JPH04316410A - 多連型耕耘装置 - Google Patents
多連型耕耘装置Info
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- JPH04316410A JPH04316410A JP8248091A JP8248091A JPH04316410A JP H04316410 A JPH04316410 A JP H04316410A JP 8248091 A JP8248091 A JP 8248091A JP 8248091 A JP8248091 A JP 8248091A JP H04316410 A JPH04316410 A JP H04316410A
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- tilling
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- support arm
- units
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Links
- 238000003971 tillage Methods 0.000 claims description 7
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 20
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、畑作管理用のトラク
タ−等に連結されて中耕、培土作業を行う多連型耕耘装
置に関するものである。
タ−等に連結されて中耕、培土作業を行う多連型耕耘装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管理用トラクタ−の機体後部に複数個の
耕耘装置を連結して中耕培土作業を行う機械が存在する
が、これらの装置は各耕耘装置の耕耘部にトラクタ−側
から回転動力を伝えて爪軸を駆動し、耕耘部の後方に配
設された培土器に向けて土を放てきさせるように構成し
たものである。
耕耘装置を連結して中耕培土作業を行う機械が存在する
が、これらの装置は各耕耘装置の耕耘部にトラクタ−側
から回転動力を伝えて爪軸を駆動し、耕耘部の後方に配
設された培土器に向けて土を放てきさせるように構成し
たものである。
【0003】このような従来型の装置には、各耕耘装置
の耕深を変更調節するための機構として、培土器のサク
ション角を変更するゲ−ジ輪が備えられている。
の耕深を変更調節するための機構として、培土器のサク
ション角を変更するゲ−ジ輪が備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来装置においては、耕深を調節する際に作業者が機体か
ら降りて各培土器のゲ−ジ輪毎高さ調節を行わなければ
ならず、このような方法は調節の手間が掛かるだけでな
く各培土器毎にばらつきが生じ、土の移動量が各畦毎に
変化するという不具合があった。
来装置においては、耕深を調節する際に作業者が機体か
ら降りて各培土器のゲ−ジ輪毎高さ調節を行わなければ
ならず、このような方法は調節の手間が掛かるだけでな
く各培土器毎にばらつきが生じ、土の移動量が各畦毎に
変化するという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記した問
題点に鑑みて提案するものであって、操作性の向上と作
業精度の向上を図らんとするものである。このため、次
のような技術的手段を講じた。即ち、トラクタ−1の機
体後部に複数個の耕耘ユニット21…を左右横方向に配
設し、各耕耘ユニット21は横方向に軸架された駆動軸
30廻りに上下回動可能に構成し、耕耘ユニット21の
後部はロッド43等で吊持して設け、このロッド43の
上端を挿通支持する支持ア−ム39を横軸40廻りに回
動可能に支持して設けると共に、各支持ア−ム39を横
方向に延設された横枠41で相互に連結して設け、支持
ア−ム39側と、機枠に固定されたマスト支持部材47
とを耕深調整用の操作部材48にて連動連結させたもの
である。
題点に鑑みて提案するものであって、操作性の向上と作
業精度の向上を図らんとするものである。このため、次
のような技術的手段を講じた。即ち、トラクタ−1の機
体後部に複数個の耕耘ユニット21…を左右横方向に配
設し、各耕耘ユニット21は横方向に軸架された駆動軸
