JPH04315055A - 化学自動分析装置 - Google Patents

化学自動分析装置

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JPH04315055A
JPH04315055A JP16652691A JP16652691A JPH04315055A JP H04315055 A JPH04315055 A JP H04315055A JP 16652691 A JP16652691 A JP 16652691A JP 16652691 A JP16652691 A JP 16652691A JP H04315055 A JPH04315055 A JP H04315055A
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JP
Japan
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reagent
reaction
tray
pipette
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP16652691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kinoshita
洋一 木下
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Japan Tectron Instruments Corp
Original Assignee
Japan Tectron Instruments Corp
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Publication date
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Publication of JPH04315055A publication Critical patent/JPH04315055A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置に係り、特
に、生化学分析、電解質分析などを迅速に、多量に処理
可能な化学自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の反応容器を搬送して分析を実施す
る自動分析装置において、1個の反応トレーに配した反
応ラインは1ラインであり、検体の分注、第1試薬の分
注、第2試薬の分注を行い、順次光学的測定を実施する
方法がとられるが、1個の反応トレーで実施する場合、
反応トレーの駆動速度に限度を有するため、400〜5
00検体/時の処理速度を得ることが、精一ぱいであっ
た。また、複数の反応トレーを用いる場合には、それぞ
れのトレーごとに光学測定装置や第1試薬ピペット装置
、第2試薬ピペット装置を有するシステムを用いていた
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には次
の問題点がある。すなわち、処理能力をあげるためには
、反応トレーの個数を増やす方向になり、各反応トレー
別に第1試薬ピペット装置、第2試薬ピペット装置を用
い、更に測光装置も別個に必要とした。このため、第1
試薬ピペット、第2試薬ピペット、測光装置、トレー別
とせず、共通化して効率化を図り、時間当りの処理検体
数をあげる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の課題
に対して、単純化を試み、第1のトレーと第2のトレー
に関しては回転方向を反対方向にして、第1試薬ピペッ
ト装置、第2試薬ピペット装置は第1のトレーと第2の
トレーに関して1装置を用い、測光装置は1式とし、一
式の光源に対して1個の回折格子、光ファイバーを経て
プリブムより2個受光素子を備えた1系統で測光を実施
する方式を用いることにより、両トレーに共通するシス
テムを提供する。
【0005】同時に第1トレーで反応管が満杯となった
時に、記憶装置の働きで、第2トレーを使用するように
移行することも可能とし、さらに記憶装置の切換えで、
第1トレーは通常の検体分析を行い、第2トレーは再検
査および/又は緊急検体分析用とすることもできる。ま
た、免疫分析のごとく、反応時間を多大に必要とする場
合には、第1トレーと第2トレーの間の反応ラインを交
換装置を用いて入替えを行って、エンドレス方式に切換
えができる。更に第1トレーでの測定項目、第2トレー
での測定項目を別々に区分して、同一検体を用いて、第
1トレー、第2トレーに分けて分析を実施し、更にその
まゝカセットを電解質テーブルに送り、Na、Kなどの
電解質を分析することもできる。
【0006】カセットの検体数は11個の検体に対して
、1個の標準試料を入れこともできるし、カセットは必
要な検体数を包含するように変更することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る化学自動分析装置に関す
る。この自動分析装置は検体が所要量毎に収容された容
器1を所要数保持するサンプルカセット2が所要数配置
され、同カセット2が所要のタイミングで順次検体秤取
位置まで、間欠移送されるように構成されるから成り、
容器1の検体にはバーコードが貼付され、バーコードリ
ーダで読取り可能で、ランダムアクセスは可能である。
【0008】サンプルピペット装置P,P1は、図1に
示すようにターレット状のピペットホルダーに所定間隔
毎に4本保持されており、図示されないモータおよび公
知の駆動装置により90°づゝ間欠運動するように回動
制御される。すなわち、P1位置では一般検体を所要量
吸引し、P2位置では例えば図示しない緊急検体用テー
ブルから緊急検体を吸引し、P3位置では反応容器3に
