JPH04315009A - フォース顕微鏡 - Google Patents

フォース顕微鏡

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JPH04315009A
JPH04315009A JP7928191A JP7928191A JPH04315009A JP H04315009 A JPH04315009 A JP H04315009A JP 7928191 A JP7928191 A JP 7928191A JP 7928191 A JP7928191 A JP 7928191A JP H04315009 A JPH04315009 A JP H04315009A
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Toshio Goto
俊夫 後藤
Kazuhiro Hane
一博 羽根
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NIPPON LASER DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォース探索板の探針
チップとサンプルとにより生じるフォース(原子間力、
静電引力、磁力など)を検出して、サンプルの表面形状
、サンプルの表面エネルギー等が測定できるフォース顕
微鏡の提供にある。
【0002】
【従来の技術】従来より、トンネルチップとフォース探
索板とを有するトンネル顕微鏡が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
顕微鏡は以下の様な欠点がある。サンプルに電流を流す
必要があり、サンプルは導電物に限られる。トンネル顕
微鏡の構造上、トンネルチップとフォース探索板との間
に相互作用力が働いてしまう。本考案の目的は、様々の
サンプルの表面具合が把握可能なフォース顕微鏡の提供
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)対物凸レンズと、該対物凸レンズの光軸上に位置
し、凸レンズに向かって単色光のビームを照射するレー
ザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配される回折
格子と、先部のサンプル側に探針チップが突設され、前
記対物凸レンズの他方側焦点に位置する反サンプル側に
レーザー反射面を形成し、基部が固定されたフォース探
索板と、前記対物凸レンズ、回折格子を経て戻って来た
干渉光を電気信号に変換する光電変換器と、サンプルを
X軸、Y軸方向に微動変位させる微動機構と、前記探針
チップの先端が前記サンプルの測定範囲面を隈無く通過
する様に、前記微動機構を操作するサンプル走査手段と
、前記光電変換器の電気信号から前記フォース探索板の
撓み量を検出する撓み量検出手段と該撓み量検出手段で
検出した撓み量を、前記サンプルと探針チップとの間に
作用するフォースの関連データとして逐次記録していく
記録手段とを具備してなる。 (2)対物凸レンズと、該対物凸レンズの光軸上に位置
し、凸レンズに向かって単色光のビームを照射するレー
ザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配される回折
格子と、先部のサンプル側に探針チップが突設され、前
記対物凸レンズの他方側焦点に位置する反サンプル側に
レーザー反射面を形成し、基部が固定されたフォース探
索板と、前記対物凸レンズ、回折格子を経て戻って来た
干渉光を電気信号に変換する光電変換器と、サンプルを
X軸、Y軸、Z軸方向に微動変位させるX軸、Y軸、Z
軸微動機構と、前記探針チップの先端が前記サンプルの
測定範囲面を隈無く通過する様に、前記X軸、Y軸微動
機構を操作するサンプル走査手段と、前記電気信号が、
前記フォース探索板の所定量の撓みに相当する状態を保
持する様に前記Z軸微動機構を操作するサーボ機構と、
該サーボ機構の電気出力を、前記サンプルと探針チップ
との間に作用するフォースの関連データとして逐次記録
していく記録手段とを具備してなる。 (3)対物凸レンズと、該対物凸レンズの光軸上に位置
