JPH04318466A - 焦電検出器 - Google Patents
焦電検出器Info
- Publication number
- JPH04318466A JPH04318466A JP8531691A JP8531691A JPH04318466A JP H04318466 A JPH04318466 A JP H04318466A JP 8531691 A JP8531691 A JP 8531691A JP 8531691 A JP8531691 A JP 8531691A JP H04318466 A JPH04318466 A JP H04318466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyroelectric
- detected
- optical system
- pyroelectric elements
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焦電素子を用いた焦電検
出器に関する。
出器に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線センサとして焦電素子が知られ、
これを用いた各種の焦電検出器が提案されている。1個
の焦電素子を用いた焦電検出器によれば、人体などの赤
外線放射体の接近、通過などを検出できる。しかし、1
個の焦電素子では、人体の移動方向の判別ができないた
め、複数個の焦電素子を移動方向に並べた焦電検出器が
知られている。これによれば、人体の移動につれて各々
の焦電素子の出力が変化していくので、これを検出する
ことで、移動方向が判別できる。
これを用いた各種の焦電検出器が提案されている。1個
の焦電素子を用いた焦電検出器によれば、人体などの赤
外線放射体の接近、通過などを検出できる。しかし、1
個の焦電素子では、人体の移動方向の判別ができないた
め、複数個の焦電素子を移動方向に並べた焦電検出器が
知られている。これによれば、人体の移動につれて各々
の焦電素子の出力が変化していくので、これを検出する
ことで、移動方向が判別できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、人体の移動方向は判別できても、これが静止した
ときには、赤外線の入射光量は変化しなくなるので、人
体が静止しているのか、検出エリアから去ったのかが判
別できない。一方、特開昭64−75838においては
、1個の焦電素子の前面にチョッパを設けることにより
、室内温度を検出する装置が開示されている。しかし、
この装置を人体検出用に改良したのでは、静止状態の判
別は可能になるが、人体の移動および方向や大きさなど
は検出できず、また、これを可能にしようとすると、信
号処理が複雑化してしまう。
では、人体の移動方向は判別できても、これが静止した
ときには、赤外線の入射光量は変化しなくなるので、人
体が静止しているのか、検出エリアから去ったのかが判
別できない。一方、特開昭64−75838においては
、1個の焦電素子の前面にチョッパを設けることにより
、室内温度を検出する装置が開示されている。しかし、
この装置を人体検出用に改良したのでは、静止状態の判
別は可能になるが、人体の移動および方向や大きさなど
は検出できず、また、これを可能にしようとすると、信
号処理が複雑化してしまう。
【0004】そこで本発明は、簡単な構成によって、被
検出体の移動およびその方向のみならず、静止状態をも
検出可能にした焦電検出器を提供することを目的とする
。
検出体の移動およびその方向のみならず、静止状態をも
検出可能にした焦電検出器を提供することを目的とする
。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる焦電検出
器は、被検出体からの光を集光する光学系と、光学系で
集光された光を受光する複数の焦電素子と、光学系を通
り複数の焦電素子に受光される被検出体からの光を所定
の時間間隔でチョップするチョップ手段と、複数の焦電
素子の出力にもとづき被検出体の移動方向および静止状
態を判別する判別手段とを備えることを特徴とする。
器は、被検出体からの光を集光する光学系と、光学系で
集光された光を受光する複数の焦電素子と、光学系を通
り複数の焦電素子に受光される被検出体からの光を所定
の時間間隔でチョップするチョップ手段と、複数の焦電
素子の出力にもとづき被検出体の移動方向および静止状
態を判別する判別手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、複数の焦電素子を設けている
ので、被検出体の移動および移動方向の検出と大きさ検
出が可能になり、また入射光をチョップするようにして
いるので、静止状態が検出可能になる。
ので、被検出体の移動および移動方向の検出と大きさ検
出が可能になり、また入射光をチョップするようにして
いるので、静止状態が検出可能になる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0008】図1は実施例に係わる焦電検出器の斜視図
である。図示のように、基板1上には4個の焦電素子2
a〜2dがアレイ状に設けられ、かつインピーダンス変
換用FETなどからなる4個の検出回路3a〜3dが各
焦電素子2a〜2dに対応して設けられている。その前
面には、集光用のレンズ4が置かれ、検出エリアA〜D
からの光が各々焦電素子2a〜2dに入射するようにな
っている。また、レンズ4の前面に半円形状のチョップ
板51が設けられ、回転軸52を介してステッピングモ
ータ53に連結され、チョッパ5が構成されている。
である。図示のように、基板1上には4個の焦電素子2
a〜2dがアレイ状に設けられ、かつインピーダンス変
