JPH04315103A - コーティング用樹脂組成物及びカラーフィルタ保護膜用樹脂組成物 - Google Patents

コーティング用樹脂組成物及びカラーフィルタ保護膜用樹脂組成物

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JPH04315103A
JPH04315103A JP3080339A JP8033991A JPH04315103A JP H04315103 A JPH04315103 A JP H04315103A JP 3080339 A JP3080339 A JP 3080339A JP 8033991 A JP8033991 A JP 8033991A JP H04315103 A JPH04315103 A JP H04315103A
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JP
Japan
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weight
resin composition
coating
parts
color filter
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Pending
Application number
JP3080339A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kobayashi
明洋 小林
Michio Uruno
道生 宇留野
Toshio Akima
敏夫 秋間
Hiroshi Minamizawa
南沢 寛
Takashi Morinaga
森永 喬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04315103A publication Critical patent/JPH04315103A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーティング用樹脂組
成物及びカラーフィルタ保護膜用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】各種物品の表面の劣化や損傷を防止する
目的でコーティング膜を形成することがしばしば行われ
ている。このようなコーティング膜においては、平滑な
塗膜が得られること、基体との密着性が高いこと、強靭
であること、耐水性、耐薬品性及び耐溶剤性が優れてい
ること、耐熱性及び耐光性が高くて、長期間変質を起こ
さないこと等の性能が要求される。
【0003】また、近年では液晶表示素子、太陽電池、
光ディスク等に用いられるコーティング膜として前述の
性能に加えて透明性などの要求される用途が増加してい
る。例えば、近年カラーフィルタを内蔵したカラー液晶
表示素子が種々発表されている。このカラー液晶表示素
子の作製にあたっては、ガラスなどの透明基板上にカラ
ーフィルタを設け、この上にインジウムチンオキシド(
ITO)等からなる無機薄膜を蒸着し、フォトリソグラ
フィー法によってパターニングして透明電極を形成した
後、さらにこの上に液晶を配置する方法が主流となりつ
つある。この場合、カラーフィルタには、この上にIT
Oを蒸着して、フォトリソグラフィー法で透明電極を形
成するプロセスに耐え得るだけの耐熱性及び耐薬品性が
備わっていないため、ITOを蒸着する前にカラーフィ
ルタ上に保護膜を形成しておく必要がある。
【0004】このカラーフィルタ保護膜に要求される特
性としては、耐熱性及び耐薬品性の他にガラス基板やカ
ラーフィルタとの密着性、コーティング性、透明性、耐
傷性などが挙げられる。これらのうち耐熱性は、保護膜
上にITOなどの透明電極を蒸着によって形成する際に
保護膜表面が通常200℃以上に加熱されるため、この
条件下で安定であることが必要である。
【0005】このような耐熱性、耐薬品性などに優れた
コーティング用材料としては、特開昭58−19650
6号公報や特開昭62−119501号公報記載のアク
リル系樹脂、特開昭60−216307号公報記載のポ
リグリシジルメタクリレート系樹脂、特開昭63−13
1103号公報記載のメラミン樹脂、エポキシ樹脂、そ
の他ポリイミド樹脂などが提案されている。
【0006】しかしながら、従来提案されている材料に
はそれぞれ欠点があり、全ての要求特性を満足するバラ
ンスのとれた材料は未だ開発されていない。例えば、ア
クリル系樹脂では耐熱性が不十分であり、ITOなどの
蒸着時に膜の表面にシワやクラックを生じるという問題
がある。また、ポリグリシジルメタクリレート系樹脂で
は、ガラス基板などとの密着性が不十分であり、液晶素
子組立てプロセス中にハガレを生じたり、カラーフィル
タ層に薬品などが侵入することを十分に阻止することが
できない。さらに、メラミン樹脂は、比較的耐熱性は高
いもののガラス基板やカラーフィルタとの密着性が極端
に悪く、基板やフィルタ上でハジキを生じ易い。他方、
