
いない電源(+)からブレーキ電流回路56のケ
ーブルへ延びている接続導線55に接続されてい
る。さらにブレーキリレー50は2つの、励磁状
態で開かれる接点57,58を有している。レリ
ーズリレー51は励磁コイル59、電源に通じて
いる導線55とレリーズ電流回路62の区分61
との間の、非励磁状態において開いている接点6
0並びに非励磁状態で閉じている接点63を有し
ている。コイル64を有するリレー52は非励磁
状態で閉じている接点65及び、この状態で開い
ている接点66を有している。
50、レリーズリレー51及び第3の、レリーズ
監視に役立つリレー52を備えたリレー装置49
を有している。励磁コイル53によつて操作され
るブレーキリレー50は第1の接点54を有し、
これは非励磁状態では開かれており、図示されて
いない電源(+)からブレーキ電流回路56のケ
ーブルへ延びている接続導線55に接続されてい
る。さらにブレーキリレー50は2つの、励磁状
態で開かれる接点57,58を有している。レリ
ーズリレー51は励磁コイル59、電源に通じて
いる導線55とレリーズ電流回路62の区分61
との間の、非励磁状態において開いている接点6
0並びに非励磁状態で閉じている接点63を有し
ている。コイル64を有するリレー52は非励磁
状態で閉じている接点65及び、この状態で開い
ている接点66を有している。
リレー弁24に接続した第2のスイツチ装置3
4はケーシング部分33内に、弁管30に結合し
かつこれと共に運動可能な切換板67を有し、こ
れはピンガイド68により回動不能にガイドされ
ている。切換板67内には弁管30に対して平行
に延びている3つのスイツチロツド69,70及
び71が軸方向に移動可能に挿入されている。ス
イツチロツド69,70,71はそれぞれ、切換
板67に支持されているプレロードばね72によ
り、後側制御室26からのピストン25の圧力負
荷方向と同じ方向で負荷を受けており、かつその
つど1つのストツパ73によつて止められてい
る。スイツチロツド69,70及び71はそれぞ
れ操作ロツド74,75もしくは76の手前で終
つており、これらのロツドにはそれぞれ1つの接
点77,78もしくは79が所属している。ピス
トン25の図示の中心位置において弁装置31が
閉じられている場合接点77は開いており、この
接点77は、サーボ圧力による制御室23の側か
らの優勢な圧力負荷の作用でピストン25が移動
するさいにだけ閉じる。接点78は中心位置では
やはり開いており、この接点はしかし、後側制御
室26の側からの、ひいては主空気導管の圧力の
優勢な圧力負荷の作用でピストン25が移動する
さいに閉じる。接点79はやはりピストン25の
中心位置では開いており、優勢な主空気導管圧力
−負荷の作用でピストン25が移動するさいに閉
じる。
4はケーシング部分33内に、弁管30に結合し
かつこれと共に運動可能な切換板67を有し、こ
れはピンガイド68により回動不能にガイドされ
ている。切換板67内には弁管30に対して平行
に延びている3つのスイツチロツド69,70及
び71が軸方向に移動可能に挿入されている。ス
イツチロツド69,70,71はそれぞれ、切換
板67に支持されているプレロードばね72によ
り、後側制御室26からのピストン25の圧力負
荷方向と同じ方向で負荷を受けており、かつその
つど1つのストツパ73によつて止められてい
る。スイツチロツド69,70及び71はそれぞ
れ操作ロツド74,75もしくは76の手前で終
つており、これらのロツドにはそれぞれ1つの接
点77,78もしくは79が所属している。ピス
トン25の図示の中心位置において弁装置31が
閉じられている場合接点77は開いており、この
接点77は、サーボ圧力による制御室23の側か
らの優勢な圧力負荷の作用でピストン25が移動
するさいにだけ閉じる。接点78は中心位置では
やはり開いており、この接点はしかし、後側制御
室26の側からの、ひいては主空気導管の圧力の
優勢な圧力負荷の作用でピストン25が移動する
さいに閉じる。接点79はやはりピストン25の
中心位置では開いており、優勢な主空気導管圧力
−負荷の作用でピストン25が移動するさいに閉
じる。
電源に接続している導線55からは分岐導線8
0がサーボ弁1へ延びており、かつここで接点
8,9及び10のぞれぞれ一方の側に接続してい
る。両接点8及び9は走行位置もしくはサーボ弁
1のレリーズ位置で開かれており、かつサーボ弁
1のブレーキ位置においては接点8は完全ブレー
キ位置に達する迄、また接点9は急ブレーキ位置
に達する迄、閉じる。接点10はサーボ弁1の急
ブレーキ位置においてのみ閉じられる。他方にお
いて接点8は両接点40及び41のそれぞれ一方
の側及び導線81に接続しており、この導線はレ
リーズリレー51の接点63及びブレーキリレー
50の接点58並びに、他方において接地された
電磁コイルに通じている導線82を介して導線接
続部43に延びている。接点8,63及び58は
従つて電磁コイル36と直列に電気回路に接続さ
れている。ハンドル2を介して軸3がブレーキ方
向もしくは既に生ぜしめられているブレーキ力を
強化する方向に回転せしめられかつ電磁コイル3
6が励磁されたときに閉じる接点40の第2の側
からは導線83が接点10の第2の側へ延びてお
り、かつ該接点に対して並列に、他方の側で接地
されたブレーキリレー50の励磁コイル53へ延
びている。軸3がブレーキレリーズのための調節
方向に回転せしめられかつ電磁コイル36が励磁
されたときにのみ閉じる接点41の第2の側から
は導線84がブレーキリレー50の接点57を介
して、レリーズリレー51の、他方の側において
接地された励磁コイル59へ延びている。接点9
の第2の側には、図示されていないブレーキへ延
びているケーブル85が接続されている。ブレー
キ電流回路56からはブレーキリレー50の近く
において分岐導線86が分岐しており、これは第
2のスイツチ装置34の接点78及びこの電流流
れ方向で開くダイオード87を介して励磁コイル
53もしくは導線83へ延びている。レリーズ電
気回路62の区分61からは導線88が第2のス
イツチ装置34の両接点77及び79へ延びてい
る。他方において接点77は導線89及び、この
電流流れ方向で開くダイオード90を介して両接
点41及び57間の導線84に接続しており、か
つこれに対して並列に、第3の、やはりこの電流
流れ方向で開くダイオード91を介して電磁コイ
ル36と接点58との間の導線82に接続してい
る。接点79の第2の側は導線92を介して、リ
レー52の、他方において接地されているコイル
64に接続されている。接点66はレリーズ電流
回路62の区分61から導線92もしくは励磁コ
イル64への接続導線93内に接続されている。
接点65は区分61とレリーズ電流回路62との
間に接続されている。
0がサーボ弁1へ延びており、かつここで接点
8,9及び10のぞれぞれ一方の側に接続してい
る。両接点8及び9は走行位置もしくはサーボ弁
1のレリーズ位置で開かれており、かつサーボ弁
1のブレーキ位置においては接点8は完全ブレー
キ位置に達する迄、また接点9は急ブレーキ位置
に達する迄、閉じる。接点10はサーボ弁1の急
ブレーキ位置においてのみ閉じられる。他方にお
いて接点8は両接点40及び41のそれぞれ一方
の側及び導線81に接続しており、この導線はレ
リーズリレー51の接点63及びブレーキリレー
50の接点58並びに、他方において接地された
電磁コイルに通じている導線82を介して導線接
続部43に延びている。接点8,63及び58は
従つて電磁コイル36と直列に電気回路に接続さ
れている。ハンドル2を介して軸3がブレーキ方
向もしくは既に生ぜしめられているブレーキ力を
強化する方向に回転せしめられかつ電磁コイル3
6が励磁されたときに閉じる接点40の第2の側
からは導線83が接点10の第2の側へ延びてお
り、かつ該接点に対して並列に、他方の側で接地
されたブレーキリレー50の励磁コイル53へ延
びている。軸3がブレーキレリーズのための調節
方向に回転せしめられかつ電磁コイル36が励磁
されたときにのみ閉じる接点41の第2の側から
は導線84がブレーキリレー50の接点57を介
して、レリーズリレー51の、他方の側において
接地された励磁コイル59へ延びている。接点9
の第2の側には、図示されていないブレーキへ延
びているケーブル85が接続されている。ブレー
キ電流回路56からはブレーキリレー50の近く
において分岐導線86が分岐しており、これは第
2のスイツチ装置34の接点78及びこの電流流
れ方向で開くダイオード87を介して励磁コイル
53もしくは導線83へ延びている。レリーズ電
気回路62の区分61からは導線88が第2のス
イツチ装置34の両接点77及び79へ延びてい
