JPH0431795Y2 - - Google Patents

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JPH0431795Y2
JPH0431795Y2 JP1986108163U JP10816386U JPH0431795Y2 JP H0431795 Y2 JPH0431795 Y2 JP H0431795Y2 JP 1986108163 U JP1986108163 U JP 1986108163U JP 10816386 U JP10816386 U JP 10816386U JP H0431795 Y2 JPH0431795 Y2 JP H0431795Y2
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JP
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battery
charging
circuit
reference voltage
short
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JP1986108163U
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Priority to EP19860115700 priority patent/EP0222381B1/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は複数の電池が直列に接続されているバ
ツテリーを充電するようにした充電装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、複数のバツテリー(例えばNiCd電池)
を充電する方法として、この複数のバツテリーを
順次個別に充電するものがある。
例えば、特開昭56−110446号公報では、複数の
NiCd電池ブロツクの満充電を検出するたびに次
の電池ブロツクの充電を開始し、又シヨートバツ
テリーが接続されているときには、これを検出し
て次の電池ブロツクを充電開始する充電装置が示
されている。このシヨート検出は、バツテリーの
充電電圧を予め設定された基準電圧と常時比較し
て、この基準電圧より低い場合にシヨートである
と判別する様に為されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来技術によるシヨート検出では、バツテ
リーが過放電バツテリーである場合には、シヨー
ト状態であると誤判別してしまう惧れがある。即
ち、過放電バツテリーは第3図の実線で示す様な
充電特性を示すものがあり、例えば基準電圧を
1.4V(第3図にて充電時間10secで必ず過放電バ
ツテリーが達し得る電圧と設定すれば、充電開始
後、約10秒間充電電圧が基準電圧を下回り、シヨ
ート状態であると誤判別される。
また、個々のバツテリーに多数のNiCd電池を
直列的に接続したバツテリーパツクを使用する場
合、NiCd電池のいくつかがシヨートしている、
即ちバツテリーパツクが部分的にシヨートしてい
る場合に充電電圧が、予め完全シヨート状態を検
出するべく設定された基準電圧を上回る事態が生
じ、この部分的シヨート状態の検出は不可能とな
る。
(ハ) 問題点を解決するための手段 充電開始後の比較的短時間後に、充電電圧と予
め低く設定された第1基準電圧とを比較する第1
シヨート検出回路と、第1シヨート検出回路の検
出から一定期間後に第1基準電圧よりも高く設定
された第2基準電圧と充電電圧とを比較する第2
シヨート検出回路とを備え、両シヨート検出回路
のどちらか一方でもシヨート状態であると判別さ
れた時に充電を中止することを特徴とする。
(ホ) 作 用 本考案は上述の如く構成したので、第1シヨー
ト検出回路にて、充電端子シヨート及びバツテリ
ーパツクの完全シヨートバツテリーを正常バツテ
リー(過放電バツテリーを含む)と区別でき、第
2シヨート検出回路にてバツテリーパツクの部分
的シヨートバツテリーを判別できる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説
明する。
第2図は本考案の一実施例の回路ブロツク図で
ある。
1は電力源であるACパツク(電源回路)であ
り、定電流電源出力を供給する。
2はACパツク挿入検出回路である。ACパツク
は前述の様に、バツテリーと同一形状であつてバ
ツテリーを用いる機器のバツテリー接続部に収容
して用いることができる。そこで、ACパツクと
バツテリーとが誤つて充電装置に接続される惧れ
があり、定電流回路と異なるバツテリーがACパ
ツクの位置に接続されるとバツテリー端子がシヨ
ートしていた場合、大電流により充電装置が破壊
される。これを防ぐために所定位置にACパツク
1が接続されたか否かを検出する。
4は逆流検出回路であり、バツテリー充電中に
停電等によつて電源ライン5の電圧が低下する
と、電源ライン6側から電源ライン5側に電流が
逆流する惧れがあるため、両電源ライン5,6の
電圧を比較して逆流電流を検出している。