し、凸レンズに向かって単色光のビームを照射するレー
ザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配される回折
格子と、可変可能な所定振動数で振動基台を振動させる
励振装置と、基部が前記振動基台に固定され、先部のサ
ンプル側に探針チップが突設され、前記対物凸レンズの
他方側焦点に位置する反サンプル側にレーザー反射面を
形成したフォース探索板と、前記対物凸レンズ、回折格
子を経て戻って来た干渉光を電気信号に変換する光電変
換器と、サンプルをX軸、Y軸方向に微動変位させるX
軸、Y軸微動機構と、前記探針チップの先端が前記サン
プルの測定範囲面を隈無く通過する様に、前記X軸、Y
軸微動機構を操作するサンプル走査手段と、前記振動装
置の振動周波数を参照信号とし、前記電気信号を同期検
波することによりフォース探索板の振動振幅量を検知す
る振幅量検出手段と、該振幅量検出手段で検出される振
動振幅量が最大となる様に、前記励振装置の振動周波数
を調節するサーボ回路と、前記励振装置の微少な周波数
変位を、前記サンプルと探針チップとの間に作用するフ
ォースの関連データとして逐次記録していく記録手段と
を具備してなる。 (4)対物凸レンズと、該対物凸レンズの光軸上に位置
し、凸レンズに向かって単色光のビームを照射するレー
ザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配される回折
格子と、振動基台を所定振動数で振動させる励振装置と
、基部が前記振動基台に固定され、先部のサンプル側に
探針チップが突設され、前記対物凸レンズの他方側焦点
に位置する反サンプル側にレーザー反射面を形成したフ
ォース探索板と、前記対物凸レンズ、回折格子を経て戻
って来た干渉光を電気信号に変換する光電変換器と、サ
ンプルをX軸、Y軸、Z軸軸方向に微動変位させるX軸
、Y軸、Z軸微動機構と、前記探針チップの先端が前記
サンプルの測定範囲面を隈無く通過する様に、前記X軸
、Y軸微動機構を操作するサンプル走査手段と、前記振
動装置の振動周波数を参照信号とし、前記電気信号を同
期検波することによりフォース探索板の物理変化量を検
出する物理変化量検出手段と、該物理変化量検出手段で
検出した物理変化量が一定値を保つ様に、前記Z軸微動
機構を操作するサーボ機構と、該サーボ機構の電気出力
を、前記サンプルと探針チップとの間に作用するフォー
スの関連データとして逐次記録していく記録手段とを具
備してなる。
【0005】
【作用および発明の効果】(請求項1の作用効果)単色
光のビームは回折格子で二分され、各々対物凸レンズを
通り、レーザー反射面で夫々反射し、再び、対物凸レン
ズを通り、回折格子で合成されて干渉光となり、この干
渉光は光電変換器で電気信号に変換される。サンプル走
査手段でサンプルを走査すると、探針チップとサンプル
との間に働くフォースが変化し、フォースの強度に応じ
てフォース探索板が撓み、電気信号が変化する。撓み量
検出手段は、電気信号に基づいてフォース探索板の撓み
量を光学的手法により検出する。撓み量検出手段で検出
した撓み量を、サンプルと探針チップとの間に作用する
フォースの関連データとして記録手段は逐次記録してい
く。走査が完了した時点の記録手段の記録から、走査範
囲内におけるフォースの強弱分布が明らかになり、サン
プルの表面具合が把握できる。
【0006】(請求項2の作用効果)単色光のビームは
回折格子で二分され、各々対物凸レンズを通り、レーザ
ー反射面で夫々反射し、再び、対物凸レンズを通り、回
折格子で合成されて干渉光となり、この干渉光は光電変
換器で電気信号に変換される。サンプル走査手段でサン
プルを走査すると、探針チップとサンプルとの間に働く
フォースが変化するので、フォースの強度に応じてフォ
ース探索板が撓み、電気信号が変化する。サーボ機構は
、フォース探索板が所定撓み量を保持する様に電気信号
に基づいてZ軸微動機構を操作する。サーボ機構の電気
出力を、サンプルと探針チップとの間に作用するフォー
スの関連データとして記録手段は記録する。走査が完了
した時点の記録手段の記録から、走査範囲内におけるフ
