JPH05300163A - シリアル通信網トポロギ情報生成方法及び装置 - Google Patents

シリアル通信網トポロギ情報生成方法及び装置

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JPH05300163A
JPH05300163A JP3202232A JP20223291A JPH05300163A JP H05300163 A JPH05300163 A JP H05300163A JP 3202232 A JP3202232 A JP 3202232A JP 20223291 A JP20223291 A JP 20223291A JP H05300163 A JPH05300163 A JP H05300163A
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のポートをシリアル通信網に接続して、通
信網トポロ情報を生成するマルチポート接続装置を提供
すること。 【構成】シリアル通信網内の複数のアクセス・ポート1
3が1対のアダプタ10、15により挟まれて配置さ
れ、各アダプタはプロセサ17に接続される。アダプタ
は唯一の識別を有し、接続される唯一の通信網識別を有
する活動状態の装置と共にポーリング・シーケンスに参
加する。プロセサは活動状態のポートのステータス情報
を維持し、ポーリング・シーケンスにおいてアダプタの
識別の間に受信される装置の識別を、活動状態のポート
のステータス情報と相関連する。この情報は各活動状態
の装置が接続される特定のポートを指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはシリアル通信
網に関し、更に詳しくは通信網連結或いは装置故障を来
した時に、部分的オペレーションを可能とするシリアル
網における故障検出及び分離に関する。
【0002】
【従来の技術】シリアル通信網は他のよく知られる通信
網、例えばマルチポイント、スター或いはメッシュ網等
よりも数多くの利点を提供する。その中でも特に、公平
に分散されるポーリング機能は大多数のステーションの
中での対等(Peer-to-Peer)通信を支援し、通信網能力
の高度利用を達成する。
【0003】シリアル網の1つの欠点は、通信網のいず
れかの装置が故障した場合に致命的な故障につながる傾
向である。
【0004】過去数年に渡り、シリアル通信網における
故障の検出或いは分離に関する数多くの技術が開発され
てきた。今日IEEE802.5トークン・リング(To
ken Ring)で使用される有効な技術の1つが米国特許第
3564145号で開示されている。標識設定(Beacon
ing) として知られるこの技術では、故障を来した装置
もしくわステーションのすぐ下流のステーションを同ア
ドレスにより識別する。静的通信網(例えば、通信網ト
ポロギが固定或いは知られている)においては、故障を
来した通信網装置を迂回(bypass)するか修復するため
の修正作用が取られる。
【0005】他の技術(Dual Ring Reconfiguration)
ではシリアル網における故障の分離が効果的であり、通
信網装置の故障に際して完全もしくは部分的な通信網オ
ペレーションを提供する。この技術は故障した通信網装
置を迂回するために、スイッチ手段を介して単一リング
に変換されるデュアル・シリアル・リング(dualserial
rings)を使用する。以下に示す特許はデュアル・リン
グ再構成(DualRing Reconfiguration)の様々な実施例
を開示するものである。 米国特許第3519750号 米国特許第452
7270号 米国特許第3876983号 米国特許第453
8264号 米国特許第4009469号 米国特許第459
4790号 米国特許第4354267号 米国特許第470
9365号 米国特許第4390984号
【0006】また、下記に示す特許では、単一リングの
シリアル網の中で故障している装置を迂回するための様
々な手動及び自動的技術を開示する。 米国特許第3458661号 米国特許第4035770号 米国特許第4048446号 米国特許第4245343号 米国特許第4763329号
【0007】上記技術は全てそれ自身或いは組み合わせ
において有効であるが、シリアル・リング網の全ての種
類の故障に対応する高速且つ効率的な、或いは完全な復
元を提供することはできない。
【0008】IEEE 802.5トークン・リング網の
ような最近のシリアル網は、一般的に数百以上の数多く
のポートを使用する。多くのこれらポートは利用されず
にいるか、或いは非活動状態のステーションと接続され
る。更に、ステーション(これらは各々が唯一の識別或
いはアドレスを有する)は、しばしばオペレータの都合
によりあるポートから他のポートに移動される。
【0009】複数のステーション及びステーションに未
接続か或いは非活動状態のステーションに接続される数
多くのポートの移動性に関し、ビーコン・メッセージ
(beacon message)を伴うステーションの識別或いはア
ドレスは、故障を来した通信網装置の地理的位置を示す
情報をほとんど提供しない。
【0010】米国特許第4507777号で開示される
技術(Next Active UpstreamNeighbor)はシリアル網に
おける故障回復の管理に関して非常に有効である。しか
し、この技術による順次的ステーションの識別もしくは
アドレスは、正確に故障を来している装置の物理アドレ
スを指摘するのに十分な通信網トポロギ情報を提供しな
い。例えば、2つの隣接する活動状態のステーションは
物理的な通信網上で多くの未接続或いは非活動状態のポ
ートにより分離される可能性がある。従って、ステーシ
ョンXが故障を検出し、またステーションCがステーシ
ョンXに先行していることが分かっていても、物理的に
故障装置を特定できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】今日のシリアル・リン
グ通信網は、各物理的なポートをそれが接続される活動
状態のステーションの識別もしくはアドレスに正確に関
連させるための通信網トポロギを発展させる自動操作対
応への用意がなされていない。現実的ではないが、2つ
の解決方法が考慮されてきた。1つの方法は、データベ
ース或いは管理者に対し、各活動状態のステーションが
自己の識別或いはアドレスを通信網で定義されたロケー
ションと共に入力する。この仕事はオペレータにより手
操作により行われることになり、複雑な作業となり且つ
各ステーションにおいて協調的なオペレータが必要とな
る。もう1つの方法は、各ポートに十分な知的能力が与
えられ、データベースもしくは通信網管理者に対する自
動転送のためにステーションへ自動的にロケーション情
報を提供するか、或いは接続されるステーションが活動
状態な場合には直接提供するものである。しかしこのよ
うな解決方法はコスト的観点からは現実的ではない。
【0012】本発明の目的は、複数のポートをシリアル
通信網に接続して、通信網トポロギ情報を生成するマル
チポート接続装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、複数の
通信ポートと2つの通信アダプタを有し、各アダプタは
唯一の識別とシリアル通信網に接続されるための手段と
を有し、前記唯一の識別子を含む情報信号を通信網に送
受信する。情報信号は更に、少なくとも2つのアダプタ
間にポートを直列に選択的に接続するスイッチ手段と、
この2つのアダプタの一方に接続されて、制御メッセー
ジの転送元の識別子を含み、また通信網に接続される全
ての活動状態の装置により順次与えられる所定の制御メ
ッセージを受信する制御手段と、前記2つのアダプタの
識別子の間で受信される順次的な装置の識別を前記スイ
ッチ手段により選択されるポートに相関連し、通信網ト
ポロギを生成する相関手段とが含まれる。
【0014】
【実施例】図1はデュアル・トークン・リング網を表
し、4つの再構成装置RCU1−RCU4を含む。これ
らの装置は1次リングP及び2次リングSにより相互接
続される。各RCUには80個のポートが与えられてお
り、通常オペレーション或いは故障オペレーション以外
では、1次リングに対して端末Tのような装置を80個
まで接続可能である。このように接続されると、他の装
置が接続されており且つ作動可能であれば、1次リング
Pを介していずれの装置Tiでも他の装置Ti+aと通
信できる。
【0015】装置もしくは1次リングが連結故障の場合
には、1次及び2次リングは1つ或いはそれ以上のRC
U内のスイッチング網を介して再構成されて単一のリン