エポキシ樹脂は、密着性の良いものは耐熱性が不十分で
あり、耐熱性の高いものは密着性やコーティング性が劣
るため要求特性のバランスをとることができない。また
、ポリイミド樹脂は、透明性が不十分な上に、ワニスの
保存安定性に欠ける点や、カラーフィルタを侵すような
溶剤しか使用できないというような問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の欠点を解消し、耐熱性、耐薬品性、密着性、
コーティング性、透明性、耐傷性などの全ての要求特性
を満足し得るバランスのとれた新規なコーティング用樹
脂組成物及びカラーフィルタ保護膜用樹脂組成物を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、A.(a)N
置換マレイミド、(b)芳香族アクリル酸エステル及び
/又はメタクリル酸エステル、(c)アクリル酸及び/
又はメタクリル酸並びに(d)必要に応じ(a)〜(c
)成分と共重合可能な不飽和単量体を共重合してなる共
重合樹脂と B.分子内にエポキシ基を2個以上有するエポキシ樹脂
とを含有してなるコーティング用樹脂組成物及びこれを
用いたカラーフィルム保護膜用樹脂組成物に関する。
【0009】本発明の樹脂組成物において、A成分であ
る共重合樹脂を構成するモノマー成分としての(a)N
置換マレイミドとしては、N−メチルマレイミド、N−
エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−ブチ
ルマレイミド等のN−アルキルマレイミド、N−シクロ
ヘキシルマレイミド等のN−シクロアルキルマレイミド
、N−フェニルマレイミド、N−アルキルフェニルマレ
イミドなどが挙げられ、これらの1種以上が使用される
。これらのうち、耐熱性及び基板との密着性の観点から
N−シクロヘキシルマレイミド及びN−フェニルマレイ
ミドが特に好ましい。A成分である共重合樹脂中におけ
る(a)N置換マレイミドの配合量は、20〜70重量
%であることが好ましい。これより少ないと、得られる
コーティング膜の耐熱性が不充分となる傾向があり、ま
た、これより多い場合は密着性やコーティング性に不都
合を生じる傾向がある。
【0010】(b)成分の芳香族アクリル酸エステル及
び/又はメタクリル酸エステルとしては、フェニルアク
リレート、フェニルメタクリレート、トリルアクリレー
ト、トリルメタクリレート、ナフチルアクリレート、ナ
フチルメタクリレート、ビフェニルアクリレート、ビフ
ェニルメタクリレート、t−ブチルフェニルアクリレー
ト、t−ブチルフェニルメタクリレート、クロロフェニ
ルアクリレート、クロロフェニルメタクリレート、シア
ノフェニルアクリレート、シアノフェニルメタクリレー
ト、メトキシフェニルアクリレート、メトキシフェニル
メタクリレート、メトキシカルボニルフェニルアクリレ
ート、メトキシカルボニルフェニルメタクリレート、ベ
ンジルアクリレート、ベンジルメタクリレートなどがあ
り、これらの1種以上が使用されるが、耐熱性の点から
芳香環がアルキレン基等を介さずに直接エステル基に結
合している構造のものが好ましい。これらの芳香族アク
リル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルの共重
合樹脂中の配合量は、10〜60重量%であることが好
ましい。これより少ないと、コーティング性及び密着性
が低下する傾向があり、また、これより多いと、耐熱性
が不充分となる傾向がある。
【0011】(c)成分のアクリル酸及び/又はメタク
リル酸の配合量は、共重合樹脂中の5〜30重量%であ
ることが好ましい。これより少ないと、得られる硬化物
の耐熱性及び耐傷性が不十分となる傾向があり、これよ
り多い場合は、コーティング性、硬化物の耐薬品性など
が低下する傾向がある。
【0012】本発明におけるA成分は、上記の(a)〜
(c)成分の他に必要に応じ(d)成分として(a)〜
(c)成分と共重合可能な不飽和単量体を構成モノマー
として含んでいてよい。このような不飽和単量体として
は、例えば、(b)成分と同一のものを除く不飽和脂肪
酸エステル、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合
物などがある。
【0013】(b)成分と同一のものを除く不飽和脂肪
酸エステルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル等のアクリル酸アルキルエステル、アクリル酸シクロ
ヘキシル、アクリル酸トリシクロ〔5.2.1.02’
6〕デカ−8−イルエステル、アクリル酸イソボルニル
、アクリル酸ノルボルニル等のアクリル酸シクロアルキ
ルエステル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル
、メタクリル酸s−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシル等のメタクリル酸アルキルエステル、メタクリル
酸シクロヘキシル、メタクリル酸トリシクロ〔5.2.
