JPH04317909A - ごみ処理装置 - Google Patents

ごみ処理装置

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Publication number
JPH04317909A
JPH04317909A JP8230091A JP8230091A JPH04317909A JP H04317909 A JPH04317909 A JP H04317909A JP 8230091 A JP8230091 A JP 8230091A JP 8230091 A JP8230091 A JP 8230091A JP H04317909 A JPH04317909 A JP H04317909A
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JP
Japan
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container
garbage
refuge
waste
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP8230091A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tomizawa
猛 富澤
Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Tatsuo Fujita
龍夫 藤田
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8230091A priority Critical patent/JPH04317909A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台所で発生する厨芥、
たとえば水分を比較的多く含む調理屑等の生ごみや、生
鮮食料品の包装用プラスチック類等のごみを対象とした
、比較的小型で簡便に、かつ衛生的に使用できる主とし
て家庭用に適したごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出されるごみの代表的なもの
は台所周辺から発生する厨芥である。そしてその内訳を
見ると、体積で約8割が生鮮食料品等の包装用プラスチ
ック類であり、重量で約半分が調理屑、食べ残し等の生
ごみであると言われている。これらの処理は、所定の日
時、場所に収集車が出向いて収集し、焼却場等の処理施
設で集中的に焼却等の処理が行なわれるのが一般的であ
る。したがって、一般家庭では、収集が行なわれる所定
の日時までごみを保管しておく必要があり、また、収集
が行なわれる日時には所定の場所まで運搬していく必要
があった。これらの不便を解消するために、ごみの発生
する場所あるいはその近傍で処理する装置や方法がいく
つか提案されている。
【0003】その代表的なものはディスポーザと呼ばれ
るもので、機械的な力で生ごみを微細化し、水と共に下
水に流してしまう方式のものであるが、我国においては
、下水の処理設備容量の不足等の理由や、河川の有機物
汚染を避けるためにその使用が自治体レベルで禁止され
ていることが多く、また、プラスチックごみの処理には
適さないものである。その他の方法としては、ヒータ等
を用いた加熱燃焼方式、臭いを出さないための冷凍方式
、マイクロ波加熱燃焼方式等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】生ごみは、ごみ全体に
占める体積は少ないが重量としては多いもので、これは
構成成分として水分を多く含むためである。そしてこの
含水率の高いことは、ごみの重量化による運搬労働の強
化、腐敗による悪臭発生等の問題の原因となっている。 また運搬中にごみを収容した袋から水分が洩れて、その
痕跡が新たな二次的な臭気発生の原因となることも集合
住宅等で頻繁に見られる。
【0005】一方、プラスチックごみは、ごみ全体に占
める重量は少ないが体積としては多いもので、これはプ
ラスチック製食品トレイ,容器,ボトル等がごみとして
多く排出されるためであり、家庭でのごみ保管スペース
増大の原因ともなっている。また、これらのプラスチッ
クごみは不燃物、つまり、燃やしてはいけないごみとし
て扱われることが多く、最終的には埋め立て処分場での
ごみ量の増大の原因ともなっている。
【0006】これに対して、従来のごみ処理装置をみる
と、ディスポーザは厨芥を細かく粉砕できるが、処理後
の排水中には多量の固形分および有機成分を含み、また
粉砕後水分だけを流しても、保管中に起こる有機成分の
腐敗に関しては何の効力もない。焼却式は焼却中の有害
ガス成分の発生や、灰の処理等の問題が残されている。 冷凍式は生ごみの重量削減にはならない。またこれらは
生ごみの処理装置であって、プラスチック類に対しては
有効な手段がなく、実用的なごみ処理装置は汎用レベル
では未だ無いに等しい状態であり、早期の実現が課題と
なっていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、台所
で発生する調理屑等の生ごみや生鮮食料品の包装用プラ
スチック類等のごみを対象として、簡単な構成,簡便な
操作で、ごみの軽量化,減容化,腐敗抑制の処理をする
ことができる、主として家庭用に適したごみ処理装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、扉を設けた本体容器と、前記本体容器内に
着脱自在に内装されるテレスコーピック状のごみ収容器
と、前記ごみ収容器と前記本体容器との間の空間を気密
に保つための密封手段と、前記ごみを加熱する加熱手段
と、前記ごみ収容器の内外に差圧を発生させる差圧発生
手段とを有し、前記加熱手段でごみを所定の温度に加熱
