JPH0749350A - 自動分析装置 - Google Patents
自動分析装置Info
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- JPH0749350A JPH0749350A JP20995193A JP20995193A JPH0749350A JP H0749350 A JPH0749350 A JP H0749350A JP 20995193 A JP20995193 A JP 20995193A JP 20995193 A JP20995193 A JP 20995193A JP H0749350 A JPH0749350 A JP H0749350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- reagent
- sample
- automatic analyzer
- reaction tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/00584—Control arrangements for automatic analysers
- G01N35/00594—Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
- G01N35/00603—Reinspection of samples
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動分析装置の処理能力の向上と温度制御の
向上並びに比色分析,蛍光分析,免疫分析,電解質分析
を同一装置内で実施する。 【構成】 サンプルテーブルは大ターレット上に複数の
小ターレットを保持する方法でランダムアクセス,再分
析の適応が迅速にできるようにした。反応テーブルは外
縁に反応管を保持し,前半と後半の2ラインを保持し,
前半が第1試薬分注,検体分注,混合,洗浄,後半が第
2試薬分注,混合,洗浄を行い,1回転ごとに1ステッ
プ歩進し,光学測定装置,蛍光検出器をライン上に保有
する。反応管はヒータを保有するホルダと共に回動し,
試薬容器は加熱冷却機構と共に回動し,適正温度を保持
する。
向上並びに比色分析,蛍光分析,免疫分析,電解質分析
を同一装置内で実施する。 【構成】 サンプルテーブルは大ターレット上に複数の
小ターレットを保持する方法でランダムアクセス,再分
析の適応が迅速にできるようにした。反応テーブルは外
縁に反応管を保持し,前半と後半の2ラインを保持し,
前半が第1試薬分注,検体分注,混合,洗浄,後半が第
2試薬分注,混合,洗浄を行い,1回転ごとに1ステッ
プ歩進し,光学測定装置,蛍光検出器をライン上に保有
する。反応管はヒータを保有するホルダと共に回動し,
試薬容器は加熱冷却機構と共に回動し,適正温度を保持
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置に係り,生
化学比色分析,電解質分析、免疫分析,蛍光分析などを
高速に実施可能な自動分析装置に関する。
化学比色分析,電解質分析、免疫分析,蛍光分析などを
高速に実施可能な自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析装置は特公平4−211
40号に見られるごとく,装置内の検体保持能力は低
く,反応テーブルの反応ラインは1ラインであり,比色
分析ラインと蛍光分析ラインは別個に実施するもので,
同一ライン分析は行っていなかった。ピペット装置は複
数のノズルの上下が同期して行われており,これらを検
体分注用,第1試薬,第2試薬用に用いていた。また,
反応管は,単独で反応テーブルを外縁を回動しており,
加熱・冷却機構は反応テーブルの中心部に独立して設置
されていた。更に,電解質分析も別ラインで実施してい
た。
40号に見られるごとく,装置内の検体保持能力は低
く,反応テーブルの反応ラインは1ラインであり,比色
分析ラインと蛍光分析ラインは別個に実施するもので,
同一ライン分析は行っていなかった。ピペット装置は複
数のノズルの上下が同期して行われており,これらを検
体分注用,第1試薬,第2試薬用に用いていた。また,
反応管は,単独で反応テーブルを外縁を回動しており,
加熱・冷却機構は反応テーブルの中心部に独立して設置
されていた。更に,電解質分析も別ラインで実施してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には下記
の問題点がある。処理能力を決定する要因にサンプルテ
ーブルのサンプル保持能力の不足が挙げられ,反応テー
ブルに関しては,反応管を外縁に一列配列で行なってい
たため,反応テーブル数を増加する方向で行われて来た
が,大型化せず,コンパクトな同一装置を用い,分注操
作,混合操作,測光操作,電解質分析,蛍光分析を行う
ことを目的とした。同時にピペット操作の迅速化と共に
反応管中の反応液の測定精度を向上させるために加熱・
冷却機構の改善を行い,また同時に第1試薬テーブル,
第2試料テーブルの加熱・冷却機構の改善によってこれ
らの液体の保持温度の適正化を図ることを目的とした。
更に同一装置内の同一ライン上で比色分析,電解質分析
および蛍光分析を実施し,分析処理速度の迅速化を図る
こととした。
の問題点がある。処理能力を決定する要因にサンプルテ
ーブルのサンプル保持能力の不足が挙げられ,反応テー
ブルに関しては,反応管を外縁に一列配列で行なってい
たため,反応テーブル数を増加する方向で行われて来た
が,大型化せず,コンパクトな同一装置を用い,分注操
作,混合操作,測光操作,電解質分析,蛍光分析を行う