る。他方において接点77は導線89及び、この
電流流れ方向で開くダイオード90を介して両接
点41及び57間の導線84に接続しており、か
つこれに対して並列に、第3の、やはりこの電流
流れ方向で開くダイオード91を介して電磁コイ
ル36と接点58との間の導線82に接続してい
る。接点79の第2の側は導線92を介して、リ
レー52の、他方において接地されているコイル
64に接続されている。接点66はレリーズ電流
回路62の区分61から導線92もしくは励磁コ
イル64への接続導線93内に接続されている。
接点65は区分61とレリーズ電流回路62との
間に接続されている。
ブレーキ電流回路56から導線94を介してブ
レーキ電磁弁21が、またレリーズ電流回路62
から導線95を介してレリーズ電磁弁22が励磁
可能である。
レーキ電磁弁21が、またレリーズ電流回路62
から導線95を介してレリーズ電磁弁22が励磁
可能である。
ブレーキがレリーズされている休止位置では制
御装置の部分は第1図に示されている切換位置を
とつている。サーボ弁1はレリーズもしくは走行
位置にあり、圧力調整器14はこの場合主タンク
導管19から導管17、ひいてはまたリレー弁2
4の制御室23内へ、主空気導管20内の調整圧
力高さに相応する高さのサーボ圧力を生ぜしめ
る。リレー弁24はこれによりその弁装置31を
介して主空気導管20内に調整圧力高さに相応す
る高さの圧力を生ぜしめ、ピストン25は弁装置
31が再度閉じられかつ両サイドからの圧力空気
負荷が等しい状態において中心位置にある。サー
ボ弁1のところでは接点8,9,10並びに4
0,41が開かれておりまた電磁コイル36は励
磁されていない。リレー装置49のリレー50,
51及び52は無電流の状態にあり、それらの接
点は相応して第1図に示されている切換位置にあ
る。第2の切換装置34の接点77,78及び7
9はやはり開いている。ブレーキ電流回路56も
しくはレリーズ電流回路62は無電流の状態にあ
り、かつブレーキ電磁弁21もしくはレリーズ電
磁弁22は非励磁状態にありかつ閉じている。
御装置の部分は第1図に示されている切換位置を
とつている。サーボ弁1はレリーズもしくは走行
位置にあり、圧力調整器14はこの場合主タンク
導管19から導管17、ひいてはまたリレー弁2
4の制御室23内へ、主空気導管20内の調整圧
力高さに相応する高さのサーボ圧力を生ぜしめ
る。リレー弁24はこれによりその弁装置31を
介して主空気導管20内に調整圧力高さに相応す
る高さの圧力を生ぜしめ、ピストン25は弁装置
31が再度閉じられかつ両サイドからの圧力空気
負荷が等しい状態において中心位置にある。サー
ボ弁1のところでは接点8,9,10並びに4
0,41が開かれておりまた電磁コイル36は励
磁されていない。リレー装置49のリレー50,
51及び52は無電流の状態にあり、それらの接
点は相応して第1図に示されている切換位置にあ
る。第2の切換装置34の接点77,78及び7
9はやはり開いている。ブレーキ電流回路56も
しくはレリーズ電流回路62は無電流の状態にあ
り、かつブレーキ電磁弁21もしくはレリーズ電
磁弁22は非励磁状態にありかつ閉じている。
ハンドル2を介しての軸3の相応する回転によ
るブレーキ操作のためにサーボ弁1がブレーキ方
向に調節されると、軸3が第1の制動段に相応す
る回転位置に達する直前に両接点8,9が閉じ、
その結果、一方においてはケーブル85を介して
エレクトロダイナミツクブレーキが作動せしめら
れ、かつ他方においては接点8を介して両方のま
だ開いている接点40,41の一方の側に電圧が
印加され、同時に導線81及び両方の閉じた接点
63,58並びに導線82を介して、電磁コイル
36が励磁される。軸3が第1の制動段に相応す
る回転位置へさらに回転せしめられると、電磁コ
イル36の励磁によつて閉じられたクラツチ4を
介して切換部材38が、第2図について先に説明
されたように、その休止位置から変位し、これに
対して接点41は開いた状態にとどまつている。
接点40が閉じることによつて導線83は電源に
接続され、その結果ブレーキリレー50の励磁コ
イル53が励磁され、接点54を閉じ、さらに両
接点57,58を開く。ダイオード87はこの場
合第2のスイツチ装置34の接点78への電流を
遮断する。接点54を介してブレーキ電流回路5
6が電源に接続され、従つてまた、各車両におい
て導線94を介してブレーキ電磁弁21が励磁さ
れ、主空気導管20のための排気及び減圧が生ぜ
しめられる。ブレーキ電流回路56からは同時に
分岐導線86を介して接点78の一方の側に電圧
が印加される。これらの過程と同時にカムデイス
クを介して圧力調整器14が第1の制動段に相応
する、低減された圧力レベルに調節され、これに
より、リレー弁24の制御室23内の圧力は相応
して低減される。サーボ圧力を負荷される室容積
は比較的僅かであるから、第1の制動段を調節す
るためのサーボ圧力の最小値に達する圧力低下は
比較的迅速に行なわれ、従つてピストン25は、
主空気導管20、ひいては後側制御室26内のあ
まり迅速に低下しない優勢な圧力によつて、第1
図で言つて右側へ変位せしめられる。この変位の
さいにピストン25は、一方においては、主空気
導管20の空気を大気中に排出させるために弁装
置31の排気弁を開放し、また他方においては、
スイツチロツド70,71を介して第2のスイツ
チ装置34の両接点78,79を閉じ、これに対
して接点77はばね72を圧縮せしめながら開い
た状態にとどまつている。この場合接点78を介
してブレーキリレー50のための保持電流回路が
閉じられ、この保持電流回路は電源から閉じた接
点54を介してブレーキ電流回路56に電流を供
給しかつ分岐導線86、閉じた接点78及びダイ
オード87を介してブレーキリレー50の励磁コ
イル53を電源に接続した状態に保持する。これ
に反して接点79の閉鎖は如何なる作用も生ぜし
めない。ブレーキリレー50の励磁のさいに同様
に生ぜしめられる接点58の開放は電磁コイル3
6のための励磁電流回路を遮断し、その結果クラ
ツチ4が開きかつクラツチ部分37はロツド38
もしくは変位した板ばね38′の張力により接点
40を開放しながら再び中間の休止位置へ戻され
る。接点40が開かれるさい励磁コイル53は成
程サーボ弁1の側では電源から切り離されるが、
しかしてこの励磁コイルは、分岐路86、接点7
8及びダイオード87を含む保持電流回路を介し
て電源に接続した状態に保持されており、従つて
励磁されたままにとどまつており、従つてブレー
キリレー50は励磁状態のままになつており、か
つブレーキ電流回路56を電源に接続した状態に
保持している。主空気導管20、ひいてはまた後
側制御室26内における圧力が、第1制動段に相
応する、低減された圧力レベルに達すると、ピス
トン25はその図示の中間位置へ戻され、この場
合両接点78,79は開かれる。これにより、ブ
レーキリレー50のための保持電流回路は遮断さ
れ、このブレーキリレーは作用しなくなり、両接
点57,58は閉じられかつ接点54は開かれ
る。ブレーキ電流回路56はこれにより無電流と
なり、ブレーキ電磁弁21は作用しなくなり、そ
の結果主空気導管20の、ブレーキ電磁弁21を
介しての排気はもはや行なわれなくなる。これと
同時に、リレー弁24の弁装置31は、ピストン
25がその中間位置へ戻されるさいに、その遮断
位置へ戻され、その結果ここにおいても主空気導
管20の排気は遮断される。従つて主空気導管2
0内においてえられた、第1制動段に相応する圧
力は維持される。接点57の閉鎖は、接点41が
開かれている場合、如何なる作用も生ぜしめな
い。これに反して接点58の閉鎖は電磁コイル3
6のための励磁電流回路を再び閉じさせ、その結
果クラツチ4は再び閉じられる。ハンドル2が第
1の制動段の過程を生ぜしめるさいにさらに動か
されず、従つてまた軸3もさらに回転せしめられ
なかつたもしくは回転せしめられない場合、切換
部材38は、接点40及び41が開かれているさ
い、その中間の休止位置にあり、その結果クラツ
チ4の閉鎖は他の如何なる作用も生ぜしめない。
従つて第1の制動段が達成される。
るブレーキ操作のためにサーボ弁1がブレーキ方
向に調節されると、軸3が第1の制動段に相応す
る回転位置に達する直前に両接点8,9が閉じ、
その結果、一方においてはケーブル85を介して
エレクトロダイナミツクブレーキが作動せしめら
れ、かつ他方においては接点8を介して両方のま
だ開いている接点40,41の一方の側に電圧が
印加され、同時に導線81及び両方の閉じた接点
63,58並びに導線82を介して、電磁コイル
36が励磁される。軸3が第1の制動段に相応す
る回転位置へさらに回転せしめられると、電磁コ
イル36の励磁によつて閉じられたクラツチ4を
