JPH04318776A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH04318776A
JPH04318776A JP3086691A JP8669191A JPH04318776A JP H04318776 A JPH04318776 A JP H04318776A JP 3086691 A JP3086691 A JP 3086691A JP 8669191 A JP8669191 A JP 8669191A JP H04318776 A JPH04318776 A JP H04318776A
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JP
Japan
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motion vector
solid
scanning area
circuit
image sensor
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Pending
Application number
JP3086691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Tamura
彰浩 田村
Masaaki Nakayama
正明 中山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3086691A priority Critical patent/JPH04318776A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手ぶれ補正機能を搭載し
た撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、手ぶれ補正機能を搭載した撮像装
置は多く開発されている。
【0003】従来の手ぶれ補正機能を搭載した撮像装置
としては、例えばKinugasaet  al.,”
ELECTRONIC  IMAGE  STABIL
IZERFOR  VIDEO  CAMERA  U
SE”,IEEE  Trans.onc.e.,vo
l  CE−36,Aug.1990.に示されている
【0004】以下に、従来の手ぶれ補正機能を搭載した
撮像装置について説明する。図8はこの手ぶれ補正機能
を搭載した撮像装置の第1の従来例を示すものである。 図8において、801は有効走査領域とこの有効走査領
域を移動させる補正領域とからなる撮像領域を有した固
体撮像素子、802は信号処理回路、803は動きベク
トル検出回路,804は走査領域制御回路、805は駆
動回路である。
【0005】以上のように構成された従来の手ぶれ補正
機能を搭載した撮像装置について、以下その動作につい
て説明する。
【0006】まず、固体撮像素子801の出力信号を信
号処理回路802で信号処理を行い、出力信号を出力す
る。また、信号処理回路802は輪郭信号を動きベクト
ル検出回路803に供給する。この輪郭信号によって動
きベクトル検出回路803は動きベクトルを検出する。 この動きベクトルを補正するように走査領域制御回路8
04は有効走査領域を駆動回路805に指示する。この
指示によって有効走査領域を移動させて駆動回路805
が固体撮像素子801を駆動する。この動作を繰り返し
て手ぶれ補正を行う。
【0007】図9は手ぶれ補正機能を搭載した撮像装置
の第2の従来例を示すものである。図9において、90
1は固体撮像素子、902は手ぶれ補正回路、903は
動きベクトル検出回路、904はメモリ制御回路、90
5はメモリ回路(フィールドメモリ)、906は信号処
理回路、907は電子ズーム回路である。
【0008】以上のように構成された従来の手ぶれ補正
機能を搭載した撮像装置について、以下その動作を説明
する。まず、固体撮像素子901の出力信号を手ぶれ補
正回路902とフィールドメモリ905に供給する。固
体撮像素子901からの出力信号とフィールドメモリ9
05からの信号を比較して、動きベクトル検出回路90
3は動きベクトルを検出する。この動きベクトルを補正
するようにメモリ制御回路904がフィールドメモリ9
05からの読み出し位置を変え、画像信号の一部分を切
り出して読み出す。そして、信号処理回路906に供給
する。信号処理回路906の出力信号を電子ズーム回路
907によって表示領域まで拡大して出力する。この動
作を繰り返すことによって手ぶれ補正を行う。
【0009】図10は第1の従来例における手ぶれ補正
の手順を示した模式図である。(a)は手ぶれによる動
