JPH04314985A - スクロールコンプレッサ - Google Patents

スクロールコンプレッサ

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Publication number
JPH04314985A
JPH04314985A JP8017491A JP8017491A JPH04314985A JP H04314985 A JPH04314985 A JP H04314985A JP 8017491 A JP8017491 A JP 8017491A JP 8017491 A JP8017491 A JP 8017491A JP H04314985 A JPH04314985 A JP H04314985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balancer
eccentric
main shaft
eccentric shaft
flat plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8017491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Sakata
坂田 寛二
Toshitsune Inoue
井上 年庸
Yutaka Sasahara
笹原 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8017491A priority Critical patent/JPH04314985A/ja
Publication of JPH04314985A publication Critical patent/JPH04314985A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は空調装置用、冷蔵庫用
及び冷凍機用の冷媒圧縮機、あるいは空気圧縮機等に適
するスクロールコンプレッサに関する。
【0003】
【従来の技術】一般にスクロールコンプレッサとしては
、例えば、特公昭63−59032号公報記載のものが
知られており、その概要は、図3に示す如く平板にうず
巻状ラップが設けられた固定スクロール101および旋
回スクロール103を互いに噛み合せて作動室となる密
閉空間を形成し、旋回スクロール103を駆動する偏心
軸部105を備えた主軸107に電動機等の駆動部10
9を結合する一方、前記主軸107にバランサ111が
設けられた構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く旋回スク
ロール103は偏心軸部105に装着されている所から
、固定スクロール101に対して旋回運動する。これに
より、吸入管113から取入れた流体を圧縮して吐出ポ
ート115から取り出すものであるが、この旋回運動時
、旋回スクロール103に遠心力Fが働くようになる。 この遠心力Fは旋回運動に伴って方向をかえるため、コ
ンプレッサの振動発生の原因になる。そこで旋回スクロ
ール103の遠心力Fと釣り合うバランサ111が設け
られている。このバランサ111の作用点Pは構造上、
旋回スクロール103の作用点P1と同一の高さ方向の
位置に設けることができず、各作用点P・P1はD分だ
けずれた位置となる。この結果、本図では、時計方向の
偶力が発生するため軸受116と117に偏荷重が働き
、旋回スクロール103の円滑な旋回運動が得られなく
なる虞れがあり、信頼性の面で望ましくなかった。また
、この偶力を打ち消すためには、第2のバランサ112
を旋回スクロールの偏心方向と同一方向に設ける必要が
ある。この場合、バランサ111の重量は、旋回スクロ
ールの重量と第2のバランサ112の重量の合計分が必
要となるため、体積の増大になり、従って回転時の風損
の増加コンプレッサ全体の大きさ、重量の増加につなが
る。
【0005】そこで、この発明にあっては、偏心軸部領
域に発生するモーメント成分を打ち消し、静かで円滑な
スクロールコンプレッサを提供することを目的としてい
る。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明にあっては、主軸受けに支持された回転可
能な主軸に形成され主軸軸心線より所定量偏心した偏心
軸部と、偏心軸部に装着され平板に渦巻体が設けられた
旋回スクロールと、旋回スクロールと互いに噛み合い可
能に固定支持され平板に渦巻体が設けられた固定スクロ
ールと、前記偏心軸部の一方で、かつ、旋回スクロール
の平板を貫通し、その貫通した主軸の軸心線上の貫通軸
部に設けられ前記偏心軸部の偏心方向と反対方向の第1
のバランサと、前記偏心軸部の他方で、かつ、前記主軸
側に設けられ前記第1のバランサと向きが同一方向の第
2のバランサとを有する。
【0008】
【作用】かかるスクロールコンプレッサによれば、旋回
スクロールの遠心力をF1、第1のバランサの遠心力を
F2、第2のバランサの遠心力をF3とし、また、前記
遠心力F1,F2の作用点の距離をL1、さらに遠心力
F1,F3の作用点の距離をL2とすると、力の平衡に
より、F1=F2+F3、      L1・F2=L
2・F3の式が成立する。
【0009】この式からもわかるようにモーメント成分
が打ち消されるようになる。さらに第1及び第2のバラ
ンサのそれぞれの直心力F2,F3は、旋回スクロール
の直心力F1より小さくなる。従ってバランサの重量、
体積も小さいバランサで旋回スクロールの円滑な回転が
確保される。
【0010】
【実施例】以下、図1と図2の図面を参照しながらこの
発明の一実施例を詳細に説明する。
【0011】図中1は吸入管3と吐出管5とを有する密
閉ケースを示しており、密閉ケース1内の上部に駆動部
7が、下部に圧縮機部9がそれぞれ設けられている。
【0012】駆動部7は主軸11に固着されたロータ1
3と、密閉ケース1側に固着されたステータ15とを有
し、ステータ15に電流が流れることでロータ13を介
して前記主軸11に回転動力が与えられるようになる。
【0013】圧縮機部9は、固定スクロール17と旋回
スクロール19とから成り、固定スクロール17は、前
記主軸11が回転自在に嵌挿支持された主軸受け21と
、一体に連続する平板23から渦巻体25が立上がる形
状となっており、平板23はブラケット24を介して密
閉ケース1に固定支持されている。なお、主軸受け21
と平板23とは一体形状でなくてもよく、それぞれ独立
して形成され、密閉ケース1内に固着される形状であっ
てもよい。
【0014】旋回スクロール19は、平板27から渦巻
体29が立上がる形状となっており、この渦巻体29は
固定スクロール17の渦巻体25に対して対称に噛み合
い、渦巻体29と渦巻体25との間に作動室となる密閉
空間が作られるようになっている。また、平板27の軸
受部31は、主軸11の主軸軸心線Wより所定量偏心し
た偏心軸部33に嵌挿固着されている。偏心軸部33か
ら主軸軸心線Wに沿って下方へ延長された貫通軸部35
は、副軸受け37に回転自在に支持されると共に貫通軸
部35には、前記偏心軸部33と向きが反対の第1のバ