グを形成し、故障した装置が置換されるか修理されるま
で、該リング上で全てのもしくはいくつかの装置Tが通
信を継続する。これについては後に図を参照しながら説
明する。再構成を支援するために、P及びSリングにお
ける信号の流れは1方向であり、図1の中で連結セグメ
ントP及びSの矢印方向により示されるように互いに反
対方向である。
【0016】図2、図3は単一のRCUのブロック図で
ある。図2では情報信号(或いはデータ)の流れだけが
表されており、図3ではRCUの様々な装置の間の内部
通信だけを表している。図2及び図3において、同一の
装置に対応して同一の参照番号が使用されている。
【0017】再構成スイッチ11は1次及び2次リング
に接続され、アダプタ10、15、16と4つの直列に
接続されるセグメント・スイッチ12と80個のポート
13を通じて機能する。スイッチ11は図4A−図4D
に示すいずれかのスイッチング状態にあってアダプタを
相互接続し、セグメントにより機能されるポートがスイ
ッチされる。これらの状態については後に更に詳細に説
明するが、続く説明はスイッチ11が図4Aに示す通常
状態の場合を仮定したものである。。
【0018】PIアダプタ10によりパスされる情報信
号は再構成スイッチ11を介して、コンダクタ1上の第
1のセグメント・スイッチ12に供給される。セグメン
ト・スイッチ12はリレー動作による複数極ダブル・ス
ロー・スイッチであり、1つのポジションにおいて、コ
ンダクタ1をコンダクタ2に、またコンダクタ3をコン
ダクタ4に接続する。別のポジションでは、コンダクタ
1は直接コンダクタ4に、またコンダクタ2はコンダク
タ3に接続される。
【0019】コンダクタ2は20個のポートを有するポ
ート・モジュール13の1つの入力に接続され、各ポー
トには端末Tのような装置が接続される。各ポートには
セグメント・スイッチ12と同様なリレー動作による複
数極ダブル・スロー・スイッチ14が提供され、1つの
状態としてはコンダクタ1´をコンダクタ2´に、また
コンダクタ3´をコンダクタ4´に接続する。第1のポ
ートのコンダクタ4´は第2のポートのコンダクタ1´
に接続され、このように全てのポートのスイッチ状態を
維持することにより全ポートの直列接続を形成する。
【0020】全てのポートが活動状態であれば(すなわ
ち活動状態である装置Tが接続される)、全てのスイッ
チ14は既に述べた第1の状態であり、装置T1−T2
0は直列に接続され、PIアダプタ10によりパスされ
る情報信号は装置T1−T20を通じて直列にパスさ
れ、第1のセグメント・スイッチ12に戻される。第
2、第3、第4のセグメント・スイッチ12及びそれに
関連するポートと接続される装置についても同様にして
動作する。
【0021】第4のセグメント・スイッチ12のコンダ
クタ4は、再構成スイッチ11によりPOアダプタ15
の入力に接続され、アダプタ15の出力は1次リングP
(out)に接続される。
【0022】通常モードでは、情報信号はP(in)経
路に到達し、PIアダプタ10、第1のセグメント・ス
イッチ12及び活動状態の接続装置T1−T20を通じ
て直列に伝達される。その後、残りのセグメント・スイ
ッチ12及びそれに関連する活動状態の接続装置T、そ
してPOアダプタ15を通じて伝わる。
【0023】また通常モードでは、2次リングS経路上
の情報信号は再構成スイッチ11を介してSアダプタ1
6を通じ、Sリングの出力側に直接伝達される。全ての
RCUがこのモードの時は、Sリングは装置Tからの情
報信号を伝搬しない。他のモード(図4B−図4D)で
は、装置Tからの情報信号は単一のリングに再構成され
た1次及び2次リングの両方の一部を横断する。
【0024】セグメント・スイッチ12及びポート・ス
イッチ14は、図3で実線で示されるコンダクタ18を
介してマイクロプロセサ17により制御される。アダプ
タ10、15、16は図3でダッシュ線で示されるバス
19上においてマイクロプロセサ17と通信する。
【0025】アダプタ10、15、16は構成及び作用
においてIBM 16/4 Token RingAdapter/A と本質的に類
似である。このアダプタはトークン・リング媒体とのイ
ンタフェースを行い、IBM PC 或いは同等のパーソ
ナルコンピュータの入出力バスに接続される。アダプタ
とPCとの間の情報交換は共有メモリ技術により達成さ
れる。
【0026】この技術では、各装置が読込み/書込みが
できるメモリ領域が提供される。装置は周期的にメモリ
をチェックし、装置の1つがメモリ内容の一部或いは全
部を変更した場合を検出する。このメモリ領域の一部は
多くのフラグ・ビットを含み、各ビットは意味合い及び
機能に関して定義される。
【0027】アダプタ機能を変更するために、3つの追
加フラグが定義される。第1のフラグ(TBF)がセッ
トされると、アダプタはビーコン再構成(BNR)フレ
ームの転送を許可される。BNRフレーム及びビーコン
通常(BNN)フレームはIEEE 802.5標準によ
りフォーマット及び内容に関して定義される。第2のフ
ラグMBFはアダプタに対し、受信中の内容の代わりに
BNRフレームを転送するよう指示する。第3のフラグ
DIS_TXはアダプタに対し、受信中の内容が何であ
れ、その代わりにBNNフレームを転送することにより
達成される転送経路をブレークするように指示する。後
述するマイクロプロセサ17により成される図5−図1
7のフロー図で示されるこれらの機能は、INTEL社
の80C186マイクロプロセサにより実行される。
【0028】前述したように、図4Aで示されるスイッ
チ11の状態はRCUの通常状態である。すなわち故障
が検出されていない場合である。スイッチ11がこの状
態の場合は、全てのポートはPリング上でアダプタ10
と15の間において直列な回路として接続され、アダプ
タ16はSリングに挿入される。
【0029】アダプタ10はPリング上で上流の故障を
検出すると、通常ビーコン・フレーム(BNN)を生成
し、シリーズ回路を介して下流のアダプタ15にBNN
フレームを転送する。更に、バス19を介してこの状態
を示すメッセージをマイクロプロセサ17に送る。故障
としてはいくつかの形態があるが、最も一般的なのはケ
ーブル内の断線による信号の途絶か、或いは上流のRC
Uの回路装置の故障である。この時には、マイクロプロ
セサ17は故障を記録し、スイッチ11の状態を変更す
る以前に追加情報を待機する。
【0030】アダプタ15はBNNフレームを受信する
と、ビーコン再構成フレームBNRを下流の1次リング
P(out)に転送する。同時に、バス19を介してマ
イクロプロセサ17に伝える。アダプタ15からのメッ
セージは記録され、マイクロプロセサ17はバス19を
介してメッセージをアダプタ16に送る。これによりア
ダプタ16はBNNフレームを下流のSリング上に転送
する。上流のPリング及び下流のSリングの両者が共に
断線している場合には、アダプタ16からのBNNフレ
ームはどの装置によっても検出されない。しかし、この
場合には隣接するRCUのSリング上の次に来る下流の
アダプタ16が断線或いは故障を検出し、Sリング上で
のBNNフレームの転送を初期化することになる。ま
た、上流のPリングだけが故障した場合は、BNNフレ
ームはSリング上の次の下流に位置するRCUのアダプ
タ16に到達する。
【0031】アダプタ15からのBNRフレームは下流
に転送され、各アダプタ10は接続されているマイクロ
プロセサ17にBNRフレームを受信したことを知らせ
る。マイクロプロセサ17はタイマーをセットし、Sリ
ング上の関連するアダプタ16がBNNフレームの受信
に関し、上流のSリングの故障を検出したか否かを確認
する。アダプタ16が故障を検出していない場合は、タ
イマーが終了するまで何ら措置も取られない。
【0032】リングの伝搬時間を考慮して時間間隔が十
分に長い場合は、1次リング内の故障が発生したすぐ上
流のRCUは、2次リングS上の故障を検出するか、或
いは他の介在するRCUがタイムアウトする以前に、同
リング上でBNNを、また1次リング上でBNRを受信
する。
【0033】Pリング上で受信されるBNR及びSリン
グ上のBNN或いは故障検出等に関する上述の条件を満
足するために、マイクロプロセサ17はスイッチ11を
図4Cで表される状態に再構成する。この状態では、受
信されたBNRフレームは2次リングS上にループ・バ
ックされる。このBNRが介在するアダプタ16により
受信されると、関連するマイクロプロセサはタイムアウ
ト期間をリセットし、通常モードを維持する。
【0034】上流のPリング故障を検出するRCUのア
ダプタ16が、関連するアダプタ15により初期化され