30廻りに上下回動可能に構成し、耕耘ユニット21の
後部はロッド43等で吊持して設け、このロッド43の
上端を挿通支持する支持ア−ム39を横軸40廻りに回
動可能に支持して設けると共に、各支持ア−ム39を横
方向に延設された横枠41で相互に連結して設け、支持
ア−ム39側と、機枠に固定されたマスト支持部材47
とを耕深調整用の操作部材48にて連動連結させたもの
である。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。まず、構成から説明すると、1は乗用管理用の
トラクタ−で機体の前後部に夫々前輪2、2と後輪3、
3とを備え、エンジンの回転動力をミッションケ−ス4
内の変速装置で適宜減速し、その減速された回転動力を
前輪2、2、及び後輪3、3に伝達すべく構成している
。トラクタ−1の機体後部には作業機を吊り上げるため
の油圧昇降機構5が設けられ、油圧シリンダ−7内に作
動圧油が供給されると連結ア−ム9、9が上動すべく構
成される。
明する。まず、構成から説明すると、1は乗用管理用の
トラクタ−で機体の前後部に夫々前輪2、2と後輪3、
3とを備え、エンジンの回転動力をミッションケ−ス4
内の変速装置で適宜減速し、その減速された回転動力を
前輪2、2、及び後輪3、3に伝達すべく構成している
。トラクタ−1の機体後部には作業機を吊り上げるため
の油圧昇降機構5が設けられ、油圧シリンダ−7内に作
動圧油が供給されると連結ア−ム9、9が上動すべく構
成される。
【0007】連結ア−ム9、9の後端には作業機をワン
タッチで連結するためのヒッチ10が設けられており、
作業機側ヒッチ12に設けられた水平方向の上部ピン1
4を前記連結ア−ム9、9側ヒッチ10の凹部10aで
受け、連結ア−ム9、9を上昇させる過程で係止フック
15が作業機側ヒッチ12の下部ピン16をロックさせ
るものであるが、ここではその連結ロック機構の詳細な
説明は省略する。
タッチで連結するためのヒッチ10が設けられており、
作業機側ヒッチ12に設けられた水平方向の上部ピン1
4を前記連結ア−ム9、9側ヒッチ10の凹部10aで
受け、連結ア−ム9、9を上昇させる過程で係止フック
15が作業機側ヒッチ12の下部ピン16をロックさせ
るものであるが、ここではその連結ロック機構の詳細な
説明は省略する。
【0008】20は3連の耕耘ユニット21にて構成さ
れた多連型の耕耘装置であって、各耕耘ユニット21に
は培土器23が着脱自在に装着されている。耕耘ユニッ
ト21はチェンケ−ス22と、チェンケ−ス22下部に
軸架された耕耘軸24と、耕耘軸24に植設された複数
個の耕耘爪27…と、耕耘部を覆うカバ−29等からな
る。また、カバ−29は上部カバ−29aとサイドカバ
−29b、29bとゴム垂れ29cとからなり、上部カ
バ−29aは平面から見ると図2に示す通り前側が幅狭
で後側が幅広となるように構成され、サイドカバ−29
b、29bはその後部が上下方向に移動調節できるよう
に構成している。
れた多連型の耕耘装置であって、各耕耘ユニット21に
は培土器23が着脱自在に装着されている。耕耘ユニッ
ト21はチェンケ−ス22と、チェンケ−ス22下部に
軸架された耕耘軸24と、耕耘軸24に植設された複数
個の耕耘爪27…と、耕耘部を覆うカバ−29等からな
る。また、カバ−29は上部カバ−29aとサイドカバ
−29b、29bとゴム垂れ29cとからなり、上部カ
バ−29aは平面から見ると図2に示す通り前側が幅狭
で後側が幅広となるように構成され、サイドカバ−29
b、29bはその後部が上下方向に移動調節できるよう
に構成している。
【0009】そして、多連型耕耘装置20の前部中央部
には伝動ギヤケ−ス25が設けられ、この伝動ギヤケ−
ス25には前方へ向けて入力軸26が突出軸架されてい
る。伝動ギヤケ−ス25内のベベルギヤ機構にて横向き
に取り出された動力は、さらにその横側部に固着された
ギヤケ−ス28内のギヤにて減速され、ギヤケ−ス28
の下部には水平横向きで断面が六角形の駆動軸30が回
転自在に軸架され、その両端は、前記伝動ギヤケ−ス2
5後方の角型鋼管32の両端から斜め下方に向けて延設
された支持プレ−ト33、33にて両持ちの状態で支持
されている。
には伝動ギヤケ−ス25が設けられ、この伝動ギヤケ−
ス25には前方へ向けて入力軸26が突出軸架されてい
る。伝動ギヤケ−ス25内のベベルギヤ機構にて横向き
に取り出された動力は、さらにその横側部に固着された
ギヤケ−ス28内のギヤにて減速され、ギヤケ−ス28