ォースの強弱分布が明らかになり、サンプルの表面具合
が把握できる。フォース探索板が所定撓み量を保持する
様に(電気信号が変化しない様に)Z軸微動機構を操作
して(探針チップ− サンプル間のフォースが変化しな
い様に)、サーボ機構からフォースの関連データを電気
的に得ている。つまり、請求項1の撓み量検出手段(通
常、サーボ機構よりコストがかかる)が不要であり、製
造コストが低減できる。
【0007】(請求項3の作用効果)単色光のビームは
回折格子で二分され、各々対物凸レンズを通り、レーザ
ー反射面で夫々反射し、再び、対物凸レンズを通り、回
折格子で合成されて干渉光となり、光電変換器で電気信
号に変換される。サンプル走査手段はサンプルを走査す
る。振幅量検出手段は、励振装置の振動周波数を参照信
号とし、電気信号を同期検波することによりフォース探
索板の振動振幅量を検出する。サーボ回路は、フォース
探索板が共振する様に励振装置の振動周波数を調節する
。記録手段は、励振装置の微少な共振周波数変位を、サ
ンプルと探針チップとの間に作用するフォースの関連デ
ータとして記録する。走査が完了した時点の記録手段の
記録から、走査範囲内におけるフォースの強弱分布が明
らかになり、サンプルの表面具合が把握できる。振動す
るフォース探索板の微少な共振周波数変位に基づいてフ
ォースの関連データを得ているので、フォース顕微鏡が
外乱を受けてもフォース関連データが著しく影響を受け
ない。
【0008】(請求項4の作用効果)単色光のビームは
回折格子で二分され、各々対物凸レンズを通り、レーザ
ー反射面で夫々反射し、再び、対物凸レンズを通り、回
折格子で合成され、干渉光となり、この干渉光は、光電
変換器で電気信号に変換される。サンプル走査手段がサ
ンプルを走査すると、探針チップとサンプルとの間に働
くフォースが変化する。物理変化量検出手段は、励振装
置の振動周波数を参照信号とし、電気信号を同期検波す
ることによりフォース探索板の物理変化量を検出する。 サーボ機構は、物理変化量検出手段で検出したフォース
探索板の物理変化量が一定値を保つ様にZ軸微動機構を
操作する。サーボ機構の電気出力を、サンプルと探針チ
ップとの間に作用するフォースの関連データとして記録
手段は記録する。走査が完了した時点の記録手段の記録
から、走査範囲内におけるフォースの強弱分布が明らか
になり、サンプルの表面具合が把握できる。フォース探
索板を振動させてフォースの関連データを得ているので
、フォース顕微鏡が外乱を受けてもフォース関連データ
が著しく影響を受けない。また、フォース探索板の物理
変化量が一定値を保つ様にしているので、有害なフォー
ス探索板の永久変形が防止できる。
【0009】(各請求項に共通する作用効果)サンプル
に必ずしも電流を流す必要が無いので、絶縁体であって
もサンプルに成り得る。フォース探索板の静的な撓み量
、振動振幅量、物理変化量を検知する部分は、対物凸レ
ンズ、レーザー、回折格子、励振装置、および光電変換
器からなる二光束干渉計で構成しているので小さくでき
る。このため、フォース顕微鏡自体も小型にできる。
【0010】
【実施例】本発明の第1実施例を図1に基づいて説明す
る。フォース顕微鏡Aは、対物凸レンズ1と、対物凸レ
ンズ1の光軸2上に位置するレーザー3と、対物凸レン
ズ1の一方側焦点に配される回折格子4と、先部のサン
プル5側に探針チップ6が突設され、対物凸レンズ1の
他方側焦点に位置する反サンプル側にレーザー反射面7
を形成し、基部8が固定されたフォース探索板9と、対
物凸レンズ1、回折格子4を経て戻って来た干渉光10
を電気信号11に変換する光電変換器12と、サンプル
5をX軸、Y軸方向に微動変位させる微動機構13、1
4と、該微動機構13、14を操作するサンプル走査手
段15と、光電変換器12の電気信号11からフォース
探索板9の静的な撓み量を検出する撓み量検出手段16
と、撓み量検出手段16で検出した撓み量を、サンプル
5と探針チップ6との間に作用するフォースの関連デー
タとして逐次記録していくレコーダー17とを具備して
なる。このフォース顕微鏡Aは、外部の振動の影響を排
除する為、エアダンパ式の防振台(800mm×600
mm)上に設置される。