1.02’6〕デカ−8−イルエステル、メタクリル酸
イソボルニル、メタクリル酸ノルボルニル等のメタクリ
ル酸シクロアルキルエステル、メタクリル酸グリシジル
、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル等のメタクリル酸
エステルなどがある。
【0014】芳香族ビニル化合物としては、スチレン、
α−メチルスチレン、α−エチルスチレン等のα−置換
スチレン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−ブチ
ルスチレン等の核置換スチレンなどが挙げられる。
【0015】シアン化ビニル化合物としては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどがある。これらの(
d)成分の(a)〜(c)成分と共重合可能な不飽和単
量体は、A成分の共重合樹脂中0〜50重量%使用され
る。50重量%を超えると、本発明の効果が十分に得ら
れない。
【0016】これらの(a)〜(d)成分を共重合する
にあたっては、ラジカル重合、イオン重合などの公知の
方法を適用できる。例えば、重合開始剤の存在下で塊状
重合法、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法などの方
法で製造できる。
【0017】重合開始剤としては、例えば、過酸化ベン
ゾイル、過酸化ラウロイル、ジ−t−ブチルペルオキシ
ヘキサヒドロフタレート、t−ブチルペルオキシ−2−
エチルヘキサノエート、1,1−ジ−t−ブチルペルオ
キシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等の有機
過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−4
−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビ
スシクロヘキサノン−1−カルボニトリル、アゾジベン
ゾイル等のアゾ化合物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウムに代表される水溶性触媒及び過酸化物あるいは過
硫酸塩と還元剤の組み合わせによるレドックス触媒など
、通常のラジカル重合に使用できるものはいずれも使用
することができる。重合触媒は、(a)〜(d)成分の
合計量に対して0.01〜10重量%の範囲で使用する
のが好ましい。
【0018】また、重合調節剤として、メルカプタン系
化合物、チオグリコール、四臭化炭素、α−メチルスチ
レンダイマーなどを分子量調節のために必要に応じて添
加し得る。重合温度は0〜200℃の範囲で適宜選択す
ることができ、50〜120℃であるのが好ましい。A
成分の共重合樹脂の重量平均分子量は、10,000〜
100,000であるのが好ましい。低すぎると塗膜強
度、密着性が劣る傾向があり、高すぎると塗膜のレベリ
ング性が劣る傾向がある。
【0019】溶液重合における溶媒としては、通常のラ
ジカル重合に使用される溶媒が使用できる。具体例とし
ては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤
;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤;ジエチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、エ
チレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチル
エーテル等のエーテル系溶剤;酢酸エチル、酢酸−n−
プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸−n−ブチル、エチ
レングリコールモノメチルエーテルアセタート、エチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセタート、エチレン
グリコールモノブチルエーテルアセタート、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテルアセタート、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテルアセタート、プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセタート、プロピレン
グリコールモノエチルエーテルアセタート、γ−ブチロ
ラクトン等のエステル系溶剤;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミ
ド系溶剤などが挙げられる。これらの溶剤のうち、エス
テル系溶剤及びケトン系溶剤が好ましく、単独で又は2
種類以上を混合して使用することができる。なお、通常
コーティング用樹脂組成物として用いる場合は溶剤を含
有しているので同じ溶剤を用いて溶液重合法によって重
合するのが好ましいが、重合体製造後メタノール再沈法
などの方法によりポリマーを単離し、他の溶剤に溶解し
て使用に供することも可能である。
【0020】本発明の樹脂組成物は、B成分として、分
子内にエポキシ基を2個以上有するエポキシ樹脂を含む
。このようなエポキシ樹脂としては、ビスフェノールA
型液状エポキシ樹脂、ビスフェノールA型固形エポキシ
樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノ
ボラックエポキシ樹脂、クレゾールノボラックエポキシ
樹脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエステル系エポ
キシ樹脂、グリシジルアミン系エポキシ樹脂、複素環式
エポキシ樹脂などがあるが、耐熱性及び密着性の点から
フェノールノボラックエポキシ樹脂及びクレゾールノボ
ラックエポキシ樹脂が特に好ましい。
【0021】本発明の組成物におけるA成分とB成分と
の混合比率は、A成分の共重合樹脂100重量部に対し
てB成分のエポキシ樹脂30〜300重量部を配合する
ことが好ましい。B成分のエポキシ樹脂が少なすぎると
、耐薬品性が不充分となる傾向があり、多すぎる場合は
密着性が低下する傾向がある。
【0022】本発明のコーティング用樹脂組成物には、
必要に応じて上記A及びB成分以外にも種々の成分を使
用することができる。まず、多価カルボン酸無水物及び
多価カルボン酸から選ばれる少なくとも1種の化合物の
使用が、耐熱性及び耐傷性向上の点から好ましい。
【0023】多価カルボン酸無水物としては、例えば、
無水イタコン酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水
シトラコン酸、無水ドデセニルコハク酸、無水テトラヒ
ドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水メチル
テトラヒドロフタル酸、無水メチルヘキサヒドロフタル
酸、無水エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水メ
チルエンドメチレンテトラヒドロフタル酸等の脂肪族ジ
カルボン酸無水物;シクロペンタンテトラカルボン酸二
無水物、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無
水物等の脂肪族多価カルボン酸二無水物;無水フタル酸
、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸、3,3’, 4,4’−
ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物等の芳香
族多価カルボン酸無水物;エチレングリコールビストリ
メリテート、グリセリントリストリメリテート等のエス
テル基含有無水物などを挙げることができる。また、多
価カルボン酸としては、イタコン酸、マレイン酸、コハ
ク酸、シトラコン酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、シクロペ
ンタンテトラカルボン酸等の脂肪族多価カルボン酸;フ
タル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸
、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸等
の芳香族多価カルボン酸を挙げることができる。これら
の多価カルボン酸無水物及び多価カルボン酸は1種のみ
で用いても2種類以上を組み合わせても良いが、芳香族
多価カルボン酸無水物、芳香族多価カルボン酸が耐熱性
の点から好ましく、特に耐熱性と溶剤に対する溶解性の
バランスの点から無水トリメリット酸が好ましい。
【0024】多価カルボン酸無水物及び多価カルボン酸
から選ばれる少なくとも1種の化合物を使用する場合は
、A成分である共重合樹脂100重量部に対して5〜5
0重量部の範囲で使用することが好ましい。これより少
ない場合は使用の効果が十分得られず、多い場合はコー
ティング性、耐薬品性などが低下する。
【0025】また、本発明の組成物に密着性を向上させ
るためにカップリング剤を添加することができる。カッ
プリング剤としては、官能性シランカップリング剤が好
ましく、ビニル基、メタクリロイル基、水酸基、カルボ
キシル基、アミノ基、イソシアネート基、エポキシ基等
の反応性置換基を有するシランカップリング剤、具体的
にはビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
、γ−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランなどが挙げ
られ、特にエポキシ基を有するシランカップリング剤が
接着性、耐溶剤性などに優れているため好ましい。これ
らの官能性シランカップリング剤は、1種のみで用いて
も2種類以上を組み合わせても良い。官能性シランカッ
プリング剤の使用量は、A成分の共重合樹脂とB成分の
エポキシ樹脂との合計量を100重量部とした場合、0
.1〜10重量部の範囲が好ましく、これより少ないと
使用の効果が十分でなく、多いと、耐薬品性などが低下
する。
【0026】本発明の組成物は、通常、溶剤に溶解して
塗布し、加熱硬化させることによって塗膜を形成させる
ことができる。溶剤としては、本発明の組成物を溶解し
、かつこれらの成分と反応しないものであれば、特に限
定されるものではない。具体的には、本発明のA成分で
ある共重合樹脂を、溶液重合させる際の溶媒として例示
した溶剤が挙げられる。これらの溶剤のうちエステル系
溶剤及びケトン系溶剤が好ましく、単独で又は2種類以
上を混合して使用することができる。