電源電圧制御回路3はACパツク挿入検出回路
2、逆流電流検出回路4からの検出出力により、
ACパツクが所定位置に接続されず、また逆流が
検出された場合に、ACパツク1からの定電流電
源出力のバツテリーへの供給が阻止される。
7,8,9は後述の順次切換回路10からの制
御信号により開閉制御される出力切換スイツチで
あり、夫々電源ライン6とバツテリー11,1
2,13間に介在されている。
14はバツテリー接続検出回路であり、バツテ
リー11,12,13が端子7a,8a,9aに
接続されているか否かの検出を為す。
15は順次切換回路10の制御信号によりリセ
ツトされ、例えば60分で急速充電が完了する様な
バツテリーの場合に、70分後位にタイマー出力を
発して、誤動作により満充電後も過充電が続くこ
とを防ぐための保護用タイマー回路である。
20,21は端子7a,8a,9aにシヨート
バツテリーが接続された場合に端子電圧が異常に
低下するのを検知する第1・第2シヨート検出回
路である。
17は端子7a,8a,9aに対応する装着位
置にバツテリーが挿入されているか否かをメカ的
に検知するバツテリー挿入検出スイツチである。
18は端子7a,8a,9aの出力電圧の変
化、即ち充電電圧が定常状態からΔVだけ降下す
るのを検知して、充電中のバツテリーが満充電状
態に達したと判断する満充電検出回路である。
順次切換回路10はバツテリー接続検出回路1
4、保護用タイマー回路15、第1・第2シヨー
ト検出回路20,21、バツテリー挿入検出スイ
ツチ17及び満充電検出回路18の各出力に基い
て制御信号を発する。即ち、バツテリー接続検出
回路14により、制御信号を発すべき出力切換ス
イツチ7,8,9の選択が為され、満充電検出回
路18により充電中のバツテリーの充電が完了し
たことが判定されて、バツテリー挿入検出スイツ
チ17により装着されている事が認められる別の
バツテリーに充電動作が移行し、更に第1・第2
シヨート検出回路20,21及びバツテリー接続
検出回路14により、シヨートバツテリーや断線
バツテリーが誤つて接続されていると判断される
端子に電源出力が供給されるのが防止される。
次に第1・第2シヨート検出回路20,21に
ついて第1図を参照に詳述する。入力端子22は
電源ライン6と接続され、充電中のバツテリーの
充電電圧が印加される。この入力端子22は比較
器23,24の夫々の負側端子と接続される。比
較器23,24の正側端子は夫々第1基準電圧電
源25、第2基準電圧電源26と接続されてい
る。ここで、第1基準電圧値E1は1.2Vに、第2
基準電圧値E2は6.8Vに設定されている。
従つて充電電圧は比較器23にて第1基準電圧
値E1と比較され、比較結果がゲート回路27に
出力される。ゲート回路27は第1タイマー回路
28にて開閉制御が為される。ここで第1タイマ
ー回路28の設定時間T1は10secに設定され、ま
たリセツトは順次切換回路10からの制御信号に
より出力切換スイツチ7,8,9が切換られる毎
に為される。これにより充電を為す1つのバツテ
リーの充電開始後10sec経過した時に、ゲート回
路27が開状態となり比較器23の比較結果が順
次切換回路10に供給される。
尚、設定時間T1に10secを選択したのは、第3
図の実線で示した過放電バツテリーの充電特性曲
線Aにおいて、充電電圧が1.2Vに達するのに要
する充電時間が10secであることに起因する。即
ち、充電すべきバツテリーが過放電バツテリーで
ある場合に、シヨート状態と誤判別されないしき
い値をとつているのである。第3図において点線
は正常バツテリーの充電特性曲線Bを示してい
る。
従つて、比較器23、第1基準電圧電源25・
第1タイマー回路28・ゲート回路27から成る
第1シヨート検出回路20にて、充電開始から
10sec後に充電電圧が第1基準電圧値E1に達すれ
ば、シヨートバツテリーでないと判断され、順次
切換回路10にはLレベルの比較出力が入力され
る。また、第1基準電圧値E1に達しなければ、
シヨートバツテリーと判断され、Hレベルの比較
出力が入力される。順次切換回路10はこの比較
出力がHレベルの場合に、直ちに充電すべきバツ
テリーを次のものに切換えるべく制御信号を発す
る。こうして、第1基準電圧値E1を1.2V、設定
時間T1を10secに設定することにより、第3図に
示された充電特性曲線Aを有する過放電バツテリ
ーに対してもシヨート状態にあると誤つて判別さ
れる惧れはない。
一方、比較器24では充電電圧は第2基準電圧
値E2と比較され、比較出力がゲート回路29に
出力される。ゲート回路29は第2タイマー回路
30にて開閉制御が為される。ここで第2タイマ
ー回路30の設定時間T2は115secに設定され、
またリセツトは第1タイマー回路28と同様に出
力切換スイツチ7,8,9が切換えられる毎に為
される。これにより、充電を為す1つのバツテリ
ーの充電開始後115sec経過した時に、ゲート回路
29が開状態となり比較器24の比較結果が順次
切換回路10に供給される。
尚、設定時間T2の115secは、第3図の過放電
バツテリー充電特性曲線A及び正常バツテリー充
電特性曲線Bが、第2基準電圧値E2である6.8V
