JPH04317011A - 空気圧送光ケーブル - Google Patents

空気圧送光ケーブル

Info

Publication number
JPH04317011A
JPH04317011A JP3111199A JP11119991A JPH04317011A JP H04317011 A JPH04317011 A JP H04317011A JP 3111199 A JP3111199 A JP 3111199A JP 11119991 A JP11119991 A JP 11119991A JP H04317011 A JPH04317011 A JP H04317011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber unit
tube
unit
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3111199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2910307B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Terasawa
寺沢 良明
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP3111199A priority Critical patent/JP2910307B2/ja
Publication of JPH04317011A publication Critical patent/JPH04317011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2910307B2 publication Critical patent/JP2910307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気流を用いてチュー
ブ内に光ファイバユニットを圧送挿通して構成される空
気圧送光ケーブル、特に、その布設工法に用いる光ファ
イバユニットの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】あらかじめ布設されたチューブ内に空気
流を用いて光ファイバユニットもしくは光ファイバ単体
を挿通して光ファイバケーブルを構成する方法は、特公
平2−22921号公報に記載されている。しかしなが
ら、この公報においては、チューブの管路形態とそれに
挿通される光ファイバユニットの構造との関係に対する
考慮はない。その後も、「1990年電子情報通信学会
全国大会予稿」B−667、神崎他「撚合わせパイプへ
のエアブローン送通性」に述べられているように、光フ
ァイバユニットを挿通する管路として、螺旋管路を用い
た報告例があるが、これにおいても、光ファイバユニッ
トの構造との関係については、考慮していない。
【0003】空気流を用いて光ファイバユニットをチュ
ーブ内に圧送する場合、空気流によってケーブルに生じ
る推進力は、常に入り口が最も小さく、ケーブルの先端
に近づくほど大きくなることが報告されている(Y.T
erasawa  et.alInternation
al  Wire  &  Cable  Sympo
sium  Proceedings  1990  
pp.299−305)。
【0004】したがって、管路の入り口付近での推進力
を増加させると、圧送性能は向上することが容易に推定
できる。推進力を与える手段として、光ファイバユニッ
トの繰り出し装置によって、チューブ内へ強い押し込み
力を与える方法があるが、この方法は、光ファイバユニ
ットが大きな曲げ剛性を有していないと、押し込み力が
短い範囲にしか伝わらず、充分な効果を得られない。し
かし、従来の光ファイバユニットは圧送能力を高めるも
う1つの重要な要求である軽量化のため、大きな曲げ剛
性を与えることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、螺旋状のチューブ
管路に対して、空気圧による圧送を行なうのに適した構
造の光ファイバユニットを実現することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のチュー
ブが撚られている管路内に複数の光ファイバからなる光
ファイバユニットを空気流を用いて挿通してなる空気圧
送光ケーブルにおいて、前記光ファイバユニットは、そ
れを構成する光ファイバもしくは複数の光ファイバから
なるサブユニットが、前記チューブの撚り方向と同方向
に撚られ、光ファイバユニットに集合されていることを
特徴とするものである。
【0007】光ファイバもしくは複数の光ファイバから
なるサブユニットの撚りピッチは、チューブの撚りピッ
チよりも小さくすることができる。
【0008】
【作用】チューブに挿通する際に、光ファイバユニット
はチューブ内に圧送挿入されるにしたがって、その先端
が徐々にチューブの撚り方向に回転する。本発明による
光ファイバユニットは、光ファイバもしくは光ファイバ
サブユニットが、前記チューブの撚り方向と同方向に撚
