JPH04318602A - パンチプレスの誤差補正装置 - Google Patents

パンチプレスの誤差補正装置

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JPH04318602A
JPH04318602A JP11395991A JP11395991A JPH04318602A JP H04318602 A JPH04318602 A JP H04318602A JP 11395991 A JP11395991 A JP 11395991A JP 11395991 A JP11395991 A JP 11395991A JP H04318602 A JPH04318602 A JP H04318602A
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JP
Japan
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hole position
error
hole
error correction
punch press
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Pending
Application number
JP11395991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Shimizu
清水 泰善
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タレットパンチプレ
ス等において、加工精度をチェックして補正するパンチ
プレスの誤差補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスにおいて、
ローダおよびアンローダ等の搬送装置を付設し、無人で
運転するようにした設備がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転を続ける
間に、フレームの熱変位やその他の種々の原因により、
ワークテーブル上における板材の送り精度が低下し、パ
ンチ孔の位置に誤差が生じることがある。このように誤
差が生じた場合、夜間等、無人で長時間連続加工を行う
ときに、多量の不良品を出すことになる。
【0004】この発明の目的は、精度の高い連続加工が
行えるパンチプレスの誤差補正装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この誤差補正装置は、
ワークテーブル(8)上にある加工済板材(W)の所定
のパンチ孔(WH)の位置を測定する孔位置測定手段(
31)を設ける。この手段(31)による孔位置測定値
と加工プログラムにおける孔位置とを比較して誤差を算
出する比較手段(32)を設ける。この算出した誤差の
値により、前記加工プログラムの実行による次の板材加
工時における板材送り量を補正する誤差補正手段(33
)を設ける。
【0006】
【作用】この構成によると、加工した板材(W)の所定
のパンチ孔(WH)の位置を、適宜の枚数毎に孔位置測
定手段(31)により測定する。孔位置の測定は、複数
のパンチ孔(WH)間の距離(L)を測定するようにし
ても、1個のパンチ孔(WH)の座標位置を測定するよ
うにしても良い。この測定値を、比較手段(32)によ
り加工プログラムにおける孔位置と比較し、誤差を算出
する。誤差補正手段(33)は、次の板材加工時に前記
の算出された誤差に応じて板材送り量を補正する。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図3は、パンチプレスに搬送装置を組み
合わせた加工セルの概略正面図である。パンチプレス1
の両側に素材台車2と製品台車3が配置され、両台車2
,3の上方に渡って、レール4が支柱5に架設されてい
る。レール4には、ローダ6およびアンローダ7が走行
可能に設置してあり、ローダ6は素材台車2上の板材W
を吸着パッド9で吸着してパンチプレス1のワークテー
ブル8上に搬入する。アンローダ7は、ワークテーブル
8上の加工済の板材Wをグリッパ10で把持して製品台
車3上に引き出す。これら素材台車2、製品台車3、ロ
ーダ6、およびアンローダ7で搬送装置11が構成され
る。
【0008】図2に示すように、パンチプレス1は、各
々上下金型を装着した上下のタレット13,14をフレ
ーム12に設置し、ワークテーブル8上の板材をパンチ
位置Pでスライド駆動機構15によりパンチ加工するも
のである。
【0009】図1に示すように、ワークテーブル8は中
央の固定テーブル8aと両側のスライドテーブル8bと
からなり、スライドテーブル8bはキャリッジ16と共
に、ベッド17のレール18上を前後(Y軸方向)に移
動可能である。キャリッジ16には横(X軸方向)移動
自在にクロススライド19が搭載してあり、板材Wを把