換用FETなどからなる4個の検出回路3a〜3dが各
焦電素子2a〜2dに対応して設けられている。その前
面には、集光用のレンズ4が置かれ、検出エリアA〜D
からの光が各々焦電素子2a〜2dに入射するようにな
っている。また、レンズ4の前面に半円形状のチョップ
板51が設けられ、回転軸52を介してステッピングモ
ータ53に連結され、チョッパ5が構成されている。
【0009】図2は図1に示す焦電検出器の上面図であ
る。図示の通り、視野は20°,41°になるように設
定され、斜線領域が検出エリアA〜Dとなっている。具
体的には、焦電素子2a〜2dには受光面の寸法が1×
1mmのチップが用いられ、0.18〜0.22mm間
隔で並べられている。また、レンズ4としては曲率半径
R=3.3mmのものが用いられ、厚さは0.5mm、
直径は2mmとなっている。さらに、レンズ4と焦電素
子2a〜2dの距離は約3mmとなっている。なお、最
大検出距離は5m程度であり、全体がプラスチックのケ
ース(図示せず)に収められている。
る。図示の通り、視野は20°,41°になるように設
定され、斜線領域が検出エリアA〜Dとなっている。具
体的には、焦電素子2a〜2dには受光面の寸法が1×
1mmのチップが用いられ、0.18〜0.22mm間
隔で並べられている。また、レンズ4としては曲率半径
R=3.3mmのものが用いられ、厚さは0.5mm、
直径は2mmとなっている。さらに、レンズ4と焦電素
子2a〜2dの距離は約3mmとなっている。なお、最
大検出距離は5m程度であり、全体がプラスチックのケ
ース(図示せず)に収められている。
【0010】次に、上記実施例の作用を図3により説明
する。
する。
【0011】まず、人体が検出エリアに到来したことは
、例えば人体が検出エリアAに入ることにより焦電素子
2aへの赤外線入射光量が増加し、これによって変化す
る焦電素子2aの出力をFETでインピーダンス変換し
、所定の基準レベルと対比することで判別できる。する
と、これをトリガとしてステッピングモータ53が起動
し、チョップ板51が回転する。人体の移動および移動
方向は、図3(a)のように、検出エリアAで検出され
た後に検出エリアBで人体が検出され、次いで検出エリ
アAで検出されなくなることで判別できる。
、例えば人体が検出エリアAに入ることにより焦電素子
2aへの赤外線入射光量が増加し、これによって変化す
る焦電素子2aの出力をFETでインピーダンス変換し
、所定の基準レベルと対比することで判別できる。する
と、これをトリガとしてステッピングモータ53が起動
し、チョップ板51が回転する。人体の移動および移動
方向は、図3(a)のように、検出エリアAで検出され
た後に検出エリアBで人体が検出され、次いで検出エリ
アAで検出されなくなることで判別できる。
【0012】一方、人体が静止していることについても
、チョップ板51が回転して焦電素子2a〜2dへの入
射光がチョップされているので、赤外線入射量の変化に
より検出できる。さらに、移動角速度についても、各々
の検出エリアA〜Dでの検出タイミングの時間差で調べ
ることで、検出できる。
、チョップ板51が回転して焦電素子2a〜2dへの入
射光がチョップされているので、赤外線入射量の変化に
より検出できる。さらに、移動角速度についても、各々
の検出エリアA〜Dでの検出タイミングの時間差で調べ
ることで、検出できる。
【0013】人体が単数なのか複数なのかは、例えば図
3(b)のように複数の場合においては、検出エリアA
とこれから離れた検出エリアC,Dで人体が同時検出さ
れるので、これにより判別できる。また、人体の大きさ
(大人か子供)についても、例えば同図(C)のように
、互いに隣接する検出エリアB,C,Dで同時検出され
ることで検出できる。より詳細には、各検出エリアでの
熱的な分布を調べることで、人体の大きさをより詳細に
推定できる。
3(b)のように複数の場合においては、検出エリアA
とこれから離れた検出エリアC,Dで人体が同時検出さ
れるので、これにより判別できる。また、人体の大きさ
(大人か子供)についても、例えば同図(C)のように
、互いに隣接する検出エリアB,C,Dで同時検出され
ることで検出できる。より詳細には、各検出エリアでの
熱的な分布を調べることで、人体の大きさをより詳細に
推定できる。
【0014】なお、チョッパ5は、いずれの検出エリア
A〜Dでも人体が検出されなくなったら、動作を停止す
る。これにより、低消費電力化を図ることができる。
A〜Dでも人体が検出されなくなったら、動作を停止す
る。これにより、低消費電力化を図ることができる。
【0015】本発明の焦電検出器については、種々の変
形が可能である。例えば、レンズ4は各焦電素子2a〜
2dごとに設けてもよいし、フレネルレンズや凹面鏡を
用いてもよい。また、各々の焦電素子2a〜2dについ
て、公知の温度補償を施しておけば、環境温度により判
別制度が変動することもない。本発明の焦電検出器は、
ワンパッケージ化が可能であるので、例えば食堂などで
の空席の確認や、セキュリティなどに用いるのに適して
いる。
形が可能である。例えば、レンズ4は各焦電素子2a〜
2dごとに設けてもよいし、フレネルレンズや凹面鏡を
用いてもよい。また、各々の焦電素子2a〜2dについ
て、公知の温度補償を施しておけば、環境温度により判
別制度が変動することもない。本発明の焦電検出器は、
ワンパッケージ化が可能であるので、例えば食堂などで
の空席の確認や、セキュリティなどに用いるのに適して
いる。
【0016】
【発明の効果】以上の通り本発明では、複数の焦電素子
を設けているので、被検出体の移動および移動方向の検
出と大きさ検出が可能になり、また入射光をチョップす
るようにしているので、静止状態が検出可能になる効果
がある。そして、構成が簡単なため、ワンパッケージ化
