JPH04318354A - 磁気再生装置におけるドラムの回転制御装置 - Google Patents

磁気再生装置におけるドラムの回転制御装置

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JPH04318354A
JPH04318354A JP3113897A JP11389791A JPH04318354A JP H04318354 A JPH04318354 A JP H04318354A JP 3113897 A JP3113897 A JP 3113897A JP 11389791 A JP11389791 A JP 11389791A JP H04318354 A JPH04318354 A JP H04318354A
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JP
Japan
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drum
output
magnetic
frequency
rotating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3113897A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Izumi
泉 幸裕
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04318354A publication Critical patent/JPH04318354A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッド装置の回転ド
ラムを再生動作時に一定の回転数にて回転させるドラム
の回転制御装置に係り、特に再生時にドラムモータのF
G出力を使用することなく、ドラムの回転速度制御を行
うことができる回転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッド装置を使用した磁気再生装置
では、回転ドラムに設けられた磁気ヘッドと磁気テープ
との相対速度を一定にするためのサーボ手段が必要であ
る。このサーボ手段として、再生動作時には図3に示す
ように、回転ヘッド装置1の回転ドラム2を回転駆動す
るモータMに設けられたFG(周波数ジェネレータ)3
からの出力信号に基づいて速度サーボ回路4が動作する
。速度サーボ回路4では、基準クロックから分周して得
られる比較信号Srに基づいて回転ドラム2が一定の回
転数(例えば2000rpm)となるように制御する。 またドラムモータMに設けられたPG(パルスジェネレ
ータ)からの出力に基づいて位相サーボ回路5が動作し
、この位相サーボ回路5ならびに前記速度サーボ回路4
とによって、回転ドラム2の回転数と位相が共に制御さ
れるようになっている。さらに磁気ヘッドからの再生出
力に基づいて図示しないATFサーボ回路が動作し、キ
ャプスタンによる磁気テープの送り速度が制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来の再生時における回転ドラムのサーボでは、回
転ドラム2の回転数を検出する手段として、ドラムモー
タに設けられたFG3からの出力を使用している。この
FGは、回転ドラム2が1回転する間に例えば24パル
ス出力されるものであるが、このFG出力を得るために
は、モータMのロータにFGのための着磁を行わなけれ
ばならず、またこの着磁に対向するパターンを設ける必
要があって、モータM内の構造が複雑になり、高価なモ
ータを使用する必要がある。本発明は上記従来の課題を
解決するものであり、再生動作時にFG出力を使用しな
いで回転ドラムの速度サーボを可能とし、安価なモータ
を使用して再生専用機などを構成できる磁気再生装置に
おけるドラムの回転制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるドラムの回
転制御装置は、磁気テープが回転ヘッド装置に巻き付け
られて走行し、回転ヘッド装置の回転ドラムに搭載され
た磁気ヘッドが磁気テープを走査して磁気テープに記録
された情報の再生データが得られる磁気再生装置におい
て、前記磁気ヘッドからの再生データに基づいて所定周
波数の信号を形成するPLL回路と、このPLL回路か
らの信号に基づいて回転ドラムの回転数を制御する制御
部が設けられていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記手段では、再生動作において、回転ドラム
の回転数を知るための信号として再生データに基づくP
LL周波数出力を使用し、この出力が所定の周波数とな
るようにドラムモータの回転数が制御される。よって従
来の回転ドラムの回転数の検出出力を得るためのFGは
不要になり、安価なモータを使用できるようになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1と図2に基づい
て説明する。図1は回転ヘッド装置におけるドラムの回
転制御装置を示す回路ブロック図である。図1において
、符号1は回転ヘッド装置である。この回転ヘッド装置
1の回転ドラム2には複数の磁気ヘッドHが搭載され、
ドラムモータMにより回転駆動される。磁気テープTは
回転ヘッド装置1に所定角度巻き付けられる。DAT用
の直径30mmの回転ヘッド装置の場合には、磁気テー
プTが約90度の角度で巻き付けられて8.15mm/
sの速度にて走行し、再生動作では、回転ドラム2が2
000rpmの回転数にて回転駆動される。磁気ヘッド
Hの再生出力はロータリトランスを経て経路10aと1
0bにより得られる。一対の磁気ヘッドHからの出力は
ヘッド切換スイッチ11の切換により選択される。 ヘッド切換スイッチ11により切換えられたRF再生出
力は再生アンプ12により増幅され、イコライザ13に
より補正される。
【0007】符号20はPLL回路である。このPLL
回路20は、位相比較器21と、ロウパスフィルタ22
と、中心周波数が9.408MHzのフリーランニング
の電圧制御発振器(VCO)23と、VCO23からの
周波数出力を分周して位相比較器21へ帰還させる分周
器24とから構成されている。上記PLL回路20では
、再生RF信号を基準とした発振出力が得られ、これが
分周器14により所定の分周率にて分周されて速度サー
ボ回路15に入力する。速度サーボ回路15では、PL
L回路20からの周波数出力を分周した信号S4と、基