ことを目的とした。同時にピペット操作の迅速化と共に
反応管中の反応液の測定精度を向上させるために加熱・
冷却機構の改善を行い,また同時に第1試薬テーブル,
第2試料テーブルの加熱・冷却機構の改善によってこれ
らの液体の保持温度の適正化を図ることを目的とした。
更に同一装置内の同一ライン上で比色分析,電解質分析
および蛍光分析を実施し,分析処理速度の迅速化を図る
こととした。
【0004】
【問題を解決するための手段】大ターレット上に小ター
レットを有するサンプルテーブルの回動については実願
平5−8068号に示したようにサンプルのランダムア
クセスを速かに行うために小ターレットは第1交換位置
でサンプルの情報をバーコードで読取り,次の90°回
動でサンプル吸引位置で反応管への分注を行う。更に9
0°回動して判定待期位置に移り,更に90°回動で第
2交換位置を経て第1交換位置に戻る。また,電磁クラ
ッチの開磁と消磁によって回動時の配線の混線が無いよ
うにした。
レットを有するサンプルテーブルの回動については実願
平5−8068号に示したようにサンプルのランダムア
クセスを速かに行うために小ターレットは第1交換位置
でサンプルの情報をバーコードで読取り,次の90°回
動でサンプル吸引位置で反応管への分注を行う。更に9
0°回動して判定待期位置に移り,更に90°回動で第
2交換位置を経て第1交換位置に戻る。また,電磁クラ
ッチの開磁と消磁によって回動時の配線の混線が無いよ
うにした。
【0005】サンプルピペットはサンプルテーブルでサ
ンプルを吸引したピペットは90°回動して電解質分析
カップ又は希釈カップ位置に移る。電解質分析か希釈カ
ップ又は選択切換が可能で電解質分析カップには希釈液
と校正液の仕込切換ができ,恒温でイオン選択電極で電
位差測定を行う。希釈カップでは所望の希釈倍率に脱塩
水で希釈できるようになっている。更に90°回動し,
サンプル希釈水の分注を反応管に行い,次の90°回動
でピペット洗浄位置に移り,次の回動で元に戻る。本ピ
ペットの上下は回動するごとの各カップのレベル差の上
・下位置は位置センサと液面検出センサで検出する。
ンプルを吸引したピペットは90°回動して電解質分析
カップ又は希釈カップ位置に移る。電解質分析か希釈カ
ップ又は選択切換が可能で電解質分析カップには希釈液
と校正液の仕込切換ができ,恒温でイオン選択電極で電
位差測定を行う。希釈カップでは所望の希釈倍率に脱塩
水で希釈できるようになっている。更に90°回動し,
サンプル希釈水の分注を反応管に行い,次の90°回動
でピペット洗浄位置に移り,次の回動で元に戻る。本ピ
ペットの上下は回動するごとの各カップのレベル差の上
・下位置は位置センサと液面検出センサで検出する。
【0006】反応テーブルには外縁に反応管が配列さ
れ、前半および後半の2ラインを備え,前半は第1試薬
分注,検体分注,混合操作,洗浄操作を行い,後半は第
2試薬分注、混合操作,洗浄操作を行うようになってお
り,その回動に伴って反応管は1回転で1ピッチ前進
し,光学測定装置によって連通する反応管の吸光度を連
続的に測定し,各反応液の吸光度の変化を測定する。単
独の反応管では,第1試薬の分注,検体分注,混合,第
2試薬の分注,洗浄を終え,元に戻る。必要に応じて次
のステップで第3試薬を添加したり,反応終了まで検
体,試薬,混合,洗浄操作なしに回動させ,反応を継続
することもできる。
れ、前半および後半の2ラインを備え,前半は第1試薬
分注,検体分注,混合操作,洗浄操作を行い,後半は第
2試薬分注、混合操作,洗浄操作を行うようになってお
り,その回動に伴って反応管は1回転で1ピッチ前進
し,光学測定装置によって連通する反応管の吸光度を連
続的に測定し,各反応液の吸光度の変化を測定する。単
独の反応管では,第1試薬の分注,検体分注,混合,第
2試薬の分注,洗浄を終え,元に戻る。必要に応じて次
のステップで第3試薬を添加したり,反応終了まで検
体,試薬,混合,洗浄操作なしに回動させ,反応を継続
することもできる。
【0007】反応テーブルの測光では検体に第1試薬,
第2試薬,或は第3試薬を添加した反応液の吸光度は光
源光による比色測定又は蛍光測定が同一ライン上ででき
るように配設してある。反応テーブルは2サイクルに1
ピッチ回動するため反応の過程が追跡できる。蛍光測定
装置は例えば特開平2−8730号に記載のものを使用
する。
第2試薬,或は第3試薬を添加した反応液の吸光度は光
源光による比色測定又は蛍光測定が同一ライン上ででき
るように配設してある。反応テーブルは2サイクルに1
ピッチ回動するため反応の過程が追跡できる。蛍光測定
装置は例えば特開平2−8730号に記載のものを使用
する。
【0008】反応テーブルの反応管の電熱部,保温部は
保温効果を良くするために反応管と共にヒータ,温度セ
ンサを保持する加熱機構と同期して回動するようにし
た。同時にスリップリングにより回線の混線をさけるよ
うにしてある。
保温効果を良くするために反応管と共にヒータ,温度セ
ンサを保持する加熱機構と同期して回動するようにし
た。同時にスリップリングにより回線の混線をさけるよ
うにしてある。
【0009】第1及び第2試薬テーブルの試薬類の保温
のため,加熱,冷却機構は試薬ボトルと同調して回動す
るものを使用する。従って,ペルチェ素子,温度セン
サ,放熱フインを試薬ボトルと共に回動し,スリップリ
ングにより回線の混線をさける。
のため,加熱,冷却機構は試薬ボトルと同調して回動す
るものを使用する。従って,ペルチェ素子,温度セン
サ,放熱フインを試薬ボトルと共に回動し,スリップリ
ングにより回線の混線をさける。
【0010】洗浄操作は第1洗浄と第2洗浄と2回実施
