JPH04318068A - 光硬化性シリコ−ン組成物 - Google Patents

光硬化性シリコ−ン組成物

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JPH04318068A
JPH04318068A JP8529291A JP8529291A JPH04318068A JP H04318068 A JPH04318068 A JP H04318068A JP 8529291 A JP8529291 A JP 8529291A JP 8529291 A JP8529291 A JP 8529291A JP H04318068 A JPH04318068 A JP H04318068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
silane
substituted
formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP8529291A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kokuni
小国 昌宏
Yoichi Mori
森 与一
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光硬化性シリコ−ン組成
物に関するものであり、塗料や接着剤等に用いることが
できる光硬化性シリコ−ン組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光硬化性シリコ−ン組成物として
は次のようなものが知られている。
【0003】(1)特公昭49−39200号公報に示
される、アクリル基またはメタクリル基含有シリコ−ン
組成物。
【0004】(2)特公昭53−5302号公報に示さ
れる、マレインイミド基含有シリコ−ン組成物。
【0005】(3)USP4279717号明細書に示
される、エポキシ基含有シリコ−ン組成物。
【0006】(4)USP4064027号明細書に示
される、ポリエン−ポリチオ−ル含有シリコ−ン組成物
【0007】しかしながら、(1)は空気による硬化阻
害を受けやすく、(2)および(3)は入手しにくい材
料を必要とし、(4)は硬化生成物中にも残存する、チ
オ−ル成分に関係した不快な臭気があり、硬化速度も十
分でないという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
に示したような問題点を解決し、十分な光硬化速度が得
られ、しかも簡単かつ安価に製造できる光硬化性シリコ
−ン組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
下記のAおよびB成分から主としてなる光硬化性シリコ
−ン組成物により達成される。
【0010】A.一般式(I)で示される構造を有する
オルガノポリシロキサン
【0011】
【化3】
【0012】(式中、X、Yは水素原子、ハロゲン原子
、アミノ基、アミノオキシ基、炭素数1〜10のアルコ
キシ基、アミド基、アシルオキシ基、炭素数2〜10の
アルケニルオキシ基、および炭素数3〜10のケトオキ
シム基の群から選ばれる少なくとも1種であり、それぞ
れ同一でも異なっていてもよい。nは1以上の整数であ
る。R1、R2は炭素数1〜10の置換もしくは非置換
のアルキル基、炭素数2〜10の置換もしくは非置換の
アルケニル基、および炭素数6〜10の置換もしくは非
置換のアリ−ル基の群から選ばれる少なくとも1種であ
り、それぞれ同一でも異なっていてもよい。)B.一般
式(II)で示されるシリコ−ン化合物
【0013】
【化4】
【0014】(式中、R3は炭素数1〜10の置換もし
くは非置換のアルキル基、炭素数2〜10の置換もしく
は非置換のアルケニル基、および炭素数6〜10の置換
もしくは非置換のアリ−ル基の群から選ばれる少なくと
も1種である。Zは水素原子、ハロゲン原子、アミノ基
、アミノオキシ基、炭素数1〜10のアルコキシ基、ア
ミド基、アシルオキシ基、炭素数2〜10のアルケニル
オキシ基、および炭素数3〜10のケトオキシム基の群
から選ばれる少なくとも1種である。aは0または1、
bは0〜2の整数、cは2〜4の整数であり、かつa、
bおよびcはa+b+c=4を満たす。Wは水素原子、
ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、アルコキ
シ基、アシルオキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基
、アルコキシカルボニル基、および炭素数6〜10のア
リ−ル基の群から選ばれる少なくとも1種である。)本
発明に用いられる一般式(I)
【0015】
【化5】
【0016】において、X、Yは水素原子、ハロゲン原
子、アミノ基、アミノオキシ基、炭素数1〜10のアル
コキシ基、アミド基、アシルオキシ基、炭素数2〜10
のアルケニルオキシ基、および炭素数3〜10のケトオ
キシム基の群から選ばれる少なくとも1種であり、それ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。nは1以上の整数で
ある。R1、R2は炭素数1〜10の置換もしくは非置
換のアルキル基、炭素数2〜10の置換もしくは非置換
のアルケニル基、および炭素数6〜10の置換もしくは
非置換のアリ−ル基の群から選ばれる少なくとも1種で
あり、それぞれ同一でも異なっていてもよい。
【0017】一般式(I)で表わされるオルガノポリシ
ロキサンは、分子量1000〜100万のものが好まし
い。具体例としては、両末端クロロ基のポリジメチルシ
ロキサン、ポリジエチルシロキサン、ポリジブチルシロ
キサン等、両末端アセトキシ基のポリジメチルシロキサ
ン、ポリジエチルシロキサン、ポリジブチルシロキサン
等、両末端メトキシ基のポリジメチルシロキサン、ポリ
ジエチルシロキサン、ポリジブチルシロキサン等、両末
端アミノ基のポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシ
ロキサン、ポリジブチルシロキサン等、およびこれらの
ポリシロキサンの混合物等が挙げられるが、これらに限
定されない。これらの内で特に好ましいのは、両末端が
アシルオキシ基のものである。
【0018】また、本発明に用いられる一般式(II)
【0019】
【化6】
【0020】において、R3は炭素数1〜10の置換も
しくは非置換のアルキル基、炭素数2〜10の置換もし
くは非置換のアルケニル基、および炭素数6〜10の置
換もしくは非置換のアリ−ル基の群から選ばれる少なく
とも1種である。Zは水素原子、ハロゲン原子、アミノ
基、アミノオキシ基、炭素数1〜10のアルコキシ基、
アミド基、アシルオキシ基、炭素数2〜10のアルケニ
ルオキシ基、および炭素数3〜10のケトオキシム基の
群から選ばれる少なくとも1種である。aは0または1
、bは0〜2の整数、cは2〜4の整数であり、かつa
、bおよびcはa+b+c=4を満たす。Wは水素原子
、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、アルコ
キシ基、アシルオキシ基、炭素数2〜10のアルケニル
基、アルコキシカルボニル基、および炭素数6〜10の
アリ−ル基の群から選ばれる少なくとも1種である。
【0021】すなわち、一般式(II)で表わされるシ
リコ−ン化合物はo−ニトロベンジルオキシ基やフェニ
ルベンゾイルメトキシ基、2−ヒドロキシ−2−フェニ
ル−2−ベンゾイルエトキシ基、あるいはこれらの類似
構造を有するもので、これらの具体例としては、テトラ
(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、テトラ(フェニ
ルベンゾイルメトキシ)シラン、テトラ(2−ヒドロキ
シ−2−フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、
メチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、メチ
ルトリ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、メチル
トリ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイル
エトキシ)シラン、エチルトリ(o−ニトロベンジルオ
キシ)シラン、エチルトリ(フェニルベンゾイルメトキ
シ)シラン、エチルトリ(2−ヒドロキシ−2−フェニ
ル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、アセトキシトリ
(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、アセトキシトリ
(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、アセトキシト
リ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイルエ
トキシ)シラン、メトキシトリ(o−ニトロベンジルオ
キシ)シラン、メトキシトリ(フェニルベンゾイルメト
キシ)シラン、メトキシトリ(2−ヒドロキシ−2−フ
ェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、エトキシト
リ(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、エトキシトリ
(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、エトキシトリ
(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイルエト
キシ)シラン、トリ(o−ニトロベンジルオキシ)クロ
ロシラン、トリ(フェニルベンゾイルメトキシ)クロロ
シラン、トリ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベ
ンゾイルエトキシ)クロロシラン、ビニルトリ(o−ニ
トロベンジルオキシ)シラン、ビニルトリ(フェニルベ
ンゾイルメトキシ)シラン、ビニルトリ(2−ヒドロキ
シ−2−フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、
メチルアセトキシジ(o−ニトロベンジルオキシ)シラ
ン、メチルアセトキシジ(フェニルベンゾイルメトキシ
)シラン、メチルアセトキシジ(2−ヒドロキシ−2−
フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、エチルア
セトキシジ(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、エチ
ルアセトキシジ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン
、エチルアセトキシジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル
−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、メチルメトキシジ
(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、メチルメトキシ
ジ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、メチルメト
キシジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイ
ルエトキシ)シラン、エチルメトキシジ(o−ニトロベ
ンジルオキシ)シラン、エチルメトキシジ(フェニルベ
ンゾイルメトキシ)シラン、エチルメトキシジ(2−ヒ
ドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シ
ラン、メチルエトキシジ(o−ニトロベンジルオキシ)
シラン、メチルエトキシジ(フェニルベンゾイルメトキ
シ)シラン、メチルエトキシジ(2−ヒドロキシ−2−
フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、エチルエ
トキシジ(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、エチル
エトキシジ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、エ
チルエトキシジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−
ベンゾイルエトキシ)シラン、メチルジ(o−ニトロベ
ンジルオキシ)クロロシラン、メチルジ(フェニルベン
ゾイルメトキシ)クロロシラン、メチルジ(2−ヒドロ
キシ−2−フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)クロロ
シラン、エチルジ(o−ニトロベンジルオキシ)クロロ
シラン、エチルジ(フェニルベンゾイルメトキシ)クロ
ロシラン、エチルジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−
2−ベンゾイルエトキシ)クロロシラン、ジアセトキシ
ジ(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、ジアセトキシ
ジ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、ジアセトキ
シジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイル
エトキシ)シラン、ジメトキシジ(o−ニトロベンジル
オキシ)シラン、ジメトキシジ(フェニルベンゾイルメ
トキシ)シラン、ジメトキシジ(2−ヒドロキシ−2−
フェニル−2−ベンゾイルエトキシ)シラン、ジエトキ
シジ(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、ジエトキシ
ジ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラン、ジエトキシ
ジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイルエ
トキシ)シラン、ジ(o−ニトロベンジルオキシ)ジク
ロロシラン、ジ(フェニルベンゾイルメトキシ)ジクロ
ロシラン、ジ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベ
ンゾイルエトキシ)ジクロロシラン等が挙げられるが、
これらのものに限定されない。これらの内で特に好まし
くは、Zにアセトキシまたはクロロ基を用いたものであ
る。
【0022】また本発明では、必要に応じて、硬化触媒
を添加してもよい。かかる硬化触媒としてはシラノ−ル
構造どうしを反応させる触媒であればどのようなもので
もよいが、スズあるいはチタン系触媒が特に好ましい。 具体例としては、ジメチルスズジアセテ−ト、ジエチル
スズジアセテ−ト、ジブチルスズジアセテ−ト、ジヘキ
シルスズジアセテ−ト、ジブチルスズラウレ−ト、ジブ
チルスズマレエ−ト、テトラメトキシチタン、テトラエ
トキシチタン、テトラブトキシチタン等が挙げられるが
、これらに限定されない。
【0023】本発明の特徴は、上述のごときo−ニトロ
ベンジルオキシ基やフェニルベンゾイルメトキシ基、2
−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベンゾイルエトキシ
基、あるいはこれらの類似構造を有するシリコーン化合
物の光分解を利用したことである。一般式(II)で示
されるシリコ−ン化合物は紫外線等の照射により、すぐ
さま式(III)のように反応する。
【0024】
【化7】
【0025】(a=1かつb=1のときであり、Aは前
述のものと同一である。)式(III)で生成したシラ
ノ−ルは、生成と同時に、一般式(I)で示されるポリ
オルガノシロキサンの両末端のアセトキシ基やクロロ基
、メトキシ基等、および一般式(II)で示されるシリ
コ−ン化合物のアセトキシ基やクロロ基、メトキシ基等
と式(IV)のように反応する。
【0026】
【化8】
【0027】(X、YおよびZは前述のものと同一であ
る。)また、式(V)のように、生成したシラノ−ルど
うしも反応する。
【0028】
【化9】
【0029】式(IV)および(V)の反応により、一
般式(I)および一般式(II)の化合物は照射と同時
に多岐に結合し、ゲル化するものである。
【0030】本発明の光硬化性シリコ−ン組成物中の各
成分の配合割合については特に限定されないが、好まし
くは一般式(I)で示されるオルガノポリシロキサンを
100重量部に、一般式(II)で示されるシリコ−ン
化合物を0.01〜50重量部加え、より好ましくは硬
化触媒を0.01〜1重量部加えてなるのがよい。
【0031】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されない。
【0032】実施例1 厚さ0.3mmのアルミ板上に、下記の組成を有する、
厚さ5μのシリコ−ン塗膜を設けた。
【0033】 (a)両末端アセトキシ基ポリジメチルシロキサン(平
均分子量50000)               
                         