の下部には水平横向きで断面が六角形の駆動軸30が回
転自在に軸架され、その両端は、前記伝動ギヤケ−ス2
5後方の角型鋼管32の両端から斜め下方に向けて延設
された支持プレ−ト33、33にて両持ちの状態で支持
されている。
【0010】なお、この駆動軸30は後述する耕耘ユニ
ット21のチェンケ−ス22の上部軸をなすものである
。角型鋼管32は前記伝動ギヤケ−ス25を囲うように
固着された平面視コ字型枠35の後端部に一体的に固着
されている。この角型鋼管32は3つの耕耘ユニット2
1を支えるためのものであるが、中央の耕耘ユニット2
1は横方向には移動できず、左右の耕耘ユニット21、
21のみ横方向に移動できるように構成されている。
ット21のチェンケ−ス22の上部軸をなすものである
。角型鋼管32は前記伝動ギヤケ−ス25を囲うように
固着された平面視コ字型枠35の後端部に一体的に固着
されている。この角型鋼管32は3つの耕耘ユニット2
1を支えるためのものであるが、中央の耕耘ユニット2
1は横方向には移動できず、左右の耕耘ユニット21、
21のみ横方向に移動できるように構成されている。
【0011】そこで、耕耘ニット21の支持構造を具体
的に説明する。まず、中央の耕耘ユニット21の支持構
造を説明すると、角型鋼管32の中央背面に2枚のプレ
−ト37、37を固着して設け、これに断面が逆U字状
で前後方向に適当長さを有する支持ア−ム39を横軸4
0を支点として回動自在に支持している。支持ア−ム3
9には前記角型鋼管32と略長さが等しい横枠41が左
右横方向に架設され、支持ア−ム39の後部には中央の
耕耘ユニット21の後上部を吊持するロッド43が挿通
支架されている。ロッド43の下端は耕耘ユニット21
の機枠49上面に固着されたU字状金具50に枢支連結
されている。44はロッド43に巻き回されたスプリン
グ、42aは座金、42bは抜け止めピンである。
的に説明する。まず、中央の耕耘ユニット21の支持構
造を説明すると、角型鋼管32の中央背面に2枚のプレ
−ト37、37を固着して設け、これに断面が逆U字状
で前後方向に適当長さを有する支持ア−ム39を横軸4
0を支点として回動自在に支持している。支持ア−ム3
9には前記角型鋼管32と略長さが等しい横枠41が左
右横方向に架設され、支持ア−ム39の後部には中央の
耕耘ユニット21の後上部を吊持するロッド43が挿通
支架されている。ロッド43の下端は耕耘ユニット21
の機枠49上面に固着されたU字状金具50に枢支連結
されている。44はロッド43に巻き回されたスプリン
グ、42aは座金、42bは抜け止めピンである。
【0012】そして、支持ア−ム39の上部に立設され
た補助マスト45と前記伝動ギヤケ−ス25の上部に立
設されたマスト47との間には耕深調節装置48が介装
されている。したがって、この耕深調節装置48のハン
ドル48aを回動すると、支持ア−ム39が横軸40を
中心として回動し、耕耘ユニット21は駆動軸30の軸
心廻りに回動する。
た補助マスト45と前記伝動ギヤケ−ス25の上部に立
設されたマスト47との間には耕深調節装置48が介装
されている。したがって、この耕深調節装置48のハン
ドル48aを回動すると、支持ア−ム39が横軸40を
中心として回動し、耕耘ユニット21は駆動軸30の軸
心廻りに回動する。
【0013】この中央耕耘ユニット21の左右に配設さ
れる耕耘ユニット21も略同様の構造をなし、中央耕耘
ユニット21との相異点は、側部耕耘ユニット21が前
記角型鋼管32の上を左右横方向にスライドできる点で
ある。図5、図6はそのスライド機構を示すものであり
、この図に基づいてスライド機構を説明すると、スライ
ド支持部材60を構成する平板60aとL字型プレ−ト
60bはボルト、ナット等の締着具61、61、62、
62にて前後方向から挾み込むようにして締め付けられ
ており、上側のボルトにはロ−ラ63、63が回転自在
に嵌挿支持され、角型鋼管32の上を自由に摺動できる
ように構成している。
れる耕耘ユニット21も略同様の構造をなし、中央耕耘
ユニット21との相異点は、側部耕耘ユニット21が前
記角型鋼管32の上を左右横方向にスライドできる点で
ある。図5、図6はそのスライド機構を示すものであり
、この図に基づいてスライド機構を説明すると、スライ
ド支持部材60を構成する平板60aとL字型プレ−ト
60bはボルト、ナット等の締着具61、61、62、
62にて前後方向から挾み込むようにして締め付けられ
ており、上側のボルトにはロ−ラ63、63が回転自在