持するワークホルダ20がクロススライド19に設けら
れている。これらキャリッジ16の前後移動およびクロ
ススライド19の横移動により、板材Wの任意個所がパ
ンチ位置Pに送られる。
【0010】つぎに制御系につき説明する。NC装置2
1は、パンチプレス1を数値制御するものであり、加工
プログラムメモリ22に登録された加工プログラムを演
算制御部23で解読して実行する。演算制御部23は、
加工プログラムに従い、X,Y方向の軸送り指令をサー
ボコントローラ24に出力すると共に、タレット13の
割出やパンチ指令等のシーケンス制御コードをPC(プ
ログラマブルコントローラ)機能部25に転送する。サ
ーボコントローラ24は、キャリッジ16およびクロス
スライド19の駆動用のサーボモータ(図示せず)を、
前記の軸送り指令に従って駆動する。
【0011】搬送制御装置26は、スケジュール設定手
段27に設定された加工スケジュールに従って搬送装置
11の全体を自動運転する制御装置であり、NC装置2
1を制御する上位制御手段を兼用する。
【0012】このような基本構成の制御装置において、
次のように誤差補正装置を構成する各手段が設けてある
。パンチプレス1のフレーム12の前面上部に、ワーク
テーブル8上の板材Wを撮像するテレビカメラ28が設
置してあり、テレビカメラ28の撮像信号を2値化して
所定の処理を行う画像処理装置29に、孔位置演算手段
30が設けてある。孔位置演算手段30は、任意に設定
した2個のパンチ孔WH間の距離Lを、撮像信号の処理
結果から演算するプログラムで構成される。これらテレ
ビカメラ28と孔位置演算手段30により、孔位置測定
手段31が構成される。なお、テレビカメラ28および
画像処理装置29は、孔位置演算の他に、各種の監視目
的に兼用されるものである。
【0013】NC装置21に設けた比較手段32は、孔
位置演算手段30の測定値と、加工プログラムにおける
対応する孔間距離とを比較して誤差を演算する手段であ
る。誤差補正手段33は、比較手段32の誤差演算結果
を記憶し、次の板材加工時における板材送り量を誤差に
応じた値だけ補正する手段である。送り量の補正は、誤
差演算値に応じた距離だけ加工プログラムにおける座標
値をオフセットする方法、または誤差演算値から送り量
に比例した補正値を演算して補正する方法等、種々の方
法が目的に応じて採用される。
【0014】搬送制御装置26に設けた測定指令手段3
4は、任意に設定した設定枚数毎に、孔位置演算手段3
0および比較手段32に動作指令を与える手段であり、
搬送制御装置26に備えられた加工枚数のカウンタの値
を監視する。
【0015】上記構成の動作を説明する。搬送制御装置
26は、スケジュール設定手段27に設定されたスケジ
ュールに従って搬送装置11を自動運転すると共に、N
C装置に加工指令を与え、パンチプレス1による無人の
連続加工を行わせる。
【0016】パンチプレス1による加工枚数が測定指令
手段34の設定枚数、例えば50枚になると、孔位置演
算手段30等に孔位置の測定を行わせる。孔位置の測定
は、ワークテーブル8上にある板材Wの一対のパンチ孔
WH間の距離Lを、撮像信号の処理結果から演算するこ
とにより行う。測定するパンチ孔WHは、加工プログラ
ムの中から予め任意の孔を選び出して孔位置演算手段3
0および比較手段32に設定しておく。孔間距離Lは、
パンチ孔WHの縁間の距離または中心間の距離とする。
【0017】距離Lの測定値は、比較手段32により加
工プログラムの座標上における孔間距離と比較し、誤差
を演算する。誤差の演算結果は、誤差補正装置33に記
憶され、次の板材Wの加工時から、加工プログラムのX
,Y方向の送り量が補正される。このような孔位置検出
が、測定指令手段34による設定枚数ごとに行われ、誤
差の補正値が更新される。
【0018】この誤差補正装置は、このように設定枚数
の加工ごとに孔位置検出を行い、誤差検出値を次の加工
にフィードバックするため、連続加工において高い加工
精度が維持できる。そのため、夜間等、無人で長時間連
続加工を行う場合においても、多数の不良品を出すこと
なく、高精度な連続加工を行うことができる。
【0019】図4および図5は他の実施例を示す。この
例は孔位置測定手段35を、タッチセンサ36と、測定
プログラム37と、孔位置演算手段38とで構成したも
のである。タッチセンサ36は、プローブ下端のボール
部が物体に接触することによりトリガ信号を出力するも
のであり、昇降装置(図示せず)を介してフレーム12
の前面に取付けてある。
【0020】測定プログラム37は、演算制御部23に
実行させることにより、タッチセンサ36が板材Wの所
定のパンチ孔WHの縁に接触するように板材Wの送りと
タッチセンサ昇降装置の駆動を行わせる手段である。測
定プログラム37は、加工プログラムメモリ22に加工
プログラム40と共に登録される。
【0021】孔位置演算手段38は、タッチセンサ35
