JPH04315157A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JPH04315157A
JPH04315157A JP8032891A JP8032891A JPH04315157A JP H04315157 A JPH04315157 A JP H04315157A JP 8032891 A JP8032891 A JP 8032891A JP 8032891 A JP8032891 A JP 8032891A JP H04315157 A JPH04315157 A JP H04315157A
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JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
light
wiring board
fluorescent lamp
printed wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8032891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Sato
雅美 佐藤
Ryuichi Wakao
若尾 隆一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARM DENSHI KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
ARM DENSHI KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by ARM DENSHI KK, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical ARM DENSHI KK
Priority to JP8032891A priority Critical patent/JPH04315157A/ja
Publication of JPH04315157A publication Critical patent/JPH04315157A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性材料に露光をお
こなう工程を含むプリント配線板の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の製造は、一般的に次の
ようにしておこなわれる。すなわち、銅張り積層板など
絶縁性板の表面に銅箔等の金属層を積層した配線基板を
用い、この配線基板の金属層の表面にエッチングフォト
レジストやドライフィルムなど感光性材料を積層して被
覆する。この感光性材料は紫外線の照射によって、現像
液に溶解する状態から溶解しない状態になるか、あるは
逆に現像液に溶解しない状態から溶解する状態になるよ
うに反応する材料で形成されている。そして、感光性材
料に回路パターンに対応するパターンで紫外線を照射し
て露光をおこない、このように露光をおこなった後に現
像液で処理して感光性材料のうち形成すべき回路パター
ンとなるべき部分を残して他の部分を溶解除去し、金属
層を部分的に露出させる。この後に、配線基板にエッチ
ング液を作用させて感光性材料で覆われていない部分の
金属層を溶解除去して、金属層の一部を回路パターンと
して残して回路形成をすることによって、プリント配線
板を製造するものである。
【0003】このようにプリント配線板を製造するにあ
たって、感光性材料を用いて紫外線を照射する工程を含
む場合には、紫外線を照射して露光するとき以外に感光
性材料に紫外線が作用することを極力避ける必要がある
。このために従来からこのようなプリント配線板の製造
は、紫外線をカットした蛍光ランプを具備する照明器具
で照明した室内でおこなわれている。そしてこのような
蛍光ランプとして、ランプのバルブの外面に黄色熱収縮
チューブを被覆して紫外線領域である500nm以下の
波長の光をカットしたクリーンルーム用蛍光ランプ(例
えば東芝製クリーンルーム用蛍光ランプ「FLR40S
・Y・NU/M・P」)が従来から提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
黄色熱収縮チューブを被覆したクリーンルーム用蛍光ラ
ンプは黄色の光を照射するものであり、しかも黄色熱収
縮チューブで吸収されて可視光の光量が減衰されるため
に明るさも低く(前出の東芝製クリーンルーム用蛍光ラ
ンプの全光束は1720ルーメン)、従ってこの黄色熱
収縮チューブを被覆したクリーンルーム用蛍光ランプを
具備する照明器具で照明をおこなった室内は黄色雰囲気
になると共に薄暗くなり、プリント配線板を製造する作
業環境として劣悪なものになる。このために作業者の疲
労が大きくなって作業ミスも多くなり、しかもチリやホ
コリ等が発見されにくくなって生産歩留りにも問題を生
じるものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、白色光の明るい雰囲気で作業環境良く製造をおこ
なうことができるプリント配線板の製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、配線基板の表
