JPH04316689A - 化学リグノセルロースパルプの酵素処理 - Google Patents

化学リグノセルロースパルプの酵素処理

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JPH04316689A
JPH04316689A JP4009932A JP993292A JPH04316689A JP H04316689 A JPH04316689 A JP H04316689A JP 4009932 A JP4009932 A JP 4009932A JP 993292 A JP993292 A JP 993292A JP H04316689 A JPH04316689 A JP H04316689A
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pulp
treatment
enzyme
lignin
chemical
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JP4009932A
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English (en)
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Marguerite Arbeloa
マルガリート アルブロア
Leseleuc Joel De
ジョエル ドゥ ルセロ
Gerard Goma
ジェラール ゴマ
Jean-Claude Pommier
ジャン−クロード ポンミエ
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Cellulose du Pin SA
Original Assignee
Cellulose du Pin SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/0004Oxidoreductases (1.)
    • C12N9/0065Oxidoreductases (1.) acting on hydrogen peroxide as acceptor (1.11)
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/005Treatment of cellulose-containing material with microorganisms or enzymes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】本発明は製紙工業に適用できる、化学リグ
ノセルロースパルプのための酵素処理に関する。 【0002】このようなパルプは材木に由来し、実質的
にはセルロース及びヘミセルロースから作られる繊維マ
トリックス、並びにリグニンであってその複雑な高分子
構造が該マトリックスに結合しているものより構成され
る。 【0003】ところで、リグニンの存在はある欠点を引
き起こす。特にそれは紫外線に対して感受性であり、受
け入れにくく且つ一般に要求される白さの損なった茶色
を帯びた製品をもたらす。従って、製紙工業界はリグニ
ンを完全に又は部分的に除去するあらゆる努力をしてき
た。この除去は化学処理により行うことができ、従って
得られるパルプは化学パルプとなる。 【0004】白紙を得ることをも望まれている場合、ブ
リーチング(漂白)処理と称される補完的な処理が必要
である。このような処理は一般に複数の工程、例えば、
酸素脱リグニン工程(O工程)、塩素Cl2 (C工程
)もしくは二酸化塩素ClO2 (D工程)のいづれか
又は両者の混合物(C/D工程)(ここでClO2 に
よるCl2 の代替レベルは50〜100%に達しめる
ことができる)により行う塩素化工程、及び次亜塩素酸
塩工程(H工程)において実施される。 【0005】アルカリ抽出工程(E工程)もあり、これ
は任意的に酸素工程(E/O工程)により補完される。 【0006】従って、現在利用されている漂白処理は系
列的な以下の工程: C−E−H−D 又はC/D−E−D−E−D 又はO−C/D−E/O−D−E−D を包含する。 【0007】しかしながら、塩素含有試薬を用いるこの
ような処理は、副産物例えば塩素化リグニンであってわ
ずかにのみ生物分解され、毒性となることがあり、そし