される。第1洗浄では,純水洗浄/乾燥,混合,純水洗
浄/乾燥,純水洗浄/乾燥,乾燥が行われ,第2洗浄
は,ドレン抜き,アルカリ洗浄,アルカリドレン抜き,
酸洗浄/乾燥,純水洗浄/乾燥,水ドレン抜きを行う。
上記操作に用いる各ノズルはラック,ピニオン機構で上
下に駆動調整される。
される。第1洗浄では,純水洗浄/乾燥,混合,純水洗
浄/乾燥,純水洗浄/乾燥,乾燥が行われ,第2洗浄
は,ドレン抜き,アルカリ洗浄,アルカリドレン抜き,
酸洗浄/乾燥,純水洗浄/乾燥,水ドレン抜きを行う。
上記操作に用いる各ノズルはラック,ピニオン機構で上
下に駆動調整される。
【0011】本自動分析装置に用いられる反応管は中央
部に左・右に分離できる仕切板があり,底板に近い部分
は液が左右に連通可能に仕込まれ,パイレックスガラ
ス,石英ガラス又はプラスチック製のものを使用する。
本反応管は圧着チップで開閉できる蓋を有し,蓋部は取
はずし可能に上・下できる開閉栓装置を備え,圧着チッ
プは空気孔によりダイヤフラムポンプと連動し,閉栓時
にその差圧を用い液の混合攪拌ができるようにしてあ
る。
部に左・右に分離できる仕切板があり,底板に近い部分
は液が左右に連通可能に仕込まれ,パイレックスガラ
ス,石英ガラス又はプラスチック製のものを使用する。
本反応管は圧着チップで開閉できる蓋を有し,蓋部は取
はずし可能に上・下できる開閉栓装置を備え,圧着チッ
プは空気孔によりダイヤフラムポンプと連動し,閉栓時
にその差圧を用い液の混合攪拌ができるようにしてあ
る。
【0012】
【実施例】次に本自動分析装置の実施例を述べるが,本
実施例に限定されるものではない。図1ではサンプルホ
ルダーAは,大ターレットA上に小ターレット2,3,
4,5を配設し,それぞれは交換位置2,サンプル吸引
位置3,判定待期位置4,交換位置5に正逆回動でき,
小ターレット上には複数個のサンプルキュベット6と大
ターレット上に複数個の標準サンプル,緊急サンプル用
のサンプルキュベット7を保持する。交換位置2では各
サンプルキュベット6の情報をバーコードリーダ21で
読取る。バーコードリーダ21は大ターレット1の外縁
にある標準,緊急用の各試料キュベット7の情報も読取
ることができる。小ターレット2は90°回動してサン
プル吸引位置3に移動し,サンプルピペット8を用い
て,サンプル13を反応管14に分注する。小ターレッ
ト3は更に90°回動して判定待期位置4に移動し,次
に90°回動して交換位置5に移動し,次の回動で最初
の交換位置2に戻る。交換は2位置,5位置でも同様に
交換可能で新しいサンプルを保持する小ターレットと分
析終了後の小ターレットを自由に交換する。
実施例に限定されるものではない。図1ではサンプルホ
ルダーAは,大ターレットA上に小ターレット2,3,
4,5を配設し,それぞれは交換位置2,サンプル吸引
位置3,判定待期位置4,交換位置5に正逆回動でき,
小ターレット上には複数個のサンプルキュベット6と大
ターレット上に複数個の標準サンプル,緊急サンプル用
のサンプルキュベット7を保持する。交換位置2では各
サンプルキュベット6の情報をバーコードリーダ21で
読取る。バーコードリーダ21は大ターレット1の外縁
にある標準,緊急用の各試料キュベット7の情報も読取
ることができる。小ターレット2は90°回動してサン
プル吸引位置3に移動し,サンプルピペット8を用い
て,サンプル13を反応管14に分注する。小ターレッ
ト3は更に90°回動して判定待期位置4に移動し,次
に90°回動して交換位置5に移動し,次の回動で最初
の交換位置2に戻る。交換は2位置,5位置でも同様に
交換可能で新しいサンプルを保持する小ターレットと分
析終了後の小ターレットを自由に交換する。
【0013】サンプルピペット8はサンプル吸引位置1
5から90°回動して希釈液調整位置10又は電解質測
定位置11に切換可能なピペット9位置に移動する。希
釈液調整位置ではサンプルの測定条件に伴せて任意の希
釈率の純水をコンピュータプログラム(図示せず)に従
って供給希釈できる。電解質測定位置では例えば実開平
2−50674号に開示した分析装置を用いて,Na,
K,Clなどの電解質分析を実施する。サンプルピペッ
ト8は90°回動して位置14で反応管に分注し,90
°回動後、洗浄ポット12を用いてサンプルピペットノ
ズルの洗浄を行い元に戻る。上・下運転はステッピング
モータによるパルス制御により行い,4本アームに取付
けた液面センサによって液面制御を行う。
5から90°回動して希釈液調整位置10又は電解質測
定位置11に切換可能なピペット9位置に移動する。希
釈液調整位置ではサンプルの測定条件に伴せて任意の希
釈率の純水をコンピュータプログラム(図示せず)に従
って供給希釈できる。電解質測定位置では例えば実開平
2−50674号に開示した分析装置を用いて,Na,
K,Clなどの電解質分析を実施する。サンプルピペッ
ト8は90°回動して位置14で反応管に分注し,90
°回動後、洗浄ポット12を用いてサンプルピペットノ
ズルの洗浄を行い元に戻る。上・下運転はステッピング
モータによるパルス制御により行い,4本アームに取付
けた液面センサによって液面制御を行う。
【0014】反応テーブル15の外縁には例えば175
個の反応管16を保持し,前半及び後半の2ラインを備
え,前半は第1試薬分注,検体分注,混合操作,洗浄操
作を行い,後半は第2試薬分注,混合操作,洗浄操作を
行い,必要に応じて第1試薬と共に第3試薬の添加も可
能である。第1試薬は第1試薬ピペット32を用いて0
位置の反応管に第1試薬テーブル34中の第1試薬を分
注し,90位置でサンプル(検体)が分注される。混合
機構(1)17は3〜4位置にあり,反応液の空気攪拌