によって小型化できる効果がある。
を設けているので、被検出体の移動および移動方向の検
出と大きさ検出が可能になり、また入射光をチョップす
るようにしているので、静止状態が検出可能になる効果
がある。そして、構成が簡単なため、ワンパッケージ化
によって小型化できる効果がある。
【図1】実施例に係わる焦電検出器の斜視図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】実施例の作用を示す図である。
2a〜2d…焦電素子
4…レンズ
5…チョッパ
51…チョップ板
A〜D…検出エリア
Claims (3)
- 【請求項1】 被検出体からの光を集光する光学系と
、前記光学系で集光された光を受光する複数の焦電素子
と、前記光学系を通り前記複数の焦電素子に受光される
前記被検出体からの光を所定の時間間隔でチョップする
チョップ手段と、前記複数の焦電素子の出力にもとづき
前記被検出体の移動方向および静止状態を判別する判別
手段とを備えることを特徴とする焦電検出器。 - 【請求項2】 前記複数の焦電素子が前記被検出体の
移動方向に沿ってアレイ状に配置されている請求項1記
載の焦電検出器。 - 【請求項3】 前記チョップ手段は前記焦電素子のい
ずれかにより前記被検出体が検出されたことをトリガと
して動作する請求項1記載の焦電検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8531691A JPH04318466A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 焦電検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8531691A JPH04318466A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 焦電検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318466A true JPH04318466A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13855208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8531691A Pending JPH04318466A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 焦電検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318466A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100896344B1 (ko) * | 2007-07-20 | 2009-05-07 | 주식회사 센서프로 | 이동체의 방향 감지장치 |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP8531691A patent/JPH04318466A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100896344B1 (ko) * | 2007-07-20 | 2009-05-07 | 주식회사 센서프로 | 이동체의 방향 감지장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE59107554D1 (de) | Richtungsempfindliche zähl- und schaltvorrichtung | |
MX9707776A (es) | Sensor de ocupacion multifuncional. | |
KR970007740A (ko) | 적외선 센서를 이용한 인체의 위치판별장치 | |
JP2001500967A (ja) | 受動赤外線検出器 | |
US4749862A (en) | Scanning fire-monitoring system | |
US7030364B2 (en) | Optical detection sensor | |
JPH04318466A (ja) | 焦電検出器 | |
JPH09304188A (ja) | 赤外線検出装置 | |
JP3293350B2 (ja) | 人体検知装置 | |
KR960015008B1 (ko) | 열화상검출수단을 가진 방재검지장치 | |
JP2005181116A (ja) | 赤外線センサ装置 | |
JPH08327317A (ja) | 熱源検知装置 | |
JPH0772015A (ja) | 赤外線センサー | |
JPH0886884A (ja) | 熱物体検出装置 | |
JPS6153549A (ja) | 光学的測定装置 | |
JPS6367532A (ja) | 人感知器 | |
JP2583331Y2 (ja) | 人体検知器 | |
JP3422619B2 (ja) | 焦電型赤外線センサ及び装置 | |
JPH109815A (ja) | 物体位置検出装置 | |
JPH09218086A (ja) | 赤外線センサ | |
JPS6246976U (ja) | ||
JPH01227986A (ja) | 人数測定センサー | |
JP2599758B2 (ja) | 移動物体検出装置 | |
US6037593A (en) | Catoptric optical system for detecting motion of a radiant source | |
JP2854310B2 (ja) | 人体検知器 |