介して切換部材38が、第2図について先に説明
されたように、その休止位置から変位し、これに
対して接点41は開いた状態にとどまつている。
接点40が閉じることによつて導線83は電源に
接続され、その結果ブレーキリレー50の励磁コ
イル53が励磁され、接点54を閉じ、さらに両
接点57,58を開く。ダイオード87はこの場
合第2のスイツチ装置34の接点78への電流を
遮断する。接点54を介してブレーキ電流回路5
6が電源に接続され、従つてまた、各車両におい
て導線94を介してブレーキ電磁弁21が励磁さ
れ、主空気導管20のための排気及び減圧が生ぜ
しめられる。ブレーキ電流回路56からは同時に
分岐導線86を介して接点78の一方の側に電圧
が印加される。これらの過程と同時にカムデイス
クを介して圧力調整器14が第1の制動段に相応
する、低減された圧力レベルに調節され、これに
より、リレー弁24の制御室23内の圧力は相応
して低減される。サーボ圧力を負荷される室容積
は比較的僅かであるから、第1の制動段を調節す
るためのサーボ圧力の最小値に達する圧力低下は
比較的迅速に行なわれ、従つてピストン25は、
主空気導管20、ひいては後側制御室26内のあ
まり迅速に低下しない優勢な圧力によつて、第1
図で言つて右側へ変位せしめられる。この変位の
さいにピストン25は、一方においては、主空気
導管20の空気を大気中に排出させるために弁装
置31の排気弁を開放し、また他方においては、
スイツチロツド70,71を介して第2のスイツ
チ装置34の両接点78,79を閉じ、これに対
して接点77はばね72を圧縮せしめながら開い
た状態にとどまつている。この場合接点78を介
してブレーキリレー50のための保持電流回路が
閉じられ、この保持電流回路は電源から閉じた接
点54を介してブレーキ電流回路56に電流を供
給しかつ分岐導線86、閉じた接点78及びダイ
オード87を介してブレーキリレー50の励磁コ
イル53を電源に接続した状態に保持する。これ
に反して接点79の閉鎖は如何なる作用も生ぜし
めない。ブレーキリレー50の励磁のさいに同様
に生ぜしめられる接点58の開放は電磁コイル3
6のための励磁電流回路を遮断し、その結果クラ
ツチ4が開きかつクラツチ部分37はロツド38
もしくは変位した板ばね38′の張力により接点
40を開放しながら再び中間の休止位置へ戻され
る。接点40が開かれるさい励磁コイル53は成
程サーボ弁1の側では電源から切り離されるが、
しかしてこの励磁コイルは、分岐路86、接点7
8及びダイオード87を含む保持電流回路を介し
て電源に接続した状態に保持されており、従つて
励磁されたままにとどまつており、従つてブレー
キリレー50は励磁状態のままになつており、か
つブレーキ電流回路56を電源に接続した状態に
保持している。主空気導管20、ひいてはまた後
側制御室26内における圧力が、第1制動段に相
応する、低減された圧力レベルに達すると、ピス
トン25はその図示の中間位置へ戻され、この場
合両接点78,79は開かれる。これにより、ブ
レーキリレー50のための保持電流回路は遮断さ
れ、このブレーキリレーは作用しなくなり、両接
点57,58は閉じられかつ接点54は開かれ
る。ブレーキ電流回路56はこれにより無電流と
なり、ブレーキ電磁弁21は作用しなくなり、そ
の結果主空気導管20の、ブレーキ電磁弁21を
介しての排気はもはや行なわれなくなる。これと
同時に、リレー弁24の弁装置31は、ピストン
25がその中間位置へ戻されるさいに、その遮断
位置へ戻され、その結果ここにおいても主空気導
管20の排気は遮断される。従つて主空気導管2
0内においてえられた、第1制動段に相応する圧
力は維持される。接点57の閉鎖は、接点41が
開かれている場合、如何なる作用も生ぜしめな
い。これに反して接点58の閉鎖は電磁コイル3
6のための励磁電流回路を再び閉じさせ、その結
果クラツチ4は再び閉じられる。ハンドル2が第
1の制動段の過程を生ぜしめるさいにさらに動か
されず、従つてまた軸3もさらに回転せしめられ
なかつたもしくは回転せしめられない場合、切換
部材38は、接点40及び41が開かれているさ
い、その中間の休止位置にあり、その結果クラツ
チ4の閉鎖は他の如何なる作用も生ぜしめない。
従つて第1の制動段が達成される。
はじめから、第1の制動段ではなしに、完全制
動に至るまでのさらに強い制動段を生ぜしめる場
合には、上に述べた動作過程に相応する動作過程
が生ぜしめられる。ただこの場合には、軸3が相
応する制動段に達するまで回転せしめられかつサ
ーボ圧力並びに主空気導管圧力が相応してより低
い、当該制動段に相応する圧力まで低下せしめら
れる。
動に至るまでのさらに強い制動段を生ぜしめる場
合には、上に述べた動作過程に相応する動作過程
が生ぜしめられる。ただこの場合には、軸3が相
応する制動段に達するまで回転せしめられかつサ
ーボ圧力並びに主空気導管圧力が相応してより低
い、当該制動段に相応する圧力まで低下せしめら
れる。
第1の制動段から出発して制動作用を強化して
いこうとする場合には、これを単数もしくは複数
のそのつど小さな制動段に分けて又は比較的大き
な制動段に分けて段階的に行なうことができる。
前者の場合、即ち制動力を小さな制動段に分けて
段階的に強くしていく場合には、ハンドル2を介
して軸3が僅かな角度だけ回転せしめられ、この
場合、閉じたクラツチ4を介して切換部材38は
既に述べた形式で変位せしめられ接点40を閉じ
る。ブレーキリレー50が作動せしめられ、閉じ
た接点54を介してブレーキ電流回路56並びに
ブレーキ電磁弁21が付勢され、他方においては
同時に接点57の開放によりレリーズリレー51
の励磁状態を消失せしめ、かつ接点58の開放に
より電磁コイル36のための励磁電流回路を遮断
する。クラツチ4の開放はクラツチ部分37を、
軸3がなおある程度さらに回転せしめられる場合
にも、切換部材38に作用する、もしくは板ばね
38′から作用せしめられる戻し力により、中間
位置に戻させる。この場合同時に接点40も再び
開放される。制動力強化の段階が小さい場合圧力
調整器14により、導管17内のサーボ圧力は僅
かな程度しか低下せしめられず、その結果、制御
室23内における相応して僅かな圧力低下は接点
78を閉鎖するに至る迄リレー弁24のピストン
25を変位させるのに十分でなく、接点78は要
するに開いたままの状態にとどめられ、かつま
た、ブレーキリレー50のための先に述べた保持
電流回路は接点40が開いているさいにはなお遮
断されている。接点40が開くさいにはブレーキ
リレー50の作用はなくなり、またブレーキ電流
回路56への給電も遮断され、その結果ブレーキ
電磁弁21も再び閉じられる。接点57及び58
もやはり閉じられ、このさい電磁コイル36のた
めの励磁電流回路は再び閉じられ、従つてクラツ
チは、軸3がもはや回転せしめられない場合、再
び閉じる。軸3の相応して僅かな回転運動による
制動段における制動力がこのように僅かに強化さ
れる場合には、第2のスイツチ装置34は切換え
られず、ブレーキ電流回路56はたんに短時間励
磁されるにすぎず、またブレーキ電磁弁21は極
めて短時間開かれるにすぎず、従つて主空気導管
20内の圧力もたんに僅かな程度だけ低下せしめ
られるにすぎない。
いこうとする場合には、これを単数もしくは複数
のそのつど小さな制動段に分けて又は比較的大き
な制動段に分けて段階的に行なうことができる。
前者の場合、即ち制動力を小さな制動段に分けて
段階的に強くしていく場合には、ハンドル2を介
して軸3が僅かな角度だけ回転せしめられ、この
場合、閉じたクラツチ4を介して切換部材38は
既に述べた形式で変位せしめられ接点40を閉じ
る。ブレーキリレー50が作動せしめられ、閉じ
た接点54を介してブレーキ電流回路56並びに
ブレーキ電磁弁21が付勢され、他方においては
同時に接点57の開放によりレリーズリレー51
の励磁状態を消失せしめ、かつ接点58の開放に
より電磁コイル36のための励磁電流回路を遮断
する。クラツチ4の開放はクラツチ部分37を、
軸3がなおある程度さらに回転せしめられる場合
にも、切換部材38に作用する、もしくは板ばね
38′から作用せしめられる戻し力により、中間
位置に戻させる。この場合同時に接点40も再び
開放される。制動力強化の段階が小さい場合圧力
調整器14により、導管17内のサーボ圧力は僅
かな程度しか低下せしめられず、その結果、制御
室23内における相応して僅かな圧力低下は接点
78を閉鎖するに至る迄リレー弁24のピストン
25を変位させるのに十分でなく、接点78は要
するに開いたままの状態にとどめられ、かつま
た、ブレーキリレー50のための先に述べた保持
電流回路は接点40が開いているさいにはなお遮
断されている。接点40が開くさいにはブレーキ
