JPH11155096A - 撮像装置、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及び画像処理装置 - Google Patents

撮像装置、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及び画像処理装置

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JPH11155096A
JPH11155096A JP9320885A JP32088597A JPH11155096A JP H11155096 A JPH11155096 A JP H11155096A JP 9320885 A JP9320885 A JP 9320885A JP 32088597 A JP32088597 A JP 32088597A JP H11155096 A JPH11155096 A JP H11155096A
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image
image signal
motion vector
imaging
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JP9320885A
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English (en)
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Hidetoshi Wada
秀俊 和田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/45Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from two or more image sensors being of different type or operating in different modes, e.g. with a CMOS sensor for moving images in combination with a charge-coupled device [CCD] for still images

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きベクトルを検出してから振れ補正を行う
までの制御時間の遅れを少なくする。 【解決手段】 撮像用の第1の撮像素子11と、これよ
り画素数が例えば1/4少ない、従って高速に読み出し
が行える動きベクトル検出用の第2の撮像素子12とを
用いる。第2の撮像素子12が撮像した画像から動きベ
クトル検出回路21で検出した動きベクトルに基づい
て、撮像素子駆動制御回路22、撮像素子駆動回路23
により第1の撮像素子11の読み出しを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ一体型VTR
やビデオカメラなどの撮像装置に関し、特に手ぶれ等の
振れ補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮像装置を用いて被写体を撮影するとき
に、撮像装置を三脚などに固定せずに、例えば手持ちに
したり走行中の自動車内から撮影すると、撮像画面にぶ
れが生じる。その撮像画面のぶれを補正するために、特
開平4−91573号公報に開示される「動き検出回路
及び手ぶれ補正装置」のように、撮像した画像から画像
のぶれを検出し、撮像画像を拡大して検出したぶれを補
正するように切り出す方法がある。しかしこの方法では
画像の拡大による画像の劣化が生じてしまう。そのため
特開平7−288735号公報に開示される「画像動き
補正装置」のように、あらかじめ大きな撮像面を持つ撮
像素子で撮像し、撮像素子の読み出し時にぶれを補正す
るように撮像素子の読み出しを制御し、画像を切り出す
方法がある。この方法によれば撮像画像の拡大が不要な
ので画像の劣化は生じず、またぶれ補正のための画像を
いったん記憶させるフィールドメモリが不要となる。
【0003】図7に上記の大きな撮像面を持つ撮像素子
でぶれ補正をするシステムのブロック図を示す。図7に
おいて、撮像素子駆動制御回路1により駆動される多画
素タイプの撮像素子2により撮像された画像は、アナロ
グ信号処理回路3で処理されて映像信号となり、これを
AD変換器4でデジタル化した後、動きベクトル検出回
路5により動きベクトルの検出を行う。そして、予測回
路6において次のフィールドの画像の動く方向を予測し