を行い,更に128位置で第2試薬テーブル30中の試
薬を第2試薬ピペット28を用いて分注し,光学測定装
置22又は蛍光検出器46を用いて,回動に伴う光学的
密度の測定を行う。更に回動して79〜84の洗浄ステ
ーション19で洗浄を行うが,例えば,79位置で水洗
洗浄剤洗浄吸引,80位置で水洗洗浄剤洗浄,吸引,8
1位置で水洗洗浄混合,吸引,82位置で吸引水洗等,
83位置で水洗浄,吸引,84は乾燥,吸引を実施す
る。同様に2次の混合機構18位置は41〜42にあ
り,2次洗浄ステーション19位置は166〜170に
ある。反応テーブルは回動により,2サイクルで176
ピッチで1回転と1ピッチ分前進する。回転テーブルは
パルス数制御で位置センサ,ロータリーエンコーダで位
置制御を実施する。
個の反応管16を保持し,前半及び後半の2ラインを備
え,前半は第1試薬分注,検体分注,混合操作,洗浄操
作を行い,後半は第2試薬分注,混合操作,洗浄操作を
行い,必要に応じて第1試薬と共に第3試薬の添加も可
能である。第1試薬は第1試薬ピペット32を用いて0
位置の反応管に第1試薬テーブル34中の第1試薬を分
注し,90位置でサンプル(検体)が分注される。混合
機構(1)17は3〜4位置にあり,反応液の空気攪拌
を行い,更に128位置で第2試薬テーブル30中の試
薬を第2試薬ピペット28を用いて分注し,光学測定装
置22又は蛍光検出器46を用いて,回動に伴う光学的
密度の測定を行う。更に回動して79〜84の洗浄ステ
ーション19で洗浄を行うが,例えば,79位置で水洗
洗浄剤洗浄吸引,80位置で水洗洗浄剤洗浄,吸引,8
1位置で水洗洗浄混合,吸引,82位置で吸引水洗等,
83位置で水洗浄,吸引,84は乾燥,吸引を実施す
る。同様に2次の混合機構18位置は41〜42にあ
り,2次洗浄ステーション19位置は166〜170に
ある。反応テーブルは回動により,2サイクルで176
ピッチで1回転と1ピッチ分前進する。回転テーブルは
パルス数制御で位置センサ,ロータリーエンコーダで位
置制御を実施する。
【0015】第1試薬テーブル又は第3試薬34の試薬
類36の読取りはコンピュータ(図示せず)と連動した
バーコードリーダ37により試薬情報,サンプル情報を
読取り,必要な試薬36を試薬分注位置に回動し第1試
薬ピペット32で必要量分注できる。第1試薬ピペット
32は,洗浄ポット33でノズルの洗浄を行う。サンプ
ルピペット8と同様にピペットノズル別にステッピング
モータによりラック,ピニオンを用い,パルス数制御と
液面センサの制御によってノズル個別に上下運動が制御
される。同様に第2試薬テーブル30の読取りはコンピ
ュータに連動したバーコードリーダ31で試薬25,サ
ンプル情報を読取り,試薬分注位置に回動後第2試薬ピ
ペット28により試薬25を反応液に分注する。洗浄ポ
ット29で各ノズルは回動洗浄され上下運動の制御は第
1試薬ピペット32と同様に行われる。
類36の読取りはコンピュータ(図示せず)と連動した
バーコードリーダ37により試薬情報,サンプル情報を
読取り,必要な試薬36を試薬分注位置に回動し第1試
薬ピペット32で必要量分注できる。第1試薬ピペット
32は,洗浄ポット33でノズルの洗浄を行う。サンプ
ルピペット8と同様にピペットノズル別にステッピング
モータによりラック,ピニオンを用い,パルス数制御と
液面センサの制御によってノズル個別に上下運動が制御
される。同様に第2試薬テーブル30の読取りはコンピ
ュータに連動したバーコードリーダ31で試薬25,サ
ンプル情報を読取り,試薬分注位置に回動後第2試薬ピ
ペット28により試薬25を反応液に分注する。洗浄ポ
ット29で各ノズルは回動洗浄され上下運動の制御は第
1試薬ピペット32と同様に行われる。
【0016】光学測定装置22は多波長光度計を用い光
源ランプ25からの光束は集光レンズ23´を経て反射
鏡23からスリット24を通り,回折格子26から複数
個の受光素子27によって各波長の電流変化を増巾器,
AD変換器を経て,マイクロコンピュータ(図示せず)
で濃度計算される。反応管16の回動によって,その光
学測定により反応を追跡する。また,蛍光検出器46は
反応液16´を励起光学系は光源42,集光レンズ4
3,励起光用干渉フィルタ44,集光レンズ45を経た
励起光から蛍光サンプルを経て発光する蛍光系は蛍光を
集光レンズ41から蛍光干渉フィルタ40を通り集光レ
ンズ39を経て検出器38に受光し,比色計と同様にマ
イクロコンピュータを用いて濃度計算される。上記蛍光
検出器の励起系と蛍光系には特開平2−8730に開示
した環状光束を用いてもよい。
源ランプ25からの光束は集光レンズ23´を経て反射
鏡23からスリット24を通り,回折格子26から複数
個の受光素子27によって各波長の電流変化を増巾器,
AD変換器を経て,マイクロコンピュータ(図示せず)
で濃度計算される。反応管16の回動によって,その光
学測定により反応を追跡する。また,蛍光検出器46は
反応液16´を励起光学系は光源42,集光レンズ4
3,励起光用干渉フィルタ44,集光レンズ45を経た
励起光から蛍光サンプルを経て発光する蛍光系は蛍光を
集光レンズ41から蛍光干渉フィルタ40を通り集光レ
ンズ39を経て検出器38に受光し,比色計と同様にマ
イクロコンピュータを用いて濃度計算される。上記蛍光
検出器の励起系と蛍光系には特開平2−8730に開示
した環状光束を用いてもよい。
【0017】図2は,サンプルホルダーAの大ターレッ
ト1上下小ターレットを保持した断面図でキュベット6
´又は採血管6をホルダ50に収容し,その各々にバー
コードを貼付けバーコードリーダ21で読取る。大ター
レット1にはパルスモータ51の延長軸上に取付けられ