に嵌挿支持され、角型鋼管32の上を自由に摺動できる
ように構成している。
【0014】そして、スライド支持部材60の背面には
1対のプレ−ト37a、37aが固着されており、この
プレ−ト37a、37aには支点40aを中心として支
持ア−ム39aが上下回動自在に枢着されている。支点
40aは、平面視及び側面視において中央部の支点40
と軸心が略一致している。65は支持ア−ム39の切欠
部であり、この切欠部65を下から塞ぐように平板67
が溶接され、その中に前記横枠41が挿通支架されてい
る。
1対のプレ−ト37a、37aが固着されており、この
プレ−ト37a、37aには支点40aを中心として支
持ア−ム39aが上下回動自在に枢着されている。支点
40aは、平面視及び側面視において中央部の支点40
と軸心が略一致している。65は支持ア−ム39の切欠
部であり、この切欠部65を下から塞ぐように平板67
が溶接され、その中に前記横枠41が挿通支架されてい
る。
【0015】したがって、中央部の耕耘ユニット21が
上下方向に昇降動作すると、左右の耕耘ユニット21も
同時に同方向に回動する。図中符号68は支持ア−ム3
9aの横移動を阻止するロックボルト、69はロックナ
ットである。この側部耕耘ユニット21もその後端部に
おいてロッド43が挿通支架され、耕耘ユニット21の
後上部を吊り上げるように構成している。
上下方向に昇降動作すると、左右の耕耘ユニット21も
同時に同方向に回動する。図中符号68は支持ア−ム3
9aの横移動を阻止するロックボルト、69はロックナ
ットである。この側部耕耘ユニット21もその後端部に
おいてロッド43が挿通支架され、耕耘ユニット21の
後上部を吊り上げるように構成している。
【0016】70、70は座金、71はスプリング、7
2は抜け止めピン、76は円筒状カラ−である。中央の
耕耘ユニット21が支持ア−ム39の上下にスプリング
44、44を巻き回しているのに対して、側部耕耘ユニ
ット21は支持ア−ム39aの上部のみしかスプリング
71が装着されていない。即ち、左右の耕耘ユニット2
1は支持ア−ム39aに対して固定的に支持されるもの
であるが、中央の耕耘ユニット21は浮動的に支持され
ているのである。
2は抜け止めピン、76は円筒状カラ−である。中央の
耕耘ユニット21が支持ア−ム39の上下にスプリング
44、44を巻き回しているのに対して、側部耕耘ユニ
ット21は支持ア−ム39aの上部のみしかスプリング
71が装着されていない。即ち、左右の耕耘ユニット2
1は支持ア−ム39aに対して固定的に支持されるもの
であるが、中央の耕耘ユニット21は浮動的に支持され
ているのである。
【0017】このように中央の耕耘ユニット21が浮動
的に支持されていると作業機の前の後輪3、3が図7の
(イ)に示すように軟らかい圃場で沈み込んだときに、
中央の耕耘ユニット21が左右の耕耘ユニット21、2
1に対して相対的に上動退避することができ、このため
中央の耕耘ユニット21の耕耘部が後方へ放てきする土
の量が多くならず、後方へ放てきされた多量の土によっ
て作物が埋没するといった不都合を生じることがない。
的に支持されていると作業機の前の後輪3、3が図7の
(イ)に示すように軟らかい圃場で沈み込んだときに、
中央の耕耘ユニット21が左右の耕耘ユニット21、2
1に対して相対的に上動退避することができ、このため
中央の耕耘ユニット21の耕耘部が後方へ放てきする土
の量が多くならず、後方へ放てきされた多量の土によっ
て作物が埋没するといった不都合を生じることがない。
【0018】次にこの多連型耕耘装置を用いて培土作業
を行うときの作用を説明する。培土作業を行う場合、作
業者は、まずトラクタ−を圃場内に乗り入れて耕深調整
を行うが、その場合、作業者は座席から手を伸ばして耕
深調整装置48のハンドル48aを回動操作し、同時に
各耕耘部に動力を伝えて回転部を駆動させる。そして、
例えば耕深を深くする場合、図3において耕深調整装置
48のハンドル48aを回してその調節部の長さを短く
(L1からL2の長さまで短縮)すると、中央部の耕耘
ユニット21と側部耕耘ユニット21、21が共に仮想
線の位置まで回動し、この状態で機体を前進させると、
角度θのサクション角が生じて耕耘部が土中に深く入り
込んでゆく。
を行うときの作用を説明する。培土作業を行う場合、作
業者は、まずトラクタ−を圃場内に乗り入れて耕深調整
を行うが、その場合、作業者は座席から手を伸ばして耕