るBNRフレームを受信すると、このフレームはマイク
ロプロセサ17に送られて、マイクロプロセサ17はア
ダプタ15の識別を認識し、内部チェックの後に図4B
に示す状態にスイッチする。この時にはデュアル・リン
グは再構成されており、検出したRCUを終端に有する
場合(図4B)と、断線或いはPリング内の故障の上流
に位置するRCUを他の終端に有する場合(図4C)
と、また多くの介在するRCUが通常状態に接続される
場合(図4A)とがある。
【0035】故障したリング・セグメントは最初に故障
を検出したアダプタ10(図4B)とPリング上の故障
のすぐ上流に位置するRCUのアダプタ16とを含む。
これら2つのアダプタはBNNフレームを送信するが、
このフレームは故障のために効果的ではなく、デュアル
・リング・オペレーションを復元しない。故障が取り除
かれると、1つのアダプタが最初に完全なBNNフレー
ムを受信し、再転送する。これらのアダプタの1つが自
己の識別と共にBNNを受信すると、非動作リング部分
が完全か或いは復元されたことを知ることができる(す
なわちBNNフレームが1周したことになる)。この
時、IEEE 802.5標準に従う通常の回復が実行さ
れる。これが完了すると、関連するマイクロプロセサは
スイッチ11を通常状態(図4A)に指示し、デュアル
・リング・オペレーションは復元される。
【0036】図4A、図4B、図4CではRCU内の全
てのポート1−80は2つのアダプタにより挟まれてい
る。図4A及び図4Cではアダプタ10及び15はポー
ト1−80を挟み、一方、図4Bではアダプタ16及び
15がポート1−80を挟んでいる。図4Dに示す状態
では、ポート1−80はアダプタ16だけに接続される
が、通信網上の他の全てのポートからは分離される。
【0037】IEEE 802.5標準で公表されている
リング・ポール(Ring Poll) 機能に関するこの回路構
成は、マイクロプロセサ17による装置の識別の相関を
可能とする。リング・ポール機能はIEEE 802.5
トークン・リングで実施されており、以下で簡単に説明
する。リングが最初に開始されるか或いは故障から回復
されると(これは通常、装置がリングに入る場合か或い
はリングから去る場合に発生する)、全ての装置は処理
に入り、リング上で最も高いアドレス或いは識別を有す
る活動状態の装置を活動状態モニタとして選択する。一
方、他の全ての装置はスタンバイ状態モニタの役を演ず
る。
【0038】処理が完了すると、活動状態モニタは活動
状態モニタ存在(AMP)フレームを転送する。このフ
レームはFROMアドレス・フィールド内の同報通信T
Oアドレス・フィールド及び自己のアドレスを含む。更
に、該フレームはフレーム・コピー・ビットを有する。
リングは直列なので、下流に位置する次の活動状態であ
るステーションは、他のどのステーションよりも以前に
フレームを受信する(フレームが同報通信アドレスを含
む)。フレーム・コピー・ビットがセットされていない
ので、当該ステーションは活動状態モニタが自己の上流
に隣接する活動状態の装置(NAUN)であることを知
り、この情報を記憶する。また、当該ステーションはフ
レーム・コピー・ビットを再転送する以前にセットし、
リング上のその後の装置は活動状態モニタが自己のNA
UNと誤判断することはない。
【0039】この装置はトークン・フレームを待機し、
フレームの受信後にスタンバイ・モニタ存在(SMP)
フレームを転送する。AMPフレーム同様、SMPフレ
ームもFROMアドレス・フィールド内の自己の装置ア
ドレスと、TOアドレス・フィールド内の同報通信アド
レスと、フレーム・コピー・ビットとを含む。下流に位
置する次の活動状態の装置は上述した処理を繰り返す。
【0040】この処理は、活動状態モニタがSMPフレ
ームをセットされていないフレーム・コピー・ビットと
共に受信するまで繰り返される。受信した時には、リン
グ上の各活動状態の装置は自己のNAUNのアドレス或
いは識別を獲得しており、リング・ポール処理は完了し
ている。しかし、上述した処理では情報が不十分なた
め、装置とそれに接続されるポートとを相関させること
ができない。いずれの装置も装置の識別を順番にコピー
できる。しかし、装置の識別を特定のポート或いは物理
ロケーションと相関させるのに十分な情報を得ていな
い。
【0041】本発明によれば、1つのアダプタ10及び
15は、マイクロプロセサ17で受信される全てのリン
グ・ポール・メッセージをパスする。この中には自己の
リング・ポール・メッセージも含まれる。このようにし
てマイクロプロセサ17は、リング・モニタが行うよう
に、順番にリング上の装置の全ての識別を受信する。し
かし、リング・モニタとは異なり、自己のアダプタ1
0、15、16が挟み込むところの識別及び80個のポ
ートの状態とを知り、従ってこれらの識別を活動状態の
ポートと相関させるのに十分な情報を有している。受信
される識別或いはアドレスの数が活動状態のポートの数
と一致すれば、この相関は正しいものと見なされる。更
に信頼性が望まれる場合には、マイクロプロセサは相関
が正しいと決断するまでに、2回のリング・ポール・サ
イクルを待機することが可能である。
【0042】この情報は獲得されると、マイクロプロセ
サによりアダプタ(10、15、16)の内の1つを介
して、装置の1つに常駐するIBM LAN Network Manager
プログラムのような管理者プログラムに転送される。管
理者プログラムはこのようにして、全てのRCUから全
通信網のための正確なトポロギ情報を受信する。本発明
の1つの優れた利点は、現在存在する装置に対する変更
或いは各ポートに対する知的機能の追加無しに、このト
ポロギ情報を生成することである。
【0043】IEEE 802.5標準に従い、ポートに
接続されて通信網への加入を所望する装置はd.c.信号
を供給しなければならない。この信号はプロセサ17が
ポートの使用を可能としていれば、スイッチ14に対し
装置を挿入するよう指示する。また、信号はバス18上
をプロセサ17に送られる。こうしてプロセサ17は活
動状態/非活動状態のポートのテーブルを保持するのに
十分な情報を入手する。装置は活動状態である間は、
d.c.電流を維持し、パワー・ダウン或いは他の理由に
より非活動状態になる場合は、d.c.電流は除去され、
マイクロプロセサ17はこの状態及びd.c.電流の欠如
によりスイッチ14が代替状態或いはバイパスに変化し
たことをセンスし、テーブル内のポートの状態をバイパ
ス切り替えへと変更する。
【0044】リング・ポール処理の間、マイクロプロセ
サ17はテーブルを作成し、このテーブルにはこれらス
テーションの識別が含まれる。識別は3つの接続される
アダプタ(10、15、16)の内の選択される2つの
識別により挟み込まれる。故障が存在しない場合(例え
ば装置がd.c.信号を除去せずにリング・ポール・シー
ケンスに応答しない場合)は、報告するステーションの
数が活動状態のポートの数と一致し、また識別が順次提
供されるために、これらはすぐに在住する特定のポート
と相関連される。
【0045】リング・ポールが装置に対応するポートを
通過した後に、但しリング・ポール・シーケンスが完了
する以前に装置が活動状態になる場合には、別の明らか
なエラーが発生する。修正されるデータの信頼性を高め
るために、データが正確かどうかを判断する以前に2回
のリング・ポール・シーケンスを行うことが望ましい。
【0046】既に理解されるように、3つのアダプタ1
0、15、16を設けることにより、図4A−図4Cで
表した構成の下でトポロギ生成が実施され、またスイッ
チ状態の変化を生じさせる故障が消滅した場合には、非
作動のリング部分(図4B及び図4C)に接続されるア
ダプタの回復に対処する。図4Dの状態においては、ア
ダプタ16を介して接続される装置は通信網の残りの装
置から分離され、アダプタ16により提供される全ての
リング・ポール・メッセージ或いは他の情報は、マイク
ロプロセサ17が制御するポートに接続される装置に関
連される。
【0047】分離状態(図4D)においては、アダプタ
16は自己のポートを介してRCUに接続される活動状
態の装置と共に、単一のリングに接続される。RCUの
パワー・ダウン状態に加え、RCU内部の故障或いは接
続される装置もしくはケーブルの故障が検出される状態
になる。この状態により通信網の残りの装置は単一のル
ープとして動作することとなり、マイクロプロセサ17
は内部故障箇所を決定し、1つ或いはそれ以上のポート
・スイッチ14及び/或いは1つ或いはそれ以上のセグ
メント・スイッチ12のオペレーションを適宜介するこ