た回転ベース88に取付けられた歯車を介して動力が伝
達されシャフト53を中心に行われ,駆動制御はパルス
モータ51,ロータリーエンコーダ76と,基準位置セ
ンサ71,遮光棒72により行われる。小ターレットの
回動はパルスモータ97,電磁クラッチ96の働きで開
磁し,その作用によって回動軸99とモータ駆動軸98
が同軸に連結し,歯車95,95´の駆動を伴い回動す
る電磁クラッチ96を開磁し,アクチエータ82を吸着
し,電磁クラッチの消磁作用でアクチエータ82に間隙
を生じ,動力の伝達機構が切離され,配線ベースを伴う
ベース67の回動は行われず,大ターレット1と小ター
レット2,3,4,5は同時に回動軸をベース88と大
ターレット1と小ターレットホルダ50を伴い回動す
る。小ターレットの位置決めはパルスモータ97とロー
タリーエンコーダ83により歯車84,85によって作
動し,基準位置センサ96と遮光棒87によって制御さ
れる。
ト1上下小ターレットを保持した断面図でキュベット6
´又は採血管6をホルダ50に収容し,その各々にバー
コードを貼付けバーコードリーダ21で読取る。大ター
レット1にはパルスモータ51の延長軸上に取付けられ
た回転ベース88に取付けられた歯車を介して動力が伝
達されシャフト53を中心に行われ,駆動制御はパルス
モータ51,ロータリーエンコーダ76と,基準位置セ
ンサ71,遮光棒72により行われる。小ターレットの
回動はパルスモータ97,電磁クラッチ96の働きで開
磁し,その作用によって回動軸99とモータ駆動軸98
が同軸に連結し,歯車95,95´の駆動を伴い回動す
る電磁クラッチ96を開磁し,アクチエータ82を吸着
し,電磁クラッチの消磁作用でアクチエータ82に間隙
を生じ,動力の伝達機構が切離され,配線ベースを伴う
ベース67の回動は行われず,大ターレット1と小ター
レット2,3,4,5は同時に回動軸をベース88と大
ターレット1と小ターレットホルダ50を伴い回動す
る。小ターレットの位置決めはパルスモータ97とロー
タリーエンコーダ83により歯車84,85によって作
動し,基準位置センサ96と遮光棒87によって制御さ
れる。
【0018】図3は第1試薬テーブル34又は第2試薬
テーブル30の断面図である。テーブル内には回動可能
の複数個の試薬ボトル36(25)が収容されており,
その外部は,保温材107,107で包囲されており,
中心軸部と冷却機構,加熱機構部と共に駆動装置10
2,歯車108,108´の働きによって回転する。冷
却機構はアルミ製フィン104,104,ペルチェ素子
収納部103,103から成る。試薬温度は温度センサ
105を用い,マイクロコンピュータ(図示せず)を用
いて保冷庫,常温庫を一定温度を保持する。同時に収容
部103,103にはヒータブロックを所持し,加熱制
御を温度センサ105を用いて行う。本試薬容器は収容
された試薬容器36(25)と冷却機構,加熱機構が同
時に回動され,スリップリング106,106用いて配
線の混線をさけるようになっている。また,ドレン抜き
109を保持する。
テーブル30の断面図である。テーブル内には回動可能
の複数個の試薬ボトル36(25)が収容されており,
その外部は,保温材107,107で包囲されており,
中心軸部と冷却機構,加熱機構部と共に駆動装置10
2,歯車108,108´の働きによって回転する。冷
却機構はアルミ製フィン104,104,ペルチェ素子
収納部103,103から成る。試薬温度は温度センサ
105を用い,マイクロコンピュータ(図示せず)を用
いて保冷庫,常温庫を一定温度を保持する。同時に収容
部103,103にはヒータブロックを所持し,加熱制
御を温度センサ105を用いて行う。本試薬容器は収容
された試薬容器36(25)と冷却機構,加熱機構が同
時に回動され,スリップリング106,106用いて配
線の混線をさけるようになっている。また,ドレン抜き
109を保持する。
【0019】図4は本発明のサンプルピペット,試薬ピ
ペット装置の断面図を示し,ピペットは4本又は3本の
独立したノズル110,110´…を備え,回転用モー
タ112と歯車113を用いて所要角度を中心軸の周り
を間欠回転する。停止位置にピペットノズル110,1
10´が到来するとスライドブッシュ部120,120
´と上下フック121,121´が嵌挿され,後に上下
用モータ113を駆動し,上下軸スライド軸126を通
して124の上下連動が行われる。上下の際には独立し
た位置センサ,液面センサを有し,ピペットノズル11
0,110´は独立な任意のストロークで上下する。
ペット装置の断面図を示し,ピペットは4本又は3本の
独立したノズル110,110´…を備え,回転用モー
タ112と歯車113を用いて所要角度を中心軸の周り
を間欠回転する。停止位置にピペットノズル110,1
10´が到来するとスライドブッシュ部120,120
´と上下フック121,121´が嵌挿され,後に上下
用モータ113を駆動し,上下軸スライド軸126を通
して124の上下連動が行われる。上下の際には独立し
た位置センサ,液面センサを有し,ピペットノズル11
0,110´は独立な任意のストロークで上下する。
【0020】図5は洗浄ステーション17,19に用い
た洗浄装置の断面図である。反応管16に洗浄液をため
て吐出ノズル130,130´…吸引ノズル131 ,131´
…はそれぞれ独立したノズルを有し,例えば6組の別個
の組ノズルを有し,洗剤洗浄,純水洗浄,混合,吸引,
乾燥が可能なものである。上下機構はパルスモータ13
2を用い,ラック134,ピニオン133機構を用いて
ノズル130,131…の上下運動を実施する。上・下
の位置決めはセンサプレート136にセンサ135,1