準クロックから分周された比較信号Srとに基づいてモ
ータドライバ17を制御し、これとともに位相サーボ回
路16からの制御出力に基づいて、モータドライバ17
がドラムモータMを駆動する。
【0008】次に上記回転制御装置の動作について説明
する。まず、再生動作の開始指令が出されたときに、モ
ータドライバによりある電圧が設定され、この電圧によ
りドラムモータMが始動し、回転ドラム2が回転する。 この始動時の回転ドラム2の回転速度の設定はPLL回
路20がロックできる周波数範囲を選んで設定される。 回転ドラム2の回転によりPLL回路がロックできない
ときには、ドラムモータMへの駆動電圧をスイープさせ
、ロックできる範囲を設定する。また回転ドラム2を回
転始動するとともにキャプスタンを始動させ、磁気テー
プTを走行させる。
【0009】磁気テープTが回転ヘッド装置1に巻かれ
て走行する状態で、回転ドラム2を回転させると、この
回転ドラム2に搭載された磁気ヘッドHによりRF信号
が再生される。このRF再生出力は、再生アンプ12に
より増幅され、イコライザ13に補正され、その出力S
1がPLL回路20に入力する。PLL回路では、位相
比較器21により前記RF再生出力S1のうちの最大周
波数の信号と、VCO23の発振出力を分周器24によ
り分周した位相比較出力S2との間で位相が比較され、
その位相比較器21からの位相比較電圧にもとづいてV
CO23が発振する。このPLL回路20がロックした
ときの出力S3は分周器14により所定の分周率にて分
周され、速度サーボ回路15に入力する。
【0010】速度サーボ回路15では、ロック状態とな
ったPLL回路20からの出力S3が分周された信号S
4と、基準クロックを分周して得られた比較信号Srに
基づいてモータドライバ17を制御する。すなわち分周
器14からの出力S4の周波数が比較信号Srの周波数
と一致するようにドラムモータMの回転数を制御する。
【0011】上記の動作により回転ドラム2が正規の回
転数(例えば2000rpm)となったときには、イコ
ライザ13からのRF再生出力S1の最大周波数は4.
704MHzであり、PLL回路20からの出力の周波
数は9.408MHzになる。なおPLL回路20の帰
還経路に設けられている分周器24の分周率は(1/2
)である。図2(A)に示すように、イコライザ13か
ら出力されるRF再生出力は、ドラム回転数が正規状態
であると仮定すると、4.704MHzの周波数を最大
周波数としてその整数分の1の周波数を含む信号となっ
ている。またVCO23から帰還されて分周器24によ
り分周された出力S2は図2(B)に示すように、4.
704MHzである。よって位相比較器21では出力S
1の最大周波数と出力S2のエッジ比較に応じた位相比
較電圧が発生していることになる。このようにPLL回
路20がロック状態となり、出力S3の周波数が9.4
08MHzとなったときに速度サーボ回路15への入力
信号S4と比較信号Srとの周波数が一致し、回転ドラ
ム2の速度サーボがロック状態となる。回転ヘッド装置
1では上記の速度サーボに、位相サーボ回路16の位相
サーボが加えられて制御される。またキャプスタンはA
TFによる位相サーボがかけられ、この全てのサーボに
より再生動作が行われる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、再生時の
回転ドラムの回転数の検出出力としてRF再生信号に基
づくPLL出力信号を使用しているため、従来のドラム
モータのFGが不要になり、安価なモータをドラムモー
タとして使用でき、例えば車載用DATなどの安価な再
生専用機を制作することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるドラムの回転制御装置を
示す回路ブロック図、
【図2】(A)はPLL回路へ入力するRF再生出力の
波形図、(B)はPLL回路のVCOからの帰還出力を
示す波形図、
【図3】従来のドラムの回転制御装置を示す回路ブロッ
ク図、
【符号の説明】
1  回転ヘッド装置 2  回転ドラム H  磁気ヘッド 12  再生アンプ 15  速度サーボ回路 20  PLL回路 M  ドラムモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気テープが回転ヘッド装置に巻き付
    けられて走行し、回転ヘッド装置の回転ドラムに搭載さ
    れた磁気ヘッドが磁気テープを走査して磁気テープに記
    録された情報の再生データが得られる磁気再生装置にお
    いて、前記磁気ヘッドからの再生データに基づいて所定
    周波数の信号を形成するPLL回路と、このPLL回路
    からの信号に基づいて回転ドラムの回転数を制御する制
    御部が設けられていることを特徴とする磁気再生装置に
    おけるドラムの回転制御装置。
JP3113897A 1991-04-17 1991-04-17 磁気再生装置におけるドラムの回転制御装置 Withdrawn JPH04318354A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3113897A JPH04318354A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 磁気再生装置におけるドラムの回転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3113897A JPH04318354A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 磁気再生装置におけるドラムの回転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04318354A true JPH04318354A (ja) 1992-11-09

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ID=14623892

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3113897A Withdrawn JPH04318354A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 磁気再生装置におけるドラムの回転制御装置

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Effective date: 19980711