面に被覆した感光性材料に紫外線を照射することによっ
て露光をおこなう工程を有するプリント配線板の製造方
法において、紫外線吸収膜を設けた蛍光ランプから照射
される光を紫外線吸収膜を設けて形成される紫外線カッ
トフィルターを通して室内を照明し、この室内において
プリント配線板の製造の作業をおこなうことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】紫外線吸収膜を設けた蛍光ランプから照射され
る光を紫外線吸収膜を設けて形成される紫外線カットフ
ィルターを通して室内を照明することによって、紫外線
の少ない蛍光ランプからの光からさらに紫外線カットフ
ィルターの紫外線吸収膜で紫外線をカットした状態で室
内に光を照射して照明することができ、黄色に着色され
ない白色光の明るい雰囲気の室内でプリント配線板の製
造の作業をおこなうことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図2
は本発明で使用する蛍光ランプ2の一例のバルブの断面
を示すものであり、バルブを構成するガラス管8の内面
に全面に亘って紫外線吸収膜1を設けると共にさらにそ
の内周に全面に亘って蛍光物質9を設けることによって
形成してある。紫外線吸収膜1はTiO2 などで形成
されるものであり、蛍光ランプ2から照射される光のう
ち紫外線領域の波長は吸収されてカットされる。このよ
うに紫外線吸収膜1で紫外線領域の波長をカットするた
めに光源色は白色(昼白色でもよい)のままであり、光
量も減衰されることはなく、蛍光ランプ2を黄色チュー
ブで被覆する場合のように光源色が黄色になったり可視
光の光量が減衰されたりするようなことはない。このよ
うな蛍光ランプとして、例えば東芝製の紫外線防止用の
退色防止用蛍光ランプ「FLR40S・W・NU/M」
などを用いることができるものであり、このものは一般
の蛍光ランプに比較して紫外線出力が1%以下になって
おり、また全光束は2800ルーメンと高い。
【0009】図1は本発明において使用される照明器具
7の一例を示すものであり、軽量アルミニウム板で下面
が開口するように照明器具ボックス10を作成すると共
に照明器具ボックス10の天板10aの下面に反射板1
1を設け、反射板11の下側にソケット12によって一
対の蛍光ランプ2が取り付けてある。また照明器具ボッ
クス10の下面の開口には開口縁に延出されるフランジ
片10b上に係止させて紫外線カットフィルター4が取
り付けてある。
【0010】紫外線カットフィルター4は無色のガラス
板13の表面に紫外線吸収膜(紫外線カット膜)3を設
けて形成されるものであり、紫外線吸収膜3はガラス板
13の片面もしくは図3のように両面に設けられるもの
である。この紫外線吸収膜3はTiO2 ,SiO2 
,MgF2 の各層を有する多層反射防止膜として形成
されるものであり、例えば次表に示す構成でガラス板1
3の表面に真空蒸着してコーティングをおこなうことに
よって形成することができる。尚、次表においてガラス
板13に近い側から第一層、第二層…とし、またガラス
板13の屈折率を1.52、空気の屈折率を1.0とす
る。
【0011】
【表1】
【0012】また紫外線カットフィルター4の表面には
ガラス板13が割れたときの飛散防止のために、ポリ塩
化ビニル樹脂など透明の保護シート15をラミネートし
ておくのが好ましい。尚、紫外線カットフィルター4は
製造上の都合から図1(a)(c)に示すように長手方
向に複数枚に分割してある。上記のように形成される照
明器具7にあって、蛍光ランプ2から照射される光は蛍
光ランプ2の紫外線吸収膜1に吸収されて大部分がカッ
トされるが、光源色は白色(昼白色)のままである。そ
して蛍光ランプ2から照射される光が紫外線カットフィ
ルター4を通過する際に紫外線領域の450nm以下の
波長の光が紫外線カットフィルター4の紫外線吸収膜3
で吸収されてさらにカットされる。このように紫外線吸
収膜3で紫外線領域の波長をカットするために紫外線カ
ットフィルター4を通過する光は白色(昼白色)のまま
であり、光量も減衰されることはなく、蛍光ランプを黄
色チューブで被覆して用いる従来の場合のように光源色
が黄色になったり可視光の光量が減衰されたりするよう
なことはないものである。図4は光の波長(横軸)と透
過率(縦軸)の関係を示すグラフであり、Aは紫外線透
過膜3を設けないガラス板13について測定した曲線、
Bはガラス板13の片面に前表の構成の紫外線吸収膜3
を設けて形成した紫外線カットフィルター4について測
定した曲線、Cはガラス板13の両面に前表の構成の紫
外線吸収膜3を設けて形成した紫外線カットフィルター
4について測定した曲線である。B及びCの曲線にみら
れるように450nm以下の波長はカットされており、
しかも450nmの波長の前後で透過率が序々に低下す
るようにして450nm以下の波長がカットされるよう
になっている。450nm以下の波長を完全にシャット
アウトしてしまうと紫外線カットフィルター4を通過す
る光は黄味を帯びるために、B及びCの曲線のように4
50nmの波長の前後で所定の降下曲線になるようにす
るのが好ましいのである。
【0013】そして、上記のように蛍光ランプ2及び紫
外線カットフィルター4を具備する照明器具7を天井に
取り付けて室内の照明をおこなうことができるものであ
