JPH04314291A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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Publication number
JPH04314291A
JPH04314291A JP3079897A JP7989791A JPH04314291A JP H04314291 A JPH04314291 A JP H04314291A JP 3079897 A JP3079897 A JP 3079897A JP 7989791 A JP7989791 A JP 7989791A JP H04314291 A JPH04314291 A JP H04314291A
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JP
Japan
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signal
switch
video
main body
video signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3079897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Saitou
斉藤 善範
Seiji Kato
清二 加藤
Yoshinobu Yamakita
佳伸 山北
Hisayoshi Kusano
草野 寿由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH04314291A publication Critical patent/JPH04314291A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像通信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ回線を用いて、静止画像
を伝送するテレビ電話(以後、静止画テレビ電話という
)が開発され、実用化されている(例えば、日本放送出
版協会発行「エレクトロニクスライフ」1988年 8
月号の記事「TTC標準方式に基づき静止画TV電話規
格統一」参照)。この静止画テレビ電話は、音声による
通話の他に、静止画像の伝送が可能であった。しかしな
がら、音声、画像の同時通信はできず、静止画像の伝送
は、音声通信を一時中断して行っていた。これに対し、
近年では多量の信号を高速に伝送できる複数の信号チャ
ネルと制御チャネルを備えたディジタル回線を用いて、
音声と動画像(映像)とを同時に相互通信するテレビ電
話(以後、単にテレビ電話という)が開発されている(
例えば、(株)リックテレコム発行「コミュニケーショ
ンテクノロジ」1990年12月号の記事「テレビ会議
システムの国際標準」第35頁乃至第42頁参照)。こ
のテレビ電話では、音声と動画像の相互通信が可能とな
り、通信相手の表情を見ながらの会話が可能になった。
【0003】しかしながら、この動画像信号の相互通信
を行うには、高速かつ複雑な映像信号の処理を行う処理
回路を備える必要がある。テレビ電話は、この映像信号
処理回路を備えるため装置規模が大きくなり、全体とし
て大きな筐体に納められた。このような大きな端末は、
設置、操作等を行うに不便であることから、テレビ電話
では、カメラ、モニター、操作スイッチ、ハンドセット
等をまとめマン・マシン・インターフェース部(以後M
MI部という)とし、映像信号処理回路等からなるテレ
ビ電話本体からの分離を行っている。このMMI部と本
体とは各信号の伝送をするケーブル等で接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のテレビ電話にお
いて、MMI部と装置本体を接続する信号ケーブルは、
MMI部のカメラから入力あるいはモニターへ表示する
映像信号のビデオ信号ケーブル、ハンドセットへの音声
信号ケーブル、各種操作スイッチからのキー・スキャン
ケーブル等からなる。
【0005】このなかで特に、各種操作スイッチの入力
操作状態を装置本体へ伝えるキー・スキャンケーブルは
、操作スイッチそれぞれに対応して存在するため、操作
スイッチの多い装置では信号ケーブルの大部分を占めて
いる。キー・スキャンケーブルは、例えば、操作パネル
に12個の操作スイッチを備えた場合、スイッチ毎の1
2本と、共通GND線1本の計13本の信号線が必要に
なる。テレビ電話では、MMI部の操作パネル上に、通