【0011】レーザー3は、波長632.8nmの赤色
ビーム(1本)を発生させるHe−Neレーザーである
。回折格子4は、ピッチ間隔25μmのものであり、光
軸2に直交して配され、回折レーザー光(2光束)をス
ポット間隔約0.5mmでフォース探索板9に夫々集光
させている。このため、外乱の影響を受け難く、フォー
ス探索板9の静的な撓み量を有効に検出できる。
【0012】サンプル5は、二次元格子状に微細加工し
たPMMA膜に金を蒸着したものである。このサンプル
5は、マイクロメータを用いた粗動機構により位置決め
が成される。フォース探索板9は、導電性を有し、長さ
2mm、幅0.254mm、厚さ0.013mmのタン
グステンリボン(フォース無時の共振周波数f0 =2
.02kHz、弾性定数5.9N/m)である。探針チ
ップ6は、直径10μmのタングステンワイヤーを、1
規定の水酸化ナトリウム溶液で電解研磨して製造したも
のである。光電変換器12は、干渉光10を光軸2から
分離するビームスプリッタ18、干渉光10を電気信号
に変換する変換器19、この電気信号を増幅して電気信
号11とする増幅器20を備える。
【0013】微動機構13、14は、直交して配された
バイモフ積層圧電素子であり、サンプル5の微動(50
nm/V)は、後記するD− Aコンバータ22の出力
電圧を印加して行なわれる。サンプル走査手段15は、
マイクロコンピュータ21、D− Aコンバータ22を
備え、探針チップ6の先端が測定範囲面(4μm×4μ
m)を所定走査間隔でもって隈無く通過する様に微動機
構13、14を制御する。撓み量検出手段16は、電気
信号11から光学的手法により、探索板9の撓み量を検
出する電子装置である。レコーダー17は、X−Yプロ
ッタであり、探針チップ6とサンプル5との間に作用す
る原子間力に比例した探索板9の撓み量を逐次記録して
いく。
【0014】フォース顕微鏡Aにおいて、サンプル走査
手段15に拠るサンプル5の走査が完了すれば、レコー
ダー17の記録から、走査範囲内におけるチップ6− 
サンプル5間の原子間力の強弱分布が明らかになる。な
お、サンプル走査手段15、撓み量検出手段16、およ
びレコーダー17を、微動機構13、14の制御機能、
電気信号11からフォース探索板9の撓み量を検出する
演算処理機能、およびフォース探索板9の撓み量を逐次
記録する記録機能、を全て備えた一つのマイクロコンピ
ュータで代用しても良い。
【0015】本発明の第2実施例を図2に基づいて説明
する。フォース顕微鏡Bは、対物凸レンズ1と、対物凸
レンズ1の光軸2上に位置するレーザー3と、対物凸レ
ンズ1の一方側焦点に配される回折格子4と、先部のサ
ンプル5側に探針チップ6が突設され、対物凸レンズ1
の他方側焦点に位置する反サンプル側にレーザー反射面
7を形成し、基部8が固定されたフォース探索板9と、
対物凸レンズ1、回折格子4を経て戻って来た干渉光1
0を電気信号11に変換する光電変換器12と、サンプ
ル5をX軸、Y軸、Z軸方向に微動変位させる微動機構
13、14、23と、微動機構13、14を操作するサ
ンプル走査手段15と、電気信号11が、フォース探索
板9の所定量の撓みに相当する状態を保持する様に微動
機構23を操作するサーボ機構24と、サーボ機構24
の電気出力を、サンプル5と探針チップ6との間に作用
するフォースの関連データとして逐次記録していくレコ
ーダー17とを具備してなる。このフォース顕微鏡Bも
、第1実施例と同様の防振台上に設置される。
【0016】本実施例の、対物凸レンズ1、レーザ3、
回折格子4、サンプル5、フォース探索板9、探針チッ
プ6、光電変換器12、およびサンプル走査手段15は
、第1実施例と同じものである。微動機構13、14、
23は、各々直交して配されたバイモフ積層圧電素子で
あり、トライポット型に組み付けられている。サンプル
5のX軸、Y軸方向の微動(50nm/V)は、D− 
Aコンバータ22の出力電圧を印加して行なわれる。 また、サーボ機構24に拠るサンプル5のZ方向の微動
は50nm/Vである。レコーダー17は、X− Yプ
ロッタであり、サーボ機構24の電気出力を、探針チッ
プ6とサンプル5との間に作用する原子間力の関連デー