り、この照明器具7は天井の下面に取り付けるようにし
ても、天井に埋め込んで取り付けるようにしてもよい。 また照明ボックス10を省略して天井に蛍光ランプ2と
紫外線カットフィルター4を直接取り付けるようにして
もよい。
【0014】しかして、本発明は上記の蛍光ランプ2と
紫外線カットフィルター4を設けた照明器具7で照明を
おこなうようにした室内(クリーンルーム)で、プリン
ト配線板の製造をおこなうものである。すなわち、銅張
り積層板など絶縁性板の表面に銅箔等の金属層を積層し
た配線基板を用い、この配線基板の金属層の表面にエッ
チングフォトレジストやドライフィルムなど感光性材料
を積層して被覆する。そして、感光性材料に回路パター
ンに対応するパターンで紫外線を照射して露光をおこな
い、このように露光をおこなった後に現像液で処理して
感光性材料のうち形成すべき回路パターンとなるべき部
分を残して他の部分を溶解除去し、金属層を部分的に露
出させる。この後に、配線基板にエッチング液を作用さ
せて感光性材料で覆われていない部分の金属層を溶解除
去して、金属層の一部を回路パターンとして残して回路
形成をすることによって、プリント配線板を製造するこ
とができる。このプリント配線板の製造の工程を全て上
記照明器具7で照明する室内でおこなうようにしてもよ
いが、感光性材料を取り扱う工程、少なくとも感光性材
料に紫外線を露光する工程は、紫外線をカットした上記
照明器具7で照明する室内でおこなわれる。
【0015】ここで、室内の照明は上記の蛍光ランプ2
と紫外線カットフィルター4を設けた照明器具7でおこ
なっているために、上記のように蛍光ランプ2の紫外線
吸収膜1や紫外線カットフィルター4の紫外線吸収膜3
で紫外線領域の波長がカットされていて光源色は白色(
昼白色)であり、光量が減衰されることもなく、黄色に
着色されない白色光の明るい雰囲気の室内でプリント配
線板の製造の作業をおこなうことができるものである。 従ってプリント配線板を製造する作業環境が通常のオフ
ィース程度の快適なものとなって、作業者の疲労を軽減
して作業ミスの発生を少なくすることができると共に、
しかもチリやホコリ等の発見率も向上して不良率を低減
することもできるものである。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明は、紫外線吸収膜を
設けた蛍光ランプから照射される光を紫外線吸収膜を設
けて形成される紫外線カットフィルターを通して室内を
照明し、この室内においてプリント配線板の製造の作業
をおこなうようにしたので、蛍光ランプの紫外線吸収膜
及び紫外線カットフィルターの紫外線吸収膜で紫外線を
カットした状態で蛍光ランプから室内に光を照射するこ
とができ、黄色に着色されない白色光の明るい雰囲気の
室内でプリント配線板の製造の作業をおこなうことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いる照明器具の一実施例を示
すものであり、(a)は正面断面図、(b)は側面断面
図、(c)は底面図である。
【図2】本発明において用いる蛍光ランプの一例を示す
断面図である。
【図3】本発明において用いる紫外線カットフィルター
の一部の拡大した断面図である。
【図4】本発明において用いる紫外線カットフィルター
の光の波長と透過率の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1  紫外線吸収膜 2  蛍光ランプ 3  紫外線吸収膜 4  紫外線カットフィルター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  配線基板の表面に被覆した感光性材料
    に紫外線を照射することによって露光をおこなう工程を
    有するプリント配線板の製造方法において、紫外線吸収
    膜を設けた蛍光ランプから照射される光を紫外線吸収膜
    を設けて形成される紫外線カットフィルターを通して室
    内を照明し、この室内においてプリント配線板の製造の
    作業をおこなうことを特徴とするプリント配線板の製造
    方法。
  2. 【請求項2】  蛍光ランプは光源色が白色であること
    を特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】  紫外線カットフィルターの紫外線吸収
    膜はTiO2 ,SiO2 ,MgF2 の各層をコー
    ティングした多層膜であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のプリント配線板の製造方法。
JP8032891A 1991-04-15 1991-04-15 プリント配線板の製造方法 Pending JPH04315157A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52141818A (en) * 1976-05-15 1977-11-26 Jenaer Glaswerk Schott & Gen Glass for filter having steeply sloping absorbing end
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960319