JPH04318721A - 同報通信異常時の伝送路切り換え方式 - Google Patents

同報通信異常時の伝送路切り換え方式

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JPH04318721A
JPH04318721A JP3086873A JP8687391A JPH04318721A JP H04318721 A JPH04318721 A JP H04318721A JP 3086873 A JP3086873 A JP 3086873A JP 8687391 A JP8687391 A JP 8687391A JP H04318721 A JPH04318721 A JP H04318721A
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義則 佐藤
Keijirou Hayashi
林 慶治郎
Katsuo Suzuki
鈴木 克男
Shiyuugo Toshijima
利島 周吾
Tsutomu Onuki
大貫 努
Akihiro Takahashi
高橋 昭弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、同報通信を行うネットワ−クシ
ステムにおける伝送路の異常検出並びに伝送路の切り換
え及びその実現方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の伝送路異常検出方式は、図12の
ように1本の伝送路に特定の管理ノ−ド5及び複数の通
常ノ−ド6,7を接続し、管理ノ−ド5には通常ノ−ド
数分の生死監視テ−ブル52と通常ノ−ドとの通信を行
う監視プログラム51を設け、通常ノ−ド6,7には通
常ノ−ド数分の生死監視テ−ブル62,72と生存応答
プログラム61,71を設け、管理ノ−ド5と個々の通
常ノ−ド間でそれぞれ専用回線による定周期の生存パト
ロ−ルを行い、管理ノ−ド5が通常ノ−ドの故障検出時
には故障情報を他の通常ノ−ドに一斉同報通知していた
【0003】これにより、ユ−ザのメッセ−ジ送信プロ
グラム69,メッセ−ジ受信プログラム79間における
同報通信の伝送路異常を検出していた。
【0004】なお、この種の伝送路異常検出方式として
関連するものには、特開平2−60340号公報が挙げ
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は管理ノ
−ド故障時のバックアップ、拡張性の配慮がされておら
ず、管理ノ−ド故障時の障害検出が困難、通常ノ−ド増
設時のソフトウェアでの専用回線接続に手間がかかると
いう問題があった。
【0006】本発明の課題は、管理ノ−ド故障時の障害
検出を容易にするとともに、ノ−ド増設時の拡張性を高
めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、同報通信用
の複数の伝送路と、該複数の伝送路すべてに接続された
複数のノ−ドとを含んで成り、前記複数の伝送路のうち
の第1の伝送路を用いてユーザメッセージを同報送信す
るネットワークシステムにおける同報通信異常時の伝送
路切り換え方式において、各ノードがそれぞれ全ノード
に対して所定の周期で前記第1の伝送路を通じて生存報
告を行い、各ノードは全ノードから前記生存報告を受信
するとともに、所定の時間間隔内にいずれかのノードか
ら生存報告を受信しなかった場合は第2の伝送路を通じ
て当該ノードの死認識メッセージを全ノードに対して送
信し、自ノードの死を表示する死認識メッセージを受信
した当該ノードは、前記第2伝送路を通じて全ノードに
生存報告とユーザメッセージを送信する伝送路の切換指
示とを送信することにより達成される。
【0008】上記の課題はまた、同報通信用の複数の伝
送路と、該複数の伝送路すべてに接続された複数のノ−
ドとを含んで成り、前記複数の伝送路のうちの一つの伝
送路を用いてユーザメッセージを送信するネットワーク
システムにおける同報通信異常時の伝送路切り換え方式
において、それぞれのノ−ドに全ノ−ド分の生死監視テ
−ブルと生存報告送信プログラムと生存報告受信プログ
ラムと死認識受信プログラムと構成制御プログラムとを
設け、定周期で生存報告を同報通知しあいながらノ−ド
相互の生死監視を行い、ノ−ドの死認識時には、従系伝
送路を用いて該当ノ−ドの死を同報通知し、死認識の通