【0027】本発明の組成物を溶剤に溶解して、組成物
溶液を調製する方法は、特に限定されるものではなく、
全成分を同時に溶剤に溶解して組成物溶液を調製しても
良いし、必要に応じて各成分を適宜二つ以上の溶液とし
ておいて、使用時にこれらを混合して組成物溶液として
もよい。このようにして組成物溶液を調製する場合の溶
剤の使用量は、塗布に供せられる最終的な組成物溶液全
量のうち50〜95重量%が好ましい。溶剤の使用量が
50重量%未満では、固形分濃度が高すぎて塗膜のレベ
リング性が低下したり、塗膜の透明性が低下したりする
場合があり、一方、95重量%を超える場合は、固形分
濃度が低すぎて塗膜の耐薬品性などが不十分となる場合
がある。本発明の組成物は、固形分濃度にもよるが、粘
度が5〜100センチポアズ(25℃)であることが好
ましい。低すぎると塗膜を所望の膜厚とできない傾向が
あり、高すぎると塗膜のレベリング性が低下する傾向が
ある。
【0028】また、本発明の組成物には必要に応じて、
一般のエポキシ樹脂の硬化に使用される硬化促進剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤などを透明性を損な
わない程度に添加しても良い。
【0029】本発明の組成物溶液を塗布する方法は、特
に限定されず、例えば、浸漬法、スプレー法、ロールコ
ート法、回転塗布法などの他、スクリーン印刷、オフセ
ット印刷等の印刷による塗布方法などがある。
【0030】本発明の組成物の加熱硬化条件は、組成物
の各成分の具体的種類、配合割合などによって適宜選択
されるが、通常50〜300℃で0.1〜10時間、好
ましくは100〜250℃で1〜5時間程度である。
【0031】このようにして得られる本発明の組成物に
より形成されるコーティング膜は、ガラス、金属、プラ
スチックなどの種々の材料に対して優れた密着性を示し
、平滑、強靭で耐光性、耐熱性、耐水性、耐溶剤性及び
透明性に優れているため、各種物品のコーティング膜と
して有用である。特にカラーフィルタ保護膜として、ゼ
ラチン、グリュー、ポリビニルアルコール、アクリル系
樹脂等の種々のバインダー樹脂を染料による染色や、顔
料分散によって着色して得られる種々のカラーフィルタ
の表面保護層、防染保護層として有用である。カラーフ
ィルタ保護膜として用いる場合は加熱硬化後の膜厚が0
.05〜30μm、好ましくは0.1〜10μm程度と
なるように適宜塗布して用いられる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例によって限定されるもので
はない。
【0033】実施例1 撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却器及び滴下ロー
トを備えた1リットルのフラスコ内にセロソルブアセテ
ート(アセトキシエトキシエタン)100重量部を仕込
み、フラスコ内を窒素置換した。N−フェニルマレイミ
ド75重量部、フェニルメタクリレート45重量部、メ
タクリル酸30重量部及びアゾビスイソブチロニトリル
0.6重量部をセロソルブアセテート350重量部に溶
解し、前述の1リットルのフラスコに窒素気流中80℃
で3時間かけて滴下した。さらに、80℃で5時間撹拌
した後、120℃に昇温し、この温度に2時間保った。 得られた共重合樹脂溶液は、粘度40ポアズ(25℃)
であり、不揮発分24.8重量%(180℃、1時間、
JISC−2103に準拠)、酸価32.3(mg K
OH/g)であった。
【0034】この共重合樹脂溶液400重量部にクレゾ
ールノボラックエポキシ樹脂(日本化薬株式会社;EO
CN−102S、エポキシ当量214(g/eq)、軟
化点75℃)50重量部、無水トリメリット酸10重量
部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(東
レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社;SH−60
40)1.6重量部及びセロソルブアセテート375重
量部を加えて室温で均一に混合し、溶解させた。得られ
た溶液は、粘度49センチポアズ(25℃)、不揮発分
20.1重量%(180℃、1時間)であった。
【0035】この溶液を孔径0.2μmのメンブランフ
ィルターで濾過した後、スピンコーターを用いてガラス
板(ダウコーニング社7059材、無アルカリガラス)
上に回転数2000rpm で回転塗布した。塗布後、
ガラス板を180℃の恒温槽にて1時間加熱処理し、塗
膜を硬化させた。得られた塗膜の表面は極めて平滑であ
り、ピンホールなどは全く見られなかった。二光束干渉
顕微鏡によって測定した膜厚は1.0μmであった。
【0036】このようにして作製した塗膜について以下
の試験を行った。塗膜のガラス板との接着性を調べるた
めにテープ剥離によるゴバン目試験(JIS−K−54
00)を行った。その結果、残存数100/100であ
り、剥離は全く見られなかった。次に、塗膜の400n
m〜800nmにおける吸収スペクトルを、上記塗布に
用いたものと同じガラス板を対照として測定したところ
、光線透過率は全領域で90%以上であった。また、こ
の塗膜を付けたガラス板をプレッシャークッカーテスト
(120℃、2気圧)10時間後、N−メチルピロリド
ン中に室温で30分浸漬後、5重量%水酸化ナトリウム
水溶液に室温で30分浸漬後、250℃のギヤオーブン