て係数発生回路7と動きベクトル検出回路5とを制御
し、撮像素子駆動制御回路1を制御してぶれを補正する
ように撮像素子2を駆動する。
【0004】図8に撮像素子1の出力信号を示す。撮像
素子1は(n−1)フィールドで露光した画像を次のn
フィールドで読み出して出力している。次に、nフィー
ルドで読み出した画像からぶれを検出し、次の(n+
1)フィールドにおいて読み出す画像のぶれを補正する
ように撮像素子1を制御して読み出すようにしている。
【0005】また上記の各公報とは別の技術として、ぶ
れ補正手段として可変頂角プリズムを用いる方法があ
る。この場合は加速度センサなどによりぶれを検出し
て、そのぶれを補正するように可変頂角プリズムを制御
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8において、露光し
た(n−1)フィールドの中心から画像ぶれ補正の撮像
素子1の制御による読み出しまでには1.5フィールド
期間の時間遅れが生じる。このようにこのシステムは
1.5フィールド期間の時間遅れを持つフィードバック
系を構成していることにより、システムの基本的な特性
としてぶれ補正の周波数特性が悪化してしまう。そのた
めに係数発生回路7などを制御して周波数特性悪化を抑
えねばならないが、それによりぶれ補正特性の振幅特性
が悪化してしまうという問題があった。
【0007】また、ぶれ補正の手段として可変頂角プリ
ズムを用いる撮像装置においては、加速度センサなどに
よりぶれを検出しているが、広角撮影時にも望遠撮影時
にもぶれの検出精度は変わらない。そのために広角撮影
時には問題が無くても、望遠撮影時には検出精度が不足
する場合がある。そのため特開昭61−269572号
公報に開示されるように撮像した画像から電子的にカメ
ラぶれ検出する方法も考えられているが、前述の撮像素
子を制御してぶれを補正する装置と同様に1.5フィー
ルド期間の時間遅れを持つフィードバック系を構成して
いるので、ぶれ補正の周波数特性が悪化してしまうとい
う問題があった。
【0008】本発明は上記の問題を解決し、制御の時間
遅れの少ない制御系を実現することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による撮
像装置においては、被写体を撮像して第1の画像信号を
出力する第1の撮像手段と、上記第1の撮像手段の画素
数より実質的に少ない画素数を有し、上記被写体を撮像
して第2の画像信号を出力する第2の撮像手段と、上記
第2の画像信号から動きベクトルを検出する検出手段
と、上記検出された動きベクトルに応じて上記第1の撮
像手段より出力される画像信号に対して動き補正を行う
制御手段とを設けている。
【0010】請求項3の発明による撮像装置において
は、被写体を撮像して第1の画像信号を出力する第1の
撮像手段と、上記第1の撮像手段の画素数より実質的に
少ない画素数を有し、上記被写体を撮像して第2の画像
信号を出力する第2の撮像手段と、上記第1の撮像手段
より上記被写体側に前置される可変頂角プリズムと、上
記第2の画像信号から動きベクトルを検出する検出手段
と、上記検出された動きベクトルに応じて上記可変頂角
プリズムを制御する制御手段とを設けている。
【0011】請求項4の発明によるコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体においては、第1の撮像手段により被
写体を撮像して第1の画像信号を出力する手順と、上記
第1の撮像手段の画素数より実質的に少ない画素数を有
する第2の撮像手段により、上記被写体を撮像して第2
の画像信号を出力する手順と、上記第2の画像信号から
動きベクトルを検出する手順と、上記検出された動きベ
クトルに応じて上記第1の撮像手段より出力される画像
信号に対して動き補正を行う手順とを実行するためのプ
ログラムを記憶している。
【0012】請求項6の発明によるコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体においては、第1の撮像手段により被
写体を撮像して第1の画像信号を出力する手順と、上記
第1の撮像手段の画素数より実質的に少ない画素数を有
する第2の撮像手段により、上記被写体を撮像して第2
の画像信号を出力する手順と、上記第2の画像信号から
動きベクトルを検出する手順と、上記検出された動きベ
クトルに応じて上記第1の撮像手段の上記被写体側に前
置された可変頂角プリズムを制御する手順とを実行する
ためのプログラムを記憶している。
【0013】請求項7の発明による画像処理装置におい
ては、第1の周期で画像信号を生成する第1の画像信号
生成手段と、上記第1の周期より短い第2の周期で画像