て一定の濃度で排液の形において廃棄される場合に環境
汚染の原因となるものを生成する。 【0008】択一的な処理、例えばオゾン及び/又は過
酸化水素を利用する処理が現在利用されているが、しか
しながら得られる紙の白さは完全ではない。 【0009】従って、塩素−含有試薬を用いる漂白処理
の場合における問題は少ない量の塩素−含有試薬を利用
して少なくとも同程度の白さを有するパルプを得ること
にあり、そして塩素含有試薬を用いない漂白処理の場合
における問題は最終的な白さを改善することにある。 【0010】リグニンをリグノセルロースパルプから分
離することにおいて、微生物由来の酵素調製品の利用の
研究もされている。この研究は菌類の酵素に本質的に基
づく。従って、米国特許4,690,895号及びEP
−A−345715号には、菌類ファネロケートクリソ
スポリウム(Phanerochaete chrys
osporium)由来の酵素調製品によるクラフトパ
ルプの脱リグニン化が記載されている。 【0011】米国特許第4690895号には、リグニ
ンに存在する芳香族成分を分解することを可能とするリ
グニナーゼ、一般にはペルオキシダーゼを生産する前記
の菌類の変異株について記載されている。この処理は酸
性のpH2〜7、好ましくはpH4.5の酸素に富む溶
液中のパルプ及び硫酸マンガンの存在下における過酸化
水素の供給、並びに39℃で12時間に及ぶインキュベ
ーションを必要とする。次に、このパルプのデカント及
び水による洗浄の前に、ソーダとの2次インキュベーシ
ョンを行う必要がある。 【0012】特許出願、EP−A−345715号にお
いて、リグニンペルオキシダーゼ及び/又は酸化数2の
マンガン(MnII)と結合しているリグニンペルオキ
シダーゼの酵素も記載されている。この酵素の処理条件
は類似しており、相違点は洗浄剤及び例えばα−ヒドロ
キシル化酸のような他の化合物の補助的な存在にある。 この処理を実施する好ましい方法は、アルカリ抽出、水
による洗浄、その後の酸抽出より成る。 【0013】特許出願、EP−A−371712号は、
細菌ストレプトマイシスビリドスポルス(Strept
omyces viridosporus)のDNA構
造におけるリグニン−ペルオキシダーゼ酵素の生成に有
用な遺伝子について述べている。この出願によると、酸
性pHでの過酸化水素の存在下においてこの酵素はリグ
ニンを酸化可能である。 【0014】やや異なる手段において、特許出願EP−
A−373107号は、菌類オレオバシジウムプルラン
(Aureobasidium pullulan) 
由来の酵素であるヘミセルラーゼによる処理がもくろま
れている。ヘミセルロースを分解することにより、これ
らはその共有的に結合しているリグニンを除去せしめ、
従ってこのリグニンはアルカリ抽出によって分離される
。またこの処理はpH約5の酸性で行なわれる。 【0015】同様の方法において、特許出願EP−A−
383999号及びEP−A−395792号はパルプ
の処理のために、一般の酵素及び特にストレプトマイシ
ス(Streptomyces )科の細菌由来のヘミ
セルラーゼの利用がもくろまれている。 【0016】後者の方法は不利な点をもたらす。その理
由は、ヘミセルラーゼはリグニンに対する特異的な作用
を有さず、従ってリグニンを除去するために分解される
よう所望されているリグニンに共有結合しているヘミセ
ルロースを分解するのみでなく、要求されていないリグ
ニンに結合していないヘミセルロースも分解する。リグ
ニンに結合していなく、これらの酵素により可溶化され
るこのヘミセルロース部は効率又は収率の一定の低下を
引き起こしうる。更に、これは環境に排液としてその一
部が流れる反応媒体の生化学的酸素要求量(B.O.D
.) の上昇をもたらす。 【0017】従って、リグニンに対して特異的作用を有
するものとして知られる菌類又は細菌の酵素はペルオキ
シダーゼのみであることが見い出されている。しかしな
がら、このような酵素に基づく調製品によるリグノセル
ロースパルプの処理は補基質、例えば過酸化水素の存在
、又は補助剤の存在さえも必要とする。唯一の他の選択
は、前記にその欠点を記載したヘミセルラーゼの利用で
あった。 【0018】前述したほとんどの酵素調製品のタイプは
明らかに酸性のpHの利用に託されていることが分る。 しかしながら、蒸解及び/又は漂白の間にアルカリ化学
処理を受けた後の水性懸濁物中のパルプはpH8以上の