リレー50の作用はなくなり、またブレーキ電流
回路56への給電も遮断され、その結果ブレーキ
電磁弁21も再び閉じられる。接点57及び58
もやはり閉じられ、このさい電磁コイル36のた
めの励磁電流回路は再び閉じられ、従つてクラツ
チは、軸3がもはや回転せしめられない場合、再
び閉じる。軸3の相応して僅かな回転運動による
制動段における制動力がこのように僅かに強化さ
れる場合には、第2のスイツチ装置34は切換え
られず、ブレーキ電流回路56はたんに短時間励
磁されるにすぎず、またブレーキ電磁弁21は極
めて短時間開かれるにすぎず、従つて主空気導管
20内の圧力もたんに僅かな程度だけ低下せしめ
られるにすぎない。
これに対して制動力を大きく強化する場合に
は、ハンドル2を介して軸3が相応して大きな回
転角度にわたり制動方向に回転せしめられ、この
場合はじめに、先に述べた過程に従つて、接点4
0の閉鎖及びブレーキリレー50の励磁が行なわ
れる。同時に圧力調整器14により導管17及び
制御室23内のサーボ圧力が急激に著しく下げら
れ、この圧力低下は第1の制動段について述べた
ように、ピストン25を図面右側へ変位させるの
に十分な大きさを有する。ピストン25は変位の
さいに弁装置31において主空気導管のための排
気弁を開かせ、その結果主空気導管内に局部的
な、リレー弁24によつて生ぜしめられた圧力低
下が生じ、両接点78,79を閉鎖する。接点7
9の閉鎖が如何なる作用も生ぜしめないのに対し
て、接点78の閉鎖によりブレーキリレー50の
ための保持電流回路が作動せしめられる。励磁さ
れたブレーキ電流回路56から電流は分岐導線8
6、接点78及びダイオード87を経てブレーキ
リレー50の励磁コイル53へ流れ、その結果こ
のブレーキリレーは、接点58の開放、ひいては
電磁コイル36用の励磁電流回路の遮断、クラツ
チ4の開放及び接点40の開放にもかかわらず、
クラツチ部分37の中間位置へのばね弾性的な戻
りにより励磁状態に保持される。要するにブレー
キ電磁弁21と共にブレーキ電流回路56は励磁
されたままの状態にとどまり、主空気導管20か
らはブレーキ電磁弁21を介しても圧力空気が排
出されて圧力低下を生ぜしめる。従つて主空気導
管20の全長にわたつて急激なかつ一様な圧力低
下が生ぜしめられる。主空気導管圧力のこの圧力
低下が、サーボ弁1もしくはサーボ圧力のための
圧力調整器14によつて調整された圧力低下に等
しくなると、直ちに、ピストン25は弁装置31
を閉鎖しかつ接点78,79を開放しながら、図
示の中間位置へ戻される。接点79の開放がいか
なる作用も生ぜしめないのに対して、接点78の
開放はブレーキリレー50のための保持電流回路
を遮断する。従つてブレーキリレー50は作動し
なくなり、ブレーキ電流回路56への給電は遮断
され、その結果ブレーキ電磁弁21は閉じられ
る。従つて、主空気導管20のためのリレー弁2
4を介しての並びにブレーキ電磁弁21を介して
の排気又は圧力低下は終了し、えられた制動圧力
はそのまま保持される。
は、ハンドル2を介して軸3が相応して大きな回
転角度にわたり制動方向に回転せしめられ、この
場合はじめに、先に述べた過程に従つて、接点4
0の閉鎖及びブレーキリレー50の励磁が行なわ
れる。同時に圧力調整器14により導管17及び
制御室23内のサーボ圧力が急激に著しく下げら
れ、この圧力低下は第1の制動段について述べた
ように、ピストン25を図面右側へ変位させるの
に十分な大きさを有する。ピストン25は変位の
さいに弁装置31において主空気導管のための排
気弁を開かせ、その結果主空気導管内に局部的
な、リレー弁24によつて生ぜしめられた圧力低
下が生じ、両接点78,79を閉鎖する。接点7
9の閉鎖が如何なる作用も生ぜしめないのに対し
て、接点78の閉鎖によりブレーキリレー50の
ための保持電流回路が作動せしめられる。励磁さ
れたブレーキ電流回路56から電流は分岐導線8
6、接点78及びダイオード87を経てブレーキ
リレー50の励磁コイル53へ流れ、その結果こ
のブレーキリレーは、接点58の開放、ひいては
電磁コイル36用の励磁電流回路の遮断、クラツ
チ4の開放及び接点40の開放にもかかわらず、
クラツチ部分37の中間位置へのばね弾性的な戻
りにより励磁状態に保持される。要するにブレー
キ電磁弁21と共にブレーキ電流回路56は励磁
されたままの状態にとどまり、主空気導管20か
らはブレーキ電磁弁21を介しても圧力空気が排
出されて圧力低下を生ぜしめる。従つて主空気導
管20の全長にわたつて急激なかつ一様な圧力低
下が生ぜしめられる。主空気導管圧力のこの圧力
低下が、サーボ弁1もしくはサーボ圧力のための
圧力調整器14によつて調整された圧力低下に等
しくなると、直ちに、ピストン25は弁装置31
を閉鎖しかつ接点78,79を開放しながら、図
示の中間位置へ戻される。接点79の開放がいか
なる作用も生ぜしめないのに対して、接点78の
開放はブレーキリレー50のための保持電流回路
を遮断する。従つてブレーキリレー50は作動し
なくなり、ブレーキ電流回路56への給電は遮断
され、その結果ブレーキ電磁弁21は閉じられ
る。従つて、主空気導管20のためのリレー弁2
4を介しての並びにブレーキ電磁弁21を介して
の排気又は圧力低下は終了し、えられた制動圧力
はそのまま保持される。
上に述べた制動力の強化は小さいステツプで
も、また、完全制動作用を生ぜしめる迄の大きな
ステツプでも、何回にもわたつて順次に、また互
いに組合わせて、反復させることができる。
も、また、完全制動作用を生ぜしめる迄の大きな
ステツプでも、何回にもわたつて順次に、また互
いに組合わせて、反復させることができる。
以下のブレーキレリーズ過程もやはり小又は大
のステツプで行なうことが可能である。
のステツプで行なうことが可能である。
僅かなレリーズ段を生ぜしめる場合には、軸3
がレリーズ方向に相応して僅かな角度だけ回転せ
しめられ、この場合閉じたクラツチ4を介してク
ラツチ部分37の相応する連行により切換部材3
8もしくは板ばね38′が接点41を閉鎖する方
向に動かされる。接点41が閉じると導線84及
び閉じられた接点57を介してレリーズリレー5
1の励磁コイル59が励磁され、その結果その接
点60が閉じられ、接点63が開かれる。接点6
0の閉鎖により区分61及び閉じた接点65を介
してレリーズ電流回路62が電源に接続され、こ
れによりレリーズ電磁弁22が励磁されて開か
れ、かつまた、主タンク導管19から圧力空気が
主空気導管20内へ、この主空気導管中の圧力を
高めるために、供給される。軸3の僅かな調節に
より、圧力調整器14を介して、導管17及び制
御室23内のサーボ圧力の僅かな圧力上昇が行な
われ、その結果リレー弁24のピストン25は接
点77を閉じるには十分でない極めて僅かな値だ
け中間位置から第1図で言つて左側へ変位せしめ
られる。接点78,79はピストン25の左側へ
の運動方向では開かれた状態にとどまつている。
それというのはこの場合スイツチロツド70,7
1は操作ロツド75,76から離れるからであ
る。接点63が開かれると電磁コイル36用の励
磁電流回路が遮断され、クラツチ4は開かれ、か
つ接点41は切換部材38もしくは板ばね38′
のばね弾性的な戻りにより開かれ、その結果レリ
ーズリレー51用の励磁電流回路は再び作動しな
くなり、接点60は開かれ、かつ接点63は再び
閉じられる。従つてクラツチ4は電磁コイル36
の励磁により再び閉じられるが、しかしこの時点
においてはたんに僅かな値だけ回転せしめられた
軸3は再び休止位置をとり、その結果接点41は
開かれたままの状態にとどまつている。レリーズ
リレー51はこの場合要するにたんに極めて短時
間励磁されるにすぎず、従つてレリーズ電流回路
62及びレリーズ電磁弁22にも極めて短時間給
電が行なわれるにすぎない。従つてまたレリーズ
電磁弁22を介して僅かな圧力空気量が主タンク
導管19から主空気導管20へ供給され、その結
果この主空気導管内では、僅かなレリーズ段に相
応する所期の僅かな圧力上昇が行なわれる。
がレリーズ方向に相応して僅かな角度だけ回転せ
しめられ、この場合閉じたクラツチ4を介してク
ラツチ部分37の相応する連行により切換部材3
8もしくは板ばね38′が接点41を閉鎖する方
向に動かされる。接点41が閉じると導線84及
び閉じられた接点57を介してレリーズリレー5
1の励磁コイル59が励磁され、その結果その接
点60が閉じられ、接点63が開かれる。接点6
0の閉鎖により区分61及び閉じた接点65を介
してレリーズ電流回路62が電源に接続され、こ
れによりレリーズ電磁弁22が励磁されて開か
れ、かつまた、主タンク導管19から圧力空気が
主空気導管20内へ、この主空気導管中の圧力を
高めるために、供給される。軸3の僅かな調節に