がオンしたタイミングでX軸サーボモータ41およびY
軸サーボモータ42の位置検出器43,44の位置検出
信号を取り込み、一対のパンチ孔WH間の距離Lを演算
する手段である。位置検出信号は、サーボコントローラ
24から取り込むようにしても良い。X軸サーボモータ
41およびY軸サーボモータ42は、各々送りねじを介
してキャリッジ16およびクロススライド19を進退駆
動するものである。
【0022】この構成の場合、図4に示すように2個の
パンチ孔WHの縁にタッチセンサ36を順次接触させる
ことにより、孔間距離Lが測定される。その他の構成効
果は前記実施例と同様である。
【0023】なお、前記各実施例では2個のパンチ孔W
Hの孔間距離Lを測定するようにしたが、1個のパンチ
孔WHの位置のみを測定し、誤差補正を行うようにして
も良い。また、図1のテレビカメラ28を用いる実施例
の場合は、全枚数の孔位置測定を行い、孔位置演算手段
30による演算結果を設定枚数分だけ統計的に処理した
結果を比較手段32で比較するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】この発明のパンチプレスの誤差補正装置
は、加工済板材の所定のパンチ孔の位置を測定する孔位
置測定手段を設け、その孔位置測定値を加工プログラム
における孔位置とを比較して、次の板材加工時における
板材送り量を補正するようにしたため、連続加工におい
て高い加工精度が維持できる。そのため、無人で長時間
連続加工を行う場合においても、多数の不良品を出すこ
となく、高精度な連続加工を行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる誤差補正装置の構
成を示す概念図である。
【図2】その誤差補正装置を適用したパンチプレスの側
面図である。
【図3】同パンチプレスを組み込んだ加工セルの概略正
面図である。
【図4】他の実施例における測定過程の説明図である。
【図5】同実施例の誤差補正装置の構成を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
1…パンチプレス、6…ローダ、7…アンローダ、8…
ワークテーブル、11…搬送装置、13,14…タレッ
ト、16…キャリッジ、19…クロススライド、20…
ワークホルダ、21…NC装置、23…演算制御部、2
6…搬送制御装置、27…スケジュール設定手段、28
…テレビカメラ、30…孔位置演算手段、31…孔位置
測定手段、32…比較手段、33…誤差補正手段、34
…測定指令手段、35…孔位置測定手段、36…タッチ
センサ、W…ワーク、WH…パンチ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワークテーブル上にある加工済板材の
    所定のパンチ孔の位置を測定する孔位置測定手段と、こ
    の孔位置測定値と加工プログラムにおける孔位置とを比
    較して誤差を算出する比較手段と、この算出した誤差に
    応じて前記加工プログラムの実行による次の板材加工時
    における板材送り量を補正する誤差補正手段とを具備し
    たパンチプレスの誤差補正装置。
JP11395991A 1991-04-17 1991-04-17 パンチプレスの誤差補正装置 Pending JPH04318602A (ja)

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JP11395991A JPH04318602A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 パンチプレスの誤差補正装置

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JPH04318602A true JPH04318602A (ja) 1992-11-10

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JP (1) JPH04318602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056557A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Daikin Ind Ltd スクリューロータ加工方法及び加工装置
JP2012104136A (ja) * 1996-06-06 2012-05-31 Boeing Co:The 機械の精度を高めるための方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012104136A (ja) * 1996-06-06 2012-05-31 Boeing Co:The 機械の精度を高めるための方法
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