35´を保持して位置制御を行う。オーバーフローの検
出はコンピュータ制御により,アラームの発生,供給ポ
ンプの停止などが指示される。
た洗浄装置の断面図である。反応管16に洗浄液をため
て吐出ノズル130,130´…吸引ノズル131 ,131´
…はそれぞれ独立したノズルを有し,例えば6組の別個
の組ノズルを有し,洗剤洗浄,純水洗浄,混合,吸引,
乾燥が可能なものである。上下機構はパルスモータ13
2を用い,ラック134,ピニオン133機構を用いて
ノズル130,131…の上下運動を実施する。上・下
の位置決めはセンサプレート136にセンサ135,1
35´を保持して位置制御を行う。オーバーフローの検
出はコンピュータ制御により,アラームの発生,供給ポ
ンプの停止などが指示される。
【0021】図6は混合機構17,18の断面図であ
る。反応管16は,中央に仕切板付のパイレックスガラ
ス,石英ガラス又は石英ガラス製で下部は仕込液の混合
が行わるように左・右に連通した構造が採用される。反
応管16が混合機構(1)又は混合機構(2)位置に回
動されると反応管の上部約10mmにあった圧着チップ1
40が反応管16の一端に下降閉栓し,ダイヤフラムポ
ンプ(図示せず)と空気パイプ141を通して連結し,
実願平4−39224号の開示方法で空気の差圧の変動
を生じさせ,攪拌・混合ができる。上下運動はパルスモ
ータ142,位置センサ143を働かせ,上下位置の制
御を行う。支点144を中心にロッドエンド145,ロ
ッド146を上下運動を行う。上記の閉栓後の攪拌混合
時間は2分間で終了後,圧着チップ140を上昇開栓
し,反応管は1ステップ移動する。
る。反応管16は,中央に仕切板付のパイレックスガラ
ス,石英ガラス又は石英ガラス製で下部は仕込液の混合
が行わるように左・右に連通した構造が採用される。反
応管16が混合機構(1)又は混合機構(2)位置に回
動されると反応管の上部約10mmにあった圧着チップ1
40が反応管16の一端に下降閉栓し,ダイヤフラムポ
ンプ(図示せず)と空気パイプ141を通して連結し,
実願平4−39224号の開示方法で空気の差圧の変動
を生じさせ,攪拌・混合ができる。上下運動はパルスモ
ータ142,位置センサ143を働かせ,上下位置の制
御を行う。支点144を中心にロッドエンド145,ロ
ッド146を上下運動を行う。上記の閉栓後の攪拌混合
時間は2分間で終了後,圧着チップ140を上昇開栓
し,反応管は1ステップ移動する。
【0022】図7は反応管16を複数個外縁に保有する
反応テーブル15の断面図である。反応管16は反応液
を一定温度を保持するために温度制御のためのヒータ1
51,温度センサ157を反応管ホルダ150内に保有
している。反応管の外部には保温材155として発泡プ
ラスチック材料などで包囲されている。反応液の温度制
御の精度を昇げるために加熱部を含めた反応管ホルダ1
50はパルスモータ152と共に回動し,軸部153,
歯車156を通して反応テーブル15の包囲を回動す
る。温度センサ157,ヒータ類151が回動に伴って
混線させないためにスリップリング154を使用して,
分断できる方式を採っている。
反応テーブル15の断面図である。反応管16は反応液
を一定温度を保持するために温度制御のためのヒータ1
51,温度センサ157を反応管ホルダ150内に保有
している。反応管の外部には保温材155として発泡プ
ラスチック材料などで包囲されている。反応液の温度制
御の精度を昇げるために加熱部を含めた反応管ホルダ1
50はパルスモータ152と共に回動し,軸部153,
歯車156を通して反応テーブル15の包囲を回動す
る。温度センサ157,ヒータ類151が回動に伴って
混線させないためにスリップリング154を使用して,
分断できる方式を採っている。
【0023】上記自動分析装置の制御装置は特公平4−
21140号開示のように電源部マイクロコンピュータ
と操作パネルと,データ処理のためのパーソナルコンピ
ュータによって構成されている。該パーソナルコンピュ
ータはCPU及びキーボードとCRTディスプレイー装
置と磁気ディスク装置,測定結果のプリンタで構成され
る。磁気ディスク装置は臨床化学検査用測定項目など所
用データが記憶されている。上記のデータ処理装置に
は,検体情報としてサンプル受入情報測定項目,患者情
報,サンプルテーブル位置,希釈度,反応テーブル位
置,電解質情報試薬情報特公平5−3890号に見られ
る分析情報,分析結果の解析,メンテ情報など記憶,表
示できるものである。
21140号開示のように電源部マイクロコンピュータ
と操作パネルと,データ処理のためのパーソナルコンピ
ュータによって構成されている。該パーソナルコンピュ
ータはCPU及びキーボードとCRTディスプレイー装
置と磁気ディスク装置,測定結果のプリンタで構成され
る。磁気ディスク装置は臨床化学検査用測定項目など所
用データが記憶されている。上記のデータ処理装置に
は,検体情報としてサンプル受入情報測定項目,患者情
報,サンプルテーブル位置,希釈度,反応テーブル位
置,電解質情報試薬情報特公平5−3890号に見られ
る分析情報,分析結果の解析,メンテ情報など記憶,表
示できるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のごとく,多数の試料,多
種類の試薬を用い,多項目の測定項目に対応して自動分
析を行うに際して,同時に反応テーブル内に第1反応ラ
インと第2反応ラインの分注,測定が同時に施行される
ため,迅速性,正確性の向上並びに分析能率の向上が見
られる。検体受入に関してはランダムアクセス,再分析
のフィードバックが機能的に実施される。測定は比色分