とにより、局所オペレーションを復元する。
【0048】第5番目の状態(アダプタS及びPOが置
き換わる以外は図4Dと同様)は2つの故障がリング上
で同時に発生した場合に存在する。故障の1つはRCU
のアダプタ10の上流で発生し、もう一方の故障はRC
Uのアダプタ15の下流で発生する。この状態ではアダ
プタ10はRCUの上流側の非作動のリングに接続さ
れ、アダプタ16は下流側の非作動のリングに接続され
る。アダプタ15は分離される作動リングにRCUに接
続される活動状態の装置と共に接続される。
【0049】図5−図17は上述した機能を実施するた
めのマイクロプロセサ17のプログラムのフロー図であ
る。更に詳しくは、図5−図8は指示に従い結合される
ことにより、全体的な処理ルーチンを定義する。図9−
図13は図中に示されている名称の個々のモジュールを
表し、図14及び図15はタイマーが終了したときに実
施されるルーチンを示す。
【0050】下記にリストされ定義される用語は図5−
図17のフロー図の中で使用されるものである。
【0051】T1A、T1B、T2−T6及びRAT
(Recover Activate Timer: 回復活動化タイマー)はフ
ロー図の中でセット及びリセットされる異なるタイマー
を識別する。
【0052】 BNR = ビーコン再構成(Beacon
Reconfigure) BNN = ビーコン通常 (Beacon
Normal) RR1 = 回復要求1(この状態は
POがBNNを受信或いはBNRを送信するときに存
在) RR2 = 回復要求2(この状態は
POがBNRを送受信するときに存在) WRAP RI/RO = スイッチ状態(図4D) WRAP RO = スイッチ状態(図4C) WRAP RI = スイッチ状態(図4B) UNWRAP RI/RO = スイッチ状態変化(図4
Dから図4A) UNWRAP RI = スイッチ状態変化(図4
Bから図4Aまたは図4Dまたは図4C) UNWRAP RO = スイッチ状態変化(図4
Cから図4Aまたは図4Dまたは図4B) LM = LAN MANAGER
(IBM Network LANManager Program 等のプログラム製
品でネットワーク・オペレーション情報を収拾し、ネッ
トワーク上の装置にコマンドを発行する) MRO = マージ・リング・アウト
・フラグ(Merge RingOut flag)(このフラグはリング
・インが非作動の場合は常時0にセットされる) MRI = マージ・リング・イン・
フラグ(Merge RingIn flag) (このフラグはリング・
インが非作動の場合は常時0にセットされる) AMP = 活動状態モニタ存在(Ac
tive Monitor Present)(IEEE 802.5標準で規
定されるメッセージ) RF = 回復フラグ(Recovery F
lag) RC = 回復カウンタ(Recovery
Counter) NRE = 回復不可エラー・フラグ
(Non-RecoverableError Flag) NAUP = 次の活動状態上流ポート
(Next ActiveUpstream Port) AM = 接続モジュール(Attach
ment Module) (セグメント・スイッチ及び接続ポー
ト) AMT = テスト下の接続モジュー
ル(AttachmentModule Under Test)
【0053】図5A−図17の説明では、通信網は図1
に示すように構成され、少なくとも3つのRCUを含
む。もしもRCU間でブレークが発生すると、1つのR
CUが1次リングP上でブレークのすぐ下流に位置し、
別の1つがブレークの上流に位置することになる。そし
て他のRCUは上記定義された2つのRCUの中間に位
置する。ブレークがPIアダプタ及びPOアダプタの間
で発生すると、ブレークを検出したRCUは図4Dに示
す再構成スイッチ状態を取り、他の全てのRCUはブレ
ークの中間に介在することになる。
【0054】プログラムはパワー・オン時に図5Aに示
すように起動される。開始ブロックで示されるように、
フラグ・ビットDIS_TX、MBF、及びTBFはア
ダプタPI、POそしてSに対してOFFにセットされ
る。この時スイッチ11は図4Dに示す状態であり、プ
ログラムは図8Bの(G)で示すメイン・プログラムの
サブルーチンへ分岐する。故障がない場合には、Sアダ
プタはAMPフレームを受信しており(801)、タイ
マーT6はリセットされているので(802)、プログ
ラムは図8Aの6に分岐する。RIはラップ(wra
p)されており(803)、MRI=1(805)、ま
たPIがAMPを受信しているので(804)、RIは
ラップを解除する(806)。
【0055】再びプログラムは図8Aの6に分岐する。
この時RIはラップされていない。POがBNNを受信
(807)或いは送信(808)中であれば、タイマー
T6が活動状態でない場合(809´)にはロードされ
始動される(809)。タイマーT6が活動状態の場合
には、810に移行する。しかし、ここではROは作動
可能であり、プログラムが直接810に移行する場合を
想定している。その際、既に説明したように、SはAM
Pフレームを受信済みである。ROは作動可能であり、
MRO=1、811であるのでROはラップを解除さ
れ、タイマーT1A、T1Bはリセットされる(81
2)。プログラムは図5AのAに戻り、ここでTBF
(PO及びS)がONされ(502´)、RI、RO或
いは内部(PIとPOの間の)故障が発生しない場合に
はブロック502−505をループする。この時のRC
Uスイッチの状態は図4Aに示す状態である。
【0056】通信網はデュアル・リング網或いは単一リ
ング再構成網として作用する。デュアル・リング網とし
て作用するのは、全てのRCUがパワー・オンされ、故
障が存在しない場合だけである。単一の故障が存在する
か、或いは1つもしくは複数の隣接するRCUがパワー
・ダウンされると、2次リングの一部を含む単一リング
が作動可能となる。2つ以上の故障或いは2つ以上の非
隣接RCUがパワー・ダウンすると、2つ或いはそれ以
上の独立の単一リングが作動可能となる。以下の説明は
これらの状態には影響されず、類似の状況にある全てR
CUに適応する。
【0057】故障或いはブレークが1次リングで発生す
ると、1つのRCUがブレークのすぐ下流に位置し、別
のRCUがブレークのすぐ上流に来ることになる。他の
RCUは上記上流及び下流のRCUの中間に介在するこ
とになる。
【0058】最初にブレークの下流のRCUについて考
察する。PIアダプタがブレークを検出し、BNNを転
送して状態がプログラムに通信される。POアダプタは
BNNを繰り返さないが、BNRを1次リングの下流側
に転送し、このことをプログラムに報告し、プログラム
をRR1状態に入力する。するとプログラム(図5A)
はブロック502からブロック507に移行する。図5
Aでは2つの回復要求状態RR1及びRR2が使用され
る。RR1はPOアダプタがBNRフレームを送信する
か、或いはBNNフレームを受信するとき発生し、RR
2はPOアダプタがBNRフレームを受信し、BNRフ
レームを繰り返すときに発生する。この情報はPOアダ
プタによりプログラムに提供される。この時タイマーT
1Aは活動状態ではなく、タイマーT1A及びT1Bは
ロードされ始動されて(508)、プログラムは1に戻
る。プログラムはタイマーT1Aが終了するのを待って
処理を継続する(509)。タイマーT1Aが終了する
と、プログラムはSアダプタ内のDIS_TXビットを
ONまたTBFビットをOFFし、SアダプタにBNN
フレームを送信させ、POアダプタはBNRフレームを
送信する。すなわち、POアダプタのTBFビットは以
前にONされており、PIアダプタより転送されるBN
Nフレームを受信済みであるからである(510)。P
Oが自己のBNRフレームを受信すると(図5Bの51
1)、タイマーT1A及びタイマーT1Bはリセットさ
れ、DIS_TX(s)はOFFされ(512)、プロ
グラムは1に戻る。POは自己のBNRを受信している
ので、1次リングはそのままの状態でブレークの指示は
消滅する。
【0059】POが他のアダプタよりBNRを受信する
と(513)、タイマーT3をロード及び始動し、DI
S_TX(s)をOFFしてTBF(s)をONする
(516)。そして、プログラムは図6のBに分岐す
る。しかし、今回はこのようには移行せず、ブロック5
13´においてプログラムはSアダプタがPOのBNR
を受信したかどうかを判定する。受信していれば、タイ
マーT5はリセットされ、DIS_TX(s)はOFF
され、再構成スイッチ11を図4Aの状態から図4Dの
