JPH04314514A - 射出成形機のドルーリング防止方法およびノズル - Google Patents

射出成形機のドルーリング防止方法およびノズル

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Publication number
JPH04314514A
JPH04314514A JP10644491A JP10644491A JPH04314514A JP H04314514 A JPH04314514 A JP H04314514A JP 10644491 A JP10644491 A JP 10644491A JP 10644491 A JP10644491 A JP 10644491A JP H04314514 A JPH04314514 A JP H04314514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
molten resin
drooling
elastic body
molding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10644491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakagawa
隆志 中川
Takenori Ishino
石野 武則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP10644491A priority Critical patent/JPH04314514A/ja
Publication of JPH04314514A publication Critical patent/JPH04314514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles
    • B29C45/23Feed stopping equipment
    • B29C45/234Valves opened by the pressure of the moulding material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融樹脂が射出される
射出成形機のノズルに関するもので、特に、ドルーリン
グ防止装置を備えた射出成形機のノズルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の射出成形機においては、シリンダ
内に溶融樹脂を蓄え、それにスクリュピストン等によっ
て射出圧力を加えることにより、その溶融樹脂がノズル
から射出されるようになっている。  この場合、その
溶融樹脂が粘度の低いものであったり、射出成形機が堅
形のもので、そのノズルが下方に向けて設けられていた
りすると、シリンダ内の残留圧力等によって溶融樹脂が
ノズル孔から漏れ出し、ドルーリングという現象が生じ
ることがある。このようなドルーリングが生じると、シ
リンダ内の溶融樹脂量がばらついて、成形品の安定性が
損なわれてしまう。また、ノズル孔から漏れ出した溶融
樹脂は、冷却されて半ば固化するが、そのように半ば固
化した樹脂が次の射出時に成形品中に混入すると、コー
ルドフローと呼ばれる現象が生じ、成形品が不良となっ
てしまう。そこで、射出成形機のノズルには、通常、ド
ルーリング防止装置が設けられている。
【0003】このようなドルーリング防止装置としては
、従来、種々のものが考えられているが、その一つとし
て、ニードル弁を用いたものがある。  これは、ノズ
ルの内部に、ノズル孔を閉塞し得るニードル弁を取り付
け、通常時にはそのニードル弁をばねあるいは空気圧等
によってノズル孔に押し付けるようにしたものである。 溶融樹脂の射出時には、そのニードル弁は後退し、ノズ
ル孔が開く。このようなニードル弁付きのノズルを用い
れば、射出時以外にはそのノズル孔が閉じられるので、
溶融樹脂の漏出は確実に防止されるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなニードル弁を用いたドルーリング防止装置では、そ
のニードル弁を摺動自在に支持し、それを一方向に付勢
しなければならないので、どうしても構造が複雑となっ
てしまう。  そのために、溶融樹脂が流れる樹脂通路
に樹脂滞留部が生じ、その部分の樹脂が焼けて、それが
成形品中に混入することがある。  また、ニードル弁
のはめ合わせ部に溶融樹脂が入り込み、そのニードル弁
の作動が不確実になるという問題もある。このようなこ
とから、ノズル孔の断面積を小さくしたり、ノズル内の
溶融樹脂通路の途中に多数の細孔を有する絞りを設けた
りすることも考えられているが、そのようにすると、ノ
ズル孔や絞り等における圧力損失が大きくなり、金型の
キャビティ内に働く有効射出圧力が減じられてしまう。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、樹脂滞留部が生じること
のない簡単な構造のドルーリング防止装置によって、ド
ルーリングが確実に防止されるようにすることである。 また、本発明の他の目的は、溶融樹脂通路の有効断面積
が十分に確保され、そのドルーリング防止装置によって
も圧力損失が生じることのないようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型へ溶融樹
脂を注入する射出成形機のノズルにおいて、溶融樹脂流
路4と直交する任意位置に、通常は弾性力で前記樹脂流
路4を閉鎖し、射出圧力が作用した時には弾性変形をし
て前記溶融樹脂流路4に開口部を形成することにより、
上記問題点を解決している。また、金型へ溶融樹脂を注
入する射出成形機のノズルにおいて、ノズル本体2と結