塩基性を有する。従って、このようなアルカリ処理後の
パルプを処理することを所望する場合、前もった酸性化
工程を必要とする。 【0019】従って、本発明はリグニンを分解する観点
による化学リグノセルロースパルプの酵素処理であって
、特にその処理の実施を容易にし、且つ予備酸性化及び
補基質を必要とせずに前述の酵素処理の欠点を削除せし
める処理に着目している。 【0020】従って、本発明は細菌ストレプトマイシス
ビリドスポルス由来であって、補基質の非存在下におい
てリグニン溶解活性(LSA:lignin solu
bilizing activity)を有する酵素調
製品による、均一な水性懸濁物中の化学リグノセルロー
スパルプの処理のための方法に関する。 【0021】前記の酵素調製品は、リグニンにおける特
異的な作用を有する。しかしながら、この酵素調製品は
付随する活性、即ち、ヘミセルロース分解活性を有すこ
とができる。 【0022】本処理は全ての化学リグノセルロースパル
プ、そして特にクラフトパルプとして知られる硫酸塩処
理パルプに関する。 【0023】酵素による処理にわたり、この反応媒体は
多かれ少なかれ前記の酵素の作用に適するものであれば
よい。その理由は、酵素の変性のあらゆる危険性を回避
しながら最大の酵素活性を得るためにはpH及び温度の
条件がより特に適切でなければならないからである。 【0024】本発明に関するこの反応媒体のpHは7〜
9の間であり、好ましくは8〜8.5の間である。後者
の範囲は微生物の培養培地の生育pHにも相当する。前
記の酵素処理を化学処理から得られるクラフトパルプに
適用する場合にこの観点は非常に重要となり、その理由
は前記の溶液中のパルプはpH8以上の塩基性にあるか
らである。従って酸性のpHに調整することなくパルプ
の直接的な処理が可能となる。適切であり且つ必要であ
るなら、8〜8.5の最適なpHを得るために例えばソ
ーダ又は酸を加えることによって溶液中のパルプのpH
を調整することが可能である。 【0025】この処理は一般に20〜65℃の間、そし
て好ましくは35〜40℃の間で行なわれる。このより
狭い温度範囲は最大の酵素活性を提供し、そしてpHに
ついてと同様に微生物の培養培地の最適温度範囲に相当
するが、しかし化学処理工程にかけられたクラフトパル
プのケースにおいて遭遇する温度範囲にも相当する。 【0026】本発明に従い、この酵素調製品の作用を一
般に8時間より短い時間続ける。この時間は細菌ストレ
プトマイシスビリドスポルス由来の種々の酵素調製品の
(複数の)活性に関連して選択される。 【0027】酵素調製品を含み、パルプがその中に懸濁
されている水溶液に対するこの処理すべきパルプの重量
%は比較的大きく変更できる。好都合にはそれは2〜1
5%である。 【0028】本発明に従って利用される酵素調製品のリ
グニン溶解活性LSAは、好ましくは1gのパルプ当り
0.001〜0.1単位(U/g)である。 【0029】利用される酵素調製品のヘミセルロース分
解活性、より詳しくはキシラナーゼ(xylanase
) 活性は好ましくは1gのパルプ当り0〜20単位で
ある。 【0030】この酵素処理はリグノセルロースパルプに
含まれるリグニンの少なくとも一部を分離せしめること
を可能にする。ストレプトマイシスビリドスポルスの酵
素による特異的なリグニンの生物分解生成物は、アルカ
リ又は中性のpHにて水溶性であるポリマーであってリ
グニンよりも小さい重合度を有するものを含んで成る。 従って、これはリグニンの完全な鉱化作用を及ぼす生物
分解ではない。しかしながら、本発明の目的は達成され
、その理由は例えば吸引濾過によってリグノセルロース
パルプからこの分解生成物を容易に分離することが可能
であるからである。 【0031】このような酵素調製品は任意の補基質、よ
り詳しくは過酸化水素の存在を必要とせずに高いリグニ
ン溶解活性を有すことができることも驚くべきことに発
見された。リグニンに対する作用のために利用されてい
る酵素は従来実質的にペルオキシダーゼであり、作用す
るために少なくとも過酸化水素の必要性を欠くことがで
きなかった。従って本発明による処理は特に有利であり
、その理由はその実施が非常に簡潔化され、そしてその
費用が下げられ、しかも補基質又はその他の試薬を全っ
く必要としないことにある。 【0032】本発明による処理は製紙の種々の工程に組
入れることができる。これを常用の漂白処理に、予備工