分注し、P4位置ではピペットの洗浄が行われ、再びP
1位置に回動する。各ピペットは公知の図示しない吸引
ポンプと排出ポンプを備え、信号処理装置により吸上用
カムと排出用カムとが係合して作動するようにセットさ
れている。
【0009】サンプルカセット2の中に収容された検体
容器1の使い方としてその中の1個を標準試料用として
使用することもできる。また、一般検体測定用検体は例
えばPのサンプルピペットから第1反応トレー6にある
反応容器3のラインに従って分析し、再分析用検体は、
M4のラインコンピュータの記憶装置の働きでP1位置
での吸引は行わず、そのまゝ直進して、第2反応テーブ
ル7の反応容器4に分注するサンプルピペットP′を用
いて、上述の方法を用いて同様な操作を行う。また、第
2反応トレー7は第1反応トレー6が満杯の時の一般検
体処理用に使用することも可能である。
【0010】このように検体を分注する反応管3,4は
、例えばジェネバ機構などの駆動装置M1,M2により
間欠的に回動する反応トレー6,7の外縁に配設し、第
1反応トレー6と第2反応トレー7とは矢示の方向に相
反する方向に回転する。反応管3は所定の位置で第1試
薬ピペット8で第1反応テーブルの内周にある第1反応
試薬を測定項目に相当する試薬を吸引後、吐出添加する
。同様に反応管4においても試薬ピペットを用い、第2
反応トレー7内の試薬庫の内より測定項目に相当するも
のを選択し、吸引後、吐出分注される。
【0011】第1反応トレー6における反応管3は順次
進行し、第2試薬ピペット9により第2試薬分注と洗浄
を第1試薬の方式と同様に行い、第2反応トレー7の反
応管4に対しても、同様な方法で分注、洗浄が行われる
。本反応は反応管3,4が1ピッチすゝんだ時、順次第
1試薬分注、第2試薬分注がお行われ、タイムチャート
に従って反応テーブルは回動し、光学的測定は比色測定
器5により反応管3,4の反応検体を測光し、信号処理
装置、対数変換器、A/Dコンバータ、インターフェー
スを経て、信号をメモリーするマイクロコンピュータに
処理される。比色測定器は1個の光源ランプ100より
回析格子103、光ファイバー104を経て、2個のプ
リブム105で分光後、反応管3,4を別個に通過し、
受光素子110,120に入り、増巾器107を経て吸
光度が記録される。
【0012】第1試薬トレー6、第2試薬トレー7は、
第1試薬および第2試薬を内蔵し、ターレット状に構成
し、図2に示すように中央部14は回転軸12を有し、
40bで軸支され、試薬ボトル30,32の収容ケース
21を示し、円筒状の内側板21Cと外側板21aで円
環状をなし、これらはバーコードとコンピュータの記憶
装置によって各々試薬が選択できる方式で、内接歯車2
2と外接歯車24とはかみ合い、駆動装置38で回転が
正逆回転でき、室温保存部55と冷却保存部60とに分
離される。
【0013】室温保存部の収納ケース21の一部を区画
材34a,34b,34cにより、冷却保存部60と区
画し、室温保存部55は底板21bの外面に発熱体36
が抑え材37で固着し、断熱材38により放熱防止する
ようになり、電気的接点41a,41bを設け、制御回
路を付して通電して室温を保つようにする。
【0014】冷却保存部60は、収納ケース21と囲い
材50の側壁50aの内周面との間隙47と試薬ボトル
32の項壁50との間隙48と中空部14により順次形
成される冷却通路70により冷却域46を形成し、送風
手段43により冷気を連通し、熱電素子52aを有する
電気冷却手段52を設けて冷却源とし、外部放熱器53
a台板53に付設する。また、試薬ボトル30,32は
それぞれ吸引31,33から所要量の試薬を吸引して対
応する反応管に分注ができるようになっている。
【0015】図4は150,151の2本ノズルらか成
るピペットノズルであり、154は保持具で両端の取付
具で垂直に保持される。153は主軸で保持具154は
長さ方向の中心部であり、自由自在に軸受に支承れる。 ピペットノズル150,151は図示しないチューブに
接続され、電磁弁により試薬ポンプに接続し、ポンプ内
のマイクロシリンジを満水し、空気を付して試薬と水を
隔離した状態で計量を行う。
【0016】ピペットノズルは加温手段と試薬液面を検
知する液面センサを設ける。主軸153はピペットノズ
ル150,151を上下動し、中間位置にブッシュ18
0,180を設けて178が貫通し、部材176,上部
レバー177,支柱178,178を固定し、保持具1
54の回動のため、力の伝達が行われる。主軸153の
上下のため、上下駆動手段は、パルスモータ156をは
じめとする駆動伝達要素からなり、回転駆動要素は15
8,160,162,164により166からラック1
68へ伝達し、回転駆動手段は、パルスモータ170が
歯車列172,174により部材176を回転するよう
に伝達する。また、157,158は攪拌装置で分注す
る反応検体の攪拌を行う。
【0017】自動分析装置の作動により試薬ピペット装
置8,9の作動を開始すると、反応管3,4が試薬吐出
位置に来ると、試薬ボトルのバーコードを読取りにより
回動して、測定項目に応じた試薬吸引位置まで移送し、
上下動と回転駆動手段でピペットノズル150は試薬吸
引位置にある試薬ボトル内に挿入し、液面センサの働き
で下降移動を停止し、試薬ポンプで所要量吸引し、引続
き、ピペットノズル150は上昇し、試薬ボトルから引
出し、試薬吐出位置に回送され、その位置で反応管3,
4に挿入され、試薬ポンプの押出しで、分注し、さらに
次段階でピペットノズル150は洗浄トラフW,W′の
洗浄位置で、洗浄液によりノズル内外面の洗浄が行われ
る。
【0018】いま、ピペットノズル150が試薬吸引時
には、ノズル151は洗浄工程W′により、反応管3に
分注時には、乾燥工程で乾燥空気を吸引する。ノズル1
51が試薬吸引時にはノズル150は洗浄工程Wにあり
、さらにノズル151が試薬分注時には乾燥工程で乾燥