きベクトルの検出、(b)は固体撮像素子からの読み出
しによる手ぶれ補正(1)、(c)は固体撮像素子から
の読み出しによる手ぶれ補正(2)である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記第1
の従来例では、手ぶれ補正を行うために、有効走査領域
を移動させて駆動回路が固体撮像素子を駆動するとき、
固体撮像素子の垂直方向の読み出し精度がライン単位の
精度なので、静止画を撮像した時に、動きベクトル検出
誤差によるライン単位のジッタが発生するという問題点
を有していた。例えば、図10(a)に示したように、
検出した動きベクトルが2つのラインの中央あたりにな
ったとき、手ぶれ補正によって図10(b)と図10(
c)の状態が定まらず、ライン単位のジッタが発生する
という問題点を有していた。
【0011】また、第2の従来例においては、電子ズー
ム回路によって画像信号を表示領域まで拡大しているの
で、尖鋭度の劣化が大きいという問題点も有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、手ぶれ補正を行い静止画を撮すときも、画質劣化の
ない、画質が安定するようにした手ぶれ補正機能を搭載
した撮像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の撮像装置は、有効走査領域とこの有効走査領
域を移動させる補正領域とからなる撮像領域を有した固
体撮像素子と、この固体撮像素子を上下方向に振動させ
る振動手段と、前記固体撮像素子の前記有効走査領域を
移動させる走査領域移動回路と、前記固体撮像素子の出
力信号を信号処理する信号処理回路と、手ぶれの動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出回路とを備えたもの
である。
【0014】また本発明の撮像装置は、有効走査領域と
この有効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像
領域を有した固体撮像素子と、この固体撮像素子に入力
する光入力を上下方向に振動させる光入力振動手段と、
前記固体撮像素子の前記有効走査領域を移動させる走査
領域移動回路と、前記固体撮像素子の出力信号を信号処
理する信号処理回路と、手ぶれの動きベクトルを検出す
る動きベクトル検出回路とを備えたものである。
【0015】また本発明の撮像装置は、有効走査領域と
この有効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像
領域を有した固体撮像素子と、この固体撮像素子を上下
方向に振動させる振動手段と、前記固体撮像素子の出力
信号を一時蓄えるメモリ回路と、このメモリ回路の出力
信号を信号処理する信号処理回路と、手ぶれの動きベク
トルを検出する動きベクトル検出回路と、前記メモリ回
路からの前記有効走査領域の読み出しを制御するメモリ
制御回路とを備えたものである。
【0016】また本発明の撮像装置は、有効走査領域と
この有効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像
領域を有した固体撮像素子と、この固体撮像素子に入力
する光入力を上下方向に振動させる光入力振動手段と、
前記固体撮像素子の出力信号を一時蓄えるメモリ回路と
、このメモリ回路の出力信号を信号処理する信号処理回
路と、手ぶれの動きベクトルを検出する動きベクトル検
出回路と、前記メモリ回路からの前記有効走査領域の読
み出しを制御するメモリ制御回路とを備えたものである
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、動きベクトル検
出回路が検出した動きベクトルの整数部によって、手ぶ
れを±0.5画素の誤差範囲で補正するように、走査領
域移動回路が固体撮像素子の有効走査領域を移動させる
。さらに、動きベクトル検出回路が検出した動きベクト
ルの小数部によって、手ぶれの残りの±0.5画素範囲
の誤差を補正するように、振動手段が固体撮像素子を振
動させるようにし、画質劣化のない、画質が安定した手
ぶれ補正を行う。
【0018】また本発明は上記した構成により、動きベ
クトル検出回路が検出した動きベクトルの整数部によっ
て、手ぶれを±0.5画素の誤差範囲で補正するように
、走査領域移動回路が固体撮像素子の有効走査領域を移
動させる。さらに、動きベクトル検出回路が検出した動
きベクトルの小数部によって、手ぶれの残りの±0.5
画素範囲の誤差を補正するように、光入力振動手段が固
体撮像素子の光入力を振動させるようにし、画質劣化の