より、圧力調整器14を介して、導管17及び制
御室23内のサーボ圧力の僅かな圧力上昇が行な
われ、その結果リレー弁24のピストン25は接
点77を閉じるには十分でない極めて僅かな値だ
け中間位置から第1図で言つて左側へ変位せしめ
られる。接点78,79はピストン25の左側へ
の運動方向では開かれた状態にとどまつている。
それというのはこの場合スイツチロツド70,7
1は操作ロツド75,76から離れるからであ
る。接点63が開かれると電磁コイル36用の励
磁電流回路が遮断され、クラツチ4は開かれ、か
つ接点41は切換部材38もしくは板ばね38′
のばね弾性的な戻りにより開かれ、その結果レリ
ーズリレー51用の励磁電流回路は再び作動しな
くなり、接点60は開かれ、かつ接点63は再び
閉じられる。従つてクラツチ4は電磁コイル36
の励磁により再び閉じられるが、しかしこの時点
においてはたんに僅かな値だけ回転せしめられた
軸3は再び休止位置をとり、その結果接点41は
開かれたままの状態にとどまつている。レリーズ
リレー51はこの場合要するにたんに極めて短時
間励磁されるにすぎず、従つてレリーズ電流回路
62及びレリーズ電磁弁22にも極めて短時間給
電が行なわれるにすぎない。従つてまたレリーズ
電磁弁22を介して僅かな圧力空気量が主タンク
導管19から主空気導管20へ供給され、その結
果この主空気導管内では、僅かなレリーズ段に相
応する所期の僅かな圧力上昇が行なわれる。
大きなレリーズ段を生ぜしめようとする場合に
は、軸3がレリーズ方向に相応して大きな値だけ
回転せしめられ、この場合はじめには、レリーズ
リレー51、ひいてはレリーズ電流回路62並び
にレリーズ電磁弁22を励磁するに至るまでの先
に述べた過程が生ぜしめられる。しかしこれと同
時に圧力調整器14は大きな値だけ調節され、そ
の結果圧力調整器は導管17及び制御室23内へ
著しく上昇せしめられたサーボ圧力を供給し、こ
れにより、第1図図面左側へのピストン25の移
動が生ぜしめられる。この場合、主タンク導管1
9から主空気導管20内へ圧力空気を後供給する
方向で弁装置31が開放されると共に、接点7
7、ひいてはレリーズリレー51用の保持電流回
路が閉じられる。
は、軸3がレリーズ方向に相応して大きな値だけ
回転せしめられ、この場合はじめには、レリーズ
リレー51、ひいてはレリーズ電流回路62並び
にレリーズ電磁弁22を励磁するに至るまでの先
に述べた過程が生ぜしめられる。しかしこれと同
時に圧力調整器14は大きな値だけ調節され、そ
の結果圧力調整器は導管17及び制御室23内へ
著しく上昇せしめられたサーボ圧力を供給し、こ
れにより、第1図図面左側へのピストン25の移
動が生ぜしめられる。この場合、主タンク導管1
9から主空気導管20内へ圧力空気を後供給する
方向で弁装置31が開放されると共に、接点7
7、ひいてはレリーズリレー51用の保持電流回
路が閉じられる。
閉じられた接点60を介して電源に接続された
区分61、導線88、閉じた接点77、導線89
及びダイオード90を介して、レリーズリレー5
1の励磁コイル59は、接点41に対して並列に
電源に接続され、これにより接点41の開放後も
レリーズリレー51は励磁状態にとどめられる。
しかしこれと同時に導線82も接点77、導線8
9及びダイオード91を介して電源と接続され、
その結果レリーズリレー51の励磁に基いて接点
63が開かれたさいに、電磁コイル36が励磁さ
れ、ひいてはまたクラツチ4が閉じられると共
に、レリーズリレー51の励磁によりレリーズ電
流回路62にも電流が供給されかつレリーズ電磁
弁22は開かれた状態にとどめられる。レリーズ
リレー51が既に励磁されているさいにクラツチ
4の励磁状態を保時することは、急激な制動が必
要な場合に、励磁されたレリーズリレー51によ
るレリーズ過程が正に行なわれているときにも軸
3の制動方向への相応する回転によつてクラツチ
4を介して接点40を閉じることができるように
するために役立つ。制動過程に関して既に述べた
形式で行なわれる接点40の閉鎖はブレーキリレ
ー50の励磁を生ぜしめ、このブレーキリレーは
接点57の開放により常に、既に述べたように、
レリーズリレー51の励磁状態を遮断し、ひいて
はまた、すぐ上に述べた形式で正に行なわれてい
るレリーズ過程を中断させる。制動過程のこのよ
うな急激な制御がない場合にはレリーズ過程は励
磁されたレリーズリレー51により、主空気導管
圧力がサーボ圧力に等しい圧力レベルに達してこ
れによりピストン25が弁装置31を閉鎖しかつ
接点77を開放せしめながらその中間位置に戻さ
れるに至る迄、さらに引続き行なわれる。これに
よりレリーズリレー51用の保持電流回路並びに
電磁コイル36用の電流回路は遮断され、レリー
ズリレー51は接点60を開きかつ接点63を閉
じ、レリーズ電流回路62は無電流となり、レリ
ーズ電磁弁22は作動しなくなり、主空気導管2
0内への圧力空気の後供給は遮断される。接点6
3の閉鎖はまたクラツチ4の閉鎖を生ぜしめ、そ
の結果次のさらに別の、小もしくは大のステツプ
での制動又はレリーズ段過程が上に述べた形式で
可能となる。これを以つて大きなレリーズ段にお
ける過程が終了する。
区分61、導線88、閉じた接点77、導線89
及びダイオード90を介して、レリーズリレー5
1の励磁コイル59は、接点41に対して並列に
電源に接続され、これにより接点41の開放後も
レリーズリレー51は励磁状態にとどめられる。
しかしこれと同時に導線82も接点77、導線8
9及びダイオード91を介して電源と接続され、
その結果レリーズリレー51の励磁に基いて接点
63が開かれたさいに、電磁コイル36が励磁さ
れ、ひいてはまたクラツチ4が閉じられると共
に、レリーズリレー51の励磁によりレリーズ電
流回路62にも電流が供給されかつレリーズ電磁
弁22は開かれた状態にとどめられる。レリーズ
リレー51が既に励磁されているさいにクラツチ
4の励磁状態を保時することは、急激な制動が必
要な場合に、励磁されたレリーズリレー51によ
るレリーズ過程が正に行なわれているときにも軸
3の制動方向への相応する回転によつてクラツチ
4を介して接点40を閉じることができるように
するために役立つ。制動過程に関して既に述べた
形式で行なわれる接点40の閉鎖はブレーキリレ
ー50の励磁を生ぜしめ、このブレーキリレーは
接点57の開放により常に、既に述べたように、
レリーズリレー51の励磁状態を遮断し、ひいて
はまた、すぐ上に述べた形式で正に行なわれてい
るレリーズ過程を中断させる。制動過程のこのよ
うな急激な制御がない場合にはレリーズ過程は励
磁されたレリーズリレー51により、主空気導管
圧力がサーボ圧力に等しい圧力レベルに達してこ
れによりピストン25が弁装置31を閉鎖しかつ
接点77を開放せしめながらその中間位置に戻さ
れるに至る迄、さらに引続き行なわれる。これに
よりレリーズリレー51用の保持電流回路並びに
電磁コイル36用の電流回路は遮断され、レリー
ズリレー51は接点60を開きかつ接点63を閉
じ、レリーズ電流回路62は無電流となり、レリ
ーズ電磁弁22は作動しなくなり、主空気導管2
0内への圧力空気の後供給は遮断される。接点6
3の閉鎖はまたクラツチ4の閉鎖を生ぜしめ、そ
の結果次のさらに別の、小もしくは大のステツプ
での制動又はレリーズ段過程が上に述べた形式で
可能となる。これを以つて大きなレリーズ段にお
ける過程が終了する。
サーボ弁1における走行又はレリーズ位置の調
節のさいには、レリーズリレー51の、既に述べ
たレリーズ過程に相応する制御により、軸3の、
第1の制動段に相応する回転位置と走行もしくは
レリーズ位置に相応する回転位置との間の中間位
置で接点8が開かれ、これにより接点40,41
並びに導線81が、分岐導線80を介しての電源
との接続から遮断される。この時点で接点77が
開かれると、レリーズリレー51もまた作用しな
くなり、クラツチ4が開かれ、その結果レリーズ
電磁弁22を介しての主空気導管内への、電気的
に制御される圧力空気供給が遮断される。しかし
上記の時点において接点77が閉じられている場
合、要するに、リレー弁がレリーズ位置にありか
つレリーズリレー51が励磁されている場合に
は、接点77及びダイオード90,91を介し
て、レリーズリレー51の励磁コイル59並びに
電磁コイル36は励磁状態にとどまつており、か
つまた、励磁されたレリーズ電磁弁22による電
気的に制御されるレリーズ過程は進行せしめら
れ、その結果、サーボ圧力と主空気導管圧力とが
等しくなつたときにピストン25がその中間位置
に戻され、一方では弁装置31を閉鎖し他方では
接点77を開き、これにより上記の励磁状態を消
失せしめる。走行もしくはレリーズ位置に達する
と接点9もまた再び開かれ、従つてエレクトロダ
イナミツクブレーキの電気回路は遮断されるか
ら、これにより再び出発状態がえられる。この場
合にもレリーズリレー51が作用しなくなるまで
クラツチ4は閉じた状態にとどまつており、従つ
て、レリーズ電流回62を同時に確実に遮断する
と共に、ブレーキ電流回路56の励磁によりエレ
クトロニユーマチツク式制動過程を制御するため
の準備状態が常に保持されている。
節のさいには、レリーズリレー51の、既に述べ
たレリーズ過程に相応する制御により、軸3の、
第1の制動段に相応する回転位置と走行もしくは
レリーズ位置に相応する回転位置との間の中間位
置で接点8が開かれ、これにより接点40,41
並びに導線81が、分岐導線80を介しての電源
との接続から遮断される。この時点で接点77が
開かれると、レリーズリレー51もまた作用しな
くなり、クラツチ4が開かれ、その結果レリーズ
電磁弁22を介しての主空気導管内への、電気的
に制御される圧力空気供給が遮断される。しかし
上記の時点において接点77が閉じられている場
合、要するに、リレー弁がレリーズ位置にありか
つレリーズリレー51が励磁されている場合に
は、接点77及びダイオード90,91を介し
て、レリーズリレー51の励磁コイル59並びに
電磁コイル36は励磁状態にとどまつており、か
つまた、励磁されたレリーズ電磁弁22による電
気的に制御されるレリーズ過程は進行せしめら
れ、その結果、サーボ圧力と主空気導管圧力とが
等しくなつたときにピストン25がその中間位置
に戻され、一方では弁装置31を閉鎖し他方では
接点77を開き、これにより上記の励磁状態を消
失せしめる。走行もしくはレリーズ位置に達する
と接点9もまた再び開かれ、従つてエレクトロダ
イナミツクブレーキの電気回路は遮断されるか
ら、これにより再び出発状態がえられる。この場
合にもレリーズリレー51が作用しなくなるまで
クラツチ4は閉じた状態にとどまつており、従つ
て、レリーズ電流回62を同時に確実に遮断する
と共に、ブレーキ電流回路56の励磁によりエレ
クトロニユーマチツク式制動過程を制御するため
の準備状態が常に保持されている。
ブレーキリレー及びレリーズリレー50,51
においては、接点54及び60だけが高圧電流の
スイツチングに十分であるように設計されてお
り、他の接点57,58及び63はたんに弱い電
流のための純然たる制御接点として製作すること
ができる。同様に接点40及び41並びに77,
78及び79をたんに弱い電流のスイツチングの
ための接点として製作することができる。ダイオ
ード87及び90は弱い電流のスイツチング用と
して製作されたこれらの接点の過負荷を除く。
においては、接点54及び60だけが高圧電流の
スイツチングに十分であるように設計されてお
り、他の接点57,58及び63はたんに弱い電
流のための純然たる制御接点として製作すること
ができる。同様に接点40及び41並びに77,
78及び79をたんに弱い電流のスイツチングの
ための接点として製作することができる。ダイオ
ード87及び90は弱い電流のスイツチング用と
して製作されたこれらの接点の過負荷を除く。
接点77又は78がまた閉じているさいに接点
40又は41の一方が閉じられると、導線83又
は84からは、ダイオード87もしくは90の遮
断作用によりこの電流流れ方向では如何なる電流
も閉じた接点77又は78を介してブレーキもし
くはレリーズ電流回路56もしくは62へ流れな
い。このブレーキ電流回路及びレリーズ電流回路
56及び62はたんに接点54及び60並びに、
後に説明するように接点65によつてのみ、切換
可能である。
40又は41の一方が閉じられると、導線83又
は84からは、ダイオード87もしくは90の遮
断作用によりこの電流流れ方向では如何なる電流
も閉じた接点77又は78を介してブレーキもし
くはレリーズ電流回路56もしくは62へ流れな
い。このブレーキ電流回路及びレリーズ電流回路
56及び62はたんに接点54及び60並びに、
後に説明するように接点65によつてのみ、切換
可能である。
サーボ弁1において急制動調節が行なわれる場
合には、接点10が閉じられかつこの接点を介し
て導線83が接点40を迂回して電源に接続され
る。ブレーキリレー50は従つて常に励磁され、
ブレーキ電流回路56の励磁によるエレクトロニ
ユーマチツク式制動過程の制御が行なわれる。
合には、接点10が閉じられかつこの接点を介し
て導線83が接点40を迂回して電源に接続され
る。ブレーキリレー50は従つて常に励磁され、
ブレーキ電流回路56の励磁によるエレクトロニ
ユーマチツク式制動過程の制御が行なわれる。
第3のリレー52は、制御装置における誤動作
の発生のさいの不都合なプロセスを排除するため
に役立つ。何らかの理由で、例えば機械的な又は
電気的な誤動作によつて、レリーズリレー51が
閉じた接点60によりその励磁位置にとどまつて
いる場合、レリーズ電流回路62及びレリーズ電
磁弁22の持続的な励磁により、主空気導管20
内の圧力は連続的に上昇せしめられる。第3のリ
レー52がない場合には、主空気導管20の過負
荷が発生し、後続の制動過程がレリーズ電流回路
の持続的な励磁により、全く不可能となるか又は
少なくとも著しく妨げられることになる。このよ
うな不都合な過程が第3のリレー52によつて回
避される。
の発生のさいの不都合なプロセスを排除するため
に役立つ。何らかの理由で、例えば機械的な又は
電気的な誤動作によつて、レリーズリレー51が
閉じた接点60によりその励磁位置にとどまつて
いる場合、レリーズ電流回路62及びレリーズ電
磁弁22の持続的な励磁により、主空気導管20
内の圧力は連続的に上昇せしめられる。第3のリ
レー52がない場合には、主空気導管20の過負
荷が発生し、後続の制動過程がレリーズ電流回路
の持続的な励磁により、全く不可能となるか又は
少なくとも著しく妨げられることになる。このよ
うな不都合な過程が第3のリレー52によつて回
避される。
レリーズ電流回路62が常に励磁されているこ
とにより主空気導管20内の圧力が、導管17及
び制御室23内のサーボ圧力を越えて上昇せしめ
られると、リレー弁24のピストン25は第1図
で言つて右側へ移動せしめられ、この場合一方に
おいては弁装置31を介して主空気導管20の局
部的な排気が行なわれ、また他方においては第2
のスイツチ装置34のスイツチ79も閉じられ
る。従つて区分61から導線88、閉じた接点7
9及び導線92を介してコイル64が励磁され、
リレー52が作動せしめられ、接点65が開かれ
接点66が閉じられる。接点65の開放によりレ
リーズ電流回路62への給電が遮断され、その結
果レリーズ電磁弁22が作用しなくなり、主空気
導管20内での圧力上昇は行なわれなくなる。接
点66の閉鎖は導線93を介してリレー52のた
めの励磁状態の保持作用を生ぜしめ、その結果リ
レー52は後に接点79が開かれてもなお励磁状
態にとどまつており、レリーズ電流回路62を無
電流の状態に保持する。後の修正又はその他の原
因によりレリーズリレー51が再びその非励磁状
態に戻されかつこれにより接点60が開いたとき
にはじめて、リレー52は作用しなくなり、第1
図に示されている切換位置に戻される。
とにより主空気導管20内の圧力が、導管17及
び制御室23内のサーボ圧力を越えて上昇せしめ
られると、リレー弁24のピストン25は第1図
で言つて右側へ移動せしめられ、この場合一方に
おいては弁装置31を介して主空気導管20の局
部的な排気が行なわれ、また他方においては第2
のスイツチ装置34のスイツチ79も閉じられ
る。従つて区分61から導線88、閉じた接点7
9及び導線92を介してコイル64が励磁され、
リレー52が作動せしめられ、接点65が開かれ
接点66が閉じられる。接点65の開放によりレ
リーズ電流回路62への給電が遮断され、その結
果レリーズ電磁弁22が作用しなくなり、主空気
導管20内での圧力上昇は行なわれなくなる。接
点66の閉鎖は導線93を介してリレー52のた
めの励磁状態の保持作用を生ぜしめ、その結果リ
レー52は後に接点79が開かれてもなお励磁状
態にとどまつており、レリーズ電流回路62を無
電流の状態に保持する。後の修正又はその他の原
因によりレリーズリレー51が再びその非励磁状
態に戻されかつこれにより接点60が開いたとき
にはじめて、リレー52は作用しなくなり、第1
図に示されている切換位置に戻される。
上記の実施例とは異なつて、サーボ弁1を、走
行もしくはレリーズ位置から第1の制動段への移
行のさいにサーボ圧力の圧力低下に対する特別の
最小値なしに働くように構成することも可能であ
る。この場合には既に第1の制動段の制御がブレ
ーキリレー50のたんに短時間の励磁のみによつ
て、専ら接点40を介して、接点78の閉鎖なし
にひいては保持電流回路の励磁なしに、先に述べ