状態に変化することにより、リング・イン(RI)及び
リング・アウト(RO)がラップされる(514)。プ
ログラムは次に図7のCに分岐する。この時点で、内部
回復モジュールを実行し(701)、TBF(PO及び
S)はOFFされる(701´)。内部回復ルーチンは
図9で詳細に示される。仮定された状態におけるこのモ
ジュールの機能は、Sアダプタと図4Dに示すRCUに
より制御される全ての活動状態ポートを含む分離された
リングの完全性をチェックすることである。もしも分離
されたリング上に故障が存在しない場合には、Sアダプ
タはAMPフレームを受信し(702)、リング・アウ
ト(RO)が作動可能となり、MROは1となる(70
3)。リング・アウト(RO)はラップを解除され(7
04)、再構成スイッチは図4Dの状態から図4Bの状
態に変化する。タイマーT1A及びT1Bはリセットさ
れ(705)、プログラムは図5AのAに戻る。
【0060】次に、ブレーク或いは故障のすぐ上流のR
CUについて考察することにする。このRCUが取る動
作は、POのBNRを下流のRCUのSに戻し、上述の
単一の作動リングのその後のフォーメーションを決定す
る。図5Aに戻り、上流のRCUは前述の下流のRCU
のところで説明したのと同じパワー・オン自己テストを
通過する。図5AのAから説明を再開する。
【0061】プログラムはブロック502、503及び
504を否定結果で通過するものと仮定する。POアダ
プタはBNRフレームを受信して繰り返すので、RR2
が満足されブロック505を肯定で通過する。タイマー
T1Bはブロック515でチェックされ、その結果は活
動状態ではない。タイマーT3がロードされて始動さ
れ、Sアダプタ・フラグ・ビットが変化され(51
6)、プログラムは図6のBに分岐する。
【0062】図6においてブロック601でSアダプタ
がBNRを受信したかどうかをチェックする。受信して
いる場合は、タイマーT1A及びT1Bがリセットさ
れ、プログラムは図5AのAに分岐する。ブロック60
2、603、604において応答が肯定の場合は、タイ
マーT4がロードされて始動され、SアダプタのMBF
フラグ・ビットがONされる(605)。応答が否定の
場合には、Sアダプタがブレークを検出すると(60
6)、タイマーT6がリセットされ(607)、プログ
ラムはROをラップし、図8AのDに分岐する。また、
ブロック602−604の何らかの条件が満足されてタ
イマーT4が始動される場合は、ブロック608がすぐ
上流のRCUのために否定され、タイマーT4が終了か
(610)或いはSアダプタがブレークを検出すると
(611)は、プログラムはROをラップし、タイマー
T6をリセットし、MBF(s)をOFFして(60
9)、図8AのDに分岐する。
【0063】図8AのDに分岐の後、PO及びSのTB
Fフラグ・ビットはOFFされ(803´)、仮定され
た条件下ではプログラムはブロック803を否定側で通
過し、ブロック807、808、810及び813−8
15をループし、ラップ・リング・アウト(Wrap
RO) 状態(図4C)となる。このループでは、プロ
グラムはSアダプタからの入力をモニタする(ブロック
810)。SがAMPフレームを受信すると、上流のR
CUのSアダプタ及び下流のRCUのPIアダプタ間の
2次及び1次リング経路が作動可能であることを示し、
MROが1となり、ループ内のブロック811及び81
2を通過する(その際ROはラップを解除される)。プ
ログラムは図5AのAに戻り、ここでブロック502−
505をループする。故障が発生しない限り、プログラ
ムはブロック502−505をループする。
【0064】下流のRCUは前述したように、ROのラ
ップを解除した後(図7のブロック704)、図5Aの
Aの戻る。但し、RIはラップされたままである。ブロ
ック502−505をループする間、PIはAMPを受
信するのを待つ(504)。受信すると、自己のRIと
上流のRCUのRO間の1次及び2次リング内の故障が
除去されたことが判断でき、MRIが1であれば(50
6´)、RIはブロック506においてラップ解除され
る。上流のRCUが自己のROを同様の条件において、
すなわちSがAMPを受信したことによりラップ解除す
るので、デュアル・リングは復元される。
【0065】上流及び下流のRCUの間に介在するRC
Uは、上流のRCUとして図5A、図5Bの同一の経路
を取る。しかし、図6では、SアダプタによるBNRの
受信は、BNRをタイマーT3或いはT4のどちらの終
了以前に受信したかに応じて、ブロック612或いは6
13でタイマーT1A及びタイマーT1Bをリセットの
後、RCU内のプログラムを図5AのAに戻す。これら
のRCUはスイッチの状態を変化することはないが、図
4Aの状態を維持する。
【0066】POアダプタがブレークを検出すると(5
03)、タイマーT2がロード及び始動され(51
7)、プログラムはループ510、511、513´及
び518をループする。POがBNRフレームを受信す
る以前、或いはSがPOのBNRフレームを受信する以
前にタイマーT2が終了すると、RI/ROがラップさ
れ、DIS_TX(s)がOFFされ(519)、プロ
グラムは図8BのEに分岐する。この時、内部回復モジ
ュール(図9A)が呼出される(817)。このモジュ
ールは分離されたリング(図4D)内の故障した装置を
突きとめ、またバイパスするために使用される。問題の
装置がバイパスされると、SアダプタはAMPフレーム
を受信し(801)、タイマーT6をリセットして(8
02)、前述のように図8の6に移行する。
【0067】一方、バイパスが可能でないと、プログラ
ムはPOアダプタがAMPフレームを受信するまで(8
18)、ブロック818、819及び801をループす
る。受信すると、タイマーT5はリセットされ(82
0)、プログラムは図7のCに分岐する。
【0068】プログラムが図8の820から図7の5に
分岐する時には、RI/ROがラップされ回復不能エラ
ーが分離されたリング上に存在することになる。この場
合は、SはAMPフレームを受信せず(702)、プロ
グラムはブロック707−711及び702をループ
し、故障の修正をペンディングとするか、或いはタイマ
ーT5が709で終了すると、図8BのEに分岐する。
プログラムがブロック707或いは708を肯定で通過
すると、タイマーT5が活動状態かどうかがチェックさ
れる(713´)。活動状態でないと、タイマーT5が
ロードされて始動され(713)、5に戻る。活動状態
の場合は、ブロック709を実施して前述のように移行
する。アダプタPOがBNRフレームを受信すると、タ
イマーT5はブロック714でリセットされる。POア
ダプタがブレークを検出すると(710)、図8のEへ
の分岐がまた発生する。ブロック703でMROが1で
ないと(すなわちROが非作動状態であると)、タイマ
ーT6をリセットして、図8AのDに分岐する。
【0069】図8AでタイマーT6が終了するか(81
3)、或いはPOアダプタがブレークを検出すると(8
14)、RIをラップし(821)、プログラムはブロ
ック817´に分岐し、図9(図9A、図9B)に示す
内部回復ルーチンを遂行して、そこから前述のように制
御を続行する。
【0070】図9に示す内部回復モジュールは、RI/
ROがラップされたとき(図4D)だけ入力される。ブ
ロック901では回復フラグが1にセットされる。RA
Tタイマーが活動状態であれば(902)、同タイマー
はブロック903でリセットされ、NREがブロック9
04で偽にセットされる。内部リングが回復すると(9
05)(すなわちAMPフレームを受信すると)、回復
カウンタ値がブロック906でチェックされる。同値が
3でないと、すなわち分離したリング上で故障が存在し
ないと、RATタイマーがロードされて始動され(90
7)、全ての不良装置がLANマネージャに報告され
る。もしリング上に常駐する場合は(908)、RFフ
ラグは0にセットされる(908´)。回復カウンタR
Cは故障もしくはエラーが見い出されない場合だけ3と
なり、この時エラーが発見されなかったことが報告され
て(909)、回復再試行カウンタが始動される(91
0)。その後プログラムは分岐点へ戻る。
【0071】分離したリング上に故障或いはエラーが存
在すると、NREが偽でRCが0と仮定すると、プログ
ラムはブロック911及び912を通過する。回復カウ
ンタRCは、RATタイマーが終了すると0にリセット
される(図15のブロック1501参照)。このカウン
タはリングが分離されていて故障が発見されない場合
に、発振を回避するために使用されるが、再接続が行わ
れると再発生する。カウンタはこの試行を3回に制限す