信号を生成する第2の画像信号生成手段と、上記第2の
画像信号生成手段より出力される画像信号中より画像の
動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、上記
動きベクトル検出手段によって検出された動きベクトル
に基づいて、上記第1の画像信号生成手段より出力され
る画像信号の動きを補正する動き補正手段とを設けてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
に基づき説明する。図1において、フォーカスやズーム
を行うフォーカス・ズーム光学系10を通った光学像を
絞り13により適度な光量に制限した後、ハーフミラー
により2つに分岐する。分岐した光学像の一つはリレー
レンズ15を通り第1の撮像素子11へ、もう一つの光
学像はリレーレンズ16を通り第2の撮像素子12へ導
かれる。尚、本実施の形態では、ハーフミラー14を用
いて2つの撮像素子11、12が同一のフォーカス・ズ
ーム光学系10を共用しているが、独立した2つの光学
系で構成することも可能である。その場合は2つの光学
系間においてフォーカスとズームの制御は共通として同
期させなくてはならない。
【0015】ここで、撮像素子11は撮影用の撮像面積
の大きな撮像素子(本発明の撮像手段、画像信号生成手
段に相当する)であり、撮像素子12は動きベクトルを
検出するための画像を撮像する撮像素子である。撮像素
子11の画素と撮像素子12の画素の光学的な位置関係
を図2に示す。図示のように、撮像素子12は撮像素子
11の1/4の画素数を持ち、図示のように光学的に配
置される。すなわち、撮影用の撮像素子11の4つの画
素と、動きベクトル検出用の撮像素子12の一つの画素
が光学的に重ねられるように配置される。尚、物理的に
撮像素子11と撮像素子12の一つの画素の面積が同じ
であっても、リレーレンズ16を光学的に撮像素子11
の4つの画素に対し撮像素子12の1つの画素が配置さ
れるように縮小光学系とすることにより実質的に画素数
を少なくすればよい。また、本実施の形態では撮像素子
12は撮像素子11の1/4の画素数を持つとしたが、
画素数は任意に選択できる。
【0016】撮像素子12で撮像した画像はCDS回路
17とAGC回路18を通りAD変換器19でデジタル
化された後、カメラ信号処理回路20において輝度信号
を生成する。その輝度信号から動きベクトル検出回路2
1において撮像した画像の動きベクトルを検出する。動
きベクトル検出方法として、本実施の形態では現フィー
ルドの画像と前フィールドの画像とを所定の代表点又は
画素毎に比較対照するマッチング法を採用する。具体的
には、前フィールドの画像を現フィールドの画像に対し
て画面内で水平及び垂直にシフトさせて突き合わせ、両
者が最も一致するシフト量及び方向を以って動きベクト
ルとする。
【0017】図3に、本実施の形態の動きベクトル検出
の説明のために、撮影用の撮像素子11と動きベクトル
検出用の撮像素子12の出力する画像の時間的関係を示
す。撮影用の撮像素子11は1フィールド分の画像を1
/60秒間隔で出力する。また、動きベクトル検出用の
撮像素子12は、前述のように撮像素子11と比較して
画素数が1/4なので、同じ駆動クロックであっても撮
像素子11の1/4の時間間隔である1/240秒に1
フィールド分の画像を出力することができる。撮像素子
12から出力されるaのフィールドとbのフィールドの
画像のパターンマッチングにより動きベクトル検出す
る。この検出された動きベクトルに応じて撮像素子11
の読み出しを制御してぶれを補正する方向に撮像素子1
1のAのフィールドの画像を読み出す(本発明の動き補
正手段に相当する)。
【0018】図1において、上述のように検出された動
きベクトルにより撮像素子駆動制御回路22を介して、
撮像素子11を駆動する撮像素子駆動回路23と、撮像
素子12を駆動する撮像素子駆動回路24とを制御する
ことにより、撮像素子11から上記検出した動きベクト
ルを補正する方向に画像を読み出す。撮像素子11から
読み出された信号はCDS回路25とAGC回路26と
を通りAD変換器27でデジタル化された後、カメラ信
号処理回路28において映像信号に変換される。
【0019】次に、補間回路29において撮像素子11
の読み出しでは補正し切れない1画素未満のぶれを補間
する。具体的には、直線補間を採用するとすれば、1画
素以下の補正は補正後の画素のあるべき位置の両隣の画
素から距離に応じた割合いで畳み込みを行って画素デー
タを生成することにより行う。このようにして、1画素
以下までぶれ補正した映像信号を出力する。
【0020】次に、本実施の形態による制御遅延につい
て図4を用いて説明する。図4において、従来はAのフ
