JPH04318379A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH04318379A JPH04318379A JP8535491A JP8535491A JPH04318379A JP H04318379 A JPH04318379 A JP H04318379A JP 8535491 A JP8535491 A JP 8535491A JP 8535491 A JP8535491 A JP 8535491A JP H04318379 A JPH04318379 A JP H04318379A
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- JP
- Japan
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- cassette
- vibration
- coating material
- resin
- tape
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08785—Envelopes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/08—Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットに関し、
特にその防振構造に係るものである。
特にその防振構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】テープカセットにおいては、テープ走行
時に外部から伝わる振動が記録再生に悪影響を及ぼし、
本来の音特性が忠実に得られない問題がある。この対策
としてはカセット匣体を振動吸収性のある樹脂材で成形
する方法があるが、これによる振動吸収効果には限界が
ある。また成形樹脂に振動吸収材を含有させる方法もあ
るが、この場合金型が複雑で高コストであり樹脂以外の
振動吸収材の含有が困難である。流動性のパウダーを含
有しても金型内の樹脂流れが悪く、ショートモールド、
ヒケ、ソリ等の不良が多いため、実用化されるには至っ
ていない。
時に外部から伝わる振動が記録再生に悪影響を及ぼし、
本来の音特性が忠実に得られない問題がある。この対策
としてはカセット匣体を振動吸収性のある樹脂材で成形
する方法があるが、これによる振動吸収効果には限界が
ある。また成形樹脂に振動吸収材を含有させる方法もあ
るが、この場合金型が複雑で高コストであり樹脂以外の
振動吸収材の含有が困難である。流動性のパウダーを含
有しても金型内の樹脂流れが悪く、ショートモールド、
ヒケ、ソリ等の不良が多いため、実用化されるには至っ
ていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は外部
振動対策として決定的なものはなく、従ってテープカセ
ットの本来の音特性が忠実に得られていないのが実状で
ある。本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、簡単で
かつ確実な防振効果のあるテープカセットを実現するこ
とを目的とする。
振動対策として決定的なものはなく、従ってテープカセ
ットの本来の音特性が忠実に得られていないのが実状で
ある。本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、簡単で
かつ確実な防振効果のあるテープカセットを実現するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、カセット匣体の表面に、ウレタン、アク
リル、シリコン系の樹脂にコラーゲン繊維等の高振動吸
収材を含有した塗料を塗布してなるものである。
めに本発明は、カセット匣体の表面に、ウレタン、アク
リル、シリコン系の樹脂にコラーゲン繊維等の高振動吸
収材を含有した塗料を塗布してなるものである。
【0005】
【作用】このようにすることにより、外部からの振動は
高振動吸収材によって効果的に吸収されてカセット内部
に伝わりにくく、このためテープ記録再生に及ぼす悪影
響を減少できて良好な音特性が得られる。
高振動吸収材によって効果的に吸収されてカセット内部
に伝わりにくく、このためテープ記録再生に及ぼす悪影
響を減少できて良好な音特性が得られる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。本発明においては、例えば図1に示す
如きオーディオ用コンパクトカセットにおけるカセット
匣体1の表面の窓部2、リール軸挿入孔部3、前面開口
部4を除く全面(AB両面5、磁気ヘッド挿入用の台形
状膨出部6、側面部7、ガイド突部8、前面部9、背面
部10)に、振動吸収塗料Aを塗布する(この振動吸収
塗料の塗布部分を図中斜線で示してある)。この振動吸
収塗料としては、ウレタン、アクリル、シリコン系の何
れかの樹脂塗料に、高振動吸収材として天然・人工コラ
ーゲン繊維またはゴム質パウダーや発泡、気泡材を20
〜50%含有したものが用いられ、これを吹付塗装によ
り10〜150μmの膜厚でカセット匣体1の表面に塗
布する。尚、図2は窓部が大きいタイプのカセットにお
ける振動吸収塗料の塗布例である。
ついて説明する。本発明においては、例えば図1に示す
如きオーディオ用コンパクトカセットにおけるカセット