る。このときプログラムがファインド・フォルト(Find
Fault)を呼び出す。
【0072】図10のファインド・フォルト(Find Fau
lt)は18秒待機(1001)からスタートする。内部
リングが回復すると(1002)、プログラムは図9の
ブロック914に戻る。故障が発見されなかったため、
RCはブロック915で1だけインクリメントされる。
どのリング装置も非活動化(バイパス)されなかった場
合は、この情報がブロック916で保管される。こうし
た状況では、プログラムはブロック905、906、9
07及び908に戻り通過する。
【0073】もっと典型的なケースとしては、内部リン
グがブロック1002において回復されない場合に、次
の活動状態上流ポート(NAUP)が除去される(10
03)。NAUPはビーコン送信器の上流の第1の活動
状態ポートであり、一般的にはNAUNが接続されるポ
ートである。NAUNの識別はビーコンを設定する装置
が提供し、プログラムはこの識別をポートと相関連す
る。これについては後に詳しく説明する。内部リングが
回復すると(1004)、プログラムはテスト・ポート
(Test port)(図12)を呼び出す(1005)。
【0074】テスト・ポート(図12)はNAUPのポ
ートを復元する(1201)。内部リングが故障の場合
は(1202)、このポートが除去され(1203)、
不良(BAD)とフラグ指示され、プログラムは以前に
肯定で通過した914に戻り前述の処理を継続する。
【0075】図10(図10A、図10B)においてリ
ングが回復しない場合は(1004)、ビーコン送信器
が接続されるポートが除去される(1006)。内部リ
ングが回復すると(1007)、テスト・ポートが呼び
出される(1005)。回復しない場合は接続される全
てのモジュールが除去される(1008)。内部リング
が回復しないと(1009)、NREが真にセットされ
(1010)、プログラムは914に戻り、この時には
既に故障が識別されているので(すなわちSアダプタ或
いはそれ以前)、914を肯定で通過する。
【0076】1009において内部リングが回復してい
ると、テスト・フレームが転送され(1011)、この
フレーム・テストが失敗すると(1012)、NREが
真にセットされ(1013)、プログラムは914に戻
り前述の処理を継続する。
【0077】テスト・フレームが失敗でない場合は、A
MTがNAUPのAMにセットされて(1014)、A
MTが回復される(1015)。AMTのフレーム・テ
ストは1016で達成される。フレーム・テストが失敗
すると(1017)、AMTは不良とフラグ指示され、
AMTを除く全てのAMが回復され(1018)、RC
フラグが0にセットされる(1018´)。プログラム
は914に戻り前述の処理を継続する。1017でフレ
ーム・テストが失敗でない場合は、AMTが除去され
(1019)、AMTは1だけモジューロ4(或いはA
Mの数n)でインクリメントされ(1020)、新たな
AMTが検査されNAUPのAMTであるかが決定され
る(1021)。そうでない場合は、プログラムは10
15、1016などをループする。
【0078】1021でAMTがNAUPのAMTであ
る場合は、全てのAMが1017においてフレーム・テ
ストの失敗を検出されることなくループを通過し、プロ
グラムは図11のFに分岐し更にテストされる。
【0079】図11では全てのAMが回復され(110
1)、AMTがNAUPのAMに等しくセットされ(1
102)、AMTは除去される(1103)。内部リン
グが回復しないと(1104)、AMTは1だけモジュ
ロ4でインクリメントされ(1105)、AMTはNA
UPのAMTであるかどうか確認するために調査される
(1106)。そうでない場合は、プログラムは110
3−1106をループする。全てのAMが除去された後
も内部リングが回復しない時は、NREが真にセットさ
れ(1107)、エラー状態が通知され(1108)プ
ログラムは914に戻る。
【0080】1104で内部リングが回復すると、プロ
グラムはテスト・モジュール(図13)を呼び出す(1
109)。図13のテスト・モジュールでは、AMT上
の全てのポートが除去され(1301)、AMTは回復
され(1302)、ポート20(或いは最も大きい番号
のポートn)が回復される(1303)。このポートが
活動状態の場合は(1304)、前述のテスト・ポート
・モジュール(図12)が呼び出され実行される(13
05)。もしもポートが不良とフラグ指示されれば(1
306)、プログラムは図11の1110に戻り、全て
の良好なポート及びモジュールが回復されて914に戻
る。また、1304においてポートが活動状態でも不良
でもない場合は、ポート番号が1だけディクリメンとさ
れ(1307)、その結果ポート番号が0でない場合は
(1308)、プログラムは1304にループして戻
る。ポート番号が0の場合には、プログラムは図11の
1110に戻る。
【0081】回復再試行タイマー終了モジュール(図1
4)は試行される回復の回数と頻度を管理する。前述し
たように、タイマーはリング・エラーが発見されない場
合に、図9のブロック910で始動される。別に試行さ
れる回復はこのタイマーの終了を待機しなければならな
い。タイマーが終了すると、RCが2にセットされ(図
14の1401)、RFが0にセットされる(140
2)。もしも内部リングが故障していると(140
3)、内部回復(図9)が前述のように実行される(1
404)。故障でない場合は、リング・エラー無し(Ri
ng Error Not Found)がクリアされ(1405)、RC
は1406で0にセットされる。
【0082】図16(図16A、図16B)及び図17
(図17A、図17B)で示すフロー図は、ポートをロ
ーブに接続される特定の端末または装置と、或いはポー
トに接続されるワイヤーとを相関連するプログラム・モ
ジュールを示し、プログラムは接続される装置による追
加機構或いは特定の報告機能を必要とすることなく、各
端末または装置が接続される特定のポート或いはローブ
を識別する。
【0083】プログラムは図16及び図17に示される
モジュールに関連する下記の4つのテーブルを有する。 1.ローブまたはポート・テーブル 2.ステーション組込みテーブル 3.ステーション良好テーブル 4.接続モジュールまたはセグメント・テーブル
【0084】ローブまたはポート・テーブルは各ポート
のステータス(挿入/離脱)を含み、通信網へのアクセ
スを希望するステーションまたは端末により与えられる
d.c.或いは重信電流をモニタすることにより維持さ
れる。特定の要求がない場合は、プログラムは全てのポ
ートを使用可能とし、ステーションからのd.c.電流
はポートを直列に回路へ挿入する。更に、プログラムは
バス18を介してポートが活動状態であることを通知さ
れ、ポートに対応するポート・テーブルの入力を“挿
入”と記す。同様に、d.c.電流が除去されると、ポ
ートはバイパスされ、そのポートに対するテーブルへの
入力は“離脱”と記される。更に前述のように、ポート
がバイパス或いは挿入されると、テーブルは更新されて
ポートのステータスを指示する。接続モジュール(A
M)またはセグメント・テーブルも同様であり、前述し
たようにプロセサにより制御される4つのセグメント或
いは接続モジュールの各々に対応するステータス(挿入
/離脱)を含む。
【0085】更に、プログラムはステーション組込み及
びステーション良好テーブルを有する。これらの各テー
ブルは各ローブまたはポートに接続されるステーション
のアドレス或いは識別を含む。まずプログラムはポート
に接続されるステーションを認識すると、ステーション
の識別が組込みテーブルに挿入され、それに続く認識の
際、このステーションの識別は良好テーブルに入力され
る。良好テーブル内の情報は信頼性があり、通信網管理
に使用される。
【0086】図16はAM及びそれらのポートの挿入ス
テータスを維持する割り込みルーチンであり、すべての
64MSで実行される(1601)。タイマーが終了す
ると、現在のAMが1にセットされ(1602)、もし
も現在のAMが4以下の場合には(4つのAMが存在す
るので)(1603)、プログラムはAMテーブルから
現在のAM挿入ステータスを獲得する(1604)。現
在のAMが離脱されると(1605)、プログラムはロ
ーブ及び組込みテーブルをクリアし、良好テーブルにお
けるそのAMに接続される全てのポートに対応する挿入
ステータスを変更する(1606)。
【0087】現在のAMが離脱されていない場合には、
プログラムはAMテーブルをチェックし、それが挿入さ
れているかを判断する(1607)。挿入されていない