ィールド期間に露光され、Bのフィールド期間で読み出
された画像で元のCの画像の読み出しを制御していたた
めに、1.5フィールド期間である1.5/60秒の時
間遅れが発生し、ぶれ補正特性の悪化の原因となってい
た。これに対して本実施の形態では、aのフィールド期
間に露光されbで読み出された画像を元にCの読み出し
を制御しているので、時間遅れが撮像素子12における
1.5フィールド期間である1.5/240秒と少なく
なり、従来と比較して良好なぶれ補正特性を得ることが
できる。
【0021】また、従来では撮像面積の大きな撮像素子
を制御して読み出す結果、本来の撮像素子の撮像面積よ
りも狭くなった画像について動きベクトルを検出してい
たが、本実施の形態では、図1における撮像素子11の
大きな面積の撮像面と同じ光学像を結像する撮像素子1
2により動きベクトルを検出するので、検出範囲が広く
なり、より大きなぶれにも対応することが可能となる。
【0022】従って、本実施の形態によれば、撮影用の
撮像面積の大きな第1の撮像素子11と、フォーカスや
倍率が第1の撮像素子11のための光学系と同一か同期
する光学系を備え第1の撮像素子11より画素数が少な
く高速撮像が可能なぶれ検出のための第2の撮像素子1
2と、動きベクトル検出回路21とを設け、高速撮像す
る第2の撮像素子12の画像から動きベクトルを検出
し、検出した動きベクトルに応じて第1の撮像素子11
の読み出しを撮像素子駆動制御回路22及び撮像素子駆
動回路23を介して制御することにより、制御の時間の
遅れが少ない制御系を構成してぶれ補正を行うことので
きる撮像装置を実現することができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態を図5に
基づき説明する。図5においては図1と対応する部分に
は同一符号を付して重複する詳しい説明は省略する。図
5において、フォーカス・ズーム光学系10、絞り13
を通り、ハーフミラー14により2つに分岐された光学
像の一つはリレーレンズ15から第1の撮像素子11
へ、もう一つの光学像はリレーレンズ16から第2の撮
像素子12へ導かれる。第2の撮像素子12で撮像した
画像はCDS回路17、AGC回路18、AD変換器1
9を通ってカメラ信号処理回路20において輝度信号が
生成され、その輝度信号から動きベクトル検出回路21
により動きベクトルを検出する。尚、2つの撮像素子1
1、12のそれぞれに対して独立した2つの光学系を用
い、この2つの光学系間においてフォーカスとズームの
制御を共通として同期させるようにしてもよい。
【0024】本実施の形態の動きベクトル検出のための
撮影用の撮像素子11と動きベクトル検出用の撮像素子
12の出力する画像の時間的関係は図3に示すように、
撮像素子11は1フィールド分の画像を1/60秒間隔
で出力し、撮像素子12は、同じ駆動クロックであって
も撮像素子11の1/4の時間間隔である1/240秒
に1フィールド分の画像を出力することができる。すな
わち、撮像素子11が1フィールド分の画像を出力する
間に、撮像素子12では4フィールド分の画像を出力す
ることができる。それにより、撮像素子11が1フィー
ルド分の画像を撮像している間に4回動きベクトルを検
出できる。
【0025】図5において、検出した動きベクトルに基
づいて、本発明の動き補正手段に相当する可変頂角プリ
ズム駆動制御回路30を介して可変頂角プリズム駆動回
路31を制御する。可変頂角プリズム駆動回路31はア
クチュエータ32を駆動し、可変頂角プリズム33にお
いてぶれ補正するように駆動する。可変頂角プリズム3
3によりぶれ補正をされた光学像はリレーレンズ15を
通り撮像素子11に結像する。そして、撮像素子11で
撮像されたぶれ補正のなされた画像はCDS回路25、
AGC回路26、AD変換器27を通ってカメラ信号処
理回路28により映像信号に変換される。
【0026】尚、第3の実施の形態として、図6に示す
ように、可変頂角プリズム33をフォーカス・ズーム光
学系10の前に配置するようにしてもよい。他の構成及
び動作は図5と同様である。
【0027】第2、第3の実施の形態においては、第1
の実施の形態と同様にぶれ検出から補正までの時間遅れ
が少ないために、良好なぶれ補正特性を得られるだけで
なく、1画素以下の補正も可変頂角プリズム33によっ
て行えるので、第1の実施の形態のように撮像素子11
の読み出しを制御するシステムと比較して補間回路が不
要となる。
【0028】また、加速度センサなどのセンサによりぶ
れを検出する方法と比較して本実施の形態では、動きベ
クトル検出用の撮像素子12により撮像された画像から
動きベクトルを検出しているので、広角撮影時と比較し
