JPH04316805A - 薄板石の製造方法 - Google Patents

薄板石の製造方法

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JPH04316805A
JPH04316805A JP11113991A JP11113991A JPH04316805A JP H04316805 A JPH04316805 A JP H04316805A JP 11113991 A JP11113991 A JP 11113991A JP 11113991 A JP11113991 A JP 11113991A JP H04316805 A JPH04316805 A JP H04316805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
rough
rough stone
gang saw
cutting teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP11113991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuomi Iwamoto
哲臣 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwamoto KK
Original Assignee
Iwamoto KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Iwamoto KK filed Critical Iwamoto KK
Priority to JP11113991A priority Critical patent/JPH04316805A/ja
Publication of JPH04316805A publication Critical patent/JPH04316805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/06Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with reciprocating saw-blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板石の製造方法に関
し、特に荒石から薄板石を高能率に得る方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、荒石から薄板石を得るには、まず
荒石をガングソーの台車上に乗せた後、該台車と荒石の
下面との間の隙間にセメントをつめ込んで安定させ、し
かる後にガングソーにセットした複数の切断歯によって
上面から垂直方向に切断するようにしていた。なお、切
断歯は例えば図5に示すように方形状の枠体100に4
0枚〜100枚の鉄板歯101を水平状に配列して構成
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法にあっては、周囲がでこぼこした荒石をそのままガン
グソーで切断するようにしているため、切断時に荒石が
動かないように荒石の下場をセメントで固めて台車上に
安定させる必要があった。このため、セメントが硬化す
るまで切断作業を始めることができなくて挽き始めから
挽き終りまで日数が長く掛かるという欠点があった。ま
た荒石の上面がでこぼこしているとガングソーの複数の
切断歯が均一に当たらないため、どうしても切断時の力
のバランスが悪くなり、その結果切断歯が外へ逃げたり
、曲がる要因となって真直ぐに挽くことができなくなり
不良品が多く発生するという問題点があった。
【0004】一方、上述のような問題点を解消するため
に、従来ではガングソーの複数の切断歯が荒石の上面に
均一に当たるまでスピードを落として切断作業を行なう
ようにしており、その結果長い時間が掛かって作業能率
を著しく低いものにしていた。さらに荒石に対する切断
歯のくい込みが遅いためその切断歯部分に供給される鉄
砂や石灰が入る切溝ができるまでに時間が掛かることに
なって益々作業能率を低下させていた。また端材が出る
ため不経済である等種々の問題点があった。本発明は以
上のような問題点にかんがみてなされたもので、その目
的とするところは、薄板石を高能率に製造する方法を提
案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の薄板石の製
造方法は、荒石の両側面を予かじめダイヤモンドカッタ
ー,ワイヤソー等により垂直方向に切断して真すぐな平
坦面とする。次に、その平坦面が上と下になるように向
きを変えてガングソーの台車上に乗せ、しかる後にその
荒石をガングソーにセットした複数の切断歯により上面
から垂直方向に切断する。また第2の発明の薄板石の製
造方法は、荒石を四角形状の型枠の内部に入れた後、そ
の型枠内にセメント等の石灰質の接合材を注入して硬化
させることにより荒石の周囲を接合材で包囲した四角形
状体を形成する。次に、その四角形状体を型枠から外し
てガングソーの台車上に乗せ、しかる後にガングソーに
セットした複数の切断歯により上面から垂直方向に切断
する。
【0006】
【作用】本発明の製造方法によれば、荒石の下面がガン
グソーの台車上に密着して動かないため、該荒石の下場
をセメント等で固めて安定させる作業が不要となる。ま
たガングソーの複数の切断歯が荒石の上面に均一に当た
るため、力のバランスが良く真すぐに挽くことができ、
品質の優れた薄板石が高能率に製造できる。また本発明
の第2の製造方法によれば、荒石の周囲がセメント等の
やわらかい接合材で包囲されているため、切断歯のくい
込みが早くかつ鉄砂や石灰が供給される切溝が早く入り
、しかも鉄砂の回りがよいため速いスピードで挽くこと
ができ、製造日数を格段に短縮することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明する
。図1(a)〜(d)は本発明の第1実施例を示すもの
であり、図1(a)は荒石1の斜視図である。この荒石
1は周囲がでこぼこした岩肌のものであり、この荒石1
を図1(b)に示すように両側面をダイヤモンドカッタ
ー又はワイヤソー等で垂直方向に切断して真すぐな平坦
面2,3を形成する。次に、図1(c)に示すように平
坦面2,3が上と下になるように向きを変えてガングソ
ー4の台車5上に置かれた木又はコンクリート棒6の上
に乗せる。その後、図1(d)に示すようにガングソー
4の複数の切断歯7を荒石1の上面に当てて挽くことに
より薄板石を製造する。