場合は、現在のAM値が1だけインクリメントされ(1
608)、プログラムは2に戻り、次のAMに対して前
述のステップが繰り返される。現在のAMが挿入される
と、現在のローブ或いはポートが1にセットされ(16
09)、プログラムはループして現在のAMに接続され
る20個のポートまたはローブの挿入ステータスを維持
する。
【0088】ブロック1610において、プログラムは
現在のローブが20以下であるかをチェックする。そう
でない場合は、現在のAM内の全てのポートが維持され
たことを表し、現在のAMがブロック1611で1だけ
インクリメントされ、プログラムは2に戻り、次のAM
がブロック1603において4以下の場合には次のAM
の処理を行う。現在のローブが20以下である場合に
は、プログラムはローブ/ポート・テーブルから現在の
ローブの挿入ステータスを取得し(1612)、これが
離脱されたかどうかを確認する(1613)。この判断
を決するために、テーブルは最後の3つのステータスの
変更或いは状態(例えば110或いは100など。ここ
で1は挿入、0は離脱を表す。)に関する過去の履歴を
含む。ローブが離脱されると、プログラムはローブ及び
組込みテーブルをクリアし、現在のローブに対して良好
テーブル内のこのポートの挿入ステータスを変更し(1
614)、現在のローブを1だけインクリメントし(1
615)、その後3に戻り次のローブに対するテーブル
の処理を行う。
【0089】ローブが離脱されない場合は、ローブ・テ
ーブルがチェックされ(1616)、このローブが挿入
されているか確認する。挿入されていれば、現在のロー
ブに対するローブ・テーブル・ステータスが更新され
(1617)、現在ローブは1だけインクリメントされ
る(1615)。
【0090】図17はリング・ポール・フレーム或いは
メッセージを扱うプログラム・モジュールのフロー図で
ある。前述したように、リング・ポール・フレームは転
送元のアドレスまたは識別及び自己の上流に隣接する活
動状態のステーション(NAUN)のアドレス或いは識
別を含むが、これらの2つのステーションが接続される
ポート或いはローブに関する情報は含まない。このモジ
ュールは、順次アドレス或いは識別を、挿入されるもし
くは活動状態のポートまたはローブと相関連する組込み
及び良好テーブルを生成する。
【0091】各アダプタ10、15、16はプロセサ1
7に自己が生成するリング・ポール・フレームのコピー
を提供し、更に転送元に無関係にプロセサ17に対して
リング・ポール・フレームを提供する。このプログラム
・モジュールは1からスタートし、バス19上で受信さ
れるリング・ポール・フレームのコピーを調査する。も
しもフレームの転送元がアダプタ10/16内のリング
であれば(スイッチ11の現在の構成に依存する。図4
A−C参照)、プログラムはブロック1701を肯定で
通過する。それ以外ではループする。以下の説明では、
この技術の一般的な実施例に従い、アダプタはリング・
イン或いはリング・アウトの媒体アクセス制御(MA
C)として参照される。MAC内のリングからのリング
・ポール・フレームが受信されると、プログラムは変数
O.S.A(Old Source Address)をMAC内リングの転
送元アドレスに等しくセットする(1702)。プログ
ラムはフレームが受信されるのを1703で待ち、受信
されるとNAUNアドレスが比較される(1704)。
フレームが適切に順番付けされたリング・ポール・フレ
ームであれば、転送元アドレスはリング・アウトMAC
アドレスと比較される(1705)。
【0092】転送元アドレスがリング・アウトMACア
ドレスと等しくない場合は(1705)、O.S.Aがフ
レームの転送元アドレスに等しくセットされ、次の挿入
ポートが検索される(1706)。これが見い出されな
い場合は(1707)、組込みテーブルがクリアされ
(1708)、プログラムは1に戻る。すなわち、これ
はクリア・エラー状態であり、現在のリング・ポール・
サイクルにおける新たな情報はどれも信頼性がないこと
になる。ポートが検出されると転送元アドレスに対応す
る良好テーブルがチェックされ(1709)、存在する
場合には特に処置が取られずにプログラムは2に戻る。
【0093】転送元/ステーション・アドレスが良好テ
ーブル内に見い出されない場合には、プログラムは組込
みテーブルをチェックし(1710)、組込みテーブル
に転送元アドレスが存在すれば、このアドレスが良好テ
ーブルにコピーされて(1711)、プログラムは2に
戻り次に受信されるフレームの処理を行う。ステーショ
ン・アドレスが組込みテーブル内に見い出されない場合
は(1710)、これが組込みテーブル内にコピーされ
(1712)、プログラムは2に戻る。
【0094】転送元アドレスがリング・アウトMACア
ドレスに等しい場合は(1705)、プログラムは次の
物理的に挿入されるポートを検索する(1713)。こ
れが見つかると(1714)、エラー状態が指摘され、
組込みテーブルがクリアされる(1715)。その後プ
ログラムは1に戻り、他のリング・ポール・サイクルが
開始されるのを待機する。1714において、もはや他
に挿入されているポートが見つからない場合には、現在
のリング・ポール・サイクルが首尾良く完了したことを
示し、プログラムは1に戻り他のリング・ポール・サイ
クルを待機する。ブロック1707及び1714はそれ
ぞれ挿入されるポート数と受信されるリング・フレーム
数とのミスマッチ、またMAC内のリングとリング・ア
ウトMACアドレスの間のミスマッチを検出する。
【0095】図18−図20はアダプタ10、15、1
6(それぞれPI、PO、S)で要求される追加コード
のフロー図であり、IBMトークン・リング・アダプタ
で現在使用される追加フラグ・ビットに応答する。フラ
グ・ビットはプロセサ17によりバス19上を転送さ
れ、図5−図8で前述したようにon、offセットさ
れる。
【0096】DIS_TXが図18でonされると(1
801)、アダプタはビーコン通常(BNN)フレーム
を転送する(1802)。DIS_TXがターンoff
されると(1803)、アダプタはBNNフレームの転
送を中断し(1804)、スタートに戻る。DIS_T
Xがターンoffされない場合は、BNNフレームの転
送を継続する。
【0097】図19ではアダプタがBNNを転送中であ
り(1901)、且つTBFフラグがonであれば(1
902)、BNRフレームを転送する(1903)。1
904でTBFフラグがoffでなく、ビーコン状態が
まだ存在すれば(1905)、ループしてBNRを転送
する。TBFがoffであれば(1904)、アダプタ
はBNR転送を中断し(1906)、標準IEEE 8
02.5クレーム・トークン・フレームを転送し(19
06)スタートに戻る。
【0098】図20ではフラグ・ビットMBFがonで
あれば(2001)、アダプタはBNRフレームを転送
し(2002)、MBFがonの間、転送を継続する。
しかし、MBFがターンoffされると(2003)、
アダプタはBNRフレーム転送を停止し(2004)ス
タートに戻る。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のポートをシリアル通信網に接続して、通信網トポ
ロギ情報を生成するマルチポート接続装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再構成を含むデュアル・リング網
のブロック図である。
【図2】通信網情報信号の流れを表す新たな再構成装置
のブロック図である。
【図3】再構成装置内の内部通信(非通信網)を表す図
2と同様のブロック図である。
【図4A】再構成装置の異なるスイッチング状態を表す
図である。
【図4B】再構成装置の異なるスイッチング状態を表す
図である。
【図4C】再構成装置の異なるスイッチング状態を表す
図である。
【図4D】再構成装置の異なるスイッチング状態を表す
図である。
【図5A】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図5B】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図6】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作フ
ロー図である。
【図7】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作フ
ロー図である。