て望遠撮影時であっても撮像する画面の画素当りのぶれ
検出精度が低下しない。
【0029】さらに、可変頂角プリズム33を1フィー
ルド期間に4回制御することにより、撮影用の撮像素子
11の電子シャッタや機械式シャッタなどにより撮像素
子11の露光時間を短くしなくても、撮像素子11の露
光中のぶれによる画像のボケも少なくなる。
【0030】従って、可変頂角プリズム33を備える本
実施の形態によれば、ぶれ検出用の撮像素子12の撮像
した画像より検出した動きベクトルにより、撮影用の撮
像素子11に前置される可変頂角プリズム33を制御す
ることにより、制御の時間遅れが少ない制御系を構成し
てぶれ補正を行うことのできる撮像装置を実現すること
ができる。
【0031】尚、図1、図5、図6の各機能ブロックで
構成されるシステムは、ハード的に構成してもよく、ま
たCPUやメモリ等から成るマイクロコンピュータシス
テムに構成してもよい。マイクロコンピュータシステム
に構成する場合、上記メモリは本発明による記憶媒体を
構成する。この記憶媒体には、前述した第1〜第3の実
施の形態の動作を行うための手順を実行するためのプロ
グラムが記録される。また、この記憶媒体としては、R
OM、RAM等の半導体メモリや、光ディスク、光磁気
ディスク、磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−R
OM、フロッピディスク、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード等として用いてよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1、4、7(8〜
10)の発明によれば、動きベクトルを検出してから画
像の振れを補正するまでの制御の時間遅れを少なくする
ことができ、従来に比べて良好な振れ補正を行うことが
できる。また、補間手段を設けることにより、1画素未
満の振れを補正することができる。
【0033】また、請求項3、6、11の発明によれ
ば、上記制御時間の遅れを少なくすることができると共
に、可変頂角プリズムによって1画素未満の振れ補正を
行うことができるので、補間回路等を必要としない。ま
た、加速度センサ等を用いずに動きベクトルにより可変
頂角プリズムを制御するので、望遠撮像時にも画素当り
の振れ検出精度が低下することがない。さらに、第1、
第2の撮像手段の画素数に応じた回数だけ1フィールド
間に可変頂角プリズムを制御することができるので、シ
ャッタにより露光時間を短かくしなくても、露光中の振
れによる画像のボケを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】第1、第2の撮像素子の画素配置を示す構成図
である。
【図3】動作を示すタイミングチャートである。
【図4】動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図7】従来の振れ補正装置のブロック図である。
【図8】従来の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
11 第1の撮像素子 12 第2の撮像素子 14 ハーフミラー 15、16 リレーレンズ 17、25 CDS回路 18、26 AGC回路 19、27 AD変換器 20、28 カメラ信号処理回路 21 動きベクトル検出回路 22 撮像素子駆動制御回路 23、24 撮像素子駆動回路 29 補間回路 30 可変頂角プリズム駆動制御回路 31 可変頂角プリズム駆動回路 32 アクチュエータ 33 可変頂角プリズム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して第1の画像信号を出力
    する第1の撮像手段と、 上記第1の撮像手段の画素数より実質的に少ない画素数
    を有し、上記被写体を撮像して第2の画像信号を出力す
    る第2の撮像手段と、 上記第2の画像信号から動きベクトルを検出する検出手
    段と、 上記検出された動きベクトルに応じて上記第1の撮像手
    段より出力される画像信号に対して動き補正を行う制御
    手段とを備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記検出された動きベクトルに応じて上
    記第1の画像信号に対して1画素未満の振れ補正を行う
    補間手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 被写体を撮像して第1の画像信号を出力
    する第1の撮像手段と、 上記第1の撮像手段の画素数より実質的に少ない画素数
    を有し、上記被写体を撮像して第2の画像信号を出力す
    る第2の撮像手段と、 上記第1の撮像手段より上記被写体側に前置される可変
    頂角プリズムと、 上記第2の画像信号から動きベクトルを検出する検出手
    段と、 上記検出された動きベクトルに応じて上記可変頂角プリ
    ズムを制御する制御手段とを備えた撮像装置。
  4. 【請求項4】 第1の撮像手段により被写体を撮像して
    第1の画像信号を出力する手順と、 上記第1の撮像手段の画素数より実質的に少ない画素数
    を有する第2の撮像手段により、上記被写体を撮像して
    第2の画像信号を出力する手順と、 上記第2の画像信号から動きベクトルを検出する手順
    と、 上記検出された動きベクトルに応じて上記第1の撮像手
    段より出力される画像信号に対して動き補正を行う手順
    とを実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 上記検出された動きベクトルに応じて上
    記第1の画像信号に対して1画素未満の振れ補正を行う
    手順を実行するためのプログラムを記憶したことを特徴
    とする請求項4記載のコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  6. 【請求項6】 第1の撮像手段により被写体を撮像して
    第1の画像信号を出力する手順と、 上記第1の撮像手段の画素数より実質的に少ない画素数
    を有する第2の撮像手段により、上記被写体を撮像して
    第2の画像信号を出力する手順と、 上記第2の画像信号から動きベクトルを検出する手順
    と、 上記検出された動きベクトルに応じて上記第1の撮像手
    段の上記被写体側に前置された可変頂角プリズムを制御
    する手順とを実行するためのプログラムを記憶したコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  7. 【請求項7】 第1の周期で画像信号を生成する第1の
    画像信号生成手段と、 上記第1の周期より短い第2の周期で画像信号を生成す
    る第2の画像信号生成手段と、 上記第2の画像信号生成手段より出力される画像信号中
    より画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手
    段と、 上記動きベクトル検出手段によって検出された動きベク
    トルに基づいて、上記第1の画像信号生成手段より出力
    される画像信号の動きを補正する動き補正手段とを備え
    たことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記第1及び第2の画像信号生成手段は
    それぞれ撮像素子で構成され、上記第1の画像信号生成
    手段の撮像素子の撮像範囲と、上記第2の画像信号生成
    手段の撮像範囲は互いに対応するように構成されている
    ことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記第1及び第2の画像信号生成手段は
    それぞれ撮像素子で構成され、上記第2の画像信号生成
    手段の撮像素子は、上記第1の画像信号生成手段の撮像
    素子よりも実質的な画素数が少なく設定されいてること
    を特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記動き補正手段は、上記第1の画像
    信号生成手段より出力された画像信号を記憶するメモリ
    を備え、上記動きベクトル検出手段によって検出された
    動きベクトルを相殺する方向に上記メモリからの画像読
    み出し範囲をシフトすることにより、動きを補正するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項7記載の画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の画像信号生成手段は撮像素
    子で構成され、上記動き補正手段は、上記撮像素子に入
    射される入射光をシフトする光学補正手段を備え、上記
    動きベクトル検出手段によって検出された動きベクトル
    に基づいて、上記光学補正手段を駆動して上記動きを補
    正する方向に入射光をシフトするように構成されている
    ことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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