ない、画質が安定した手ぶれ補正を行う。
【0019】また本発明は上記した構成により、動きベ
クトル検出回路が検出した動きベクトルの整数部によっ
て、手ぶれを±0.5画素の誤差範囲で補正するように
、メモリ制御回路がメモリ回路から有効走査領域を移動
させて読み出す。さらに、動きベクトル検出回路が検出
した動きベクトルの小数部によって、手ぶれの残りの±
0.5画素範囲の誤差を補正するように、振動手段が固
体撮像素子を振動させるようにし、画質劣化のない、画
質が安定した手ぶれ補正を行う。
【0020】また本発明は上記した構成により、動きベ
クトル検出回路が検出した動きベクトルの整数部によっ
て、手ぶれを±0.5画素の誤差範囲で補正するように
、メモリ制御回路がメモリ回路から有効走査領域を移動
させて読み出す。さらに、動きベクトル検出回路が検出
した動きベクトルの小数部によって、手ぶれの残りの±
0.5画素範囲の誤差を補正するように、光入力振動手
段が固体撮像素子の光入力を振動させるようにし、画質
劣化のない、画質が安定した手ぶれ補正を行う。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例における手ぶ
れ補正機能を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図
である。図1において、101は有効走査領域とこの有
効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像領域を
有した固体撮像素子、102はこの固体撮像素子を上下
0.5画素の範囲で振動させる振動手段、103は有効
走査領域を移動させ固体撮像素子101を駆動する走査
領域移動回路、104は固体撮像素子101の出力信号
を信号処理する信号処理回路、105は固体撮像素子1
01の出力信号から動きベクトルを検出する動きベクト
ル検出回路である。
【0023】図2は本発明の固体撮像素子の撮像領域を
示した模式図である。201は撮像領域、202は有効
走査領域、203は補正領域である。(a)は手ぶれに
よる動きベクトルの検出、(b)は有効走査領域202
の移動による手ぶれ補正である。
【0024】図3は本発明の第1の実施例における手ぶ
れ補正の手順を示した模式図である。(a)は手ぶれに
よる動きベクトルの検出、(b)は固体撮像素子101
からの読み出し制御による手ぶれ補正、(c)は固体撮
像素子101の振動制御による手ぶれ補正である。
【0025】以上のように構成された本実施例の手ぶれ
補正機能を搭載した撮像装置について、以下その動作に
ついて説明する。
【0026】まず、固体撮像素子101の出力信号を信
号処理回路104で信号処理を行い、出力信号を出力す
る。また、固体撮像素子101の出力信号を動きベクト
ル検出回路105に供給する。この信号によって動きベ
クトル検出回路105は動きベクトルを検出する。この
動きベクトル検出回路105が検出した動きベクトルの
整数部によって、手ぶれを±0.5画素の誤差範囲で補
正するように、走査領域移動回路103は有効走査領域
202を移動させて固体撮像素子101を駆動する。こ
の動作を繰り返して手ぶれ補正を行う。手ぶれによって
被写体が動いた時、現フィールドの信号と前フィールド
の信号を比較し、動きベクトルを検出する(図2(a)
参照)。動きベクトルの整数部によって、有効走査領域
202を移動させ手ぶれ補正を行う(図2(b)参照)
。手ぶれによる動きベクトルの検出を行う(図3(a)
参照)。動きベクトルの整数部だけ、有効走査領域20
2を移動させ、固体撮像素子101から読み出し手ぶれ
補正を行う(図3(b)参照)。しかし、まだ±0.5
画素範囲の誤差がある。さらに、動きベクトル検出回路
105が検出した動きベクトルの小数部だけ、手ぶれの
残りの±0.5画素範囲の誤差を補正するように、振動
手段102が固体撮像素子101を振動させる(図3(
c)参照)。この動作を繰り返して、画質劣化のない、
画質が安定した手ぶれ補正を行う。
【0027】以上のように本実施例によれば、本発明の
撮像装置は、有効走査領域202とこの有効走査領域2
02を移動させる補正領域203とからなる撮像領域2
01を有した固体撮像素子101と、この固体撮像素子
101を上下0.5画素の範囲で振動させる振動手段1
02と、有効走査領域202を移動させて固体撮像素子
101を駆動する走査領域移動回路103と、固体撮像
素子101の出力信号を信号処理する信号処理回路10
4と、固体撮像素子101の出力信号から動きベクトル
を検出する動きベクトル検出回路105とを設けること
により、画質劣化のない、画質が安定した手ぶれ補正を