合されたノズルチップ3との間に溶融樹脂通路4に直交
させて弾性体1を固定し、前記弾性体1は、通常は弾性
力で前記溶融樹脂通路4を閉鎖し、射出圧力が作用した
時には弾性変形をして前記溶融樹脂通路4に弾性体開口
部7を形成するようにスリット6を設けることにより、
上記問題点を解決する。
【0007】
【作用】弾性体1にはスリット6が設けられており、通
常は、その弾性力でノズル本体2の溶融樹脂流路4を閉
鎖してドルーリングを防止し、射出圧力が作用した場合
は、弾性変形をして溶融樹脂流路4に弾性体開口部7を
形成し、その弾性体開口部7を通して溶融樹脂が金型へ
注入される。  この弾性体開口部7は、任意に作り出
されるので、ノズル本体2の溶融樹脂流路4に対する有
効断面積は、十分大きなものとすることが出来る。
【0008】
【実施例】本発明による、射出成形機のドルーリング防
止方法およびノズルの実施例を図面を用いて詳細に説明
する。図1は、本発明による射出圧力が作用していない
時のドルーリング防止ノズルの一実施例を示す縦断面図
の一部であり、図3は、本発明による射出圧力作用時に
おけるドルーリング防止ノズルの一実施例を示す縦断面
図の一部である。ノズル本体2内面の溶融樹脂流路4と
直交させて先端部に、溶融樹脂流路4の全幅を占有して
いる弾性体1を設ける。  弾性体1はノズル本体2と
ノズル孔5を有するノズルチップ3の間に配置されてお
り、ノズル本体2とノズルチップ3はネジ等によって結
合されている為に、弾性体1は固定された状態になって
いる。  弾性体1にはスリット6が設けられており、
弾性力を利用して溶融樹脂通路4を開放したり閉鎖した
りしている。
【0009】次に、このように構成された射出成形機の
ドルーリング防止方法およびノズルの作用について説明
する。  射出圧力が作用していない状態では、図2で
わかるように、弾性体1のスリット6は、その弾性力に
より密着しており、その結果、溶融樹脂流路4を閉鎖し
ドルーリングを防止する。
【0010】一方、溶融樹脂の圧力がある程度以上に上
昇すると、弾性体1が弾性変形をし、図3、図4で示す
ように、それまで密着していたスリット6が開口して弾
性体開口部7を形成し溶融樹脂流路4の溶融樹脂をノズ
ル孔5を通して金型(図示せず)へ注入できるようにな
る。尚、弾性体1は、1個でも複数個でも良い。また、
スリット6の形状は、図2の他に、図5、図6、図7、
図8等各種の形状のものが考えられる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、溶融樹脂流路4と直交させて先端部に溶融樹
脂流路4の全幅を占有している弾性体1を設けているの
で、通常は、溶融樹脂流路4を閉鎖してドルーリングが
確実に防止される。  そして、射出時には、弾性体1
が弾性変形をし、溶融樹脂流路4に弾性体開口部7を形
成する。したがって、ニードル弁付ノズルのように摺動
部がないので、常に安定、確実な作動が得られるように
なる。  また、ドルーリング防止装置の有効断面積は
十分大きく確保されるため、圧力損失が生じることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出圧力が作用していない時のド
ルーリング防止ノズルの一実施例を示す縦断面図の一部
【図2】図1のA−A断面図で弾性体スリットを示した
もの
【図3】本発明による射出圧力作用時におけるドルーリ
ング防止ノズルの一実施例を示す縦断面図の一部
【図4
】図3のB−B断面図で弾性体スリットを示したもの
【図5】他の弾性体スリットの実施例
【図6】他の弾性体スリットの実施例
【図7】他の弾性体スリットの実施例
【図8】他の弾性体スリットの実施例
【符号の説明】
1・・・・弾性体 2・・・・ノズル本体 3・・・・ノズルチップ 4・・・・溶融樹脂流路 5・・・・ノズル孔 6・・・・スリット 7・・・・弾性体開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金型へ溶融樹脂を注入する射出成形機
    のノズルにおいて、溶融樹脂流路(4)と直交する任意
    位置に、通常は弾性力で前記樹脂流路(4)を閉鎖し、
    射出圧力が作用した時には弾性変形をして前記溶融樹脂
    流路(4)に開口部を形成するようにしたことを特徴と
    する、射出成形機のドルーリング防止方法。
  2. 【請求項2】  金型へ溶融樹脂を注入する射出成形機
    のノズルにおいて、ノズル本体(2)と結合されたノズ
    ルチップ(3)との間に溶融樹脂通路(4)に直交させ
    て弾性体(1)を固定し、前記弾性体(1)は、通常は
    弾性力で前記溶融樹脂通路(4)を閉鎖し、射出圧力が
    作用した時には弾性変形をして前記溶融樹脂通路(4)
    に弾性体開口部(7)を形成するようにスリット(6)
    を設けたことを特徴とする、射出成形機のドルーリング
    防止ノズル。
JP10644491A 1991-04-12 1991-04-12 射出成形機のドルーリング防止方法およびノズル Pending JPH04314514A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218145Y1 (ja) * 1964-05-30 1967-10-20
JPS4958156A (ja) * 1972-10-06 1974-06-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218145Y1 (ja) * 1964-05-30 1967-10-20
JPS4958156A (ja) * 1972-10-06 1974-06-05

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