中に1時間放置後、それぞれ上記のゴバン目試験及び光
線透過率の測定を行ったが、いずれの場合も接着性や光
線透過率の低下は認められなかった。なお、ゴバン目試
験の結果を表1に、光線透過率の測定結果を表2に示す
。さらに、塗膜の表面硬度を鉛筆硬さ(JIS−K−5
400)により測定し、結果を表3に示す。
【0037】実施例2 撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却器及び滴下ロー
トを備えた1リットルのフラスコにセロソルブアセテー
ト100重量部を仕込み、フラスコ内を窒素置換した。 N−フェニルマレイミド75重量部、フェニルメタクリ
レート37.5重量部、メタクリル酸37.5重量部及
びアゾビスイソブチロニトリル0.6重量部をセロソル
ブアセテート350重量部に溶解し、前述の1リットル
フラスコに窒素気流中80℃で3時間かけて滴下した。 さらに80℃で5時間撹拌した後、120℃に昇温し、
この温度に2時間保った。得られた共重合樹脂溶液は、
粘度72ポアズ(25℃)、不揮発分25.7重量%(
180℃、1時間)、酸価41.2(mg KOH/g
)であった。
【0038】この共重合樹脂溶液400重量部にクレゾ
ールノボラックエポキシ樹脂(日本化薬株式会社;EO
CN−103S、エポキシ当量218(g/eq)、軟
化点85℃)65重量部、無水トリメリット酸10重量
部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(東
レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社;SH−60
40)1.8重量部及びセロソルブアセテート500重
量部を加えて室温で均一に混合し、溶解させた。得られ
た溶液は、粘度52センチポアス(25℃)、不揮発分
(180℃、1時間)17.8重量%であった。得られ
た溶液を実施例1と同様にガラス板上に塗布し、加熱硬
化して、塗膜の各種特性を行った。結果を表1〜表3に
示す。
【0039】実施例3 撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却器及び滴下ロー
トを備えた1リットルのフラスコにセロソルブアセテー
ト100重量部を仕込み、フラスコ内を窒素置換した。 N−シクロヘキシルマレイミド75重量部、フェニルメ
タクリレート45重量部、メタクリル酸30重量部及び
アゾビスイソブチロニトリル0.6重量部をセロソルブ
アセテート350重量部に溶解し、前述の1リットルの
フラスコに窒素気流中80℃で3時間かけて滴下した。 さらに、80℃で5時間撹拌した後、120℃に昇温し
、この温度に2時間保った。
【0040】得られた共重合樹脂溶液400重量部にク
レゾールノボラックエポキシ樹脂(日本化薬株式会社;
EOCN−102S)50重量部、無水トリメリット酸
10重量部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社;S
H−6040)1.6重量部及びセロソルブアセテート
375重量部を加えて室温で均一に混合溶解させた。得
られた溶液は、粘度45センチポアズ(25℃)、不揮
発分20.6重量%(180℃、1時間)であった。得
られた溶液を実施例1と同様にガラス板上に塗布し、加
熱硬化して、塗膜の各種特性を行った。結果を表1〜表
3に示す。
【0041】実施例4 撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却器及び滴下ロー
トを備えた1リットルのフラスコにセロソルブアセテー
ト100重量部を仕込み、フラスコ内を窒素置換した。 N−フェニルマレイミド75重量部、t−ブチルフェニ
ルメタクリレート45重量部、メタクリル酸30重量部
及びアゾビスイソブチロニトリル0.6重量部をセロソ
ルブアセテート350重量部に溶解し、前述の1リット
ルのフラスコに窒素気流中80℃で3時間かけて滴下し
た。さらに80℃で5時間撹拌した後、120℃に昇温
し、この温度に2時間保った。
【0042】得られた共重合樹脂溶液400重量部にク
レゾールノボラックエポキシ樹脂(日本化薬株式会社;
EOCN−102S)50重量部、無水トリメリット酸
10重量部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社;S
H−6040)1.6重量部及びセロソルブアセテート
375重量部を加えて室温で均一に混合溶解させた。得
られた溶液は、粘度27センチポアズ(25℃)、不揮
発分20.5重量%(180℃、1時間)であった。得
られた溶液を実施例1と同様にガラス板上に塗布し、加
熱硬化して、塗膜の各種特性を行った。結果を表1〜表
3に示す。
【0043】比較例1 クレゾールノボラックエポキシ樹脂(日本化薬株式会社
;EOCN−103S)10重量部、無水トリメリット
酸3重量部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社;S
H−6040)0.1重量部及びセロソルブアセテート
40重量部を室温で均一に混合溶解し、得られた溶液を
実施例1と同様にガラス板上に塗布し、加熱硬化して、
塗膜の各種特性を行った。結果を表1及び表2に示す。
【0044】比較例2 ポリメタクリル酸グリシジル(ポリスチレン換算重量平
均分子量約80000)6g、無水トリメリット酸0.