匣体1の表面の窓部2、リール軸挿入孔部3、前面開口
部4を除く全面(AB両面5、磁気ヘッド挿入用の台形
状膨出部6、側面部7、ガイド突部8、前面部9、背面
部10)に、振動吸収塗料Aを塗布する(この振動吸収
塗料の塗布部分を図中斜線で示してある)。この振動吸
収塗料としては、ウレタン、アクリル、シリコン系の何
れかの樹脂塗料に、高振動吸収材として天然・人工コラ
ーゲン繊維またはゴム質パウダーや発泡、気泡材を20
〜50%含有したものが用いられ、これを吹付塗装によ
り10〜150μmの膜厚でカセット匣体1の表面に塗
布する。尚、図2は窓部が大きいタイプのカセットにお
ける振動吸収塗料の塗布例である。
【0007】このようにカセット匣体1の表面にコラー
ゲン繊維等の高振動吸収材を含有してなる振動吸収塗料
Aを塗布したことにより(図3参照)、外部からの振動
が加わってもこの振動は高振動吸収材によって効果的に
吸収され、カセット内部に伝わりにくいので、テープ記
録再生に及ぼす悪影響を減少させることができる。
ゲン繊維等の高振動吸収材を含有してなる振動吸収塗料
Aを塗布したことにより(図3参照)、外部からの振動
が加わってもこの振動は高振動吸収材によって効果的に
吸収され、カセット内部に伝わりにくいので、テープ記
録再生に及ぼす悪影響を減少させることができる。
【0008】本発明者は、カセット匣体の表面に何らの
塗装を施していない従来のテープカセットと、振動吸収
塗料を塗布した本発明によるテープカセットとにおいて
夫々テープ変調ノイズを測定し比較した。その結果を図
5に示す。この測定結果は、従来のテープカセット及び
本発明によるテープカセットの夫々のテープに6.3K
Hz の基準信号を記録して変調ノイズの違いを比較し
たものである。尚、この測定において本発明カセットは
、GP−PSによりなるカセット匣体に、ウレタン樹脂
にコラーゲン繊維を25%含有させた振動吸収塗料を塗
布したものを用いた。この測定結果によって明らかな如
く本発明によるテープカセットは従来のテープカセット
に比べて変調ノイズが数dB低く抑えられ、ノイズ成分
として約50%の減少が認められる。従って外部振動の
影響を殆ど受けることなく高い音特性が得られることが
判る。
塗装を施していない従来のテープカセットと、振動吸収
塗料を塗布した本発明によるテープカセットとにおいて
夫々テープ変調ノイズを測定し比較した。その結果を図
5に示す。この測定結果は、従来のテープカセット及び
本発明によるテープカセットの夫々のテープに6.3K
Hz の基準信号を記録して変調ノイズの違いを比較し
たものである。尚、この測定において本発明カセットは
、GP−PSによりなるカセット匣体に、ウレタン樹脂
にコラーゲン繊維を25%含有させた振動吸収塗料を塗
布したものを用いた。この測定結果によって明らかな如
く本発明によるテープカセットは従来のテープカセット
に比べて変調ノイズが数dB低く抑えられ、ノイズ成分
として約50%の減少が認められる。従って外部振動の
影響を殆ど受けることなく高い音特性が得られることが
判る。
【0009】また振動吸収塗料の塗布方法は吹付塗装で
あるため、振動吸収塗料はカセット匣体1の凸凹部(台
形状膨出部6、ガイド突部8、AB両面のラベル貼付用
凹部等)と平面部(側面部7、背面部10等)とで同一
の膜厚で塗布でき、即ちカセット匣体1の全面にわたっ
て均一の防振処理が施されることになる。(他の塗布方
法、例えば印刷による塗布方法ではカセット匣体1の全
面に均一に振動吸収塗料を塗布することは困難である)
。従ってどの方向から外部振動が加わっても確実にその
振動を吸収でき、即ち特定できない外部振動に対応でき
る。特に携帯用カセットプレーヤーやカーステレオ等で
はテープカセットは絶えず外部振動にさらされているが
、本例カセットはこれらの環境下でも確実に外部振動を
吸収でき、本来の音特性が忠実に得られるものである。
あるため、振動吸収塗料はカセット匣体1の凸凹部(台
形状膨出部6、ガイド突部8、AB両面のラベル貼付用
凹部等)と平面部(側面部7、背面部10等)とで同一
の膜厚で塗布でき、即ちカセット匣体1の全面にわたっ
て均一の防振処理が施されることになる。(他の塗布方
法、例えば印刷による塗布方法ではカセット匣体1の全
面に均一に振動吸収塗料を塗布することは困難である)
。従ってどの方向から外部振動が加わっても確実にその
振動を吸収でき、即ち特定できない外部振動に対応でき
る。特に携帯用カセットプレーヤーやカーステレオ等で
はテープカセットは絶えず外部振動にさらされているが
、本例カセットはこれらの環境下でも確実に外部振動を
吸収でき、本来の音特性が忠実に得られるものである。
【0010】またこのような塗装方法では図4に示す如
く、カセット匣体1の表面における特定の防振エリアに
塗膜凹部11を設け、この凹部11を振動吸収塗料Aの
塗装によって埋めることにより耐スクラッチ性の良い効
果的なポイント防振対策もできる。
く、カセット匣体1の表面における特定の防振エリアに
塗膜凹部11を設け、この凹部11を振動吸収塗料Aの
塗装によって埋めることにより耐スクラッチ性の良い効
果的なポイント防振対策もできる。
【0011】さらに振動吸収塗料の塗布による波及効果
として、カセット表面が従来にない弾性的な質感となり
、外観的な品質が向上し、また表面に指紋が残らない吸
汗性もあるため、高品質なテープカセットを提供できる
。また振動吸収塗料の塗布によりカセット匣体の強度が
大となり、耐落下衝撃性が向上する効果をも有する。