程として、又はある一連の漂白処理の間の工程として、
又はこの処理に続く工程としてのいづれかに組入れるも
しくは一体化せしめてもよい。これは1又は複数回利用
されうる。 【0033】本発明による処理が漂白工程に先んずる場
合、用いる漂白のタイプの機能に従って酵素処理の後に
ソーダにより洗浄すること、任意的にその後水で洗浄す
ることが好都合でありうる。 【0034】酵素処理、アルカリ洗浄及び水洗浄を包含
するこのサイクルは複数回、通常2〜3回繰り返してよ
く、このことはその効果を高めることを可能にする。 【0035】本発明に関する酵素調製品を工業的製紙設
備からの排液を処理するために用いることも可能である
。 【0036】得られる明白な効果、特に、漂白に関する
効果の詳細を以後に示す。どのような漂白処理及び出発
材木の由来(針葉樹、広葉樹、他)に関係なく化学リグ
ノセルロースパルプの全てのケースにおいて、常用の漂
白処理のみを受けたパルプから得られる結果に比べめざ
ましい白さの向上が見られた。 【0037】例えばO−D−O−D−E−D型の漂白処
理の第1の工程Dにおいて利用される活性塩素のレベル
を、この漂白に先行する単一の酵素処理により少なくと
も25%減らし、尚も改善された白さを得ることが可能
である。 【0038】この処理は得られる紙の白さを向上するこ
とを可能にしながらも、その機械的な特性には全っく影
響を及ぼさないことにも注目すべきである。周知の方法
における漂白処理における補助的な化学工程による最終
的な白さの改善の試みは頻繁に紙の機械的な特性の低下
を招いていた。 【0039】本発明のその他の特徴及び利点は以後に示
す実施例に関する詳細なる説明よりわかる。 【0040】全ての例において示す特性は以下の手段に
て定義する。リグノセルロースパルプのカッパー値(K
)はパルプのリグニンのレベルの評価を可能にする。製
紙分野においてよく知られているその測定は過マンガン
酸カリウムによるパルプのリグニンの酸化の原理に基づ
き、そしてこれをISO基準302における正確な手段
において提供する。パルプのカッパー値を知ることは、
漂白処理の第1塩素化工程において利用するパルプに対
する活性塩素の重量%(Cl0 と表示)を決めること
を可能にする。通常利用される割合は、Cl0 =0.
2×Kである。 【0041】白さ(白色度)はISO基準2470によ
り定義する。これは反射による完全な拡散体の補助によ
る、目的の紙の層の青色における拡散反射係数の測定で
ある。 【0042】ストレプトマイシスビリドスポルス由来の
酵素調製品の活性は以下の方法において測定される。こ
の酵素のリグニン溶解活性は、水性懸濁物中の酵素調製
品を、BAP(ベンゼンアルコール粉末)なる語で表示
する粉末状態におけるリグノセルロースと接触させるこ
とにより測定される。この粉末は、G.Alibert
 及びA.Boudet(1979年、Physiol
 Veg.第17巻、頁67−74)による論文におい
て提供された報告書に従う、炭素14によって予めリグ
ニンの標識されている野菜材料からリグノセルロースを
抽出することによって得られる。この接触は放射性化合
物の連続的な溶出をもたらし、そしてこれにより目的の
化合物を測定する。実際には、このリグノセルロース粉
末は10mg/mlの濃度にてトリス/HCl緩衝液(
0.3M、pH8.0又は8.5)に懸濁せしめる。 【0043】この懸濁物を攪拌しながら37℃で酵素溶
液に加える(それぞれ1容量対2容量の割合にて)。こ
の反応の後に、一定時間この媒体のサンプルの上清液に
含まれる放射性活性を測定する。この結果を、該リグノ
セルロース粉末の初期放射性活性と比較した可溶化放射
性活性のパーセンテージとして表わし、このパーセンテ
ージは初期リグニンに基づく可溶化分解リグニンのパー
センテージを直接提供する。1単位は1分間当りの1%
の可溶化放射性活性として定義する。 【0044】該酵素調製品のヘミセルロース分解活性は
、より詳しくはこの調製品中のキシラナーゼの存在に基
づく。キシランとの接触において、ストレプトマイシス
ビリドスポルスのキシラナーゼは反応媒体中に還元糖を
放出せしめ、これらはJ.B.Summer及びS.F
.Howell(1935年、J.Biol.Chem
., 第108巻、頁51−54)の3,5−ジニトロ
サルチル酸(DNS)方法により測定される。 【0045】実際には、1%のキシラン溶液(0.1M
のリン酸緩衝液pH8中に周囲温度にて溶解することで