ランサ39が固着されている。なお、副軸受け37のフ
ランジ部41は前記主軸受け21と一体の平板23に固
定ボルト43によって一体に結合されている。
【0015】一方、前記第1のバランサ39と向きが同
一方向で、かつ、前記ロータ15の下端縁には第2のバ
ランサ45が設けられている。なお、第2のバランサ4
5は、ロータ13の上端縁に設ける組合せ構造としても
よい。さらに主軸11に直接取り付けても良い。また、
第1のバランサ39を副軸受け37と旋回スクロール1
9の平板27との間に配置する構造を採用することも可
能である。
【0016】このように構成されたスクロールコンプレ
ッサにおいて、旋回スクロール19の旋回運動により吸
入管3から取入れた冷媒を圧縮し吐出管5から取り出す
ようになる。この場合、例えば図2に示すように旋回ス
クロール19の遠心力をF1、第1のバランサ39の遠
心力をF2、第2のバランサ45の遠心力をF3とし、
旋回スクロール19の遠心力F1と第1のバランサ39
の遠心力F2の作用点間の距離をL1、旋回スクロール
19の遠心力F1と第2のバランサ45の遠心力F3の
作用点間の距離をL2とすると、バランスの平衡により
次式が成立する。
【0017】即ち、F1=F2+F3、      L
1・F2=L2・F3となり、これにより、モーメント
成分が打ち消され、旋回スクロール19の円滑な回転が
確保される。
【0018】この場合、第1のバランサ39の遠心力F
2は、例えば、L1=L2とすると、F2=F3=F1
/2となり旋回スクロール19の遠心力F1の半分で済
むようになる。
【0019】また、遠心力は、m・r・ω2 (m:バ
ランサの質量、r:バランサの重心までの半径、ω:角
速度)で表されるため、バランサの重心までの半径rが
従来例と同じと仮定するとF2>F1となり半分以下と
なる結果、比重が従来のものと同じであれば、体積は1
/2となるのでバランサ39,45の風損(抵抗)を小
さく抑えることが可能となる。つまり入力の低減が図れ
る。
【0020】くわえて、高速運転時、遠心力は回転数の
2乗に比例するため、バランサの小型化は偏心軸部33
領域のたわみ量を小さく抑え、振動、騒音の低減につな
がる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明のスク
ロールコンプレッサによれば、モーメント成分の打ち消
しができるため、円滑な回転が確保でき、信頼性の向上
が図れる。また、バランサの小型化が可能となるため、
入力が小さくて済み、さらに振動、騒音の面でも大変好
ましいものとなる。特に高速運転時に有効になる。また
、コンプレッサの小形化にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したスクロールコンプレッサの
切断面図である。
【図2】バランサの説明図である。
【図3】従来例を示した図1と同様の切断面図である。
【符号の説明】
11  主軸 17  固定スクロール 19  旋回スキロール 21  主軸受け 23,27  平板 25,29  渦巻体 35  貫通軸部 39  第1のバランサ 45  第2のバランサ W  主軸軸心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主軸受けに支持された回転可能な主軸
    に形成され主軸軸心線より所定量偏心した偏心軸部と、
    偏心軸部に装着され平板に渦巻体が設けられた旋回スク
    ロールと、旋回スクロールと互いに噛み合い可能に固定
    支持され平板に渦巻体が設けられた固定スクロールと、
    前記偏心軸部の一方で、かつ、旋回スクロールの平板を
    貫通し、その貫通した主軸の軸心線上の貫通軸部に設け
    られ前記偏心軸部の偏心方向と反対方向の第1のバラン
    サと、前記偏心軸部の他方で、かつ、前記主軸側に設け
    られ前記第1のバランサと向きが同一方向の第2のバラ
    ンサとを有することを特徴とするスクロールコンプレッ
    サ。
JP8017491A 1991-04-12 1991-04-12 スクロールコンプレッサ Pending JPH04314985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017491A JPH04314985A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 スクロールコンプレッサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8017491A JPH04314985A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 スクロールコンプレッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04314985A true JPH04314985A (ja) 1992-11-06

Family

ID=13710983

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JP8017491A Pending JPH04314985A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 スクロールコンプレッサ

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JP (1) JPH04314985A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5649817A (en) * 1995-11-24 1997-07-22 Kabushiki Kaisha Yasunaga Scroll type fluid machine having first and second bearings for the driving shaft
EP1275849A3 (en) * 2001-07-10 2003-05-21 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor and counter weight

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6860729B2 (en) 2001-07-10 2005-03-01 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor having main and adjustable balancer portions
US7162797B2 (en) 2001-07-10 2007-01-16 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Method of correcting imbalance of a scroll compressor

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