信したい相手の電話番号や操作メニューからの選択等に
用いる数値(0〜9,シャープ,アスタリスク)スイッ
チ、前回入力した電話番号を再び呼び出すリダイアルス
イッチ、予め登録した電話番号を呼び出す短縮スイッチ
、通信を一時的に保留する保留スイッチ、画像通信を開
始する画像通信スイッチ等、多くの操作スイッチがあり
、これらの各スイッチの情報を装置本体へ伝えるキー・
スキャンケーブルも非常に多くなっている。装置本体と
MMI部を接続する信号ケーブルは、その数が増す程、
装置の設置や操作上での自由度がなくなり不便になった
。また、テレビ電話に新たな機能を追加し、より使いや
すくしようとした場合でも、操作スイッチを新たに設置
するなるならば、キー・スキャンケーブルが増加し前述
の不便さを助長した。
【0006】キー・スキャンケーブルは、スイッチの構
成をマトリクス化することで減少させることができるが
、前述の12個の操作スイッチを4×3のマトリクスで
構成した場合に於いても、ロー側で4本、コラム側で3
本の計7本の信号線が必要になる。また、マトリクス化
した場合でもスイッチの数を増加すれば信号線も増加し
、装置の設置、操作等が容易に行えるとはいえない。
【0007】本発明は、斯様な点に鑑みて為されたもの
で、MMI部と装置本体を接続する信号ケーブルを削減
、もしくは削除し、MMI部および装置本体の設置や操
作が容易な画像通信装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置本体と、
装置本体と別体のマン・マシン・インターフェース部か
らなり、電気的な信号の伝送を行う伝送手段で装置本体
とマン・マシン・インターフェース部を接続した画像通
信装置であって、マン・マシン・インターフェース部は
、映像を撮像する映像撮像手段と、スイッチの入力操作
のためのスイッチ手段と、前記映像撮像手段からの映像
信号に前記スイッチ手段の入力操作状態を示すスイッチ
情報を多重する信号多重化手段とを備え、装置本体は、
前記伝送手段を介してマン・マシン・インターフェース
部から得られる多重信号を前記映像信号と前記スイッチ
情報に分離する信号分離手段とを備えるものである。
【0009】また本発明は、装置本体と、装置本体と別
体のマン・マシン・インターフェース部からなり、電磁
的な信号の伝送を行う伝送手段で装置本体とマン・マシ
ン・インターフェース部を接続した画像通信装置であっ
て、マン・マシン・インターフェース部は、映像を撮像
する映像撮像手段と、スイッチの入力操作のためのスイ
ッチ手段と、前記映像撮像手段からの映像信号に前記ス
イッチ手段の入力操作情報を示すスイッチ情報を多重す
る信号多重化手段と、該信号多重化手段が多重した多重
信号をRF変調し電磁的な信号に変換するRF変調手段
とを備え、装置本体は、前記伝送手段を介してマン・マ
シン・インターフェース部から得られるRF多重信号を
復調するRF復調手段と、該RF復調手段が復調した多
重信号を前記映像信号と前記スイッチ情報に分離する信
号分離手段とを備えるものである。
【0010】
【作用】MMI部でカメラからの映像信号に各種操作ス
イッチからのスイッチ情報を多重し、信号ケーブルを介
した装置本体で、多重信号を映像信号とスイッチ情報に
分離することにより、操作スイッチのキー・スキャンケ
ーブルが不要になり、MMI部と装置本体を接続する信
号ケーブルの数を削減できる。さらに、MMI部と装置
本体にRF変調回路とRF復調回路を備えることで、M
MI部と装置本体を接続する信号ケーブル全てを削除で
きる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例に係る画像通信装置として
テレビ電話を例に図1から図6を参照しながら説明を行
う。
【0012】図1は、本発明に係る一実施例としてのテ
レビ電話の概略構成図である。
【0013】図1において、テレビ電話は、音声、映像
の符号/復号化や通信回線との接続/切断等を行うテレ
ビ電話本体と、テレビ電話本体に信号ケーブルで接続し
操作者とテレビ電話とのインターフェースを行うMMI
部とで構成される。
【0014】MMI部は、映像を撮像し映像信号を出力
する映像撮像手段としてのカメラ101と、後述する各
種の操作スイッチを配置したスイッチ手段としての操作
パネル102と、カメラ101からの映像信号に操作パ
ネル102に配置した各操作スイッチへの入力操作で得
る各スイッチのスイッチ情報を多重する信号多重化手段
としての映像・スイッチ情報多重化回路103と、ハン
ドセット(受話スピーカ104と送話マイク105から
なる)と、映像を表示するモニタ106とから成る。こ