行うことができる。
【0028】図4は本発明の第2の実施例を示す手ぶれ
補正機能を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において、101は有効走査領域とこの有効
走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像領域を有
した固体撮像素子、103は有効走査領域を移動させ固
体撮像素子101を駆動する走査領域移動回路、104
は固体撮像素子101の出力信号を信号処理する信号処
理回路、105は固体撮像素子101の出力信号から動
きベクトルを検出する動きベクトル検出回路で、以上は
図1の構成と同様なものである。図1と異なるのは、振
動手段102の代わりに、402の固体撮像素子101
の光入力を上下0.5画素の範囲で振動させる光入力振
動手段を設けた点である。
【0029】図5は本発明の第2実施例における手ぶれ
補正の手順を示した模式図である。(a)は手ぶれによ
る動きベクトルの検出、(b)は固体撮像素子101か
らの読み出し制御による手ぶれ補正、(c)は固体撮像
素子101の光入力振動制御による手ぶれ補正である。
【0030】上記のように構成された手ぶれ補正機能を
搭載した撮像装置について、以下その動作を説明する。
【0031】まず、固体撮像素子101の出力信号を信
号処理回路104で信号処理を行い、出力信号を出力す
る。また、固体撮像素子101の出力信号を動きベクト
ル検出回路105に供給する。この信号によって動きベ
クトル検出回路105は動きベクトルを検出する。走査
領域移動回路103は手ぶれを±0.5画素の誤差範囲
で補正するように、この動きベクトルの整数部だけ、有
効走査領域202を移動させて固体撮像素子101を駆
動する。手ぶれによる動きベクトルの検出を行う(図5
(a)参照)。動きベクトルの整数部だけ、有効走査領
域202を移動させ、固体撮像素子101からの読み出
しによる手ぶれ補正を行う(図5(b)参照)。しかし
、まだ±0.5画素範囲の誤差がある。さらに、動きベ
クトル検出回路105が検出した動きベクトルの小数部
だけ、手ぶれの残りの±0.5画素範囲の誤差を補正す
るように、光入力振動手段402が固体撮像素子101
の光入力を振動させる(図5(c)参照)。この動作を
繰り返して、画質劣化のない、画質が安定した手ぶれ補
正を行う。
【0032】以上のように本実施例によれば、本発明の
撮像装置は、有効走査領域202とこの有効走査領域2
02を移動させる補正領域203とからなる撮像領域2
01を有した固体撮像素子101と、この固体撮像素子
101に入力する光入力を上下0.5画素の範囲で振動
させる光入力振動手段402と、有効走査領域を移動さ
せ固体撮像素子101を駆動する走査領域移動回路10
3と、固体撮像素子101の出力信号を信号処理する信
号処理回路104と、固体撮像素子101の出力信号か
ら動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路105
とを設けることにより、画質劣化のない、画質が安定し
た手ぶれ補正を行うことができる。
【0033】図6は本発明の第3の実施例における手ぶ
れ補正機能を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図
である。図6において、101は有効走査領域とこの有
効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像領域を
有した固体撮像素子、102はこの固体撮像素子101
を上下0.5画素の範囲で振動させる振動手段、603
は固体撮像素子101を駆動する駆動回路、606は固
体撮像素子101の出力信号を一時蓄えておくメモリ回
路、104はこのメモリ回路の出力信号を信号処理する
信号処理回路、105は固体撮像素子101の出力信号
とメモリ回路606の出力信号から動きベクトルを検出
する動きベクトル検出回路である。図1と異なるのは、
メモリ回路606を新たに設け、走査領域移動回路10
3の代わりに駆動回路603とメモリ制御回路607を
新たに設けた点である。
【0034】以上のように構成された本実施例の手ぶれ
補正機能を搭載した撮像装置について、以下その動作に
ついて説明する。
【0035】まず、固体撮像素子101の出力信号をメ
モリ回路606と動きベクトル検出回路105に供給す
る。メモリ回路606の出力信号を信号処理回路104
で信号処理を行い、出力信号を出力する。また、動きベ
クトル検出回路105はメモリ回路606の出力信号と
固体撮像素子101の出力信号を比較して動きベクトル