得られたもの)及び溶解した酵素調製品を37又は50
℃で攪拌しながら、一定容量づつ混合する。この反応の
後、この媒体のサンプル中の還元糖を測定する。この測
定により、国際命名法に従った単位Uにおけるキシラナ
ーゼ活性についての数値が得られる。 【0046】ここで用いるストレプトマイシスビリドス
ポルス株は対照ATCC39115のもとで寄託されて
いるものから入手した。周知の方法において、この微生
物をエーレンマイヤーフラスコの中で、その後発酵槽の
中で複数の段階において培養する。同様の方法において
、細菌により産出された酵素を含む細胞外培地を回収す
るために次にこの細菌を分離する。次にこれらの酵素を
任意的に精製及び/又は分別する。 【0047】以降に記載の試験において、この酵素反応
は該酵素調製品を含む水性懸濁物中の4重量%のリグノ
セルロースパルプに基づいて行っている。もし必要なら
ば、この懸濁物のpHを8に調整する。この反応を最大
8時間迄の種々の時間にわたり、攪拌しながら37℃で
実施した。この反応の終了時に、このパルプを吸引濾過
し、そしてINのソーダ、その後水で任意に洗浄する。 次に、このパルプの漂白処理を行う際その最初の段階が
酸素を伴うアルカリ抽出の場合、前記のソーダ洗浄操作
は一般に行なわれない。 【0048】全てのパーセンテージは重量パーセンテー
ジによる。 【0049】 【実施例】 例1〜4 通常の培養条件、即ち、37℃、酸素分圧を調節しなが
らpH7.5と8の間のもとでのストレプトマイシスビ
リドスポルス(S.v.) の培養の段階を以下の表に
要約する。 【0050】 段  階        反  応  槽      
              接    種     
   時間(h.)  1     100mlのエー
レンマイヤー        保存ペレット2ml  
     24   2    1リットルのエーレン
マイヤー    段階1のS.v.、        
 12                      
                   粉砕(gro
und)                3    
15リットルのブラウン            段階
2のS.v.           12 【0051
】これに続き、微生物を除去するためにガラスファイバ
ーシリケート膜上でこの培養培地の濾過を行った。次に
この濾過物を濃縮し、そして種々の酵素の最初の選別を
溶液中の酵素とイオン交換ゲル(M.S.セファロース
)との接触によって行った。この溶液はpH5(20m
Mのクエン酸)に緩衝化しておいた。このゲルに結合し
ていない酵素は上清液としての画分の中に区分され、そ
してこれはゲルを濾過し、そしてすすぎ出すことにより
回収される。この上清液は三種の異なるタイプのリグノ
セルロースパルプの処理が可能である。この上清液のリ
グニン溶解活性は0.5U/リットル(単位/1リット
ルの酵素調製品)であり、そしてキシラナーゼ活性は1
00U/リットルである。 【0052】例1 この酵素処理を広葉樹例えばオーク、ブナ、くりの木、
ポプラ又はそれらの組合せに基づくクラフトパルプにお
いて、pH8、37℃で120分間行った。次に以下の
順で漂白処理を行った。 【0053】 塩素化工程C:Cl0 =0.2×カッパー値アルカリ
抽出工程E:NaOH=2% 次亜塩素酸塩工程H:Cl0 =1.5%二酸化塩素工
程D:Cl0 =1% 【0054】   結果は以下の通りである:                          
     コントロール        酵素処理  
処理後のカッパー値            12.8
          11.3  Dにおける白さ  
              87.4       
   88.1【0055】例2 同様の条件のもとで同様の処理を、針葉樹例えばえぞま
つ及び/又はもみの木に基づくクラフトパルプにおいて
行った。次にこれを以下の順序により漂白処理した。 【0056】 工程C/D(塩素と二酸化塩素の混合物による):Cl
0 =0.18×カッパー値(ClO2 20%)工程
E1 :NaOH=2.5% 工程D1 :Cl0 =3% 工程E2 :NaOH=1% 工程D2 :Cl0 =1.5% 【0057】   以下の結果が得られた:                          
     コントロール        酵素処理  
処理後のカッパー値            25.6