                    100重量
部(b)メチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シラ
ン            10重量部(c)トルエン
                         
                     433重
量部上記の塗膜を3kWの高圧水銀灯を用いて30秒露
光したところ、十分に硬化した被膜が得られた。
【0034】比較例1 厚さ0.3mmのアルミ板上に、下記の組成を有する、
厚さ5μのシリコ−ン塗膜を設けた。
【0035】 (a)ト−レ・ダウコ−ニングシリコ−ン(株)製SH
413X(ビニル基含有ポリジメチルシロキサン)  
                         
         100重量部(b)チッソ(株)製
PS927(ポリメルカプトプロピルメチルシロキサン
)                        
                         
             10重量部(c)ジメチル
ジアセトキシシラン                
              12重量部(d)チバガ
イギ−製“イルガキュア”651          
            5重量部(e)トルエン  
                         
                   367重量部
実施例1と同様に、上記の塗膜を3kWの高圧水銀灯を
用いて露光したが、300秒露光しても十分に硬化した
被膜は得られなかった。
【0036】実施例2 実施例1の両末端アセトキシ基ポリジメチルシロキサン
を両末端クロロ基ポリジメチルシロキサン(平均分子量
40000)に代えて実施例1と同様の実験を行ったと
ころ、33秒の露光で十分に硬化した被膜が得られた。
【0037】実施例3 実施例1のメチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ランをメチルトリ(フェニルベンゾイルメトキシ)シラ
ンに代えて実施例1と同様の実験を行ったところ、25
秒の露光で十分に硬化した被膜が得られた。
【0038】実施例4 実施例1のメチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ランをメチルトリ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2
−ベンゾイルエトキシ)シランに代えて実施例1と同様
の実験を行ったところ、25秒の露光で十分に硬化した
被膜が得られた。
【0039】実施例5 実施例1のメチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ランをテトラ(o−ニトロベンジルオキシ)シランに代
えて実施例1と同様の実験を行ったところ、27秒の露
光で十分に硬化した被膜が得られた。
【0040】実施例6 実施例1のメチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ランをテトラ(フェニルベンゾイルメトキシ)シランに
代えて実施例1と同様の実験を行ったところ、25秒の
露光で十分に硬化した被膜が得られた。
【0041】実施例7 実施例1のメチルトリ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ランをテトラ(2−ヒドロキシ−2−フェニル−2−ベ
ンゾイルエトキシ)シランに代えて実施例1と同様の実
験を行ったところ、25秒の露光で十分に硬化した被膜
が得られた。
【0042】実施例8 実施例1のシリコ−ン組成にジブチルスズジアセテ−ト
を0.2重量部加え、他の組成はそのままにして実施例
1と同様の塗膜を設け、実施例1と同様の実験を行った
ところ、25秒の露光で十分に硬化した被膜が得られた
【0043】
【発明の効果】本発明は上述のごとく構成したので、紫
外線等の照射に対して高い光硬化性を示すシリコ−ン組
成物を得ることができる。また、本発明の原料となるo
−ニトロベンジルアルコ−ルやベンゾイン等、あるいは
アシルオキシシラン化合物やアルコキシシラン化合物等
が容易かつ安価に得られるため、簡単な方法で安価に製
造できる利点がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のAおよびB成分から主としてなる光
    硬化性シリコ−ン組成物。 A.一般式(I)で示される構造を有するオルガノポリ
    シロキサン 【化1】 (式中、X、Yは水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、
    アミノオキシ基、炭素数1〜10のアルコキシ基、アミ
    ド基、アシルオキシ基、炭素数2〜10のアルケニルオ
    キシ基、および炭素数3〜10のケトオキシム基の群か
    ら選ばれる少なくとも1種であり、それぞれ同一でも異
    なっていてもよい。nは1以上の整数である。R1、R
    2は炭素数1〜10の置換もしくは非置換のアルキル基
    、炭素数2〜10の置換もしくは非置換のアルケニル基
    、および炭素数6〜10の置換もしくは非置換のアリ−
    ル基の群から選ばれる少なくとも1種であり、それぞれ
    同一でも異なっていてもよい。) B.一般式(II)で示されるシリコ−ン化合物【化2
    】 (式中、R3は炭素数1〜10の置換もしくは非置換の
    アルキル基、炭素数2〜10の置換もしくは非置換のア
    ルケニル基、および炭素数6〜10の置換もしくは非置
    換のアリ−ル基の群から選ばれる少なくとも1種である
    。Zは水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、アミノオキ
    シ基、炭素数1〜10のアルコキシ基、アミド基、アシ
    ルオキシ基、炭素数2〜10のアルケニルオキシ基、お
    よび炭素数3〜10のケトオキシム基の群から選ばれる
    少なくとも1種である。aは0または1、bは0〜2の
    整数、cは2〜4の整数であり、かつa、bおよびcは
    a+b+c=4を満たす。Wは水素原子、ハロゲン原子
    、炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基、アシル
    オキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基、アルコキシ
    カルボニル基、および炭素数6〜10のアリ−ル基の群
    から選ばれる少なくとも1種である。)
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