られているため、その中の光ファイバもしくはサブユニ
ットは、撚りが締まって動き難くなり、曲げ剛性が増加
する。この結果、光ファイバユニットに入り口側から加
えられる押し込み力が充分の長さまで伝わるようになり
、挿通能力が向上する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の光ファイバユニットの一実
施例の断面図である。図中、1は光ファイバ、2は引き
裂き紐、3は内層被覆、4は外層被覆である。この実施
例では、6本の光ファイバ1と1本の引き裂き紐2の計
7本を撚り合わせ、その上に内層被覆3をかぶせ、さら
に、外層被覆4で被覆して、光ファイバユニットが構成
されている。撚りの方向は、このユニットが挿通される
チューブ管路の撚りの方向と同じ方向であり、撚りのピ
ッチは、管路の撚りのピッチより小さい値である。
【0010】図2は、本発明の光ファイバユニットの他
の実施例の断面図である。図中、1は光ファイバ、2は
引き裂き紐、3は内層被覆、4は外層被覆、5はサブユ
ニット、6は内層被覆である。この実施例では、光ファ
イバユニットは、3本のサブユニット5から構成されて
いる。各サブユニット5は、図1で説明したものと同様
に、6本の光ファイバ1と1本の引き裂き紐2の計7本
で構成されている。サブユニット内の光ファイバ1と引
き裂き紐2とは、図1と同様に撚り合わせられているが
、必ずしも撚られている必要はない。3本のサブユニッ
ト5は、このユニットが挿通されるチューブ管路の撚り
の方向と同じ方向に撚られており、撚りのピッチは、管
路の撚りのピッチより小さい値である。
【0011】図3は管路の一例である。図中、7はチュ
ーブ、8は被覆、9は電力ケーブルである。被覆8が施
されたチューブ7は、3相の電力ケーブル9と一緒に撚
り合わされている。これらの上にさらに適当な被覆が施
されていることもある。
【0012】このような管路に、図1または図2で説明
した光ファイバユニットが挿通されて光ファイバケーブ
ルが構成される。チューブ7内に光ファイバユニットを
挿通させるには、繰り出し装置から押し込み力を加えな
がら、空気圧により圧送を行なう。チューブ内に圧送挿
入されるにしたがって、チューブの撚り方向に捻られる
ため、光ファイバもしくはサブユニットは、撚りが締ま
って曲げ剛性が大きくなり、繰り出し装置から与えられ
た押し込み力を伝えるのに充分な曲げ剛性をもつように
なる。したがって、管路の曲げ等に対しても、十分な圧
送を行なうことが可能となる。
【0013】本発明の効果を確認するため、図4に示す
10種類の光ファイバユニットを試作して挿通の実験を
行なった。使用した管路は、螺旋形状の外径8mm、内
径6mmのポリエチレン製チューブである。チューブの
螺旋形状は、撚りピッチ1000mm,チューブの層心
径56mm,撚り方向は左である。
【0014】また、圧送装置としては、上述した特公平
2−22921号公報の図4で示される構造のものを用
い、800gの送り込み力をローラーにより光ファイバ
ユニットに加えた。
【0015】10種類の光ファイバユニットのうち、N
o.1〜No.5は、外径250μmの被覆された光フ
ァイバを、中心に1本、その周りに6本の計7本を配列
し、内層被覆としてポリプロピレンを被覆して外径1m
mに仕上げたものに、さらに、高密度発泡ポリエチレン
を外層被覆し、外径を2mmとしたもので、図1と同様
の構造のものである。光ファイバの撚りピッチは、図4
に示すとおりである。
【0016】No.6〜No.10は、上述したポリプ
ロピレンの内層被覆のものをサブユニットとして3本用
いた。これを図4に示すピッチで撚り合わせ、その上に
ポリプロピレンの内層被覆を重ね2.5mm径とした上
、高密度発泡ポリエチレンを被覆して外径4mmとした
ものである。図2と同様の構造である。
【0017】図4に示す10種類の光ファイバユニット
を、上述した螺旋チューブ管路に対して実験した挿通特
性を図5に示す。挿通に使用した空気の圧縮圧力は、ゲ
ージ圧で5kg/cm2 である。圧送したチューブの
長さは、No.1〜No.5については600m、No
.6〜No.10については300mである。
【0018】この結果からもわかるように、チューブと
、光ファイバもしくはサブユニットの撚り方向が同じで
あること、さらに、その撚りピッチがチューブのそれ以
下であるとき挿通能力がより高いことが確認された。
【0019】本発明が適用できる管路としては、図3で
説明したような、電力ケーブルなどとチューブを複合し
て布設された後に、光ファイバユニットを挿通する場合
など、チューブが撚られている管路に効果的である。ま
た、チューブを他のケーブルと複合する場合だけでなく
、複数本のチューブのみを束ねたケーブルの場合でも、
ケーブルの可撓性を上げるためにチューブを撚ることが
多く見られる。このような管路にも本発明による光ファ
イバユニットは有効である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光ファイバユニットを構成する光ファイバも
しくはサブユニットをチューブと同方向に撚ることによ
り、挿通の際に、曲げ剛性を増加させ、挿通能力が向上