た微調整式制御形式で行なわれる。
行もしくはレリーズ位置から第1の制動段への移
行のさいにサーボ圧力の圧力低下に対する特別の
最小値なしに働くように構成することも可能であ
る。この場合には既に第1の制動段の制御がブレ
ーキリレー50のたんに短時間の励磁のみによつ
て、専ら接点40を介して、接点78の閉鎖なし
にひいては保持電流回路の励磁なしに、先に述べ
た微調整式制御形式で行なわれる。
サーボ弁1及び/又はリレー弁24には勿論慣
用の公知の付加的装置を備えることができる。例
えば、サーボ弁1には主空気導管20を直接に排
気させるためのニユーマヂツク式急ブレーキ弁、
遮断サーボ弁、充填弁、補償装置等を備えること
ができる。リレー弁24には、主空気導管用の遮
断弁、充填兼補償装置、遠隔制御式急ブレーキ弁
等の相応する装置を備えることができる。
用の公知の付加的装置を備えることができる。例
えば、サーボ弁1には主空気導管20を直接に排
気させるためのニユーマヂツク式急ブレーキ弁、
遮断サーボ弁、充填弁、補償装置等を備えること
ができる。リレー弁24には、主空気導管用の遮
断弁、充填兼補償装置、遠隔制御式急ブレーキ弁
等の相応する装置を備えることができる。
勿論、第2のスイツチ装置を操作するピスト
ン、第1図の実施例で言えばピストン25はリレ
ー弁24に所属するものであつてはならない。こ
のスイツチ装置34の制御のためには、サーボ圧
力に抗して主空気導管圧力からの負荷を受ける特
別のピストンを設けることができる。この場合リ
レー弁24は、全ニユーマチツク式制御装置を含
めて、慣用の公知の構造に構成することができ
る。
ン、第1図の実施例で言えばピストン25はリレ
ー弁24に所属するものであつてはならない。こ
のスイツチ装置34の制御のためには、サーボ圧
力に抗して主空気導管圧力からの負荷を受ける特
別のピストンを設けることができる。この場合リ
レー弁24は、全ニユーマチツク式制御装置を含
めて、慣用の公知の構造に構成することができ
る。
第1図に示されている実施例のスイツチ装置3
4では、ピストン25が図面右側へ変位するさ
い、要するに主空気導管圧力が優勢である場合、
ばね72は、スイツチロツド69が静止していれ
ば、圧縮される。勿論また、接点77のための操
作装置を例えば180°転回させて、上記の変位のさ
いにスイツチロツド69が操作ロツド74から離
され、その結果ピストン25が中間位置にあると
きにだけスイツチロツド79が操作ロツド74に
当接し、かつ、ピストン25が上記の方向とは逆
方向に、要するに第1図で左側へ変位するさい
に、即ちサーボ圧力によつて優勢な圧力負荷が作
用したさいに、接点77が閉じるように構成する
ことも可能である。このような構成によれば、制
動動作中の運動方向でピストン25に対する運動
抵抗が減少せしめられる。
4では、ピストン25が図面右側へ変位するさ
い、要するに主空気導管圧力が優勢である場合、
ばね72は、スイツチロツド69が静止していれ
ば、圧縮される。勿論また、接点77のための操
作装置を例えば180°転回させて、上記の変位のさ
いにスイツチロツド69が操作ロツド74から離
され、その結果ピストン25が中間位置にあると
きにだけスイツチロツド79が操作ロツド74に
当接し、かつ、ピストン25が上記の方向とは逆
方向に、要するに第1図で左側へ変位するさい
に、即ちサーボ圧力によつて優勢な圧力負荷が作
用したさいに、接点77が閉じるように構成する
ことも可能である。このような構成によれば、制
動動作中の運動方向でピストン25に対する運動
抵抗が減少せしめられる。
完全を期するためになお補足的に述べると、ブ
レーキ電流回路56及びレリーズ電流回路62は
勿論慣用の公知の形式で、列車に連結編成される
全車両にわたつており、この場合また、各車両
が、主空気導管20内の圧力を局部的に制御する
目的で、それぞれ少なくとも1つのブレーキ電磁
弁21及びレリーズ電磁弁22を備えているよう
にすることも可能である。
レーキ電流回路56及びレリーズ電流回路62は
勿論慣用の公知の形式で、列車に連結編成される
全車両にわたつており、この場合また、各車両
が、主空気導管20内の圧力を局部的に制御する
目的で、それぞれ少なくとも1つのブレーキ電磁
弁21及びレリーズ電磁弁22を備えているよう
にすることも可能である。
図面は本発明の制御装置の一実施例を示すもの
で、第1図は制御装置全体の構成の略示図、第2
図はサーボ弁の細部の略示図である。 1……サーボ弁、2……ハンドル、3……軸、
4……クラツチ、5……カムローラ、6……歯
車、7……カムデイスク、8……接点、9……接
点、10……接点、11……制御装置、12……
ケーブル、13……調節ロツド、14……圧力調
整器、15……導管、16……室、17……導
管、18……係止ピン、19……主タンク導管、
20……主空気導管、21……ブレーキ電磁弁、
22……レリーズ電磁弁、23……制御室、24
……リレー弁、25……ピストン、26……後側
制御室、27……ノズル、28……弁室、29…
…導管、30……弁管、31……弁装置、32…
…室、33……ケーシング部分、34……スイツ
チ装置、35……クラツチ部分、36……電磁コ
イル、37……クラツチ部分、38……切換部
材、38′……板ばね、39……ロツド、40…
…接点、41……接点、42……スイツチ装置、
43……導線、44……支持体、45……マイク
ロスイツチ、46……マイクロスイツチ、47…
…スイツチロツド、48……スイツチロツド、4
9……リレー装置、50……ブレーキリレー、5
1……レリーズリレー、52……リレー、53…
…励磁コイル、54……接点、55……接続導
線、56……ブレーキ電流回路、57……接点、
58……接点、59……励磁コイル、60……接
点、61……区分、62……レリーズ電流回路、
63……接点、64……コイル、65……接点、
66……接点、67……切換板、68……ピンガ
イド、69……スイツチロツド、70……スイツ
チロツド、71……スイツチロツド、72……ば
ね、73……ストツパ、74……操作ロツド、7
5……操作ロツド、76……操作ロツド、77…
…接点、78……接点、79……接点、80……
分岐導線、81……導線、82……導線、83…
…導線、84……導線、85……ケーブル、86
……分岐導線、87……ダイオード、88……導
線、89……導線、90……ダイオード、91…
…ダイオード、92……導線、93……接続導
線、94……導線、95……導線。
で、第1図は制御装置全体の構成の略示図、第2
図はサーボ弁の細部の略示図である。 1……サーボ弁、2……ハンドル、3……軸、
4……クラツチ、5……カムローラ、6……歯
車、7……カムデイスク、8……接点、9……接
点、10……接点、11……制御装置、12……
ケーブル、13……調節ロツド、14……圧力調
整器、15……導管、16……室、17……導
管、18……係止ピン、19……主タンク導管、
20……主空気導管、21……ブレーキ電磁弁、
22……レリーズ電磁弁、23……制御室、24
……リレー弁、25……ピストン、26……後側
制御室、27……ノズル、28……弁室、29…
…導管、30……弁管、31……弁装置、32…
…室、33……ケーシング部分、34……スイツ
チ装置、35……クラツチ部分、36……電磁コ
イル、37……クラツチ部分、38……切換部
材、38′……板ばね、39……ロツド、40…
…接点、41……接点、42……スイツチ装置、
43……導線、44……支持体、45……マイク
ロスイツチ、46……マイクロスイツチ、47…
…スイツチロツド、48……スイツチロツド、4
9……リレー装置、50……ブレーキリレー、5
1……レリーズリレー、52……リレー、53…
…励磁コイル、54……接点、55……接続導
線、56……ブレーキ電流回路、57……接点、
58……接点、59……励磁コイル、60……接
点、61……区分、62……レリーズ電流回路、
63……接点、64……コイル、65……接点、
66……接点、67……切換板、68……ピンガ
イド、69……スイツチロツド、70……スイツ
チロツド、71……スイツチロツド、72……ば
ね、73……ストツパ、74……操作ロツド、7
5……操作ロツド、76……操作ロツド、77…
…接点、78……接点、79……接点、80……
分岐導線、81……導線、82……導線、83…
…導線、84……導線、85……ケーブル、86
……分岐導線、87……ダイオード、88……導
線、89……導線、90……ダイオード、91…
…ダイオード、92……導線、93……接続導
線、94……導線、95……導線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄道車両のエレクトロニユーマチツクエアブ
