JPH04315735A - 複数ビームインライン電子銃 - Google Patents
複数ビームインライン電子銃Info
- Publication number
- JPH04315735A JPH04315735A JP7959891A JP7959891A JPH04315735A JP H04315735 A JPH04315735 A JP H04315735A JP 7959891 A JP7959891 A JP 7959891A JP 7959891 A JP7959891 A JP 7959891A JP H04315735 A JPH04315735 A JP H04315735A
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- JP
- Japan
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- electron gun
- grid
- electrodes
- opposing
- electrode
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- Pending
Links
- 230000004075 alteration Effects 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー受像管に使用
して好適なインライン形電子銃構体を具備した複数ビー
ムインライン電子銃に関するものである。
して好適なインライン形電子銃構体を具備した複数ビー
ムインライン電子銃に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来のインライン形電子銃構体
の主要電極部の一例（但し、バイポテンシャル形）を側
面方向から見た断面図である。
の主要電極部の一例（但し、バイポテンシャル形）を側
面方向から見た断面図である。
【０００３】同図で示すように、電子銃単体１Ａ、１Ｂ
及び１Ｃが、その各軸線が所定間隔７をもって同一平面
上に位置するように配設されている。
及び１Ｃが、その各軸線が所定間隔７をもって同一平面
上に位置するように配設されている。
【０００４】このような各電子銃単体１Ａ、１Ｂ及び１
Ｃはバイポテンシャル形の場合、それぞれ、電子ビーム
を放射する陰極（図示せず）が一例として筒状の第１格
子電極２に内蔵され、この第１格子電極２Ａ，２Ｂ及び
２Ｃにそれぞれ筒状の第２格子電極３Ａ，３Ｂ及び３Ｃ
、第３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃ、第４格子電極５Ａ
，５Ｂ及び５Ｃが同軸状に接触することなく、所定間隔
７で順次、配設されたもので、第１格子電極２Ａ，２Ｂ
及び２Ｃ、第２格子電極３Ａ，３Ｂ及び３Ｃには上記電
子ビームを通過する透孔がそれぞれ、設けられている。
Ｃはバイポテンシャル形の場合、それぞれ、電子ビーム
を放射する陰極（図示せず）が一例として筒状の第１格
子電極２に内蔵され、この第１格子電極２Ａ，２Ｂ及び
２Ｃにそれぞれ筒状の第２格子電極３Ａ，３Ｂ及び３Ｃ
、第３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃ、第４格子電極５Ａ
，５Ｂ及び５Ｃが同軸状に接触することなく、所定間隔
７で順次、配設されたもので、第１格子電極２Ａ，２Ｂ
及び２Ｃ、第２格子電極３Ａ，３Ｂ及び３Ｃには上記電
子ビームを通過する透孔がそれぞれ、設けられている。
【０００５】さらに、第４格子電極５Ａ，５Ｂ及び５Ｃ
には、コンバーゼンス電極６が密接して配設されており
、８は隣接する電極内壁間の間隔を示している。
には、コンバーゼンス電極６が密接して配設されており
、８は隣接する電極内壁間の間隔を示している。
【０００６】但し、実際の電子銃は、上記部品の他、各
電極を固定するためのガラスからなる絶縁支持棒（図示
せず）やその他の図示しない部品で構成されている。
電極を固定するためのガラスからなる絶縁支持棒（図示
せず）やその他の図示しない部品で構成されている。
【０００７】上記の電子銃構体で最も重要なことは、第
３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃと、第４格子電極５Ａ，
５Ｂ及び５Ｃとの間に形成される主レンズの球面収差を
小さくするために各電極の内径を極力小さくすることで
ある。
３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃと、第４格子電極５Ａ，
５Ｂ及び５Ｃとの間に形成される主レンズの球面収差を
小さくするために各電極の内径を極力小さくすることで
ある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
る従来の電子銃構体は、各軸線の間隔７が固定されるの
で、第３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃ、第４格子電極５
Ａ，５Ｂ及び５Ｃの内径は、間隔７から隣接する電極内
壁間の間隔８を差し引いた大きさ以上にすることはでき
ないという課題があった。
る従来の電子銃構体は、各軸線の間隔７が固定されるの
で、第３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃ、第４格子電極５
Ａ，５Ｂ及び５Ｃの内径は、間隔７から隣接する電極内
壁間の間隔８を差し引いた大きさ以上にすることはでき
ないという課題があった。
【０００９】この発明は、上記の課題にかんがみてなさ
れたものであって、第３格子電極及び第４格子電極の内
径を従来の場合に比較してより大きく、かつ電位分布、
球面収差が小さくなる電子銃構体を具備した複数ビーム
インライン電子銃を提供することを目的とする。
れたものであって、第３格子電極及び第４格子電極の内
径を従来の場合に比較してより大きく、かつ電位分布、
球面収差が小さくなる電子銃構体を具備した複数ビーム
インライン電子銃を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的な達成するた
め、この発明では、第３格子電極及び第４格子電極の形
状を対向部で内径が最大となり、対向部から離れるにし
たがって外径（内径）が小さくなる形状にするとともに
、対向部を中央電子銃単体と両側電子銃単体とで軸方向
位置をずらせたものである。
め、この発明では、第３格子電極及び第４格子電極の形
状を対向部で内径が最大となり、対向部から離れるにし
たがって外径（内径）が小さくなる形状にするとともに
、対向部を中央電子銃単体と両側電子銃単体とで軸方向
位置をずらせたものである。
【００１１】
【作用】この発明によれば、中央電子銃単体と、両側電
子銃単体とで、第３格子電極と第４格子電極との対向部
の位置がずれていて、上記各電極の対向部位置に隣接す
る隣の電極の外径は従来の場合に比較して小さくできる
ので、その分だけ、対向部の外径（したがって内径も）
を大きくできる。
子銃単体とで、第３格子電極と第４格子電極との対向部
の位置がずれていて、上記各電極の対向部位置に隣接す
る隣の電極の外径は従来の場合に比較して小さくできる
ので、その分だけ、対向部の外径（したがって内径も）