          23  D1 における白さ  
            66.4         
 71.5  D2 における白さ         
     85              86.7
【0058】例3 海岸パイン(maritime pine) 由来の針
葉樹クラフトパルプに基づき再度前記の通りに酵素処理
を行った。次に以下の工程を包含する漂白処理を行った
。 【0059】アルカリ性媒体中での酵素攻撃工程O1 
:P(O2)=3バール又は3.105 Pa、NaO
H=2.5% 工程D1 :Cl0 =0.2×カッパー値工程O2 
:P(O2)=3バール、NaOH=2%工程D2 :
Cl0 =2% 工程E  :NaOH=1% 工程D3 :Cl0 =1% 【0060】   以下の結果が得られた:                          
     コントロール        酵素処理後 
 処理後のカッパー値            29.
9          27.6  O1 の後のカッ
パー値          16.9        
  15.1  O2 の後のカッパー値      
      4.2            3.9 
 D2 における白さ              7
8.6          79.7  D3 におけ
る白さ              90.7    
      91.8【0061】例4 酵素処理パルプと漂白処理パルプの種類は例3において
示したものと実質的に同一である。唯一の相違点は、漂
白工程D1 において以下の量における活性塩素Cl0
 の利用にある: Cl0 =0.15×K、即ち、約25%少ない活性塩
素をこの工程のために利用している。 【0062】   以下の結果が得られた:                          
     コントロール        酵素処理後 
 O2 後のカッパー値              
4.7            4.3  D2 にお
ける白さ              76.5   
       77.7  D3 における白さ   
           89.9          
91.1【0063】従って、これら三種のパルプのタ
イプについて、漂白の後に約1〜2%の非常に有意な白
さの向上が見られ、そして該酵素処理のすぐ後のカッパ
ー値に関して約1〜2の値の改善が見られた。これらは
興味深い改善であり、白さの向上を85〜90%以上に
することは非常に困難であったからである。 【0064】この酵素処理の結果、漂白処理の工程D2
 において活性塩素を25%少なく利用することにより
、同程度の白さのみでなく事実上優れた白さをも例3/
4は示し、その理由は例3におけるコントロールの白さ
は90.7のみであるのに対して例4における白さは9
1.1であるからである。 【0065】従って、漂白処理において用いる通常の塩
素レベルを保ちながら最大の白さをもくろむこと、もし
くは十分な白さを維持しながら塩素レベルを非常に有意
に少なくすることのいづれか、又はこれら2者の限界の
中間を選択することが可能である。 【0066】例5/6 細菌培養工程は同じように行った。細菌を培養後、それ
らを濾過し、そしてこの濾過物を分析的な選別を行わず
に濃縮した。酵素溶液のリグニン溶解活性は0.8U/
lであった。 【0067】例5 化学処理を施した広葉樹パルプを37℃、pH8.7で
前記の酵素溶液により処理した。時間の関数(0〜8時
間)として、このパルプのカッパー値の変化を測定した
。初期カッパー値はコントロールに基づき約13.2で
あった。得られた曲線を添付図面に示した。8時間後に
およそ11.9を通過するカッパー値のめざましい低下
、即ち、1.3の値の向上がみられた。 【0068】例6 同様のパルプを同様の方法において処理したが、但しこ
の場合4時間処理した。次にこのパルプを1Nのソーダ
、次いで水で洗浄した。同様の処理サイクルを行った。 処理の回数に関するカッパー値の変化を以下の表に示す
。 【0069】酵素処理 第1処理前のカッパー値  :  13.9第1処理後
のカッパー値  :  12.1第2処理後のカッパー
値  :  10.1【0070】従って、連続して2
回の酵素処理は有意なカッパー値の改善を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】酵素溶液処理した広葉樹パルプのカッパー値の