深調整装置48のハンドル48aを回動操作し、同時に
各耕耘部に動力を伝えて回転部を駆動させる。そして、
例えば耕深を深くする場合、図3において耕深調整装置
48のハンドル48aを回してその調節部の長さを短く
(L1からL2の長さまで短縮)すると、中央部の耕耘
ユニット21と側部耕耘ユニット21、21が共に仮想
線の位置まで回動し、この状態で機体を前進させると、
角度θのサクション角が生じて耕耘部が土中に深く入り
込んでゆく。
【0019】そして連結ア−ム9、9を下降させて機体
を前進させると、サクション角が徐々に小さくなり、耕
深はD1の状態から図4のD2の状態に変化して安定す
る。各耕耘ユニット21の耕耘部が耕起した土はカバ−
29に案内されながら、後方の培土器23側へ送られ、
左右に振り分けられて畦盛される。なお、この実施例に
おいては、上部カバ−29aの形状が、前側が狭く後側
が広くなるように構成されているので、機体の進行時に
カバ−29が作物を引っ掛けて傷を付けたり押し倒した
りすることがなく、また、上部カバ−29a後部は幅が
広く構成されているので土の排出がきわめて円滑に行わ
れ、消費馬力も少なく、隣接するサイドカバ−29b、
29bにより作物の葉茎を保護するようにして土が盛ら
れるので株元まで土を寄せられ、培土効果を高めること
ができる。
を前進させると、サクション角が徐々に小さくなり、耕
深はD1の状態から図4のD2の状態に変化して安定す
る。各耕耘ユニット21の耕耘部が耕起した土はカバ−
29に案内されながら、後方の培土器23側へ送られ、
左右に振り分けられて畦盛される。なお、この実施例に
おいては、上部カバ−29aの形状が、前側が狭く後側
が広くなるように構成されているので、機体の進行時に
カバ−29が作物を引っ掛けて傷を付けたり押し倒した
りすることがなく、また、上部カバ−29a後部は幅が
広く構成されているので土の排出がきわめて円滑に行わ
れ、消費馬力も少なく、隣接するサイドカバ−29b、
29bにより作物の葉茎を保護するようにして土が盛ら
れるので株元まで土を寄せられ、培土効果を高めること
ができる。
【0020】また、条間に応じて耕耘ユニット21の間
隔を調節するときには、ロックボルト68を緩め、角型
鋼管32、横枠41をガイドとして左右の耕耘ユニット
21、21を左右横方向にスライドさせ、再びロックボ
ルト68を締め付けて固定すればよい。
隔を調節するときには、ロックボルト68を緩め、角型
鋼管32、横枠41をガイドとして左右の耕耘ユニット
21、21を左右横方向にスライドさせ、再びロックボ
ルト68を締め付けて固定すればよい。
【0021】
【発明の作用効果】以上説明したように、この発明は、
トラクタ−1の機体後部に複数個の耕耘ユニット21…
を左右横方向に配設し、各耕耘ユニット21は横方向に
軸架された駆動軸30廻りに上下回動可能に構成し、耕
耘ユニット21の後部はロッド43等で吊持して設け、
このロッド43の上端を挿通支持する支持ア−ム39を
横軸40廻りに回動可能に支持して設けると共に、各支
持ア−ム39を横方向に延設された横枠41で相互に連
結して設け、支持ア−ム39側と、機枠に固定されたマ
スト支持部材47とを耕深調整用の操作部材48にて連
動連結させたものであるから、作業者が座席に座ったま
ま耕深調整ができるほか、複数個の耕耘ユニット21を
同時に調節できるので調節時間が短縮され、作業能率を
向上させることができる。
トラクタ−1の機体後部に複数個の耕耘ユニット21…
を左右横方向に配設し、各耕耘ユニット21は横方向に
軸架された駆動軸30廻りに上下回動可能に構成し、耕
耘ユニット21の後部はロッド43等で吊持して設け、
このロッド43の上端を挿通支持する支持ア−ム39を
横軸40廻りに回動可能に支持して設けると共に、各支
持ア−ム39を横方向に延設された横枠41で相互に連
結して設け、支持ア−ム39側と、機枠に固定されたマ
スト支持部材47とを耕深調整用の操作部材48にて連
動連結させたものであるから、作業者が座席に座ったま
ま耕深調整ができるほか、複数個の耕耘ユニット21を
同時に調節できるので調節時間が短縮され、作業能率を
向上させることができる。
【0022】また、各耕耘ユニット21に培土器を装着
する場合、培土器と耕耘ユニット21の相対的位置関係
が変わらないので土の移動性能も変わらず、安定した土
盛り作業を行える。さらに、培土器を装着するような場
合には、培土器毎の調節部を廃止できるので部品点数が
大幅に減り、作業機全体の重量を軽くできると共に安価
に製造できる等の効果を奏する。
する場合、培土器と耕耘ユニット21の相対的位置関係
が変わらないので土の移動性能も変わらず、安定した土
盛り作業を行える。さらに、培土器を装着するような場
合には、培土器毎の調節部を廃止できるので部品点数が
大幅に減り、作業機全体の重量を軽くできると共に安価
に製造できる等の効果を奏する。
【図1】管理用トラクタ−に多連型耕耘装置を装着した
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図2】管理用トラクタ−に多連型耕耘装置を装着した
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図3】耕深調整の様子を説明する作用説明図である。
【図4】耕深調整後の様子を示す作用説明図である。
【図5】側部耕耘ユニットを吊持する支持ア−ム部の側
面図である。
面図である。
【図6】図5に示す支持ア−ム部の背面図である。
【図7】軟弱な地盤における3連の耕耘ユニットの作用
を説明する図である。
を説明する図である。
1 トラクタ−
2 前輪
3 後輪
9 連結ア−ム
20 多連型耕耘装置
21 耕耘ユニット
23 培土器
29 カバ−
30 駆動軸
32 角型鋼管
39 支持ア−ム
41 横枠
48 耕深調整用ハンドル
Claims (2)
- 【請求項1】トラクタ−1の機体後部に複数個の耕耘ユ
ニット21…を左右横方向に配設し、各耕耘ユニット2
1は横方向に軸架された駆動軸30廻りに上下回動可能
に構成し、耕耘ユニット21の後部はロッド43等で吊
持して設け、このロッド43等の上端を挿通支持する支
持ア−ム39を横軸40廻りに回動可能に支持して設け
ると共に、各支持ア−ム39を横方向に延設された横枠
41で相互に連結して設け、支持ア−ム39側と、機枠
に固定されたマスト支持部材47とを耕深調整用の操作
部材48にて連動連結させたことを特徴とする多連型耕
耘装置。 - 【請求項2】耕耘ユニット21は横方向に移動調節可能
に構成されていることを特徴とする請求項1記載の多連
型耕耘装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248091A JPH04316410A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 多連型耕耘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248091A JPH04316410A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 多連型耕耘装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316410A true JPH04316410A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=13775682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8248091A Pending JPH04316410A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 多連型耕耘装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002262605A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-17 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業ユニットの連結構造 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP8248091A patent/JPH04316410A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002262605A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-17 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業ユニットの連結構造 |
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