するとともに、差圧発生手段が発生する差圧により前記
ごみ収容器を収縮させるようにしたものである。
【0009】また、前記加熱手段でプラスチックごみを
所定の温度に加熱して軟化させ、前記差圧発生手段が発
生する差圧により前記ごみ収容器を収縮させて前記プラ
スチックごみを圧縮減容させるようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成で、ごみ収容器に収容し
た生ごみやプラスチックごみを、まず加熱手段によって
所定の温度に加熱し、生ごみ中の水分を蒸発乾燥させる
。この加熱により、生ごみを乾燥して軽量化することが
できる。同時にこの加熱により、プラスチックごみは軟
化あるいは溶融される。次に差圧発生手段が発生する差
圧によりテレスコーピック状のごみ収容器が収縮し、こ
のごみ収容器の収縮でごみ収容器内の乾燥された生ごみ
や、軟化あるいは溶融されたプラスチックごみを圧縮す
ることにより、ごみを減容化することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。図に示すように、1は本体容器、2
はごみを出し入れするときに開閉する扉である。3はテ
レスコーピック状のごみ収容器で、複数の金属製の円筒
3a,3b,3cおよび底容器3dが多節状に組み合わ
されて上下方向に伸縮自在に形成されている。ごみ収容
器3は、テレスコーピック状のものの以外にベローズ状
等の伸縮性容器でもよいものであるが、底面,側面とも
に剛性を有する方がごみを圧縮するときに有利である。 本実施例では金属材料を用いて形成しているが、耐熱性
プラスチック材料で形成してもよいものである。4はテ
レスコーピック状のごみ収容器3の気密性を保持しなが
ら滑らかに摺動伸縮させるための摺動材で、弗素系樹脂
等の表面が滑らかな耐熱性プラスチック等の材料を用い
、ごみ収容器3を形成する円筒3b,3cおよび底容器
3dの上端外側に固着されている。これ以外に、ごみ収
容器3の内面全体に摺動層を設けてもよい。5はごみ収
容器3と本体容器1とで形成される空間6の気密性を保
持するための密封手段で、耐熱性を有するシリコンゴム
で形成されている。
【0012】7はごみ収容器3の底部に設けられた加熱
手段としてのヒータで、伸縮性の電気コード12を介し
て電源部11に接続されている。8は差圧発生手段であ
るエアポンプで、吸入口9より外気を吸入して吐出口1
0から空間6内へ吐出させて空間6を加圧し、ごみ収容
器3の内外に差圧を発生させる。もし、必要な差圧が小
さくてもよい場合には高圧型ファンで代用することもで
きる。13は扉2の内部に設けた脱臭器で、ごみの加熱
中、あるいはごみ収容器3が収縮するときに排気される
ガス成分を排気入口14から導入し、脱臭して排気出口
15から本体容器1へ排出する。脱臭器としては、活性
炭を主材とする吸着剤を利用したものや、触媒反応器を
用いたもの、あるいはオゾンと触媒を組み合わせたもの
等を用いることができる。
【0013】上記構成において、扉2を開成して生ごみ
やプラスチックごみ等をごみ収容器3に入れる。ごみは
、そのまま直接ごみ収容器3に入れてもよいが、処理温
度に耐える使い捨ての袋に入れておくと処理終了後に残
滓を取り出し易い。
【0014】次に、加熱手段であるヒータ7に通電して
ごみ収容器3に入れたごみを所定の温度に加熱する。こ
の加熱温度は、より高くした方が処理時間が短縮される
ので有利であるが、投入したごみに塩素系プラスチック
例えば塩化ビニル,塩化ビニリデン等が混入していると
、それらが加熱分解して塩化水素等の有害ガスを発生す
るので温度設定には注意が必要である。この種のプラス
チックの熱分解は約130℃から徐々に始まり、180
℃あたりから急激になることが知られている。したがっ
て、プラスチックごみが主である場合には設定温度を1
30℃以下にするのが適当である。他方、生ごみについ
ては、加熱による焦げ臭の発生を抑制するために200
℃以下程度に温度設定するのが適当である。
【0015】このようにしてごみ収容器3を設定温度に
保ちながらさらに加熱を続けて生ごみ中の水分を蒸発乾
燥させる。発生した水蒸気は排気入口14より脱臭器1
3に入り、臭気成分が除去されて排気出口15から外部
へ排出される。乾燥が進行すると、生ごみは蒸発水分量
に見合った重量が減少し徐々に軽量化される。生ごみが
十分に乾燥されると、差圧発生手段であるエアポンプ8
を動作させて外気を吸入口9から突出口10を経て空間
6内に導入し、空間6内を加圧する。この加圧によって
ごみ収容器3は上方に収縮する。このとき、ごみ収容器
3内に収容されているプラスチックごみは、温度上昇に
伴って軟化あるいは一部が溶融しているので、ごみ収容
器3の収縮による内容積の減少によって簡単に圧縮され
てその体積を大幅に減じ、減容化される。そして、乾燥
の進行した生ごみも同時に粉砕され体積を減じ、減容化
される。
【0016】本実施例では、ごみ収容器3を4段分割構
成としているので、圧縮処理されたごみ容積は処理前の
約1/4となるが、ごみ収容器3をより細かく分割して
形成すれば処理後のごみ容積をさらに小さくすることが
できる。また、圧縮工程は加熱中に複数回繰り返しても
良い。この場合、ごみ収容器3を伸張させるには、エア
ポンプ8を停止し、空間6内の空気圧を利用して外気導
入と逆方向に吸入口9から空気を排出させればよく、こ
れによりごみ収容器3は自重で伸張してごみ収容器3内
に排気出口15から空気が導入される。あるいは、エア
ポンプ8を可逆ポンプにして空間6内の空気を強制排気
してもよい。このようなごみ収容器3の伸縮動作を生ご
みの乾燥中に行えば、ごみ収容器3内の生ごみは撹拌さ
れるので、加熱の均一化,乾燥の促進に有効に作用させ
ることができる。
【0017】このように本発明の実施例のごみ処理装置
によれば、生ごみは加熱して軽量化し、プラスチックご
みは軟化させ圧縮して減容化することができる。また、