空気でノズルの乾燥を実施する。試薬分注は第1反応ト
レーと第2反応トレーと交互に実施するようにタイムチ
ャートが採られ、第1試薬ピペット装置8と第2試薬ピ
ペット装置9の作動は同様である。本例は2本のノズル
の例であるが、これらは4本ノズルのピペットを用いて
上記の作動を交互に実施してもよい。
【0019】光学測定装置5は、反応管3,4の軸部の
軸線方向に貫通形成され、光源100の測定光を受光し
、分光分析する受光素子110,120から構成され、
受光素子110,120は光源100よりレンズ101
を経て回析格子103に入り、光ファイバー104より
、2個のプリズム105で分光し、測定項目に対応する
波長レベルで受光し、電圧変換増巾107後、該データ
はデータ処理装置M4に送り、所望に応じ分析して記憶
し、プリントアウトもしくはディスプレーに表示する。
【0020】図1に示したように第1反応トレー6、第
2反応トレー7の各反応ライン3,4では、検体の分注
4,5、第1試薬分注8、第2試薬分注9、比色測定5
を終了後、反応容器は洗浄部、13,14で洗浄を実施
する。
【0021】光学的測定は全反応管の各項目ごとの吸光
度測定を行い反応管洗浄後、最初のノズル位置まで回転
するごとに各ステップの吸光度測定を実施し、反応のタ
イムコースが得られ、各測定項目の最適測定点が得られ
る。
【0022】電解質分析として、Na,K,Clの分析
を必要とする場合は、比色分析に分注を終え、電解質分
析チャンネルに輸送されたカセットサンプラーから、電
解質ピペット17を用いて、電解質トレー16のキュベ
ット18に分注される。この際、電極を用いて検液は測
定されるが、血精、尿別にキャリブレションできるシス
テムで較正液で較正して検体ごとに測定できる方式をと
る。測定終了したカセットは矢示の方向でサンプラーに
戻し、放出するシステムである。
【0023】生化学反応で、免疫・抗体反応で長時間の
反応時間のものにつていは、特願昭和58−19793
3号(特開昭60−95362号)に示すような反応管
の交替装置を第1反応トレー6と第2反応トレー7の間
に用いて2トレー合理的に使用する方法も提供できる。
【0024】この化学自動分析装置における制御装置は
M1が第1反応トレー駆動、M2が第2反応トレー駆動
、M3が電解質装置駆動、M4がコンピュータライン駆
動に関与し、全体のラインコンピュータMにまとめ、コ
ンピュータはディスプレイ、キーボード、プリンタで構
成され、記憶装置には、試験項目、試薬情報、患者情報
、統計各種データなど臨床検査に必要なすべての情報は
保持される。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記の実施例に示したように、
一系統の光学系を用いて吸光度の測定、一系統の第1試
薬分注装置と第2試薬装置により、2系統の反応テーブ
ルの検体の処理を同時に処理し、必要に応じて交換装置
を用いて反応管のテーブル交換で長時間反応の対処も可
能であり、検査効率をあげ、単位時間当りの処理数をあ
げることに役立った。
【部面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にもとずく化学自動分析装置の
平面図である。
【図2】試薬テーブルの透示図である。
【図3】試薬テーブルの断面図である。
【図4】試薬ピペット装置の断面図である。
【図5】光学測定装置の概念図である。
【符号の説明】
1  容器 2  サンプルカセット 3  反応容器 4  反応容器 5  比色測定器 6  第1反応トレー 7  第2反応トレー 8  第1試薬ピペット装置 9  第2試薬ピペット装置 100  光源 110  受光素子 120  受光素子 16  電解質トレー 17  電解質ピペット P  サンプルピペット P′サンプルピペット M  ラインコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  検体を収容してなる複数のサンプルカ
    セットと、上記容器内の検体を所定位置に移送された反
    応管に分注する複数のピペット装置と、上記反応管を所
    定間隔毎に複数のターレット状に保持してなる送り装置
    と、この送り装置を間欠回動させ、第1トレーと第2ト
    レーは反逆方向に回動する駆動手段と、上記反応管のタ
    ーレット状移送路に第1試薬ピペット装置、第2試薬ピ
    ペット装置、光学的測定手段、並びにターレット状試薬
    容器を反応管内心部を有し、1系統の第1試薬ピペット
    装置及び第2試薬ピペット装置並びに光学的測定を1光
    学系で実施することを特徴とする化学自動分析装置。
JP16652691A 1991-04-11 1991-04-11 化学自動分析装置 Pending JPH04315055A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010117044A1 (ja) * 2009-04-09 2010-10-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および分注装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010117044A1 (ja) * 2009-04-09 2010-10-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および分注装置
JPWO2010117044A1 (ja) * 2009-04-09 2012-10-18 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および分注装置
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