こで、操作パネルに配置した操作スイッチは、0〜9の
数値スイッチとフックスイッチ、そして画像通信開始ス
イッチの計12個の操作スイッチである。テレビ電話本
体は、MMI部の映像・スイッチ情報多重化回路103
で多重化したカメラ101からの映像信号と操作パネル
102からのスイッチ情報を分離する信号分離手段とし
ての映像・スイッチ情報分離回路107と、映像信号の
符号/復号化を行うコーデック108と、音声信号の符
号/復号化を行う電話機部110と、通信回線との接続
を行う通信制御部109からなる。MMI部とテレビ電
話本体は、各種信号の伝送を行う伝送手段としての信号
ケーブル(A〜D)で接続される。
【0015】斯様な装置において、同様の構成を備える
テレビ電話と通信を行う場合について説明する。
【0016】MMI部のカメラ101で入力した映像信
号と、操作パネル102に配置した12個のスイッチの
状態を示すスイッチ情報は、映像・スイッチ情報多重化
回路103でスイッチ情報を多重化した映像信号となる
。この多重化で12個の操作スイッチの状態を示すスイ
ッチ情報は映像信号を伝送するケーブルと同一のビデオ
信号ケーブルAでテレビ電話本体へ伝送することができ
る。
【0017】テレビ電話本体では、MMI部からビデオ
信号ケーブルAで伝送されてきた映像信号とスイッチ情
報を映像・スイッチ情報分離回路107に導き、そこで
映像信号とスイッチ情報に分離する。分離した映像信号
は、コーデック部108で符号化した後、通信制御部1
09に、スイッチ情報は、映像・スイッチ情報分離回路
107から直接通信制御部109に入力する。
【0018】音声信号はMMI部の送話マイク105で
入力後、音声信号ケーブルCを介して電話機部110へ
伝送し、そこで符号化した後、通信制御部109に入力
する。通信制御部109では、映像・スイッチ情報分離
回路107からのスイッチの信号を基にした発呼/着呼
制御、および符号化した映像信号や音声信号の通信回線
への送信、受信に係わる制御を行う。
【0019】通信回線から受信した符号化された映像信
号と音声信号は、通信制御部109を介して、映像信号
はコーデック108へ、音声信号は電話機部110へ導
かれる。映像信号および音声信号は、それぞれコーデッ
ク108と電話機部110で復号化した後、映像信号ケ
ーブルDと音声信号ケーブルBを介してMMI部へ伝送
する。MMI部では、映像および音声信号ケーブルで伝
送されてきた信号を、映像信号はモニタ106に表示し
、音声信号はハンドセットの受話スピーカ104から出
力する。
【0020】次に、以上の動作説明における映像信号と
スイッチ情報の多重と分離についてその詳細を説明する
【0021】図2は図1におけるカメラ101、操作パ
ネル102、多重化回路103の回路構成の一例を示し
た図である。
【0022】図3は、前述のMMI部で作成した多重後
のビデオ信号を分離する映像・スイッチ情報分離回路1
07の回路構成を示す図である。
【0023】図4は、図2および図3に示す回路構成に
おいての各信号線のタイミング図である。
【0024】図2において、201はカメラ101の主
構成要素であるCCDブロック、203はNTSCのビ
デオ信号を作成するビデオエンコードブロック、202
は各機能ブロックにタイミング信号等を供給するタイミ
ングジェネレータブロックである。204は、後述する
レベル変換器206からのスイッチ情報Sig.4とC
CDブロック201からの映像信号Sig.5を切り替
えてビデオエンコードブロック203へ供給するための
アナログスイッチである。102は12個の操作スイッ
チを配置した操作パネル、205は8ビットのパラレル
−シリアル変換回路(以後単にP−S変換回路という)
2つを直列に接続した16ビットのP−S変換回路、2
06はP−S変換回路205の出力のレベル変換を行う
レベル変換器である。操作パネル102に配置した各種
操作スイッチは、それぞれ一方を接地し他方をP−S変
換回路205のパラレル入力端子に接続する。P−S変
換回路205のパラレル入力端子に接続した側はプルア
ップ抵抗207を介して電源に接続する。この構成によ
り、P−S変換回路205のパラレル入力端子は、スイ
ッチが押されていない状態ではHレベル、押された状態
ではLレベルの信号を得る。
【0025】操作パネル102に配置した12個の操作
スイッチのそれぞれの状態は、タイミングジェネレータ
ブロック202からのスイッチ状態ロードタイミング信
号Sig.1で同時にP−S変換回路205にロードす
る。ロードした12個のスイッチの状態は、同じくタイ