圧縮により乾燥した生ごみも減容化することができると
いう効果がある。
【0018】次に、本発明のごみ処理装置は、プラスチ
ックごみ専用のごみ処理装置として使用することができ
る。
【0019】その構成と動作は上記した実施例と同一で
あるが、この場合には、プラスチックごみへの僅かな付
着水分のみを蒸発排気すればよいので、水分の蒸発過程
が殆ど不要となり、処理時間が短縮されるので効率的に
ごみの減容化を行うことができる。
【0020】なお、上記した実施例では、空間6を加圧
してごみ収容器3を伸縮する構成について説明したが、
密封手段5や差圧発生手段8の配置を変更してごみ収容
器3内を減圧しても同様の作用,効果を得ることができ
ることは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
、本発明によれば、扉を設けた本体容器と、本体容器に
着脱自在に内装されるテレスコーピック状のごみ収容器
と、ごみ収容器外側と本体容器との間の空間を気密に保
つ密封手段と、ごみを加熱する加熱手段と、ごみ収容器
の内外に差圧を発生させる差圧発生手段とを有し、加熱
手段でごみを所定の温度に加熱するとともに、差圧発生
手段が発生する差圧によりごみ収容器を収縮させるので
、ごみ収容器内のごみは加熱手段で加熱されて、生ごみ
は乾燥して軽量化され、プラスチックごみは軟化あるい
は一部溶融し、差圧発生手段が発生する差圧によるテレ
スコーピック状のごみ収容器の収縮で圧縮されて減容化
され、また、乾燥した生ごみも粉砕されて減容化される
【0022】このように、本発明によれば、簡便に生ご
みやプラスチックごみ等のごみを軽量化,減容化処理す
ることができるとともに、処理後のごみの保管中の腐敗
を抑制し、悪臭の発生をも防止することができるごみ処
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のごみ処理装置の側断面図
【符号の説明】
1  本体容器 2  扉 3  ごみ収容器 5  密封手段 6  空間 7  ヒータ(加熱手段) 8  エアポンプ(差圧発生手段) 13  脱臭器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉を設けた本体容器と、前記本体容器に着
    脱自在に内装されるテレスコーピック状のごみ収容器と
    、前記ごみ収容器と前記本体容器との間の空間を気密に
    保つ密封手段と、ごみを加熱する加熱手段と、前記ごみ
    収容器の内外に差圧を発生させる差圧発生手段とを有し
    、前記加熱手段でごみを所定の温度に加熱するとともに
    、前記差圧発生手段が発生する差圧により前記ごみ収容
    器を収縮させるようにしてなるごみ処理装置。
  2. 【請求項2】扉を設けた本体容器と、前記本体容器に着
    脱自在に内装され、プラスチックごみを収容するテレス
    コーピック状のごみ収容器と、前記ごみ収容器と前記本
    体容器との間の空間を気密に保つ密封手段と、前記プラ
    スチックごみを加熱する加熱手段と、前記ごみ収容器の
    内外に差圧を発生させる差圧発生手段とを有し、前記加
    熱手段で前記プラスチックごみを所定の温度に加熱して
    軟化させ、前記差圧発生手段が発生する差圧により前記
    ごみ収容器を収縮させて前記プラスチックごみを圧縮変
    形させるようにしてなるごみ処理装置。
  3. 【請求項3】ごみ収容器内に生じるガス成分を脱臭器を
    通して排気するようにした請求項1または2記載のごみ
    処理装置。
JP8230091A 1991-04-15 1991-04-15 ごみ処理装置 Pending JPH04317909A (ja)

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JP8230091A JPH04317909A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 ごみ処理装置

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JP8230091A JPH04317909A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 ごみ処理装置

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JPH04317909A true JPH04317909A (ja) 1992-11-09

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ID=13770705

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JP8230091A Pending JPH04317909A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 ごみ処理装置

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JP (1) JPH04317909A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504071A (ja) * 2003-05-28 2007-03-01 シタ フランス 家庭ごみ入れのような容器内廃物の圧縮装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007504071A (ja) * 2003-05-28 2007-03-01 シタ フランス 家庭ごみ入れのような容器内廃物の圧縮装置

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