知を受信した該当ノ−ドは伝送路異常とみなし、伝送路
切り換えを行った後に自ノ−ドの生存報告及び伝送路切
り換え指示の同報通知を行い、通知を受信したノ−ドは
その通知に従い該当ノ−ドの生存復帰及び伝送路切り換
えを行うことによっても達成される。
【0009】上記の課題はまた、同報通信用の複数の伝
送路と、該複数の伝送路すべてに接続された複数のノ−
ドとを含んで成り、前記複数の伝送路のうちの第1の伝
送路を用いてユーザメッセージを同報送信するネットワ
ークシステムにおける同報通信異常時の伝送路切り換え
方式において、第1の伝送路を経由する通信によって他
ノードの死を認識し、他ノードの死を認識した時には第
2の伝送路を用いて該他ノードとの通信を試み、成功し
た場合は前記第1の伝送路異常とみなして伝送路の切換
を行うことによっても達成される。
【0010】上記の課題はまた、同報通信用の複数の伝
送路と、該複数の伝送路すべてに接続された複数のノ−
ドとを含んで成り、前記複数の伝送路のうちの第1の伝
送路を用いてユーザメッセージを同報送信するネットワ
ークシステムにおける同報通信異常時の伝送路切り換え
方式において、各ノードに定周期で前記第1の伝送路を
経由して他ノードに対して生存報告を同報通知させ、他
ノードからの生存報告が前回受信後一定時間経過しても
受信されないときは当該他ノードに対して第2の伝送路
を用いて生存確認を行い、生存が確認されたらユーザメ
ッセージを同報送信する伝送路を前記第1の伝送路から
第2の伝送路に切り替えるプログラムを配置することに
よっても達成される。
【0011】上記の課題はまた、生存報告を主系伝送路
と従系伝送路とを通じて定周期で同報通知し、いずれか
のノードの生存報告のうち、いずれか一方の伝送路から
受信されるものの間隔が所定の間隔よりも大きく、他方
の伝送路から受信されるものの間隔が所定の間隔よりも
小さいとき、前記一方の伝送路を異常と判定する請求項
1乃至4のいずれかに記載の同報通信異常時の伝送路切
り換え方式によっても達成される。
【0012】上記の課題はさらに、他ノ−ドの異常検出
時は、同報通信デ−タをファイルに保存しておき、異常
ノ−ドが正常復帰時に前記保存メッセ−ジを該当ノ−ド
に送信する請求項1乃至5のいずれかに記載の同報通信
異常時の伝送路切り換え方式によっても達成される。
【0013】
【作用】図1を参照して説明する。第1の伝送路3,第
2の伝送路4に接続された各ノード1,2は、それぞれ
全ノードに対して所定の周期で前記第1の伝送路3を通
じて生存報告を行い、各ノードは全ノードから前記生存
報告を受信する。各ノードは、所定の時間間隔内にいず
れかのノード(Aノードとする)から生存報告を受信し
なかった場合は第2の伝送路4を通じて当該Aノードの
死認識メッセージを全ノードに対して送信する。自ノー
ドの死を表示する死認識メッセージを受信した当該Aノ
ードは、前記第2の伝送路4を通じて全ノードに生存報
告とユーザメッセージを送信する伝送路の切換指示とを
送信する。該生存報告と伝送路の切換指示とを受信した
各ノードは、Aノードの生存を確認するとともに、ユー
ザメッセージを送信する伝送路の切換を行う。
【0014】生存報告送信プログラム16,26は自ノ
−ドが生存している限り定周期で起動され、生存報告メ
ッセ−ジを作成し、他ノ−ドに対し同報通知を行う。生
存報告受信プログラム14,24は、生存報告メッセ−
ジが到着する度に起動され、該当メッセ−ジを取り込み
、ノ−ド生死監視テ−ブル12,22内の該当ノ−ド部
を‘生’に設定し、さらに伝送路切り換えの指示があれ
ば、指示に従い伝送路切り換えを行う。構成制御プログ
ラム11,21は自ノ−ドが生存している限り定周期で
起動され、ノ−ド生死監視テ−ブル12,22内の各ノ
ードの生存残タイムを減算し、いずれかのノードの生存
残タイムがゼロになった場合は第2の伝送路(従系伝送
路)4を用いて、該当ノ−ドの死認識メッセ−ジを同報
通知する。死認識受信プログラム15,25は、死認識
メッセ−ジが到着する度に起動され、該当メッセ−ジを
取り込み、死認識ノ−ドが他ノ−ドであれば、ノ−ド生
死監視テ−ブル12,22内の該当ノ−ド部を‘死’に
設定する。また、死認識ノ−ドが自ノ−ドであれば、第
1の伝送路(主系伝送路)3異常とみなし、伝送路を主
系伝送路3から従系伝送路4に切り換え、伝送路切り換
え指示を含んだ生存報告メッセ−ジを伝送路に同報通知
する。これらにより、伝送路の異常検出及び伝送路切り