6g、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(
東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社;SH−6
040)0.3g及びセロソルブアセテート35重量部
を室温で均一に混合溶解し、得られた溶液を実施例1と
同様にガラス板上に塗布し、加熱硬化して、塗膜の各種
特性試験を行った。結果を表1及び表2に示す。
【0045】なお、表1及び表2において、記号は下記
の意義を有するものである。 PCT=プレッシャークッカーテスト(120℃、2気
圧) NMP=N−メチルピロリドンに浸漬 NaOH=5重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬
【0
046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】実施例5 実施例1〜4で調製した組成物溶液を用いてカラーフィ
ルタ基材への適性を調べた。試験法としては、一般的に
知られている方法でカラーフィルタ基材を作製し、この
基材上への塗布性と耐熱性を調べた。カラーフィルタ基
材の作製は、まず、透明ガラス基板上にゼラチン−重ク
ロム酸アンモニウム(10:1重量比)の水溶液を、乾
燥後の膜厚が1μmとなるように回転塗布した後、80
℃で10分間乾燥し、得られた塗膜に紫外線を照射し、
純水で現像することにより、染色基質層を得た。これを
、スミノール・ミリングレッドRS(住友化学株式会社
製)2g、酢酸3g及び蒸留水100gから成る赤色染
色浴に浸漬し、水洗後、150℃で30分間乾燥するこ
とにより、赤色に染色されたカラーフィルタ基材を形成
した。
【0050】次いで、このカラーフィルタ基材上に、実
施例1〜4で調製した組成物溶液を2000rpm で
回転塗布し、180℃で1時間乾燥することにより保護
層を形成した。このようにして作製された保護層付きカ
ラーフィルタ上にインジウムチンオキシド(ITO)を
常法により蒸着した後、フォトリソグラフィーによりパ
ターニングした。
【0051】こうして得られたITOパターンを有する
カラーフィルタを光学顕微鏡で詳細に観察したが、カラ
ーフィルタや保護膜にシワ、クラック等の欠陥は全く認
められず、カラーフィルタと保護膜との接着性、密着性
も良好であった。
【0052】
【発明の効果】本発明のコーティング用樹脂組成物は、
平滑で、透明性、接着性、耐水性、耐薬品性、耐熱性、
耐傷性などに極めて優れた塗膜を形成し、各種物品のコ
ーティング材、特に、カラーフィルタ保護膜材として有
用である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  A.(a)N置換マレイミド、(b)
    芳香族アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エス
    テル、(c)アクリル酸及び/又はメタクリル酸並びに
    (d)必要に応じ(a)〜(c)成分と共重合可能な不
    飽和単量体を共重合してなる共重合樹脂とB.分子内に
    エポキシ基を2個以上有するエポキシ樹脂とを含有して
    なるコーティング用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】  さらに、多価カルボン酸無水物及び多
    価カルボン酸から選ばれる少なくとも1種の化合物を含
    有してなる請求項1記載のコーティング用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】  N置換マレイミドがN−アルキルマレ
    イミド、N−シクロアルキルマレイミド、N−フェニル
    マレイミド及びN−アルキルフェニルマレイミドからな
    る群より選ばれた少なくとも1種である請求項1又は2
    記載のコーティング用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】  エポキシ樹脂がフェノールノボラック
    エポキシ樹脂及びクレゾールノボラックエポキシ樹脂か
    らなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1、
    2又は3記載のコーティング用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】  請求項1又は2記載のコーティング組
    成物を含有してなるカラーフィルタ保護膜用樹脂組成物
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611614A (ja) * 1992-02-19 1994-01-21 Eastman Kodak Co パターン化可能な上塗層を有するカラーフィルターアレイ素子の製造方法
JPH0643318A (ja) * 1992-02-19 1994-02-18 Eastman Kodak Co 保護上塗層を有するカラーフィルターアレイ素子とその製造方法
US6642963B1 (en) * 1998-06-29 2003-11-04 Intel Corporation Silylation layer for optical devices
JP2011215492A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Oji Paper Co Ltd 表面微細凹凸体の製造方法

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