【図8A】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図8B】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図9A】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図9B】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図10A】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動
作フロー図である。
【図10B】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動
作フロー図である。
【図11】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図12】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図13】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図14】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図15】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動作
フロー図である。
【図16A】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動
作フロー図である。
【図16B】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動
作フロー図である。
【図17A】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動
作フロー図である。
【図17B】図2及び図3に示すマイクロプロセサの動
作フロー図である。
【図18】アダプタで実施される新たな機能の動作フロ
ー図である。
【図19】アダプタで実施される新たな機能の動作フロ
ー図である。
【図20】アダプタで実施される新たな機能の動作フロ
ー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドリー・スコット・トゥルービィ アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ラリ ー、ティンバーミル・コート 4631−302 番地 (72)発明者 アンソニー・ディーン・ウォーカー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ダラ ム、コール・ミル・ロード 3305番地

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポートをシリアル通信網に接続し、
    ネットワーク・トポロギ情報を生成するためのマルチポ
    ート接続装置であって、 複数の通信ポートと、 唯一の識別子を各々有するアダプタを前記シリアル通信
    網に接続する手段を含み、前記識別子を含む情報信号を
    前記通信網に送受信する少なくとも2つの前記通信アダ
    プタと、 前記少なくとも2つのアダプタの間で前記ポートを直列
    に選択的に接続するスイッチング手段と、 転送元の識別子を含む前記通信網に接続される全ての活
    動状態の装置により順次提供される所定のメッセージを
    受信する少なくとも前記アダプタの1つに接続される制
    御手段と、 前記少なくとも2つのアダプタの識別子の間に受信され
    る順次装置識別を前記スイッチング手段により選択され
    るポートに相関連させ、通信網トポロギを生成する手段
    と、 を含むことを特徴とするマルチポート接続装置。
  2. 【請求項2】複数のポートを単方向シリアル通信網に接
    続し、通信網トポロギ情報を生成するためのマルチポー
    ト接続装置であって、 複数の通信ポートと、 唯一の識別子を各々有するアダプタを前記単方向シリア
    ル通信網に接続する手段を含み、前記識別子を含む情報
    信号を前記通信網に送受信する少なくとも2つの前記通
    信アダプタと、 前記少なくとも2つのアダプタの間で前記ポートを直列
    に選択的に接続するスイッチング手段と、 前記スイッチング手段を作動することにより前記ポート
    を前記少なくとも2つのアダプタ間の前記直列回路に挿
    入して、前記通信網に接続される活動状態のポートの記
    録を作成するために装置が通信網に接続されることを所
    望することを指示する前記ポートに受信される信号に応
    答する第1の手段と、 転送元の識別子を含み前記通信網に接続される全ての活
    動状態の装置により順次提供される所定のメッセージを
    受信する少なくとも前記アダプタの1つに接続される第
    1の制御手段と、 前記第1の制御手段及び前記第1の手段とに応答して、
    前記少なくとも2つのアダプタの識別子の間に受信され
    る順次装置識別を、前記第1の手段により作成される活
    動状態のポートの記録に相関連させて通信網トポロギを
    生成する第2の制御手段と、 を具備することを特徴とするマルチポート接続装置。
  3. 【請求項3】前記第2の制御手段が第1のテーブルを作
    成し、該テーブルは前記少なくとも2つの通信アダプタ
    の唯一の識別子により挟まれる順次転送元アドレスを、
    前記第1の手段により作成される前記記録内の直列に接
    続されるポートに対応させることを特徴とする請求項2
    記載のマルチポート接続装置。
  4. 【請求項4】活動状態のポート数が前記少なくとも2つ
    の通信アダプタの識別子により挟まれる順次転送元アド
    レスの数に等しい場合だけ、前記第2の制御手段が前記
    相関を有効とすることを特徴とする請求項3記載のマル
    チポート接続装置。
  5. 【請求項5】シリアル・データ転送網における通信網ト
    ポロギ情報を生成する方法であって、 複数の直列に接続されるアクセス・ポートを有し、該各
    ポートは唯一の通信網識別子を有する活動状態のデータ
    転送ステーションを前記シリアル網に接続し、 各々が前記シリアル網内の前記アクセス・ポートを挟む
    唯一の通信網識別を有する1対の専用通信アダプタを有
    し、各前記活動状態のデータ・ステーション及び前記専
    用アダプタは前記シリアル網に接続される順にこれらの
    通信網識別を含む第1のメッセージを任意の回数だけ前
    記通信網上に転送し、 活動状態のデータ・ステーションにより提供される挿入
    信号に応答して、該ステーションを前記通信網に接続す
    る手段とを有し、 前記挿入信号に応答して各ポートの活動状態/非活動状
    態を示す第1のポート・テーブルを作成するステップ
    と、 前記1対の専用アダプタから受信される前記第1のメッ
    セージに応答して、該第1のメッセージに含まれる識別
    を前記活動状態のポートに相関連する少なくとも1つの
    第2のテーブルを作成するステップと、 を具備することを特徴とするトポロギ情報生成方法。
  6. 【請求項6】前記1対の専用アダプタ間のデータ・ステ
    ーションから受信される前記第1のメッセージ数を活動
    状態のポート数と比較して、これらが等しい場合に前記
    相関を有効として受諾することを特徴とする請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】前記第2のテーブルを第1の組込み部分及
    び第2の良好部分に分けるステップと、 相関するデータ・ステーション識別が以前に前記第1の
    組込み部分に入力されていれば、該データ・ステーショ
    ン識別を前記第2の良好部分に入力するステップと、 を具備することを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】前記1対の専用アダプタの間の前記データ
    ・ステーションから受信される第1のメッセージの数を
    活動状態のポート数と比較するステップと、 前記1対の専用アダプタから受信される第1のメッセー
    ジの数が活動状態のポート数と一致しない場合は、前記
    第2のテーブルの前記第1の組込み部分をクリアするス
    テップと、 を具備することを特徴とする請求項7記載の方法。
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