ミングジェネレータブロック202からのシフトタイミ
ング信号Sig.2でP−S変換回路205の出力端子
(Sout)から順に出力する。これにより、12本の
信号線を介して接続した12個の操作スイッチの各状態
情報が、Sig.2のシフトタイミング毎に各スイッチ
の状態を順にHレベルおよびLレベルで示す連続したス
イッチ情報となる。このスイッチ情報は、スイッチの状
態を示すH/LレベルをCCDから出力される映像信号
に多重するため、その白レベルおよび黒レベルと同じ電
位になるようにレベル変換器207で変換する。変換後
のスイッチ情報Sig.4はアナログスイッチ204へ
入力する。
【0026】アナログスイッチ204は、ビデオエンコ
ードブロック203へ入力する信号として、CCDブロ
ック201からの映像信号Sig.5と、操作部からの
スイッチ情報Sig.4の選択動作を行う。選択のため
の切り替えは、タイミングジェネレータブロック202
からの制御信号Sig.3で制御される。この信号がH
レベルの時は、CCDブロック201からの映像信号S
ig.5が、Lレベルの時は操作部からのスイッチ情報
信号Sig.4がそれぞれビデオエンコードブロック2
03に入力される。
【0027】ビデオエンコードブロック203は、タイ
ミングジェネレータブロック202からのタイミング信
号とアナログスイッチ204からの映像信号Sig.5
もしくはスイッチ情報Sig.4からNTSCのビデオ
信号を作成する。
【0028】NTSCのビデオ信号は、1枚の映像を1
フレームと呼び525本の走査線(525H)で構成す
る。Hは水平走査線を示す。525本の走査線は2回に
分け、初めの262.5本の走査で荒い画面を作り、残
りの262.5本の走査線を前回の走査線の間に挿入し
1枚の映像を作成する。初めの265.5回の走査を奇
数フィールド(第1フィールド)といい、次の265.
5回の走査を偶数フィールド(第2フィールド)という
。また、映像再生の同期をとるため、映像の1水平走査
を終え次の水平走査に移る時と、1フィールドの走査を
終え次のフィールドに移るときの切り替え信号(水平同
期信号、垂直同期信号)が、それぞれNTSCビデオ信
号の水平帰線消去期間、垂直帰線消去期間の中に置かれ
る。フィールド間に置かれる垂直帰線消去期間401は
最大21Hから成り、等化期間3H402、垂直同期期
間3H403、等化期間3H404と垂直帰線消去期間
の終わりの最大12Hの空いた期間405を持つ。
【0029】本発明では、前述のNTSCビデオ信号の
垂直帰線消去期間の空いた12H405をスイッチ情報
用に割り当てる。タイミングジェネレータブロック20
2は、この10Hから21Hまでの間、アナログスイッ
チ204を映像信号Sig.5からスイッチ情報Sig
.4へ切り替え、NTSCビデオ信号内にスイッチの状
態を盛り込む。スイッチ情報Sig.4を多重したNT
SCビデオ信号がSig.6である。Sig.6におい
てスイッチ205の12個のスイッチオン・オフ状態は
、前述のレベル変換器207での変換により、ビデオ信
号の1H分の黒の映像信号または白の映像信号として多
重している。Sig.6の22H目からは本来のCCD
からの映像信号である。
【0030】スイッチ状態を含むNTSCのビデオ信号
Sig.6は映像信号ケーブルを介してテレビ電話本体
へ伝送する。テレビ電話本体では、図3に示す映像・ス
イッチ情報分離回路で受信し、映像信号とスイッチ情報
の分離を行う。
【0031】図3において、301はNTSCビデオ信
号から水平同期信号(HSYNC)および垂直同期信号
(VSYNC)を分離する同期分離(SYNC・SEP
)と、映像信号の直流成分を再生する(SYNC・CH
IP・CLAMP)である。302は、同期分離301
で分離した水平同期信号および垂直同期信号をもとに、
スイッチの状態が盛り込まれているフィールドのVSY
NC(Sig.7)と10H目からのHSYNCのタイ
ミング(Sig.8)を作成するカウンタクロックであ
る。304は、301で再生された映像信号の直流成分
を映像信号の白レベルと比較しデジタルのH/Lレベル
に変換するコンパレータである。305は、304と同
じ301で再生された映像信号の直流成分をA/D変換
するA/D変換器である。
【0032】MMI部からのNTSCビデオ信号Sig
.6はまず同期分離(SYNC・SEP)および直流再
生(SYNC・CHIP・CLAMP)ブロック301
で垂直同期信号(VSYNC)と水平同期信号(HSY
NC)が分離され、且つ映像信号の直流成分が再生され
る。カウンタブロック302では、分離されたVSYN