換えができる。
【0015】さらに、全ノ−ドの生死監視テ−ブルを主
系伝送路用と従系伝送路用の2つ分持ち、生存報告を両
系の伝送路に定周期で同報通知し、主系伝送路用生死監
視テ−ブルによっていずれかのノ−ドの‘死’を検出し
た時は、従系伝送路用生死監視テ−ブルの該当ノ−ドの
状態を判定し、‘正’であれば主系伝送路の異常とみな
し、伝送路を切り換えることにより、同報通信時の伝送
路異常の検出、伝送路切り換えを高速に行うことが出来
る。
【0016】また、他ノ−ドの異常検出時は、同報通信
メッセ−ジをファイルに保存しておき、該当ノ−ドが正
常復帰時に前記保存メッセ−ジを該当ノ−ドに送信する
ことにより、ノ−ド異常時の同報通信メッセ−ジ欠損を
防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2乃至図11を参
照して説明する。図2は各ノ−ドで作成、更新されるノ
−ド生死監視テ−ブル101のフォ−マット例である。 ネットワ−クを構成する総てのノ−ドに対して1から始
まるユニ−クな整数の番号(これをノ−ド番号と称する
)が付与される。ノ−ド生死監視テ−ブル101は、ノ
−ド番号1から最大ノ−ド番号分の要素で構成される。 また、各ノ−ド番号の要素は該当ノ−ドの生死状態を示
す生死フラグ102、及び該当ノ−ドの生存残り時間を
示す生存残タイム103から構成される。
【0018】図3は本発明の生存報告時に用いる、伝送
路上のデ−タフォ−マット111の例である。伝送路上
のデ−タは、デ−タの性質、属性を表す制御部112、
発信ノ−ドを示す発信ノ−ド番号113、発信ノ−ドの
生存残タイム初期値114、及び該当ノ−ドが生存して
いるにも拘らず死認識メッセ−ジを受信した場合は伝送
路異常とみなし、伝送路を切り換えるための切り換え伝
送路番号115から構成される。
【0019】図4は本発明の構成制御プログラムでノ−
ドの死認識時に発信する伝送路上の死認識メッセ−ジフ
ォ−マット121の例である。伝送路上のデ−タはデ−
タの性質、属性を表す制御部122、発信ノ−ド番号を
示す発信ノ−ド番号123、死認識ノ−ド番号124か
ら構成される。
【0020】図5は各ノ−ドの構成制御プログラムのフ
ロ−チャ−トである。まず、全ノ−ド分処理するためノ
−ド生死監視テ−ブルの処理ノ−ド番号が初期化(13
1)され、処理しようとしているノ−ド番号で示される
ノ−ド生死監視テ−ブル内該当ノ−ドの生存残タイムが
減算(132)される。ここで生存残タイムが0か0で
ないかが判定(133)され、0でなければ手順137
へ進んで次ノ−ドの処理が行われ、生存残タイムが0で
あればノ−ド生死監視テ−ブルの該当ノ−ドの生死フラ
グ102が‘死’に設定(134)される。次に、従系
伝送路の有無が判定(135)され、従系伝送路があれ
ば、従系伝送路を用いて該当ノ−ドの死認識メッセ−ジ
が同報通知(136)される。次いで、全ノ−ド分の処
理が終了したか否かが判定され(137)、未終了なら
ノ−ド生死監視テ−ブルの処理ノ−ド番号が更新(13
8)されて上述の手順が繰り返される。
【0021】図6は各ノ−ドの生存報告受信プログラム
のフロ−チャ−トの例である。本プログラムは常に主系
伝送路と従系伝送路の双方からデータを取り込んでおり
、いずれかの伝送路から生存報告メッセ−ジが到着する
度にオペレ−ティングシステムのアテンション割り込み
機構によって起動される。本プログラムでは、まず、生
存報告メッセ−ジが取り込まれ(141)、ノ−ド生死
監視テ−ブルの該当ノ−ドの生死フラグ102が‘生’
に設定(142)されるとともに、ノ−ド生死監視テー
ブルの生存残タイム103がメッセ−ジ内の生存残タイ
ム初期値で再設定(143)される。次にメッセ−ジ内
に切り換え伝送路番号があれば(144)、その番号に
従い伝送路の切り換えが行われる(145)。
【0022】図7は各ノ−ドの死認識受信プログラムの
フロ−チャ−トの例である。本プログラムも常に主系伝
送路と従系伝送路の双方からデータを取り込んでおり、
いずれかの伝送路から死認識メッセ−ジが到着する度に
、オペレ−ティングシステムのアテンション割込み機構
によって起動される。本プログラムでは、まず死認識メ
ッセ−ジが取り込まれ(151)、メッセ−ジの死認識
ノ−ドが自ノ−ドか否かが判定される(152)。死認
識ノ−ドが他ノ−ドならノ−ド生死監視テ−ブル内の該
当ノードの生死フラグ102が‘死’に設定され(15