タとして逐次記録していく。
【0017】フォース顕微鏡Bにおいて、サンプル走査
手段15に拠るサンプル5の走査が完了すれば、レコー
ダー17の記録から、走査範囲内におけるチップ6− 
サンプル5間の原子間力の強弱分布が明らかになる。な
お、10−2nm程度の分解能(フォース顕微鏡Aより
やや優れる)が得られた。なお、サンプル走査手段15
およびレコーダー17を、微動機構13、14の制御機
能およびフォース探索板9の撓み量を逐次記録する記録
機能、を備えた一つのマイクロコンピュータで代用して
も良い。
【0018】本発明の第3実施例を図3に基づいて説明
する。フォース顕微鏡Cは、対物凸レンズ1と、対物凸
レンズ1の光軸2上に位置するレーザー3と、対物凸レ
ンズ1の一方側焦点に配される回折格子4と、水晶振動
子25を2kHz前後の正弦波電圧で振動させる励振装
置26と、基部8が水晶振動子25に固定され、先部の
サンプル5側に探針チップ6が突設され、対物凸レンズ
1の他方側焦点に位置する反サンプル側にレーザー反射
面7を形成したフォース探索板9と、対物凸レンズ1、
回折格子4を経て戻って来た干渉光10を電気信号11
に変換する光電変換器12と、サンプル5をX軸、Y軸
方向に微動変位させる微動機構13、14と、微動機構
13、14を操作するサンプル走査手段15と、発振器
30の発振周波数を参照信号とし、電気信号11を同期
検波することによりフォース探索板9の振動振幅量を検
出する振幅量検出手段27と、振幅量検出手段27で検
出される振動振幅量が最大となる様に振幅量検出手段2
7の振動周波数を調節するサーボ回路28と、発振器3
0の微少な周波数変位を、サンプル5と探針チップ6と
の間に作用するフォースの関連データとして逐次記録し
ていくレコーダー17とを具備してなる。このフォース
顕微鏡Cも、同様の防振台上に設置される。なお、サン
プル5と探針チップ6との間に静電引力を起こすための
直流電源29(実験時、E=15V)が、サンプル5と
フォース探索板9との間に電気接続されている。
【0019】本実施例の、対物凸レンズ1、レーザー3
、回折格子4、サンプル5、フォース探索板9、探針チ
ップ6、光電変換器12、微動機構13、14、および
サンプル走査手段15は、第1実施例と同じものである
。励振装置26は、サーボ回路28の電気出力で発振周
波数が可変される発振器30と、該発振器30の出力を
増幅して水晶振動子25を駆動する増幅器31とを備え
る。
【0020】以下、フォース顕微鏡Cの、作動原理(要
部)を簡単に説明する。フォース有時のフォース探索板
9の共振周波数f0 −Δfは、探針チップ6−サンプ
ル5間の静電引力勾配に比例した、Δf=f0 ×F’
/2kだけ変化する(F’;静電引力勾配、k;フォー
ス探索板9の弾性定数、Δf;フォース探索板9の微少
な共振周波数変動値)。サーボ回路28は、フォース探
索板9の共振状態を保持する様に、発振器30の発振周
波数を調整する。発振器30のΔfを、チップ6− サ
ンプル5間の静電引力勾配値としてレコーダー17が記
録する。フォース顕微鏡Cにおいて、サンプル走査手段
15に拠るサンプル5の走査が完了すれば、レコーダー
17の記録から、走査範囲内におけるチップ6− サン
プル5間の静電引力勾配値の強弱分布が明らかになる。
【0021】回折レーザー光(2光束)をスポット間隔
約0.5mmでフォース探索板9に夫々集光させている
ので、外乱の影響を受け難く、フォース探索板9の共振
状態を有効に検出できる。なお、サンプル走査手段15
およびレコーダー17を、微動機構13、14の制御機
能およびフォース探索板9の撓み量を逐次記録する記録
機能、を備えた一つのマイクロコンピュータで代用して
も良い。
【0022】本発明の第4実施例を図4〜図8に基づい
て説明する。フォース顕微鏡Dは、対物凸レンズ1と、
対物凸レンズ1の光軸2上に位置するレーザー3と、対
物凸レンズ1の一方側焦点に配される回折格子4と、水
晶振動子25を2kHz前後の正弦波で電気振動させる
発振器30および増幅器31からなる励振装置26と、
基部8が水晶振動子25に固定され、先部のサンプル5
側に探針チップ6が突設され、対物凸レンズ1の他方側
焦点に位置する反サンプル側にレーザー反射面7を形成
したフォース探索板9と、対物凸レンズ1、回折格子4
を経て戻って来た干渉光10を電気信号11に変換する
光電変換器12と、サンプル5をX軸、Y軸、Z軸方向
に微動変位させる微動機構13、14、23と、微動機
構13、14を操作するサンプル走査手段15と、発振
器30の発振周波数を参照信号として電気信号11を同
期検波するロック− イン増幅器32と、ロック− イ
ン増幅器32で検出される物理変化量が一定値を保つ様
に、微動機構23を操作するサーボ機構24と、サーボ
機構24の電気出力をサンプル5と探針チップ6との間
に作用するフォースの関連データとして逐次記録してい
くレコーダー17とを具備してなる。このフォース顕微
鏡Dも、同様の防振台上に設置される。なお、サンプル
5と探針チップ6との間に静電引力を起こすための直流
電源29が、サンプル5とフォース探索板9との間に電
気接続されている。
【0023】本実施例の、レーザー3、回折格子4、サ
ンプル5、フォース探索板9、探針チップ6、光電変換
器12、微動機構13、14、サンプル走査手段15、
および水晶振動子25は、第3実施例と同じものである
。また、微動機構23の構成は第2実施例のものと同様
である。
【0024】つぎに、本実施例のフォース顕微鏡Dを用
いた、静電引力測定、静電引力勾配測定について述べる
。図5は、サーボ機構24を手動で動かしチップ6− 
サンプル5間距離を除々に近づけていった時(E=5V
)のロック− イン増幅器32の出力(=フォース探索
板9の振動振幅量)を表している。ここで、物理法則に
拠り、フォース探索板9の共振周波数(f1 =f0 
−Δf)は、探針チップ6− サンプル5間の静電引力
勾配に比例した、Δf=f0 ×F’/2kだけ変化す
る(F’;静電引力勾配、k;フォース探索板9の弾性
定数、Δf;フォース探索板9の微少な共振周波数変動
値)。なお、フォース探索板9のフォース無時共振周波
数f0 は2.02kHz、その弾性定数は5.9N/
mに設定されており、また、発振器30の発振周波数は
2.00kHz(実験中固定)に設定されている。本実
験では、探針チップ6− サンプル5間距離が約17n
mの時に、静電引力に拠り、フォース探索板9の共振周
波数がf1 =2.00kHzとなり共振現象が起き、
フォース探索板9の振動振幅が最大となった。
【0025】図6は、発振器30の発振周波数を変化さ
せて実験を行い(E=15V)、上記Δf=f0 ×F
’/2kに拠り、探針チップ6− サンプル5間距離と
引力勾配との関係を求めたグラフである。
【0026】図7は、発振器30の発振周波数を変化さ
せて実験を行い(E=15V)、探針チップ6− サン
プル5間距離と静電引力との関係を求めたグラフである
【0027】つぎに、本実施例のフォース顕微鏡Dに拠
るサンプル5の表面形状測定を、作用効果を交えて述べ
る。レーザービームは、ビームスプリッタ18を通過し
た後、回折格子4で二分され、各々対物凸レンズ1を通
り、レーザー反射面7で夫々反射し、再び、対物凸レン
ズ1を通り、回折格子4で合成され干渉光10となる。 この干渉光10は変換器19で電気信号に変換され、こ
の電気信号は増幅器20で増幅されて電気信号11とな
る。マイクロコンピュータ21は、D− Aコンバータ
22にサンプル走査用の操作用信号(ディジタル値)を
送出し、D− Aコンバータ22は、微動機構13、1
4に走査用電圧を印加する。探針チップ6とサンプル5
との間に働く静電引力がサンプル5の表面形状に応じて
変化する。ロック− イン増幅器32は、発振器30の
発振周波数を参照信号として電気信号11を同期検波す
る事により電気信号11からフォース探索板9の振動振
幅を検出する。サーボ機構24は、E=15Vの状態で
、ロック− イン増幅器32の出力に基づき、フォース
探索板9の振動振幅が一定(探針チップ6とサンプル5
との静電引力が1.9×10−8N一定、探針チップ6
− サンプル5間距離50nm一定)になる様に微動機
構23を操作する。レコーダー17は、サーボ機構24
の電気出力を記録する。走査が完了した時点のレコーダ
ー17の記録から、走査範囲内における探針チップ6−
 サンプル5間距離分布が明らかになり、図8に示すP
MMAレジスト二次元像(4μm×4μm)が得られた
。なお、10−4nm程度の高分解能が確保できた。
【0028】本実施例では、フォース探索板9を振動さ
せ、ロック− イン増幅器32の出力に基づき、フォー
ス探索板9の振動振幅が一定(探針チップ6とサンプル
5との静電引力一定、探針チップ6− サンプル5間距
離一定)になる様に微動機構23をサーボ機構24が操
作するという構成を採用しているので、フォース探索板
9の有害な永久変形が防止でき、時間に対するドリフト
が実施例1、2と比較し著しく低減できた。
【0029】回折レーザー光(2光束)をスポット間隔
約0.5mmでフォース探索板9に夫々集光させている
ので、外乱の影響を受け難く、フォース探索板9の振動
振幅を有効に検出できる。なお、サンプル走査手段15
およびレコーダー17を、微動機構13、14の制御機
能およびフォース探索板9の撓み量を逐次記録する記録
機能、を備えた一つのマイクロコンピュータで代用して
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るフォース顕微鏡の構
造説明図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るフォース顕微鏡の構
造説明図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るフォース顕微鏡の構
造説明図である。
【図4】本発明の第4実施例に係るフォース顕微鏡の構
造説明図である。
【図5】第4実施例のフォース顕微鏡において、チップ
− サンプル間距離とロック− イン増幅器の出力との
関係を示すグラフである。
【図6】第4実施例のフォース顕微鏡において、チップ
− サンプル間距離と引力勾配との関係を示すグラフで
ある。
【図7】第4実施例のフォース顕微鏡において、チップ
− サンプル間距離と静電引力との関係を示すグラフで
ある。
【図8】第4実施例のフォース顕微鏡において、サンプ
ルのPMMAレジスト二次元像の投影図である。
【符号の説明】
1  対物凸レンズ 2  光軸 3  レーザー 4  回折格子 6  探針チップ 7  レーザー反射面 8  基部 9  フォース探索板 10  干渉光 11  電気信号 12  光電変換器 13  微動機構(X軸微動機構) 14  微動機構(Y軸微動機構) 15  サンプル操作手段 16  撓み量検出手段 17  レコーダー(記録手段) 23  微動機構(Z軸微動機構) 24  サーボ機構 25  水晶振動子(振動基台) 26  励振装置 27  振幅量検出手段 28  サーボ回路 32  ロック− イン増幅器(物理変化量検出手段)
A、B、C、D  フォース顕微鏡

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  対物凸レンズと、該対物凸レンズの光
    軸上に位置し、凸レンズに向かって単色光のビームを照
    射するレーザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配
    される回折格子と、先部のサンプル側に探針チップが突
    設され、前記対物凸レンズの他方側焦点に位置する反サ
    ンプル側にレーザー反射面を形成し、基部が固定された
    フォース探索板と、前記対物凸レンズ、回折格子を経て
    戻って来た干渉光を電気信号に変換する光電変換器と、
    サンプルをX軸、Y軸方向に微動変位させる微動機構と
    、前記探針チップの先端が前記サンプルの測定範囲面を
    隈無く通過する様に、前記微動機構を操作するサンプル
    走査手段と、前記光電変換器の電気信号から前記フォー
    ス探索板の撓み量を検出する撓み量検出手段と該撓み量
    検出手段で検出した撓み量を、前記サンプルと探針チッ
    プとの間に作用するフォースの関連データとして逐次記
    録していく記録手段とを具備してなるフォース顕微鏡。
  2. 【請求項2】  対物凸レンズと、該対物凸レンズの光
    軸上に位置し、凸レンズに向かって単色光のビームを照
    射するレーザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配
    される回折格子と、先部のサンプル側に探針チップが突
    設され、前記対物凸レンズの他方側焦点に位置する反サ
    ンプル側にレーザー反射面を形成し、基部が固定された
    フォース探索板と、前記対物凸レンズ、回折格子を経て
    戻って来た干渉光を電気信号に変換する光電変換器と、
    サンプルをX軸、Y軸、Z軸方向に微動変位させるX軸
    、Y軸、Z軸微動機構と、前記探針チップの先端が前記
    サンプルの測定範囲面を隈無く通過する様に、前記X軸
    、Y軸微動機構を操作するサンプル走査手段と、前記電
    気信号が、前記フォース探索板の所定量の撓みに相当す
    る状態を保持する様に前記Z軸微動機構を操作するサー
    ボ機構と、該サーボ機構の電気出力を、前記サンプルと
    探針チップとの間に作用するフォースの関連データとし
    て逐次記録していく記録手段とを具備してなるフォース
    顕微鏡。
  3. 【請求項3】  対物凸レンズと、該対物凸レンズの光
    軸上に位置し、凸レンズに向かって単色光のビームを照
    射するレーザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配
    される回折格子と、可変可能な所定振動数で振動基台を
    振動させる励振装置と、基部が前記振動基台に固定され
    、先部のサンプル側に探針チップが突設され、前記対物
    凸レンズの他方側焦点に位置する反サンプル側にレーザ
    ー反射面を形成したフォース探索板と、前記対物凸レン
    ズ、回折格子を経て戻って来た干渉光を電気信号に変換
    する光電変換器と、サンプルをX軸、Y軸方向に微動変
    位させるX軸、Y軸微動機構と、前記探針チップの先端
    が前記サンプルの測定範囲面を隈無く通過する様に、前
    記X軸、Y軸微動機構を操作するサンプル走査手段と、
    前記励振装置の振動周波数を参照信号とし、前記電気信
    号を同期検波することによりフォース探索板の振動振幅
    量を検知する振幅量検出手段と、該振幅量検出手段で検
    出される振動振幅量が最大となる様に、前記励振装置の
    振動周波数を調節するサーボ回路と、前記励振装置の微
    少な周波数変位を、前記サンプルと探針チップとの間に
    作用するフォースの関連データとして逐次記録していく
    記録手段とを具備してなるフォース顕微鏡。
  4. 【請求項4】  対物凸レンズと、該対物凸レンズの光
    軸上に位置し、凸レンズに向かって単色光のビームを照
    射するレーザーと、前記対物凸レンズの一方側焦点に配
    される回折格子と、振動基台を所定振動数で振動させる
    励振装置と、基部が前記振動基台に固定され、先部のサ
    ンプル側に探針チップが突設され、前記対物凸レンズの
    他方側焦点に位置する反サンプル側にレーザー反射面を
    形成したフォース探索板と、前記対物凸レンズ、回折格
    子を経て戻って来た干渉光を電気信号に変換する光電変
    換器と、サンプルをX軸、Y軸、Z軸軸方向に微動変位
    させるX軸、Y軸、Z軸微動機構と、前記探針チップの
    先端が前記サンプルの測定範囲面を隈無く通過する様に
    、前記X軸、Y軸微動機構を操作するサンプル走査手段
    と、前記振動装置の振動周波数を参照信号とし、前記電
    気信号を同期検波することによりフォース探索板の物理
    変化量を検出する物理変化量検出手段と、該物理変化量
    検出手段で検出した物理変化量が一定値を保つ様に、前
    記Z軸微動機構を操作するサーボ機構と、該サーボ機構
    の電気出力を、前記サンプルと探針チップとの間に作用
    するフォースの関連データとして逐次記録していく記録
    手段とを具備してなるフォース顕微鏡。
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