CとHSYNCから、スイッチの状態が盛り込まれてい
るフィールドのVSYNC(Sig.7)と10H目か
らのHSYNCのタイミング(Sig.8)を制御部3
03に知らせる。シンク・チップ・クランプされた映像
信号はコンパレータ304で白レベルとの比較を行い、
デジタルのHまたはLに変換して制御部303に知らせ
る。比較した出力をSig.9に示す。コンパレータレ
ベルは図4に示すように白と黒のレベルの中間の電位に
設定してある。
【0033】制御部303はカウンタブロック302か
ら出力されるSig.7のパルスを検出すると、同じく
カウンタブロック302から出力されるSig.8を監
視し、パルスを検出した時点から1/2H(約30μ秒
)後にコンパレータ304の出力Sig.9がHかLか
を検出する。この動作を全部で12回繰り返すことによ
り操作部の12個のスイッチの状態を知ることができる
【0034】また、シンク・チップ・クランプされた映
像信号はA/D変換器305に入力し変換後コーデック
108に入力する。
【0035】なお、本実施例では、NTSCビデオ信号
上での映像、映像信号に影響のない10Hから21Hま
でに12個のスイッチ情報の多重を行ったが、より多く
のスイッチの状態を多重したい場合、スイッチ情報をN
TSCの第1フィールドと第2フィールドに分けて乗せ
たり、もしくは、表示映像の上端もしくは下端等の表示
に影響のない部分をスイッチ情報に割り当てる等の手段
が可能である。
【0036】以上の実施例では、MMI部の映像・スイ
ッチ情報多重化回路103でカメラ101からの映像信
号に、操作パネル102からのスイッチ情報を多重化後
、同一ケーブルでテレビ電話本体に伝送し、テレビ電話
本体の映像・スイッチ分離回路107で分離することで
、MMI部とテレビ電話本体間のケーブル数を削減した
【0037】次に、MMI部とテレビ電話本体の各々に
、RF変調部とRF復調部を設け、接続ケーブルを削除
する場合について図6を参照して説明する。
【0038】図6は、本発明に係る一実施例としてのテ
レビ電話の概略構成図である。尚、図1と同一部分には
、同じ符号を付して説明を省略する。
【0039】601は前述のMMI部での映像・スイッ
チ情報多重化回路103からのスイッチ情報を含む映像
信号とハンドセットからの音声信号をRF変調するRF
変調手段としてのRF変調部、603はRF変調部60
1で変調した映像信号と音声信号を復調するRF復調手
段としてのRF復調部である。604はテレビ電話本体
で通信回線から受信した映像および音声信号をRF変調
するRF変調部、602はRF変調部604で変調した
映像および音声信号をRF復調するRF復調部である。
【0040】MMI部内の映像・スイッチ情報多重化回
路103からのスイッチ情報を含む映像信号は、ハンド
セットの送話マイク105からの音声信号とともにRF
変調部601で1つのチャネルのRF信号に変調し、テ
レビ電話本体に送信する。テレビ電話本体にあるRF復
調部603は、MMI部から送信されてきたRF信号を
、送話マイク105からの音声信号と、操作パネル10
2上のスイッチ情報が多重化された映像信号に復調し、
音声信号は電話機部110に、スイッチ情報が多重化さ
れた映像信号は、映像・スイッチ情報分離回路107に
導く。そして、前述と同様に、映像信号とスイッチ情報
が分離され、通信動作が行われる。
【0041】通信回線から映像信号と音声信号を受信し
たテレビ電話装置は、装置本体において、通信制御部1
09を介して映像信号をコーデック部108へ、音声信
号を電話機部110へ導く。コーデック部108と電話
機部110で、それぞれ復号化された映像信号と音声信
号は、RF変調部604で前述のRF変調部601とは
異なるチャネルのRF信号に変調し、MMI部に送信す
る。MMI部では、テレビ電話本体から送信されてきた
RF信号を、RF復調部602で映像信号と音声信号に
復調し、映像信号はモニタ106に表示し、音声信号は
ハンドセットの受話スピーカ104から出力する。
【0042】以上の構成により、テレビ電話本体とMM
I部は、MMI部からテレビ電話本体へのスイッチ情報
を含む映像信号と音声信号のチャネルと、テレビ電話本
体からMMI部への映像信号と音声信号のチャネルの2
チャネルのRF信号で接続される。従って、従来複数本
のケーブルで接続されたテレビ電話本体とMMI部は、
2チャネルの電磁波で接続され、接続ケーブルを削除す
ることができる。
【0043】以上の実施例において、テレビ電話本体と
MMI部間の電磁的接続は、それぞれ専用にRF復調部
とRF復調部を設けて行った。しかしながら、テレビ電