変化。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  酵素調製品による化学リグノセルロー
    スパルプの処理のための方法であって、均一な水性懸濁
    物における該パルプに、細菌ストレプトマイシスビリド
    スポルス(Streptomyces viridos
    porus)由来のリグニン溶解活性を有する酵素を含
    む調製品を作用せしめることにより特徴付けられる方法
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の処理方法であって、
    前記の酵素含有調製品がヘミセルロース分解活性を有す
    ることにより特徴付けられる方法。
  3. 【請求項3】  請求項1及び2のいづれかに記載の処
    理方法であって、前記の化学リグノセルロースパルプが
    クラフトパルプであることにより特徴付けられる方法。
  4. 【請求項4】  請求項1〜3のいづれか1項に記載の
    処理方法であって、その反応媒体がpH7〜9、そして
    好ましくは8〜8.5であることにより特徴付けられる
    方法。
  5. 【請求項5】  請求項1〜4のいづれか1項に記載の
    処理方法であって、前記の反応媒体を20〜65℃、好
    ましくは35〜40℃の温度に加熱することにより特徴
    付けられる方法。
  6. 【請求項6】  請求項1〜5のいづれか1項に記載の
    処理方法であって、前記の酵素調製品の作用を8時間以
    下の時間にわたり続けることにより特徴付けられる方法
  7. 【請求項7】  請求項6に記載の処理方法であって、
    前記の酵素調製品の作用を15分〜3時間続けることに
    より特徴付けられる方法。
  8. 【請求項8】  請求項1〜7のいづれか1項に記載の
    方法であって、前記の反応媒体中の前記のパルプの重量
    %における濃度が2〜15%、好ましくは4%であるこ
    とにより特徴付けられる方法。
  9. 【請求項9】  請求項1〜8のいづれか1項に記載の
    処理方法であって、前記の酵素含有調製品のリグニン溶
    解活性が、0.001〜0.1U/処理すべきパルプ1
    グラム、であることにより特徴付けられる方法。
  10. 【請求項10】  請求項2〜9のいづれか1項に記載
    の処理方法であって、前記の酵素含有調製品のヘミセル
    ロース分解活性が20U/処理すべきパルプ1グラム、
    と等しい、又は低いキシラナーゼ活性であることにより
    特徴付けられる方法。
  11. 【請求項11】  請求項1〜10のいづれか1項に記
    載の処理方法であって、前記の細菌ストレプトマイシス
    ビリドスポルスがATCC39115で表示されている
    株に由来するものであることにより特徴付けられる方法
  12. 【請求項12】  請求項1〜11のいづれか1項に記
    載の酵素処理方法であって、前記の酵素調製品の作用の
    後に、前記のパルプをソーダ及び任意的にその後水によ
    り洗浄することにより特徴付けられる方法。
  13. 【請求項13】  請求項1〜12のいづれか1項に記
    載の酵素処理を1回よりも多く実施することより成るこ
    とにより特徴付けられる方法。
  14. 【請求項14】  化学リグノセルロースパルプからの
    リグニンの分離に、請求項1〜13のいづれか1項に記
    載の処理方法を利用する方法。
  15. 【請求項15】  請求項1〜14のいづれか1項に記
    載の処理方法の利用方法であって、該処理が化学リグノ
    セルロースパルプからの紙の製造のための工程の一部と
    なることにより特徴付けられる方法。
  16. 【請求項16】  請求項14及び15のいづれかに記
    載の処理方法の利用方法であって、該処理が前記のリグ
    ノセルロースパルプの漂白処理の1工程を構成すること
    により特徴付けられる方法。
JP4009932A 1991-01-25 1992-01-23 化学リグノセルロースパルプの酵素処理 Pending JPH04316689A (ja)

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