を検出する(図3(a)参照)。メモリ制御回路607
は、手ぶれを±0.5画素の誤差範囲で補正するように
、この動きベクトルの整数部だけ、有効走査領域を移動
させメモリ回路606から読み出す(図3(b)参照)
。しかし、まだ±0.5画素範囲の誤差がある。さらに
、動きベクトル検出回路105が検出した動きベクトル
の小数部だけ、手ぶれの残りの±0.5画素範囲の誤差
を補正するように、振動手段102が固体撮像素子10
1を振動させる(図3(c)参照)。この動作を繰り返
して、画質劣化のない、画質が安定した手ぶれ補正を行
う。
【0036】以上のように本実施例によれば、本発明の
撮像装置は、有効走査領域202とこの有効走査領域2
02を移動させる補正領域203とからなる撮像領域2
01を有した固体撮像素子101と、この固体撮像素子
101を上下0.5画素の範囲で振動させる振動手段1
02と、固体撮像素子101を駆動する駆動回路603
と、固体撮像素子101の出力信号を一時蓄えるメモリ
回路606と、メモリ回路606の出力信号を信号処理
する信号処理回路104と、固体撮像素子101の出力
信号とメモリ回路606の出力信号を比較して動きベク
トルを検出する動きベクトル検出回路105と、この動
きベクトル検出回路105の動きベクトルによって有効
走査領域202を移動させてメモリ回路606から読み
出すメモリ制御回路607という構成を設けることによ
り、画質劣化のない、画質が安定した手ぶれ補正を行う
ことができる。
【0037】図7は本発明の第4の実施例における手ぶ
れ補正機能を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図
である。図7において、101は有効走査領域とこの有
効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮像領域を
有した固体撮像素子、402はこの固体撮像素子101
の光入力を上下0.5画素の範囲で振動させる光入力振
動手段、703は固体撮像素子101を駆動する駆動回
路、706は固体撮像素子101の出力信号を一時蓄え
ておくメモリ回路、104はメモリ回路706の出力信
号を信号処理する信号処理回路、105は固体撮像素子
101の出力信号とメモリ回路706の出力信号から動
きベクトルを検出する動きベクトル検出回路である。図
4と異なるのは、メモリ回路706を新たに設けた点と
走査領域移動回路103の代わりに駆動回路703とメ
モリ制御回路707を設けた点である。
【0038】上記のように構成された手ぶれ補正機能を
搭載した撮像装置について、以下その動作を説明する。
【0039】まず、固体撮像素子101の出力信号をメ
モリ回路706と動きベクトル検出回路105に供給す
る。メモリ回路706の出力信号を信号処理回路104
で信号処理を行い、出力信号を出力する。また、固体撮
像素子101の出力信号とメモリ回路706の出力信号
から動きベクトル検出回路105が動きベクトルを検出
する。メモリ制御回路707は手ぶれを±0.5画素の
誤差範囲で補正するように、この動きベクトルの整数部
だけ、有効走査領域を移動させメモリ回路706から読
み出す。手ぶれによる動きベクトルの検出を行う(図5
(a)参照)。動きベクトルの整数部だけ、有効走査領
域202を移動させ、メモリ回路706からの読み出し
による手ぶれ補正を行う(図5(b)参照)。しかし、
まだ±0.5画素範囲の誤差がある。さらに、動きベク
トル検出回路105が検出した動きベクトルの小数部だ
け、手ぶれの残りの±0.5画素範囲の誤差を補正する
ように、光入力振動手段402が固体撮像素子101の
光入力を振動させる(図5(c)参照)。この動作を繰
り返して、画質劣化のない、画質が安定した手ぶれ補正
を行う。
【0040】以上のように本実施例によれば、本発明の
撮像装置は、有効走査領域202とこの有効走査領域2
02を移動させる補正領域203とからなる撮像領域2
01を有した固体撮像素子101と、この固体撮像素子
101の光入力を上下0.5画素の範囲で振動させる光
入力振動手段402と、固体撮像素子101を駆動する
駆動回路703と、固体撮像素子101の出力信号を一
時蓄えるメモリ回路706と、メモリ回路706の出力
信号を信号処理する信号処理回路104と、固体撮像素
子101の出力信号とメモリ回路606の出力信号を比
較して動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路1
05と、この動きベクトル検出回路105の動きベクト
ルによって前記有効走査領域202を移動させてメモリ
回路706から読み出すメモリ制御回路707とを設け