させることができる光ファイバユニットを提供できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバユニットの一実施例の断面
図である。
【図2】本発明の光ファイバユニットの他の実施例の断
面図である。
【図3】本発明が適用される管路の一例である。
【図4】実験に用いた光ファイバユニットの特性の説明
図である。
【図5】実験結果の説明図である。
【符号の説明】
1  光ファイバ 2  引き裂き紐 3  内層被覆 4  外層被覆 5  サブユニット 6  内層被覆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のチューブが撚られている管路内
    に複数の光ファイバからなる光ファイバユニットを空気
    流を用いて挿通してなる空気圧送光ケーブルにおいて、
    前記光ファイバユニットは、それを構成する光ファイバ
    もしくは複数の光ファイバからなるサブユニットが、前
    記チューブの撚り方向と同方向に撚られ、光ファイバユ
    ニットに集合されていることを特徴とする空気圧送光ケ
    ーブル。
JP3111199A 1991-04-16 1991-04-16 空気圧送光ケーブル Expired - Fee Related JP2910307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3111199A JP2910307B2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 空気圧送光ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3111199A JP2910307B2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 空気圧送光ケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04317011A true JPH04317011A (ja) 1992-11-09
JP2910307B2 JP2910307B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=14555016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3111199A Expired - Fee Related JP2910307B2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 空気圧送光ケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2910307B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2910307B2 (ja) 1999-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018174004A1 (ja) 光ファイバケーブル
US20230418013A1 (en) Optical fiber cable
JP2775966B2 (ja) 光ファイバユニット
JPH02216710A (ja) 鉄線鎧装ケーブル
JPH04317011A (ja) 空気圧送光ケーブル
JP3216369B2 (ja) チューブ複合ケーブルおよびその製造方法
JPH04317010A (ja) 空気圧送光ケーブル
US20110013873A1 (en) Fiber optic aerial drop cable
JP3445712B2 (ja) 空気圧送用光ファイバケーブル
JPH10148739A (ja) 架空集合屋外用光ケーブル
JPH07294786A (ja) チューブ型光ケーブルおよびその使用方法
EP0825465A1 (en) Optical fiber element for single core power cable
JPH10148738A (ja) 架空集合屋外用光ケーブルおよびその製造方法
JP2932936B2 (ja) 電力ケーブル
JP5115770B2 (ja) 超電導ケーブル
JPH10170775A (ja) 光海底ケーブル用光ファイバユニット
JP2004342579A (ja) 光・メタル複合ケーブル
KR100429505B1 (ko) 광섬유 번들을 포함하는 광섬유 케이블
JP2593196Y2 (ja) ケーブルグリップ
JPS63253904A (ja) 光フアイバケ−ブル布設用管路
JPH0815589A (ja) 気送用光心線及び光心線の気送方法
JPH03210706A (ja) 細径ケーブルの布設方法及びそれに用いる細径ケーブル
JPH10170784A (ja) 空気圧送用チューブケーブル
JPH11167052A (ja) 光ファイバケーブル
JPH118918A (ja) ケーブル配線方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees