JPH04315873A - 波形等化装置 - Google Patents

波形等化装置

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JPH04315873A
JPH04315873A JP10824791A JP10824791A JPH04315873A JP H04315873 A JPH04315873 A JP H04315873A JP 10824791 A JP10824791 A JP 10824791A JP 10824791 A JP10824791 A JP 10824791A JP H04315873 A JPH04315873 A JP H04315873A
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JP
Japan
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waveform
signal
amplitude level
gain
reproduced signal
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JP10824791A
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English (en)
Inventor
Kan Ogasawara
小笠原 款
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクや光ディ
スクなどの情報記録媒体から読出された再生信号を波形
等化するための波形等化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の波形等化装置を示した回
路図である。図中6は整合用抵抗器、7は信号を一定時
間τだけ遅られる遅延素子、8は波形等化率を調整する
ための減衰器、9は差動増幅器である。整合用抵抗器6
の入力端子には例えば光ディスクから読出した信号を増
幅した再生信号がヘッドアンプ出力として入力される。 ここで、入力信号波形がf(t+τ)(τは遅延素子の
遅延量)なる時間関数で表わされるとすると、遅延素子
の整合端aでは入力信号f(t+τ)と開放端bからの
反射信号f(t−τ)との和信号が得られる。この和信
号は次式で表わされる。
【0003】 f(t+τ)+f(t−τ)    …(1)この和信
号は減衰器8を通り、ここでK倍されて差動増幅器9の
一方の端子に入力される。Kは減衰器8の減衰率である
。また、差動増幅器9の他方側端子には遅延素子7を介
した信号f(t)が入力される。従って、差動増幅器9
の出力には、     f(t)−K/2{f(t+τ)+f(t−τ
)}    …(2)なる原入力信号f(t+τ)に対
し修正された信号が得られる。また、結果として以上の
波形等化装置の伝達関数H(ω)は、 f(t)=Asinωt    …(3)とすると、一
般的に、 H(ω)∝1−2Kcosωτ    …(4)なる余
弦関数となる。よって、減衰器8の減衰率Kを調整する
ことにより、入力信号に対し最適に波形等化した出力信
号を得ることができる。図5は上記波形等化装置の周波
数と波形等化率との関係を示した図で、減衰率K=0.
5のときの等化特性である。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の波形等化装置では、次のような問題があった。 (1)遅延素子の進行波と反射波を利用しているので、
差動増幅器の入力インピーダンスの影響により波形が歪
む。 (2)入力信号源からの入力波形が左右対称でない場合
に、遅延素子の遅延量と入力信号の位相関係によっては
、遅延素子の出力信号に対し左右独立に波形等化を行な
うことができないために、波形等化の適用が逆効果とな
り、装置の性能向上ができない。 (3)一般に余弦等化あるいはトランスバーサールフィ
ルタを利用した波形等化回路においては、複数個の遅延
素子による遅延回路が必要であり、しかもこれらの遅延
素子は比較的高価である。そのため、装置のコスト上昇
を招くばかりでなく、実装スペースの面からも小型化し
ずらく、集積化が困難である。 (4)高域周波数帯域を強調する手段であるので、波形
干渉の改善に反してディスクノイズ、レーザノイズ等が
強調されてS/Nが悪化し、エラーの原因となるエクス
トラパルスの発生確率が増す。 (5)波形等化に伴ない再生信号振幅レベルも低下し、
S/Nが悪化する。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は小型でありながら高性
能で波形等化を行なえるようにした波形等化装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のこのような目的
は、情報記録媒体から読出された再生信号を波形伸長す
べく設けられた増幅手段と、前記再生信号の振幅レベル
と所定の基準電圧を比較し、所定レベル以下の再生信号
に対して波形伸長を指示する手段と、該指示手段の指示
により前記増幅手段の利得を所定利得に調整し、前記再
生信号を波形伸長させる手段とを有することを特徴とす
る波形等化装置によって達成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の波形等化装置の一
実施例を示したブロック図である。
【0008】図1において、1は入力されたヘッドアン
プ出力の信号波形を波形伸長する波形伸長回路である。 即ち、波形伸長回路1は指示されたレベル範囲の再生信
号を波形伸長することによりレベル減衰分を補正し、波
形等化出力信号として出力する回路である。2は波形伸
長回路1を構成するバッファアンプで、通常時の増幅率
は約1である。また、3は比較回路4の指示に従いバッ
ファアンプ2の利得を所定利得に調整する利得調整回路
である。比較回路4は予め設定された基準電圧V2 と
ヘッドアンプ出力の振幅レベルを比較し、振幅レベルが
V2 以下の信号に対して波形伸長を行なうよう利得調
整回路3へ制御信号を出力する。この場合、比較回路4
の動作は比較回路5によって制御されており、比較回路
5ではヘッドアンプ出力の振幅レベルが基準電圧V1を
越えたときのみ動作を許可する制御信号を比較回路4へ
出力する。従って、比較回路4ではV1 以上、V2 
以下のヘッドアンプ出力に対して、前述のような波形伸
長を行なうように制御信号を出力する。なお、本実施例
では、情報記録媒体として、例えば光磁気ディスクが使
用され、それから読出された再生信号がヘッドアンプ出
力としてバッファアンプ2へ入力されている。
【0009】次に、本実施例の具体的動作を説明する。 図2は波形伸長回路1に入力されるヘッドアンプ出力の
信号波形及び波形伸長回路1から出力される波形等化出
力信号波形である。なお、図2において、V0 は記録
媒体である光ディスクのランドから得られる直流光量に
相当する電圧、V1 は比較回路5の基準電圧、V2 
は比較回路4の基準電圧である。また、a,bは光ディ
スクの溝形状により得られる変調光量に相当する信号電
圧である。この図2の再生信号は、まず波形伸長回路1
のバッファアンプ2と比較回路4、及び比較回路5へそ
れぞれ入力される。比較回路5では再生信号の振幅レベ
ルと基準電圧V1 を比較し、振幅レベルがV1よりも
大きいときに動作を許可する信号を比較回路4へ出力す
る。比較回路4は動作が許可されると、再生信号の振幅
レベルと基準電圧V2 を比較し、再生信号がV2 以
下であるときに利得調整回路3へバッファアンプ2の利
得を所定利得に調整するように制御信号を出力する。比
較回路4は再生信号の振幅レベルがV1以下では動作し
ないので、振幅レベルがV1 以上、V2 以下の再生
信号に対して前述のようにバッファアンプ2の利得が所
定利得に調整される。この場合、バッファアンプ2の利
得は負側に増加され、図2に示すようにV1 〜V2 
の再生信号に対して所定の利得で増幅を行なう。これに
より、再生信号の振幅レベルが減衰した信号成分の波形
を伸長でき、ほぼ元のレベルにまでレベル補正すること
ができる。なお、図2では再生信号の波形伸長部分を破
線で示しており、このように波形伸長された信号は波形
等化出力として図示しない再生回路へ出力される。
【0010】ここで、本実施例の波形等化装置の入出力
特性を図2を用いて説明する。入出力特性は再生信号の
振幅レベルがV1 以下及びV2以上ではリニア特性と
なり、振幅レベルがV1 以上、V2 以下ではノンリ
ニア特性となる。振幅レベルがV1以上、V2以下であ
る場合、図3に示すようにバッファアンプ2の利得が負
側に増加し、再生信号の波形伸長を行なう。
【0011】なお、一般的に磁気記録においては、記録
過程で生じる磁化反転パターン自身の非線形な干渉(パ
ターンピークシフト)と、再生過程で生じる線形な干渉
の和による波形干渉がある。これに対し、光ディスク装
置のような光学的記録では、原理的に記録過程のピット
同士の干渉は発生せず、再生過程での干渉が支配的であ
る。更に、データコードが2,7RLLに従うものであ
れば、干渉はピークシフトよりも干渉波形の振幅レベル
の減衰の方が問題である。従って、本発明では振幅レベ
ルの減衰分を波形伸長するため、特に光学的記録再生装
置に効果的である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次のよう
な効果がある。 (1)従来のような遅延素子による進行波と反射波を利
用した波形等化ではないため、波形歪みが生じない。 (2)遅延素子を使用しないため、コストを安価にでき
るばかりでなく、実装スペースを狭くでき、回路の集積
化を容易にする。 (3)入力波形が左右非対称であっても、遅延線を用い
た方式のように逆効果になることはなく、有効に波形等
化を行なうことができる。 (4)高域の周波数成分を強調する方式ではないため、
再生信号の波形改善に伴ない、ノイズなどが増加するこ
とはない。 (5)波形等化により再生信号の振幅レベルが減少する
ことはないため、S/Nが低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波形等化装置の一実施例を示したブロ
ック図である。
【図2】波形等化前の再生信号及び波形等化後の出力信
号を比較して示した波形図である。
【図3】図1の実施例の入出力特性を示した説明図であ
る。
【図4】従来装置を示した回路図である。
【図5】その従来装置の波形等化特性を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
1    波形伸長回路 2    バッファアンプ 3    利得調整回路 4    比較回路 5    比較回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  情報記録媒体から読出された再生信号
    を波形伸長すべく設けられた増幅手段と、前記再生信号
    の振幅レベルと所定の基準電圧を比較し、所定レベル以
    下の再生信号に対して波形伸長を指示する手段と、該指
    示手段の指示により前記増幅手段の利得を所定利得に調
    整し、前記再生信号を波形伸長させる手段とを有するこ
    とを特徴とする波形等化装置。
  2. 【請求項2】  前記指示手段は、再生信号の振幅レベ
    ルが予め決められた一定レベル以上になったときに、動
    作が許可されることを特徴とする請求項1の波形等化装
    置。
JP10824791A 1991-04-15 1991-04-15 波形等化装置 Pending JPH04315873A (ja)

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