を大きくできる。
【００１２】
実施例１
図１において、４Ａ，４Ｂ及び４Ｃは第３格子電極、５
Ａ，５Ｂ及び５Ｃは第４格子電極で、それぞれの形状は
対向部で内径が最大になり、対向部から離れるにしたが
って、内径（外径）が小さくなる形状（たとえば、図示
するように、ラッパ状）にし、かつ対向部の位置を中央
電子銃単体１Ｂと両側電子銃単体１Ａ，１Ｃとで、軸方
向位置をずらせることにより電子銃構体を構成している
。
Ａ，５Ｂ及び５Ｃは第４格子電極で、それぞれの形状は
対向部で内径が最大になり、対向部から離れるにしたが
って、内径（外径）が小さくなる形状（たとえば、図示
するように、ラッパ状）にし、かつ対向部の位置を中央
電子銃単体１Ｂと両側電子銃単体１Ａ，１Ｃとで、軸方
向位置をずらせることにより電子銃構体を構成している
。
【００１３】このように構成することにより、第３格子
電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃと、第４格子電極５Ａ，５Ｂ及
び５Ｃとの対向部の内径が間隔７が同じでも、従来の電
子銃構体の場合に比較してより大きくできる。
電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃと、第４格子電極５Ａ，５Ｂ及
び５Ｃとの対向部の内径が間隔７が同じでも、従来の電
子銃構体の場合に比較してより大きくできる。
【００１４】第３格子電極及び第４格子電極の、対向部
位置での内径を大きくできるということは、電子レンズ
の球面収差が減少することになり、スポット径の小さい
電子ビームを形成することに役立つという効果がある。
位置での内径を大きくできるということは、電子レンズ
の球面収差が減少することになり、スポット径の小さい
電子ビームを形成することに役立つという効果がある。
【００１５】さらに、第３格子電極４Ａ，４Ｂ及び４Ｃ
及び第４格子電極５Ａ，５Ｂ及び５Ｃの内径の変化を適
切に選択することにより球面収差をより減少させること
ができる。
及び第４格子電極５Ａ，５Ｂ及び５Ｃの内径の変化を適
切に選択することにより球面収差をより減少させること
ができる。
【００１６】実施例２
なお、上記実施例では、バイポテンシャル形の場合につ
いて説明したが、他の方式の電子銃の場合にも最終段の
電子レンズを構成する格子電極に応用することにより、
上記と同様の効果が得られる。
いて説明したが、他の方式の電子銃の場合にも最終段の
電子レンズを構成する格子電極に応用することにより、
上記と同様の効果が得られる。
【００１７】また、図１では、両側電子銃構体１Ａ，１
Ｃの対向部が中央電子銃構体１Ｂの対向部よりもコンバ
ーゼンス電極に近い場合を示しているが、この逆であっ
てもよいことはいうまでもない。
Ｃの対向部が中央電子銃構体１Ｂの対向部よりもコンバ
ーゼンス電極に近い場合を示しているが、この逆であっ
てもよいことはいうまでもない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、主レンズを構成する格子電極の内径を従来の場合に比
較して大きく設定できるので、球面収差の小さい複数ビ
ームインライン電子銃を提供できるという効果がある。
、主レンズを構成する格子電極の内径を従来の場合に比
較して大きく設定できるので、球面収差の小さい複数ビ
ームインライン電子銃を提供できるという効果がある。
【図１】この発明の一実施例による複数インライン電子
銃の主要電極部を側面方向から見た断面図である。
銃の主要電極部を側面方向から見た断面図である。
【図２】従来の複数インライン電子銃の主要電極部を側
面方向から見たから断面図である。
面方向から見たから断面図である。
１Ａ，１Ｂ，１Ｃ 電子銃単体
２Ａ，２Ｂ，２Ｃ 第１格子電極
３Ａ，３Ｂ，３Ｃ 第２格子電極
４Ａ，４Ｂ，４Ｃ 第３格子電極
５Ａ，５Ｂ，５Ｃ 第４格子電極
６ コンバーゼンス電極
７ 電子銃単体の各軸線間の間隔
８ 隣接する電極内壁間の間隔
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の格子電極を同軸状に配列して構
成した電子銃単体を複数個、その各軸線が所定間隔をも
って同一平面上に位置するように配設して構成した複数
ビームインライン電子銃において、各電子銃単体の主レ
ンズを構成する対向する２電極のうち、少なくとも一方
の電極の形状を対向部で内径が最大になり、上記対向部
から離れるにしたがって内径もしくは外径が小さくなる
形状にするとともに、上記対向部位置を、中央の電子銃
単体とその両側に配設された電子銃単体とで、軸方向に
ずらせて構成したことを特徴とする複数ビームインライ
ン電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7959891A JPH04315735A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 複数ビームインライン電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7959891A JPH04315735A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 複数ビームインライン電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04315735A true JPH04315735A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=13694444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7959891A Pending JPH04315735A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 複数ビームインライン電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04315735A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110797243A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-14 | 电子科技大学 | 一种嵌套式同轴发射异步电子注的电子光学系统 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP7959891A patent/JPH04315735A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110797243A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-14 | 电子科技大学 | 一种嵌套式同轴发射异步电子注的电子光学系统 |
| CN110797243B (zh) * | 2019-11-05 | 2020-10-09 | 电子科技大学 | 一种嵌套式同轴发射异步电子注的电子光学系统 |
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