話本体からMMI部への接続において、テレビ電話本体
でのRF変調部604が通常の受信機能を有するテレビ
で使用する周波数帯に変調すれば、MMI部でのRF復
調部602とモニタ106をテレビジョン等に置き換え
ることができる。
【0044】また、以上の実施例では、MMI部とテレ
ビ電話本体が分離し、ケーブル等で接続されたテレビ電
話を対象に説明したが、これに限るものではない。映像
の入力とスイッチ操作が装置本体から分離した装置、例
えば、マンション等の玄関にカメラと0〜9の数値スイ
ッチを設置し、遠隔地で訪問者の監視を行うような場合
において、監視者は、入居者の確認のため訪問者が0か
ら9のスイッチで入力するコードを監視し、そのコード
が予め登録されたコードと一致した時、ドアを解錠する
等のセキュリティーシステムにも利用できる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明かな如く、
MMI部と装置本体が分離した画像通信装置において、
MMI部から装置本体への映像信号にスイッチ情報を多
重することで、MMI部のスイッチのキー・スキャンケ
ーブルが不要になり、MMI部と装置本体を接続するケ
ーブルの本数を削減することができる。
【0046】更に、2系統のRF変調復調器を追加する
ことで、MMI部と装置本体を電磁的に接続できるため
、MMI部と装置本体の設置が自由に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るテレビ電話の概略構成
図である。
【図2】本発明の一実施例に係るテレビ電話のMMI部
の詳細図である。
【図3】本発明の一実施例に係るテレビ電話の映像・ス
イッチ情報分離回路の詳細図である。
【図4】本発明の一実施例に係るテレビ電話の各信号線
のタイミング図である。
【図5】本発明の一実施例に係るコンパレータレベルを
示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係るテレビ電話の概略構成
図である。
【符号の説明】
101    カメラ 102    操作パネル 103    映像・スイッチ情報多重化回路104 
   受話スピーカ 105    送話マイク 106    モニタ 107    映像・スイッチ情報分離回路108  
  コーデック 109    通信制御部 110    電話機部 A        映像信号ケーブル B        音声信号ケーブル C        音声信号ケーブル D        映像信号ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、装置本体と別体のマン・マシ
    ン・インターフェース部からなり、電気的な信号の伝送
    を行う伝送手段で装置本体とマン・マシン・インターフ
    ェース部を接続した画像通信装置において、マン・マシ
    ン・インターフェース部は、映像を撮像する映像撮像手
    段と、スイッチの入力操作のためのスイッチ手段と、前
    記映像撮像手段からの映像信号に前記スイッチ手段の入
    力操作状態を示すスイッチ情報を多重する信号多重化手
    段とを備え、装置本体は、前記伝送手段を介してマン・
    マシン・インターフェース部から得られる多重信号を前
    記映像信号と前記スイッチ情報に分離する信号分離手段
    とを備えることを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】装置本体と、装置本体と別体のマン・マシ
    ン・インターフェース部からなり、電磁的な信号の伝送
    を行う伝送手段で装置本体とマン・マシン・インターフ
    ェース部を接続した画像通信装置において、マン・マシ
    ン・インターフェース部は、映像を撮像する映像撮像手
    段と、スイッチの入力操作のためのスイッチ手段と、前
    記映像撮像手段からの映像信号に前記スイッチ手段の入
    力操作情報を示すスイッチ情報を多重する信号多重化手
    段と、該信号多重化手段が多重した多重信号をRF変調
    し電磁的な信号に変換するRF変調手段とを備え、装置
    本体は、前記伝送手段を介してマン・マシン・インター
    フェース部から得られるRF多重信号を復調するRF復
    調手段と、該RF復調手段が復調した多重信号を前記映
    像信号と前記スイッチ情報に分離する信号分離手段とを
    備えることを特徴とする画像通信装置。
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