析,電解質分析、蛍光分析,免疫分析が同一装置内で可
能である。また、反応液と試薬の保温温度の制御性の向
上。反応液の混合方法の改良を図った。
種類の試薬を用い,多項目の測定項目に対応して自動分
析を行うに際して,同時に反応テーブル内に第1反応ラ
インと第2反応ラインの分注,測定が同時に施行される
ため,迅速性,正確性の向上並びに分析能率の向上が見
られる。検体受入に関してはランダムアクセス,再分析
のフィードバックが機能的に実施される。測定は比色分
析,電解質分析、蛍光分析,免疫分析が同一装置内で可
能である。また、反応液と試薬の保温温度の制御性の向
上。反応液の混合方法の改良を図った。
【図1】本発明の自動分析装置の平面図である。
【図2】サンプルテーブルの断面図である。
【図3】試薬テーブルの断面図である。
【図4】ピペット装置の断面図である。
【図5】洗浄装置の断面図である。
【図6】攪拌装置の断面図である。
【図7】反応管ホルダの断面図である。
A サンプルテーブル 1 大ターレット 2,3,4,5 小ターレット 8 サンプルピペット 15 反応テーブル 16 反応管 17 混合機構 18 混合機構 19 洗浄ステーション 20 洗浄ステーション 22 光学測定装置 28 第2試薬ピペット 30 第2試薬テーブル 32 第1試薬ピペット 34 第1試薬テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】サンプルピペット8はサンプル吸引位置1
5から90°回動して希釈液調整位置10又は電解質測
定位置11に切換可能なピペット9位置に移動する。希
釈液調整位置10ではサンプルの測定条件に伴せて任意
の希釈率の純水をコンピュータプログラム(図示せず)
に従って供給希釈できる。電解質測定位置11では,例
えば実開平2−50374号に開示した分析装置を用い
て,Na,K,Clなどの電解質分析を実施する。サン
プルピペット8は,90°回動して位置14で反応管に
分注し,90°回動後、洗浄ポット12を用いてサンプ
ルピペットノズルの洗浄を行い元に戻る。上・下運転
は,4本ノズルは個別にステッピングモータによるパル
ス制御により行い,4本アームに取付けた液面センサに
よって液面制御を行う。
5から90°回動して希釈液調整位置10又は電解質測
定位置11に切換可能なピペット9位置に移動する。希
釈液調整位置10ではサンプルの測定条件に伴せて任意
の希釈率の純水をコンピュータプログラム(図示せず)
に従って供給希釈できる。電解質測定位置11では,例
えば実開平2−50374号に開示した分析装置を用い
て,Na,K,Clなどの電解質分析を実施する。サン
プルピペット8は,90°回動して位置14で反応管に
分注し,90°回動後、洗浄ポット12を用いてサンプ
ルピペットノズルの洗浄を行い元に戻る。上・下運転
は,4本ノズルは個別にステッピングモータによるパル
ス制御により行い,4本アームに取付けた液面センサに
よって液面制御を行う。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図2は,サンプルホルダーAの大ターレッ
ト1上下小ターレットを保持した断面図でキュベット
6′又は採血管6をホルダ50に収容し,その各々にバ
ーコードを貼付けバーコードリーダ21で読取る。大タ
ーレット1にはパルスモータ51の延長軸上に取付けら
れた回転ベース88に取付けられた歯車を介して動力の
伝達がシャフト53を中心に行われ,駆動制御はパルス
モータ51,ロータリーエンコーダ76と基準位置セン
サ71,遮光棒72により行われる。小ターレットの回
動はパルスモータ97,電磁クラッチ96の働きで励磁
し,その作用によって回動軸99とモータ駆動軸98が
同軸に連結し,歯車95,95′の駆動を伴い回動する
電磁クラッチ95を励磁し,アクチエータ82を吸着
し,電磁クラッチ96の消磁作用でアクチエータ82に
間隙を生じ,動力の伝達機構が切離され,配線ベースを
伴うベース67の回動は行われず,大ターレット1と小
ターレット2,3,4,5は同時に回動軸をベース88
と大ターレット1と小ターレットホルダ50を伴い回動
する。小ターレットの位置決めはパルスモータ97とロ
ータリーエンコーダ83により歯車84,85によって
作動し,基準位置センサ86と遮光棒87によって制御
される。
ト1上下小ターレットを保持した断面図でキュベット
6′又は採血管6をホルダ50に収容し,その各々にバ
ーコードを貼付けバーコードリーダ21で読取る。大タ
ーレット1にはパルスモータ51の延長軸上に取付けら
れた回転ベース88に取付けられた歯車を介して動力の
伝達がシャフト53を中心に行われ,駆動制御はパルス
モータ51,ロータリーエンコーダ76と基準位置セン
サ71,遮光棒72により行われる。小ターレットの回
動はパルスモータ97,電磁クラッチ96の働きで励磁
し,その作用によって回動軸99とモータ駆動軸98が
同軸に連結し,歯車95,95′の駆動を伴い回動する
電磁クラッチ95を励磁し,アクチエータ82を吸着
し,電磁クラッチ96の消磁作用でアクチエータ82に
間隙を生じ,動力の伝達機構が切離され,配線ベースを
伴うベース67の回動は行われず,大ターレット1と小
ターレット2,3,4,5は同時に回動軸をベース88
と大ターレット1と小ターレットホルダ50を伴い回動
する。小ターレットの位置決めはパルスモータ97とロ
ータリーエンコーダ83により歯車84,85によって
作動し,基準位置センサ86と遮光棒87によって制御
される。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数個のサンプル容器を収容する大ター