に十分達することができる時間として選択されて
いる。更に第2基準電圧値E2に6.8Vが選択され
ているのは、本実施例に使用されるバツテリーパ
ツクとして1.2VのNiCd電池を5個直列に接続さ
れたものを用いる時に、5個の中の少なくとも1
個がシヨートしている部分シヨートの場合に、第
3図の一点鎖線で示される充電特性曲線Cから明
らかな様に、バツテリー充電電圧が決して到達す
ることのできない電圧値として設定されている。
ここで、第3図の充電特性曲線Cはシヨートして
いるNiCd電池が1個と正常なNiCd電池が4個で
構成された部分シヨートのバツテリーパツクを充
電する場合の特性図であり、二点鎖線で示される
充電特性曲線DはシヨートしているNiCd電池が
1個と他が過放電状態のものを充電する場合の特
性図である。
従つて、比較器24、第2基準電圧電源26、
第2タイマー回路30、ゲート回路29から成る
第2シヨート検出回路21にて、充電開始から
115sec後に充電電圧が第2基準電圧値E2に達すれ
ば、バツテリーパツク中のNiCd電池にシヨート
したものが存在する。いわゆる部分シヨートはな
いと判断して順次切換回路10にLレベルの比較
出力を発する。また、第2基準電圧値E2に達し
なければ、部分シヨートが存在するとしてHレベ
ルの比較出力を発する。順次切換回路10は第1
シヨート検出回路20出力がHレベルであつた場
合と同様に充電すべきバツテリーを切換える。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、第2シヨート検出回路で部分
シヨート状態を検出することにより部分シヨート
状態を検出でき、しかも、長時間充電すると発熱
してしまうシヨート状態のバツテリーは第1シヨ
ート検出回路により短時間で検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本考案の一実施例に係り、第1図は
ブロツク図、第2図は回路図、第3図は特性図で
ある。 10……順次切換回路、11,12,13……
バツテリー、20……第1シヨート検出回路、2
1……第2シヨート検出回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 定電流源出力により複数の電池が直列に接続さ
    れているバツテリーを充電する充電装置におい
    て、 前記バツテリーの充電開始より第1期間経過
    後、前記バツテリーの充電電圧と第1基準電圧と
    を比較し、バツテリーがシヨート状態であること
    を検出する第1シヨート検出回路と、 前記バツテリーの充電開始より前記第1期間よ
    りも十分に長い第2期間経過後、前記バツテリー
    の充電電圧と前記第1基準電圧よりも高い第2基
    準電圧とを比較し、バツテリーが部分シヨート状
    態であることを検出する第2シヨート検出回路と
    を備え、 前記第1または第2シヨート検出回路が前記バ
    ツテリーがシヨート状態あるいは部分シヨート状
    態であると検出したとき、前記バツテリーへの充
    電を中止することを特徴とする充電装置。
JP1986108163U 1985-11-15 1986-07-15 Expired JPH0431795Y2 (ja)

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ES198686115700T ES2033672T3 (es) 1985-11-15 1986-11-12 Dispositivo para cargar baterias.
DE8686115700T DE3686023T2 (de) 1985-11-15 1986-11-12 Ladevorrichtung.
EP19860115700 EP0222381B1 (en) 1985-11-15 1986-11-12 Charging device
US06/930,490 US4792743A (en) 1985-11-15 1986-11-14 Charging device

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JPS6315131U JPS6315131U (ja) 1988-02-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5179851B2 (ja) * 2007-11-30 2013-04-10 オーツー マイクロ, インコーポレーテッド 埋め込まれたセルモニタを備えるバッテリパック、電子システム、およびバッテリパックを監視するための方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4981844A (ja) * 1972-12-14 1974-08-07
JPS5720130A (en) * 1980-07-11 1982-02-02 Yaesu Keikougiyou Kk Battery charger

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