【0008】この実施例では、荒石1の上面は真すぐな
平坦面2であるため、複数の切断歯7の全てが均一に当
たることになり力のバランスがよく真すぐに挽くことが
できる。また、荒石1の下面が平坦面3であるため、台
車5上のコンクリート棒6に密着して切断時に動くよう
なことがない。従って、従来のように荒石の下場をコン
クリートで固めるような作業が不要となる。さらに挽き
始めから切断歯7が荒石1の上面に均一に当たるために
最初から早いスピードで挽くことができ、高能率に薄板
石を得ることができる。
【0009】図2(a)〜(d)は本発明の第2実施例
を示すものである。この実施例ではまず図2(a)に示
すように荒石1を四角形状の型枠8の内部に入れる。次
に図2(b)に示すようにその型枠8の中にセメント等
の石灰質の接合材9を注入して硬化させることにより図
2(c)に示すように荒石1の周囲を接合材9で包囲し
た四角形状体10を形成する。その後四角形状体10を
型枠8から外して図2(d)に示すようにガングソー4
の台車5上に乗せて第1実施例と同じ要領で挽くことに
より薄板石を製造する。なお、前記接合材9にはセメン
トの他に例えば石を挽いたときに出る石粉やコッパ或い
は端材等を入れるようにすれば経済的である。
【0010】この実施例では、荒石1の周囲がセメント
等のやわらかい接合材9で包囲されているため、切断歯
7のくい込みが早くかつ切溝が早く形成され鉄砂の回り
がよいため速いスピードで挽くことができる。そして、
挽き始めから挽き終りまで同じスピードで挽くことがで
きるため、作業能率が著しく高められると共に、作業日
数を大幅に短縮することができる。また第1実施例と同
じように切断歯7が四角形状体10の上面に均一に当た
るため、真すぐに挽ける上、荒石1の両側部分は図3に
示すように荒石1と接合材9とが一体となった薄板石1
1が得られるため捨てるような端材が全く出ることがな
く非常に経済的となる。さらに、従来では小さな荒石1
はガングソー等の大型の機械では危険で挽くことができ
なかったが本実施例の場合小さな荒石でも図4に示すよ
うに数固接合材9で固めることによって容易かつ安全に
挽くとができる上、荒石をストックする場合でも安全に
管理することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄板石の製造方
法は、挽き始めからガングソーの複数の切断歯が均一に
当たるため、力のバランスがよく真すぐに挽くことがで
きる上、早いスピードで切溝を入れることができるから
、挽き始めから挽き終りまでの時間を大幅に短縮するこ
とができると共に、曲がりの少ない品質の優れた薄板石
を高能率に得ることができる。また荒石の下面も平坦面
であるため、ガングソーの台車上に密着状態で置かれて
動くようなことがないから、従来のように荒石の下場を
コンクリートで固めるような面倒な作業が不要となり、
作業時間のロスを無くすことができて短い日数で薄板石
を得ることができる。
【0012】さらに第2実施例の場合、荒石の周囲をコ
ンクリート等のやわらかい接合材で包囲することによつ
て、切断歯のくい込みが早くかつ切溝が早く形成される
ため、第1実施例より早いスピードで挽くことができ、
作業能率を格段に向上させることができる。また荒石の
運搬や保管が便利である上、小さな荒石でも安全に挽く
ことができ、さらに両端の背板も製品として使用できる
ため、製品歩留りを高めることができる等の多くの利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであり、(a)
は荒石の斜視図、(b)は両側面を真すぐな平坦面とし
た荒石の斜視図、(c)は荒石を台車上に乗せた状態の
側面図、(d)は荒石を挽く状態の側面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すものであり、(a)
は荒石を型枠の内部にセットした状態の斜視図、(b)
は型枠内にセメントを注入した状態の斜視図、(c)は
荒石をセメントで包囲して得られた四角形状体の斜視図
、(d)は四角形状体を挽く状態の側面図である。
【図3】本発明の第2実施例で得られた端材の斜視図で
ある。
【図4】小さな荒石を数固接合材で固めた状態の四角形
状体の斜視図である。
【図5】切断歯の斜視図である。
【符号の説明】
1      荒石 2,3  平坦面 4      ガングソー 5      台車 7      切断歯 8      型枠 9      接合材 10    四角形状体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  荒石の両側面を予かじめダイヤモンド
    カッター,ワイヤソー等により垂直方向に切断して真す
    ぐな平坦面とした後、その平坦面が上と下になるように
    向きを変えてガングソーの台車上に乗せ、しかる後にそ
    の荒石をガングソーにセットした複数の切断歯により上
    面から垂直方向に切断するようにしたことを特徴とする
    薄板石の製造方法。
  2. 【請求項2】  荒石を四角形状の型枠の内部に入れる
    と共に、その型枠内にセメント等の石灰質の接合材を注
    入して硬化させることにより荒石の周囲を接合材で包囲
    した四角形状体を形成し、その四角形状体を型枠から外
    してガングソーの台車上に乗せ、しかる後にガングソー
    にセットした複数の切断歯により上面から垂直方向に切
    断するようにしたことを特徴とする薄板石の製造方法。
JP11113991A 1991-04-15 1991-04-15 薄板石の製造方法 Pending JPH04316805A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023963A (ja) * 1984-06-20 1985-02-06 Toyobo Co Ltd 金属−ハロゲン二次電池
JPH02229006A (ja) * 1989-03-02 1990-09-11 Sooi Eng:Kk 硬質ワーク等の切断装置におけるワーク支承機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023963A (ja) * 1984-06-20 1985-02-06 Toyobo Co Ltd 金属−ハロゲン二次電池
JPH02229006A (ja) * 1989-03-02 1990-09-11 Sooi Eng:Kk 硬質ワーク等の切断装置におけるワーク支承機構

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