5)、自ノ−ドなら主系伝送路障害とみなし伝送路が主
系伝送路から従系伝送路に切り換え(153)られ、さ
らに伝送路切り換え指示を含んだ生存報告メッセ−ジが
伝送路に同報通知(154)される。
【0023】図8は各ノ−ドの生存報告送信プログラム
のフロ−チャ−トの例である。本プログラムはオペレ−
ティングシステムの周期起動機構によって、定周期で起
動される。本プログラムでは図4にその1例を示すよう
な生存報告メッセ−ジが作成され(161)、そのメッ
セ−ジが伝送路に同報通知(162)される。
【0024】図9は本発明に係る同報通信異常時の伝送
路切り換え方式の第1の実施例を示す。図示されたネッ
トワ−クシステムは、同報通信用の主系伝送路3と、従
系伝送路4と、両方の伝送路に接続された2つのノ−ド
1,2とを含んで構成され、それぞれのノ−ドに、全ノ
−ド分のノ−ド生死監視テ−ブル12,22と、生存報
告送信プログラム16,26と、生存報告受信プログラ
ム14,24と、死認識受信プログラム15,25と、
構成制御プログラム11,21とが設けられている。各
ノードには、またそれぞれ、ユ−ザのメッセ−ジ送信プ
ログラム19,ユ−ザのメッセ−ジ受信プログラム29
が設けられている(図では、ノード1のメッセ−ジ受信
プログラム29、ノード2のメッセ−ジ送信プログラム
19が省略されている)。生存報告受信プログラムと死
認識受信プログラムは、常に主系伝送路3と従系伝送路
4と両方の伝送路上のデータを受信している。各ノ−ド
の生存報告送信プログラム16,26はそれぞれ定周期
で生存報告メッセ−ジの同報通知を行う。各ノ−ドの生
存報告受信プログラム14,24は生存報告メッセ−ジ
が到着する度に、ノ−ド生死監視テ−ブル12,22の
該当ノ−ドの生死フラグを‘生’に設定する。さらに各
ノ−ドの構成制御プログラム11,21は、それぞれ定
周期でノ−ド生死監視テ−ブル12,22を監視する。
【0025】通常はユ−ザのメッセ−ジ送信プログラム
19は主系伝送路3を使用して同報通知を行い、それを
他ノ−ドのユ−ザのメッセ−ジ受信プログラム29が必
要に応じて受信する形態を取っている。
【0026】いま、メッセージの送信に使用されていた
主系伝送路3に障害が発生したと想定する。障害の発生
により、他ノ−ドが主系伝送路3に送りこんでいる生存
報告メッセ−ジが到着しなくなる。生存報告メッセ−ジ
が到着しなくなると、ノ−ド生死監視テ−ブル12の生
存残タイムの初期値への更新が行われなくなり、これを
定周期で動作中の構成制御プログラム11がノ−ド生死
監視テ−ブル12の監視、例えば図5に記載された手順
の監視によって検知する。構成制御プログラム11は、
いずれかのノードの‘死’を検知すると、該当ノ−ドの
死認識メッセ−ジを従系伝送路を用いて同報通知する。 死認識メッセ−ジを受信した死認識受信プログラム25
は自ノ−ドは生存しているのに他ノ−ドが死と認識した
のは主系伝送路障害と判断し、伝送路を主系伝送路から
従系伝送路に切り換え、伝送路切り換え指示を含んだ自
ノ−ドの生存報告メッセ−ジを同報通知する。他ノ−ド
の生存報告受信プログラムは伝送路の切り換え指示があ
れば、それに従い、伝送路の切り換えを行う。
【0027】これにより、ユ−ザのメッセ−ジ送信プロ
グラム19は、従系伝送路4を使用して同報通知を行う
ことができる。
【0028】本実施例によれば、同報通信時における伝
送路異常の検出及び伝送路の切り換えができる。
【0029】図10は本発明の第2の実施例を示し、図
9に示す第1の実施例に対して、伝送路異常の検出及び
伝送路切り換えが高速化される。本実施例が前記第1の
実施例と異なるのは、ノ−ド生死監視テ−ブルを主系伝
送路用12、22と従系伝送路用13、23の2つを持
ち、生存報告送信プログラム16、26は生存報告メッ
セ−ジを主系伝送路3と従系伝送路4の両系に同報通知
し、構成制御プログラム11はノ−ド生死監視テ−ブル
12、13を監視し、構成制御プログラム21はノ−ド
生死監視テ−ブル22,23を監視している点にある。 構成制御プログラムは、主系伝送路用のノ−ド生死監視
テ−ブルの状態からあるノ−ドの‘死’を検出したとき
は、直ちに従系伝送路用のノ−ド生死監視テ−ブルの該
当ノ−ドの生死フラグの状態を判定する。従系伝送路用
のノ−ド生死監視テ−ブルの該当ノ−ドの生死フラグが
‘生’であれば、該当ノード自体の‘死’でなく、主系
伝送路の異常と判断し、伝送路を主系伝送路から従系伝
送路に切り換える。前記第1の実施例と異なり、死認識
メッセージの送受信を行うことなく主系伝送路の異常か
該当ノード自体の‘死’かが判定されることにより、同
報通信時の伝送路異常の検出、伝送路切り換えを高速に
行われる。
【0030】図11は本発明の第3の実施例を示し、前
記第1の実施例に対して他ノ−ド異常の同報通信メッセ
−ジ欠損防止が考慮されている例である。本実施例が前
記第1の実施例と異なるのは、異常ノ−ドへの同報通知
メッセ−ジ再送用ファイル18と、同報通知メッセ−ジ
を傍受しながら再送用ファイル18に保存しておき、該
当ノ−ドの異常回復時には再送用ファイル18のメッセ
−ジを一括送信するメッセ−ジ再送プログラム17を配
置した点にある。メッセ−ジ再送プログラム17は、ノ
−ド生死監視テ−ブルの生死フラグを定周期でサーチし
、あるノードが‘死’んでいれば、自ノードのユーザメ
ッセージ送信プログラム19が伝送路に送り出す同報通
知メッセージを傍受して同報通知メッセ−ジ再送用ファ
イル18に保存し、該当ノ−ドの異常回復時には再送用
ファイル18のメッセ−ジを一括送信する。こうするこ
とにより、他ノ−ド異常時の同報通信メッセ−ジ欠損が
防止される。
【0031】なお、上記各実施例においては、伝送路を
主系と従系の二つとして説明したが、二つ以上であれば
三つでも四つでも優先順位さえ明らかにしておけばいく
つでもよい。つまり上記実施例では、生存報告受信プロ
グラム及び死認識受信プログラムは常に主系伝送路と従
系伝送路の双方からデータ(生存報告メッセージ及び死
認識メッセージ)をとりこんでいるが、多数の伝送路が
ある場合は、伝送路に優先順位を付しておき、現在ユー
ザメッセージの送信に用いられている伝送路を主系とし
、この主系伝送路に異常が生じたときに次に主系となる
べき伝送路を前記優先順位に従って従系として設定し、
生存報告受信プログラム及び死認識受信プログラムは常
にこの主系と従系の伝送路からデータを取り込むように
しておけばよい。もちろん、常に全伝送路からデータを
取り込むようにすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、伝送路の異常検出及び
伝送路の切り換えが総て同報通信方式で行われるので特
定の管理ノ−ドを意識する必要がなく、システムの拡張
が容易である。また、各ノ−ドを均質な構成にすること
により特定の管理ノ−ドが不要であり、管理ノ−ドの障
害発生の検出の問題が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同報通信異常時の伝送路切換え方式の
概念を示すブロック図である。
【図2】ノ−ド生死監視テ−ブルの構成例を示す図であ
る。
【図3】伝送路上の生存報告メッセ−ジ形式の例を示す
図である。
【図4】伝送路上の死認識メッセ−ジ形式の例を示す図
である。
【図5】構成制御プログラムの処理手順の例を示す手順
図である。
【図6】生存報告受信プログラムの処理手順の例を示す
手順図である。
【図7】死認識受信プログラムの処理手順の例を示す手
順図である。
【図8】生存報告送信プログラムの処理手順の例を示す
手順図である。
【図9】本発明の第1の実施例を示すブロック図である
【図10】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】従来の伝送路異常検出方式の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11,21  構成制御プログラム 12,22  ノ−ド生死監視テ−ブル14,24  
生存報告受信プログラム15,25  死認識受信プロ
グラム 16,26  生存報告送信プログラム17  メッセ
ージ再送プログラム 18  同報通知メッセージ再送用ファイル101  
ノ−ド生死監視テ−ブル形式111  生存報告メッセ
−ジ形式 121  死認識メッセージ形式

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】  同報通信用の複数の伝送路と、該複数
    の伝送路すべてに接続された複数のノ−ドとを含んで成
    り、前記複数の伝送路のうちの第1の伝送路を用いてユ
    ーザメッセージを同報送信するネットワークシステムに
    おける同報通信異常時の伝送路切り換え方式において、
    各ノードがそれぞれ全ノードに対して所定の周期で前記
    第1の伝送路を通じて生存報告を行い、各ノードは全ノ
    ードから前記生存報告を受信するとともに、所定の時間
    間隔内にいずれかのノードから生存報告を受信しなかっ
    た場合は第2の伝送路を通じて当該ノードの死認識メッ
    セージを全ノードに対して送信し、自ノードの死を表示
    する死認識メッセージを受信した当該ノードは、前記第
    2伝送路を通じて全ノードに生存報告とユーザメッセー
    ジを送信する伝送路の切換指示とを送信することを特徴
    とする同報通信異常時の伝送路切り換え方式【請求項2
    】  同報通信用の複数の伝送路と、該複数の伝送路す
    べてに接続された複数のノ−ドとを含んで成り、前記複
    数の伝送路のうちの一つの伝送路を用いてユーザメッセ
    ージを送信するネットワークシステムにおける同報通信
    異常時の伝送路切り換え方式において、それぞれのノ−
    ドに全ノ−ド分の生死監視テ−ブルと生存報告送信プロ
    グラムと生存報告受信プログラムと死認識受信プログラ
    ムと構成制御プログラムとを設け、定周期で生存報告を
    同報通知しあいながらノ−ド相互の生死監視を行い、ノ
    −ドの死認識時には、従系伝送路を用いて該当ノ−ドの
    死を同報通知し、死認識の通知を受信した該当ノ−ドは
    伝送路異常とみなし、伝送路切り換えを行った後に自ノ
    −ドの生存報告及び伝送路切り換え指示の同報通知を行
    い、通知を受信したノ−ドはその通知に従い該当ノ−ド
    の生存復帰及び伝送路切り換えを行うことを特徴とする
    同報通信異常時の伝送路切り換え方式【請求項3】  
    同報通信用の複数の伝送路と、該複数の伝送路すべてに
    接続された複数のノ−ドとを含んで成り、前記複数の伝
    送路のうちの第1の伝送路を用いてユーザメッセージを
    同報送信するネットワークシステムにおける同報通信異
    常時の伝送路切り換え方式において、第1の伝送路を経
    由する通信によって他ノードの死を認識し、他ノードの
    死を認識した時には第2の伝送路を用いて該他ノードと
    の通信を試み、成功した場合は前記第1の伝送路異常と
    みなして伝送路の切換を行うことを特徴とする同報通信
    異常時の伝送路切り換え方式【請求項4】  同報通信
    用の複数の伝送路と、該複数の伝送路すべてに接続され
    た複数のノ−ドとを含んで成り、前記複数の伝送路のう
    ちの第1の伝送路を用いてユーザメッセージを同報送信
    するネットワークシステムにおける同報通信異常時の伝
    送路切り換え方式において、各ノードに定周期で前記第
    1の伝送路を経由して他ノードに対して生存報告を同報
    通知させ、他ノードからの生存報告が前回受信後一定時
    間経過しても受信されないときは当該他ノードに対して
    第2の伝送路を用いて生存確認を行い、生存が確認され
    たらユーザメッセージを同報送信する伝送路を前記第1
    の伝送路から第2の伝送路に切り替えるプログラムを配
    置したことを特徴とする同報通信異常時の伝送路切り換
    え方式 【請求項5】  生存報告を主系伝送路と従系伝送路と
    を通じて定周期で同報通知し、いずれかのノードの生存
    報告のうち、いずれか一方の伝送路から受信されるもの
    の間隔が所定の間隔よりも大きく、他方の伝送路から受
    信されるものの間隔が所定の間隔よりも小さいとき、前
    記一方の伝送路を異常と判定することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の同報通信異常時の伝送路
    切り換え方式。 【請求項6】  他ノ−ドの異常検出時は、同報通信デ
    −タをファイルに保存しておき、異常ノ−ドが正常復帰
    時に前記保存メッセ−ジを該当ノ−ドに送信することを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の同報通信
    異常時の伝送路切り換え方式。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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