ることにより、画質劣化のない、画質が安定した手ぶれ
補正を行うことができる。
【0041】なお、上記実施例において、振動手段10
2と光入力振動手段402の振動範囲は上下0.5画素
の振動制御としたが、振動手段102と光入力振動手段
402の振動範囲は上1画素または下1画素の振動制御
としても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の撮像装置は、有効
走査領域とこの有効走査領域を移動させる補正領域とか
らなる撮像領域を有した固体撮像素子と、この固体撮像
素子を上下方向に振動させる振動手段と、前記固体撮像
素子の前記有効走査領域を移動させる走査領域移動回路
と、前記固体撮像素子の出力信号を信号処理する信号処
理回路と、手ぶれの動きベクトルを検出する動きベクト
ル検出回路とを設けることにより、また本発明の撮像装
置は、有効走査領域とこの有効走査領域を移動させる補
正領域とからなる撮像領域を有した固体撮像素子と、こ
の固体撮像素子に入力する光入力を上下方向に振動させ
る光入力振動手段と、前記固体撮像素子の前記有効走査
領域を移動させる走査領域移動回路と、前記固体撮像素
子の出力信号を信号処理する信号処理回路と、手ぶれの
動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路とを設け
ることにより、また本発明の撮像装置は、有効走査領域
とこの有効走査領域を移動させる補正領域とからなる撮
像領域を有した固体撮像素子と、この固体撮像素子を上
下方向に振動させる振動手段と、前記固体撮像素子の出
力信号を一時蓄えるメモリ回路と、このメモリ回路の出
力信号を信号処理する信号処理回路と、手ぶれの動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出回路と、この動きベ
クトル検出回路が検出した動きベクトルだけ前記メモリ
回路からの前記有効走査領域の読み出しを制御するメモ
リ制御回路とを設けることにより、また本発明の撮像装
置は、有効走査領域とこの有効走査領域を移動させる補
正領域とからなる撮像領域を有した固体撮像素子と、こ
の固体撮像素子に入力する光入力を上下方向に振動させ
る光入力振動手段と、前記固体撮像素子の出力信号を一
時蓄えるメモリ回路と、このメモリ回路の出力信号を信
号処理する信号処理回路と、手ぶれの動きベクトルを検
出する動きベクトル検出回路と、この動きベクトル検出
回路が検出した動きベクトルによって前記メモリ回路か
らの前記有効走査領域の読み出しを制御するメモリ制御
回路という構成を設けることにより、画質劣化のない、
画質が安定した手ぶれ補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における手ぶれ補正機能
を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図
【図2】同
第1の実施例における固体撮像素子の撮像領域を示す模
式図
【図3】同第1の実施例における手ぶれ補正の手順を示
した模式図
【図4】本発明の第2の実施例における手ぶれ補正機能
を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図
【図5】同
第2の実施例における手ぶれ補正の手順を示した模式図
【図6】本発明の第3の実施例における手ぶれ補正機能
を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図
【図7】本
発明の第4の実施例における手ぶれ補正機能を搭載した
撮像装置の構成を示すブロック図
【図8】従来例におけ
る手ぶれ補正機能を搭載した撮像装置の第1の構成を示
したブロック図
【図9】従来例における手ぶれ補正機能を搭載した撮像
装置の第2の構成を示したブロック図
【図10】従来例における手ぶれ補正の手順を示した模
式図
【符号の説明】
101  固体撮像素子 102  振動手段 103  走査領域回路 104  信号処理回路 105  動きベクトル検出回路 402  光入力振動手段 606,706  メモリ回路 607,707  メモリ制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  有効走査領域とこの有効走査領域を移
    動させる補正領域とからなる撮像領域を有した固体撮像
    素子と、この固体撮像素子を上下方向に振動させる振動
    手段と、前記固体撮像素子の前記有効走査領域を移動さ
    せる走査領域移動回路と、前記固体撮像素子の出力信号
    を信号処理する信号処理回路と、手ぶれの動きベクトル
    を検出する動きベクトル検出回路とを備え、前記動きベ
    クトル検出回路が検出した動きベクトルの整数部だけ、
    前記走査領域移動回路で前記有効走査領域を移動させる
    と共に、前記動きベクトル検出回路が検出した垂直方向
    動きベクトルの小数部だけ、前記振動手段で前記固体撮
    像素子を振動させるようにした撮像装置。
  2. 【請求項2】  有効走査領域とこの有効走査領域を移
    動させる補正領域とからなる撮像領域を有した固体撮像
    素子と、この固体撮像素子を上下方向に振動させる振動
    手段と、前記固体撮像素子の出力信号を一時蓄えるメモ
    リ回路と、このメモリ回路の出力信号を信号処理する信
    号処理回路と、手ぶれの動きベクトルを検出する動きベ
    クトル検出回路と、前記メモリ回路からの前記有効走査
    領域の読み出しを制御するメモリ制御回路とを備え、前
    記動きベクトル検出回路が検出した動きベクトルの整数
    部だけ、前記メモリ制御回路が前記有効走査領域を移動
    させて前記メモリ回路から読み出すと共に、前記動きベ
    クトル検出回路が検出した垂直方向動きベクトルの小数
    部だけ、前記振動手段で前記固体撮像素子を振動させる
    ようにした撮像装置。
  3. 【請求項3】  振動手段の振動範囲を上下0.5ライ
    ンまたは上1ラインまたは下1ラインの範囲にしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】  有効走査領域とこの有効走査領域を移
    動させる補正領域とからなる撮像領域を有した固体撮像
    素子と、この固体撮像素子に入力する光入力を上下方向
    に振動させる光入力振動手段と、前記固体撮像素子の前
    記有効走査領域を移動させる走査領域移動回路と、前記
    固体撮像素子の出力信号を信号処理する信号処理回路と
    、手ぶれの動きベクトルを検出する動きベクトル検出回
    路とを備え、前記動きベクトル検出回路が検出した動き
    ベクトルの整数部だけ、前記走査領域移動回路で前記有
    効走査領域を移動させると共に、前記動きベクトル検出
    回路が検出した垂直方向動きベクトルの小数部だけ、前
    記光入力振動手段で前記固体撮像素子の光入力を振動さ
    せるようにした撮像装置。
  5. 【請求項5】  有効走査領域とこの有効走査領域を移
    動させる補正領域とからなる撮像領域を有した固体撮像
    素子と、この固体撮像素子に入力する光入力を上下方向
    に振動させる光入力振動手段と、前記固体撮像素子の出
    力信号を一時蓄えるメモリ回路と、このメモリ回路の出
    力信号を信号処理する信号処理回路と、手ぶれの動きベ
    クトルを検出する動きベクトル検出回路と、前記メモリ
    回路からの前記有効走査領域の読み出しを制御するメモ
    リ制御回路とを備え、前記動きベクトル検出回路が検出
    した動きベクトルの整数部だけ、前記メモリ制御回路が
    前記有効走査領域を移動させて前記メモリ回路から読み
    出すと共に、前記動きベクトル検出回路が検出した垂直
    方向動きベクトルの小数部だけ、前記光入力振動手段で
    前記固体撮像素子の光入力を振動させるようにした撮像
    装置。
  6. 【請求項6】  光入力振動手段の振動範囲を上下0.
    5ラインまたは上1ラインまたは下1ラインの範囲にし
    たことを特徴とする請求項4または5記載の撮像装置。
JP3086691A 1991-04-18 1991-04-18 撮像装置 Pending JPH04318776A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4867782A (en) * 1988-07-01 1989-09-19 Ici Americas Inc. Novel herbicidal 2-sulfonyliminothiazolidines
JP2010134480A (ja) * 2010-02-22 2010-06-17 Olympus Corp カメラ

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US4867782A (en) * 1988-07-01 1989-09-19 Ici Americas Inc. Novel herbicidal 2-sulfonyliminothiazolidines
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