レットと複数個のサンプル容器を収容する小ターレット
を大ターレットの上に保有するサンプルホルダーにおい
て,小ターレットが交換位置,サンプル吸引位置,判定
待期位置,交換位置に正逆ランダムに回動操作を行い検
体を分注機構により,反応テーブルの反応管に分注し,
該反応テーブルは外縁に配置した反応ラインの前半及び
後半の2ラインを備え,前半は第1試薬分注,検体分
注,混合操作,洗浄操作を行い,後半は,第2試薬分
注,混合操作,洗浄操作を行い,光学測定位置に移送
し,上記各位置に回動制御することにより連続光学測定
を行うことを特徴とする自動分析装置。 - 【請求項2】 請求項1の連続光学測定において,光学
測定に比色用検出器と蛍光検出器を反応テーブル上の反
応ライン上に所有し,同期又は非同期に測定可能である
ことを特徴とする自動分析装置。 - 【請求項3】 試薬テーブルの試薬容器の加熱用ヒータ
及び冷却機構が試薬容器と加熱冷却機構が同期して回動
加熱制御されていることを特徴とする自動分析装置の試
薬テーブル。 - 【請求項4】 請求項1の自動分析装置において,試料
分注,第1試薬分注,第2試薬分注に複数本のノズルか
らなるピペット装置を用い,同一回転軸上の回動と同時
に任意なストローク上下して,試料又は試薬分注,希
釈,排出,洗浄操作を同期に行うことを特徴とする自動
分析装置のピペット装置。 - 【請求項5】 反応管に左右に連通可能な仕切板付構造
のものを用い,圧着チップを上下機構を用いて反応管の
端部を開閉し,閉栓時に反応管内の収容液体を空気圧の
変動させることにより混合攪拌することを特徴とする自
動分析装置の混合攪拌装置。 - 【請求項6】 ターレット状反応テーブルの外縁に複数
個の反応管を保持する自動分析装置において,該反応管
内部の温度制御を行う加熱機構を保持する反応管ホルダ
を該反応管と同期に回動することを特徴とする自動分析
装置の反応テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20995193A JPH0749350A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20995193A JPH0749350A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 自動分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0749350A true JPH0749350A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16581372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20995193A Pending JPH0749350A (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 自動分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749350A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090794A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-28 | Furuno Electric Co Ltd | 比色吸光度測定装置 |
JP2006317330A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Aloka Co Ltd | 自動分注装置 |
US7341691B2 (en) | 2001-09-13 | 2008-03-11 | Olympus Corporation | Automatic analyzing apparatus |
JP2010175414A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
JP2012173180A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Fujirebio Inc | 測定装置及び測定方法 |
KR101373440B1 (ko) * | 2011-06-14 | 2014-03-13 | 지올 리미티드 | 임상 검사용 분석 장치 및 임상 검사용 분석 장치에 있어서의 세정 방법 |
JP2014206380A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-30 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
CN105203781A (zh) * | 2015-09-16 | 2015-12-30 | 江苏奥迪康医学科技股份有限公司 | 临床化学一体化组合多试剂条检测装置及方法 |
JP2017026469A (ja) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP20995193A patent/JPH0749350A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4490328B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2010-06-23 | アロカ株式会社 | 自動分注装置 |
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