として、カセット表面が従来にない弾性的な質感となり
、外観的な品質が向上し、また表面に指紋が残らない吸
汗性もあるため、高品質なテープカセットを提供できる
。また振動吸収塗料の塗布によりカセット匣体の強度が
大となり、耐落下衝撃性が向上する効果をも有する。
【0012】以上、本発明の実施例について説明したが
、本発明は図示の如きオーディオ用コンパクトカセット
に限ることなく、いわゆるマイクロカセットやビデオカ
セット、DAT用カセット等に広く適用可能なものであ
ることは勿論である。
、本発明は図示の如きオーディオ用コンパクトカセット
に限ることなく、いわゆるマイクロカセットやビデオカ
セット、DAT用カセット等に広く適用可能なものであ
ることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな如く本発明
は、カセット匣体の表面に、ウレタン、アクリル、シリ
コン系の樹脂に高振動吸収材を含有した塗料を塗布した
ことにより、外部からの振動が効果的に吸収されるので
テープカセットの持つ本来の音特性が忠実に得られ、し
かも外観的な面でも高品質なテープカセットを提供でき
ると共に、耐落下衝撃性が向上する等、種々の実用的効
果を有する。
は、カセット匣体の表面に、ウレタン、アクリル、シリ
コン系の樹脂に高振動吸収材を含有した塗料を塗布した
ことにより、外部からの振動が効果的に吸収されるので
テープカセットの持つ本来の音特性が忠実に得られ、し
かも外観的な面でも高品質なテープカセットを提供でき
ると共に、耐落下衝撃性が向上する等、種々の実用的効
果を有する。
【図1】振動吸収塗料を塗布した本発明によるテープカ
セットの斜視図である。
セットの斜視図である。
【図2】本発明によるテープカセットの他例の斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明によるテープカセットの一部分の断面図
である。
である。
【図4】振動吸収塗料の塗布方法の他例の説明図である
。
。
【図5】従来のテープカセットと本発明によるテープカ
セットのテープ変調ノイズを比較するグラフである。
セットのテープ変調ノイズを比較するグラフである。
1 カセット匣体
A 振動吸収塗料
Claims (1)
- 【請求項1】 カセット匣体の表面に、ウレタン、ア
クリル、シリコン系の樹脂に高振動吸収材を含有した塗
料を塗布してなるテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8535491A JPH04318379A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8535491A JPH04318379A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318379A true JPH04318379A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=13856358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8535491A Pending JPH04318379A (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318379A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026686A1 (en) * | 1998-08-31 | 2000-08-09 | Sony Corporation | Cartridge for recording medium |
EP1385167A1 (en) * | 2001-04-27 | 2004-01-28 | Sony Corporation | Recording medium cartridge |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP8535491A patent/JPH04318379A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026686A1 (en) * | 1998-08-31 | 2000-08-09 | Sony Corporation | Cartridge for recording medium |
US6480461B1 (en) * | 1998-08-31 | 2002-11-12 | Sony Corporation | Recording medium cartridge |
EP1026686A4 (en) * | 1998-08-31 | 2004-09-01 | Sony Corp | CARTRIDGE FOR RECORDING MEDIUM |
EP1385167A1 (en) * | 2001-04-27 | 2004-01-28 | Sony Corporation | Recording medium cartridge |
EP1385167A4 (en) * | 2001-04-27 | 2008-06-11 | Sony Corp | RECORDING MEDIUM CARTRIDGE |
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