レーキの制御装置であつて、 (イ) 主空気導管20の圧力を制御するための、手
動で操作可能の、サーボ圧力を調整するサーボ
弁1を有し、 (ロ) ブレーキ電流回路56及びレリーズ電流回路
62の励磁を切換える、自己保持装置を有する
電気リレー装置49を有し、 (ハ) 上記電気リレー装置49を制御するための、
上記サーボ弁1に配置されていて該サーボ弁1
がレリーズ方向に操作されている間だけ閉じて
いる接点41を備えた第1の電気スイツチ装置
42を有し、 (ニ) 主空気導管20の圧力が負荷される方向とは
逆の方向からサーボ圧力を負荷されるピストン
25によつて切換えられる、やはり上記電気リ
レー装置49を制御するための、第2の電気ス
イツチ装置34を有し、 (ホ) 励磁されたブレーキ電流回路56によつて励
磁される、主空気導管20の圧力を制御するた
めのブレーキ電磁弁21及び、励磁されたレリ
ーズ電流回路62によつて励磁される、主空気
導管20の圧力を制御するためのレリーズ電磁
弁22を有している形式のものにおいて、 (ヘ) 上記第1の電気スイツチ装置42が、サーボ
弁1がレリーズ方向に操作されている間だけ閉
じている上記接点41の他に、該サーボ弁1が
ブレーキ方向に操作されている間だけ閉じてい
る接点40を備えており、かつ、 (ト) 上記電気リレー装置49が、上記第1の電気
スイツチ装置42の上記接点40,41によつ
て切換えられる、該電気リレー装置49のため
の電流回路を直接又は間接に遮断する接点5
8,63を備えており、かつ、 (チ) 上記自己保持装置が上記第2の電気スイ
ツチ装置34の接点77,78により接続及び
遮断可能である ことを特徴とする、鉄道車両のエレクトロニユー
マチツクエアブレーキの制御装置。 2 第1のスイツチ装置42が電気的に切換可能
なクラツチ4を介してサーボ弁1の手動操作部材
2,3に連結可能な、接点40,41のための、
自動戻り作用を有する切換部材38,38′を有
しており、かつクラツチ4の切換電流回路がリレ
ー装置49によつて切換えられる特許請求の範囲
第1項記載の制御装置。 3 クラツチ4が、手動操作部材2,3に不動に
結合されたクラツチ部分35と、このクラツチ部
分35に対して相対的に移動可能な、かつ中間休
止位置から両サイドへ弾性的に変位可能なクラツ
チ部分37と、励磁のさいに両クラツチ部分3
5,37を連結する電磁コイル36を有してお
り、かつ変位可能なクラツチ部分37が接点の切
換部材38,38′に結合されている特許請求の
範囲第2項記載の制御装置。 4 クラツチ部分35,37がサーボ弁1の調節
軸3を取囲む環状体として構成されている特許請
求の範囲第3項記載の制御装置。 5 切換部材が、変位可能なクラツチ部分37と
支持体44との間に張設された板ばね38′とし
て製作されており、かつクラツチ部分37から少
なくともほぼ半径方向に突出しており、かつ接点
40,41が該板ばね38′のほぼ中心部の両サ
イドに配置されている特許請求の範囲第4項記載
の制御装置。 6 リレー装置49がブレーキリレー50及びレ
リーズリレー51を有し、これらのリレーがそれ
ぞれブレーキ電流回路56もしくはレリーズ電流
回路62を切換える接点54,60を有してお
り、かつブレーキリレー50及びレリーズリレー
51がそれぞれ1つのさらに別の接点58,63
を有しており、かつブレーキ電流回路56もしく
はレリーズ電流回路62を切換える接点54,6
0とは逆に切換えられる上記のさらに別の接点5
8,63が、第1のスイツチ装置42の接点4
0,41によつて切換えられる電流回路を直接又
は間接に遮断する電流回路内に直列に接続されて
いる特許請求の範囲第1項記載の制御装置。 7 ブレーキリレー50及びレリーズリレー51
の上記のさらに別の接点58,63がサーボ弁1
の制動位置でのみ閉じられるスイツチ接点8と直
列に、電磁コイル36を有する電流回路内に配置
されている特許請求の範囲第6項記載の制御装
置。 8 第2のスイツチ装置34が、優勢なサーボ圧
力がピストン25に負荷されたさいにのみ閉じら
れる第1の接点77を有しており、該接点が第1
の接続導管88,89に配置されており、かつ該
接続導管がレリーズ電流回路62から分岐してい
てかつこの電流流れ方向で開くダイオード90を
介してレリーズリレー51の励磁コイル59へ導
かれており、かつ第2のスイツチ装置34が、優
勢な主空気導管圧力がピストン25に負荷された
さいにのみ閉じられる第2の接点78を有してお
り、該第2の接点はブレーキ電流回路56から分
岐しいてかつこの電流流れ方向で開くダイオード
87を介してブレーキリレー50の励磁コイル5
3へ導かれている第2の接続導管86に配置され
ている特許請求の範囲第6項記載の制御装置。 9 ブレーキリレー50が第3の接点57を有し
ており、該接点はブレーキ電流回路56を切換え
る接点54に対して逆に切換えられかつレリーズ
リレー51の励磁コイル59の直ぐ前に接続され
ている特許請求の範囲第8項記載の制御装置。 10 第2のスイツチ装置が第3の接点79を有
しており、該接点は第2の接点78と一緒に閉じ
られ、かつ第3の接続導線88,92に配置され
ており、該接続導線はレリーズ電流回路62から
分岐していてかつリレー装置49に所属する第3
のリレー52のコイル64へ導かれており、かつ
第3のリレー52が、レリーズ電流回路62中
の、第1及び第3の接続導線88,89,92の
分岐点の後方に配置された、励磁のさい開かれる
接点65と、この接点65とは逆に切換えられか
つこの接点65の直ぐ前の、レリーズ電流回路6
2の区分61から該区分61のコイル64への接
続導線93中に配置されているさらに別の接点6
6とを有している特許請求の範囲第8項記載の制
御装置。 11 主空気導管圧力を制御するための、サーボ
圧力によつて制御されるリレー弁24を有し、ピ
ストン25がこのリレー弁24に所属しており、
かつ第2のスイツチ装置34及び、主空気導管圧
力を制御する弁装置31が互いに並列的に接続さ
れている特許請求の範囲第8項記載の制御装置。 12 ピストン25が第2のスイツチ装置34の
接点77,78,79に、ばね負荷されたスイツ
チロツド69,70,79を介して連結されてい
る特許請求の範囲第11項記載の制御装置。 13 クラツチ4の切換電流回路が第2のスイツ
チ装置34の第1の接点77及びダイオード91
を介して励磁可能である特許請求の範囲第8項記
載の制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3301097.8 | 1983-01-14 | ||
DE3301097A DE3301097A1 (de) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | Steuereinrichtung fuer elektropneumatische druckluftbremse von schienenfahrzeugen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137249A JPS59137249A (ja) | 1984-08-07 |
JPH0431902B2 true JPH0431902B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=6188307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59003736A Granted JPS59137249A (ja) | 1983-01-14 | 1984-01-13 | 鉄道車両のエレクトロニユ−マチツクエアブレ−キの制御装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4533185A (ja) |
EP (1) | EP0113844B1 (ja) |
JP (1) | JPS59137249A (ja) |
AU (1) | AU556711B2 (ja) |
DE (2) | DE3301097A1 (ja) |
ES (1) | ES528871A0 (ja) |
ZA (1) | ZA84303B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4678241A (en) * | 1985-03-11 | 1987-07-07 | Nippon Air Brake Co., Ltd. | Equalizer discharge valve for a railroad car air brake system |
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